JP3715445B2 - 組版方法および組版装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

組版方法および組版装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版を得るための組版方法とその装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、チラシ等の印刷物における組版処理は、コンピュータシステムを利用して行われている。チラシには、複数の「値組み」と呼ばれる組版を行う枠(値組み枠)が設定される。各値組み枠内には、商品名、その商品の説明、値段等の複数の文字列が配置される。
【0003】
このようなチラシ組版を行なう際のオペレータの作業負担軽減を図るため、種々の技術が提案されている。例えば、特開平10−114042号公報では、値組み枠内に総ての文字列を含ませるための配置条件を満たすよう、コンピュータが文字列配置を繰り返し行ない、値組み枠内に複数の文字列が含まれるようにする技術が提案されている。この技術によれば、オペレータは上記の配置条件の指定作業をすれば良いことから、その作業負担を軽減できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、チラシ等の組版結果物にあっては、その視覚的効果を高めて読者の注意を惹くことが肝要である。しかしながら、上記した従来の技術では、組版結果である文字列の配置の様子がチラシの各値組み枠において一律となるので、以下に記すように必ずしも視覚的効果が高いとは言えなかった。
【0005】
複数の値組み枠をある商品、例えば精肉商品についてその品目別(産地別や肉品別等)に用意し、これら複数の値組み枠をチラシの所定の領域において並べることがある。このようなチラシの場合、各値組み枠における文字列配置の様子が一律であるため、チラシ配布者が多量に購入してもらいたい商品の値組み枠とそれ以外の商品の値組み枠とに文字列配置の点で差が出ない。よって、文字配列の様子が一律であるためにかえって購買者の注意を惹くことができないような場合があった。上記の従来の技術では、文字列配置の変更を通した視覚効果についての対処が欠けているため、購買者の注意喚起が充分でないことがあった。
【0006】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、視覚的効果を高めるために文字列配置の多様化をもたらすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の組版方法は、
所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版とする組版方法であって、
文字列の配置対象となる枠を複数作成する工程(1)と、
記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する工程(2)と、
前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する工程(3)と、
前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する工程(4)と、
前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する工程(5)と、
前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する工程(6)と、
前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する工程(7)と、
前記工程(7)にて更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より選択する工程(8)と、
前記工程(8)で選択された枠に対して前記再編組版結果を適用して、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更する工程(9)と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
上記方法では、一旦配置された複数の文字列を含んだ組版において、文字列の配置状態が変わるよう文字列配置を再編しその結果を更新記憶して保持する。よって、この更新保持した組版結果での組版を得ることができる。このため、本発明の組版方法によれば、文字列配置の多様化をもたらすことができ、これを通して組版の視覚的効果を高めることができる。しかも、この文字列配置の再編に際しては、組版結果の変更内容を設定するだけでよいので、オペレータに過度の負担を強いることなく容易に文字列配置の多様化をもたらすことができる。
【0009】
この本発明の組版方法では、
前記工程(4)を、
前記採字された複数の文字列を前記設定された文字属性に対応付けて表示すると共に、前記文字列の配置対象となる枠を表示する工程と、
前記表示された複数の文字列のおのおのを前記表示された枠内に移動して配置する工程とを有するものとすることができる。
【0010】
こうすれば、上記したような再編の対象となる組版において、文字列配置の多様化を図ることができ好ましい。
【0011】
また、本発明の組版装置は、
所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版とする組版装置であって、
文字列の配置対象となる枠を複数作成する枠作成手段と、
記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する採字手段と、
