JP3720672B2 - 画像形成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置とこの画像形成装置に拡張機能を付加するためのオプション装置と情報処理装置とが通信可能に接続された画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置およびオプション装置および画像形成システムでは、画像形成装置やオプション装置の状態をオペレータに通知する場合、あらかじめ画像形成装置内に設定してある固定のメッセージデータや画像データをオプション装置の状態に合わせて画像形成装置の表示パネルに表示する、又はあらかじめオプション装置内に設定してある固定のメッセージデータや画像データを、画像形成装置の状態に合わせてオプション装置の表示パネルに表示する処理や方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、以下のような問題点があった。
【0004】
画像形成装置内にあらかじめ設定してあるメッセージデータは、画像形成装置に接続可能なオプション装置全てに対応していなければならないか、もしくは、接続できるオプション装置ごとに画像形成装置内に記憶しているメッセージデータを変更/設定しなければならず、画像形成装置とオプション装置の組み合わせを限定することになっていた。また、オプション装置にあらかじめ設定してあるメッセージデータに関しても同様に、接続可能な画像形成装置全てに対応していなければならないか、もしくは、接続できる画像形成装置ごとにオプション装置内に記憶しているメッセージデータを変更/設定しなければならず、画像形成装置とオプション装置の組み合わせを限定することになっていた。
【0005】
このことは、表示メッセージに関して画像形成装置とオプション装置の組み合わせに制限されて各装置の開発を行わなければならず、また表示メッセージの内容も制限することになっていたという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、画像形成装置にその機能を付加するオプション装置を接続した場合でも、接続可能なオプション装置の全ての種類に対応した表示データを予め画像形成装置に設定しておいたり、接続されているオプション装置の種類に対応して表示データの設定を変更したりすることなく、画像形成装置に接続されるオプション装置の種類にかかわらず、オプション装置の状態を通知する表示データの表示内容を容易に設定することができ、オペレータに通知するオプション装置の状態を示す表示データの内容に自由度を持たせることができ、画像形成装置に接続されるオプション装置の種類を制限することの無い画像形成システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、画像形成装置(図1に示す画像形成装置100)と、該画像形成装置に拡張機能を付加するためのオプション装置(図1に示すオプション装置108)とを通信可能に接続した画像形成システムにおいて、前記オプション装置の状態を示す複数の表示データを記憶する前記オプション装置内に設けられた第1の記憶手段(図1に示すROM109a)と、前記第1の記憶手段に記憶された前記複数の表示データを前記画像形成装置に対して送信する前記オプション装置内に設けられたデータ送信手段(図1に示すMPU109がデータ通信部112を介して送信処理する)と、前記複数の表示データのそれぞれにインデックス値を設定する前記画像形成装置内に設けられた設定手段(図1に示すMPU109,MPU101)と、前記オプション装置より受信した前記複数の表示データおよび前記複数の表示データのそれぞれに設定されたインデックス値とを記憶する前記画像形成装置内に設けられた第2の記憶手段(図1に示すRAM101b,補助記憶部106)と、前記インデックス値を選択し、表示命令と共に前記画像形成装置に送信することによって、前記画像形成装置に前記複数の表示データを表示させるための指定を行う前記オプション装置内に設けられた表示指定手段(図1に示すMPU109)と、前記オプション装置から送信される前記インデックス値を受信し、前記インデックス値に対応する表示データを前記第2の記憶手段に記憶された前記複数の表示データから検索する前記画像形成装置内に設けられたデータ検索手段(図1に示すMPU101)と、前記データ検索手段により検索された前記インデックス値に対応する表示データを表示する画像形成装置内に設けられた表示手段(図1に示す表示部102)と、を有し、前記画像形成装置及び前記オプション装置の初期化処理後のタイミングで、前記データ送信手段によって前記複数の表示データを前記画像形成装置に対して送信し、前記設定手段によって送信された前記複数の表示データのそれぞれにインデックス値を設定して、前記第2記憶手段に前記インデックス値と前記複数の表示データとを記憶し、前記画像形成装置及び前記オプション装置を用いて画像処理動作を実行中に、前記オプション装置の状態に基づいて、前記表示指定手段によって前記インデックス値を選択し、選択された前記インデックス値を前記データ送信手段によって前記画像形成装置に送信することによって、選択された前記インデックス値に対応した表示データを前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0008】
本発明に係る第2の発明は、前記画像形成装置及び前記オプション装置の初期化処理は、前記画像形成装置及び前記オプション装置の電源投入に応じて実行されることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【0018】
図において、100は画像形成装置であり、108はオプション装置で、画像形成装置100に用紙を供給する給紙装置や、画像形成装置100より排出する用紙を仕分ける排紙機能を有したものである。ただし、オプション装置100は給紙装置、排紙装置に限定するものではなく、画像形成装置100の機能に新たな機能を付加する他の装置であってもよい。
【0019】
画像形成装置100において、101はMPUで、画像形成装置100を制御するワンチップマイコンである。101aはROMで、画像形成装置100の動作および処理を記述したプログラムが書き込まれている不揮発性メモリである。
【0020】
101bはRAMで、画像形成装置100の動作および処理を行う際に使用する揮発性メモリであり、例えば画像形成処理における画像データの記憶やROM101aに書き込まれているプログラムをMPU101で実行する際に使用するメモリである。
【0021】
101cはタイマで、画像形成処理時等に使用する。本実施形態では、ROM101a、RAM101b、タイマ101cはMPU101に内蔵している場合を示しているが、MPU101の外部にあってもよい。また、ROM101aのプログラムを実行する演算処理装置のCPUがある構成であっても構わないものとする。
【0022】
102は表示部で、画像形成装置100にて各種状態をオペレータに通知するために、文字データや画像データを表示するものあり、LCD(液晶ディスプレイ)を用いた表示パネルを表している。ただし、表示部102は、LCDに限定されるものではなく、文字データもしくは画像データを表示できるものであればどのような表示装置であってもよい。また、表示部102には、画像形成装置100の各種設定及び動作を指示する操作パネルが設けられている。
【0023】
103は画像形成装置にて画像を形成する際に用いる記録媒体の用紙もしくはシート(不図示)を画像形成する際に搬送制御を行うものである。105は画像形成部で、用紙搬送部103より搬送した用紙上に画像を形成し、用紙上に定着制御を行うものである。
【0024】
105はデータ通信部で、画像形成装置100と他の装置を電気的に接続し、装置間のデータをやり取りするためのものである。データの通信方法は特に限定されるものではない。
【0025】
