JP3720676B2 - ドットインパクト式の印字装置 - Google Patents
ドットインパクト式の印字装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3720676B2 JP3720676B2 JP2000134489A JP2000134489A JP3720676B2 JP 3720676 B2 JP3720676 B2 JP 3720676B2 JP 2000134489 A JP2000134489 A JP 2000134489A JP 2000134489 A JP2000134489 A JP 2000134489A JP 3720676 B2 JP3720676 B2 JP 3720676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- ink ribbon
- speed
- printing unit
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/38—Slow, e.g. "creep", feed mechanisms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/245—Print head assemblies line printer type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/325—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/485—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
- B41J2/505—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements
- B41J2/515—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes from an assembly of identical printing elements line printer type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J25/00—Actions or mechanisms not otherwise provided for
- B41J25/304—Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J32/00—Ink-ribbon cartridges
- B41J32/02—Ink-ribbon cartridges for endless ribbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/36—Ribbon-feed devices or mechanisms with means for adjusting feeding rate
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Impact Printers (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、インクリボンの走行方向に沿って印字ユニットを往復移動させながら印字を行うドットインパクト式の印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクリボンを用いたドットインパクト式の印字装置には、1文字ずつ印字するシリアル印字方式のほか、多数の印字ヘッドを印刷用紙の搬送方向と直交する方向に沿って搭載した長手形状の印字ユニットにより、1バンド分をまとめて高速に打ち出す、いわゆるライン印字方式のものがある。ライン印字方式の印字装置では、印刷用紙の搬送方向と直交する方向にインクリボンを走行させるとともに、その走行方向に沿って印字ユニットを周期的に往復移動させながら印字を行うように構成される。
【0003】
上記構成を有するライン印字方式の印字装置では、印字品質を落とさずに印字速度を高速化する必要があり、一定方向に走行するインクリボンと往復移動する印字ユニットとの相対的位置関係から、インクリボンの走行速度を如何に制御するかが重要とされる。つまり、インクリボンに対する印字ユニットの相対速度の大きさが、印字ユニットの実速度VHに対して小さくなればなる程、図5および図6に示すように、印字ヘッドがインクリボンの同一箇所を連続して打撃する面積および回数が増えるため、インク枯れによって印字濃度が薄くなる現象が生じてしまう。そのため、従来の印字装置においては、図7〜図9のタイミングチャートに示すように、各種の方法によりインクリボンの速度制御を工夫している。なお、各図に示す印字ユニットの実速度VHは、正の値とする。
【0004】
たとえば、図7に示すように、インクリボンの走行は、印字ユニットの反転動作中にのみ行うものとし、印字動作時には、インクリボンの走行を停止させ、すなわち、印字ユニットがインクリボンの走行方向と同方向に移動するフォワード印字時と、その逆方向に移動するリバース印字時とにおいては、印字ユニットのインクリボンに対する相対速度の大きさを、印字ユニットの実速度VHと等しくする方法がある。(以下、これを第1の従来例と言う。)
