JP3720492B2 - ギヤポンプ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプハウジング内に配設された一対のギヤの噛合いにより油液を吐出するギヤポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
作動油タンク内に貯留した作動油を油圧機器に供給するために用いられるポンプとして、圧力脈動、振動等が比較的少ないギヤポンプが広く知られている。
【0003】
そこで、この種の従来技術によるギヤポンプ装置を、図5ないし図7を参照して説明すると、1は駆動源としてのモータを示し、該モータ1は後述のマニホルドブロック7にボルト等を介して固着され、該モータ1の出力軸1Aはマニホルドブロック7内に突出している。
【0004】
2はモータ1によって駆動される例えば外接歯車型のギヤポンプ本体で、該ギヤポンプ本体2は、モータ1とは反対側に位置してボルト等によってマニホルドブロック7に固着されている。ここで、ギヤポンプ本体2は図6に示すように、ギヤ収容部3A、吸込口3Bおよび吐出口3Cが形成されたポンプハウジング3と、該ポンプハウジング3のギヤ収容部3A内に回転可能に設けられた駆動ギヤ4および従動ギヤ5とからなり、駆動ギヤ4の入力軸4Aはマニホルドブロック7内に突出し、カップリング6を介してモータ1の出力軸1Aに連結されている。
【0005】
従って、モータ1を作動させると、互いに噛合する駆動ギヤ4と従動ギヤ5とは、それぞれの歯先面がギヤ収容部3Aの内周面との間にごく僅かなクリアランスを保ちつつ回転することにより、ポンプハウジング3の吸込口3Bから吸込んだ油液を圧油として吐出口3Cに吐出する。
【0006】
7はモータ1とギヤポンプ本体2とが固着されたマニホルドブロックを示し、該マニホルドブロック7内には、モータ1の出力軸1A、駆動ギヤ4の入力軸4Aおよびカップリング6が回転可能に収容され、かつ後述の油路8、チェック弁収容穴9、リリーフ弁収容穴10が形成されている。
【0007】
8はマニホルドブロック7内にほぼT字状に形成された油路で、該油路8は図7に示すように、モータ1の出力軸1Aとほぼ直交する方向に伸長する主油路部8Aを有し、該主油路部8Aの開口端は大径のチェック弁収容穴9となっている。
【0008】
また、油路8の一端側はOリングを介してギヤポンプ本体2の吐出口3Cに液密に接続された流入口8Bとなり、他端側はマニホルドブロック7の外部に開口する流出口8Cとなっている。さらに、主油路部8Aの途中にはリリーフ油路8Dの一端側が接続され、該リリーフ油路8Dの他端側は、マニホルドブロック7の外部に開口する大径のリリーフ弁収容穴10となっている。
【0009】
そして、油路8の流出口8Cにはチューブシート11が固着されると共に、該流出口8Cから吐出した油液を給液対象に導くチューブが継手(いずれも図示せず)等を介して接続されるようになっている。
【0010】
12は油路8のチェック弁収容穴9に設けられたチェック弁で、該チェック弁12は、マニホルドブロック7に螺着されてチェック弁収容穴9に液密に嵌合し、油路8の一部を構成する軸方向通路13Aおよび該軸方向通路13Aと直交する径方向通路13Bが形成された弁ケース13と、該弁ケース13の軸方向通路13A内に設けられた円筒状の弁座14と、該弁座14に離着座する球状のチェック弁体15と、該チェック弁体15を弁座14に着座する方向に常時付勢するチェックばね16とからなっている。そして、該チェック弁12は、ギヤポンプ本体2から吐出した油液が油路8の流入口8Bから流出口8Cにのみ流通するのを許すものである。
【0011】
17は油路8のリリーフ弁収容穴10に設けられたリリーフ弁で、該リリーフ弁17は、マニホルドブロック7に螺着されてリリーフ弁収容穴10に液密に嵌合し、リリーフ油路8Dに連通する軸方向通路18Aおよび該軸方向通路18Aと外部とを連通する径方向通路18Bとが形成された弁ケース18と、該弁ケース18の軸方向通路18A内に設けられた円筒状の弁座19と、該弁座19に離着座する球状のリリーフ弁体20と、該リリーフ弁体20を弁座19に着座する方向に常時付勢するリリーフばね21とからなっている。
【0012】
そして、チェック弁12は常時は閉弁し、リリーフ油路8Dに導かれた油液の圧力がリリーフばね21による設定圧以上となるときには開弁し、ギヤポンプ本体2から吐出した油液のうちの余剰圧を弁ケース18の径方向通路18Bを介して外部に逃がす。
【0013】
22はギヤポンプ本体2等を覆うためにマニホルドブロック7に取付けられた有蓋筒状のポンプカバーを示し、該ポンプカバー22は、マニホルドブロック7の外周に液密に嵌合している。23はポンプカバー22に突設された吸込管で、該吸込管23は、例えばホース等を介して作動油タンク(いずれも図示せず)に接続され、該作動油タンク内に貯留した油液をポンプカバー22内に導入するものである。
