JP3716930B2 - 車両用開閉装置における連結構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体側に配置され、かつモータにより所定の方向へ移動可能な駆動力伝達部材を、車体にヒンジ軸により枢着された開閉体側の連結部材に回動可能に連結し、駆動力伝達部材の移動により開閉体を開閉させるようにした車両用開閉装置における連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用開閉装置においては、モータの回転を減速して外部に出力する減速ギヤ等を収容したケーシング、及びケーシングに支持され、かつモータにより前後方向へ移動可能な駆動力伝達部材を含む駆動ユニットを、車体を構成するルーフサイドパネルに取り付けるとともに、駆動力伝達部材の後端部を、車体後部に開閉体(リヤゲート)を開閉可能に枢着するための左右1対のヒンジ装置におけるリヤゲート側に固定されるヒンジアームに連結して、モータによる駆動力伝達部材の前後方向への移動により、ヒンジアームを介して開閉体を開閉させるようになっている。
また、駆動力伝達部材とヒンジアームとの連結部分は、駆動力伝達部材とヒンジアームとの配置関係、及び組み付け誤差等を吸収し得るように、任意の方向へ揺動可能なボールジョイントにより構成されている(例えば、特開2001−199242号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の車両用開閉装置における連結構造は、駆動力伝達部材とヒンジアームとがボールジョイントをもって連結される構成であるため、ボールジョイントに設けられたスタッドを、ヒンジアームに螺着する作業等を必要として、駆動力伝達部材を、ヒンジアーム、すなわち開閉体側に連結する作業が面倒であるとともに、コストの上昇を招くおそれがある。
【0004】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、駆動力伝達部材と開閉体側との連結作業を容易にするとともに、コストの低減を図ることができるようにした車両用開閉装置における連結構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)車体側に配置され、かつモータにより所定の方向へ移動可能な駆動力伝達部材を、前記車体にヒンジ軸により枢着された開閉体側の連結部材に回動可能に連結し、前記駆動力伝達部材の移動により前記開閉体を開閉させるようにした車両用開閉装置において、前記駆動力伝達部材と前記連結部材とを前記ヒンジ軸と平行な連結軸により回動可能に連結し、前記連結軸の端部に設けた係止部に、前記連結軸の抜け方向の移動を阻止し得るようにワンタッチで嵌め込み可能な止め部材を設け、さらに、前記連結軸における前記連結部材の側面と前記駆動力伝達部材の一側面との間に、前記連結軸の軸方向へ弾性変形可能な弾性体を介在させるとともに、前記連結部材の前記連結軸が回動可能に嵌合される連結孔の周囲に、前記駆動力伝達部材側に向けて突出して前記弾性体の側面に当接可能な環状突部を設け、該環状突部の外径を前記弾性体の外径より小さくする。
【0006】
(2)上記 ( ) において、駆動力伝達部材の側面と弾性体との間に、金属製のワッシャを介在させる。
【0007】
(3)上記 ( ) または ( ) において、駆動力伝達部材を、車体に対して連結部材の軸方向へ傾動可能とする。
【0008】
(4)上記 ( ) ( ) のいずれかにおいて、駆動力伝達部材を、車体側に配置されるケーシングに移動可能に支持されるラックとする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の概要を示す車体後部の側面図である。なお、以下の説明では、図1及び図2において、左方を「前方」、右方を「後方」とする。
車体(1)の後部には、左右の後部ピラー(図示略)とルーフパネル(2)の後縁とによって開口部(3)が形成されている。ルーフパネル(2)の後端部には、左右1対のヒンジ装置(9)を介して、開閉体をなすリヤゲート(5)が開口部(3)を上下方向へ開閉しうるように枢着されている。
【0010】
ヒンジ装置(9)は、開口部(3)の上部開口縁部に沿って車幅方向に延在するリヤルーフレール(8)の上面に固着される左右1対のヒンジブラケット(9a)と、ヒンジブラケット(9a)に左右方向を向くヒンジ軸(10)により枢着されるとともに、リヤゲート(5)側に固着される連結部材をなすヒンジアーム(4)とを有している。