106は補助記憶部で、画像形成装置100で画像を形成する際に、RAM101bで保存しきれないデータを補助的に記憶しておくものであり、ハードディスクやメモリを示したものである。ただし、補助記憶部106の種類や記憶方法については特に限定するものではない。
【0026】
画像形成装置100のMPU101とその他各部(表示部102、用紙搬送部103、画像形成部105、データ通信部105、補助記憶部106)は電気的に接続しており、その接続方法および形態は特に限定するものではない。
【0027】
オプション装置108において、109はMPUで、オプション装置108を制御するワンチップマイコンである。109aはROMで、オプション装置108の動作および処理を記述したプログラムが書き込まれている不揮発性メモリである。109bはRAMで、オプション装置108の動作および処理を行う際に使用する揮発性メモリであり、例えばオプション処理におけるデータの記憶やROM109aに書き込まれているプログラムをMPU109で実行する際に使用するメモリである。
【0028】
109cはタイマで、オプション装置108の動作および処理時に使用するものである。本実施形態では、ROM109a、RAM109b、タイマ109cはMPU109に内蔵している場合を示しているが、MPU109の外部にあってもよい。また、ROM109aのプログラムを実行する演算処理装置のCPUがある構成であってもよい。
【0029】
110は表示部で、オプション装置108にて各種状態をオペレータに通知するために、文字データや画像データを表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)を用いた表示パネルを表している。ただし、表示部110は、LCDに限定するものではなく、文字データもしくは画像データを表示できるものであればよい。また、表示部100には、オプション装置108の各種設定及び動作を指示する操作パネルが設けられている構成であってもよい。
【0030】
111は用紙搬送部で、画像形成装置100に画像を形成する際に用いる媒体の用紙もしくはシート(不図示)を画像形成装置100に搬送する際に搬送制御を行うものである。
【0031】
112はデータ通信部で、オプション装置108と他の装置を通信ライン107にて接続し、装置間のデータ通信を行うものである。このデータ通信方法は特に限定するものではない。本実施形態では、画像形成装置100のデータ通信部105と接続しており、装置間のデータの送受信処理を行う。
【0032】
また、オプション装置108のMPU109とその他の各部(表示部110、用紙搬送部111、データ通信部112)は電気的に接続しており、その接続方法および形態は特に限定するものではない。
【0033】
画像形成装置100は、自装置内の用紙を画像形成部104にて画像を形成する際、用紙搬送部103での処理のみで用紙の搬送制御を行うが、オプション装置108内の用紙を画像形成部104にて画像を形成する際は、オプション装置108より用紙を用紙搬送部111にて搬送し、画像形成装置100内に搬入し、引き続き用紙搬送部103にて用紙を画像形成部104に搬送し、用紙上に画像形成する処理を行う。その際、画像形成装置100はデータ通信部105および112を介して、オプション装置108より用紙の搬送状態やオプション装置108の状態を受信し各種制御を行う。
【0034】
また、逆に画像形成装置100は、オプション装置108に画像形成装置100の状態を、データ通信部105および112を介して通知し、オプション装置108の各種制御を行うことも可能である。
【0035】
なお、第1実施形態では、画像形成装置100にはオプション装置108のみが接続してある構成を示しているが、オプション装置が複数台接続してある構成であってもよく、画像形成装置100は複数台のオプション装置と通信を行う際、オプション装置を個別に認識できるものとする。
【0036】
図2は、本発明の画像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を説明する断面図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0037】
図において、230は用紙カセットで、記録紙Sを保持し、不図示の仕切り板によって電気的に記録紙Sのサイズを検知する機構を有する。231はカセット給紙クラッチで、用紙カセット230上に載置された記録紙Sの最上位の記録紙一枚のみを分離し、不図示の駆動手段によって分離した記録紙Sを給紙ローラ204まで搬送させるカムであり、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して一枚の記録紙を給紙する。230Sは記録紙検知センサで、用紙カセット230に保持された記録紙Sの量を検知する。
【0038】
227はレジストシャッタで、用紙を押圧して給紙を停止させる。給紙ローラ204は、記録紙Sの先端部をレジストシャッタ227まで搬送する。202は手差し用トレイで、記録紙Sを載置する。203は手差し用給紙ローラで、手差し用トレイ202に載置された記録紙Sをレジストシャッタ227まで搬送する。233はオプション給紙ローラ(給紙中継搬送ローラ)で、オプション(給紙)装置108から給紙された記録紙Sを画像形成装置100内へ供給する。
【0039】
また、前記手差し給紙ローラ203,カセット給紙クラッチ231,オプション給紙ローラ233の下流には、記録紙Sを同期搬送するレジストローラ対205が設けられ、レジストローラ対205の下流には、レーザスキャナ部206から発したレーザ光によって、記録紙S上にトナー像を公知の電子写真プロセスにより形成する画像記録部207が設けられている。
【0040】
レーザスキャナ部206において、215はレーザユニットで、MPU101から送出される画像信号(VDO信号)に基づいてレーザ光を発する。レーザユニット215から発せられたレーザ光は、ポリゴンミラー216により走査され、結像レンズ群218及び折返ミラー219を介して感光ドラム220上に潜像を形成する。217はビーム検出器で、レーザユニット215から発せられたレーザ光を検知して主走査同期信号を出力する。270は光量センサで、レーザユニット215から発せられたレーザ光の光量を検知する。
【0041】
また、画像記録部207において、222は一次帯電器で、感光ドラム220上を均一に帯電させる。223は現像器で、一次帯電器222により帯電され、レーザスキャナ部によりレーザ露光されて感光ドラム220に形成された潜像をトナー現像する。224は転写帯電器で、前記現像器223により現像された感光ドラム上のトナー像をレジストローラ205により給紙される記録紙Sに転写する。225はクリーナで、感光ドラム220上の残存トナーを取り除く。221は前露光ランプで、感光ドラム220を光除電する。
【0042】
208は定着器で、画像記録部207により記録紙Sに形成されたトナー画像を記録紙Sに熱定着させる。210は搬送ローラで、記録紙Sを排紙搬送する。209は排紙センサで、記録紙Sの排紙状態を検知する。211はフラッパで、記録が完了した記録紙Sの搬送方向を積載トレイ213側又は排紙オプション118側に切り換える。214及び212は排紙ローラで、フラッパ211の切り換えにより搬送される記録紙Sを積載トレイ213に排紙する。213Sは排紙積載量検知センサで、積載トレイ213上に積載された記録紙の積載量を検知する。
【0043】
次に、画像形成装置100に着脱可能に接続された各種オプション装置について説明する。
【0044】
オプション(給紙)装置108において、241はペーパデッキで、昇降するデッキ上に記録紙Sを大容量に積載する。242はペーパデッキ給紙ローラで、ペーパデッキ241上に積載された記録紙Sを給紙する。244は搬送ローラで、ペーパデッキ給紙ローラ242から給紙される記録紙Sをオプション給紙ローラ233方向に搬送する。243は給紙中継搬送ローラで、オプション(給紙)装置108の下部に着脱可能に複数接続可能な他の給紙系オプション装置(異なるサイズ又は同一サイズの記録紙を給紙可能な)から給紙される記録紙を中継搬送する。また、241Sは記録紙格納量検知センサで、ペーパデッキ241上に載置された記録紙Sの載置量を検知する。
