JP2011140152A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の印刷ジョブが実行されても少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れることなく容易に取出しができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数の第1〜3排紙トレイ52,53,54を具備する後処理装置5を備えて、印刷ジョブに応じて第1〜3排紙トレイ52,53,54を選択可能にして印刷ジョブを排出するように制御する制御手段を備えた画像形成装置1において、前記制御手段として制御部501が機能するように構成され、制御部501には、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能が具備されていることを特徴する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に、複数の排紙トレイを備えた画像形成装置に関する。
従来から、複写機、プリンタ及びファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置において、複数の排紙トレイを備えたものが知られている。この画像形成装置においては、例えば、予めユーザーアカウントにより排紙トレイを決めておくメールビン方式により排紙するようにする技術や、所定の排紙トレイが満杯になった時、別の排紙トレイへ自動的に切り換えるようにした技術が採用されている。
また、後処理装置が装着された画像形成装置においては、ステープル処理等の後処理設定を行った時に、ステープル機能のある排紙トレイへ搬送するようにしたものや、排紙トレイにオフセット機能がある場合には、前の印刷ジョブの排出紙の上に用紙搬送方向に垂直な方向へ所定量ずらして排出するようにしたものが知られている。
複数の排紙トレイを備えた画像形成装置において、画像を出力する場合に印刷ジョブ登録時に(例えば、プリンタならPCでプリンタドライバを通じて、コピーなら画像形成装置本体の操作部を通じて登録する時に)排紙先を指定しない場合は、デフォルト設定されている排紙トレイに排出される。
例えば、大量印刷ジョブの間に数枚の少量印刷ジョブが並んでいた場合、排紙トレイにオフセット機能が無かったり、オフセット機能がオフされていたりした時は、少量印刷ジョブが前後の大量印刷ジョブの間に紛れてしまい、少量印刷ジョブの排出用紙を探し出すことは困難であった。
そこで、従来の問題の対策として、画像形成装置において、排紙トレイ毎に排出する用紙の種類を設定して別サイズの用紙が排紙トレイに混入することを防止する技術が開示されている(特許文献1を参照)。
特開平5−147287号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、数十枚からなる大量の印刷紙の上に数枚程度の少量の印刷紙を排出すると、少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れてしまい、印刷ジョブの切れ目を探し出すことが困難であった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、複数の印刷ジョブが実行されても少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れることなく容易に取出しができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係る画像形成装置は、次の通りである。
本発明は、複数の排紙トレイと、印刷ジョブに応じて前記排紙トレイを選択可能にして印刷ジョブを排出する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段として、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記複数の排紙トレイの少なくとも一つとして、同一排紙トレイにおける用紙排出量が所定枚数を超える印刷ジョブの積載位置と用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブの積載位置とを異ならせて排出するオフセット機能を有する排紙トレイを備え、前記制御手段として、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを前記オフセット機能を有する同一の排紙トレイとする機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記制御手段として、前記画像形成装置に登録された印刷ジョブ毎に用紙排出量が所定枚数以下であるか否かを判断して、用紙排出量が所定枚数以下であると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイと用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記複数の排紙トレイの少なくとも一つとして、少量印刷ジョブ専用排紙トレイを備え、前記制御手段として、印