【0005】
また、図8に示すように、フォワード印字時には、インクリボンの走行速度を印字ユニットの実速度VHを超える速さとする一方、リバース印字時には、インクリボンの走行速度を低速に切り替えることにより、印字ユニットのインクリボンに対する相対速度の大きさをVHより大きくする方法がある。(以下、これを第2の従来例と言う。)
【0006】
さらに、図9に示すように、リバース印字時におけるインクリボンの走行速度をフォワード印字時よりも低速とし、リバース印字からフォワード印字へのインクリボンの走行速度の切り替えタイミングを所定時間遅延させる方法がある。(以下、これを第3の従来例と言う。)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第1の従来例では、印字速度の高速化に伴い、印字ユニットの反転動作時間が極めて短くされることから、その間にインクリボンを十分に送ることができない。つまり、1回のインクリボンの走行動作によっても、そのインクリボンに対して印字ヘッドにより打ち付けた痕(打痕)が十分移動されず、たとえば最初の打痕箇所は、インクリボンの走行方向に対して下流側の印字ヘッドにより再び何回も打撃されるため、インクリボンが右から左に走行する場合、左寄りの印字濃度が薄くなる。なお、インクリボンが左から右に走行する場合には、上記とは逆に右寄りの印字濃度が薄くなる。
【0008】
上記第2の従来例では、そもそも印字ユニットが往復移動する際の実速度VHが非常に速いため、フォワード印字時のインクリボンの走行速度を相当速くしなければならない。そうすると、インクリボンの送り機構、たとえばインクリボンに接触するガイドやローラ、その他の部品などが著しく摩耗することとなり、それだけでなくインクリボン自体の寿命が短くなるという新たな問題を生じた。
【0009】
上記第3の従来例では、印字ユニットのインクリボンに対する相対速度の大きさがその実速度VHより小さく、印字ヘッドの連続打撃によってインクリボンの同一打痕箇所における打撃面積が、リバース印字よりもフォワード印字に際して大きくなることから、印字ユニットが往復移動する際の移動方向に対応して印字濃度差が発生しやすいという問題があった。
【0010】
【発明の開示】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、互いに相反する印字品質と印字速度との向上を図り、各種部品の耐久性を損なうことなく、印字濃度ムラを防止することができるドットインパクト式の印字装置を提供することを、その課題とする。
【0011】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0012】
すなわち、本願発明によれば、印刷用紙の搬送方向と直交する方向にインクリボンを走行させるとともに、上記インクリボンを上記印刷用紙に打ち付けるための印字ヘッドを搭載した印字ユニットを、上記インクリボンの走行方向に沿って当該インクリボンの走行速度よりも速い所定の一定速度で往復移動させながら印字を行うドットインパクト式の印字装置であって、上記印字ユニットを上記インクリボンの走行方向と同方向に移動させながら印字を行うフォワード印字と、上記印字ユニットを上記インクリボンの走行方向と逆方向に移動させながら印字を行うリバース印字とにおいて、リバース印字時の上記インクリボンの走行速度を、フォワード印字時の走行速度より大きくすることを特徴とする、ドットインパクト式の印字装置が提供される。
【0013】
このようなドットインパクト式の印字装置によれば、フォワード印字時にインクリボンに対して印字ヘッドにより打ち付けられた痕(打痕)は、リバース印字時においてインクリボンの走行方向下流側へと相対的に十分移動する。つまり、印字ヘッドがインクリボンの同一箇所を連続して打撃する面積および回数が減少するので、インク枯れにより印字濃度が薄くなるといった現象を招くことなく、印字濃度ムラを効果的に防止することができる。そして、インクリボンの走行速度は、印字ユニットが往復移動する際の実速度に関係なく、単にフォワード印字時よりもリバース印字時に大きくなるように切り替えれば良い。そのため、印字ユニットの実速度の大きさ以上にまでインクリボンの走行速度を高速化する必要もなく、インクリボンに接触する部品やインクリボン自体の摩耗、損傷を防ぎ、各種部品の耐久性を損なうことなく印字速度の高速化を図ることができる。
【0014】
なお、印刷用紙の搬送方向とインクリボンの走行方向とは、完全に直交した状態に限られず、ある程度の許容範囲内で互いにほぼ直交する状態であっても良い。また、印字ユニットの往復移動する方向とインクリボンの走行方向に関しても、完全に平行な状態に限られず、ある程度の許容範囲内で互いにほぼ平行する状態であっても良い。
【0015】
好ましい実施の形態によれば、上記フォワード印字およびリバース印字の各印字時において、上記印字ユニットの上記インクリボンに対する相対速度を、その印字ユニットの実速度以上の速さとする。
【0016】
さらに好ましくは、上記印字ユニットが周期的に往復移動する状態において、上記インクリボンをフォワード印字時に停止状態とする一方、リバース印字時に走行状態とする。
