JP3719830B2 - 金属材料用蒸発源及びこれを用いた真空処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空蒸着に用いられる金属材料用蒸発源に関し、特に有機EL(Electrluminescence)素子の陰極材料に用いられるリチウム(Li)等を蒸発させるための金属材料用蒸発源に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フルカラーフラットパネルディスプレイ用の素子として、有機EL素子が注目されている。有機EL素子は、蛍光性有機化合物を電気的に励起して発光させる自発光型素子で、高輝度、高視野角、面発光、薄型で多色発光が可能であり、しかも数Vという低電圧の直流印加で発光する全固体素子で、かつ低温においてもその特性の変化が少ないという特徴を有している。
【0003】
図4は、一般的な有機EL素子の構成を示すものである。
図4に示すように、この有機EL素子100は、例えばガラス基板101上に形成されたITOからなるアノード電極102の上に、それぞれ有機材料からなる正孔注入輸送層103及び発光層104が形成され、さらに、その上にカソード電極105が形成される。そして、アノード電極102とカソード電極105との間に約8V程度の低電圧を印加するように構成される。この場合、カソード電極105の材料としては、マグネシウムと銀(Mg/Ag)の合金が用いられることが多いが、近年、仕事関数の小さい金属であるリチウムとアルミニウム(Li/Al)の合金が用いたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、カソード電極105に使用される低仕事関数の金属、特にリチウムは非常に活性であるため、大気に触れることによって容易に酸化する。このため、リチウムは油中において保存されるのが普通である。
また、リチウムを加熱すると一気に蒸発してしまうことから、リチウムの蒸着の際には、高融点金属に融解させることによりリチウムを徐々に蒸発させるようにしている。
しかしながら、このような従来の方法では、効率良く蒸着を行うことができないという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するためになされたもので、反応性の高い低仕事関数の金属材料に対して適正な蒸発速度で蒸着を行いうる金属材料用蒸発源及びこれを用いた真空処理装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、蒸発材料を収容する蒸発用容器を備え、該蒸発用容器に収容された蒸発材料を蒸発させ、真空槽内において基体上に蒸着膜を形成するための金属材料用蒸発源であって、上記蒸発用容器に、蒸発した上記蒸発材料が上方に流れる第1流路と、上記第1流路の下流で上記蒸気が下方に流れる第2流路と、上記第2流路の下流で上記蒸気が上方に排出される蒸発口が設けられていることを特徴とする金属材料用蒸発源である。
【0007】
かかる構成を有する請求項1記載の発明の場合、蒸着の際、蒸発材料の蒸気が、蒸発用容器内において第1及び第2流路を経由することによって迂回して容器外部に導かれるため、反応性の高い低仕事関数の金属材料を用いた場合であっても、一気に蒸発してしまうことがなく、適正な蒸発速度で蒸着を行うことができる。
【0008】
この場合、請求項2記載の発明のように、請求項1記載の金属材料用蒸発源において、上記蒸発用容器が、蒸発材料を収容可能な有底上端開口形状の本体部と、上記蒸発材料の蒸気を排出する蒸発口を有し上記本体部に対して着脱可能な蓋部とから構成され、上記本体部の内部に、開口部を介して蒸発材料を挿入可能な収容部が設けられ、上記蓋部には、上記本体部の内部と対向する部分に、上記収容部の開口部を覆うとともに該収容部に収容された蒸発材料の蒸気を迂回させて上記蒸発口に導くための案内部が形成されていることも効果的である。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、蓋部を本体部から外すことによって、開口部を介して容易に蒸発材料を収容部に搬入することができる。
【0010】
一方、蓋部を本体部に装着した場合には、蓋部に形成した案内部によって蒸発材料の蒸気を迂回して排出する導出経路が形成され、これにより適正な蒸発速度で蒸着を行うことが可能になる。
【0011】