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、前記印刷ジョブの排紙トレイを前記少量印刷ジョブ専用排紙トレイとする機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記制御手段として、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブを排出する排紙トレイが操作者によって指定されていた場合は、指定された排紙トレイへ前記印刷ジョブを排出する機能を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記制御手段として、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブが排出される排紙トレイが変更された時に、前記排紙トレイが変更されたことを前記画像形成装置に具備される表示部に表示する機能を備えることが好ましい。
本発明によれば、複数の排紙トレイと、印刷ジョブに応じて前記排紙トレイを選択可能にして印刷ジョブを排出する制御手段とを備えた画像形成装置において、前記制御手段として、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることで、数枚程度の少量の印刷紙の排紙トレイと数十枚からなる大量の印刷紙の排紙トレイを別にすることができるので、少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れることなく容易に取出しができる画像形成装置を実現できる。また、大量の印刷紙の束を崩すことも無い。
また、本発明によれば、前記複数の排紙トレイの少なくとも一つとして、同一排紙トレイにおける用紙排出量が所定枚数を超える印刷ジョブの積載位置と用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブの積載位置とを異ならせて排出するオフセット機能を有する排紙トレイを備え、前記制御手段として、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを前記オフセット機能を有する同一の排紙トレイとする機能を備えることで、複数の印刷ジョブを同一の排紙トレイに排出してもオフセット機能により印刷紙の積載位置を異ならせて排出することができるので、少量の印刷紙も容易に取り出すことができる。
また、本発明によれば、前記制御手段として、前記画像形成装置に登録された印刷ジョブ毎に用紙排出量が所定枚数以下であるか否かを判断して、用紙排出量が所定枚数以下であると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイと用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることで、所定枚数以下の印刷ジョブの後に大量の印刷紙が排紙される印刷ジョブが登録された場合でも、少量印刷ジョブを大量印刷ジョブと異なる排紙トレイに排出することができるので、少量印刷ジョブと大量印刷ジョブとが紛れることを防止できる。
また、本発明によれば、前記複数の排紙トレイの少なくとも一つとして、少量印刷ジョブ専用排紙トレイを備え、前記制御手段として、印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、前記印刷ジョブの排紙トレイを前記少量印刷ジョブ専用排紙トレイとする機能を備えることで、少量印刷ジョブと大量印刷ジョブを容易に区別することができる。
また、本発明によれば、前記制御手段として、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブを排出する排紙トレイが操作者によって指定されていた場合は、指定された排紙トレイへ前記印刷ジョブを排出する機能を備えることで、例えば、少量印刷ジョブに対してステープル処理などを行う場合、操作者が指定した排紙トレイへ排出することができるので印刷紙を探す必要がなくなる。
また、本発明によれば、前記制御手段として、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブが排出される排紙トレイが変更された時に、前記排紙トレイが変更されたことを前記画像形成装置に具備される表示部に表示する機能を備えることで、操作者が前記印刷ジョブが排出される排紙トレイを表示部において確認できるので、印刷紙を迷うことなく取り出すことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。 前記画像形成装置の構成を示す斜視図である。 前記画像形成装置の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置における用紙の排出処理の一例を示すフローチャートである。 前記画像形成装置における用紙の排出処理において登録された印刷ジョブの内容をチェックして排紙トレイを決める例を示すフローチャートである。 前記画像形成装置における用紙の排出処理において実行された印刷ジョブの排紙先を記憶する例を示すフローチャートである。 図6に示すフローチャートに続くフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を示す説明図、図2は前記画像形成装置の構成を示す斜視図である。
