JP3717290B2 - 集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部クロックに対して所定の位相タイミングで動作する内部回路に、タイミング信号を生成するDLL回路の改良に関し、可変遅延回路を省略して回路規模を小さくすることができるDLL回路を有する集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるメモリデバイスは、100MHzを超える動作速度が要求されており、内部にディレード・ロック・ループ(DLL)回路等を設けて、外部クロックとデータ出力信号との位相を合わせ、内部配線等による遅延特性の影響を排除し、アクセス時間の遅れやバラツキを抑えている。メモリデバイスを制御するシステム側は、メモリデバイスにクロックを供給し、クロックに同期してデータやアドレスを与え、クロックに同期して出力データを受け取る。
【0003】
かかるDLL回路を、本出願人は、平成8(1996)年12月19日付けの特願平8−339988号にて提案した。図1は、そのDLL回路を利用したタイミング信号の生成回路例を示す図である。
【0004】
図1には、外部クロックCLKを入力し内部クロックN1を生成する入力バッファ1と、その内部クロックN1を所定時間遅延させタイミング信号N4を生成する可変遅延回路2と、基準クロックN1を1/N分周して第1の基準クロックN2を生成する分周器4と、第1の基準クロックN2を遅延する可変遅延回路10と、ダミーデータ出力バッファ6とダミー入力バッファ7を経由した可変クロックN7と、分周器4により分周された第1の基準クロックN2との位相を比較する位相比較器8と、位相比較器8の検出信号N8に応答して上記可変遅延回路2、10の遅延時間を制御する遅延制御信号N9を生成する遅延制御回路9とが示される。内部回路であるデータ出力バッファ3は、メモリからの読み出しデータDATAをタイミング信号N4に応答してデータ出力DQを出力する。
【0005】
可変遅延回路10と、ダミー回路6,7と、位相比較器8及び遅延制御回路9によりDLL回路が構成される。そして、位相比較器8と遅延制御回路9により、第1の基準クロックN2と可変クロックN7との位相が一致する様に、可変遅延回路10の遅延量が制御される。その結果、外部クロックCLKとダミーデータ出力バッファ6の出力N6との位相が一致する。そして、可変遅延回路2の遅延量も同じ遅延制御信号N9により制御されることから、タイミング信号N4に応答して出力されるデータ出力DQも、外部クロックCLKの位相に同期する。
【0006】
図1に示された分周器4は、クロックCLKの周波数が高くなるに伴い、位相比較器8での位相比較動作が困難になると共に消費電力が大きくなることに対応して設けられたもので、クロックCLKの周波数を落として低い周波数の基準クロックN2を生成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、メモリデバイス等において、データ出力DQは複数設けられ、それに伴い、図1に示した回路を複数組設ける必要がある。入力バッファ1と1/N分周器4を共通化することは可能であるが、大規模が回路構成の可変遅延回路をそれぞれの組で2つづつ設ける必要があり、図1に示した回路はメモリデバイスの高集積度という要求に反する。
【0008】
そこで、本発明の目的は、DLL回路を利用したタイミング信号の生成回路をより簡略化した集積回路装置を提供することにある。
【0009】
更に、本発明の別の目的は、DLL回路を利用したタイミング信号の生成回路において可変遅延回路を省略して簡略化した集積回路装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為に、本発明は、DLL回路内の可変遅延回路を省略し、変わりにもう一つの可変遅延回路から生成されるタイミング信号のタイミングに分周器が生成する第1の基準クロックの位相を合わせた第2の基準クロックを生成するタイミング同期回路を設ける。そして、分周された第1の基準クロックと、第2の基準クロックを遅延させた可変クロックとを位相比較器で比較し、両クロックの位相が一致する様に可変遅延回路の遅延量を制御する。その結果、可変遅延回路を1つに省略することができ、しかも分周されたクロックを利用したDLL回路を構成することができる。
【0011】