【0045】
オプション(排紙)装置128において、251は第1排紙ビン,252は第2排紙ビン,253は第3排紙ビンで、記録済の記録紙Sを仕分けして積載するものである。260はビン昇降モータで、前記排紙ビン251〜253を上下に移動させて記録紙Sを各ビンへ仕分けする。254はフラッパで、画像形成装置100本体のフラッパ211により振り分けられオプション(排紙)装置128に送られた記録紙Sを画像形成装置100からの指示に基づいて用紙のフェース切り換えを行うように搬送切り換えを行う。また、251S〜253Sは排紙積載量検知センサで、前記排紙ビン251〜253上に積載された記録紙の積載量をそれぞれ検知する。
【0046】
さらに、排紙積載量検知センサ251S〜253Sは、高さセンサで、前記第1排紙ビン251〜第3排紙ビン253に積載された記録用紙の高さが例えば88mm(約700枚に相当)に到達した(検知した)時点で、MPU109が満載を画像形成装置100に通知する。
【0047】
画像形成装置100によりフェースアップ指定の場合は、フラッパ254に振り分けられた記録紙Sは、ローラ255によりそのまま排紙口へ送られる。また、画像形成装置100によりフェースダウン指定の場合は、フラッパ254に振り分けられた記録紙Sは、ローラ256及びローラ257により一旦記録紙Sの後端がローラ256を越えるまで搬送され、次にローラ257が反転して記録紙Sの後端からローラ258に送り込まれ、排紙口へ送られる。
【0048】
259はステイプラで、MPU101によりステイプル指定されている場合は、不図示のステイプルトレイに記録紙Sを蓄え、記録紙Sを整列して、ステイプラ259がステイプル実行して第1排紙ビン251〜第3排紙ビン253のいずれかに排紙する。また、画像形成装置によりシフト指定されている場合は、ステイプル指定されている場合と同様に、不図示のステイプルトレイに用紙を蓄え、記録紙Sを整列し記録紙Sをトレイごとずらして、すなわち、排紙される記録紙Sの載置域(トレイ)をずらしてから第1排紙ビン251〜第3排紙ビン253のいずれかに排紙する。
【0049】
なお、前記手差し給紙ローラ203,カセット給紙クラッチ231,ペーパデッキ給紙ローラ242の下流には、記録紙Sを搬送する前記レジストローラ対205,給紙ローラ204,搬送ローラ244がそれぞれ設けられ、レジストローラ対205の下流には、前記レーザスキャナ部206から発せられたレーザ光によって、記録紙S上にトナー像を形成する前記画像記録部207が設けられている。更に、画像記録部207の下流には、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着する前記定着器208が設けられ、定着器208の下流には、排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ209,記録紙を搬送する搬送ローラ210、記録が完了した記録紙Sの搬送方向を切り換えるフラッパ211等が設けられている。
【0050】
また、129はMPUで、オプション(排紙)装置128を制御するワンチップマイコンであり、図示しないROM,RAM,タイマ等を備えている。このROMは、オプション(排紙)装置128の動作および処理を記述したプログラムが書き込まれている不揮発性メモリである。またRAMは、オプション(排紙)装置128の動作および処理を行う際に使用する揮発性メモリであり、例えばオプション処理におけるデータの記憶やROMに書き込まれているプログラムをMPU129で実行する際に使用するメモリである。
【0051】
130は表示部で、オプション(排紙)装置128にて各種状態をオペレータに通知するために、文字データや画像データを表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)を用いた表示パネルを表している。ただし、表示部130は、LCDに限定するものではなく、文字データもしくは画像データを表示できるものであればよい。
【0052】
また、オプション(排紙)装置128は、不図示のデータ通信部を備え、オプション(排紙)装置128と他の装置を通信ラインにて接続し、装置間のデータ通信を行うものである。このデータ通信方法は特に限定するものではない。本実施形態では、画像形成装置100のデータ通信部105又はオプション(給紙)装置108と接続しており、装置間のデータの送受信処理を行う。
【0053】
このようにオプション(排紙)装置128は、オプション(給紙)装置108と同様の制御構成である。
【0054】
また、オプション(画像読み取り)装置113において、117は原稿搬送部で、原稿読み取り用のガラス(以下、原稿台ガラス)291上に搬送する。295はランプユニットで、下方に記された矢印Aの様に図面左右方向に稼動しながら、ランプを点灯させて原稿台ガラス291上の原稿全面を照明する。293,294は光学ミラーで、原稿からの反射光を原稿読み取り部116に導く。原稿読み取り部116は、原稿からの反射光を光電変換し電気信号を出力する。115は表示部で、動作状況,メッセージ等を表示する。
【0055】
なお、以下、本発明を、画像形成装置とオプション(給紙)装置108とで説明するが、画像形成装置とオプション(排紙)装置128とにおいても同様である。
【0056】
以下、図3のフローチャートを参照して、オプション装置108より画像形成装置100の表示部102にてメッセージを表示する際に必要な表示データを画像形成装置100にて設定する処理について説明する。
【0057】
図3は、本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第1の制御処理手順を示すフローチャートであり、オプション装置108より画像形成装置100の表示部102にてメッセージを表示する際に必要な表示データを画像形成装置100にて設定する処理を示している。なお、この処理は、画像形成装置100のMPU101およびオプション装置108のMPU109にて実行するものである。
【0058】
まず、画像形成装置100側の処理から説明する。
【0059】
ステップS100において、画像形成装置100の電源投入もしくはその他の方法により装置を初期化する処理を行う。次に、ステップS101において、オプション装置108の装置情報を画像形成装置100にて把握するために、装置情報を送信することを要求する装置情報送信要求コマンドをデータ通信部105を介してオプション装置108に対して行う。
【0060】
次に、ステップS102において、オプション装置108から装置情報を受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判定された場合は、次のステップS103の処理に進む。ステップS103において、接続してあるオプション装置108の装置情報(ステップS102で受信した情報)をRAM101bもしくは補助記憶部106に保存する。(装置情報設定)
次に、ステップS104において、ステップS103にて保存したオプション装置108の装置情報から、表示部102にて表示するデータをオプション装置108より受信できるかどうかの判断を行い、受信できないと判定された場合は、処理を終了する。
【0061】
一方、表示部102にて表示するデータをオプション装置108より受信できると判定された場合は、ステップS105にてオプション装置108ヘ表示データの送信を要求するデータ(表示データ送信要求コマンド)を送信する。
【0062】
次に、ステップS106において、オプション装置108より表示データを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判定された場合は、ステップS107に進む。
【0063】
