JP2004155038A - ドットラインプリンタ - Google Patents

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Takeshi Shimizu
武司 清水
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Abstract

【課題】本発明は、ドットプリンタのインクリボンの走行位置に関するものであり、印字パターンの印字密度に関わらずインクリボンの走行位置の不安定性を抑制し、常にハンマ機構部前面でのインクリボンの走行位置をほぼ一定に保持することで、桁方向に均一な印字を得ることを課題としている。
【解決手段】ハンマ機構部の前面にインクリボンの走行不安定性を抑制するガイドを設けることにより、高密度印字パターンの印字時にも適正なインクリボンの走行位置を確保することで鮮明な印字を得ることが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドット印字を行うドットラインプリンタにおいてインクリボンの走行位置を印字パターンの印字密度に関わりなく、適正な位置に維持する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドット印字を行う代表的な印字装置にドットラインプリンタが挙げられる。
【0003】
ドットプリンタはドット印字を行う印字ハンマを搭載したハンマ機構部を、シャトル機構部により桁方向に往復運動させ、印字を行うプリンタである。印字ハンマは、板バネの先端に印字ピンを取り付けた構成となっており、板バネに予め持たせたたわみエネルギーを開放することで印字ハンマを動作させ、桁方向に走行しているインクリボンを介して印字用紙にドット印字を行う。
【0004】
以下、従来技術について詳述する。
【0005】
ドットプリンタの構造について図3、及び図4を用いて説明する。
【0006】
ドット印字を行う印字ハンマ2を実装したハンマ機構部1は、シャトル機構部3に搭載され、桁方向に往復運動を行う。印字ハンマ2の印字力を支持するプラテン4は、桁方向に走行しているインクリボン5、及び印字用紙6を介してハンマ機構部1に対向して配置してある。
【0007】
また、図3に示したように、リボン機構部11はハンマ機構部1前面においてインクリボン5に張力を与えておくリボンブレーキ12、ハンマ機構部1の両側にてインクリボン5を支持し、スキュー角を維持しておくリボンガイド13、及びインクリボン5を巻き取るリボンローラ14による構成となっている。
【0008】
図4に示したように、インクリボン5は桁方向の印字にわたって印字濃度の差が発生しないようハンマピン列15に対してスキュー角を持って走行するように構成されている。
【0009】
ここで、印字パターンの種類によって、特に高印字密度の印字を行った場合、各印字ハンマの打撃力に影響され、インクリボンの走行位置ずれを起こすことがある。他にも、既に印字を行った部分の用紙が印字ハンマの打撃力によりエンボス状の凹凸になる影響を受けてインクリボンの走行に対して抵抗となることにより、インクリボンの走行位置に影響を与えることが考えられる。
【0010】
そこで、インクリボンの走行安定性を維持するため、リボンブレーキのブレーキ力、リボンローラの回転速度、すなわちリボン速度を適正化することにより、リボン走行の安定化を図るよう構成されている。
【0011】
しかしながら、例えばリボンブレーキのブレーキ力が適正値より低くなると、ハンマ機構部前面でのインクリボンへの張力が不足し、印字に伴い印字ハンマの打撃力の影響を受けインクリボンの走行位置ずれを起こすようになる。その結果、インクリボンのスキュー角が適正に維持されることができなくなり、インクリボンが均一にハンマピンに打撃されないため、印字濃度が不均一な印字となってしまう、さらにはインクリボンの走行位置ずれが極端に大きくなった場合、ハンマピン列の一部からインクリボンの走行進路が逸脱して桁方向の片端の一部の印字が行われなくなる印字欠けや、インクリボンの走行不良によるリボンローラへのインクリボンの巻き付きなどが起こり、リボン走行障害の原因となることが考えられる。
【0012】
このような場合、従来技術においては、インクリボンの走行位置ずれをセンサによって感知し、インクリボンの走行位置ずれが生じた場合には、一時的に印字動作を中断してインクリボンの巻き取り動作を継続する、あるいは一時的に高密度印字パターンを所定の制限値に基づき数回に分割して印字動作を行うデューティ制限を行い、インクリボンへの印字ハンマの打撃力の影響を低減させることによりインクリボンの走行位置ずれを解消させている例がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開平8−90884号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前述したようにドットプリンタにおいて桁方向に均一な印字を得るためには、インクリボンの走行位置を適正に保つことが必要となる。
【0014】