本実施形態は、図1に示すように、表面に静電潜像が形成される感光体ドラム22と、感光体ドラム22表面を帯電させる帯電器(帯電装置)23と、感光体ドラム22表面に静電潜像を形成するレーザ書き込みユニット(露光装置)21と、感光体ドラム22表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置24と、感光体ドラム22表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置25と、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置28とを備え、電子写真方式によりトナーを用いて画像を形成する画像形成装置1において、本発明に係る特徴的な画像形成装置の構成を採用したものである。
まず、画像形成装置1の全体構成について説明する。
画像形成装置1は、外部から伝達される画像データに応じて所定のシート(記録用紙,記録媒体)に画像を形成するものである。画像形成装置1は、主に、本体装置である電子写真プロセス部20を備えた画像形成部3と、スキャナユニット13を備えた画像読取部2とを備えて構成されている。
画像読取部2は、透明ガラスからなる原稿載置台11、原稿載置台11上へ自動的に原稿を供給するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)12、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナユニット13から構成されている。
スキャナユニット13は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)17に導くための第1反射ミラーを搭載した第1走査ユニット14及び第2、第3反射ミラーを搭載した第2走査ユニット15、反射光像をCCD17上に結像するための光学レンズ体16から構成される。図1の点線に示すように第1走査ユニット14は原稿載置台11に沿って左から右へ一定速度Vで走行し、第2走査ユニット15はV/2の速度で同一方向に走行するように走査制御される。
RADF12は、所定の原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット13の原稿載置台11上へ送給する公知の装置である。そして、送給された原稿の表面は図1の実線で示す位置に固定された第1走査ユニット14によって読み取られ、原稿の裏面は第2スキャナユニット18によって読み取られる。RADF12は、使用者の選択に応じて原稿の片面を読み取らせる時はスキャナユニット13に読み取らせ、原稿の両面を読み取らせる時はスキャナユニット13に原稿表面を、第2スキャナユニット18に原稿の裏面を1度の原稿搬送で読み取らせるように構成されている。
これにより、画像読み取り部2では、シート原稿はRADF12とスキャナユニット13及び第2スキャナユニット18の関連した動作によって、原稿載置台11上に読み取るべき原稿を順次送給しながら読み取らせ、ブック原稿はRADF12を開き原稿載置台11に載置させながら、原稿載置台11の下面に沿ってスキャナユニット13を移動させて、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD17に結像させて、原稿画像を読み取る。
原稿画像をスキャナユニット13で読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、メモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データを画像形成部3に出力して、感光体ドラム22上に可視画像として再現した後、用紙上に画像を転写してトナー像を形成する。
この画像形成部3は、レーザ書き込みユニット(LSU)21及び画像を形成するための電子写真プロセス部20を備え、電子写真プロセス部20の下方には用紙を供給する給紙部4が構成されている。
レーザ書き込みユニット21は、メモリから読み出した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部20の感光体ドラム22上を等速度で走査するように補正するf−θレンズ等を有している。
電子写真プロセス部20は、周知の態様に従い、感光体ドラム22の周囲に帯電装置23、現像装置24、転写装置25、剥離装置26、クリーニング装置27、除電装置を配置し、さらに感光体ドラム22の下流側に定着装置28を配置して構成される。
給紙部4は、第1〜3カセット31,32,33及び手差しトレイ35、さらにオプションとして大容量カセット34を第5のトレイを有している。第1カセット31は、第1トレイ31a及び第2トレイ31bを収容するタンデムトレイで、両トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。第2カセット32、第3カセット33は、それぞれ第3トレイ32a、第4トレイ33aを収容する。つまり、3つのカセット(31,32,33)に4つのトレイ(31a,31b,32a,33a)が収容されている。大容量カセット34は大容量のトレイであるので、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を収容することができる。