ステップS107において、オプション装置108より受信した表示データと、それに対応したインデックス(Index)値をRAM101bもしくは補助記憶部106に保存する。この際の保存形態はIndex値を指定すればそれに対応した表示データを検索できる保存形態である。また、表示データのみ受信する場合、表示データを受信した順にRAM101bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をインデックス(Index)として設定し、表示データに対応させて保存するようにしてもよい。
【0064】
また、あらかじめ画像形成装置100のROM101aもしくはRAM101bもしくは補助記憶部106に、表示データをIndexとともに記憶していた場合、該予め記憶していた表示データと受信したデータとを区別してRAM101bもしくは補助記憶部106に保存することで、オプション装置から受信したIndex値によって、表示データをあらかじめ設定してあるIndex値に対応する表示データか、受信したIndex値に対応する表示データか選択することができる。
【0065】
次に、ステップS108において、オプション装置108から送信される表示データ送信終了コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信したと判定された場合は、処理を終了し、表示データ送信終了コマンドを受信していないと判定された場合は、ステップS106に戻り、表示データの設定を継続する。なお、ステップS108では、表示データの設定終了を判断する場合、オプション装置108より終了を表すデータを受信したこととしているが、設定できるデータ数を超えた場合や、一定時間データの受信間隔をタイマ101cで監視することによって判断するような他の方法であってもよい。
【0066】
次に、オプション装置108側の処理を説明する。
【0067】
ステップS200において、オプション装置108の電源投入もしくはその他の方法により装置を初期化する処理を行う。
【0068】
次に、ステップS201において、画像形成装置100から装置情報送信要求コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判定された場合は、ステップS202に進む。ステップS202において、オプション装置108の情報を画像形成装置100に送信する。この情報には、オプション装置108から画像形成装置100の表示部102で表示する表示データをオプション装置108より送信可能かどうかを示すデータが含まれるものとする。
【0069】
次に、ステップS203において、画像形成装置100より表示データ送信要求コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判定された場合は、ステップS204に進み、表示データおよびそれに対応したIndex値を画像形成装置100に送信する。なお、このIndex値は、あらかじめオプション装置108のROM109aに記憶してあるものである。また、表示データを送信する際に、送信した順にRAM109bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をIndexとして設定することであってもよい。ただし、カウント値を用いた場合、送信した表示データに対応するようにRAM109bに設定しておくものとする。
【0070】
また、表示データのみ送信する場合、送信した順にRAM109bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をIndexとして表示データに対応するようにRAM109bに設定しておくものとする。
【0071】
例えば表示データが "オプション準備中" でIndex値を「0」、表示データが オプションドアオープン" でIndex値を「1」、以下、表示データが "オプションエラー発生" でIndex値を「n」とする。
【0072】
次に、ステップS205において、オプション装置108より画像形成装置100に、すべての表示データを送信したかどうかの判断を行い、まだ送信する表示データがある(表示データ送信完了していない)と判定された場合は、ステップS204に戻り、のこりの表示データを送信する。
【0073】
一方、ステップS205で、すべての表示データの送信が完了したと判定された場合は、ステップS206において、画像形成装置100に表示データ送信終了コマンドを送信し、処理を終了する。
【0074】
以上、図3のフローチャートで説明したように画像形成装置100は、オプション装置108へ、装置の初期化が終了した後にオプション装置108の情報を要求し、オプション装置108から装置情報を受信することで、表示データの設定が可能かどうかの判断を行うことができ、可能であればオプション装置108より表示データを受信してそのIndex値とともに表示データを記憶することができる。
【0075】
以下、図4のフローチャートを参照して、図3で示した表示データの設定の後、オプション装置108より画像形成装置100へ表示データを指定して、オプション装置108の状態を画像形成装置100の表示部102にて表示する処理手順について説明する。
【0076】
図4は、本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第2の制御処理手順を示すフローチャートであり、図3で示した表示データの設定の後、オプション装置108より画像形成装置100へ表示データを指定して、オプション装置108の状態を画像形成装置100の表示部102にて表示する処理手順に対応する。なお、この処理は、画像形成装置100のMPU101およびオプション装置108のMPU109にて実行するものである。
【0077】
まず、画像形成装置100側の処理から説明する。
【0078】
ステップS500において、用紙上に画像形成を行う際に必要な画像形成処理および用紙搬送処理および通信処理を行う。これらをまとめて画像形成処理とする。この画像形成処理は所定時間もしくは一部の処理を行うものとし、処理後ステップS501において、オプション装置108からの表示コマンドおよびデータを受信したかどうかの判断を行い、表示コマンドおよびデータを受信していないと判定された場合は、ステップS500に戻り、画像形成処理を行う。
【0079】
一方、ステップS501で、表示コマンドおよびデータを受信したと判定された場合は、ステップS502に進む。ただし、表示コマンドおよびデータを受信したかどうかの判断を行う処理は、画像形成動作中禁止してもよいし、画像形成に悪影響を及ばさなければ、任意のタイミングで行ってもよい。
【0080】
ステップS502ではオプション装置108より受信したデータがIndex値であるか表示データそのものであるかの判断を行い、Index値であると判断された場合は、それに対応した表示データをRAM101bもしくは補助記憶部106より取り出し、表示内容として設定し、ステップS504に進む。例えば、受信したデータがIndex値で「1」であれば、 "オプションドアオープン" が表示データであり、受信したデータがIndex値でなく表示データそのもので "オプションドアオープン" であれば、同じく "オプションドアオープン" が表示データとなる。なお、ステップS501で画像形成装置100が受信したIndex値が図3のフローチャートで示した処理手順によって設定された表示データに対応したIndexではない場合は、あらかじめ画像形成装置100のROM101aもしくはRAM101bもしくは補助記憶部106に記憶されている表示データに対応するIndex値であるか判断し、あらかじめ画像形成装置100内に記憶されたIndex値である場合は、そのIndex値に対応した表示データをROM101aもしくはRAM101bもしくは補助記憶部106より取り出し、表示内容のデータとして設定する。
【0081】
一方、ステップS502で、受信したデータがIndex値でないと判断された場合は、ステップS504に進む。
【0082】