しかし、近年ますます要求されるドットラインプリンタの高速化、及び高コストパフォーマンス化に伴い、より少ないハンマピン実装により、より高速な印字を実現するため、単位時間当たりの各印字ハンマによる打撃回数も増加し、それに伴いインクリボンの走行安定性の確保にも問題が生ずるようになってきた。その結果、インクリボンの走行位置ずれが起こることにより高密度印字パターンの印字時に桁方向にわたって均一な印字を得ることができなくなる可能性がある。
【0015】
よって、本発明の課題は、インクリボンの走行位置の不安定性を抑制し、常にハンマ機構部前面でのインクリボンの走行位置をほぼ一定に保持する印字装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、ハンマ機構部の前面にインクリボンの走行不安定性を抑制するガイドを設けることにより、高密度印字パターンの印字時にも適正なインクリボンの走行位置を確保することで鮮明な印字を得ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を説明する。
【0018】
図1、及び図2は本発明の一例となるインクリボンの走行不安定性の抑制機構(リボンガイド)を付加したハンマ機構部1の側面図、及び前面図である。
【0019】
基本的な構成は図4に示した従来技術のハンマ機構部1と同じであるが、本発明においては高密度印字パターンの印字時のインクリボン18走行位置ずれを抑制させるためにリボンガイドピン16を取り付けた構成としている。
【0020】
前述したように、高密度印字パターンの印字時に各印字ハンマの打撃力の影響を受けインクリボンの走行位置が上昇したとき、リボンガイドピン16がインクリボン18の端に接触し、インクリボン18のガイドの働きを行うことによって、インクリボン18の走行位置ずれを抑制させることが可能となる。
【0021】
また、図1に示した機構においては、機器の設置時、及びインクリボンの交換時にインクリボンをセットする際、該機構へのインクリボンのセットをオペレータが特に意識してはいまわすことが不要な構造となっている。すなわち、図1に示したように、インクリボンのセット時におけるインクリボンの位置17は、セット後の機器のイニシャライズ動作によりインクリボンに張力が与えられたとき、自然にリボンガイドピンの下側にセットされるような構成としており、オペレータが特に意識しなくてもインクリボン17とリボンガイドピン16との位置を適正にセットすることが可能である構成としている。
【0022】
また、本例による構成においては、インクリボンの走行位置ずれを機構的に抑制させることが可能であるため、従来技術にて実施していた高密度印字パターンの印字時のデューティ制限を行わずに済む、あるいはデューティ制限の所定の制限値を緩和することが可能となる。よって、デューティ制限に伴う印刷速度の低下を防止、あるいは緩和することが可能となる。
【0023】
本例においては、高密度印字パターンの印字時にインクリボンが上昇する方向に変動する場合にて説明したが、ハンマ機構部などの構成により、上下逆方向に変動することも考えられるが、その場合には、インクリボンとリボンガイドピンの位置関係を上下逆として構成すればよい。
【0024】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ハンマ機構部の前面にインクリボンの走行不安定性を抑制するガイドを設けることにより、高密度印字パターンの印字時にも適正なインクリボンの走行位置を確保することで鮮明な印字を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例となるハンマ機構部を示す側面図である。
【図2】図1のハンマ機構部とインクリボンの関係を示す正面図である。
【図3】ドットプリンタの構成を示す平面図である。
【図4】従来のハンマ機構部とインクリボンの関係を示す正面図である。
【符号の説明】
1はハンマ機構部、2は印字ハンマ、3はシャトル機構部、4はプラテン、5はインクリボン、6は印字用紙、7はハンマピン、11はリボン機構部、12はリボンブレーキ、13はリボンガイド、14はリボンローラ、15はハンマピン列、16はリボンガイドピン、17はセット時のリボン位置、18は高密度印字時のリボン位置である。

Claims (3)

  1. 複数の印字素子を有するドット印字手段と、該ドット印字手段を桁方向に往復運動させる往復運動手段と、前記ドット印字手段に対向して配置されたインクリボンを駆動するリボン機構部と、印字用紙を送る紙送り手段とを有するドットラインプリンタにおいて、
    前記インクリボンの走行位置ずれを抑制し安定化させるリボンガイドを印字機構部に設けたことを特徴とするドットラインプリンタ。
  2. 前記リボンガイドは、インクリボンよりも上部に位置していることを特徴とする請求項1記載のドットラインプリンタ。
  3. 前記リボンガイドは、インクリボンよりも下部に位置していることを特徴とする請求項1記載のドットラインプリンタ。
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