【0011】
ヒンジアーム(4)は、主に図2に示すように、ヒンジブラケット(9a)に基端部(4a)がヒンジ軸(10)によって枢着されるとともに、基端部(4a)から下方前方へ延在し、かつ下端からヒンジ軸(10)を中心とする円弧状に後方へ延在する湾曲部(4b)の後端部が、リヤゲート(5)に固着されている。
【0012】
ルーフパネル(2)の下方における車体を構成する前後方向へ延在する図示略のルーフサイドパネルには、駆動ユニット(7)が取り付けられている。リヤゲート(5)は、駆動ユニット(7)により、図1に実線で示す全閉位置と、2点鎖線で示す全開位置との間に渡って開閉駆動させられる。(6)は、ルーフパネル(2)の下方に張設された室内側のルーフトリムで、駆動ユニット(7)が室内側に露呈しないように室内側から駆動ユニット(7)を覆っている。
【0013】
駆動ユニット(7)は、運転席近傍、リモートコントールスイッチ、またはリヤゲート(5)等に設けられた図示略の操作スイッチの操作により正逆回転可能なモータ(11)と、モータ(11)の回転を減速する複数の減速ギヤが配列されたケーシング(16)と、複数の減速ギヤのうち最終的にモータ(11)の回転を減速して外部に出力する出力ギヤ(14)に噛合して前後方向へ移動可能な駆動力伝達部材をなすラック(17)とを有している。
【0014】
複数の減速ギヤは、図3に示すように、ケーシング(16)内に配列されてモータ(11)の回転を減速するウォームギヤ(12)と、ケーシング(16)の外部側面に固定された左右の支持プレート(18)(18)間に枢支された中間ギヤ(13)及び中間ギヤ(13)に噛合する出力ギヤ(14)とから形成されている。ケーシング(16)内には、モータ(11)と出力ギヤ(14)との間の伝達経路を断続する電磁式のクラッチ(15)が配設されている。
【0015】
ラック(17)の左右の両側面は、両支持プレート(18)(18)間に前後方向へ摺動可能に挟持され、またラック(17)の上下部は、両支持プレート(18)の上部に枢着されたローラ(19)と出力ギヤ(14)との間に前後方向へ摺動可能に挟持されている。これにより、ラック(17)の歯部(17a)は、出力ギヤ(14)に確実に噛合し得るように保持される。
【0016】
ラック(17)の後端部には、左右方向、すなわちヒンジ軸(10)と平行な方向を向く連結軸(20)をもって、ヒンジアーム(4)の湾曲部(4b)が回動可能に連結されている。
【0017】
連結軸(20)は、図4及び図5に示すように、ヒンジアーム(4)の湾曲部(4b)に穿設された連結孔(4c)と、ラック(17)の後端部に穿設された連結孔(17b)に嵌合された鍔付きのブッシュ(21)に挿入された後、その先端側の外周に係止部をなす切削された環状溝(20a)に、弾性力を有する金属製のC形またはE形の止め部材(22)がワンタッチで嵌め込まれることにより、抜け方向への移動が阻止されて保持される。なお、止め部材(22)としては、上述以外にピンタイプやワッシャタイプのものであっても良い。
【0018】
なお、連結軸(20)のブッシュ(21)に挿入される部分の外径は、ブッシュ(21)の内径より僅かに小径となっている。これにより、連結軸(20)は、ブッシュ(21)に遊嵌される構成を有する。また、ブッシュ(21)は、若干の弾性力を有し、かつ耐摩耗性の優れた材質で形成されている。
【0019】
上述の構成により、連結軸(20)の環状溝(20a)に止め部材(22)を嵌め込むだけの簡単な作業をもって、ラック(17)とヒンジアーム(4)とを連結軸(20)により回動可能に連結できるととともに、ラック(17)とヒンジアーム(4)とをボールジョイントを使用して連結した従来の構造に比して、コストの低減を図ることができるとともに、軸方向のスペースを減少できる。
【0020】
ヒンジアーム(4)における連結孔(4c)の周囲には、ラック(17)側へ向けて突出し、かつ後述の弾性体(23)の外径より小さな外径の環状突部(4d)が設けられている。
【0021】
連結軸(20)におけるヒンジアーム(4)の環状突部(4d)の側面とラック(17)の側面との間には、連結軸(20)の軸方向へ弾性変形可能なゴム製の弾性体(23)と金属製の平ワッシャ(24)とが軸線方向へ重ね合わせた状態で介在され、また連結軸(20)におけるラック(17)の側面と止め部材(22)との間には、2枚の平ワッシャ(25)(26)と、2枚の平ワッシャ(25)(26)の間に介在される軸方向へ弾性変形可能なゴム製の弾性体(27)とが、軸線方向へ重ね合わせた状態で介在されている。なお、弾性体は、ラック(17)の左右いずれかの片面側だけに設けても良い。