【0017】
つまり、印字ユニットが一定の速さで周期的に往復移動する場合において、印字ユニットのインクリボンに対する相対速度を実速度以上の速さとする場合、インクリボンに関しては、以下の条件に従って速度を切り替えれば良い。すなわち、インクリボンの走行速度をリバース印字時に0以上とし、かつ、フォワード印字時に0とするか、または印字ユニットの実速度の2倍以上とすれば良い。ところで、インクリボンの走行速度を印字ユニットの実速度以上とする場合には、先の第2の従来例で述べたように問題が生じる。そこで、インクリボンの走行速度をフォワード印字時に0とする一方、リバース印字時には、印字ユニットの実速度より低速で、かつ0より大きくすることにより、インクリボンに接触する部品やインクリボン自体の摩耗、損傷を効果的に防ぐことができる。
【0018】
他の好ましい実施の形態によれば、上記印字ユニットは、上記印刷用紙の搬送方向と直交する方向に沿って上記印字ヘッドの複数を搭載した長手形状を有するとともに、その長手方向が上記インクリボンの走行方向に対して所定の傾斜角θでわずかに傾くように設けられ、上記印字ユニットの短手方向に沿う打撃幅をLH、フォワード印字ごとに上記インクリボンを打ち付ける上記印字ユニットの打撃領域の間隔をLFとする場合、
LH/sinθ ≦ LF
という関係式が成立する。
【0019】
これによれば、たとえば、インクリボンの走行速度をフォワード印字時に0とする場合、フォワード印字ごとになされる印字ユニットの打撃領域の間隔LFは、その打撃領域の長手方向全長より幾分短く、インクリボンの走行方向に真っ直ぐ沿った長さLH/sinθ以上とされる。つまり、フォワード印字とそれに続くリバース印字とでは、インクリボンの同一箇所に打撃領域が付けられることはあっても、フォワード印字ごとの打撃領域は、インクリボンの同一箇所に付けられることはない。これにより、インクリボンの同一箇所における打撃面積および回数を相当分減らすことができ、インク枯れにより印字濃度が薄くなるといった現象を効果的に防止することができる。
【0020】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う発明の実施の形態の説明によって、より明らかになるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】
図1は、本願発明に係るドットインパクト式の印字装置の一実施形態として、その要部を示した概要図である。なお、本願発明は、インクリボンの速度制御に特徴を有するものであって、基本的構成は従来と同様であることから、一部の構成部材を適宜省略する。
【0023】
図1に示すように、印字装置の印字部には、無端環状とされたインクリボン1、印字ユニット2、プラテンローラ3、印刷用紙4、インクリボン送り用の駆動モータ5、インクリボン繰り込み用の一対のローラ6,6、インクリボン1を所定の経路に沿って案内するためのリボンガイド7…、インクリボン1の送り出しを安定させるリボンブレーキ8、リボンケース9、印刷用紙4を搬送するための搬送機構10,10、および印字ユニット2の移動位置を検出するためのエッジセンサ11などが備えられる。なお、印字装置には、マイクロコンピュータ(図示省略)が内蔵されており、このマイクロコンピュータにより各種の動作が制御される。
【0024】
インクリボン1は、リボンガイド7…で案内されるリボンケース9の外部を経路とし、ある程度張力がかけられた状態で一定方向に向けて走行可能とされる。駆動モータ5を回転させると、図示しない伝動機構などを介して繰り込みローラ6の一つが回転し、これらのローラ6,6の間に挟まれたインクリボン1が矢印Sで示す方向に引っ張られる。それと同時にリボンケース9を挟んだ反対側のリボンブレーキ8からは、一定の張力をかけた状態でインクリボン1が引っ張り出される。つまり、インクリボン1は、リボンブレーキ8の側を上流側とする一方、繰り込みローラ6,6の側を下流側として走行し、その走行による移動長さ分が繰り込みローラ6,6によりリボンケース9の内部に収納される。リボンケース9の内部には、インクリボン1が蛇腹状に幾重にも折り畳まれた状態とされている。また、インクリボン1は、後述する印字ユニット2とプラテンローラ3に接した印刷用紙4との間を走行可能に配置され、その走行方向Sは、印刷用紙4の搬送方向Fに対して直交する方向(図においては右から左の方向)とされる。なお、インクリボン1の走行動作は、マイクロコンピュータが駆動モータ5を制御することにより行われるが、印字動作中のインクリボン1は、一時的に停止されることはあっても、走行方向Sとは逆方向に移動することはない。以下、インクリボン1の走行方向Sを正の向きとして取り扱う。
【0025】
このようなインクリボン1は、高密度で織られた布にインクを染み込ませて製作されたものであって、印字ユニット2のニードルピン2bにより打撃される。これにより、インクリボン1が印刷用紙4に対して強く押し当てられ、印刷用紙4上にインクが転写して印字がなされる。ここで、インクリボン1の同一箇所が2,3回連続して打撃される程度では、その部分のインクが完全に枯渇することはなく印字濃度にもほとんど影響はないが、同一箇所が連続して打撃される回数が増すと、完全にインクの枯渇したインク枯れの領域が生じ、インク転写側の印刷用紙4では印字濃度が薄くなってしまう。したがって、本実施形態では、印字ユニット2によりインクリボン1の同一箇所が連続して打撃される面積および回数をできる限り低減すべく、後述するようにインクリボン1の走行速度の制御に工夫を凝らしている。