前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する属性設定手段と、
前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する配置手段と、
前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する変更内容設定手段と、
前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する再編手段と、
前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する更新手段とを備え、
前記更新手段により更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より選択し、該選択された枠に対して前記再編組版結果を適用することにより、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更することを特徴とする。
【0012】
この本発明の組版装置によっても、上記した本発明の組版方法と同様に、一旦配置された文字列配置の再編を通した文字列配置の多様化等の上記効果を奏することができる。
【0013】
また、本発明におけるコンピュータ読取可能な記憶媒体は、
所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版を作成するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
文字列の配置対象となる枠を複数作成する枠作成手段と、
記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する採字手段と、
前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する属性設定手段と、
前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する配置手段と、
前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する変更内容設定手段と、
前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する再編手段と、
前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する更新手段とを備え、
前記更新手段により更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より選択し、該選択された枠に対して前記再編組版結果を適用することにより、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体である。
【0014】
これらの場合、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。
【0015】
上記の本発明の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムがコンピュータによって実行されると、本発明の組版方法並びに組版装置と同様に、一旦配置された文字列配置を容易に再編でき、これを通した文字列配置の多様化等の上記効果を奏することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、この発明の一実施例を適用する組版装置を示すブロック図である。この組版装置100は、CPU10と、バスライン12とを備えており、バスライン12には、値組み枠データメモリ14と、採字データメモリ16と、組版情報メモリ18と、体裁・配置条件設定装置20と、配置位置演算装置22と、組版済データメモリ24と、配置再編装置26とが接続されている。また、バスライン12には、入力装置としてキーボード30とマウス32とデジタイザ34とが接続されており、また、出力装置としてカラーCRT36が接続されている。さらに、外部記憶装置としては磁気ディスク38が接続されている。この場合、値組み枠作成はデジタイザ34あるいはマウス32若しくはキーボード30を介して行なわれ、文字列採字はキーボード30を介して行なわれる。また、文字列配置の際の体裁や配置条件の設定は体裁・配置条件設定装置20によって、配置位置の決定は配置位置演算装置22によって行なわれる。更に、配置済み文字列の配置位置の変更やその文字列自体の変更は配置再編装置26によって、その再編結果の保持は組版済データメモリ24によって行なわれる。実際には、CPU10がプログラムに従って動作し、体裁・配置条件設定装置20、配置位置演算装置22および配置再編装置26等として機能する。また、組版済データメモリ24のメモリは、図示しない内部メモリや磁気ディスク38に割り当てられる。なお、これら体裁・配置条件設定装置20、配置位置演算装置22等をハードウェアによって実現するようにしても良いことは勿論である。
【0017】
この他、必要に応じて、例えば組版結果を紙やフィルム等に印刷するためのプリンタや、他の処理装置等に転送するためのインターフェース装置などが接続される。また、組版装置100を、通信回線等の伝送路を介して、図示しないサーバを含むネットワークに接続するようにしても良い。この場合、サーバは、伝送路を介してコンピュータプログラムを本実施例の組版装置100に供給するプログラム供給装置としての機能を有する。
【0018】
