JP3716060B2 - タイヤの標示検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タイヤのサイドウォールに文字列や記号等の標示が適切に形成されているか否かの検査等にもちいるタイヤの標示検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、タイヤには、製造メーカー名、タイヤ製品・製造コード等を示す表示がサイドウォールになされている。また、タイヤには、種々の安全基準等が定められており、この基準や規制に基づいた標示が数字、文字や記号等を用いてサイドウォールになされている。また、これらの標示を行うための文字等は種々の書体(フォント)やサイズを用いられている。
【0003】
このような標示は、タイヤのサイドウォールに対向する加硫釜の下側モールド及び上側モールド内に文字や記号を形成するための金型を取付けることにより、タイヤを加硫することによって文字や記号に相当する凹凸が形成される。すなわち、タイヤは、サイドウォールに凹凸等によって種々の標示が行われている。
【0004】
ところで、加硫釜内に金型が適切に取付けられていなかったり、形崩れを起こしていると、適切な標示がなされない。このため、新たな加硫釜や金型を用いて、新たなタイヤを加硫するときには、加硫したタイヤに適切に標示がなされているかを検査する必要がある。このような検査は、新たな加硫釜によって最初に加硫を行うタイヤから、サイドウォールに適切な標示がなされているか否かを確認することによって行われる。
【0005】
タイヤのサイドウォールに形成されている表示は、種々のフォント、サイズが用いられており、作業員が予め定められた適切な位置に標示されているか、適切なフォントか、適切な文字サイズかを作業員が目視によって確認している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、タイヤのサイドウォールに形成している大きな文字から微小な文字まで一つ一つ目視によって確認する作業は、判定ミス等が生じ易く、細心の注意を必要とするために、きわめて疲労が大きい。特に、タイヤに形成される文字等は、黒字に小さな凹凸を形成しているのみであるために、検査員の視神経に疲労が蓄積されてしまう。
【0007】
従来、タイヤのサイドウォールに形成した表示をテレビカメラによって撮影して、モニタに表示しながら確認する方法が提案されているが、比較的広い領域を撮影するものであり、大きなサイズの文字は識別が可能であるが、小さなサイズの文字等の識別は困難となっており、最終的には作業員が目視によって確認しなければならなくなっている。
【0008】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、加硫したタイヤのサイドウォールの適切な位置に適切なフォント、フォントサイズで正確に標示がなされていることを自動的に判定することができるタイヤの標示検査装置を提案することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、タイヤのサイドウォールに形成した凹凸が所定の位置に所定の文字列として適切に標示されているかを検査するタイヤの標示検査装置であって、前記タイヤを載置する載置台と、前記載置台に載置された前記タイヤのサイドウォールに対向して配置されサイドウォールに形成されている凹凸に応じた画像を撮影する撮影手段と、基準位置として設定されている前記文字列の一つの文字又はマークの一点から前記サイドウォールの半径方向に沿った湾曲を測定する湾曲測定手段と、前記撮影手段を前記タイヤに対してタイヤの中心軸から半径方向に沿って相対移動させる移動手段と、前記撮影手段を前記タイヤに対してタイヤの中心軸を中心として相対的に回転移動させる回転移動手段と、前記撮像手段を前記サイドウォールの接離方向へ移動する昇降手段と、前記撮像手段を前記タイヤの軸線に対して傾斜させる首振り手段と、前記タイヤのサイドウォールに形成されている文字列及び文字列の位置を示す文字列情報を記憶する記憶手段と、前記回転移動手段及び前記移動手段を制御すると共に前記湾曲測定手段の測定結果に基づいて前記昇降手及び前記首振り手段を制御して前記撮影手段を前記文字列情報に基づいた前記タイヤのサイドウォールの所定の位置に対向させる移動制御手段と、前記前移動制御手段によって制御されて移動した前記撮影手段によって撮影した画像を前記文字列情報と比較する比較手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、検査するタイヤを載置台に載置して撮影手段に対向させる。このとき、撮影手段をタイヤのサイドウォール上の基準位置に合わせ、湾曲測定手段によってタイヤのサイドウォールの湾曲を測定する。