この場合、請求項3記載の発明のように、請求項2記載の金属材料用蒸発源において、上記本体部の内部の周縁部分に上記収容部が設けられるとともに、上記蓋部の上記本体部と対向する側の中央部分に上記案内部が突出形成され、さらに、上記案内部の頂部に上記蒸発口が設けられていることも効果的である。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、蒸発材料の蒸気を迂回して排出する導出経路をコンパクトな構成で形成することができる。すなわち、本発明によれば、本体部の内部の周縁部分に設けられた収容部の空間に、蓋部の中央部分に突出形成された案内部が入り込むように形成される。そして、この収容部の開口部から流出した蒸発材料の蒸気が、蓋部に突出形成された案内部によって偏向され、案内部の頂部に設けた蒸発口から排出されるような導出経路が形成される。
【0013】
また、請求項4記載の発明のように、請求項3記載の金属材料用蒸発源において、上記本体部は有底円筒形状を有するとともに、上記蓋部は円盤形状を有し、さらに、上記案内部は円錐台形状を有することも効果的である。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、蒸発材料の蒸気の導出経路を点対称の形状に形成することができ、蒸発材料の蒸気を均一に排出させることが可能になる。
【0015】
さらにまた、請求項5記載の発明のように、請求項3又は4のいずれか1項記載の金属材料用蒸発源において、上記蓋部の上記基板と対向する部分に、開口面積が底部から開口端部に向かって大きくなるような凹部が設けられ、該凹部の底部に上記蒸発口が設けられていることも効果的である。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、蒸発口から排出された蒸発材料の蒸気は、蓋部の凹部に沿って十分に拡散されるため、基体上において均一な蒸着膜を形成することが可能になる。
【0017】
一方、請求項6記載の発明は、基板上に蒸着膜を形成するための真空処理槽内に、請求項1乃至5のいずれか1項記載の金属材料用蒸発源が配設されていることを特徴とする真空処理装置である。
【0018】
請求項6記載の発明によれば、リチウム等の反応性の高い金属材料に対して適正な蒸発速度で均一な蒸着膜を形成しうる真空処理装置を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る金属材料用蒸発源の好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係る真空処理装置の一実施の形態である真空蒸着装置の概略構成を示すものであり、図1(b)は、本発明に係る金属材料用蒸発源の構成を示す断面図である。
【0020】
また、図2(a)は、図1(b)の金属材料用蒸発源の蓋部と本体部とを離した状態を示す構成図、図2(b)は、同金属材料用蒸発源の蓋部を示す平面図、図2(c)は、同金属材料用蒸発源の本体部を上方から見た平面図である。
【0021】
図1(a)に示すように、本実施の形態の真空蒸着装置1は、図示しない真空排気系に連結された真空処理槽2を有し、この真空処理槽2の底部に、加熱用の容器Cに収容された金属材料用蒸発源3が配設されている。ここで、容器Cは、金属材料用蒸発源3を取り囲むように形成された壁部内に、例えばタンタルからなるヒーターHが埋め込まれて構成されている。
【0022】
金属材料用蒸発源3の上方近傍には、蒸発材料としての金属材料の蒸気を閉じこめておくためのシャッター4が設けられ、このシャッター4の上側近傍には、成膜速度を測定するための膜厚モニター5が設けられている。
【0023】
一方、真空処理槽2の上部には、基板ホルダー6が設けられ、この基板ホルダーに、蒸着膜を成膜すべき基板(基体)7が固定される。そして、基板7の下方には、金属材料の蒸気を遮るためのメインシャッター8が設けられる。
【0024】
図1(b)に示すように、本実施の形態の金属材料用蒸発源3は、本体部30と蓋部31とから構成される蒸発用容器32を有している。ここで、本体部30と蓋部31は、ともにグラファイトを用いて形成される。
【0025】
一方、本体部30は有底円筒状の部材からなり、その上側部分には開口部が形成されている。そして、本体部30の周壁部30aの上部にはねじ部30bが形成されている。
【0026】
また、本体部30の内部には、周壁部30aと同心軸上に円筒状の仕切部30cが形成されている。ここで、仕切部30cの高さは周壁部30aの高さより若干低く形成される。
【0027】
そして、図2(c)に示すように、本体部30の周壁部30aと仕切部30cによって本体部30の内部に環状の収容部30dが形成される。この収容部30dには、その開口部を介してリチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カルシウム(Ca)、塩化カリウム(KCl)等の活性な金属材料が収容される。