【0026】
図2は、インクリボン1と印字ユニット2との相対的位置関係を説明するために示した概要図であって、この図も参照して説明すると、印字ユニット2は、ハンマバンクとも言われ、インクリボン1と対面する側に多数の印字ヘッド2a…を搭載した長手形状を有するものである。印字ヘッド2a…は、印字ユニット2の長手方向に沿って一定間隔に配置されている。1つの印字ヘッド2aには、たとえば24本のニードルピン2b…が2列に分かれ、しかもその2列が幾分ずれた千鳥配列として設けられている。これらの各ニードルピン2bがインクリボン1を直接打撃することで印字が行われる。また、印字ユニット2は、その長手方向の寸法が印刷用紙4の幅に匹敵する長さとされ、その長手方向がインクリボン1の走行方向Sに対して所定の傾斜角θでわずかに傾くように設けられている。
【0027】
このような印字ユニット2は、図示しないシャトル機構に連動して長手方向に沿って、すなわちインクリボン1の走行方向Sにほぼ平行して周期的に往復移動する。その往復移動中には、印字ヘッド2aのニードルピン2bが打ち出され、これにより印刷用紙4に対して印字が行われる。ここで、印字ユニット2がインクリボン1の走行方向Sと同方向Fwに一定速度で移動しながら印字する状態を「フォワード印字」と言い、それに対して印字ユニット2がインクリボン1の走行方向Sと逆方向Rvに一定速度で移動しながら印字する状態を「リバース印字」と言う。つまり、本実施形態では、フォワード印字、リバース印字の各印字ごとに1バンド分の印字をまとめて行う、いわゆるライン印字方式を採用したものである。
【0028】
印字ユニット2の往復動作は、エッジセンサ11からの左右エッジ信号に基づいてマイクロコンピュータがシャトル機構を制御することにより行われる。たとえばフォワード印字からリバース印字(図においては左向きから右向き)に移る場合、フォワード方向Fwに一定速度で移動中の印字ユニット2は、それ自体からエッジセンサ11を見た状態である程度右寄りの検出位置(図を見た状態では左寄りの位置)に達する。すると、エッジセンサ11から右エッジ信号が出力され、この右エッジ信号を受けたマイクロコンピュータにより印字ユニット2の移動速度が正から負に反転される。そうして、印字ユニット2がリバース方向Rvに移動し始めると、エッジセンサ11から再び右エッジ信号が出力され、この信号を受けたマイクロコンピュータにより印字ユニット2がリバース方向Rvに向けて一定速度で移動するように制御される。リバース印字からフォワード印字に移る場合は、上記と同様にして左エッジ信号を基準としてマイクロコンピュータにより制御される。つまり、フォワード印字、リバース印字のいずれの印字状態においても、印字ユニット2は、正負の符号のみ異なる一定の移動速度で高速に往復するものとされる。
【0029】
印刷用紙4は、両端に一定間隔で送り穴4aの開けられた連続帳票紙が用いられる。送り穴4aには、搬送機構10のスプロケット(図示省略)がかみ合わされ、このスプロケットが一定のステップ角をもって敏速に回転することにより、印刷用紙4が搬送方向Fに沿って一定の改行分ずつ高速に搬送される。なお、印刷用紙4は、マイクロコンピュータが搬送機構10を制御することにより、1バンド分の印字を終えるごとに改行される。
【0030】
次に、印字動作について図面を参照して説明する。
【0031】
まず、注目すべき点としては、フォワード印字時におけるインクリボン1の走行速度をVF、リバース印字時におけるインクリボン1の走行速度をVR、フォワード印字時における印字ユニット2の移動速度を正の値からなる実速度VHとすると、以下の関係式が成立するようにマイクロコンピュータによってインクリボン1の走行速度が制御されることである。
【0032】
【数1】
【0033】
また、フォワード印字およびリバース印字の各印字時において、印字ユニット2のインクリボン1に対する相対速度VSF,VSRに関しては、以下の関係式が成立する。
【0034】
【数2】
【0035】
図3は、上記の各関係式に基づいて印字動作を行う際のタイミングチャートを示した図であって、この図に示すように、印字ユニット2が周期的に一定速度で往復する状態において、インクリボン1は、その走行速度がフォワード印字ではVF、リバース印字ではVRとなるように切り替えられる。そして、フォワード印字からリバース印字、あるいはその逆に、リバース印字からフォワード印字へと印字ユニット2が反転する際、印刷用紙4が改行される。
【0036】
フォワード印字時およびリバース印字時、印字ユニット2のインクリボン1に対する相対速度VSF,VSRは、その絶対値が印字ユニット2自体の実速度VH以上とされることから、VRが0より大きい速さとされる一方、VFが0または2VH以上の速さとされる。ここで、インクリボン1の走行速度VFを印字ユニット2の実速度VHに対して2倍以上とすると、先の第2の従来例で述べたように、インクリボン1に接する繰り込みローラ6やリボンガイド7、リボンブレーキ8、さらにはインクリボン1自体に摩耗や損傷が発生しやすいため、VFが0となるように速度制御する。つまり、フォワード印字時には、インクリボン1を停止した状態とする。また、リバース印字時の走行速度VRも、上記と同様の理由から印字ユニット2の実速度VHより低く設定される。