この後、文字列情報に基づいて撮影手段とタイヤとを相対的に回転及び半径方向へ移動させると共に、湾曲測定手段の測定結果に基づいて、昇降手段と首振り手段を制御し、タイヤのサイドウォールに形成している凹凸を撮影する。この撮影結果は、該当する位置の文字列と比較される。この比較結果から、タイヤのサイドウォールの所定の位置に、所定の文字列が形成されているか否かを的確に判断することができる。
【0011】
タイヤのサイドウォールの全域を撮影して検査する場合、不必要な凹凸を検出してしまうため、所定の文字列が所定の位置に適切に標示されているかの判断が困難となるが、文字列情報として、文字列を形成する文字や記号、図柄等と共に文字列が記されている位置を明確にして検査することにより、検査時間の短縮と共に、的確な検査が可能となる。
【0012】
また、加硫が終了した直後のタイヤは比較的柔らかいため、タワミ等の変形が生じることがあるが、タワミ等に関わらず撮影手段を適切な距離でサイドウォールの表面に対向させることができるので、タイヤに形成されている文字列を正確に読み出して比較することができる。
さらに、タイヤの標示の検査作業は、タイヤを載置台に載せるだけの軽作業ですみ、また、目視によって文字列が的確か否かの確認が不要となり、検査作業の疲労を解消することができる。
【0013】
文字列としては、前記した如く、数字やアルファベット等の一般的文字に加えて、種々の記号や予め設定している種々のマークを示し、書体や文字サイズ、文字間隔等を特定できる情報を文字列情報とする。また、この文字列情報には、それぞれの文字列の位置を示す情報を含む。この文字列の位置としては、予め設定した位置であれば、文字列の先頭であっても良く、また中心であっても良い。
【0014】
請求項2に係る発明は、前記文字列情報が、前記文字列の位置を前記基準位置からの回転方向及び半径方向の相対位置として示されていることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、撮影手段をタイヤのサイドウォール上の基準位置に合わせるだけで、この基準位置から回転手段と移動手段によって文字列情報に基づいた正確な位置に撮影手段を移動させて検査を行うことができる。これによって、読み取り位置の誤差による検査ミスの発生を防止でき、正確な検査が可能となる。
なお、湾曲手段の測定結果に基づいて、文字列の径方向位置を補正することが好ましく、これにより、例えばサイドウォールのタワミ等によって基準位置に対する平面上の相対位置が変化しても、所定の位置に正確に撮像手段を移動させて撮影することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本実施の形態に適用したタイヤ検査装置10を詳細に説明する。このタイヤ検査装置10は、加硫の終了したタイヤ12のサイドウォールウォール16に設けた凹凸によって形成して標示している文字、図形、記号等が適切な位置に標示されているか否かを検査して、タイヤ10を加硫するための図示しない加硫釜の適切な位置に金型が取付けられているか否か及び、適切な金型が取付けられているか否かを検査する。
【0020】
例えば、タイヤ12に形成される文字としては、内径サイズ12〜16インチで外形サイズ407 〜929mm のタイヤ12に、16種類以上のフォントを用いて凸量が0.3 〜0.8mm で文字幅1.0 〜23.0mm、文字高さ2.5 〜20.0mmで形成されている文字や、マーク凸量及びマーク高さがそれぞれ文字凸量及び文字高さと同様であるがマーク幅が2.5 〜200.0mm の特殊凸文字(造型文字やマーク)で形成されているものがある。また、タイヤ12のサイドウォール16には、凸状文字や凸状マークに加えて、例えば、文字凹量が0.5 〜0.7mm 、文字幅1.0 〜9.0mm 、文字高さ6.5 ±1.0mm の凹状文字が形成されることもある。