【0028】
一方、図2(a)に示すように、蓋部31は円盤状の部材からなり、この蓋部31は、本体部30の直径より若干大きい直径を有している。そして、蓋部31の周縁部分にはフランジ部31cが形成され、このフランジ部31cの内側部分には、上述した本体部30のねじ部30bと噛み合うねじ部31dが形成されている。
【0029】
また、蓋部31の本体部30と対向する下面31eの中央部分には、円錐台形状の導出部31aが突出形成されている。この場合、図1(b)に示すように、本体部30と蓋部31とを噛み合わせた状態において本体部30の仕切部30cと蓋部31の導出部31aとの間に隙間が形成されるように構成されている。さらに、蓋部31の中心部に位置する導出部31aの頂部には蒸発口31bが設けられている。そして、このような構成により、本体部30の収容部30dの開口部は蓋部31の下面31e及び導出部31aによって覆われるようになり、この収容部30dから流出した蒸発材料の蒸気が蓋部31の下面31e及び導出部31a(案内部)によって偏向され、導出部31aの蒸発口31bから排出されるような導出経路が形成される。
【0030】
このような構成を有する金属材料用蒸発源3を用いて例えばリチウムの蒸着を行う場合には、図2(b)に示すように本体部30と蓋部31とを分離した状態で本体部30の収容部30dに固体状のリチウム9を搬入し、その後、蓋部31のねじ部31dと本体部30のねじ部30dとを噛み合わせて蓋部31を本体部30に固定する。この状態においては、固体状のリチウム9の表面は酸化して被膜が形成されている。
【0031】
そして、金属材料用蒸発源3を真空処理槽2の所定の位置にセットし、上述したヒーターHに通電してリチウム9を加熱する。その結果、リチウム9は融解して液化し、なおも加熱を続けると、700℃程度の温度で酸化被膜が破れ、リチウム9Aが安定した気化状態となる。
【0032】
本実施の形態においては、図1(b)に示すように、リチウムの蒸気9aは蒸発用容器の蓋部31の下面31e及び導出部31aによってその流れる方向が下方に向けられ、蒸発口31bから排出される。この場合、リチウムの蒸気9aには、上記固体状のリチウム9の表面に形成された酸化被膜の成分も含まれており、この酸化被膜の成分も蒸発口31bから排出される。
【0033】
ここで、図1(a)に示すように、シャッター4を閉じた状態にしておくと、蓋部31の蒸発口31bから流出したリチウムの蒸気9aはシャッター4に付着する。そこで、蒸発用容器32内の酸化被膜の成分がすべて流出した後、加熱温度を600℃程度に保持し、シャッター4及びメインシャッターを開くことによって、酸化物を含まないリチウムを用いて基板7への蒸着を行うことができる。
【0034】
以上述べたように本実施の形態によれば、蒸着の際、リチウムの蒸気9aが蒸発用容器32内において迂回して外部に導かれるため、一気に蒸発してしまうことがなく、適正な蒸発速度で蒸着を行うことができる。
【0035】
また、本実施の形態においては、蓋部31が本体部30に対して着脱自在となっていることから、蓋部31を本体部30から外すことによって、開口部を介して容易に固体状のリチウム9を収容部30dに搬入することができる。
【0036】
さらに、本実施の形態によれば、コンパクトな蒸発用容器32を用いてリチウムの蒸気9aを均一に排出させることができ、しかも、蓋部31の蒸発口31bから排出されたリチウムの蒸気9aは、蓋部31の導出部31aの上面に沿って十分に拡散されるため、基板7上において均一な蒸着膜を形成することができる。
【0037】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、上述の実施の形態においては、本体部と着脱自在な蓋部とから蒸発用容器を構成するようにしたが、本発明はこれに限られず、蒸発用容器を一体的に形成することも可能である。ただし、上記実施の形態のように本体部と蓋部とを別体で構成すれば、蒸発材料の挿入等が容易になるというメリットがある。
【0038】
また、本体部の収容部及び蓋部の導出部の形状についても、本発明を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
【0039】
さらに、蒸発用容器の材質は、グラファイトに限られず、種々のものを用いることができる。ただし、蒸発材料を均一に加熱するためには、グラファイトを用いることが好ましい。
【0040】
さらにまた、本発明は有機EL素子のカソード電極を形成するための装置に限られず、種々の蒸着装置に適用することができる。ただし、本発明はリチウム等を用いて有機EL素子のカソード電極を形成する場合に特に有効なものである。
【0041】