後述するように、組版を行なうに当たり、本実施例の組版装置100並びにその構成機器各部の機能を実現するコンピュータプログラムは、フレキシブルディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供可能である。そして、コンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って図示しない内部メモリやハードディスク装置38等の内部記憶装置、又はその他の外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをコンピュータが読み取って直接実行するようにしてもよい。
【0019】
図2、図3は、この実施例における組版作業の手順を示すフローチャートであり、図2はこの組版作業の前半部分に当たる組版決定処理に関するフローチャートを示す。そして、図3は、組版作業の後半部分に当たり、一旦決定した組版結果を再編する処理に関するフローチャートを示す。まず、図2に示すステップS101では、ユーザがキーボード30を用いて組版対象となる文字列データ(採字データ)を作成し、採字データメモリ16に登録する。このデータは、あらかじめ作成し磁気ディスク38に保存しておいたデータをロードして採字データメモリ16に格納してもよい。図4は、採字データの一例を示す説明図であり、キーボード30により採字したテキスト画面を示している。採字データは、図示のように、採字した文字列と文字列の間を所定の「区切りコード」で区切って採字される。また、一つの値組み枠に配置される複数の文字列は、「リターンコード」で区切られた文字列群として採字され、複数の値組み枠に配置される文字列群を1つの採字データとして扱われる。図4は、2つの値組み枠に配置される2組の文字列群が入力された状態を示している。各文字列群は、図に示すように、採字NO.1、2、3…のように番号付けされる。
【0020】
ステップS102では、ユーザがデジタイザ34またはマウス32を用いて値組み枠を作図する。図5は、値組み枠の作図について説明する説明図であり、組版を行う1枚のチラシC上に、複数の値組み枠W1、W2、W3、…を作図し、CRT36に表示した状態を示している。まず、値組み枠W1の左下点P1 および右上点P2 をデジタイザ34またはマウス32を用いて指定することにより、一つの値組み枠W1を作図する。他の値組み枠W2、W3、…については、必要な値組み枠の数(行数と列数)をキーボード30等により設定することにより、値組み枠W1と同じサイズの値組み枠を自動的に作図する。このようにして作図された値組み枠データは、図6に示す値組み枠データメモリ14に登録される。値組み枠データメモリ14には、作図された値組み枠の数と、各値組み枠の左下点および右上点の座標データが記憶される。
【0021】
ステップS103では、体裁・配置条件設定装置20を用いて一つの値組み枠内における文字列の体裁や配置条件を設定する。以下の説明で「体裁」とは、各文字列の書体、文字サイズ、文字列行間等の文字属性をいうこととする。
【0022】
体裁・配置条件設定は、図7に示すような体裁・配置条件設定画面を用いて行う。体裁・配置条件設定画面は、採字データの名称を入力する採字テキスト欄(「採字テキスト:」)、採字データ内の採字番号を示す採字NO.欄(「採字NO.:」)、文字列の行間隔を設定するテキスト間隔設定欄(「テキスト間隔:」)、組版の配置フォーマットを設定する組方向設定欄(「組方向:」)、組版を開始するスタートボタン(「スタート」)等の種々のボタンを画面の「上段部」に備える。また、画面の右下に、組方向に対応した配置イメージを示す相対位置図を備え、更に、画面中央には、体裁設定表を備え、画面下には、優先処理条件選択欄(「接続指定」/「配置位置指定」)を備える。
【0023】
各体裁設定表は、各文字列の体裁設定、および配置されるべき全文字列が値組み枠内に納まりきらなかった場合に、それらを値組み枠内に納めるために指定する配置条件の設定を行うためのものである。体裁設定表の書体設定欄では文字列の書体を設定し、文字サイズ設定欄では文字列の文字サイズを設定する。配置位置指定欄では、値組み枠内に全文字列が納まりきらなかった場合に「上段部」から「中段部」へ移動してもよいとする文字列の指定と、「価格部」に配置すべき文字列の指定とを行う。接続指定欄では、値組み枠内に全文字列が納まりきらなかった場合に前行の文字列の後ろに接続してもよい文字列の指定を行う。体裁設定表の右端にある上方向スクロールボタンR1 および下方向スクロールボタンR2 は、体裁設定表の表示範囲をスクロールさせる指示ボタンである。表示位置ボタンP1 は体裁設定表の現在表示されている範囲を示しており、このP1 を指示して直接表示範囲を移動させることも可能である。なお、「上段部」、「価格部」並びに「中段部」は、後述するように文字列を納める場合の値組み枠における場所を区別するものであり、図7の右下に示されている。
【0024】
優先処理条件選択欄では、配置すべき全文字列が枠内の上記の場所(「上段部」、「価格部」、「中段部」)に納まりきらなかった場合に、上述の配置位置指定と接続指定のどちらの処理を優先して実行するかを選択する。
【0025】
画面上段にある組方向設定欄は、図8に示す組版の配置フォーマットを設定するためのものであり、組方向としては、図8(a)に示すように、通常、文字列を配置する「上段部」、価格を表す文字列を配置する「価格部」、「上段部」の文字列を移動可能とする「中段部」で構成される「よこ方向」と、図8(b)に示すように、「右段部」、「中段部」、「価格部」で構成される「たて方向」とを用意する。通常は、「よこ方向」を設定し、組版の内容に応じて「たて方向」に設定する。図7の右下に示す相対位置図は、組方向によって、図8(a)、(b)のどちらかを表示し、体裁・配置条件設定における設定を視覚的に容易にするためのものである。また、組方向を「たて方向」とした場合は、「よこ方向」における「上段部」を「右段部」として扱うこととする。