【0037】
さらに、図4は、フォワード印字ごとに印字ユニット2からインクリボン1に対してなされる打撃状態を説明するために示した説明図であって、フォワード印字ごとのインクリボン1に対する打撃は、この図の下にハッチングで示すように、符号20で示す打撃領域として表現できる。そして、インクリボン1の走行方向Sに対する印字ユニット2の傾斜角をθ、印字ヘッド2aの行方向(印字ユニット2の短手方向)に沿う打撃幅をLH、フォワード印字ごとに生じる印字ヘッド2a全体による打撃領域20の間隔をLFとした場合、以下の関係式が成立するようにインクリボン1を走行させれば良い。
【0038】
【数3】
【0039】
要するに、フォワード印字ごとにインクリボン1を停止させつつ(VF=0)、リバース印字時にインクリボン1を一定速度VRで走行させる場合、打撃領域20の間隔LFがLH/sinθ以上となるようにインクリボン1の走行速度VRが制御されるのである。ここで、「LH/sinθ」とは、インクリボン1の走行方向Sに真っ直ぐ沿った長さであって、連続したフォワード印字ごとに同一箇所に打撃領域20を形成しないための最低条件であり、この長さ以上を空けて打撃領域20の間隔LFが形成される場合では、フォワード印字とそれに続くリバース印字によって連続2回分の打撃領域20が重なることはあっても、ある時点のフォワード印字から次のフォワード印字によるまでの連続した3回分以上の打撃領域20が重なることがない。したがって、インクリボン1の同一箇所がフォワード印字とリバース印字で2度打ちされることはあっても、3回以上連続して打撃されることはない。
【0040】
上記の点について、リバース印字時におけるインクリボン1の走行速度VRの観点から捉え、印字ユニット2の反転動作時間をtH、リバース印字時間をtRとすると、以下の関係式をもって表すこともできる。
【0041】
【数4】
【0042】
ここで、フォワード印字時間とリバース印字時間tRとは、印字ユニット2が一定周期で往復移動することからほぼ同じ時間長であり、これと上記の各関係式から最初の関係式VF < VRを導くことができる。つまり、1回分の打撃領域20をインクリボン1の走行方向Sに沿う下流側の印字ヘッド2aにより続けて打撃することを効果的に防止するには、リバース印字時および印字ユニット2の反転動作時にインクリボン1の走行速度を速め、フォワード印字時には、上記1回分の打撃領域20をできる限り下流側に移動した状態とすれば良いのである。
【0043】
したがって、上記構成、動作を有する印字装置によれば、印字ヘッド2aがインクリボン1の同一箇所を連続して打撃する面積および回数が減少し、インクリボン1にインク枯れが生じないように構成されているので、印字濃度をある程度以上でムラの無い状態としつつ、印字ユニット2の移動方向に関係なく安定して印字像を形成することができる。このような効果は、図5および図6を参照してみると、印字ユニット2のインクリボン1に対する相対速度VSF,VSRが印字ユニット2の実速度VH以上とされ、印字ヘッド2aがインクリボン1の同一箇所を連続して打撃する面積および回数が減少することからも、容易に理解することができる。
【0044】
なお、本願発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0045】
たとえば、印字ユニット2における印字ヘッド2aは、上記説明したものに限らず、ピン数を12本としたもののほか、それより多少の異なるピン数であっても良く、そのピンの配列やヘッド自体の搭載形態などを限定するものではない。
【0046】
また、図4の上に示す曲線は、インクリボン1の走行方向Sに対する印字ユニット2の傾斜角θに対し、フォワード印字ごとに打撃領域20の重ならない最低限の間隔LFを実寸で示したものであるが、この曲線については、ピン数や印字密度などの条件に応じて異なるものとされ、もちろん図中に示す条件以外においても本願発明を適用することができる。
【0047】
その他、上記した本願発明の特徴以外に係る設計事項などについては、適宜変更できる。たとえば、インクリボン1の走行方向Sと印字ユニット2の移動方向との相対的関係が満たされるのであれば、印字ユニット2がインクリボン1の走行方向Sに対して傾斜角を0としたほぼ平行に保たれた状態であっても良い。また、好ましくはライン印字方式に適用されるが、シリアル印字方式で1文字ずつ印字するドットインパクト式の印字装置に本願発明を適用しても良い。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、印字ヘッドがインクリボンの同一箇所を連続して打撃する面積および回数が減少するので、インク枯れにより印字濃度が薄くなるといった現象を招くことなく、印字濃度ムラを効果的に防止することができる。また、インクリボンに接触する部品やインクリボン自体の摩耗、損傷を防ぎ、各種部品の耐久性を損なうことなく印字速度の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るドットインパクト式の印字装置の一実施形態として、その要部を示した概要図である。