図3は、本発明に係る金属材料用蒸発源の他の実施の形態を示すもので、蒸発用容器の他の例を示すものである。
【0042】
図3に示すように、この蒸発用容器20は、上述の実施の形態と同様に、例えばグラファイトからなる本体部21と蓋部22とから構成され、液体状のリチウム9Aが収容されるようになっている。
【0043】
本例においては、蓋部22に蒸発口は設けられておらず、本体部21の周壁部21aにコ字状の導出管23が取り付けられている。この場合、蒸発用容器20の内部において導出管23の端部が上方の蓋部22に向けて配設される。また、蒸発用容器20の外部においても導出管23の端部が上方に向けられている。
【0044】
このような構成を有する本実施の形態においては、蒸発用容器20の内部においてリチウムの蒸気9aが蓋部22の下面に当たってはね返り、その後、導出管23の内部23aを介して外部に排出される。このように、本実施の形態においてもリチウムの蒸気9aが迂回して外部に導かれるため、一気に蒸発してしまうことがなく、適正な蒸発速度で蒸着を行うことができる。その他の構成及び作用は上記実施の形態と同様であるのでその詳細な説明を省略する。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、反応性の高い低仕事関数の金属材料に対して適正な蒸発速度で均一な蒸着を行うことができる。
このように、本発明によれば、特にリチウムを用いて有機EL素子のカソード電極を効率良く形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a):本発明に係る真空処理装置の一実施の形態である真空蒸着装置の概略構成図 (b):本発明に係る金属材料用蒸発源の一実施の形態の構成を示す断面図
【図2】(a):図1(b)の金属材料用蒸発源の蓋部と本体部とを離した状態を示す構成図 (b):同金属材料用蒸発源の蓋部を示す平面図 (c):同金属材料用蒸発源の本体部を上方から見た平面図
【図3】本発明に係る金属材料用蒸発源の蒸発用容器の他の例の構成を示す断面図
【図4】一般的な有機EL素子の構成を示す断面図
【符号の説明】
1…真空蒸着装置 2…真空処理槽 3…金属材料用蒸発源 4…シャッター 7…基板(基体) 8…メインシャッター 9…固体状態のリチウム 9A…液体状態のリチウム 9a…リチウムの蒸気 30…本体部 30a…周壁部 30b…ねじ部 30c…仕切部 30d…収容部 31…蓋部 31a…導出部(案内部) 31b…蒸発口 31c…フランジ部 31d…ねじ部 31e…下面(案内部) C…加熱用の容器 H…ヒーター
Claims (6)
- 蒸発材料を収容する蒸発用容器を備え、該蒸発用容器に収容された蒸発材料を蒸発させ、真空槽内において基体上に蒸着膜を形成するための金属材料用蒸発源であって、
上記蒸発用容器に、蒸発した上記蒸発材料が上方に流れる第1流路と、上記第1流路の下流で上記蒸気が下方に流れる第2流路と、上記第2流路の下流で上記蒸気が上方に排出される蒸発口が設けられていることを特徴とする金属材料用蒸発源。 - 請求項1記載の金属材料用蒸発源において、
上記蒸発用容器は、蒸発材料を収容可能な有底上端開口形状の本体部と、上記蒸発材料の蒸気を排出する蒸発口を有し上記本体部に対して着脱可能な蓋部とから構成され、
上記本体部の内部に、開口部を介して蒸発材料を挿入可能な収容部が設けられ、上記蓋部には、上記本体部の内部と対向する部分に、上記収容部の開口部を覆うとともに該収容部に収容された蒸発材料の蒸気を迂回させて上記蒸発口に導くための案内部が形成されていることを特徴とする金属材料用蒸発源。 - 請求項2記載の金属材料用蒸発源において、
上記本体部の内部の周縁部分に上記収容部が設けられるとともに、上記蓋部の上記本体部と対向する側の中央部分に上記案内部が突出形成され、さらに、上記案内部の頂部に上記蒸発口が設けられていることを特徴とする金属材料用蒸発源。 - 請求項3記載の金属材料用蒸発源において、
上記本体部は有底円筒形状を有するとともに、上記蓋部は円盤形状を有し、さらに、上記案内部は円錐台形状を有することを特徴とする金属材料用蒸発源。 - 請求項3又は4のいずれか1項記載の金属材料用蒸発源において、
上記蓋部の上記基体と対向する部分に、開口面積が底部から開口端部に向かって大きくなるような凹部が設けられ、該凹部の底部に上記蒸発口が設けられていることを特徴とする金属材料用蒸発源。 - 基体上に蒸着膜を形成するための真空処理槽内に、請求項1乃至5のいずれか1項記載の金属材料用蒸発源が配設されていることを特徴とする真空処理装置。
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