給紙搬送部37,38は、給紙部4から感光体ドラム22と転写装置25との間の転写位置に用紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。
この給紙部4における第1〜3カセット31,32,33内の4つのトレイ及び大容量カセット34には、用紙がサイズ毎に積載されて収容されている。使用者が所望するサイズの用紙が収容されているカセットあるいはトレイを選択すると、そのトレイ内の用紙束の上から1枚ずつ送り出され、給紙搬送部37,38の搬送経路を経由して順次電子写真プロセス部20へ向けて搬送される。
レーザ書き込みユニット21及び電子写真プロセス部20において、メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込みユニット21によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム22の表面上に静電潜像として形成される。そして、この静電潜像に基づき現像装置24のトナーにより可視像化されたトナー像は、給紙部4から搬送された用紙の表面上に転写装置25により静電転写され、定着装置28によって定着される。
定着装置28より用紙搬送方向下流側には、用紙排出路29が設けられている。
この用紙排出路29は、画像読取部2と画像形成部3の間の排紙トレイ51への排紙搬送路40と、後処理装置5の排紙搬送路41と、両面複写のための搬送部42とに分岐している。両面複写の搬送部42に送られた用紙は、ここで反転され再び電子写真プロセス部20に搬送されて、用紙の裏面に画像が形成された後に排出される。
このようにして画像が形成された用紙は、画像読取部2と画像形成部3の間の排紙トレイ51、または、後処理装置5に構成された第1〜3排紙卜レイ52,53,54へ排出される。
画像形成装置1は図示しないネットワーク回線(LAN、電話回線等)を介してPCやFAXと接続されている。
ここで、画像形成装置1の構成についてブロック図を参照して説明する。
図3は本実施形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、図3に示すように、電気的構成として、画像形成装置1の動作を制御する制御部501、記憶部502、表示部503、入力部504、ネットワーク回線を介してPC等とLAN接続等を行う通信部505、演算部506、画像処理を行う画像処理部508、画像形成を行う画像形成部509、トナー像の定着処理を行う定着部510、スキャナにおいて画像の読取りを行う読取部507、後処理装置5の動作を制御する制御部511などを備えている。
次に、本実施形態の画像形成装置1における特徴的な構成について図面を参照して説明する。
本実施形態の画像形成装置1は、図1に示すように排紙トレイとして複数の第1〜3排紙トレイ52,53,54を具備する後処理装置5を備えて、印刷ジョブに応じて第1〜3排紙トレイ52,53,54を選択可能にして印刷ジョブを排出するように制御する制御手段を備えた画像形成装置1において、前記制御手段として制御部501が機能するように構成され、制御部501には、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能が具備されていることを特徴としている。
制御部501は、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを同一のオフセット機能を有する排紙トレイとする機能を備えている。
また、制御部501は、画像形成装置1に登録された印刷ジョブ毎に用紙排出量が所定枚数以下であるか否かを判断して、用紙排出量が所定枚数以下であると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイと用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えている。
さらに、制御部501は、印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、前記印刷ジョブの排紙トレイを少量印刷ジョブ専用排紙トレイとして設定された排紙トレイとする機能を備えている。
また、制御部501は、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブを排出する排紙トレイが操作者によって指定されていた場合は、指定された排紙トレイへ前記印刷ジョブを排出する機能を備えている。
さらに、制御部501は、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブが排出される排紙トレイが変更された時に、排紙トレイが変更されたことを画像形成装置1に具備される表示部503に表示する機能を備えている。
上述したように排紙トレイに係る機能を備えた制御部501は、画像形成装置1における印刷ジョブに応じて後処理装置5の動作を制御するようにされている。