【0026】
図7に示す体裁・配置条件設定画面の最上段にある採字テキスト欄に、あらかじめ採字しておいた採字データ名を入力すると、図4に示す採字NO.1の採字文字列群が、体裁設定表の採字欄にすべてロードされる。ここでは、図4に示す採字データ名:「スーパー」を入力した場合を示している。ここで、組方向設定欄に、例えば「よこ方向」を設定する(デフォルトを「よこ方向」としておいてもよい)と、画面右下の相対位置図に「よこ方向」における配置イメージが表示される。
【0027】
図7に示す体裁設定表において、各文字列の体裁を設定する。各文字列の書体欄、文字サイズ欄には、デフォルト値あるいは、前回設定時の設定値が設定されたままとなっている。そこで、各文字列の体裁(書体、文字サイズ)を、体裁設定表の「書体」欄、「文字サイズ」欄を選択して、キーボード30により直接入力して設定する。図7は、書体の例として「ゴシック」を、文字サイズおよびテキスト間隔の例として4Q=1mmとする記号「Q」を用いて設定した例を示している。なお、配置文字列は採字データをロードする方法ではなく、体裁設定表の採字欄に直接入力してもよい。
【0028】
次に、文字列の配置条件を設定する。価格を示す文字列には、その配置位置指定欄に「価格」の指定を行う。また、値組み枠内に全文字列が納まりきらなかった場合に「中段部」へ移動してもよいとする文字列には、その配置位置指定欄に「中段」の指定を行う。同様に、前行の文字列の後ろに接続してもよいとする文字列には、その接続指定欄に「接続」の指定(図では○印)を行う。図7は、文字列「158円」の配置位置指定欄に「価格」の指定、文字列「100g当り」に「中段」の指定、文字列「ロース」に「接続」の指定を行った場合を示している。そして、優先処理条件選択欄で、「接続指定」か「配置位置指定」かの選択を行う。この選択は、マウス32により指示するか、キーボード30にあらかじめ割り付けされたキーにより指示を行うことにより実行される。なお、価格を示す文字列の配置位置指定欄に「価格」の指定を行うことは、文字列配置に際しての第1の配置条件である。また、値組み枠内に全文字列が納まりきらなかった場合に、前行の文字列の後ろに接続してもよいとする文字列の接続指定欄に「接続」の指定を行うことと、「中段部」へ移動してもよいとする文字列の配置位置指定欄に「中段」の指定を行うこととは、文字列配置に際しての第2、第3の配置条件である。
【0029】
このようにして設定された各設定データは、図9に示す組版情報メモリ18に登録される。組版情報メモリ18は、上記の設定データに加え、後述の処理にて設定されるデータをも含んでおり、図2、図3に示す総ての組版作業が終了すると、上記作図したそれぞれの値組み枠ごとに構築されて登録される。そして、この組版情報メモリ18は、ヘッダ部として、採字データ名と、テキスト間隔と、採字NO.と、組方向と、優先処理条件と、文字列の位置固定の各データを含んでいる。このうち、位置固定データ以外のデータはこのステップS103で設定され、位置固定データは、そのデフォルトが固定するとされており、図3に示す組版結果の再編処理におけるステップS120等で設定される。そして、この位置固定データを固定しない旨のデータに設定後に、後述するように文字列の配置位置や配置する文字列自体の変更並びにその再配置が可能となる。また、組版情報メモリ18は、文字列群に含まれるそれぞれの文字列の項目ごとに、接続選択と、配置位置選択と、採字文字列と、その書体と、その文字サイズと、その項目についての項目位置の各データを含んでいる。このうち、項目位置データ以外のデータはこのステップS103で設定され、項目位置データは後述のステップS106aで設定される。この項目位置データは、各項目の文字列が配置される値組み枠における配置位置に関するデータであり、当該値組み枠での各項目文字列の配置位置の開始点座標と、回転配置する場合の回転角度(デフォルトはゼロ度)を含んでいる。
【0030】
ここで、一つの採字データ内に、複数の値組み枠に対応する文字列群、即ち、図4に示すような複数の採字NO.データを有する場合には、最初の採字NO.データについて設定した体裁条件を、その他の採字NO.データに対しても適用することとする。こうすれば、一枚のチラシ内に同じ形式の複数の「値組み」を配置する場合に、体裁設定を各「値組み」毎に行う必要がなく、作業効率の向上を図ることができる。もちろん、各「値組み」毎に別々に体裁設定を行ってもかまわない。
【0031】
次にステップS104では、ステップS102で作成して値組み枠データメモリ14に登録された値組み枠のなかから、「値組み」を行う値組み枠を選択して、処理をスタートする。値組み枠データの選択は、図5に示すチラシC1上の値組み枠のうち処理を実行したい値組み枠を選択することにより行われる。例えば、マウス32により、選択したい値組み枠を指定する方法や、キーボード30により選択したい値組み枠名を入力する方法等が考えられる。値組み枠名としては、例えば、各枠に採字データ内の採字NO.に対応した番号付け等が考えられる。処理のスタートは、図7に示す体裁・配置設定画面における「スタートボタン」を、マウス32により指示することにより実行される。キーボード30にあらかじめ割り付けられたキーの指示によってもよい。
【0032】
