JP3718946B2 - バッテリ式リーチフォークリフト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、バッテリ式リーチフォークリフトに係り、特にバッテリ式リーチフォークリフトにおける油圧系装置の搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図4に示されるようなバッテリ式リーチフォークリフトにおいては、図5のように、フレーム1内に車両の前方に向かって右側にオイルタンク2、中央部にコントロールバルブ3、左側にコントローラ4が配置され、さらにコントローラ4の後方に、荷役モータ5に連結されたオイルポンプ6が配置されている。図6に示されるように、マスト7はキャリッジ8上に直立して支持されており、キャリッジ8がフレーム1に配置されたレール9に沿って前後方向に移動自在に設けられている。フレーム1に取り付けられたリーチシリンダ10のプランジャ11の先端がキャリッジ8に連結されており、このプランジャ11を伸縮させることによりキャリッジ8がマスト7と共に前後方向へ移動する。また、マスト7の背部にはフォークを昇降させるためのリフトシリンダ12が取り付けられている。
【0003】
図7に示されるように、オイルタンク2、コントロールバルブ3及びオイルポンプ6は互いに油圧配管13で連結されており、さらに油圧配管13はコントローラ4の下から下方に延びてリーチシリンダ10に、また前方に延びてリフトシリンダ12にそれぞれ接続されている。コントロールバルブ3には、図示しないインストルメントパネルの中央部に配設されたコントロールレバー14が連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フレーム1内に油圧配管13が複雑に取り回されると共にフレーム1からマスト側のリフトシリンダ12にまで油圧配管13を延ばさなければならず、圧力損失が大きく、またコントローラ4に接続される電気配線と油圧配管13との交差もあり、組付性及びサービス性がよくないという問題点があった。また、油圧配管13が複雑に配置されているために、フレーム1内にそれだけ余分なスペースを必要とするという問題点もあった。
【0005】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、油圧配管の取り回しを簡単にして圧力損失の低減と組付性及びサービス性の向上を図ることができるバッテリ式リーチフォークリフトを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るバッテリ式リーチフォークリフトは、車両のフレーム側に対してマスト側のキャリッジが前後方向へ移動自在に設けられたバッテリ式リーチフォークリフトにおいて、オイルタンク、電磁式コントロールバルブ、オイルポンプ、荷役モータ、リフトシリンダ及びマスト側のキャリッジをフレーム側に対して前後方向へ移動させるためのリーチシリンダを含む油圧系装置を、オイルタンク、電磁式コントロールバルブ、荷役モータ、リフトシリンダ及びリーチシリンダがオイルポンプの近傍に位置するようにマスト側のキャリッジ上に配置すると共にコントロールレバーをフレーム側に配置し、コントロールレバーと電磁式コントロールバルブとを電気配線にて接続するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係るバッテリ式リーチフォークリフトの構成を示す。フレーム21のリーチ22に沿って水平にレール23が配設されており、このレール23に案内されてマスト側のキャリッジ24が前後方向に移動自在に設けられている。キャリッジ24に固定されたリーチシリンダ25のプランジャ26の先端がフレーム21に連結されており、このプランジャ26を伸縮させることによりキャリッジ24がフレーム21に対して前後方向へ移動する。図2に示されるように、キャリッジ24には、一対の直立マスト27が設けられており、リフトシリンダ28の作用によりリフトブラケット29がフォーク30と共にマスト27に沿って昇降自在に設けられている。
【0008】
また、キャリッジ24には、リーチシリンダ25を跨ぐようにオイルタンク31が配置されると共にマスト27とオイルタンク31との間にオイルポンプ32が配置され、オイルポンプ32に荷役モータ33が連結されている。さらに、オイルポンプ32の近傍に電磁式コントロールバルブ34が配置されている。オイルタンク31、オイルポンプ32及び電磁式コントロールバルブ34は互いに図示しない油圧配管で連結されており、さらに油圧配管はリーチシリンダ25及びリフトシリンダ28にそれぞれ接続されている。
【0009】
フレーム21に形成された運転席のインストルメントパネルには図示しないコントロールレバーが配設されており、このコントロールレバーとキャリッジ24上に配置された電磁式コントロールバルブ34とが、図3に示されるような電気配線35を介して電気的に接続されている。
【0010】
すなわち、この実施の形態に係るバッテリ式リーチフォークリフトにおいては、リーチシリンダ25、リフトシリンダ28、オイルタンク31、オイルポンプ32、荷役モータ33及び電磁式コントロールバルブ34を含む油圧系装置が全てマスト側であるキャリッジ24上に集中して搭載され、フレーム21側には油圧系装置及び油圧配管が存在しない。
【0011】
キャリッジ24上において、オイルポンプ32の近傍にリーチシリンダ25、リフトシリンダ28、オイルタンク31及び電磁式コントロールバルブ34が配置されているため、これらの装置間を短い油圧配管で且つ簡単な取り回しで連結することができる。
【0012】
さらに、電磁式コントロールバルブ34を使用して、フレーム21側の運転席のコントロールレバーとコントロールバルブ34とを電気配線35により接続したので、コントロールレバーの操作力を低減することができると共に運転席におけるインストルメントパネルの高さ及びコントロールレバーの配置位置を自由に設定することができ、インストルメントパネルのレイアウト上の自由度が向上する。
【0013】
また、フレーム21側に油圧系装置及び油圧配管が存在しないので、その分だけ広い運転席を設けることができると共に、電気配線と油圧配管が交差することがなく、組付性及びサービス性が向上する。
【0014】
なお、マスト27に沿って昇降するリフトブラケット29にティルトシリンダを設けて、フォーク30のティルト動作を行わせることもできる。このティルトシリンダはマスト側において、オイルタンク31、オイルポンプ32及び電磁式コントロールバルブ34と短い油圧配管で連結される。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、油圧系装置がマスト側に集中配置されるので、短い油圧配管で且つ簡単な取り回しでこれらを互いに接続することができ、圧力損失の低減を図ると共に組付性及びサービス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るバッテリ式リーチフォークリフトの構成を示す平面図である。
【図2】実施の形態に係るバッテリ式リーチフォークリフトのマスト側を示す斜視図である。
【図3】実施の形態に係るバッテリ式リーチフォークリフトのフレームから取り回された電気配線の一部を示す斜視図である。
【図4】従来のバッテリ式リーチフォークリフトを示す斜視図である。
【図5】従来のバッテリ式リーチフォークリフトにおけるフレーム内の各種装置の配置を示す平面図である。
【図6】従来のバッテリ式リーチフォークリフトのマスト側を示す斜視図である。
【図7】従来のバッテリ式リーチフォークリフトにおけるフレーム内の油圧系装置の連結の様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 フレーム
24 キャリッジ
25 リーチシリンダ
26 プランジャ
27 マスト
28 リフトシリンダ
31 オイルタンク
32 オイルポンプ
33 荷役モータ
34 電磁式コントロールバルブ
35 電気配線

Claims (1)

  1. 車両のフレーム側に対してマスト側のキャリッジが前後方向へ移動自在に設けられたバッテリ式リーチフォークリフトにおいて、
    オイルタンク、電磁式コントロールバルブ、オイルポンプ、荷役モータ、リフトシリンダ及びマスト側のキャリッジをフレーム側に対して前後方向へ移動させるためのリーチシリンダを含む油圧系装置を、オイルタンク、電磁式コントロールバルブ、荷役モータ、リフトシリンダ及びリーチシリンダがオイルポンプの近傍に位置するようにマスト側のキャリッジ上に配置すると共に
    コントロールレバーをフレーム側に配置し、
    コントロールレバーと電磁式コントロールバルブとを電気配線にて接続することを特徴とするバッテリ式リーチフォークリフト。
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