【0014】
従来技術によるギヤポンプは上述の如き構成を有するもので、モータ1が作動してギヤポンプ本体2の駆動ギヤ4が回転駆動されると、該駆動ギヤ4と従動ギヤ5とが互いに噛合しつつポンプハウジング3のギヤ収容部3A内で回転する。これにより、作動油タンク内の油液がホースおよび吸込管23等を介してポンプカバー22内に導入され、ギヤポンプ本体2の吸込口3Bから吸込まれた後、吐出口3Cを通じてマニホルドブロック7の油路8内に吐出する。
【0015】
そして、油路8内に吐出した油液がチェック弁12を介してリリーフ油路8Dに導出され、このときの油液の圧力がリリーフ弁17の設定圧未満である場合には、当該油液は油路8の流出口8Cから外部に吐出する。
【0016】
一方、リリーフ油路8Dに導出された油液の圧力がリリーフ弁17の設定圧以上である場合にはリリーフ弁17が開弁し、リリーフ油路8Dに導出された油液のうちの余剰圧が、リリーフ油路8Dから弁ケース18の径方向通路18Bを介して外部(ポンプカバー22内)にリリーフされる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ギヤポンプ本体2の作動時には、該ギヤポンプ本体2の吐出口3Cからマニホルドブロック7の油路8内に高圧の油液が吐出するから、該油路8を耐圧強度に優れた材料から形成する必要がある。
【0018】
しかし、上述の従来技術では、油路8がマニホルドブロック7内に直接形成されているため、油路8の耐圧強度を向上させるためには、マニホルドブロック7全体を耐圧強度に優れた材料(例えば、炭素鋼鋼材)によって形成しなければならず、この結果、マニホルドブロック7の重量増加やギヤポンプ装置全体の大型化を招き、製造コストも嵩んでしまうという問題がある。
【0019】
また、例えばギヤポンプ本体2の作動時に吐出口3Cから吐出した高圧の油液によって油路8が破損した場合には、マニホルドブロック7全体を交換しなければならず、部品交換時の作業性が悪いという問題がある。
【0020】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、装置全体の小型軽量化を図ることができ、かつ製造コストを低減できるギヤポンプ装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、ポンプハウジング内に一対のギヤを噛合して配置し、該ギヤを駆動することにより吸込口から吸込んだ油液を吐出口に吐出するポンプ本体と、該ポンプ本体のポンプハウジングに固着して設けられ、内部に弁ケース収容穴が設けられたブロックと、該ブロックより耐圧強度の高い別部材によって形成されて弁ケース収容穴内に収容され、内部に前記ギヤポンプの吐出口と外部への流出口との間を連通する油路が設けられた弁ケースと、該弁ケースに設けられ、前記油路内を吐出口から流出口にのみ油液が流通するのを許すチェック弁および前記油路内に発生する設定圧以上の高圧を逃がすリリーフ弁とから構成したことにある。
【0022】
上記の構成によれば、ポンプ本体から吐出した高圧の油液が流れる油路が設けられた弁ケースのみを耐圧強度の高い材料から形成すれば良く、該弁ケースが組込まれるブロックは特に優れた耐圧強度を必要としない軽量な材料から形成することができ、ブロックの小型軽量化を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1ないし図4を参照して説明する。なお、本実施例では上述した従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0024】
図において、31は従来技術によるマニホルドブロック7に代えて本実施例に適用されるマニホルドブロックを示し、該マニホルドブロック31は前記マニホルドブロック7とほぼ同様に、モータ1とギヤポンプ本体2とがそれぞれボルトを介して固着され、該マニホルドブロック31の内部には、モータ1の出力軸1A、駆動ギヤ4の入力軸4Aおよびカップリング6が回転可能に収容されている。
【0025】
しかし、マニホルドブロック31の内部には、該マニホルドブロック31とは別体に形成した後述のスリーブ33が組込まれている点で異なっており、マニホルドブロック31は、例えばアルミニウム等の軽量な金属材料によって鋳造成形されている。
【0026】
32はマニホルドブロック31に穿設された弁ケース収容穴としてのスリーブ収容穴で、該スリーブ収容穴32は小径穴部32Aと大径穴部32Bとからなり、小径穴部32Aと大径穴部32Bとの間には環状段部32Cが形成されている。そして、小径穴部32Aの一部はギヤポンプ本体2の吸込口3Bに連通し、大径穴部32Bの開口端側にはめねじ部32Dが形成されている。
【0027】
