JPH0420066Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0420066Y2 JPH0420066Y2 JP5116284U JP5116284U JPH0420066Y2 JP H0420066 Y2 JPH0420066 Y2 JP H0420066Y2 JP 5116284 U JP5116284 U JP 5116284U JP 5116284 U JP5116284 U JP 5116284U JP H0420066 Y2 JPH0420066 Y2 JP H0420066Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- ink ribbon
- ribbon
- platen
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Impact Printers (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドツト印字ピンを有する印字ハンマを
桁方向に沿つて複数個並べて設け、これら印字ハ
ンマを桁方向に往復動させて印字するドツトイン
パクトプリンタに関するものであつて、インクリ
ボンの走行安定化を図るものである。
桁方向に沿つて複数個並べて設け、これら印字ハ
ンマを桁方向に往復動させて印字するドツトイン
パクトプリンタに関するものであつて、インクリ
ボンの走行安定化を図るものである。
かかるプリンタを第１図〜第４図を参照して説
明する。ドツト印字用印字ピン１を装着した板バ
ネ状の印字ハンマ２は桁方向に複数個並べて設け
られ、ハンマユニツト３に支持されている。該ハ
ンマユニツト３はリニアスライドベアリング４に
より桁方向に往復動可能に支持され、図示しない
モータ、カム等からなるシヤトルユニツト５によ
り往復動させられる。前記印字ピンの前面には桁
方向に延びたプラテン６が設けられ、該プラテン
６と印字ピン１との間には、図示しないトラクタ
により鉛直方向に沿つてドツト行単位で送られる
用紙７及び桁方向に沿つて傾斜して走行するエン
ドレスインクリボン８が位置している。該インク
リボン８はカセツト９内に折りたたまれて収納さ
れ、ローラ１０により駆動されて４個のガイド１
１を介して走行する。該ガイド１１の内印字領域
の両側に位置するガイドは、印字領域においてイ
ンクリボン８が傾斜して走行するようにその高さ
が夫々異なるように取付けられる。インクリボン
８と用紙７との間には、印字時以外にこれらが接
触して用紙７が汚れること及びインクリボン８が
持ち上げられることを防止する例えばステンレス
薄板からなるリボンセパレータ１２が設けられて
いる。該セパレータ１２の下端はボルト１４によ
り前記ハンマユニツト３に装着されている。第３
図に示す如く、セパレータ１２には複数個（第３
図では３個）の印字ピン１が通過する長孔１３が
桁方向に沿つてかつ印字ピン１の整列軸と平行に
複数個設けられている。
明する。ドツト印字用印字ピン１を装着した板バ
ネ状の印字ハンマ２は桁方向に複数個並べて設け
られ、ハンマユニツト３に支持されている。該ハ
ンマユニツト３はリニアスライドベアリング４に
より桁方向に往復動可能に支持され、図示しない
モータ、カム等からなるシヤトルユニツト５によ
り往復動させられる。前記印字ピンの前面には桁
方向に延びたプラテン６が設けられ、該プラテン
６と印字ピン１との間には、図示しないトラクタ
により鉛直方向に沿つてドツト行単位で送られる
用紙７及び桁方向に沿つて傾斜して走行するエン
ドレスインクリボン８が位置している。該インク
リボン８はカセツト９内に折りたたまれて収納さ
れ、ローラ１０により駆動されて４個のガイド１
１を介して走行する。該ガイド１１の内印字領域
の両側に位置するガイドは、印字領域においてイ
ンクリボン８が傾斜して走行するようにその高さ
が夫々異なるように取付けられる。インクリボン
８と用紙７との間には、印字時以外にこれらが接
触して用紙７が汚れること及びインクリボン８が
持ち上げられることを防止する例えばステンレス
薄板からなるリボンセパレータ１２が設けられて
いる。該セパレータ１２の下端はボルト１４によ
り前記ハンマユニツト３に装着されている。第３
図に示す如く、セパレータ１２には複数個（第３
図では３個）の印字ピン１が通過する長孔１３が
桁方向に沿つてかつ印字ピン１の整列軸と平行に
複数個設けられている。
前記インクリボン８は、上記しかつ第３図に示
す如く、鎖線で示す印字ピン１の整列軸に対し角
θ1の傾斜で図中右方から左方に向かつて走行して
いるので、インクリボン８は長孔１３に対しても
傾斜角θ1で走行することになる。このため長孔１
３の上面及び左方の半円面（以下これらの面を端
部という）がインクリボン８の走行を阻害するよ
うになる。すなわち印字ピン１が印字した際、印
字ピン１がインクリボン８を長孔１３の端部に喰
い込むように走行させるためである。第４図はこ
の様子を示すもので、矢印で示すインクリボン８
の走行に対して長孔１３の端部が干渉する部分を
太線で示している。この結果、インクリボン８は
長孔１３の上面からの抵抗を受けて下方に引きず
られ、時には印字ピン１から外れて脱字に至るよ
うな重要障害を発生する恐れがあつた。
す如く、鎖線で示す印字ピン１の整列軸に対し角
θ1の傾斜で図中右方から左方に向かつて走行して
いるので、インクリボン８は長孔１３に対しても
傾斜角θ1で走行することになる。このため長孔１
３の上面及び左方の半円面（以下これらの面を端
部という）がインクリボン８の走行を阻害するよ
うになる。すなわち印字ピン１が印字した際、印
字ピン１がインクリボン８を長孔１３の端部に喰
い込むように走行させるためである。第４図はこ
の様子を示すもので、矢印で示すインクリボン８
の走行に対して長孔１３の端部が干渉する部分を
太線で示している。この結果、インクリボン８は
長孔１３の上面からの抵抗を受けて下方に引きず
られ、時には印字ピン１から外れて脱字に至るよ
うな重要障害を発生する恐れがあつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、インクリボンの走行安定化を図ることであ
る。
くし、インクリボンの走行安定化を図ることであ
る。
本考案は、前記セパレータの長孔がインクリボ
ンの走行方向に対して傾斜しているために上記し
た問題点が発生することに着目し、この傾斜をな
くすように長孔の方向を変えるようにしたもので
ある。以下実施例を示した第５図及び第６図を参
照して本考案を説明する。
ンの走行方向に対して傾斜しているために上記し
た問題点が発生することに着目し、この傾斜をな