【図2】インクリボンと印字ユニットとの相対的位置関係を説明するために示した概要図である。
【図3】印字動作を行う際のタイミングチャートを示した図である。
【図4】フォワード印字ごとに印字ユニットからインクリボンに対してなされる打撃状態を説明するために示した説明図である。
【図5】印字ユニットの相対速度に対する打撃結果を説明するために示した説明図である。
【図6】印字ユニットの相対速度に対する打撃結果を説明するために示した説明図である。
【図7】第1の従来例により印字動作を行う際のタイミングチャートを示した図である。
【図8】第2の従来例により印字動作を行う際のタイミングチャートを示した図である。
【図9】第3の従来例により印字動作を行う際のタイミングチャートを示した図である。
【符号の説明】
1 インクリボン
2 印字ユニット
2a 印字ヘッド
3 プラテンローラ
4 印刷用紙
5 駆動モータ(インクリボン送り用)
6 繰り込みローラ
7 リボンガイド
8 リボンブレーキ
9 リボンケース
10 搬送機構
11 エッジセンサ
Claims (4)
- 印刷用紙の搬送方向と直交する方向にインクリボンを走行させるとともに、上記インクリボンを上記印刷用紙に打ち付けるための印字ヘッドを搭載した印字ユニットを、上記インクリボンの走行方向に沿って当該インクリボンの走行速度よりも速い所定の一定速度で往復移動させながら印字を行うドットインパクト式の印字装置であって、
上記印字ユニットを上記インクリボンの走行方向と同方向に移動させながら印字を行うフォワード印字と、上記印字ユニットを上記インクリボンの走行方向と逆方向に移動させながら印字を行うリバース印字とにおいて、
リバース印字時の上記インクリボンの走行速度を、フォワード印字時の走行速度より大きくすることを特徴とする、ドットインパクト式の印字装置。 - 上記フォワード印字およびリバース印字の各印字時において、上記印字ユニットの上記インクリボンに対する相対速度を、その印字ユニットの実速度以上の速さとする、請求項1に記載のドットインパクト式の印字装置。
- 上記印字ユニットが周期的に往復移動する状態において、上記インクリボンをフォワード印字時に停止状態とする一方、リバース印字時に走行状態とする、請求項1または請求項2に記載のドットインパクト式の印字装置。
- 上記印字ユニットは、上記印刷用紙の搬送方向と直交する方向に沿って上記印字ヘッドの複数を搭載した長手形状を有するとともに、その長手方向が上記インクリボンの走行方向に対して所定の傾斜角θでわずかに傾くように設けられ、
上記印字ユニットの短手方向に沿う打撃幅をLH、フォワード印字ごとに上記インクリボンを打ち付ける上記印字ユニットの打撃領域の間隔をLFとする場合、
LH/sinθ ≦ LF
という関係式が成立する、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のドットインパクト式の印字装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134489A JP3720676B2 (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | ドットインパクト式の印字装置 |
TW089125362A TW527288B (en) | 2000-05-08 | 2000-11-29 | Dot impact printer |
KR1020000071531A KR100765041B1 (ko) | 2000-05-08 | 2000-11-29 | 도트 임팩트식의 인자 장치 |
CNB001342657A CN1177699C (zh) | 2000-05-08 | 2000-11-29 | 针打式的打印装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000134489A JP3720676B2 (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | ドットインパクト式の印字装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001315418A JP2001315418A (ja) | 2001-11-13 |
JP2001315418A5 JP2001315418A5 (ja) | 2004-12-24 |
JP3720676B2 true JP3720676B2 (ja) | 2005-11-30 |
Family
ID=18642760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000134489A Expired - Fee Related JP3720676B2 (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | ドットインパクト式の印字装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3720676B2 (ja) |