【0021】
タイヤ12は、図示しない加硫釜を用いて加硫成形を行ってトレッドパターン14を形成するときに、この加硫釜の下側モールドと上側モールドに取り付けられた金型によって、両側のサイドウォール16に凸状文字、凸状マーク及び凹状文字等が形成される。これにより、図3に示されるように、タイヤ12のサイドウォール16には、金型に応じた文字列が形成される。図3ではサイドウォールの一方のみを図示して他方の面の図示を省略している)。タイヤ12には、これらの文字列等によって、製造メーカ、タイヤサイズ等が示されると共に、種々の基準(例えば安全基準)や規制によって定められた性能が確保されていることを示すための多数の標示がなされる。これらの標示は前記した如く、種々の書体(フォント)及び文字サイズで形成されている。
【0022】
図1に示されるように、タイヤ自動検査装置10には、加硫の終了したタイヤ12を載置する載置台20が設けられている。この載置台20は、架台22の上面にタイヤ12の内径に応じた円板が積み重ねられた形状の段差が形成されているターンテーブル24が回転可能に取り付けられている。検査されるタイヤ12は、このターンテーブル24上にタイヤ12が軸線方向を上下方向(矢印Z方向)へ向けて状態で載置される。これにより、タイヤ12は、内径に応じた段差位置でターンテーブル24に同軸的に水平に載置され、半径方向への移動が規制されて保持される。
【0023】
載置台20には、ターンテーブル制御盤26に接続されているモータ28が設けられている。ターンテーブル制御盤26は、操作パネル30の操作または外部からの信号によってモータ28を制御して、ターンテーブル24と共にターンテーブル26に載置されているタイヤ12を所定方向へ正確に回転させる。
【0024】
このターンテーブル24の上方には、計測ヘッド32が配置されている。この計測ヘッド32は、アームロボット34のアーム36の先端のリスト部38を介して取り付けられている。このアームロボット34は、ロボット制御盤40に接続されており、リモコンスイッチ41による遠隔操作または外部からロボット制御盤40に入力される信号に応じて作動するようになっている。
【0025】
このアームロボット34は、アーム36の先端の計測ヘッド32を載置台20のターンテーブル24上に載置されたタイヤ12の半径方向の一方向(図1の矢印Y方向)に沿った水平移動と、タイヤ12の軸線方向に沿った上下移動(図1の矢印Z方向)が可能となっている。また、アームロボット34は、リスト部38を回動させることにより、通常、下方へ向けている計測ヘッド32を上下方向に対して所定の角度範囲で傾斜させることができるようになっている。
【0026】
一方、計測ヘッド32には、中央部に撮像カメラ42が設けられ、この撮像カメラ42を中心としたリング状に光源44が設けられている。撮像カメラ42は、ターンテーブル24に載置されるタイヤ12へ向けられており、光源44は、撮像カメラ42を中心とした円周に沿って緊密に配置されて構成されている(図示省略)。これにより、撮像カメラ42の撮影領域が外方の全域からから均一に照明されるようになっている。
【0027】
図5(B)に示されるように、例えばタイヤ12のサイドウォール16に凸部として形成されているマーク80は、リング状の光源44によって周囲から均一に照明(光の照射方向を矢印で示す)されることにより、凸部の縁に沿って影が生じる。図5(A)に示すように、この影を平面視することにより、影によって凹凸の輪郭が現われる。この影によって生じる凹凸の輪郭を撮像カメラ42によって撮影することができる。
【0028】
図1に示すように、計測ヘッド32には、レーザ方位計46が設けられている。このレーザ方位計46は、撮像カメラ42によって撮影する領域の予め定められた一点(例えば撮影中心、以下撮影中心として説明する)へ向けてビームを照射するようになっており、これによって撮像カメラ42により撮影位置が明確となるようにされている。
【0029】