次に、本実施形態の後処理装置5について図面を参照して説明する。
後処理装置5は、図1に示すように、画像形成装置1からの指令に応じて、画像形成装置1から搬送される用紙を、例えば、単純積載、束ジョブオフセット、またはステープル処理などを行って第1〜3排紙トレイ52,53,54に排出するようになっている。
第1〜3排紙トレイ52,53,54は、画像形成装置1に接続される側の反対側に設けられている。画像形成装置1から後処理装置5へ搬送された用紙は、排紙処理内容に応じて第1〜3排紙卜レイ52,53,54に選択的にスタックされる。
後処理装置5には、画像形成装置1から用紙を導入する排紙搬送路41が設けられている。排紙搬送路41は、第1排紙トレイ52または第2排紙トレイ53へ用紙搬送を行う搬送路41aと、第3排紙トレイ54へ用紙搬送を行う搬送路41bに分岐している。
本実施形態では、後処理装置5における第1〜3排紙トレイ52,53,54への排紙方法は、以下に示すように3種類の方式が設定されている。
(1)単純積載:排紙卜レイ(例えば、第1排紙トレイ52、第3排紙トレイ54)へ直接排紙する方式である。
(2)束ジョブオフセット:後処理装置5内のステープルトレイ55に一旦スタックして、1部目はそのまま排出し、2部目は画像形成装置前側に図示しないシフト手段でシフト(オフセット)させた後、排紙卜レイ(例えば、第1排紙トレイ52、第2排紙トレイ53)へ排出する。すなわち、そのままの位置に排出することと、積載する位置をシフトして排出することを交互に行う方式である。
(3)ステープル:ステープルトレイ55に一旦スタックし、ステープルを行った後に排紙卜レイ(例えば、第1排紙トレイ52、第2排紙トレイ53)へ排出する方式である。
第1排紙卜レイ52と第2排紙トレイ53は、同一の図示しないトレイ昇降モータで一体的に上昇下降を行うように制御されている。一方、第3排紙卜レイ54は、第1排紙卜レイ52と第2排紙トレイ53用のトレイ昇降モータとは別のモータ(図示せず)で上昇下降を行うように制御されている。
第1排紙卜レイ52は、第1排紙卜レイ52上に排出された用紙量(用紙排出量)に応じて下降し、満杯になると下降を停止するようになっている。
また、第3排紙卜レイ54も第1排紙トレイ52と同様に、第3排紙卜レイ54上に排出された用紙量に応じて下降し、満杯になると停止する。
第2排紙トレイ53は、少量印刷ジョブ専用の排紙トレイとして機能するように制御されている。具体的には、画像形成装置1側の排紙卜レイ51、後処理装置5側の第1排紙卜レイ52または第3排紙トレイ54に排出中に、FAX受信出力、割込み印刷などがあった場合、あるいは後述する大量印刷ジョブの後に少量印刷ジョブが出力される場合などに、第2排紙トレイ53は、第1排紙卜レイ52とともに上昇して、第2排紙トレイ53上に用紙が排出可能となる位置に移動して、用紙が排出される。
本実施形態では、少量印刷ジョブは用紙排出量が10枚以下とし、大量印刷ジョブは用紙排出量が10枚を超えるものとする。これは、印刷紙が10枚程度までは、それぞれの排紙トレイ、例えば、第1排紙トレイ52、第2排紙トレイ53から取り出した時に全頁そろっているかを確認するのが容易だからである。
第1排紙トレイ52は、普通紙をステープル無しで2000枚、ステープル有りで1000枚を積載可能としている。また、第3排紙トレイ54は普通紙で2000枚、第2排紙トレイ53は普通紙で200枚、をそれぞれ積載可能と設定されている。
尚、用紙排出量の閾値やそれぞれの排紙トレイの容量の設定は、本実施形態に限るものではなく様々な例が考えられる。
次に、本実施形態の画像形成装置1における用紙の排出処理について説明する。
図4は本実施形態の画像形成装置における用紙の排出処理の一例を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置1において大量コピーのジョブの次に少量コピーのジョブが排出される場合について説明する。
画像形成装置1において、先に大量コピーのジョブが実行されて所定の排紙トレイ(例えば、第1排紙トレイ52)に排紙されている。次に、少量コピーのジョブが実行される。そして、図4に示すように、少量コピーのジョブが前の大量コピーのジョブと同じ排紙トレイへ排出するか否かが判断される(ステップS1)。
ステップS1において、例えば、少量コピーのジョブが指定された排紙トレイ(例えば、本体装置側の排紙トレイ51)に排出するように指示されている時は、前の大量コピーのジョブと同じ排紙トレイへ排出しないと判断されて、指定された排紙トレイへ排出される(ステップS2)。
一方、ステップS1において、何らかの指示がなく排紙トレイを指定しない時は、前の大量コピーのジョブと同じ排紙トレイへ排出すると判断されて、ステップS3に進み、前の大量コピーのジョブの用紙排出量が大量であるか否かが判断される。
ステップS3において、前の大量コピーのジョブの用紙排出量が大量ではないと判断された場合は、今回の少量コピーのジョブは前の大量コピーのジョブと同じ排紙トレイへ排出される(ステップS4)。