上記の目的を達成する為に、本発明は、供給されるクロックと所定の位相関係のタイミングで動作する内部回路を有する集積回路装置において、
前記クロックを所定時間遅延させて前記内部回路にタイミング信号を生成する可変遅延回路と、
前記クロックの周波数を分周して第1の基準クロックを生成する分周回路と、
前記第1の基準クロックを前記タイミング信号のタイミングに同期させて第2の基準クロックを生成するタイミング同期回路と、
前記第2の基準クロックを所定時間遅延させた可変クロックと前記第1の基準クロックの位相を比較し、当該両クロックの位相を一致させる様に前記可変遅延回路に遅延制御信号を与える位相比較・制御回路とを有することを特徴とする。
【0012】
上記の構成によれば、可変遅延回路を上記先願の回路構成から省略することができ、高集積化の要求に応じることができる。
【0013】
更に、上記の発明において、前記第1の基準クロックは前記クロックの1周期分のパルス幅を有し、前記第2の基準クロックは前記第1の基準クロックの反転レベルを有し、前記位相比較・制御回路は、前記第1の基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりエッジと前記可変クロックの立ち上がり又は立ち下がりエッジとの位相を一致させる様に前記可変遅延回路の遅延量を制御することを特徴とする。
【0014】
上記の発明によれば、供給される外部クロックの1周期後のタイミングに内部回路の動作のタイミングを同期させることができる。
【0015】
更に、上記の発明において、前記分周回路が共通に設けられ、前記可変遅延回路と、タイミング同期回路と、位相比較・制御回路とが複数組設けられていることを特徴とする。従って、複数のデータ出力端子が設けられる場合に対応して、DLL回路を複数組設けても、高集積化の弊害とならない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の例について図面に従って説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0017】
図2は、本発明の第1の実施の形態例を示す図である。図2には、図1に対応する部分に同じ引用番号が与えられる。図2には、図1における可変遅延回路10が省略され、代わりにタイミング同期回路5が設けられる。
【0018】
外部クロックCLKは、入力バッファ1に供給され、入力バッファ1は外部クロックを検出して内部クロックN1を生成する。内部クロックN1は可変遅延回路2により所定時間遅延されて、タイミング信号N4が生成される。データ出力バッファ3は、このタイミング信号N4に応答して、メモリ等からのデータDATAをデータ出力DQとして出力する。
【0019】
内部クロックN1は、1/N分周器4によりその周波数が1/Nに分周されて第1の基準クロックN2が生成される。この第1の基準クロックN2は、位相比較器8に供給される。また、タイミング同期回路5は、第1の基準クロックN2をタイミング信号N4のタイミングに同期させて第2の基準クロックN5を生成する。本実施の形態例は、可変遅延回路2をDLL回路内のDLL回路と兼用し、その遅延したタイミングに分周された第1の基準クロックをあわせて、第2の基準クロックN5をダミー回路6,7に供給する。その結果、ダミー入力バッファ7の出力の可変クロックN7は、分周されたクロックであって、可変遅延回路2の遅延量とダミー回路6,7の遅延量を持ったクロックとなる。
【0020】
図3は、図2の第1の実施の形態例の動作を示すタイミングチャート図である。上記した通り、外部クロックCLKは、入力バッファ1により一定の遅延を有する内部クロックN1(CLK0)を生成する。また、図3の例では、分周器4は、内部クロックN1(CLK0)を1/2に分周して第1の基準クロックN2を生成する。第1の基準クロックN2と内部クロックN1とは位相はほぼ一致している。
【0021】
そこで、可変遅延回路2は、内部クロックN1を所定の遅延量遅延させてタイミング信号N4を生成する。図中、内部クロックN1の立ち上がりエッジB0は、タイミング信号N4の立ち上がりエッジB1に遅延する。そして、タイミング同期回路5は、分周された第1の基準クロックN2(CLK1)をタイミング信号N4のタイミングに一致させた第2の基準クロックN5(CLK2)を生成する。このタイミング同期回路5は、例えば、後述する通り、第1の基準クロックN2(CLK1)をD入力端子に入力し、タイミング信号N4をクロック端子に入力し、第2の基準クロックN5を出力端子に生成するD型フリップフロップにより構成される。その結果、図3に示される通り、第2の基準クロックN5は、分周された第1の基準クロックN2を可変遅延回路2の遅延量だけ遅延させたクロックとなる。
【0022】
かかる第2の基準クロックがダミーデータ出力バッファ6とダミー入力バッファ7とを経由して、可変クロックN7として位相比較器8に供給される。図3の例では、可変クロックN7は、第2の基準クロックがダミー回路6,7の遅延量だけ遅延し、反転されたクロックである。従って、可変クロックN7における内部クロックN1の立ち上がりエッジB0に対応するエッジB2は、立ち下がりエッジとなっている。
【0023】
上記の可変クロックが反転クロックであることは本質的なことではない。但し、反転クロックを使用することにより、内部クロックN1の立ち上がりエッジB0から1周期後の立ち上がりエッジA1に同期する第1の基準クロックの立ち下がりエッジA2と、立ち上がりエッジA1に対応する可変クロックN7の立ち下がりエッジB2との位相を一致させる様に、制御することができる。反転クロックでない場合は、位相比較器8において、第1の基準クロックN2の立ち下がりエッジA2の位相と、可変クロックのB2の位相との比較を行えば良いだけである。第1の基準クロックN2と可変クロックN7の立ち上がりエッジどうしを位相比較しても良い。
【0024】
また、図3の例では、分周器4が1/2分周であるので、立ち下がりエッジA2を内部クロックの1周期遅れの位相に合わせることができる。
【0025】
以上の通り、第1の実施の形態例では、可変遅延回路を1個に省略することができ、代わりに設けたタイミング同期回路の回路規模は遙かに少ないので、特に複数組のDLL回路を設ける場合に、高い集積度という要求に応えることができる。即ち、図2中の回路20の部分は共通に設けられ、回路30の部分はデータ出力DQ毎に設けられるが、回路30の部分は簡略化されている。
【0026】
次に、図2の回路を構成する、可変遅延回路2、遅延制御回路9及び位相比較器8の具体的回路例を示す。
【0027】
図4は、可変遅延回路の一例を示す回路図である。遅延制御信号p1〜p(n)(図2中はN9)によりその遅延時間が選択される。この可変遅延回路は、入力端子INに印加されるクロックを所定時間遅延させて出力端子OUTに出力する。この例では、n段の遅延回路となり、1段目はNAND711 、712 及びインバータ713 で構成され、2段目は、NAND721 、722 及びインバータ723 で構成され、以下同様にして、n段目はNAND761 、762 及び763 で構成される。
【0028】
遅延制御信号p1〜p(n)(N9)は、いずれか1つがHレベルになり、他は全てLレベルになる。そして、Hレベルになった遅延制御信号pにより対応するNAND711 、721 ,...761が1つだけ開かれ、入力INに印加されるクロックを通過させる。他のLレベルの遅延制御信号pにより、対応する他のNAND711 、721 ,...761が全て閉じられる。図示される通り、遅延制御信号p1がHレベルの時はNAND711 が開かれ、入力端子INから、インバータ701 、NAND711 、712 及びインバータ713 を経由して出力端子OUTまでの遅延経路が形成される。従って、ゲート4段の遅延を有する。
【0029】
遅延制御信号p2がHレベルの時はNAND721 が開かれる。ゲート762 の入力は共にHレベルであるので、インバータ763 の出力はHレベル、同様にインバータ753 、743...の出力もHレベルである。従って、NAND722 も開かれた状態である。その結果、入力端子INから、インバータ701 、ゲート721 〜723 ,712 、713 を経由して出力端子OUTまでの遅延経路が形成される。従って、ゲート6段の遅延を有する。
【0030】
以下、図4中に示された通り、Hレベルの遅延制御信号pが左に移動する度に、遅延経路のゲート数が2ゲートづつ増加する。これが可変遅延回路のジッタの原因である。遅延制御信号p(n)がHレベルの時は、2+2n段のゲート数の遅延経路となる。
【0031】
図5は、遅延制御回路9の図である。図5には、遅延制御回路の一部分が示され、説明の都合上、可変遅延回路の遅延制御信号p1〜p6(N9)が示されているとする。この遅延制御回路には、位相比較器からの位相比較結果である検出信号A〜D(図2中ではN8)が与えられ、信号A,BによりHレベルの遅延制御信号pが右側にシフトされ、検出信号C、DによりHレベルの遅延制御信号pが左側にシフトされる。
【0032】
遅延制御回路の各段は、例えば1段目では、NANDゲート612 とインバータ613 からなるラッチ回路をそれぞれ有する。また、検出信号A〜Dによりラッチ回路612 、613 の状態を強制的に反転させるトランジスタ614 、615 を有する。トランジスタ616 、617 は、反転の対象外の場合にトランジスタ614、615 によってはラッチ回路が反転されないようにする為に設けられる。2段目〜6段目の回路も同様の構成である。これらのトランジスタは全てNチャネル型である。
【0033】
今仮に、4段目の出力p4がHレベルの状態であるとする。他の出力は全てLレベルの状態にある。各段のラッチ回路の状態は、図5にH、Lで示される通りである。即ち、1段目から3段目までは、ラッチ回路は、NAND出力がHレベルでインバータ出力がLレベルであるのに対して、4段目から6段目では、ラッチ回路は、NAND出力がLレベルでインバータ出力がHレベルである。従って、グランドに接続されているトランジスタは、617 、627 ,637 ,647 ,646 ,656 ,666 がそれぞれ導通状態にある。即ち、ラッチ状態の境界の両側にある4段目の回路のトランジスタ647 と3段目のトランジスタ636 が導通状態にあり、検出信号BまたはCによりそのラッチ状態が反転可能な状態になっている。
【0034】
そこで、仮に、検出信号CにHレベルが与えられると、トランジスタ645 が導通し、インバータ643 の出力が強制的にHレベルからLレベルに駆動される。その為、NANDゲート642 の出力もLレベルからHレベルに切り換えられ、その状態がラッチされる。NANDゲート642 の出力がHレベルになることで,NORゲート641 の出力p4はLレベルになり、代わってインバータ643 の出力のLレベルへの変化によりNORゲート651 の出力p5がHレベルに切り換えられる。その結果、Hレベルの遅延制御信号はp4からp5にシフトする。図6で説明した通り、Hレベルの遅延制御信号pが左側にシフトすることで、可変遅延回路の遅延経路が長くなり遅延時間は長くなるように制御される。
【0035】
一方、仮に、検出信号BにHレベルが与えられると、上記の同様の動作により、3段目のラッチ回路のNANDゲート632 の出力がLレベルに強制的に切り換えられ、インバータ633の出力はHレベルに切り換わる。その結果、出力p3がHレベルになる。これにより、可変遅延回路の遅延経路が短くなり遅延時間は短くなるように制御される。
【0036】
更に、出力p5またはp3がHレベルになると、今度は、検出信号AまたはDによりHレベルの出力がそれぞれ右側または左側にシフト制御される。即ち、検出信号A,BはHレベルの出力を右側にシフト制御し、検出信号C、DはHレベルの出力を左側にシフト制御する。更に、検出信号A,Dは、奇数番目の出力p1,p3,p5がHレベルの状態の時にシフト制御し、検出信号B、Cは偶数番目の出力p2,p4,p6がHレベルの時にシフト制御する。
【0037】
尚、この遅延制御回路9は、動作開始時にリセット信号Resetにより遅延制御信号p1がHレベルとなり、可変遅延回路2の遅延量を最も少ない状態にする。従って、DLL回路におけるフィードバックループの遅延量は最も少ない量から動作が開始され、1周期後のタイミングA1,A2にタイミングB2が一致するように制御される。
【0038】
図6は、位相比較器8の回路図である。この位相比較器には、可変クロックVariCLKと基準クロックRefCLKのクロックの位相の関係を検出する位相検出部51を有する。この位相検出部51は、NANDゲート501 、502 及び503 、504 からなるラッチ回路を2つ有し、基準クロックRefCLKに対して可変クロックVariCLKの位相が、(1)一定時間以上進んでいる場合、(2)一定時間内程度の位相差の関係にある場合、及び(3)一定時間以上遅れている場合を検出する。検出出力n1〜n4の組み合わせにより上記3つの状態が検出される。
【0039】
サンプリングパルス発生部52は、NANDゲート505 、遅延回路506 、NORゲート507 からなり、2つのクロックRefCLKとRefCLKが共にHレベルになる時にサンプリング信号をノードn9に出力する。サンプリングラッチ回路部53は、サンプリング信号n9により、検出出力n1〜n4をサンプリングゲート508 〜511 によりサンプリングし、NAND512 、513 及び514 、515 からなるラッチ回路でラッチする。従って、サンプリング時の検出出力n1〜n4がノードn5〜n8にそれぞれラッチされる。
【0040】
2分の1分周回路54はJKフリップフロップ構成であり、両クロックVariCLK、RefCLKが共にHレベルになる時をNANDゲート520 で検出し、その検出パルスn10を2分の1分周して、逆相のパルス信号n11とn12とを生成する。デコード部55は、サンプリングラッチされたノードn5〜n8の信号をデコードして、可変クロックVariCLKがレファレンスクロックRefCLKより進んでいる時はダイオード536 の出力をHレベルにし、両クロックの位相が一致している時はダイオード536 と540 の出力を共にLレベルにし、更に可変クロックVariCLKがレファレンスクロックRefCLKより遅れている時はダイオード540 の出力をHレベルにする。出力回路部56は、デコード部55の出力に応じて、逆相パルス信号n11とn12に応答して、検出信号A〜Dを出力する。検出信号A〜Dは、既に説明した通り遅延制御回路の状態を制御する。
【0041】
図7は、図6の動作を示すタイミングチャート図である。この図では、可変クロックVariCLKが基準クロックRefCLKより進んでいる状態、両クロックの位相が一致している状態、そして可変クロックVariCLKが基準クロックRefCLKより遅れる状態を順に示している。即ち、サンプリングパルスn9がS1,S2の時は、可変クロックVariCLKが進んでいるので、それが検出され、パルスn12に応答して検出信号CがHレベルで出力され、またパルスn11に応答して検出信号DがHレベルで出力される。サンプリングパルスがS3の時は、位相が一致して検出信号A〜Dは全てLレベルとなる。更に、サンプリングパルスS4,S5,S6の時は、可変クロックVariCLKが遅れているので、それが検出され、パルスn11に応答して検出信号Bが或いはパルスn12に応答して検出信号AがそれぞれHレベルになる。
【0042】
上記の動作を以下に順番に説明する。
【0043】
[サンプリングパルスS1]
この期間では、可変クロックVariCLKが進んでいるので、両クロックVariCLK、RefCLKが共にLレベルの状態から、可変クロックVariCLKが先にHレベルになり、ノードn2がLレベル、ノードn1がHレベルでラッチされる。NAND及びインバータ500 は、可変クロックVariCLKを一定時間遅らせる遅延エレメントであり、NAND503 、504 でも同様にノードn3=Hレベル、ノードn4=Hレベルがラッチされる。そこで、サンプリング発生部52にて、両クロックVariCLK、RefCLKが共にHレベルになるタイミングから、遅延回路506 の遅延時間分の幅を持つサンプリングパルスn9が生成され、位相比較部51でのラッチ状態がサンプリングされ、ラッチ部53でそのラッチ状態がラッチされる。即ち、ノードn1〜n4の状態がノードn5〜n8に転送される。
【0044】
そして、両クロックVariCLK、RefCLKが共にHレベルになるタイミングでパルスn10が生成される。分周回路部54は、NAND524 、525 のラッチ回路とNAND528 、529 のラッチ回路とがゲート526 、527 及びゲート530 、531 で結合され、それらのゲートは、パルスn10の反転、非反転パルスで開かれる。従って、パルスn10が2分の1に分周される。
【0045】
デコーダ部55では、ノードn5〜n8のH、L、H、Lレベルの状態により、インバータ536 の出力がHレベルに、インバータ540 の出力がLレベルになる。従って、パルスn12に応答して、インバータ536 のHレベルがNAND543 、インバータ544 を介して、検出信号CをHレベルにする。検出信号CのHレベルにより、シフトレジスタのHレベルの出力は左側にシフトし、可変遅延回路の遅延経路が長くなる。その結果、可変クロックVariCLKは遅れる方向に制御される。
【0046】
[サンプリングパルスS2]
上記の同様に、可変クロックVariCLKが進んでいることが、位相比較部51で検出され、パルスn11に応答して検出信号DがHレベルになる。従って、同様に遅延制御回路の遅延制御信号であるHレベル出力は左側に移動し、可変遅延回路の遅延経路はより長くなる。
【0047】
[サンプリングパルスS3]
サンプリングパルスS3が出力されるタイミングでは、両クロックVariCLKとRefCLKとはほとんど位相が一致する。遅延エレメント505 での遅延時間以内の位相ずれを有する場合は、可変クロックVariCLKがわずかに進んでいる時は、
n1=H、n2=L、n3=L、n4=H
n5=H、n6=L、n7=L、n8=H
となる。この状態が図7に示されている。また、遅延エレメント505 での遅延時間以内の位相ずれを有する場合で、可変クロックVariCLKがわずかに遅れている時は、
n1=L、n2=H、n3=H、n4=L
n5=L、n6=H、n7=H、n8=L
となる。
【0048】
いずれの場合でも、デコーダ部55によりデコードされ、両インバータ536 、540 の出力が共にLレベルとなり、検出出力A〜DはすべてLレベルとなる。その結果、遅延制御回路の状態は変化せず、可変遅延回路の遅延時間の変化しない。
【0049】
[サンプリングパルスS4,S5,S6]
この場合は、可変クロックVariCLKが遅れている。従って、位相比較部51のラッチ状態は、
n1=L、n2=H、n3=L、n4=H
となり、その結果、サンプリングされたラッチ部53でも、
n5=L、n6=H、n7=L、n8=H
となる。この状態がデコーダ部55でデコードされ、インバータ536 はLレベル出力、インバータ540 はHレベル出力になる。従って、パルスn11とn12に応答して、検出信号BとAとがそれぞれHレベルとなる。その結果、遅延制御回路の遅延制御信号pが右方向にシフトし、可変遅延回路の遅延経路を短くして遅延時間を短くする。そのため、可変クロックVariCLKが進む方向に制御される。
【0050】
[第2の実施の形態例]
図8は、第2の実施の形態例の回路図である。また、図9は、図8の動作タイミングチャート図である。第2の実施の形態例も、第1の実施の形態例と同様に、DLL回路内の可変遅延回路を省略して、タイミング信号N4を生成する可変遅延回路2の遅延量を利用してフィードバックループの分周クロックを生成する。
【0051】
第2の実施の形態例では、1/N分周器4は、パルス幅が内部クロックN1の1周期分であり、1/2分周よりも高い分周比で内部クロックN2を分周する。これにより、位相比較器8は余裕をもって位相比較動作を行うことができる。従って、図9に示される通り、内部クロックN1の立ち上がりエッジB0で立ち上がり、その次の立ち上がりエッジA1で立ち下がる分周された第1の基準クロックN2が生成される。従って、この立ち下がりエッジA2の位相が、位相比較器8において利用される。
【0052】
そして、1/2位相シフト回路40は、第1の基準クロックN2(CLK1)の位相を180度シフトして第2の基準クロックN3(CLK2)を生成する。この第2の基準クロックN3は、図9に示される通り、第1の基準クロックN2の立ち下がりエッジA2の両側でHレベルとなる。
【0053】
この第2の基準クロックN3がタイミング同期回路5に供給される。第2の実施の形態例では、このタイミング同期回路5は、Dフリップフロップ回路で構成される。即ち、第2の基準クロックがD入力端子に供給され、タイミング信号N4がクロック端子に供給される。そして、第2の基準クロックをタイミング信号N4のタイミングに合わせた第3の基準クロックN5(CLK3)が生成される。D型フリップフロップの動作によれば、タイミング信号N4の立ち上がりエッジでのD入力端子の供給される第2の基準クロックN3のレベルの反転信号が、反転出力/Qに出力される。従って、第3の基準クロックN5は、図9に示される通りである。
【0054】
そして、第3の基準クロックN5は、ダミーデータ出力バッファ6とダミー入力バッファ7を経由して所定の遅延を有する可変クロックN7が位相比較器8に供給される。第1の実施の形態例と同様に、位相比較器8と位相制御回路9により、第1の基準クロックN2の立ち下がりエッジA2と可変クロックN7の立ち下がりエッジB2との位相が一致する様に、可変遅延回路2の遅延量を制御する遅延制御信号N9が生成される。
【0055】
図9に破線で示される通り、仮にエッジB0に対応するタイミング信号N4のエッジがB3にあるとすると、それに伴い第3の基準クロックN5も破線の如く生成され、可変クロックN7の立ち下がりエッジB4は、エッジA2に一致する様に、可変遅延回路2の遅延量が少なくなる様に制御される。但し、通常は、可変クロックN7の立ち下がりエッジB2は、図9中左側から右側に移動する過程で、DLL回路がロック状態になり、エッジB2はエッジA2に一致する。
