JP3719275B2 - ガスこんろ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内周面の周方向に多数の炎口を列設した環状バーナを有するガスこんろに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内周面の周方向に多数の炎口を列設した環状バーナを備えたガスこんろが知られている。このこんろは、図6に示すように、天板51に形成した開口部の上方に調理鍋8を載置する五徳爪55と、その周囲に吹きこぼれた煮汁を受ける外部汁受皿52と、外部汁受皿52に形成した開口部50の下方に燃料ガスを燃焼させるバーナ本体53と、そのバーナ本体53の頭部に着脱自由に載置された環状のバーナヘッド54と、その環状バーナヘッド54の中央開口部に鍋から吹きこぼれた煮汁を受ける内部汁受皿59とを備える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成のガスこんろでは、吹きこぼれた煮汁を掃除する為に内部汁受皿59を取り出すとき、バーナの中央開口部は小さくて取り出しにくく、また、加熱したバーナに触れ火傷する恐れがあった。そのため、バーナが冷却するまで待たなければならず、煮汁の掃除に際して使い勝手の悪いものであった。
本発明のガスこんろは、上記課題を解決し、使用者が火傷の心配をすることもなく、内部汁受皿を容易に取り出すことができるガスこんろを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のガスこんろは、
環状の混合室を備え、その内周面の周方向に多数の炎口を中心方向に向けて列設した環状バーナと、
上記環状バーナの周囲に載置された外部汁受皿と、
上記環状バーナの中央開口部に載置された内部汁受皿とを備えたガスこんろにおいて、
上記外部汁受皿を、上記環状バーナのバーナヘッドの上端面より下側の外周面に沿って脱着自在に嵌入載置するとともに、上記内部汁受皿を脱着自在とし、
更に、上記外部汁受皿と上記内部汁受皿とを一体的に連結形成したことを要旨とする。
【0005】
また、本発明の請求項2記載のガスこんろは、
上記外部汁受皿と上記内部汁受皿とを接続帯にて一体的に連結形成し、上記汁受皿の上記接続帯を上記環状バーナの炎口間に載置したことを要旨とする。
【0006】
上記構成を有する本発明のガスこんろは、火炎が鍋中央に向かって流れ、鍋底の中心から外に向かって広がるので鍋が小径であっても鍋底面は伝熱に有効利用され鍋外に大きく炎が溢れることはない。
また、調理鍋から吹きこぼれた煮汁を受ける外部汁受皿と内部汁受皿とを一体的に連結形成したので、外部汁受皿を取り外すことにより内部汁受皿もそのまま取り外されるので調理終了直後でも加熱したバーナに触れる心配も無く容易に取り外すことができる。このように、受皿に付着した煮汁が固着する前に取り外し掃除ができる。また、使用者が火傷するといったこともなく安全である。
さらに、外部汁受皿を、環状バーナのバーナヘッドの上端面より下側の外周面に沿って嵌入載置しているため、外部汁受皿がバーナ火炎から下方へと離れる。したがって、外部汁受皿の表面の変色や焼けを問題にすることなく、バーナヘッドと調理鍋等との距離を近づけることができ、火炎を調理鍋に勢い良く当てることができ、熱効率を向上させることができる。
さらにまた、外部汁受皿が火炎から遠ざかるため、耐熱温度が比較的低いフッ素樹脂を施すことも可能となる。
加えて、外部汁受皿をバーナヘッドの外周面に嵌入載置しているため、バーナヘッドと外部汁受皿の載置部分の隙間をほとんど無くすことができ、たとえ煮汁が吹きこぼれたとしても、煮汁が器具内へ侵入することがなく、掃除が容易となる。
【0007】
また、請求項2記載のガスこんろは、一体的に連結形成した汁受皿の接続帯を環状バーナの炎口間に載置したので汁受皿の接続帯はバーナ火炎であぶられることはなく耐久性を損なうことはない。
【0008】
【発明の実施形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のガスこんろの好適な実施例について説明する。
図1は一実施例としてのガスこんろの側面の断面図である。
このガスこんろは、天板1に形成した開口部の中央付近に設けられた環状頭部を有するバーナ本体3と、バーナ本体3の頭部に着脱自由に載置される環状のバーナヘッド4と、バーナヘッド4の外周面に沿って嵌入載置された外部汁受皿2と、バーナヘッド4の中央開口部7に設けられた内部汁受皿9と、調理鍋8を載置する五徳爪5と、五徳爪5と一体的に形成され五徳爪5を支持する五徳リング6とを備える。
【0009】
バーナ本体3は、手前にノズル取付部14を有する1次空気取入部17と、ノズル14からの噴流ガスと噴流ガスにより吸引された空気との混合を良好にする混合管15と、混合管15により混合された混合気の圧力を均一にする上部が開口された中空の環状混合気室16とを備える。
バーナヘッド4は、図2,3,4に示すように、2次空気を供給する中央開口部7と、内周面の周方向に設けた多数の櫛歯状の凸部13とを備える。
また、環状のバーナヘッド4の上面には、径方向に3箇所等間隔に溝12が形成されている。
バーナ炎口11は、バーナ本体3の均圧室16の内周面上にバーナヘッド4の内周面の周方向に設けた多数の櫛歯状の凸部13を装着して形成される。