次に、ステップS504において、受信したIndexに対応した表示データもしくは受信した表示データが表示部102にて表示可能なデータかどうかの判断を行い、表示可能なデータであると判断された場合は、ステップS505において、表示データを表示し、ステップS500に戻る。
【0083】
一方、ステップS504で、受信したIndexに対応した表示データもしくは受信した表示データが表示部102にて表示不可能なデータあると判断された場合は、そのままステップS500に戻る。
【0084】
なお、ステップS504の表示可能なデータであるかどうかの判断は、RAM101bもしくは補助記憶部106にて記憶してある表示データに対応したIndex値以外の値を受信したか、もしくは表示データとして受信したデータに表示部102にて表示できない内容のものがあったかを判断する処理である。
【0085】
また、表示不可能であった場合、本実施形態では表示しない処理としているが、受信したIndexもしくは表示データを表示できないことをメッセージもしくは画像にて表示し、オペレータに通知するようにしてもよい。
【0086】
次に、オプション装置108側の処理を説明する。
【0087】
ステップS600において、オプション装置108が画像形成装置100にて画像形成を行う用紙を搬送する、用紙搬送処理および通信処理を行う。これらをまとめてオプション処理とする。このオプション処理は所定時間もしくは一部の処理を行うものとし、処理後ステップS601において、オプション装置108の状態を画像形成装置100に通知し、画像形成装置100にてオペレータにメッセージで通知するための、表示コマンドおよびデータを送信すべき(メッセージ表示が必要)かどうかの判断を行う。この処理は、オプション装置108の状態が変化した場合、例えば用紙ジャムが発生した際に、その内容を画像形成装置100およびオペレータにメッセージで通知するかどうかを判断行うものである。
【0088】
メッセージ表示が必要であると判断された場合は、ステップS602へ進み、表示内容およびそれに対応した表示データもしくはIndexを選択する。
【0089】
次に、ステップS603において、表示データに対応したIndexがあり、Indexをデータとして送信可能かどうかの判断を行い、表示データに対応したIndexの送信が不可能であると判断された場合は、ステップS605において、画像形成装置100に表示コマンドおよび表示データそのものを送信する。
【0090】
一方、ステップS603で、表示データに対応したIndexの送信が可能であると判断された場合は、ステップS604において、表示コマンドおよび表示内容に対応したIndex値を送信して、画像形成装置100に表示データを指定する。
【0091】
例えば、送信したデータがIndex値で「1」であれば、 "オプションドアオープン "を表示データとして指定したことになり、送信したデータがIndex値でなく表示データそのもので "オプションドアオープン" であれば、同じく "オプションドアオープン" を表示データとして指定したことになる。
【0092】
次に、ステップS606において、表示内容である表示データもしくは表示Index値を全て送信したどうかの判断を行い、まだ送信していない表示データもしくはIndex値があると判断された場合は、ステップS602に戻り、全て送信したと判断された場合は、ステップS600に戻る。
【0093】
以上、図4のフローチャートで説明したように、オプション装置108は、画像形成装置100及びオペレータに通知する内容を、表示データもしくはIndex値を選択して送信し、指定することにより、図3のフローチャートの処理で設定した表示データを、画像形成装置100の表示部102にて表示することができる。
【0094】
また、本実施形態で示した構成および処理手順に従えば、オプション装置が他の種類のオプション装置であった場合でも、そのオプション装置で任意の表示データを設定し、画像形成装置にて表示することができる。つまり、画像形成装置は、接続可能なオプション装置に応じてあらかじめ表示データを全て記憶させておく必要がなくなり、表示データの設定に自由度を持たせることができる。
【0095】
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、オプション装置より画像形成装置の表示部にメッセージを表示するための表示データを設定し、オプション装置から送信されるIndex値に応じた表示データを画像形成装置の表示部にて表示する構成について説明したが、画像形成装置よりオプション装置の表示部にメッセージを表示するための表示データを設定し、画像形成装置から送信されるIndex値に応じた表示データをオプション装置の表示部にて表示するように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0096】
図5は本発明の第2実施形態を示す画像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図であり、図1,図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0097】
図において、113はオプション(画像読み取り)装置で、オペレータが画像形成装置100にて印字したい画像データ(原稿)を読み取るものである。
【0098】
114はMPUで、オプション装置113を制御するワンチップマイコンである。114aはROMで、オプション装置113の動作および処理を記述したプログラムが書き込まれている不揮発性メモリである。114bはRAMで、オプション装置113の動作および処理を行う際に使用する揮発性メモリであり、例えばオプション処理におけるデータの記憶やROM114aに書き込まれているプログラムをMPU114で実行する際に使用するメモリである。
【0099】
114cはタイマで、オプション装置113の動作および処理時に使用するものである。本実施形態では、ROM114a、RAM114b、タイマ114cはMPU114に内蔵している場合を示しているが、MPU114の外部にあってもよい。また、ROM114aのプログラムを実行する演算処理装置のCPUがある構成であってもよい。
【0100】
115は表示部で、オプション装置113にて各種状態をオペレータに通知するために、文字データや画像データを表示するものであり、LCD(液晶ディスプレイ)を用いた表示パネルを表している。ただし、表示部115は、LCDに限定するものではなく、文字データもしくは画像データを表示できるものであればよい。また、表示部115には、オプション装置113の各種設定及び動作を指示する操作パネルが設けられている構成であってもよい。
画像読み取り部116は、原稿を読み取り画像データを取得する処理を行うものである。原稿搬送部117は、原稿を画像読み取り部に搬送する処理を行うものである。119は補助記憶部で、オプション装置113で原稿を読み取る際に、RAM114bで保存しきれないデータを補助的に記憶しておくものであり、ハードディスクやメモリを示したものである。ただし、補助記憶部119の種類や記憶方法については特に限定するものではない。
【0101】
オプション装置113のMPUl14とその他の表示部115、原稿読み取り部116、原稿搬送部117、データ通信部118、補助記憶部119は電気的に接続してあり、その接続方法および形態は特に限定するものではない。
【0102】
画像形成装置100は、データ通信部118,通信ライン107,データ通信部105を介して、オプション装置113で読み取った原稿の画像データを受信し、画像形成部104にて用紙に画像形成を行う。また、オプション装置113での原稿の読み取り状態やオプション装置113の状態を、データ通信部118,通信ライン107,データ通信部105を介して受信し各種制御を行う。
【0103】
また、逆に画像形成装置100は、オプション装置113に画像形成装置100の状態を、データ通信部118,通信ライン107,データ通信部105を介して通知し、オプション装置113の各種制御を行う。
【0104】