一方、ステップS3において、前の大量コピーのジョブの用紙排出量が大量であると判断された場合は、ステップS5に進み、今回の少量コピーのジョブの用紙排出量が所定枚数以下であるか否かが判断される。
ステップS5において、今回の少量コピーのジョブの用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された場合は、今回の少量コピーのジョブは前の大量コピーのジョブと同じ排紙トレイへ排出される(ステップS4)。
一方、ステップS5において、今回の少量コピーのジョブの用紙排出量が所定枚数以下であると判断された場合は、前の大量コピーのジョブとは異なる排紙トレイへ排出される(ステップS6)。
以上のように、画像形成装置1において前後する印刷ジョブの用紙排出量に応じて選択された排紙トレイに排出することで、少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れることなく区別でき、容易に取出すことができる。
次に、画像形成装置1において登録された印刷ジョブの内容を確認して排紙トレイを決める場合について説明する。
図5は本実施形態の画像形成装置における用紙の排出処理において登録された印刷ジョブの内容をチェックして排紙トレイを決める例を示すフローチャートである。
本実施形態においては、画像形成装置1に登録される印刷ジョブの内容は、表1に示すように、ジョブ番号、総用紙排出枚数(総用紙排出量)、排出先(排出される排紙トレイ)、排紙先の変更の有無、としている。そして、画像形成装置1には、複数の印刷ジョブが表1に示す内容で登録されている。
尚、本実施形態では、第3排紙トレイ54をデフォルト設定の排紙トレイとしている。
Figure 2011140152
本実施形態では、大量印刷ジョブ(表1中のジョブ0、ジョブ3、ジョブ6)の間に次の少量のコピージョブやプリンタジョブ(表1中のジョブ1,ジョブ2,ジョブ4,ジョブ5,ジョブ7)等が登録されてジョブ列となることを想定している。
また、本実施形態では、表1に示すジョブ1、ジョブ5、ジョブ7のように、予め設定されている排紙先(排紙トレイ)を変更した場合は、制御部501により、表示部503に排紙先が変更された旨(例えば、排出される排紙トレイの位置)を表示するようにされている。
画像形成装置1の運転を開始すると、図5に示すように、まず、新規に登録する印刷ジョブがあるか否かが判断される(ステップS10)。ステップS10において、新規に登録する印刷ジョブが無いと判断された場合は、再びステップS10に戻る。
一方、ステップS10において、新規に登録する印刷ジョブがあると判断された場合は、所定枚数を超えて排紙された排紙トレイがあるか否かが判断される(ステップS11)。
ステップS11において、所定枚数を超えて排紙された排紙トレイが無いと判断された場合は、指定された排紙トレイ、または、デフォルトの第3排紙トレイ54へ排紙するように登録される(ステップS12)。そして、ステップS10に戻る。
一方、ステップS11において、所定枚数を超えて排紙された排紙トレイがあると判断された場合は、今回登録される印刷ジョブの排紙枚数が所定枚数以下か否かが判断される(ステップS13)。
ステップS13において、今回登録された印刷ジョブの排出枚数が所定枚数を超えると判断された場合は、指定された排紙トレイ、または、デフォルトの第3排紙トレイ54へ排紙するように登録される(ステップS14)。そして、ステップS10に戻る。
一方、ステップS13において、今回登録された印刷ジョブの排出枚数が所定枚数以下であると判断された場合は、大量に積載される排紙トレイとは別の排紙トレイへ排紙するように登録される(ステップS15)。そして、ステップS10に戻る。
以上のように、画像形成装置1において登録された印刷ジョブの内容を確認して、それぞれの印刷ジョブに応じた排紙トレイを決めることができる。
従って、本実施形態によれば、ジョブ列に並んでいる間にそれぞれの印刷ジョブの排紙トレイを決めて、事前に画像形成装置1の操作パネル19のLCDディスプレイ等に排紙先を表示することで、操作者が印刷紙を迷わず取り出すことができる。
尚、画像形成装置1において、印刷ジョブ登録時に決められる排紙先は、操作者が所望の排紙トレイを指定しても良く、画像形成装置1のデフォルト設定で指定されている排紙トレイ(ここでは、第3排紙トレイ54)に自動的に決まるようにしても良い。尚、プリンタジョブの場合は、PC側のプリンタドライバの設定状況によって決定される。
また、本実施形態では、ジョブ列のジョブでデフォルト設定以外の排紙トレイを操作者が指定した場合は指定した排紙トレイへ排出されようになっている。
次に、画像形成装置1において、実行された印刷ジョブの排紙先(排紙トレイ)を記憶して、次の印刷ジョブの排紙先を決定する場合について説明する。
図6、図7は本実施形態の画像形成装置における用紙の排出処理において実行された印刷ジョブの排紙先を記憶する例を示すフローチャートである。
画像形成装置1の運転を開始すると、図6に示すように、まず、1番目の印刷ジョブがあるか否かが判断される(ステップS21)。ステップS21において、1番目の印刷ジョブが無いと判断された場合は、再びステップS21に戻る。