また、外部汁受皿2と内部汁受皿9は、互いに近接した内周面と外周面を3本の接続帯10により一体的に連結形成されている。
そして、一体的に形成された汁受皿は、バーナヘッドの3箇所に設けられた凹部12に接続帯10が合致するように載置されている。
【0010】
内周面の周方向に多数の炎口11を列設した環状のバーナヘッド4の火炎は、鍋8の中央に向かって流れ、鍋底の中心から外に向かって広がるので小径鍋であっても鍋底面は伝熱に有効利用され、鍋8の外に炎が大きく溢れることもなく、従来の外に向いている炎口を備えたバーナのように溢れ防止のため火力を絞るといった必要が無いので調理が速くできて使い勝手が良い。
また、外部汁受皿2と内部汁受皿9とを接続帯10により一体的に連結形成したので調理直後でも外部汁受皿2を取り外すことでそのまま内部汁受皿9が取り外されるため加熱直後の熱いバーナに手が触れると言ったことも無く安全である。
また、汁受皿の一体成形により、内部汁受皿を支持する支持部を別に設ける必要もなく製作が容易に出来る。
【0011】
また、環状バーナの炎口部11に形成した凹部12と汁受皿の接続帯10とが丁度合致するように載置したので、接続帯10がバーナ火炎に触れることはなく加熱による劣化は生じない。
また、外部汁受皿2をバーナヘッド4の上端面より下側の外周面に嵌入載置し、バーナ炎口部11に形成される火炎から下方に離したので、外部汁受皿2及び内部汁受皿9の表面の変色や焼けを問題にすることなく、調理鍋8とバーナヘッド4の距離を近づけることができ、火炎を調理鍋8に勢い良く当てることができるので熱効率が向上する。
また、外部汁受皿2は、火炎より遠ざけたので耐熱温度が比較的低いフッ素樹脂を施すことができる。したがって、掃除が容易になり使い勝手が良くなる。
【0012】
また、調理中に調理鍋8から煮汁の吹きこぼれが有っても、外部汁受皿2をバーナヘッド4の外周面に嵌入載置したので、バーナヘッド4と汁受皿2の載置部分の隙間はほとんど無く、そこから煮汁が器具内に侵入することはないので掃除が容易にできる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではない。例えば、本実施例では接続帯により外部汁受皿と内部汁受皿とを一体的に連結形成したが、1枚の板材を加工して外部汁受皿と内部汁受皿とを一体形成しても良く本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のガスこんろによれば、内周面の周方向に多数の炎口を列設した環状のバーナヘッドを備えているので小径鍋であっても鍋底面は伝熱に有効利用され調理が速くできて使い勝手が良い。
また、外部汁受皿と内部汁受皿とを一体的に連結形成したので、調理直後でも外部汁受皿を取り外すことでそのまま内部汁受皿が取り外されるため、加熱直後の熱いバーナに手が触れると言ったことも無く使い勝手が良い。
さらに、外部汁受皿を、環状バーナのバーナヘッドの上端面より下側の外周面に沿って嵌入載置しているため、外部汁受皿がバーナ火炎から下方へと離れる。したがって、外部汁受皿の表面の変色や焼けを問題にすることなく、バーナヘッドと調理鍋等との距離を近づけることができ、火炎を調理鍋に勢い良く当てることができ、熱効率を向上させることができる。
さらにまた、外部汁受皿が火炎から遠ざかるため、耐熱温度が比較的低いフッ素樹脂を施すことも可能となる。
加えて、外部汁受皿をバーナヘッドの外周面に嵌入載置しているため、バーナヘッドと外部汁受皿の載置部分の隙間をほとんど無くすことができ、たとえ煮汁が吹きこぼれたとしても、煮汁が器具内へ侵入することがなく、掃除が容易となる。
また、本発明の請求項2記載のガスこんろによれば、バーナヘッドの炎口間に汁受皿の接続帯を載置したので接続帯に火炎が触れることも無く耐熱性において問題無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのガスこんろの側面の断面図である。
【図2】一実施例としての汁受皿を載置したバーナの平面図である。
【図3】一実施例としての汁受皿とバーナの側断面図である。
【図4】一実施例としてのバーナ炎口部の正面概略図である。
【図5】一実施例としての汁受皿を載置したバーナの斜視図である。
【図6】従来例としてのガスこんろの側面の断面図である。
【符号の説明】
2,52 外部汁受皿
3,53 バーナ本体
4,54 バーナヘッド
7 バーナ中央開口部
9,59 内部汁受皿
10 接続帯

Claims (2)

  1. 環状の混合室を備え、その内周面の周方向に多数の炎口を中心方向に向けて列設した環状バーナと、
    上記環状バーナの周囲に載置された外部汁受皿と、
    上記環状バーナの中央開口部に載置された内部汁受皿とを備えたガスこんろにおいて、
    上記外部汁受皿を、上記環状バーナのバーナヘッドの上端面より下側の外周面に沿って脱着自在に嵌入載置するとともに、上記内部汁受皿を脱着自在とし、
    更に、上記外部汁受皿と上記内部汁受皿とを一体的に連結形成したことを特徴とするガスこんろ。
  2. 上記外部汁受皿と上記内部汁受皿とを接続帯にて一体的に連結形成し、上記汁受皿の上記接続帯を上記環状バーナの炎口間に載置したことを特徴とする請求項1記載のガスこんろ。
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