続くステップS105〜S111a(S111b)では、ステップS103で設定して組版情報メモリ18に登録されたデータに基づいて、図1に示す配置位置演算装置22を用いて実際に各値組み枠における文字列の配置を実行する。以下、一つの値組み枠に、図7に示す設定条件において、文字列の配置を行う場合を例に説明する。説明の便宜上、各文字列の長さおよび高さは、図10に示す値であるとする。なお、各文字列の長さおよび高さは、図7に示す文字サイズから容易に求めることができる。
【0033】
図11は、組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「接続指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図である。ステップS105において、まず、「価格指定」を除く配置条件(接続指定および配置位置指定)を無視して、図11(a)に示すように、図7の採字欄に示す全文字列を上から順に配置する。ここで、「価格指定」の文字列を除く各文字列のよこ方向の基準配置位置は枠の左端とする。また、「価格指定」の文字列のよこ方向の基準配置位置は枠の右端から文字列の長さだけ左方向に移動した位置とする。
【0034】
ステップS106において、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M1 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0035】
M1 =(h1 +t+h2 +t+h3 +t+h4 +t+h5 +t+h6 )
Y = |P1yP2y|
【0036】
Y≧M1 ならば全文字列が値組み枠内に納まるので、項目の配置はその前のステップS105で完了することになる。よって、続くステップS106aの処理を移行する。このステップS106aでは、値組み枠に納まった各文字列(各項目)についての項目位置データを演算し、その結果を図9に示す組版情報メモリ18に蓄積する。ステップS106での肯定判断に続くステップS106aでは、図7の全文字列が上から順に配置されたので、上記の基準配置位置の座標、具体的には配置完了した各文字列の左下点座標が開始点座標とされる。また、文字列の回転配置はなされていないので、回転角度は、デフォルトのゼロ度のままである。項目位置データの蓄積の様子を例を挙げて説明すると、配置完了の文字列(図11(a)では文字列「アメリカ産」と「カンザスビーフ」)の点S1,S2が開始点座標とされる。残り文字列については、これら文字列がステップS105での配置が完了した状態での左下点(図示せず)が開始点となり、項目位置データが蓄積される。こうして項目位置データを蓄積した後は、ステップS112に移行し、ステップS104において複数の値組み枠を指示した場合にそれらの組版処理を総て終了したか否かを判断する。否定判断した場合は、既述したステップS105に移行し、このステップS112で肯定判断するまで処理を繰り返す。
【0037】
その一方、ステップS106で否定判断した場合は、図11(a)に示すようにY<M1 であり値組み枠内に全文字列が納まりきらないことになる。この場合は、文字列「158円」が納まらない。よって、この場合は、ステップS107に処理を移行して配置条件を変更し、再配置を実行する。まず、ステップS107では、優先処理条件が「接続指定」か「配置位置指定」かを判断し、その判断結果に応じてその後の処理を実行する。
【0038】
このステップS107以降では、上記の優先処理条件が「接続指定」であれば、ステップS108a〜S111aを実行する。ここで、優先処理条件が「配置位置指定」であれば、ステップS108b〜S111bを実行する。ステップS108aでは、接続指定優先であることから、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させることとし、図11(b)に示すように、再度全文字列の配置を実行する。なお、「接続指定」の文字列(「ロース」)のよこ方向の基準配置位置は、「接続指定」の文字列が接続される文字列(「カンザスビーフ」)の基準配置位置からその接続される文字列の長さ(l2 )だけ右方向の位置とする。また、たて方向の基準配置位置は、「接続指定」の文字列が接続される文字列の高さの中心位置と「接続指定」の文字列の高さの中心位置が一致する位置とする。あるいは、2つの文字列の下端位置が一致する位置とすることも可能である。
【0039】
ステップS109aにおいて、下式で示す全文字列の高さとテキスト間隔の総和M2 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0040】
M2 =(h1 +t+h2 +t+h4 +t+h5 +t+h6 )
【0041】
ここで、図7に示す文字サイズから明らかなように、接続指定された文字列「ロース」の文字列の高さh3 は、文字列「カンザスビーフ」の文字列の高さh2 より低いため、文字列の高さh3 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M2 は文字列の高さの総和M1 に対して(h3 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを小さくすることができる。
【0042】
Y≧M2 ならば全文字列が値組み枠内に納まるので、項目の配置はその前のステップS108aで完了することになる。よって、上記のステップS106aの処理に移行して項目位置データの演算並びに組版情報メモリ18への蓄積を実行する。ステップS109aでの肯定判断に続くステップS106aでは、ステップS108aで設定した各文字列についての上記基準配置位置の座標(各文字列の左下点座標)を開始点座標とし回転角度をゼロ度として、項目位置データを蓄積する。図11(b)では、文字列「アメリカ産」と「カンザスビーフ」と「ロース」についての左下点S1〜S3が開始点となり、残りの文字列については、これら文字列がステップS108aでの配置が完了した状態の左下点(図示せず)が開始点となる。その後は、上記したようにステップS112に移行し、処理を繰り返す。