【0056】
第2の実施の形態例において、1/2位相シフト回路40は、第1の基準クロックN2の立ち下がりエッジA2の前後で所定のパルス幅を有する第2の基準クロックN3を生成する。上記した通り、DLL回路動作が開始される時に、遅延制御回路9はリセットされて可変遅延回路2の遅延量を最小にセットする。従って、その後の位相比較動作の結果、内部クロックの立ち上がりエッジB0に対応するエッジB2と、エッジB0から1クロック周期後の立ち上がりエッジA1に対応する第1の基準クロックのエッジA2との位相が一致する時に、DLL回路はロック状態になる。そこで、第2の実施の形態例では、第2の基準クロックN3とタイミング信号N4とから、第1の基準クロックN2のエッジA2に合わせるべき立ち下がりエッジB1を有する第3の基準クロックN5を生成する。
【0057】
従って、1/2シフト回路40は、シフト量をそれほど厳密にする必要はない。また、第2の基準クロックN3のパルス幅は、エッジA2の両側にある程度確保されれば、DLL回路動作に支障はない。
【0058】
第2の実施の形態例では、タイミング同期回路5は、D型のフリップフロップ回路で構成される。D型フリップフロップ回路を利用することにより、タイミング信号N4に位相が同期した反転クロックN5を容易に生成することができる。しかも、D型フリップフロップは、可変遅延回路2の回路よりも簡単な回路である。従って、図中回路部分30を複数のデータ出力分設けても、回路規模の拡大はそれほどない。
【0059】
図10は、1/2位相シフト回路40の回路図である。位相比較器14,遅延制御回路15,可変遅延回路11、12は、図6,図5,図4で説明した回路と同じである。この1/2位相シフト回路40の例は、第1の基準クロックN2(CLK1)を2つの可変遅延回路11,12で遅延させてフィードバックされる可変クロックN12と、第1の基準クロックN2(CLK1)との位相を一致させる様に制御するDLL回路で構成される。即ち、図2の場合のDLL回路と同様に、位相比較器14が第1の基準クロックN2(CLK1)と、可変クロックN12との位相を比較し、検査信号N14を遅延制御回路15に与え、遅延制御信号N15により、2つの可変遅延回路11,12の遅延量が、両クロックの位相が一致するように制御される。
【0060】
しかも、遅延制御回路11,12は同じ遅延量であり、図5で説明した通り、リセット信号により遅延量が最小にされてからDLL動作が開始される。従って、可変遅延回路11の出力である1/2シフトクロックN3(CLK2)は、必ず第1の基準クロックN2(CLK1)から180度位相シフトしたクロックとなる。
【0061】
[第3の実施の形態例]
図11は、第3の実施の形態例を示す図である。また、図12は、図11の動作タイミングチャート図である。第3の実施の形態例が、図8に示した第2の実施の形態例と異なるところは、1/2位相シフト回路40がD型フリップフロップ回路で構成されていることにある。そして、D型フリップフロップ40のD入力端子には第1の基準クロックCLK1が供給され、クロック入力端子CLKには、内部クロックN1の反転クロック/CLK0が供給される。そして、非反転出力端子Qから第2の基準クロックN3が生成される。それ以外は、第2の実施の形態例と同じ構成である。
【0062】
図12に示される通り、内部クロックN1(CLK0)の反転クロック/CLK0は、内部クロックN1(CLK0)に対して180度位相が遅れたクロックである。従って、D型フリップフロップ40が、その180度位相が遅れた反転クロック/CLK0のタイミングに第1の基準クロックN2(CLK1)の位相を合わせることにより、第1の基準クロックN2(CLK1)を180度位相シフトさせた第2の基準クロックN3(CLK2)を出力Qに生成することができる。
【0063】
それ以外の動作は、第2の実施の形態例と同じである。第3の実施の形態例では、1/2位相シフト回路をD型フリップフロップ40で構成したので、第2の実施の形態例の図10に示されたDLL回路を利用した場合よりも少ない回路構成で実現できる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、DLL回路を利用したタイミング信号を生成する回路において、可変遅延回路に変えてタイミング同期回路を設けたので、回路規模の大きい可変遅延回路の数を減らすことができ、全体の回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DLL回路を利用したタイミング信号の生成回路例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例を示す図である。