【0022】
上述の構成により、ヒンジアーム(4)及びラック(17)は、連結軸(20)の頭部(20b)と止め部材(22)との間に、弾性体(23)(27)の弾性力をもって、連結軸(20)の軸線方向へがた付くことがないように回動可能に挟持される。
【0023】
ラック(17)の両側面を弾性体(23)(27)により挟持したこと、及び連結軸(20)をブッシュ(21)に遊嵌した構成により、ヒンジアーム(4)は、弾性体(23)(27)の弾性力に抗して、ラック(17)に対して連結軸(20)の軸方向に沿う方向へ傾動することができる。また、弾性体(23)の側面に当接するヒンジアーム(4)の環状突部(4d)の外径を、弾性体(23)の外径より小さなものとしたので、ヒンジアーム(4)は、軸方向へ無理なく傾動することができる。
【0024】
さらには、ラック(17)の両側面と弾性体(23)(27)との間に、金属製の平ワッシャ(24)(25)を介在させたことにより、弾性体(23)(27)の偏摩耗を防止して、ヒンジアーム(4)及びラック(17)のがた付きを長期に亘って防止することができるとともに、ヒンジアーム(4)を軸方向へ円滑に傾動させることができる。
【0025】
なお、ラック(17)は、車体に対してヒンジアーム(4)の軸方向へ傾動可能な構成であっても良い。このようにすることにより、ラック(17)の傾動と弾性体(23)(27)の弾性変形との協働により、車体に誤差(車体のラック(17)とヒンジアーム(4)との軸方向へのズレ)があっても、円滑な開閉動作が可能となる。
【0026】
なお、上記実施形態においては、弾性体(23)(27)、平ワッシャ(24)(25)(26)が各々分離した状態で、それぞれの組み付け部位に組み付けられるが、これに代えて、弾性体(23)(27)、平ワッシャ(24)(25)(26)を組み付ける前に、予め弾性体(23)と平ワッシャ(24)、2枚の平ワッシャ(25)(26)の間に弾性体(27)を固着しておいても良い。このようにすると、弾性体(23)(27)、平ワッシャ(24)(25)(26)の組み付け作業を効率的に行うことができる。
【0027】
次に、本実施形態における作用について説明する。
リヤゲート(5)が全閉位置にあるとき、図示略の操作スイッチがオープン操作されると、クラッチ(15)が励磁されて、モータ(11)と出力ギヤ(14)間の伝達経路が接続されるとともに、モータ(11)は正転制御される。
【0028】
モータ(11)の正転により、ウォームギヤ(12)、クラッチ(15)、中間ギヤ(13)、及び出力ギヤ(14)を介して、ラック(17)が図2に示す全閉位置から後方へ移動させられることにより、リヤゲート(5)は、ヒンジアーム(4)を介して、開き方向に揺動させられて、全開位置で停止する。
【0029】
また、リヤゲート(5)が全開位置にあるとき、操作スイッチがクローズ操作されると、クラッチ(15)が励磁されるとともに、モータ(11)は逆転制御される。これにより、出力ギヤ(14)が前述と逆の方向へ回動させられて、ラック(17)が前方へ移動させられることにより、リヤゲート(5)は、ヒンジアーム(4)を介して閉じ方向に揺動させられ、全閉位置で停止する。
【0030】
リヤゲート(5)が開き方向または閉じ方向へ揺動するとき、ヒンジアーム(4)は、ラック(17)に対して回動するとともに、弾性体(23)(27)の弾性力を抗して、連結軸(20)の軸線方向に沿う方向(図5に示す矢示方向)へ傾動可能である。このヒンジアーム(4)の傾動により、車体の建て付け、各部品の取り付け誤差等を吸収して、開閉体(5)の円滑な開閉動作を可能にする。
【0031】
なお、本発明は、上記実施形態に特定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。
例えば、駆動力伝達部材をラック(17)に代えて、ロッド、リンク等にすること、駆動力伝達部材をヒンジ装置(9)のヒンジアーム(4)に連結することに代えて、駆動力伝達部材を、開閉体側に直接連結すること、または開閉体側に設けたブラケットに連結すること、止め部材(22)を他の形状にすること等が挙げられる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、止め部材を連結軸の係止部に嵌め込みだけの簡単な作業をもって、駆動力伝達部材と開閉体側の連結部材とを回動可能に連結することができるとともに、コストの低減を図ることができる。また、従来のようなボールジョイントのスタッドボルトに比して、軸方向のスペースを減少できる。