一方、ステップS21において、1番目の印刷ジョブがあると判断された場合は、次に、1番目の印刷ジョブが終了したか否かが判断される(ステップS22)。ステップS22において、1番目の印刷ジョブが終了したと判断された場合は、その印刷ジョブの排出先と排紙枚数をメモリ(記憶部)に記憶する(ステップS23)。一方、ステップS22において、1番目の印刷ジョブが終了したと判断されない場合は、再びステップS22に戻る。
そして、次に実行される印刷ジョブの受付タイマーがセットされ(ステップS24)、2番目の印刷ジョブがあるか否かが判断される(ステップS25)。
ステップS25において、2番目の印刷ジョブがないと判断された場合は、受付タイマーがタイムアップしたか否かが判断される(ステップS26)。ステップS26において、受付タイマーがタイムアップしていないと判断された場合は、ステップS25に戻る。
一方、ステップS26において、受付タイマーがタイムアップしたと判断された場合は、メモリの記憶情報をクリアして(ステップS27)、ステップS21に戻る。
また、ステップS25において、2番目の印刷ジョブがあると判断された場合は、図7に示すように、前の印刷ジョブ(1番目の印刷ジョブ)が所定枚数を超えているか否かが判断される(ステップS28)。
ステップS28において、前の印刷ジョブが所定枚数を超えていないと判断された場合は、設定された排紙トレイ、または、1番目の印刷ジョブを同じ排紙トレイへ排出される(ステップS29)。そして、2番目の印刷ジョブが終了したか否かが判断される(ステップS30)。
ステップS30において、2番目の印刷ジョブが終了したと判断された場合は、ステップS23に進む。一方、ステップS30において、2番目の印刷ジョブが終了したと判断されない場合は、再びステップS30に戻る。
また、ステップS28において、前の印刷ジョブが所定枚数を超えていると判断された場合は、2番目の印刷ジョブが所定枚数以下であるか否かが判断される(ステップS31)。
ステップS31において、2番目の印刷ジョブが所定枚数を超えていると判断された場合は、ステップS29に進む。一方、ステップS31において、2番目の印刷ジョブが所定枚数以下であると判断された場合は、少量印字用の排紙トレイが指定されているか否かが判断される(ステップS32)。
ステップS32において、少量印字用の排紙トレイが指定されていると判断された場合は、少量印字用に指定された排紙トレイへ排出される(ステップS33)。そして、ステップS24に進む。
一方、ステップS32において、少量印字用の排紙トレイが指定されていないと判断された場合は、排紙されるオフセット位置が1番目の印刷ジョブと同じか否かが判断される(ステップS34)。
ステップS34において、排紙されるオフセット位置が1番目の印刷ジョブとは異なると判断された場合は、ステップS29に進む。一方、ステップS34において、排紙されるオフセット位置が1番目の印刷ジョブと同じであると判断された場合は、1番目の印刷ジョブと異なる排紙トレイへ排紙される(ステップS35)。そして、ステップS24に進む。
このようにして、画像形成装置1では、印刷ジョブに応じて排紙される排紙トレイを決定することができる。
以上のように構成したので、本実施形態によれば、複数の第1〜3排紙トレイ52,53,54を具備する後処理装置5を備え、印刷ジョブに応じて第1〜3排紙トレイ52,53,54及び本体側の排紙トレイ51を選択可能にして印刷ジョブを排出するように制御する画像形成装置1において、図4に示すように、制御部501により、印刷ジョブの予め設定した用紙排出量(所定枚数)を基準にして、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に(ステップS3,S5)、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとするようにしたので(ステップS6)、複数の印刷ジョブが実行されても少量の印刷紙が大量の印刷紙に紛れることなく容易に取出すことができる。
また、本実施形態によれば、後処理装置5における排紙方式として束ジョブオフセット機能(オフセット機能)を備えることで、制御部501により、図6及び図7に示すように、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に(ステップS28,S31)、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとをオフセット機能を有する同一の排紙トレイとすることができる(ステップS29)。
これにより、印刷ジョブをさらに区別して排出できるので、所望の印刷ジョブを容易に見つけることができる。
また、本実施形態によれば、制御部501により、図5に示すように、画像形成装置1に登録された印刷ジョブ毎に用紙排出量が所定枚数以下であるか否かを判断して(ステップS11,S13)、用紙排出量が所定枚数以下であると判断された少量印刷ジョブを排出する排紙トレイと用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された大量印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとすることができるので(ステップS12,S14,S15)、少量印刷ジョブと大量印刷ジョブとが紛れることを防止できる。