ただし、図5には、画像形成装置100にはオプション装置113のみが接続してある構成を示しているが、オプション装置が複数台接続してある構成であってもよく、画像形成装置100は複数台のオプション装置と通信を行う際、オプション装置を個別に認識できるものとする。
【0105】
また、本実施形態では、画像形成装置100よりオプション装置113の表示部115にメッセージを表示するための表示データ設定処理を説明するが、この逆の、オプション装置113から画像形成装置100の表示部102にメッセージを表示するための表示データ設定および指定処理は、第1実施形態で示した処理のオプション(給紙)装置108をオプション(画像読み取り)装置113に置き換えればよい。
【0106】
以下、図6のフローチャートを参照して、画像形成装置100よりオプション装置108の表示部115にてメッセージを表示する際に必要な表示データをオプション装置113にて設定する処理について説明する。
【0107】
図6は、本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第3の制御処理手順を示すフローチャートであり、画像形成装置100よりオプション装置113の表示部115にてメッセージを表示する際に必要な表示データをオプション装置113にて設定する処理を示している。なお、この処理は、画像形成装置100のMPU101およびオプション装置113のMPU114にて実行するものである。
【0108】
まず、画像形成装置100側の処理から説明する。
【0109】
ステップS300において、画像形成装置100の電源投入もしくはその他の方法により装置を初期化する処理を行う。
【0110】
ステップS301はオプション装置113の装置情報を画像形成装置100にて把握するために、装置情報を送信することを要求する装置情報送信要求コマンドの送信を、データ通信部105にて行う。
【0111】
次にステップS302において、オプション装置113から装置情報を受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判断された場合は、次のステップS303に進み、接続してあるオプション装置113の装置情報をRAM101bもしくは補助記憶部106に保存する(装置情報設定)。
【0112】
次に、ステップS304において、ステップS303で保存したオプション装置113の装置情報から、オプション装置113の表示部115にて表示するデータを画像形成装置100より送信できるかどうかの判断を行い、送信できないと判断された場合は、そのまま処理を終了する。
【0113】
一方、ステップS304で、オプション装置113の表示部115にて表示するデータを画像形成装置100より送信できると判断された場合は、ステップS305において、オプション装置113へ表示データの受信を要求するデータ(表示データ受信要求コマンド)を送信する。
【0114】
次に、ステップS306において、オプション装置113に表示データを送信可能(オプション装置113から表示データ受信可能コマンドを受け取った)かどうかの判断を行い、送信可能となるまで待機し、送信可能であると判断された場合は、ステップS307に進む。この判断処理は、オプション装置113が表示データを受信可能な状態になった際に、その旨を、オプション装置113が、表示データ受信可能コマンドにて通知して来たかどうか、即ち、画像形成装置100がオプション装置113から表示データ受信可能コマンドを受け取ったかどうかを判断するものである。
【0115】
次に、ステップS307において、表示データおよびそれに対応したIndex値をオプション装置113に送信する。このIndex値は、あらかじめ画像形成装置100のROM101aもしくは補助記憶部106に記憶してあるものである。また、表示データを送信する際に、送信した順にRAM101bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をIndexとして設定するようにしてもよい。ただし、カウント値を用いた場合、送信した表示データに対応するようにRAM101bもしくは補助記憶部106に設定しておくものとする。
【0116】
また、表示データのみ送信する場合、送信した順にRAM101bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をIndex値として表示データに対応するようにRAM101bもしくは補助記憶部106に設定しておくものとする。
【0117】
例えば、表示データを、 "プリンタ準備中" でIndex値を「0」、表示データを "プリンタドアオープン" でIndex値を「1」、以下、表示データを "プリンタエラー発生" でIndex値を「n」とする。
【0118】
ステップS308において、画像形成装置100よりオプション装置113に、全ての表示データを送信したかどうかの判断を行い、まだ送信する表示データが残っていると判断された場合は、ステップS307に戻る。
【0119】
一方、ステップS308で、すべての表示データの送信が完了したと判断された場合は、ステップS309において、オプション装置113に表示データ送信終了コマンドを送信し、処理を終了する。
【0120】
次に、オプション装置108側の処理を説明する。
【0121】
まず、ステップS400において、オプション装置113の電源投入もしくはその他の方法により装置を初期化する処理を行う。
【0122】
次に、ステップS401において、画像形成装置100から装置情報送信要求コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判断された場合は、ステップS402に進み、オプション装置113の情報を画像形成装置100に送信する。この情報には、画像形成装置100からオプション装置113の表示部115で表示する表示データをオプション装置113で受信可能かどうかを示すデータが含まれるものとする。
【0123】
次にステップS403において、画像形成装置100からの表示データを受信可能かどうかを判断し、受信可能であると判断された場合は、ステップS404に進み、受信不可能であると判断された場合は、そのまま処理を終了する。
【0124】
次に、ステップS404において、画像形成装置100より表示データ受信要求コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判断された場合は、ステップS405に進み、表示データが受信可能であることを画像形成装置100に通知する表示データ受信可能コマンドを送信する。
【0125】
次にステップS406において、画像形成装置100より表示データを受信したかどうかの判断を行い、受信するまで待機し、受信したと判断された場合は、ステップS407に進み、画像形成装置100より受信した表示データと、それに対応したIndex値をRAMl14bもしくは補助記憶部119に保存する。この際の保存形態はIndex値を指定すればそれに対応した表示データを検索できるものである。また、表示データのみ受信する場合、表示データを受信した順にRAMl14bに設定してある変数領域を用いてカウントし、そのカウント値をIndexとして設定し,表示データに対応させて保存するようにしてもよい。
【0126】
また、あらかじめオプション装置113のROMl14aもしくはRAMl14bもしくは補助記憶部119に表示データがIndexとともに記憶していた場合、受信したデータと区別してRAMl14bもしくは補助記憶部119に保存することで、画像形成装置100から受信したIndex値によって、表示データをあらかじめ設定してあるIndex値に対応する表示データか、受信したIndex値に対応する表示データか選択することができる。
【0127】
ステップS408において、画像形成装置100から送信する表示データ送信終了コマンドを受信したかどうかの判断を行い、受信した(表示データ送信終了)と判断された場合は、処理を終了する。
【0128】