【0043】
その一方、ステップS109aで否定判断した場合は、図11(b)に示すようにY<M2 であり値組み枠内に全文字列が納まりきらないことになる。この場合も、依然として文字列「158円」が納まらない。よって、この場合は、配置条件を変更して再配置を実行すべく、ステップS110aに処理を移行する。ステップS110aでは、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させ、更に、配置位置が移動可能な文字列を「中段部」に移動させることとし、図11(c)に示すように、再々度全文字列の配置を実行する。続くステップS111aでは、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M3 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0044】
M3 =(h1 +t+h2 +t+h5 +t+h6 )
【0045】
ここで、配置位置指定された文字列「100g当り」の文字列は、「中段部」、即ち「価格部」のよこに配置される。図7に示す文字サイズより明らかなように、その文字列の高さh4 は、価格部に配置される文字列「158円」の高さh6 よりも低いため、文字列の高さh4 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M3 は、文字列の高さの総和M2 に対して、更に(h4 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを、更に小さくすることができる。
【0046】
Y≧M3 ならば、図11(c)に示すように全文字列が値組み枠内に納まるので、項目の配置はその前のステップS110aで完了することになる。よって、上記のステップS106aの処理に移行して項目位置データの演算並びに組版情報メモリ18への蓄積を実行する。ステップS111aでの肯定判断に続くステップS106aでは、ステップS110aで設定した各文字列についての上記基準配置位置の座標(各文字列の左下点座標)を開始点座標とし回転角度をゼロ度として、項目位置データを蓄積する。図11(c)では、各文字列についての左下点S1〜S6が開始点となる。その後は、上記したようにステップS112に移行し、処理を繰り返す。その一方、Y<M3 ならば値組み枠内に全文字列が納まりきらないので、ステップS103に戻り、体裁・配置条件を設定し直して配置をやり直す。また、配置不可として処理を中止してもよい。
【0047】
ところで、接続指定された文字列「ロース」の長さl3 と前行の文字列「カンザスビーフ」の長さl2 の総和l=l2 +l3 が値組み枠の横方向の長さX= |P1xP2x| の中に納まるか否かが問題となる。もし、l>Xとなり、納まらないような場合は、「文字変形」を行い、枠内に収めるようにしてもよい。「文字変形」としては、組方向が「よこ方向」ならば「長体」、「縦方向」ならば「平体」などがある。「長体」とは、文字のよこサイズのみを縮小する変形をいう。また、「平体」とは、文字のたてサイズのみを縮小する変形をいう。
【0048】
次に、ステップS107で配置位置指定優先と判断した場合について説明する。図12は、組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「配置位置指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図である。この場合であっても、ステップS106の否定判断を受けていることから、図12(a)に示すように、図11(a)の場合と同じくY<M1 により値組み枠内に全文字列が納まりきらない。よって、配置位置指定優先の場合のステップS108bでは、配置位置が移動可能な文字列を「中段部」に移動させることとし、図12(b)に示すように、再度全文字列の配置を実行する。基準配置位置についてはステップS108a以降で説明したとおりである。続く、ステップS109bにおいて、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M4 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0049】
M4 =(h1 +t+h2 +t+h3 +t+h5 +t+h6 )
【0050】
ここで、配置位置指定された文字列「100g当り」の文字列は、「中段部」、即ち「価格部」のよこに配置される。図7に示す文字サイズより明らかなように、その文字列の高さh4 は、価格部に配置される文字列「158円」の高さh6 よりも低いため、文字列の高さh4 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M4 は文字列の高さの総和M1 に対して(h4 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを小さくすることができる。
【0051】
Y≧M4 ならば全文字列が値組み枠内に納まるので、項目の配置はその前のステップS108bで完了することになる。よって、上記のステップS106aの処理に移行して既述したように項目位置データの演算並びに組版情報メモリ18への蓄積を実行する。その後にステップS112に移行する点も既述したとおりである。
【0052】
その一方、ステップS109bで否定判断した場合は、図12(b)に示すようにY<M4 であり値組み枠内に全文字列が納まりきらないことになる。よって、この場合にあっても、配置条件を変更して再配置を実行すべく、ステップS110bに処理を移行する。ステップS110bでは、配置位置が移動可能な文字列を「中段部」に移動させ、更に、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させることとし、図12(c)に示すように、再々度全文字列の配置を実行する。続くステップS111bでは、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M5 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0053】
M5 =(h1 +t+h2 +t+h5 +t+h6 )
【0054】
ここで、図7に示す文字サイズより明らかなように、接続指定された文字列「ロース」の文字列の高さh3 は、文字列「カンザスビーフ」の文字列の高さh2 より低いため、文字列の高さh3 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M5 は、文字列の高さの総和M4 に対して、更に(h3 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを、更に小さくすることができる。
【0055】
Y≧M5 ならば図12(c)に示すように全文字列が値組み枠内に納まるので、項目の配置はその前のステップS110bで完了することになる。よって、この場合も上記のステップS106aの処理に移行して、既述したように項目位置データの演算並びに組版情報メモリ18への蓄積を実行し、更にステップS112に移行する。Y<M5 ならば値組み枠内に全文字列が納まりきらないので、ステップS103に戻り、体裁・配置条件を設定し直して配置をやり直す。
【0056】
上記したように項目位置データの蓄積(ステップS106a)に続くステップS112で肯定判断した場合は、ステップS104において指示した複数の値組み枠の総ての組版処理を終了したことになる。よって、この場合は、上記のようにして求めた組版結果の再編やこの組版結果を用いた効率のよい組版を行なうべく、図3に示すフローチャートの処理に移行する。なお、このステップS112にて、以上のようにして求めた「値組み」のデータは、組版済データメモリ24に一旦登録される。
【0057】
組方向を「たて方向」とする場合も、同様に、上述の手順で文字列の配置を実行することができる。
【0058】
上記のステップS112に続いては、図3に示すステップS120にて、上記の組版結果の再編の要否を判断する。即ち、オペレータが図7に示す体裁・配置設定画面における「位置固定ボタン」をマウス32によりクリックすれば、配置再編装置26、詳しくはCPU10は、組版結果の再編を行なうと判断する。一方、上記の設定画面における「終了ボタン」をクリックすれば、再編は要しないと判断して本実施例の組版作業を終了する。この場合、次のようにすることもできる。ステップS104で、図5に示すチラシC1上の値組み枠のうち組版処理対象として指定されていない値組み枠が残されていることがある。よって、上記のステップS120を、組版結果の再編を行なうか、この残された値組み枠について上記したように組版を実行するようか否か判断するようにすることもできる。なお、ステップS120の判断に当たっては、上記の両ボタンのマウスクリックに替えて、或いはマウスクリックと併用して、キーボード30の所定キー操作を判断材料とするようにしてもよい。
【0059】
上記したように「位置固定ボタン」がマウスクリックされると、図9に示す組版情報メモリ18のデータのうち、位置固定データがそのデフォルトである「固定する」旨のデータから「固定しない」旨のデータに書き換えられる。これにより、以下に記す再編処理が可能となる。そして、ステップS120に続くステップS122では、その再編処理の内容が文字列の配置位置の変更に関するものか文字列の変更に関するものであるか否かを判断する。即ち、オペレータが図7に示す体裁・配置設定画面における「テキストボタン」をマウス32によりクリックすれば、配置再編装置26(CPU10)は、再編処理が文字列の変更に関するものであると判断する。その一方、オペレータが図5に示す値組み枠のうち、上記のように組版済みのいずれかの値組み枠をクリックすれば、再編処理は文字列の配置位置の変更に関するものであると判断する。ここで、配置位置変更と文字列変更について説明する。
【0060】
チラシの視覚的効果を高めて読者の注意を惹くために、図13に示すように、図11(c)で組版済みの文字列「先着100名様限り」(図13(a))を値組み枠において右方に位置変更することが求められることがある(図13(b))。或いは、ある文字列を斜めに配置変更するようなことが求められることもある。更に、文字列をその文字が長体若しくは平体となるように変形するようなことも求められる。このように文字列の配置位置を変更することが上記のステップS122における配置位置変更に該当する。また、商品内容の変更等に伴って値組み枠での配置済み文字列の変更が求められることがある。このことがステップS122における文字列変更に該当する。
【0061】