【図3】第1の実施の形態例の動作を示すタイミングチャート図である。
【図4】可変遅延回路の一例を示す回路図である。
【図5】遅延制御回路の図である。
【図6】位相比較器の回路図である。
【図7】図6の動作を示すタイミングチャート図である。
【図8】第2の実施の形態例の回路図である。
【図9】図9の動作タイミングチャート図である。
【図10】1/2位相シフト回路40の回路図である。
【図11】第3の実施の形態例を示す図である。
【図12】図11の動作タイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 入力バッファ
2 可変遅延回路
3 データ出力バッファ、内部回路
4 分周器
5 タイミング同期回路
6,7 ダミー回路
8 位相比較器
9 遅延制御回路
N1、CLK0 クロック
N2、CLK1 第1の基準クロック
N3、N5 基準クロック
N7 可変クロック
N8 位相比較検出信号
N9 遅延制御信号
Claims (7)
- 供給されるクロックと所定の位相関係のタイミングで動作する内部回路を有する集積回路装置において、
前記クロックを所定時間遅延させて前記内部回路にタイミング信号を生成する可変遅延回路と、
前記クロックの周波数を分周して第1の基準クロックを生成する分周回路と、
前記第1の基準クロックを前記タイミング信号のタイミングに同期させて第2の基準クロックを生成するタイミング同期回路と、
前記第2の基準クロックを所定時間遅延させた可変クロックと前記第1の基準クロックの位相を比較し、当該両クロックの位相を一致させる様に前記可変遅延回路に遅延制御信号を与える位相比較・制御回路とを有することを特徴とする集積回路装置。 - 請求項1において、
前記第1の基準クロックは前記クロックの1周期分のパルス幅を有し、前記第2の基準クロックは前記第1の基準クロックの反転レベルを有し、前記位相比較・制御回路は、前記第1の基準クロックの立ち上がり又は立ち下がりエッジと前記可変クロックの立ち上がり又は立ち下がりエッジとの位相を一致させる様に前記可変遅延回路の遅延量を制御することを特徴とする集積回路装置。 - 請求項1または2において、
前記分周回路が共通に設けられ、前記可変遅延回路と、タイミング同期回路と、位相比較・制御回路とが複数組設けられていることを特徴とする集積回路装置。 - 供給されるクロックと所定の位相関係のタイミングで動作する内部回路を有する集積回路装置において、
前記クロックを所定時間遅延させて前記内部回路にタイミング信号を生成する可変遅延回路と、
前記クロックの周波数を分周して前記供給クロックの1周期分のパルス幅を有する第1の基準クロックを生成する分周回路と、
前記第1の基準クロックをほぼ2分の1周期の位相をシフトさせた第2の基準クロックを生成する位相シフト回路と、
前記第2の基準クロックを前記タイミング信号のタイミングに同期させて第3の基準クロックを生成するタイミング同期回路と、
前記第3の基準クロックを所定時間遅延させた可変クロックと前記第1の基準クロックの位相を比較し、当該両クロックの位相を一致させる様に前記可変遅延回路に遅延制御信号を与える位相比較・制御回路とを有することを特徴とする集積回路装置。 - 請求項4において
前記タイミング同期回路は、前記第2の基準クロックをD入力端子に、前記タイミング信号をクロック端子にそれぞれ入力し、前記第3の基準クロックを出力端子から生成する第1のD型フリップフロップ回路であることを特徴とする集積回路装置。 - 請求項4において、
前記位相シフト回路は、前記第1の基準クロックをD入力端子に、前記供給されるクロックの反転クロックをクロック端子にそれぞれ入力し、前記第2の基準クロックを出力端子から生成する第2のD型フリップフロップ回路であることを特徴とする集積回路装置。 - 請求項4〜6のいずれかにおいて、
前記分周回路及び位相シフト回路が共通に設けられ、前記可変遅延回路と、タイミング同期回路と、位相比較・制御回路とが複数組設けられていることを特徴とする集積回路装置。
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