ターンテーブル制御盤26、ロボット制御盤40及び計測ヘッド32は、計測制御盤48に接続されている。この計測制御盤48の内部には、撮像カメラ42によって撮影した画像の処理やターンテーブル24の回転制御及びアームロボット34による計測ヘッド32の移動制御を行うコンピュータが備えられている(図示省略)。また、計測制御盤48には、2台のモニタ50、52及びキーボード54と共に、プリンタ56等の出力装置及びデータを読み込むための入力装置58が接続されている。なお、入力装置58としては、光磁気(MO)ディスク、フロッピーディスク(FD)等の種々のリムーバル記憶媒体に記録されているデータを読み込むものを適用でき、本実施の形態では、入力装置58としてフロッピーディスクドライブを設け、記憶媒体としてFDを使用するものとして説明する。また、データの入力は通信回線等を用いてオンラインで行うようにしても良い。
【0030】
図2には、タイヤ検査装置10の機能ブロック図を示している。ターンテーブル制御盤26は、回転制御部60が設けられており、この回転制御部60にモータ28及び操作パネル30が接続されている。またロボット制御盤40には、撮像位置制御部(ロボット制御部)62が設けられており、この撮像位置制御部62に、リモコンスイッチ41、アーム36の先端の計測ヘッド32を上下移動させる昇降手段64、計測ヘッド32を水平移動させる水平移動手段及び計測ヘッド32を回動させる首振り手段68が接続されている。
【0031】
一方、計測制御盤48には、一方のモニタ52、キーボード54、プリンタ56及び入力装置58が接続されている入出力制御部70に、計測制御部72及び画像処理部74が接続されている。また、入出力制御部70には、撮像カメラ42及びハードディスク等のメモリ78が接続されている。入出力制御部70では、撮像カメラ42によって撮影した画像をモニタ52に表示しながらキーボード54や図示しないマウス等のポインティングデバイス等の操作に基づいて計測制御部72及び画像処理部74の作動を制御する。
【0032】
このとき、出力制御部70では、入力装置58から読込んだ検査情報をメモリ78に記憶し、記憶している検査情報に示される位置へ撮像カメラ42が移動するように計測制御部72の作動を制御する。また、入出力制御部70は、画像処理部74での処理結果(タイヤ12の検査結果)を読み込むとメモリ78に記録すると共に、この処理結果をモニタ52に表示すると共にプリンタ56から出力する。
【0033】
計測制御部72には、計測ヘッド32に設けている光源44を点灯させるランプ電源76とレーザ方位計46と共に、回転制御部60及び撮影位置制御部62が接続されている。計測制御部72では、撮像カメラ42によってタイヤ12のサイドウォール16の表面を撮影するときに光源44を点灯させる。また、計測制御部72は、ターンテーブル24の回転及び計測ヘッド32の移動を正確に行うための制御信号を出力し、回転制御部60及び撮影位置制御部62からそれぞれの作動状況が入力されるようになっており、これによって撮像カメラ42による撮影位置を正確に把握できるようになっている。
【0034】
画像処理部74には、計測ヘッド32に設けている撮像カメラ42及びモニタ50が接続されている。この画像処理部74では、撮像カメラ42によって撮影した画像に基づいたサイドウォール16の凹凸のデータと、入力装置58から読み込んでメモリ78に検査情報として記憶されている文字列の画像データとを比較して、サイドウォール16の所定の位置に、予め定められた文字列が適切なフォント、文字サイズ、文字間隔で形成されているか否かを判定するようになっている。この画像処理部74での処理状況は、モニタ50に表示されると共に、処理結果が入出力制御部70へ出力される。
【0035】
ところで、タイヤ12に関する検査情報としては、タイヤ12を種類を示す製品コード、生産コード及び荷重、幅/偏平率、構造、リム径を含むタイヤサイズ(例えば195/60R14 86H)を示す文字列及び、タイヤ12のサイドウォール16上の文字列の位置と、それぞれの文字列の位置を示すために予め設定している基準位置が入力されてメモリ78に記憶される。また、検査情報には、それぞれの文字列毎に、刻印(凹文字)かパネル(凸文字または凸状マーク)かが判断できると共に、タイヤ12の所定の位置の標示の有無が含まれる。