さらには、連結軸における連結部材の側面と駆動力伝達部材の一側面との間に、連結軸の軸方向へ弾性変形可能な弾性体を介在させるとともに、連結部材の連結軸が回動可能に嵌合される連結孔の周囲に、駆動力伝達部材側に向けて突出して弾性体の側面に当接可能な環状突部を設け、この環状突部の外径を弾性体の外径より小さくしたことにより、駆動力伝達部材と連結部材とのがた付きを防止することができるとともに、連結部材を無理なく軸方向へ傾動させることができ、車体の建て付け、各部品の取り付け誤差等を吸収して、開閉体の円滑な開閉動作を可能にすることができる。
【0033】
)請求項記載の発明によると、請求項の発明の効果に加えて、弾性体の偏摩耗を防止して、駆動力伝達部材及び連結部材のがた付きを長期に亘って防止することができる。
【0034】
)請求項記載の発明によると、請求項1または2の発明の効果に加えて、駆動力伝達部材の傾動と弾性体の弾性変形との協働により、車体に誤差(車体の駆動力伝達部材と連結部材との軸方向へのズレ)があっても、円滑な開閉動作が可能である。
【0035】
)請求項記載の発明によると、請求項1〜のいずれかの発明の効果に加えて、構成が簡単になるとともに、より円滑な開閉動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における一実施形態の概要を示す車体後部の側面図である。
【図2】 同じく、駆動ユニットを示す要部の拡大側面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線に沿う拡大縦断面図である。
【図4】 ヒンジアーム及びラックを示す分解斜視図である。
【図5】 図2におけるV−V線に沿う拡大縦断面図である。
【符号の説明】
(1)車体
(2)ルーフパネル
(3)開口部
(4)ヒンジアーム(連結部材)
(4a)基端部
(4b)湾曲部
(4c)連結孔
(4d)環状突部
(5)リヤゲート(開閉体)
(6)ルーフトリム
(7)駆動ユニット
(8)リヤルーフレール
(9)ヒンジ装置
(9a)ヒンジブラケット
(10)ヒンジ軸
(11)モータ
(12)ウォームギヤ
(13)中間ギヤ
(14)出力ギヤ
(15)クラッチ
(16)ケーシング
(17)ラック(駆動力伝達部材)
(17a)歯部
(17b)連結孔
(18)支持プレート
(19)ローラ
(20)連結軸
(20a)環状溝(係止部)
(20b)頭部
(21)ブッシュ
(22)止め部材
(23)(27)弾性体
(24)(25)(26)平ワッシャ

Claims (4)

  1. 車体側に配置され、かつモータにより所定の方向へ移動可能な駆動力伝達部材を、前記車体にヒンジ軸により枢着された開閉体側の連結部材に回動可能に連結し、前記駆動力伝達部材の移動により前記開閉体を開閉させるようにした車両用開閉装置において、
    前記駆動力伝達部材と前記連結部材とを前記ヒンジ軸と平行な連結軸により回動可能に連結し、前記連結軸の端部に設けた係止部に、前記連結軸の抜け方向の移動を阻止し得るようにワンタッチで嵌め込み可能な止め部材を設け、
    さらに、前記連結軸における前記連結部材の側面と前記駆動力伝達部材の一側面との間に、前記連結軸の軸方向へ弾性変形可能な弾性体を介在させるとともに、前記連結部材の前記連結軸が回動可能に嵌合される連結孔の周囲に、前記駆動力伝達部材側に向けて突出して前記弾性体の側面に当接可能な環状突部を設け、該環状突部の外径を前記弾性体の外径より小さくしたことを特徴とする車両用開閉装置における連結構造。
  2. 駆動力伝達部材の側面と弾性体との間に、金属製のワッシャを介在させた請求項記載の車両用開閉装置における連結構造。
  3. 駆動力伝達部材を、車体に対して連結部材の軸方向へ傾動可能とする請求項1または2記載の車両用開閉装置における連結構造。
  4. 駆動力伝達部材を、車体側に配置されるケーシングに移動可能に支持されたラックとする請求項1〜のいずれかに記載の車両用開閉装置における連結構造。
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