一方、ステップS408で、画像形成装置100から送信する表示データ送信終了コマンドを受信していない(表示データの設定継続)と判断された場合は、ステップS406に戻る。
【0129】
表示データの設定終了を判断する場合、画像形成装置100より終了を表すデータを受信したこととしているが、設定できるデータ数を超えた場合や、一定時間データの受信間隔をタイマ114cで監視することによって判断するような他の方法であってもよい。
【0130】
以上、図6のフローチャートで説明したように、画像形成装置100は、オプション装置113へ、装置の初期化が終了した後にオプション装置113の情報を要求し、オプション装置113から装置情報を受信することで、表示データの設定が可能かどうかの判断を行うことができ、可能であればオプション装置113へ表示データを送信して、オプション装置113にてそのIndex値とともに表示データを記憶することができる。
【0131】
また、本実施形態で示した図4のフローチャートの処理について、画像形成装置100をオプション装置113に、オプション装置108を画像形成装置100に置き換えて、表示データの指定を行うことで、図6のフローチャートの処理で設定した表示データを、オプション装置113の表示部115にて表示することができる。
【0132】
また、本実施形態で示した構成および処理手順に従えば、画像形成装置が他の種類の画像形成装置であった場合でも、その画像形成装置で任意の表示データを設定し、オプション装置にて表示することができる。つまり、オプション装置は、接続可能な画像形成装置に応じてあらかじめ表示データを全て記憶してておく必要がなくなり、表示データの設定に自由度を持たせることができる。
【0133】
さらに、上記第1実施形態および本実施形態で示した構成および処理手順に従えば、画像形成装置もしくはオプション装置にて任意の表示データを設定し、画像形成装置もしくはオプション装置にて表示することができる。
【0134】
つまり、画像形成装置もしくはオプション装置にて表示データを、接続可能な画像形成装置もしくはオプション装置に応じてあらかじめ全て記憶させておく必要がなくなり、各々の画像形成装置およびオプション装置にて表示したい表示データを設定するだけでよく、表示データの設定に自由度を持たせることができる。
【0135】
〔第3実施形態〕
上記第1実施形態では画像形成装置にメッセージを表示するためのオプション装置から画像形成装置へ表示データの設定処理および指定処理を行う構成、上記第2実施形態ではオプション装置にメッセージを表示するための画像形成装置からオプション装置への表示データの設定処理および指定処理を行う構成について説明したが、コンピュータ装置にメッセージを表示するための画像形成装置,オプション装置からコンピュータ装置へ表示データの設定処理および指定処理を行うように構成してもよいし、画像形成装置,オプション装置にメッセージを表示するためのコンピュータ装置から画像形成装置,オプション装置への表示データの設定処理および指定処理を行うように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。
【0136】
図7は、本発明の第3実施形態を示す画像像形成装置およびオプション装置およびコンピュータ装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0137】
なお、図7では上記第2実施形態で示した図5のオプション装置113が不図示であるが、接続してある構成でもよく、画像形成装置とオプション装置とコンピュータ装置によって構成されている画像形成システムを示している。
【0138】
図において、200はコンピュータ装置で、オペレータが画像形成装置100にて印字したい画像データを送信するものである。コンピュータ装置200は、画像形成装置100のデータ通信部105と通信ライン202にて接続し、装置間のデータ通信を行う。データ通信方法は特に限定するものではない。また、コンピュータ装置200には、不図示であるが、画像形成装置100と同じようにMPUもしくはCPUがあり、またROM、RAM、補助記憶部、キーボード、マウス等の操作部がある。
【0139】
また、201はコンピュータ装置の表示部で、CRTディスプレイやLCD等の文字データや画像データを表示するものであるが、同じく文字データや画像データを表示できるものであれば特に限定しない。
【0140】
以上の構成の画像形成システムにおいて、上記第1実施形態で示した画像形成装置にメッセージを表示するためのオプション装置から画像形成装置へ行う表示データの設定処理および指定処理,画像形成装置で行う表示処理、上記第2実施形態ではオプション装置にメッセージを表示するための画像形成装置からオプション装置へ行う表示データの設定処理および指定処理,オプション装置で行う表示処理を、コンピュータ装置にメッセージを表示するための画像形成装置,オプション装置からコンピュータ装置へ行う表示データの設定処理および指定処理,コンピュータ装置の表示処理、画像形成装置,オプション装置にメッセージを表示するためのコンピュータ装置から画像形成装置,オプション装置へ行う表示データの設定処理および指定処理,画像形成装置,オプション装置の表示処理に置き換えることにより、各々の装置で表示データの設定および指定ができ、各々の装置で表示データの設定に自由度を持たせることができ、また各々の装置でオペレータヘのメッセージを表示することができる。
【0141】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置およびオプション装置および画像形成システムにおいて、表示データの設定および指定を行うことで、オペレータヘの装置状態を通知する表示データの設定に、自由度を持たせることで表示内容を容易に設定できる。
【0142】
なお、本発明の画像形成装置は、電子写真方式でも、インクジェット方式、昇華方式でもその他の方式であってもよい。
【0143】
以上より、表示データをオプション装置から画像形成装置へ転送し、また表示データに対応したIndexを設定することにより、画像形成装置に表示データをIndexにて指定するか表示データを画像形成装置に転送し表示するかの方法を選択することによって、画像形成装置はオプション装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる。
【0144】
また、表示データを画像形成装置からオプション装置へ転送し、また表示データに対応したIndexを設定することにより、オプション装置に表示データをIndexにて指定するか表示データをオプション装置に転送し表示するかの方法を選択することによって、オプション装置は画像形成装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる。
【0145】
さらに、表示データを画像形成装置もしくはオプション装置から、画像形成装置もしくはオプション装置へ転送し、また表示データに対応したIndexを設定することにより、画像形成装置もしくはオプション装置に表示データをIndexにて指定するか表示データを画像形成装置もしくはオプション装置に転送し表示するかの方法を選択することによって、画像形成装置もしくはオプション装置は画像形成装置もしくはオプション装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる。
【0146】
また、表示データをコンピュータ装置から、画像形成装置もしくはオプション装置へ転送し、画像形成装置もしくはオプション装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる。
【0147】
さらに、表示データを画像形成装置もしくはオプション装置から、コンピュータ装置へ転送することで、コンピュータ装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる。
【0148】