【0036】
それぞれの文字列のサイドウォール16上の位置は、基準位置に対する角度(角度位置)及び中心からの径方向距離(径方向位置)で示され、あわせて検査情報には、文字列ごとの金型番号、フォント種、文字サイズ、文字列内の文字の最小間隔及び最大間隔等が含まれている。
【0037】
タイヤ12のサイドウォール16上の基準位置は、タイヤ12の種類等に拘わらず、また、サイドウォール16の両面に標示されている文字やマーク(例えば製造メーカ名や所定のマーク)の標示位置が用いられている。各文字列の位置は、この基準位置に対するタイヤ12のサイドウォール16上の相対位置から判断できるようになっている。
【0038】
このため、タイヤ12のサイドウォール16の標示を検査するときには、レーザ方位計46からサイドウォール16の基準位置を示す文字の所定の位置にレーザビームが照射されるように、タイヤ12を載置しているターンテーブル24を回転させると共に、アーム36を水平移動させて計測ヘッド32を相対移動させる。
【0039】
例えば、図3に示されるように、タイヤ12のサイドウォール16に形成されているマーク80の1点Pを基準位置としているときには(以下基準位置Pとする)、この基準位置Pにレーザビームが照射されるように計測ヘッド32とタイヤ12の相対位置を決定する。この位置からの角度θ及び径方向距離rによって各文字列の位置が示されるようになっており、撮像カメラ42の撮影領域Qは、それぞれの文字列の位置の角度θ及び径方向距離rに応じて移動される。
【0040】
一方、図4に示されるように、タイヤ12のサイドウォール16は、半径方向に沿って湾曲している。また、タイヤ12のサイドウォール16に形成している凹凸を正確に撮影するためには、計測ヘッド32をサイドウォール16の撮影領域の表面に垂直に対抗させる必要がある。このために、タイヤ12のサイドウォール16の湾曲にあわせて計測ヘッド32を傾斜させる必要がある。
【0041】
しかしながら、加硫が終了した直後のタイヤ12は柔らかいために、サイドウォール16の湾曲が定まった形状でなく、形状の歪みやタワミ等が生じている。このために、タイヤ検査装置10の計測制御部72では、基準位置が設定されると、計測ヘッド32をタイヤ12の半径方向に沿って移動させて、計測ヘッド32の撮像カメラ42を一定距離xで垂直に対抗させるための首振り角度φをレーザ方位計46によって計測して、サイドウォール16のサイドプロファイルを作成するようにしている。計測制御部72は、このサイドプロファイルに基づいて計測ヘッド32を径方向へ移動させるとともに、それぞれの文字列の径方向位置をこのサイドプロファイルに基づいて補正するようになっている。なお、検査時のタイヤ12の外周形状の歪みは、 内径寸法に応じた段差を形成しているターンテーブル24を用いることにより、簡単に矯正することができる。
【0042】
以下に本実施の形態の作用を、図6及び図7に示されるフローチャートを参照しながら説明する。
【0043】
図6には、タイヤ検査装置10によってタイヤ12を検査するための作業の流れを示しており、図7には、タイヤ検査装置10における検査処理の一例を示している。
【0044】
図6のフローチャートの最初のステップ100で示されるように、加硫の終了したタイヤ12の検査を行うときには、タイヤ検査装置10に加硫釜毎に定められているタイヤ12の検査情報を入力する検査情報入力作業を行う。検査情報の入力は、検査情報が記録されているFD(フロッピーディスク)を入力装置58(フロッピーディスクドライブ)へ装着して、このFDからメモリ78へ読み込ませることによって行われる。
【0045】
次のステップ102では、検査するタイヤ12をターンテーブル24上に載置する。このターンテーブル24には、タイヤ12の内径(リム径)に応じた段差が形成されており、タイヤ12は、内径寸法に拘わらず簡単にかつ確実に装着される。なお、タイヤ12は例えば表面(タイヤ12を車両に装着したときの車両の外側となる面)側が最初に計測されるようにターンテーブル24上に載置する。
【0046】
この後、ステップ104では、タイヤ12の基準位置Pにレーザ方位計42から発するレーザビームが照射されるように基準位置合わせ行った後、検査の開始を指示する(ステップ106)。この基準位置合わせは、計測ヘッド32から発するレーザビームのスポット光を、 タイヤ12のマーク80の所定の位置に合わせるだけで良く、 検査員が手作業で行っても簡単にかつ正確に合わせることができる。
【0047】
一方、図7のフローチャートに示すように、タイヤ検査装置10では、検査情報の入力処理にあわせて、ステップ120では、FDから検査情報の読み込みを行い、読み込んだ検査情報をメモリ78に記録すると共に、検査面のデータを読み出して設定する(ステップ122)。
【0048】
次に、ステップ124では、基準位置設操作が行われて基準位置Pが設定されたことを確認すると(肯定判定)、ステップ126へ移行して、設定された基準位置Pを読み込む。検査ヘッド32は、ターンテーブル24に対する水平方向に沿った移動方向が決まっており、基準位置となるタイヤ12のマーク80を計測ヘッド32の移動方向上に一致するようにターンテーブル24又はタイヤ12を回転させた後に、計測ヘッド32を移動させれば、ターンテーブル24の検査スタート位置が決まり、また、計測ヘッド32のターンテーブル24の回転中心からの移動距離から基準位置Pの径方向位置が求まる。
【0049】
この基準位置Pは、検査情報として入力されているマーク80の位置と比較することによりターンテーブル24に載置されているタイヤ12に変形が生じているか否かも判断することができる。
【0050】
次のステップ128では、タイヤ12のサイドプロファイルの作成を行う。これによって、検査するタイヤ12の径方向に沿った変形に応じた補正データが得られると共に、このサイドプロファイルに基づいて計測ヘッド32を回動させれば、撮像カメラ42を常にサイドウォール16の撮影領域に垂直に対向させることができる。これによって、 加硫直後の柔らかいタイヤ12の検査を行うときに、サイドウォール16の湾曲状態が崩れていても、撮像カメラ42の移動位置を補正することができ、文字情報に基づいた文字または文字列を的確に撮影することができる。
【0051】
このようにして、検査スタート位置及び検査時の補正データの設定が終了すると、タイヤ12のサイドウォール16に形成されている文字列の適否等の計測が開始される。
【0052】
ステップ130では、文字列の位置データの読み出しを行い、次のステップ132では読み出した位置データに応じた領域に撮像カメラ42が対向するように、ターンテーブル24を回動させると共にアーム36を径方向へ移動させる。文字列の読み出しは、位置データに基づいて行うことができる。この場合、基準位置Pに対する回転角度θが小さい順に読み出し、読み出した位置データに基づいてアーム36を移動させて径方向の位置あわせを行えば良い。なお、位置データ及び検査する文字列の順序の設定はこれに限るものではない。
【0053】
撮像カメラ42が位置データに応じた位置に相対移動すると、次のステップ134では、光源44から照射された光によって形成されたタイヤ12のサイドウォール16上の影を撮像カメラ42によって撮影し、文字又は文字列に相当する画像データを読込んで画像処理を行い、 凹凸に応じた文字列に変換する。次にステップ136では、撮像カメラ42によって撮影して読み込んだ画像データ(変換された文字列)と、位置データ(検査情報として記憶している文字列)に応じた文字又は文字列のデータとの比較を行う(ステップ138)。
【0054】
この比較処理は、撮像カメラ42によって撮影した画像がメモリ78に記録されている文字又は文字列とフォント、文字サイズ等が一致するか、文字間隔が所定範囲内か等の比較行う。例えば、撮影した画像と記録されている文字列のデータから得られる画像とが所定の誤差範囲内で一致するか否かから簡単に判断することができる。また、この比較処理では、検査情報が位置データに対応して文字なしとされているときには、撮影した画像から判別できる文字の有無等が存在するか否か、存在するときには何れの文字であるかを判断する。
【0055】
なお、 撮像カメラ42によって撮影した画像を処理するときには、処理フィルタを用いて、 最小文字またはマークよりも微少な凹凸や汚れを除去するようにすれば、より正確な検査が可能となる。
【0056】
この比較結果は、次のステップ140でメモリ78に順次記録され、ステップ142では、現在の検査面(最初は表面)の全域について文字列の検査が終了したか否かを判断し、検査が終了していないときには(否定判定)、ステップ130へ移行して、新たな位置データの読み出しを行って検査を継続する。
【0057】
これに対して、現在の検査面の全域に記録されている文字列の検査が終了すると、ステップ142で肯定判定され、ステップ144へ移行する。このステップ144では、タイヤ12の両面の検査が終了したか否かを確認しており、裏面の検査が終了していないときには、ステップ122へ移行して、裏面の検査を行うために待機する。
【0058】
一方、図6に示すフローチャートでは、ステップ108でタイヤ12のサイドウォール16の両面の検査が終了したか否かを判断し、タイヤ検査装置10で一方の面(表面)のみの検査が終了しているときには、このステップ108で否定判定される。ステップ108で否定判定されると、ステップ110へ移行してタイヤ12のサイドウォール16の表裏を反転させてターンテーブル24に装着した後、ステップ104へ移行して、 裏面のサイドウォール16の検査を行うための基準位置の入力作業を行う。
【0059】
タイヤ検査装置10では、タイヤ12の裏面側の基準位置Pが設定されると、図7に示すフローチャートのステップ122へ移行して基準位置Pの読込みを行う、裏面側のサイドウォール16に形成されている文字列の検査を開始する。
【0060】
この後、 タイヤ12のサイドウォール16の両面の検査が終了すると、 ステップ142で肯定判定されてステップ144へ移行する。このステップ144では、検査結果をプリンタ58によって出力する。このとき、検査結果はモニタ52によっても確認することができる。
【0061】
一方、タイヤ検査装置10によってタイヤ12の検査が終了して、検査結果がプリンタ58から出力されると、検査員はこの出力結果からタイヤ12に所定の文字が適切に形成されているか否か、不必要な文字が形成されていないかを判断する(図6に示すフローチャートのステップ112)。この判断結果から、タイヤ12の加硫に用いる加硫釜内に取り付けている文字列をタイヤ12のサイドウオール16に形成されている金型の位置が正確であるか、文字の抜け等がないか、等を判断することができる。
【0062】
プリンタ58によるタイヤ検査装置10の検査結果の出力は、例えば、 タイヤ12のサイドウォール16に標示すべき文字列と、 その文字列に対しての撮像カメラ42による読み取り結果を併記して出力する方法を適用することができる。このように標示することにより、タイヤ12のサイドウォール16に適切に文字列が形成されているか否かの判断が容易であり、また、 文字列の一部が不明瞭であるときには、その文字またはマークを不明瞭な文字またはマークとして設定している所定の記号に置換して出力するようにすれば良い。
【0063】
これによって、 プリンタ58の出力から、 何れの文字列の何れの文字が不明瞭であるかを容易に判断でき、 必要に応じて検査員が目視により適否の判断を下すことが可能となる。
【0064】
このように、 文字列とその文字列の位置を示す検査情報に基づいて撮像カメラ42を移動させるため、検査を効率良く短時間で行うことができる。また、 むやみにタイヤ12のサイドウォール16の全域を検査しようとすると、文字列以外の凹凸を文字列として検出してしまうことがある。これに対して、検査情報を設定して、 この検査情報に基づいて検査を行うことにより、不必要な凹凸を文字列として検出してしまうエラーの発生を防止することができる。
【0065】
また、以前に取り付けていた金型を外したときには、間違いなく金型が外れているかを確認する必要がある。 このときは、文字列情報として先に取り付けていた金型の位置に相当する位置として文字列なしと入力しておくことにより、金型が外れているか否かを正確に判断することができる。すなわち、金型を外した加硫釜を用いた場合、 成形したタイヤ12のサイドウォール16に金型の跡が凹凸として残るが、この凹凸を文字列として検出してしまうことがなく、金型の有無のみを的確に判断することができる。
【0066】
このようにタイヤ12のサイドウォール16に形成している文字列が適切か否かを検査するときに、本発明を適用したタイヤ検査装置10を用いることにより、 検査員の作業は、 検査のためにタイヤ12を回転する等の作業が不要となり、検査するタイヤ12をターンテーブル24上へ載せるだけの軽い作業となっている。また、 タイヤ12のサイドウォール16に形成している比較的大きな文字やマークは勿論、微小名文字やマークを検査員が目視によって検査する必要がないため、検査員の目の疲労や精神的な疲労を防止することができると共に、作業になれていない検査員であっても適否の的確な判断を下すことができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明によれば、タイヤを載置台に載置し、基準位置に撮像手段を対向させる作業のみで、タイヤの標示の検査を自動的に行うことができるので、タイヤの検査作業が極めて軽作業となる。また、微小な文字等を目視によって読み取って判断する必要がないため、比較結果の判定ミスの発生を防止することができる。
【0068】
また、本発明では、文字列情報に基づいて正確に検査を行うことができ、さらに、タイヤに半径方向に沿ったタワミ等が生じても、タイヤに形成されている凹凸を正確に撮影して検査することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したタイヤ検査装置を示す概略構成図である。
【図2】タイヤ検査装置を示す機能ブロック図である。
【図3】タイヤを軸線方向に沿って見た概略平面図である。
【図4】タイヤを半径方向に沿って切断した見た概略断面図である。
【図5】(A)はタイヤに形成されている凸状文字を平面視した概略図、(B)は図5(A)の5B−5B線に沿った要部断面図である。
【図6】本実施の形態のタイヤの検査の流れの一例を示すフローチャートである。
【図7】タイヤ検査装置による処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 タイヤ検査装置
12 タイヤ
16 サイドウォール
20 載置台
24 ターンテーブル(回転手段)
32 計測ヘッド(撮影手段)
34 アームロボット(移動手段)
42 撮像カメラ(撮影手段)
46 レーザ方位計(湾曲測定手段)
60 回転制御部(回転手段)
62 撮影位置制御部(移動手段)
64 昇降手段
66 水平移動手段
68 首振り手段
72 計測制御部(移動制御手段)
74 画像処理部(比較手段)
Claims (2)
- タイヤのサイドウォールに形成した凹凸が所定の位置に所定の文字列として適切に標示されているかを検査するタイヤの標示検査装置であって、
前記タイヤを載置する載置台と、
前記載置台に載置された前記タイヤのサイドウォールに対向して配置されサイドウォールに形成されている凹凸に応じた画像を撮影する撮影手段と、
基準位置として設定されている前記文字列の一つの文字又はマークの一点から前記サイドウォールの半径方向に沿った湾曲を測定する湾曲測定手段と、
前記撮影手段を前記タイヤに対してタイヤの中心軸から半径方向に沿って相対移動させる移動手段と、
前記撮影手段を前記タイヤに対してタイヤの中心軸を中心として相対的に回転移動させる回転移動手段と、
前記撮像手段を前記サイドウォールの接離方向へ移動する昇降手段と、
前記撮像手段を前記タイヤの軸線に対して傾斜させる首振り手段と、
前記タイヤのサイドウォールに形成されている文字列及び文字列の位置を示す文字列情報を記憶する記憶手段と、
前記回転移動手段及び前記移動手段を制御すると共に前記湾曲測定手段の測定結果に基づいて前記昇降手及び前記首振り手段を制御して前記撮影手段を前記文字列情報に基づいた前記タイヤのサイドウォールの所定の位置に対向させる移動制御手段と、
前記前移動制御手段によって制御されて移動した前記撮影手段によって撮影した画像を前記文字列情報と比較する比較手段と、
を含むことを特徴とするタイヤの標示検査装置。 - 前記文字列情報が、前記文字列の位置を前記基準位置からの回転方向及び半径方向の相対位置として示されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤの標示検査装置。
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