また、本実施形態によれば、制御部501により、図7に示すように、印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、前記印刷ジョブの排紙トレイを少量印刷ジョブ専用排紙トレイとして設定された排紙トレイに排出することができるので(ステップS32,S33)、少量印刷ジョブと大量印刷ジョブを容易に区別することができる。
また、本実施形態によれば、制御部501により、図7に示すように、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブを排出する排紙トレイが操作者によって指定されていた場合は(ステップS28,S29)、指定された排紙トレイへ前記印刷ジョブを排出することができるので、印刷紙を探す必要がなく容易に見つけることができる。
さらに、本実施形態によれば、制御部501により、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブが排出される排紙トレイが変更された時に、排紙トレイが変更されたことを画像形成装置1に具備される表示部503に表示するようにしたので、操作者が印刷ジョブが排出される排紙トレイを表示部において確認できるので、印刷紙を迷うことなく取り出すことができる。
尚、上述した実施形態では、本発明に係る画像形成装置の構成を図1に示すような画像形成装置1に適用した例について説明したが、複数の排紙トレイを備える画像形成装置であれば、上述したような構成の画像形成装置や複写機に限定されるものではなく、その他の画像形成装置等に展開が可能である。
以上のように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 画像形成装置
5 後処理装置
40 排紙搬送路(本体装置側)
41 排紙搬送路(後処理装置側)
41a 搬送路(第1排紙トレイ、第2排紙トレイ)
41b 搬送路(第3排紙トレイ)
51 排紙トレイ(本体装置側の排紙トレイ)
52 第1排紙トレイ
53 第2排紙トレイ
54 第3排紙トレイ
55 ステープルトレイ
501 制御部(制御手段)
502 記憶部
503 表示部
511 制御部

Claims (6)

  1. 複数の排紙トレイと、印刷ジョブに応じて前記排紙トレイを選択可能にして印刷ジョブを排出する制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記制御手段は、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の排紙トレイのうちの少なくとも一つは、同一の排紙トレイにおいて用紙排出量が所定枚数を超える印刷ジョブの積載位置と用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブの積載位置とを異ならせて排出するオフセット機能を有する排紙トレイであって、
    前記制御手段は、前後する印刷ジョブのうちの一方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数を超え、他方の印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、一方の印刷ジョブを排出する排紙トレイと他方の印刷ジョブを排出する排紙トレイとを前記オフセット機能を有する同一の排紙トレイとする機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成装置に登録された印刷ジョブ毎に用紙排出量が所定枚数以下であるか否かを判断して、用紙排出量が所定枚数以下であると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイと用紙排出量が所定枚数を超えていると判断された印刷ジョブを排出する排紙トレイとを異なる排紙トレイとする機能を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の排紙トレイのうちの少なくとも一つは、少量印刷ジョブ専用排紙トレイであって、
    前記制御手段は、印刷ジョブの用紙排出量が所定枚数以下の時に、前記印刷ジョブの排紙トレイを前記少量印刷ジョブ専用排紙トレイとする機能を備えることを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブを排出する排紙トレイが操作者によって指定されていた場合は、指定された排紙トレイへ前記印刷ジョブを排出する機能を備えることを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、用紙排出量が所定枚数以下の印刷ジョブが排出される排紙トレイが変更された時に、前記排紙トレイが変更されたことを前記画像形成装置に具備される表示部に表示する機能を備えることを特徴とする請求項1から5のうちの何れか一項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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