KR (1) | KR100765041B1 (ja) |
CN (1) | CN1177699C (ja) |
TW (1) | TW527288B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4696897B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-06-08 | リコープリンティングシステムズ株式会社 | ドットプリンタのインクリボン制御方法 |
CN109050020A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-12-21 | 湖州天骊正隆电子科技有限公司 | 一种避免色带发生缠绕的装置 |
-
2000
- 2000-05-08 JP JP2000134489A patent/JP3720676B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-11-29 TW TW089125362A patent/TW527288B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-11-29 CN CNB001342657A patent/CN1177699C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2000-11-29 KR KR1020000071531A patent/KR100765041B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001315418A (ja) | 2001-11-13 |
TW527288B (en) | 2003-04-11 |
CN1322627A (zh) | 2001-11-21 |
CN1177699C (zh) | 2004-12-01 |
KR20010102819A (ko) | 2001-11-16 |
KR100765041B1 (ko) | 2007-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1069060B1 (en) | Recording medium transportation apparatus | |
JP4970757B2 (ja) | インクジェットプリンタを用いて被印刷物に印刷する方法及び当該方法を実施するのに適したインクジェットプリンタ | |
JP3720676B2 (ja) | ドットインパクト式の印字装置 | |
US6618159B1 (en) | Method of switching print modes of printing device | |
JP2012076429A (ja) | インクジェット記録装置 | |
US8992004B2 (en) | Flow optimization for compact turnbar reversers | |
JP2002361940A (ja) | インクジェット画像形成装置 | |
JP2817304B2 (ja) | ドット印字装置 | |
JP2004155038A (ja) | ドットラインプリンタ | |
JPS5917645Y2 (ja) | プリンタ | |
JP3808687B2 (ja) | 印字装置 | |
JPH03264386A (ja) | ドットラインプリンタのインクリボン速度制御方法 | |
JP2019181873A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2005035209A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0439076A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP4577102B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP2002192759A (ja) | 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置 | |
JP4696897B2 (ja) | ドットプリンタのインクリボン制御方法 | |
JP3791423B2 (ja) | 記録装置の連続紙搬送方法及び記録装置 | |
JP2859778B2 (ja) | 熱転写プリンタの記録方法 | |
JP2004136667A (ja) | インクジェット記録装置用ベルト搬送機構、及び、これを備えたインクジェット記録装置 | |
JPH0420066Y2 (ja) | ||
JP5076537B2 (ja) | ドットラインプリンタ | |
JP2021187113A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH07125364A (ja) | ドットインパクトプリンタ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050906 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |