JP3715785B2 - 液体加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば食品の揚げ物機、茹麺機等の液体加熱装置に係わり、特に液槽内の液体を効率良く加熱し得る液体加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油槽内部に貯めた食用油によって食品を揚げる液体加熱装置としての揚げ物機は、例えば実開昭61−64837号公報に開示されている。この揚げ物機101は、図24に示すように、油槽102の底部103の一端側の下方に油槽102内のカス物を溜める溜め部104を突設形成すると共に、底部103の裏側にバーナ105からの熱を導く凹状の熱導路106を上方に突出して形成し、この熱導路106内に断面十字形状のフィン107を固定したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この揚げ物機101にあっては、フィン107を底部103に密着して固定することができず、十分な熱効率が得られないという問題点があった。すなわち、フィン107が長尺状の2枚の板体を断面十字形状に接合して形成され、これを底部103の凹状の熱導路106内に配設する構造であるため、フィン107を熱導路106の内面に直接固定することは作業上極めて困難となる。
【0004】
また、仮にフィン107を熱導路106の内面に直接固定したとしても、熱導路106の内面との接触面積は2枚の板体の板厚に相当する程度にしかならず面接触状態で固定することができないし、直接固定した場合にはフィン107が熱膨脹して長手方向に反り、液槽102の底部103を変形される虞もある。したがって、フィン107の外周端を熱導路106の内面と所定の間隙を有して固定しなければならず、フィン107による伝熱面積を大きく設定することができずに、十分な熱効率を得ることが困難になる。
【0005】
また、フィン107自体が断面十字形状の複雑な形状であるため、その部品コストがアップすると共に、油槽102の底部103に凹状の熱導路106を形成する必要があるため、液槽102の製造コストがアップする等、揚げ物機101自体の構造が複雑化しかつ高価になり易いという問題点があった。
【0006】
さらに、熱導路106内に断面十字形状のフィン107が固定的に配設されているため、フィン107の熱導路106内の奥側(上方側)部分に付着した煤等の除去が困難となって、バーナ105部の清掃作業が非常に面倒になる等、揚げ物機101自体のメンテナンスを容易に行うことが困難であるという問題点もあった。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、請求項1記載の発明の目的は、フィンを面接触状態で液槽底部に直接固着し得て十分な熱効率が得られると共に液槽底部の変形を防止し、かつフィン自体の熱伝導率を高めて加熱装置自体の小型化が図れ、またメンテナンスの容易な液体加熱装置を提供することにある。また、液槽の製造が容易となり加熱装置自体のコストダウンが図れる液体加熱装置を提供することにある。また、フィン自体の反り等による液槽底部の変形を防止し得る液体加熱装置を提供することにある。
【0008】
また、請求項2記載の発明の目的は、請求項1記載の発明の目的に加え、フィン自体の反り等による液槽底部の変形をより一層確実に防止し得る液体加熱装置を提供することにある。また、請求項3記載の発明の目的は、請求項1又は2記載の発明の目的に加え、液槽内で発生するカス物を低温槽内に収容し得る等、メンテナンスの一層容易な液体加熱装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、液槽の底部下方に配置したバーナで液槽底部を加熱して液槽内の液体を加熱する液体加熱装置であって、前記液槽底部は、銅と略同一の線膨張係数のステンレス板と、固定壁部と該固定壁部から突出する側壁部を有し、当該固定壁部を前記ステンレス板の裏面に面接触状態で固着させつつ所定間隔を有して並設状態で形成された銅製の複数の長尺状のフィンとを有した底板ユニットから成り、該底板ユニットを上下が開口した周壁部材の下端開口部に固定して液槽を構成するとともに、前記フィンの側壁部にその突出方向の先端に開口したスリットを形成して、熱膨張を吸収し得る熱膨張吸収手段としたことを特徴とする。
【0010】
このように構成することにより、液槽内に所定量貯められた液体は、液槽底部のステンレス材がバーナの燃焼で加熱されることによって昇温され、この時バーナの燃焼ガスは、ステンレス材裏面に固着したフィンで形成されるガス通路内を長手方向に沿って流れる。熱伝導率の高い銅製のフィンは、ステンレス材裏面に面接触状態で固着されていることから、ステンレス材への放熱(伝熱)面積が大きくなり、燃焼ガスの熱を効率良くステンレス材に伝熱することができると共に、フィンがステンレス材と略同一の線膨張係数を有することから、フィンの固着面であるステンレス材(液槽底部)の熱による変形が防止される。また、熱伝導率が高いフィンの使用によりフィン自体を小型に形成することができると共に、ステンレス材裏面への直接固着によって液槽底部を形成でき、液槽の形状が簡略化されかつ液槽内の清掃が容易になる。
【0011】
また、液槽底部が、銅と略同一の線膨張係数のステンレス板と、該ステンレス板の裏面に並設固着された銅製の複数の長尺状のフィンとからなる底板ユニットを有しこのように構成することにより、予めステンレス板にフィンを固着して底板ユニットを形成し、これを液槽の底部に固着するだけで液槽を製造でき、液槽の製造が容易になる。
【0012】
また、フィンが、熱膨張を吸収し得る熱膨張吸収手段を有しこのように構成することにより、フィンが例えばバーナの燃焼ガスによって加熱されると、フィンに設けられている熱膨張吸収手段でその熱膨張が吸収され、フィン自体の反りやフィンの反り等による液槽底部の変形が防止される。
【0013】
また、フィンが固定壁部と該固定壁部から突出する側壁部を有し、熱膨張吸収手段が側壁部の突出方向の先端に開口したスリットであり、このように構成することにより、燃焼ガス等によるフィンの熱膨張は、熱膨張吸収手段としてのスリットによって吸収され、この時、スリットがフィンの側壁部の突出方向に沿って形成されていることから、このスリットによってフィンの長手方向における熱膨張が確実に吸収される。
【0014】
また、請求項記載の発明は、スリットの最深位置が固定壁部まで達していることを特徴とする。このように構成することにより、フィンの側壁部がスリットで長手方向に完全に分断された状態となって、熱膨張が各スリットでより確実に吸収される。
【0017】
また、請求項記載の発明は、液槽底部が、バーナの熱を直接受けない位置に低温槽を有していることを特徴とする。このように構成することにより、例えば液槽内で発生するカス物を低温槽内に収容することができ、液槽内の清掃が容易になると共に、液槽内で使用する液体の汚れが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明に係わる液体加熱装置の第1実施例を示し、図1がその平面図、図2が図1のA−A線矢視断面図、図3が図1のB−B線矢視断面図、図4が底板ユニットの一部破断した斜視図、図5が図2のC部拡大図、図6がフィンの一部破断した側面図、図7がフィンの固着方法の説明図である。
【0019】
図1〜図3において、液体加熱装置1は、下部に脚3が設けられ例えばステンレス板で形成された略直方体形状の筐体2を有し、この筐体2内には液槽4が配置されると共に、この液槽4の前方側(図1において下方側)下部にはガスバーナ5が配置されている。液槽4は、上面に開口4aを有する略直方体形状に形成されて、その底部4bには加熱面を形成する底板ユニット6が一体的に配置されている。
【0020】
この底板ユニット6は、図4に示すように、液槽4の底部4bの大きさと略同一の大きさを有するステンレス板7と、このステンレス板7の裏面に一定間隔を有して固着された複数本(図では8本)の長尺状のフィン8とで構成されている。ステンレス板7は、純銅と略同一の線膨張係数を有する例えば18Cr.8Niのステンレス材で形成されている。
【0021】
一方、フィン8は、純銅の銅板の折り曲げ加工により断面コ字状に形成され、ステンレス板7への固着面となる固定壁部8aと、この固定壁部8aの両端に形成された一対の側壁部8bとを有している。この各フィン8の一対の側壁部8bで各フィン8内にガス通路9aが形成されると共に、隣り合うフィン8の一対の側壁部8bによってフィン8間にガス通路9bが形成されている。なお、ガス通路9a、9bの幅は、図5に示すように、例えばw1=12mm、w2=4mmに設定されるが、これに限定されるものでもなく、液槽4の大きさ、ガスバーナ5の燃焼量等に応じて適宜に設定変更することができる。
【0022】
また、フィン8は、図6に示すように、一対の側壁部8bの長手方向に一定間隔(もしくは次第に狭くなったり広くなる間隔)で熱膨張吸収手段を形成するスリット10が複数形成されている。このスリット10は、所定の幅w1を有して側壁部8bの突出方向に沿って設けられると共に、その最深部は固定壁部8aまで達し、これにより、フィン8は固定壁部8aで長手方向に連結されるものの、側壁部8bは各スリット10によって長手方向に完全に分断された状態となっている。
【0023】
そして、このフィン8は、ステンレス板7の一方の表面(裏面)に所定間隔を有して並設状態で固着されると共に、図4に示すように、フィン8の長手方向の両端部と並設方向の両端部がステンレス板7の外周縁部7aに所定の取代Lを有して固着されている。このフィン8のステンレス板7への固着は、例えば図7に示すように、ステンレス板7のフィン取付面である裏面を上にして、この裏面上に各フィン8を並設状態で載置(セット)すると共に、ステンレス板7の各フィン8の長手方向両端部の取代L部分に固定板20をそれぞれ溶接する。
【0024】
この時、固定板20には各フィン8に対応した突起20aが設けられており、この突起20aを各フィン8の長手方向両端部の側壁部8b間に嵌合させた状態で溶接する。これにより、固定板20で各フィン8がステンレス板7に位置決めされ、このフィン8が位置決めされたステンレス板7を炉中ロー付け機(図示せず)に供給することによって、フィン8の固定壁部8aとステンレス板7の裏面とが銅ロー等でロー付け固着される。
【0025】
なお、ステンレス板7へのフィン8の固着方法は、上記炉中ロー付けに限るものでもなく、例えば超音波メタル溶接や高周波溶接等の他の適宜の固着方法を採用することも勿論可能である。また、底板ユニット6の製造時において、ステンレス板7の外周縁部7aの取代Lは、炉中ロー付け時の熱による反り等の関係からより小さく設定することが好ましいが、例えば取代L部分を、所定方向に折り曲げた状態でロー付けして底板ユニット6の反りを防止したり、あるいはロー付け後に折り曲げることにより底板ユニット6の反りを修正することもできる。
【0026】
そして、このようにして製造された底板ユニット6は、ステンレス板7の外周縁部7aが、図5に示すように、液槽4の周壁部4c下端にアルゴン溶接等によって溶接固定されている。すなわち、液槽4は、例えば上下が開口した断面長方形状の周壁部材を形成し、この周壁部材の下端開口部に予め製造された底板ユニット6を溶接固定することによって製造されることになる。
【0027】
前記液槽4の下部に配置されるガスバーナ5は、ブンゼン式ガスバーナで形成され、図3に示すように、ヘッドに多数の炎口を有すると共にガス弁13が接続されている。そして、このガスバーナ5は、液槽4の底板ユニット6の前方側下方に位置する如く配置され、その炎の先端と底板ユニット6のステンレス板7の裏面との設置間隔は、例えば略100mm程度となるように設定されている。
【0028】
また、筐体2のガスバーナ5より後方側で底板ユニット6と所定の間隔位置には、例えばL字形状のステンレス板からなる遮蔽板14が設けられ、この遮蔽板14の前端部は筐体2の底壁2aに固定され、後端部は筐体2の後壁2bに固定されている。この遮蔽板14と液槽4の底板ユニット6によって前記ガス通路9a、9bを含む燃焼ガス通路15が形成され、この燃焼ガス通路15の下流側15bに排気ダクト16が連設されている。
【0029】
この排気ダクト16は、その上端が液槽4の上面より上方に突出する状態で配設され、上端面には排気孔17が多数形成されている。さらに、筐体2には、液槽4内の液体Wを底部4b(底板ユニット6)の適宜位置に設けた排出孔(図示せず)から外部に排液する排液バルブ19が設けられている。
【0030】
次に、上記液体加熱装置1の動作を図3等に基づいて説明する。先ず、液槽4内に水や食用油等の液体Wを所定量貯め、図示しない操作盤で設定温度等を設定すると共に、ガス弁13を開きガスバーナ5を燃焼させる。ガスバーナ5が燃焼するとその炎が上方に向けて吐出し、この炎による燃焼ガスが、排気ダクト16を介して外気に連通している燃焼ガス通路15内を上流側15aから下流側15bに向かって流れる。この燃焼ガスは、その多くが各フィン8で形成されるガス通路9a、9b内を図1及び図3の矢印イ、ロの如く流れると共に、その一部が図3の矢印ハの如くガス通路9a、9b外の燃焼ガス通路15内を流れる。
【0031】
そして、フィン8内を流れる燃焼ガスは、フィン8の固定壁部8aやその両側の側壁部8b内面に接触しながらガス通路9a、9b内を流れて、フィン8の温度が高められる。この時、断面コ字状のフィン8の固定壁部8aがステンレス板7の裏面に面接触状態で直接固着されているため、フィン8の固定壁部8aと一対の側壁部8bからなる3面が、ガス通路9a、9b内等を流れる燃焼ガスの熱を直接受け、この熱をステンレス板7に面接触状態で固着され大きな放熱面を形成する固定壁部8aから放熱(伝熱)することになる。
【0032】
また、フィン8が銅板によって形成されていることから、フィン8をステンレス板7で形成した場合に比較して、熱伝導率を23倍以上に高めることができて、燃焼ガスの熱が底板ユニット6のステンレス板7により素早く伝熱される。これにより、底板ユニット6のステンレス板7の温度が効率的に高められて、液槽4内の液体Wに対流が生成されつつ、液体Wが所定の温度に昇温される。
【0033】
ところで、ガスバーナ5が所定時間燃焼し、ガス通路9a、9bを含む燃焼ガス通路15内を流れた燃焼ガスによってフィン8が所定温度に加熱されると、フィン8自体が熱膨脹してその長手方向に反ろうとする力が作用する。しかし、このフィン8に作用する力は、フィン8の側壁部8bに設けたスリット10によって吸収され、フィン8の反りが防止される。この時、フィン8のスリット10が、一対の側壁部8bの突出方向の先端に開口し、その最深位置が固定壁部8aまで達する如く形成されていることから、一対の側壁部8bが長手方向において各スリット10で完全に分断された状態となり、熱による側壁部8bの熱膨張がスリット10で確実に吸収されることになる。
【0034】
このフィン8のスリット10による熱膨張の吸収により、側壁部8bの反りが防止されると共に、側壁部8bの反りによる固定壁部8aへの熱膨張による応力の作用、すなわち、底板ユニット6のステンレス板7への応力の作用が抑えられる。そして、ガス通路9a、9bを含む燃焼ガス通路15内を流れる燃焼ガスは、排気ダクト16内を矢印ニの如く流れて、排気孔17から矢印ホの如く排気ガスとして外部に排気される。
【0035】
このように、上記第1実施例の液体加熱装置1にあっては、液槽4の底部4b裏側に、その長手方向に沿って断面コ字状の複数のフィン8を並設した状態で固着しているため、各フィン8によって形成されるガス通路9a、9b内に、ガスバーナ5の燃焼による燃焼ガスを流すことができると共に、フィン8を熱伝導率の高い銅板で形成しているため、フィン8自体における伝熱効率を高めることができて、燃焼ガスの熱を底板ユニット6のステンレス板7に効率良く伝熱することができる。
【0036】
特に、フィン8を断面コ字状に形成して、その平面状の固定壁部8aを底板ユニット6のステンレス板7の裏面にロー付けによって面接触状態で固着しているため、この固定壁部8aによってフィン8からステンレス板7への放熱(伝熱)面積を大きく(板状のフィンを垂直に立設した場合に比較して例えば100倍以上)することができる。そして、この放熱面積が大きくなることにより、ステンレス板7の裏面に前述した板状のフィンを垂直状態で立設した場合に生じ易いフィン自体の赤熱もなくなり、コ字状のフィン8によって伝熱効率の一層の向上が図れると共に、赤熱によるフィン8の耐久性の低下も防止される。これらのことから、液槽4内の液体Wを極めて短い時間で所定温度まで加熱することができ、例えば液体加熱装置1を食品の揚げ物機として使用すれば、効率良い揚げ作業を行うことが可能になる。
【0037】
また、フィン8として、熱伝導率の高い銅板を使用していることから、従来のステンレス材等のフィンに比較して、側壁部8bの高さh(図6参照)を低くすることができるため、底板ユニット6のコンパクト化が図れると共に、フィン8の小型化に伴い例えば燃焼ガス通路15の幅w2(図2参照)を狭くすることができる等、液体加熱装置1自体を小型に形成することができる。
【0038】
さらに、フィン8は断面コ字状でその固定壁部8aが、底板ユニット6のステンレス板7の裏面に固着されているため、フィン8自体の形状が簡略化されると共に、液槽4の底部4bに従来のような凹状の熱導路の加工を施す必要もなくなり、フィン8や液槽4等の構成を簡略化することができる。
【0039】
また、ステンレス板7にフィン8が予め炉中ロー付けされた底板ユニット6を、周壁部4cの下端開口部に溶接固定することによって液槽4を製造することができるため、フィン8の固着作業を自動的に行うことができる等、液槽4の製造を容易に行うことができる。これらのことから、底板ユニット6や液体加熱装置1自体の製造コストの低減が図れると共に、該加熱装置1自体の小型化等によって、液体加熱装置1のコストダウンが可能になる。
【0040】
さらにまた、フィン8がコ字状を呈することから、フィン8の剛性アップが図れると共に、前述したようにフィン8が赤熱することがなくなる等、フィン8自体の耐久性を向上させることができる。また、フィン8がステンレス板7と略同一の線膨張係数を有するため、フィン8とステンレス板7の接合部における熱変形を抑えることができると共に、フィン8の一対の側壁部8bに最深部が固定壁部8aまで達するスリット10を形成しているため、フィン8の側壁部8bを長手方向において各スリット10で完全に分断状態とすることができ、フィン8の熱膨張をスリット10によって確実に吸収することができる。
【0041】
これらのことから、フィン8のステンレス板7への固着時の熱による底板ユニット6の変形が防止されると共に、ガスバーナ5の燃焼時のフィン8自体の反り、及びフィン8の反りによるステンレス板7の変形、すなわち液槽4の底部4bの変形を確実に防止することができる。
【0042】
また、フィン8は断面コ字状で側壁部8b間が下方に開口しているため、フィン8内に付着した煤等を例えばブラシで簡単に除去することができて、底部4b裏面側やガスバーナ5部の清掃を容易に行うことができる。特に、液槽4の底板ユニット6の下部に配設されている遮蔽板14を取り外すことによって、底板ユニット6の裏面側を露出状態とすることができ、フィン8の清掃作業がより簡単に行え、液体加熱装置1のメンテナンス作業を極めて容易に行うことが可能になる。
【0043】
図8〜図10は、本発明に係わる液体加熱装置の液槽のそれぞれ他の実施例の要部断面図を示している。なお、上記第1実施例と同一部位には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。以下の各実施例においても同様である。先ず、図8に示す第2実施例の液槽4は、ガスバーナ5側が低く排気ダクト16側が高くなるように、底板ユニット6を傾斜させて液槽4の周壁部4cに溶接固定したものである。
【0044】
この第2実施例の液槽4においても、上記第1実施例と同様の作用効果が得られる他に、液槽4の底部4bが傾斜していることから、燃焼ガスのドラフト効果が高まり、燃焼ガス通路15内を流れる燃焼ガスの流れ状態が良好となって、熱効率を一層向上させることができるという作用効果が得られる。
【0045】
また、図9に示す第3実施例の液槽4は、上記第1実施例の液槽4の底板ユニット6のフィン8の長さを短くし、ガスバーナ5の上部に、底板ユニット6のフィン8が固着されていないステンレス板7の前部7bを直接対向させるようにしたものである。この第3実施例の液槽4においても、上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0046】
また、図10に示す第4実施例の液槽4は、底板ユニット6のガスバーナ5側のフィン8が固着されていない前部7bに傾斜面21を設けるようにしたものである。この第4実施例の液槽4においても、傾斜面21で燃焼ガスのドラフト効果が得られ、上記第2実施例と同様の作用効果を得ることができる。なお、第3及び第4実施例においては、フィン8が固着されているステンレス板7部分のみを底板ユニット6とし、この底板ユニット6のステンレス板7に前部7bを形成する別のステンレス板を溶接固定することによって、底部4bを形成することもできる。
【0047】
図11〜図16は、本発明に係わる液体加熱装置の液槽の第5〜第8実施例を示し、これらの各実施例の基本的な特徴は、液槽4の底部4bに低温槽22を設けるようにした点にある。先ず、図11に示す第5実施例の液槽4は、底部4bのガスバーナ5側端部を下方に窪ませ、この窪み部分をガスバーナ5の熱を直接受けない低温槽22とする。そして、低温槽22の上端縁に例えば底板ユニット6を固定配置すると共に、低温槽22の底面部22aに前記排液バルブ19(図示せず)を接続するようにしたものである。
【0048】
この第5実施例の液槽4によれば、上記第1実施例の作用効果以外に、液槽4の前端部の左右方向に沿って低温槽22を設けることにより、次のような作用効果を得ることができる。すなわち、液槽4内で発生するカス物を、収容されている液体Wが沸騰等していない低温槽22に沈殿(収容)させることができ、例えばこのカス物を液槽4の上部開口4aから除去したり、排液バルブ19を開けることによって下方に排出除去できて、液槽4内の清掃を簡単に行うことができる。また、カス物が低温槽22内に沈殿しているため、カス物が液槽4内で対流することがなくなり、液槽4内の液体Wの汚れを防ぐこともできる。
【0049】
また、図12に示す第6実施例の液槽4は、底部4bの左右方向の略中心位置に、前後方向に沿って下方に窪んだ低温槽22を設け、この低温槽22の両側にガスバーナ5をそれぞれ配置するようにしたものである。この液槽4においては、例えば同一形状の一対の底板ユニット6を製造し、この底板ユニット6間に低温槽22を設ける状態で底部4bが形成される。この第6実施例の液槽4においても、上記第5実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0050】
また、図13及び図14に示す第7実施例の液槽4は、底部4bの左右方向の両側端部に前後方向に沿って低温槽22をそれぞれ設け、この低温槽22間にガスバーナ5を配置したものである。この第7実施例の液槽4においても、上記第5実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0051】
さらに、図15及び図16に示す第8実施例の液槽4は、底部4bの前端部と左右方向の両端部に、平面視略コ字状の低温槽22を設けると共に、前記遮蔽板14の下方と排気ダクト16内に空気層部23を設けるようにしたものである。空気層部23は、例えば遮蔽板14の後端部を排気ダクト16内に垂直状態で延設させると共に、遮蔽板14の下方に所定間隔で板体24を配置することによって形成されている。
【0052】
この第8実施例の液槽4によれば、上記第5実施例と同様の作用効果が得られる他に、遮蔽板14の熱を空気層部23内の温度の低い空気によって遮断することができるため、筐体2の外壁2b等の温度上昇を抑えることができて、特にフライヤー等に使用して好適であるという作用効果が得られる。なお、この空気層部23は、第8実施例に限らず、上記第1〜第7実施例の液槽4に適用することも勿論可能である。
【0053】
以上、液槽4の各実施例について説明したが、次にこれらの液槽4に使用し得るフィン8の各実施例を図17〜図23に基づいて説明する。なお、各実施例のフィン8は、上記第1実施例に示すフィン8と同様の銅板によって形成されている。先ず、図17に示すフィン8は、上記第1実施例のフィン8と同様に断面コ字状に形成すると共に、一対の側壁部8bの高さhを長手方向の両端部において異ならせるようにしたものである。すなわち、フィン8のガスバーナ5側の高さh1を反ガスバーナ5側の高さh2より連続的に小さくなるように設定する。したがって、スリット10の深さも反ガスバーナ5側に向かうに従い徐々に深くなることになる。
【0054】
この実施例のフィン8によれば、フィン8によって形成されるガス通路9a、9b内の、ガスバーナ5側の温度が高く反ガスバーナ5側の温度が低くなるという燃焼ガスの温度勾配に沿って、フィン8の伝熱面積を設定(温度が低い側の伝熱面積を大きく)することができる。そのため、フィン8の長手方向においてステンレス板7への伝熱効率を平均化することができ、結果として液槽4の底部4bが均一加熱されるという作用効果が得られる。
【0055】
なお、この実施例のフィン8においては、長手方向両端部の高さh1、h2が一端側から他端側に向けて直線状に変化する場合に限らず、円弧状あるいは段階的に変化するように構成しても良いし、長手方向に沿って板厚を変化させても良く、要はフィン8の長手方向両端部の伝熱面積が温度勾配に応じて異なるあらゆる形状を包含するものである。
【0056】
また、図18に示すフィン8は、断面コ字状のフィン8を側壁部8bの突出方向に沿って先細り状に形成し、この各フィン8の固定壁部8aを並設方向に密着させてステンレス板7に固定したものである。これにより、フィン8内にガス通路9aがそれぞれ形成される共に、互いに隣設しているフィン8の側壁部8b間にガス通路9bがそれぞれ形成されることになる。
【0057】
この実施例のフィン8によれば、ステンレス板7に固定されるフィン8の側壁部8bの数が上記第1実施例のフィン8に比較して多くなり、伝熱面積がより広くなって熱効率を一層向上させることができるという作用効果が得られる。
【0058】
また、図19に示すフィン8は、固定壁部8aとこの固定壁部8aの一端側に立設した一つの側壁部8bを有する断面L字形状に形成され、各フィン8の固定壁部8aを並設方向に密着させた状態で、底板ユニット6のステンレス板7にロー付け固着したものである。この実施例のフィン8においても、フィン8自体にはガス通路9aが形成されないものの、隣り合うフィン8間でガス通路9bが形成され、上記第1実施例のフィン8と同様の作用効果が得られる他に、フィン8自体の形状が簡略化され、より安価に形成し得るという作用効果が得られる。
【0059】
また、図20に示すフィン8は、フィン8を断面コ字状に形成すると共に、その少なくとも一方の側壁部8bの外面に突起26を設け、この突起26を介して複数のフィン8の側壁部8bを並設して固定壁部8aをステンレス板7に固着するようにしたものである。この実施例のフィン8によれば、突起26によって隣り合うフィン8の側壁部8b間に所定の隙間kが形成されるため、前記した炉中ロー付け時のロー材の表面張力による側壁部8b間への進入が防止され、例えばフィン8の図17に示すような間隔設定作業や、固着後のフィン8の形状修正等を容易に行うことができるという作用効果が得られる。
【0060】
さらに、図21に示すフィン8は、断面コ字部27が交互に設けられた一体型のフィン8を使用し、このフィン8の一方の固定壁部27aをステンレス板7に固着したものである。この実施例のフィン8においても、上記第1実施例のフィン8と同様の作用効果が得られる他に、フィン8が一体型であることから、ステンレス板7への例えば炉中ロー付け時に、ステンレス板7へのセット作業が容易に行えると共に、前記固定板20等の構成を簡略化させることができるという作用効果が得られる。
【0061】
また、図22に示すフィン8は、フィン8を固定壁部8aと側壁部8bを有する断面T字状に形成し、このフィン8の固定壁部8aをステンレス板7に固着したものである。この実施例のフィン8においても、固定壁部8aをステンレス板7に面接触状態で固着することができ、上記第1実施例のフィン8と同様の作用効果を得ることができる。
【0062】
また、図23に示すフィン8は、側壁部8bのスリット10をその最深位置が固定壁部8aまで達しないように形成したものである。すなわち、フィン8は、スリット10の最深位置と固定壁部8a間に一定寸法h4を有するようにスリット10の深さh3が設定される。この実施例のフィン8においても、スリット10の最深位置が固定壁部8aに達している上記第1実施例に比較すれば、熱膨張時の吸収率が若干劣るものの、各スリット10によってフィン8の長手方向の熱膨張を吸収して反り等を防止することができ、基本的に上記第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。この実施例のフィン8の場合には、二点鎖線で示すように、長手方向両端部で高さの異なるフィン8についても、同様に構成し得る。
【0063】
なお、本発明に係わる液体加熱装置の液槽やフィンの構成は、上記した各実施例のそれぞれに限定されるものでもなく、例えば第1〜第8実施例の液槽に、各種フィンをそれぞれ単独であるいは複数種同時に使用する等、各実施例を適宜に組み合わせることができる
【0064】
さらに、上記各実施例においては、液槽を平面視長方形状に形成したが、正方形状に形成しても良いし、上記各実施例における液槽の構造、フィンの数、長さ及び並設状態、底板ユニットの液槽の底部に対する設置面積、位置、溶接構造及びステンレス板とフィンの板厚関係等も一例であって、各発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1記載の発明によれば、フィンが熱伝導率の高い銅によって形成されると共に、銅と略同一の線膨張係数を有するステンレス材の裏面に面接触状態で固着されるため、フィンのステンレス材に対する放熱面積が大きくなって、燃焼ガスの熱を効率良くステンレス材に伝熱することができて、液槽の熱効率を高めことができると共に、フィンがステンレス材と略同一の線膨張係数を有するため、熱による液槽底部の変形を防止することができる。また、フィンが銅製で熱伝導率が高いため、フィン自体や加熱装置を小型に形成することができると共に、フィンの固着面をステンレス材裏面に直接固着するだけで液槽底部を形成できるため、液槽の形状が簡略化されかつメンテナンスを容易に行うことができる。
【0066】
また、ステンレス板にフィンを固着して底板ユニットを予め形成し、これを液槽底部に固着するだけで液槽を製造することができるため、液槽の製造を容易に行うことができて液体加熱装置のコストダウンを図ることができる。
【0067】
また、フィンがバーナの燃焼ガス等によって加熱されても、フィンに設けられている熱膨張吸収手段でその熱膨張が吸収されるため、フィンの反り等による液槽底部の変形等を防止することができる。
【0068】
また、熱膨張吸収手段としてのスリットがフィンの側壁部の突出方向の先端に開口して形成されているため、フィンの長手方向における熱膨張が各スリットで吸収され、フィンの反り等による液槽底部の変形を確実に防止することができる。
【0069】
また、請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明の効果に加え、スリットがフィンの側壁部の突出方向でその最深位置が固定壁部まで達しているため、フィンの側壁部の長手方向がスリットで完全に分断された状態となって、熱膨張が各スリットで確実に吸収されて、フィンの反り等による液槽底部の変形をより確実に防止することができる。
【0072】
また、請求項記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、液槽内で発生するカス物を低温槽内に収容することができるため、液槽底部の清掃が簡単となると共に、使用する液体の汚れを防ぐことができる等、液体加熱装置のメンテナンスを一層容易に行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる液体加熱装置の第1実施例を示す平面図
【図2】同図1のA−A線矢視断面図
【図3】図1のB−B線矢視断面図
【図4】同底板ユニットの一部破断した斜視図
【図5】同図2のC部拡大図
【図6】同フィンの一部破断した側面図
【図7】同フィンの固着方法の説明図
【図8】本発明に係わる液体加熱装置の第2実施例を示す液槽の要部断面図
【図9】本発明に係わる液体加熱装置の第3実施例を示す液槽の要部断面図
【図10】本発明に係わる液体加熱装置の第4実施例を示す液槽の要部断面図
【図11】本発明に係わる液体加熱装置の第5実施例を示す液槽の要部断面図
【図12】本発明に係わる液体加熱装置の第6実施例を示す液槽の要部断面図
【図13】本発明に係わる液体加熱装置の第7実施例を示す液槽の要部断面図
【図14】同図13のD−D線概略矢視断面図
【図15】本発明に係わる液体加熱装置の第8実施例を示す液槽の要部断面図
【図16】同図15のE−E線概略矢視断面図
【図17】本発明に係わる液体加熱装置に使用されるフィンの他の実施例を示す側面図
【図18】同フィンのさらに他の実施例を示す断面図
【図19】同フィンのさらに他の実施例を示す断面図
【図20】同フィンのさらに他の実施例を示す断面図
【図21】同フィンのさらに他の実施例を示す断面図
【図22】同フィンのさらに他の実施例を示す断面図
【図23】同フィンのさらに他の実施例を示す一部破断した側面図
【図24】従来の液体加熱装置の概略側面図
【符号の説明】
1・・・・・・・液体加熱装置
4・・・・・・・液槽
4a・・・・・・開口
4b・・・・・・底部
4c・・・・・・周壁部
5・・・・・・・ガスバーナ
6・・・・・・・底板ユニット
7・・・・・・・ステンレス板
7a・・・・・・外周縁部
8・・・・・・・フィン
8a・・・・・・固定壁部
8b・・・・・・側壁部
9a、9b・・・ガス通路
10・・・・・・スリット
14・・・・・・遮蔽板
15・・・・・・燃焼ガス通路
16・・・・・・排気ダクト
21・・・・・・傾斜面
22・・・・・・低温槽
23・・・・・・空気層部
W・・・・・・・液体

Claims (3)

  1. 液槽の底部下方に配置したバーナで液槽底部を加熱して液槽内の液体を加熱する液体加熱装置であって、
    前記液槽底部は、銅と略同一の線膨張係数のステンレス板と、固定壁部と該固定壁部から突出する側壁部を有し、当該固定壁部を前記ステンレス板の裏面に面接触状態で固着させつつ所定間隔を有して並設状態で形成された銅製の複数の長尺状のフィンとを有した底板ユニットから成り、該底板ユニットを上下が開口した周壁部材の下端開口部に固定して液槽を構成するとともに、前記フィンの側壁部にその突出方向の先端に開口したスリットを形成して、熱膨張を吸収し得る熱膨張吸収手段としたことを特徴とする液体加熱装置。
  2. 前記スリットの最深位置が前記固定壁部まで達していることを特徴とする請求項1記載の液体加熱装置。
  3. 前記液槽底部は、前記バーナの熱を直接受けない位置に低温槽を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の液体加熱装置。
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