33はスリーブ収容穴32内に収容された弁ケースとしてのスリーブを示し、該スリーブ33は全体として段付き円筒状を有し、例えばマニホルドブロック31よりも耐圧強度の高い炭素鋼鋼材(例えば、S45C)等の材料から形成されている。
【0028】
ここで、スリーブ33は、スリーブ収容穴32の小径穴部32A内径よりも小径の小径筒部33Aと、スリーブ収容穴32の大径穴部32B内に液密に挿嵌される大径筒部33Bと、該小径筒部33Aと大径筒部33Bとの間に設けられた環状凹部33Cとを有し、大径筒部33Bの外周側にはおねじ部33Dが形成されている。
【0029】
そして、スリーブ33は、おねじ部33Dをスリーブ収容穴32のめねじ部32Dに螺入することにより、環状段部32Cに大径筒部33Bの端縁部を係合させてスリーブ収容穴32内に液密に収容され、この状態で、スリーブ収容穴32の小径穴部32Aとスリーブ33の小径筒部33Aとの間には環状通路34が形成されている。
【0030】
35はスリーブ33内に形成された油路を示し、該油路35は、スリーブ33の軸方向に穿設された主通路36と、スリーブ33の環状凹部33Cに径方向に穿設され、主油路36と前記環状通路34とを連通する比較的短いリリーフ油路37とからなっている。
【0031】
ここで、主油路36の一端側は、Oリングを介してギヤポンプ本体2の吐出口3Cに液密に接続される流入口36Aとなり、主油路36の他端側は、ギヤポンプ本体2から吐出した油液を給液対象に導くためのチューブ等が接続される流出口36Bとなっている。そして、該流出口36Bの近傍にはチューブシート38が固着されている。
【0032】
39はスリーブ33内に位置して主油路36の途中に設けられたチェック弁を示し、該チェック弁39は、主油路36の流入口36A近傍に圧入嵌合された円筒状の弁座40と、該弁座40に離着座する球状のチェック弁体41と、該チェック弁体41を弁座40に着座する方向に常時付勢するチェックばね42とからなっている。
【0033】
そして、該チェック弁39は、ギヤポンプ本体2から吐出した油液が主油路36の流入口36Aから流出口36Bにのみ流通するのを許し、該油液が流出口36Bから流入口36A側に逆流するのを阻止するものである。
【0034】
43はリリーフ油路37に設けられたリリーフ弁で、該リリーフ弁43は図3および図4に示すように、リリーフ油路37のうちスリーブ33の外周側の開口端に形成された弁座44と、該弁座44に離着座する球状のリリーフ弁体45と、スリーブ33の環状凹部33C外周を覆うように配設され、リリーフ弁体45を弁座44に着座する方向に常時付勢する環状のリリーフばね46とからなっている。
【0035】
ここで、リリーフばね46は、例えばばね鋼等から弾性変形可能な環状の薄板として形成され、スリーブ33の環状凹部33Cにピン47によって固定されることにより、スリーブ33の環状凹部33Cとリリーフ弁体45とに外接した状態でリリーフ弁体45を弁座44に着座する方向に常時付勢している。
【0036】
そして、ギヤポンプ本体2から主油路36内に吐出した油液の圧力がリリーフばね46による設定圧以上となると、図4に示すようにリリーフばね46がリリーフ弁体45を伴って弾性変形してリリーフ油路37を開く。これにより、主油路36内を流れる油液の余剰圧がリリーフ油路37から環状通路34にリリーフされ、油路35内に発生する圧力を設定圧未満に保ち、リリーフされた油液は環状通路34を介してギヤポンプ本体2の吸込口3Bに導かれる構成となっている。
【0037】
本実施例は上述の如き構成を有するもので、モータ1が作動してギヤポンプ本体2の駆動ギヤ4と従動ギヤ5とが互いに噛合しつつ回転駆動することにより、ポンプカバー22内の油液が吸込口3Bから吸込まれ、吐出口3Cからスリーブ33の油路35内に吐出する。
【0038】
そして、油路35の主油路36内に吐出した油液の圧力がリリーフ弁43の設定圧未満である場合には、リリーフ弁43は図3に示す閉弁状態を保ち、当該油液は主油路36の流出口36Bから外部に吐出する。
【0039】
一方、主油路36に吐出した油液の圧力がリリーフ弁43の設定圧以上となると、リリーフ弁43が図4に示すように開弁し、主油路36に吐出した油液のうちの余剰圧がリリーフ油路37を介して環状通路34にリリーフされ、当該油液は環状通路34を介してギヤポンプ本体2の吸込口3Bに導かれる。
【0040】
このように、本実施例によるギヤポンプ装置は、その基本的作動については従来技術によるものと格別差異はない。
【0041】
然るに、本実施例によれば、ギヤポンプ本体2の吐出口3Cから吐出した高圧の油液が流通する油路35、チェック弁39およびリリーフ弁43を、マニホルドブロック31よりも耐圧強度の高い別部材からなるスリーブ33に一体的に設け、該スリーブ33をマニホルドブロック31のスリーブ収容穴32内に収容し、油路35の流入口36Aをギヤポンプ本体2の吐出口3Cに接続する構成としている。
【0042】