くすように長孔の方向を変えるようにしたもので
ある。以下実施例を示した第５図及び第６図を参
照して本考案を説明する。
セパレータ５０の長孔５１は印字ピン１の整列
軸に対して角θ2だけ傾斜させて設けられている。
該傾斜角θ2はインクリボン８の傾斜角θ1とほぼ等
しくなるように設定されている。
軸に対して角θ2だけ傾斜させて設けられている。
該傾斜角θ2はインクリボン８の傾斜角θ1とほぼ等
しくなるように設定されている。
この結果、長孔５１のインクリボン８の走行方
向と干渉する部分は、第６図の太線で示す如く、
左方の半円面だけとなり、インクリボン８の走行
を阻害する恐れは小さくなる。
向と干渉する部分は、第６図の太線で示す如く、
左方の半円面だけとなり、インクリボン８の走行
を阻害する恐れは小さくなる。
上記実施例においては長孔５１の傾斜角とイン
クリボン８の走行傾斜角をほぼ等しくするとした
が、次の示すような効果を得るためには異なる値
にしてもよい。
クリボン８の走行傾斜角をほぼ等しくするとした
が、次の示すような効果を得るためには異なる値
にしてもよい。
前記インクリボン８は、一般に用紙７が送られ
る時に持ち上げられ易い。この持ち上がりを防止
するために長孔５１の傾斜角θ2をインクリボン８
の走行傾斜角θ1よりも小さくする。すなわち長孔
５１によるインクリボン８の下方への引きずりを
利用して用紙送りに伴なうインクリボン８の持ち
上がりを防止する。以上のことはインクリボン８
が図中左方に走行する場合であるが、逆方向に走
行する場合には長孔５１の傾斜角θ2を走行傾斜角
θ1より大きくする必要がある。また長孔５１の形
状は楕円または非対称形でもよい。
る時に持ち上げられ易い。この持ち上がりを防止
するために長孔５１の傾斜角θ2をインクリボン８
の走行傾斜角θ1よりも小さくする。すなわち長孔
５１によるインクリボン８の下方への引きずりを
利用して用紙送りに伴なうインクリボン８の持ち
上がりを防止する。以上のことはインクリボン８
が図中左方に走行する場合であるが、逆方向に走
行する場合には長孔５１の傾斜角θ2を走行傾斜角
θ1より大きくする必要がある。また長孔５１の形
状は楕円または非対称形でもよい。
以上のように本考案によれば、インクリボンの
走行安定化が可能となり、プリンタの信頼性を向
上できる。
走行安定化が可能となり、プリンタの信頼性を向
上できる。
第１図は本考案プリンタの概略構成例を示す平
面図、第２図は第１図の印字ハンマ周辺を示す側
面図、第３図は従来のリボンセパレータを示す正
面図、第４図は第３図の動作説明用であつて、セ
パレータの長孔を示す正面図、第５図は本考案を
構成するセパレータの一実施例を示す正面図、第
６図は第５図の動作説明用であつて、セパレータ
の長孔を示す正面図である。 図において、１は印字ピン、２は印字ハンマ、
３はハンマユニツト、５はシヤトルユニツト、６
はプラテン、８はインクリボン、５０はリボンセ
パレータ、５１は長孔である。
面図、第２図は第１図の印字ハンマ周辺を示す側
面図、第３図は従来のリボンセパレータを示す正
面図、第４図は第３図の動作説明用であつて、セ
パレータの長孔を示す正面図、第５図は本考案を
構成するセパレータの一実施例を示す正面図、第
６図は第５図の動作説明用であつて、セパレータ
の長孔を示す正面図である。 図において、１は印字ピン、２は印字ハンマ、
３はハンマユニツト、５はシヤトルユニツト、６
はプラテン、８はインクリボン、５０はリボンセ
パレータ、５１は長孔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドツト印字ピンを有する印字ハンマを桁方向に
沿つて複数個設けたハンマユニツトと、該ハンマ
ユニツトを桁方向に沿つて往復動させるシヤトル
ユニツトと、桁方向に沿つて延びたプラテンと、
該プラテンと前記印字ピンとの間を桁方向に沿つ
て傾斜して走行するインクリボンと、長手方向が
印字ピンの整列軸にほぼ平行で該印字ピンの複数
個が通過する長孔を有し、前記プラテンとインク
リボンとの間に介設されたリボンセパレータとを
有するドツトインパクトプリンタであつて、 前記リボンセパレータの長孔を前記インクリボ
ンの傾斜角とほぼ等しい角度で前記印字ピンの整
列軸に対して傾斜させてなるドツトインパクトプ
リンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5116284U JPS60162059U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ドツトインパクトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5116284U JPS60162059U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ドツトインパクトプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60162059U JPS60162059U (ja) | 1985-10-28 |
| JPH0420066Y2 true JPH0420066Y2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=30569955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5116284U Granted JPS60162059U (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | ドツトインパクトプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60162059U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013132788A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Ricoh Printing Systems Ltd | リボンセパレータ及びそれを用いたドットラインプリンタ |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP5116284U patent/JPS60162059U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60162059U (ja) | 1985-10-28 |
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