また、表示データを画像形成装置もしくはオプション装置もしくはコンピュータ装置から、画像形成装置もしくはオプション装置もしくはコンピュータ装置へ転送し、画像形成装置もしくはオプション装置の種類を制限せずに、表示データに自由度を持たせることができる作用がある。また、画像形成システム内の任意の装置で表示する表示データに自由度を持たせることができる。
【0149】
従って、画像形成装置にその機能を付加するオプション装置を接続した場合、画像形成装置およびオプション装置の種類にかかわらず、オペレータに装置の状態を通知する表示データの内容に自由度を持たせ、表示内容を容易に設定できる。
【0150】
また、画像形成システムを構成する装置の種類を制限すること無く、表示内容に自由度を持たせたることができる。
【0151】
以下、図8に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置並びにオプション装置および情報処理装置を適用可能な画像形成システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0152】
図8は、本発明に係る画像形成装置並びにオプション装置および情報処理装置を適用可能な画像形成システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0153】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0154】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0155】
本実施形態における図3,図4,図6に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0156】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0157】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0158】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0159】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0160】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0161】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0162】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0163】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置にその機能を付加するオプション装置を接続した場合でも、接続可能なオプション装置の全ての種類に対応した表示データを予め画像形成装置に設定しておいたり、接続されているオプション装置の種類に対応して表示データの設定を変更したりすることなく、画像形成装置に接続されるオプション装置の種類にかかわらず、オプション装置の状態を通知する表示データの表示内容を容易に設定することができ、オペレータに通知するオプション装置の状態を示す表示データの内容に自由度を持たせることができ、画像形成装置に接続されるオプション装置の種類を制限することの無い画像形成システムを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を説明する断面図である。
【図3】本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第1の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第2の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態を示す画像像形成装置およびオプション装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の画像形成装置及びオプション装置を適用可能な画像形成システムの第3の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態を示す画像像形成装置およびオプション装置およびコンピュータ装置を適用可能な画像形成システムの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置並びにオプション装置および情報処理装置を適用可能な画像形成システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置
101 画像形成装置のMPU
102 画像形成装置の表示部
105 画像形成装置のデータ通信部
106 画像形成装置の補助記憶部
108 オプション(給紙)装置
109 オプション(給紙)装置のMPU
110 オプション(給紙)装置の表示部
112 オプション(給紙)装置のデータ通信部
113 オプション(画像読み取り)装置
114 オプション(画像読み取り)装置のMPU
115 オプション(画像読み取り)装置の表示部
118 オプション(画像読み取り)装置のデータ通信部
119 オプション(画像読み取り)装置の補助記憶部
200 コンピュータ装置
201 コンピュータ装置の表示部
Claims (2)
- 画像形成装置と、該画像形成装置に拡張機能を付加するためのオプション装置とを通信可能に接続した画像形成システムにおいて、
前記オプション装置の状態を示す複数の表示データを記憶する前記オプション装置内に設けられた第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された前記複数の表示データを前記画像形成装置に対して送信する前記オプション装置内に設けられたデータ送信手段と、
前記複数の表示データのそれぞれにインデックス値を設定する前記画像形成装置内に設けられた設定手段と、
前記オプション装置より受信した前記複数の表示データおよび前記複数の表示データのそれぞれに設定されたインデックス値とを記憶する前記画像形成装置内に設けられた第2の記憶手段と、
前記インデックス値を選択し、表示命令と共に前記画像形成装置に送信することによって、前記画像形成装置に前記複数の表示データを表示させるための指定を行う前記オプション装置内に設けられた表示指定手段と、
前記オプション装置から送信される前記インデックス値を受信し、前記インデックス値に対応する表示データを前記第2の記憶手段に記憶された前記複数の表示データから検索する前記画像形成装置内に設けられたデータ検索手段と、
前記データ検索手段により検索された前記インデックス値に対応する表示データを表示する画像形成装置内に設けられた表示手段と、を有し、
前記画像形成装置及び前記オプション装置の初期化処理後のタイミングで、前記データ送信手段によって前記複数の表示データを前記画像形成装置に対して送信し、前記設定手段によって送信された前記複数の表示データのそれぞれにインデックス値を設定して、前記第2記憶手段に前記インデックス値と前記複数の表示データとを記憶し、
前記画像形成装置及び前記オプション装置を用いて画像処理動作を実行中に、前記オプション装置の状態に基づいて、前記表示指定手段によって前記インデックス値を選択し、選択された前記インデックス値を前記データ送信手段によって前記画像形成装置に送信することによって、選択された前記インデックス値に対応した表示データを前記表示手段に表示することを特徴とする画像形成システム。 - 前記画像形成装置及び前記オプション装置の初期化処理は、前記画像形成装置及び前記オプション装置の電源投入に応じて実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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