このため、スリーブ33を耐圧強度の高い材料から形成することにより、該スリーブ33を収容するマニホルドブロック31は、例えばアルミニウム等の軽量な材料によって形成することができる。
【0043】
従って、ギヤポンプ装置全体の軽量化および小型化を図ることができる上に、例えば従来技術のように油路8等をマニホルドブロック7内に形成する場合に比較して、スリーブ33内に油路35を容易に形成することができるから、製造コストの低減にも寄与することができる。
【0044】
さらに、例えばギヤポンプ本体2から吐出した高圧の油液によって油路35、チェック弁39またはリリーフ弁43等が破損した場合には、スリーブ33のみを交換すればよいから、例えば従来技術によるギヤポンプ装置のように、油路8等が設けられたマニホルドブロック7全体を交換する場合に比較して、部品交換時の作業性を向上させることができる。
【0045】
なお、前記実施例では、ギアポンプ本体2として外接歯車型のギヤポンプを例示したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば内接歯車型のギヤポンプを用いてもよく、また、カムリング内で歯車が偏心回転するトロコイドポンプを用いてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明によれば、ポンプ本体の吐出口と外部への流出口とを連通する油路、チェック弁およびリリーフ弁を、ブロックよりも耐圧強度の高い別部材からなる弁ケースに設け、この弁ケースをブロックの弁ケース収容穴内に収容する構成としたから、ポンプ本体から吐出した高圧の油液が流れる油路が設けられた弁ケースのみを耐圧強度の高い材料から形成すれば、該弁ケースが収容されるブロックは、特に優れた耐圧強度を必要としないアルミニウム等の軽量な材料から形成することができる。
【0047】
この結果、例えばポンプ本体から吐出した高圧の油液が流れる油路をブロック内に形成する場合に比較して、ギヤポンプ装置全体の小型軽量化、および製造コストの低減を図ることができる。
【0048】
さらに、ポンプ本体から吐出する高圧の油液によって油路、チェック弁またはリリーフ弁等が破損した場合には、これら油路、チェック弁およびリリーフ弁が設けられた弁ケースのみを交換すればよいから、例えばブロック全体を交換する場合に比較して、部品交換時の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるギヤポンプ装置を示す横断面図である。
【図2】図1中のブロックに収容されたスリーブの内部を示す要部拡大断面図である。
【図3】図2中の矢示 III−III 方向からみた断面図である。
【図4】図3中に示すリリーフ弁が開弁した状態を示す図3と同様の断面図である。
【図5】従来技術によるギヤポンプ装置を示す横断面図である。
【図6】図5中の矢示VI−VI方向からみた断面図である。
【図7】図5中のブロックに設けられた油路、チェック弁およびリリーフ弁等を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2 ギヤポンプ本体(ポンプ本体)
3 ポンプハウジング
3B 吸込口
3C 吐出口
4 駆動ギヤ
5 従動ギヤ
31 マニホルドブロック(ブロック)
32 スリーブ収容穴(弁ケース収容穴)
33 スリーブ(弁ケース)
35 油路
39 チェック弁
43 リリーフ弁
Claims (1)
- ポンプハウジング内に一対のギヤを噛合して配置し、該ギヤを駆動することにより吸込口から吸込んだ油液を吐出口に吐出するポンプ本体と、該ポンプ本体のポンプハウジングに固着して設けられ、内部に弁ケース収容穴が設けられたブロックと、該ブロックより耐圧強度の高い別部材によって形成されて弁ケース収容穴内に収容され、内部に前記ギヤポンプの吐出口と外部への流出口との間を連通する油路が設けられた弁ケースと、該弁ケースに設けられ、前記油路内を吐出口から流出口にのみ油液が流通するのを許すチェック弁および前記油路内に発生する設定圧以上の高圧を逃がすリリーフ弁とから構成してなるギヤポンプ装置。
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JP29344796A JP3720492B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | ギヤポンプ装置 |
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JP29344796A Expired - Lifetime JP3720492B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | ギヤポンプ装置 |
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