上記したマウス操作を経てステップS122で再編処理は文字列の配置位置の変更に関するものであると判断した場合は、続くステップS124で、文字列配置の変更処理を行なう。即ち、オペレータは、配置変更の対象となる値組み枠をマウス32やキーボード30にて特定すると共に、マウス32を用いて所望するよう文字列配置を変更する。例をもって説明すると、オペレータは、ステップS112までの処理により配置決定済みの値組み枠(図5参照)の中から所望の値組み枠、例えば値組み枠W1を特定する。そして、図13に示すように配置変更する場合は、オペレータは、その特定した値組み枠のうちの所望する文字列「先着100名様限り」をマウス32にて右方にドラッグする。これにより、配置再編装置26(CPU10)は、図示するように文字列の配置を変更すると共に、組版情報メモリ18(図9参照)における配置変更文字列「先着100名様限り」の項目に該当する項目位置データを、配置変更後のデータに更新する。図13に示す場合は、開始点座標S4が図13(b)のものに更新され回転角度はゼロ度のままである。この配置変更文字列「先着100名様限り」が斜めに配置変更されれば、回転角度も更新される。また、上記したように文字の長平体を伴う文字列変形の場合には、文字サイズデータも更新される。このデータ更新の際には、上記特定した値組み枠においては、配置変更は終了し今回の処理での組版結果の再編は不要であるとして、位置固定データは「固定する」旨のデータとされる。なお、値組み枠が特定されると、その値組み枠での既存の配置の様子はカラーCRT36に拡大表示されるので、その表示を見ながらオペレータは配置を変更操作する。
【0062】
続くステップS126では、上記の配置変更を他の値組み枠に反映させるか否かを判断する。通常、商品チラシでは、同一の商品、例えば精肉商品をその品目別(産地別や肉品別等)に、図5のチラシCにおける値組み枠W1〜W6のように多列表示する。この際、値組み枠W1〜W6を同じ配置の様子で組版することが通常であるが、場合によっては、この中の一つの値組み枠だけ、配置の様子を変えることがある。このため、上記のステップS126では、ステップS124での配置変更を他の値組み枠に反映させるか、配置変更を特定の値組み枠のみに留めるかを判断するのである。
【0063】
このステップS126の判断は、オペレータの操作により下される。即ち、オペレータが図7に示す体裁・配置設定画面における「終了ボタン」をマウス32によりクリックすれば、配置再編装置26(CPU10)は、ステップS124での配置変更は上記特定した一つの値組み枠のみで良いと判断する。そして、この場合は、本実施例の組版作業を終了する。これにより、この一つの値組み枠(例えば、値組み枠W1)のみが他の値組み枠と異なった文字列配置の様子を呈することになり、購買者の注意を惹きやすくなる。その一方、オペレータが上記特定した値組み枠以外の値組み枠をマウス32にてクリックすると、配置再編装置26(CPU10)は、配置変更を他の値組み枠に反映させると判断する。そして、続くステップS128で、配置再編装置26(CPU10)は、そのクリックされた総ての値組み枠(例えば、図5の値組み枠W3、W4、W6)を配置変更の反映対象として特定する。
【0064】
その後は、体裁・配置設定画面における「再配置ボタン」のオペレータによるマウスクリックを待って、以下の再編処理を行なう。まず、ステップS124で配置変更済みの値組み枠(例えば、値組み枠W1)についての組版情報メモリ18のうち、図9に示す各項目についてのデータを、反映対象として特定された一つの値組み枠(例えば、値組み枠W3、W4、W6のうちの値組み枠W3)の組版情報メモリ18に複写する(ステップS130)。次いで、この複写された組版情報メモリ18と、値組み枠W3に配置すべき文字列群としてステップS103で設定された採字データ(図4参照/採字No.3)の各文字列とを照合し、この採字データに含まれる各項目の文字列を、上記複写された組版情報メモリ18における項目位置データで規定されるように順次配置する(ステップS132)。この際、各項目の文字列について接続選択と配置位置選択と書体と文字サイズとは、この値組み枠W3についてステップS103で設定済みのものが優先される。つまり、この値組み枠W3について複写済みの組版情報メモリ18における接続選択と配置位置選択と書体と文字サイズとについては、ステップS103で設定済みのデータに改められる。よって、組版情報メモリ18の複写に際しては、既に値組み枠W3について作成済みの組版情報メモリ18において、各項目についての項目位置データのみを複写するようにしても良い。このステップS132での文字列配置完了後は、その値組み枠W3においては、配置変更は終了し今回の処理での組版結果の再編は不要であるとして、位置固定データは「固定する」旨のデータとされる。
【0065】
こうして反映対象の一つの値組み枠について新たに文字列の配置変更を行なった後は、総ての反映対象値組み枠(上記した残りの値組み枠W4、W6)について上記の配置変更が完了したか否かを判断する(ステップS134)。そして、肯定判断するまで上記のステップS130からの処理を繰り返し、肯定判断した場合には、本ルーチンを終了する。これにより、反映対象とした値組み枠の総て(値組み枠W3、W4、W6)で、図13(b)に示すように文字列配置の変更が完了し、その結果(再編後の「値組み」)は組版済データメモリ24に更新して蓄積される。これにより、図5のチラシCにおいて、値組み枠W1、W3、W4、W6は上記のように文字列配置が変更されたものとなり、値組み枠W2、W5については文字列配置に変更はない。このため、文字列配置の変更有りの値組み枠と変更のない値組み枠が交互に配置されて、多様な文字列配置の値組み枠とでき、購買者の注意を喚起しやすくなる。
【0066】
一方、ステップS122において、既述したように「テキストボタン」のマウス操作を経て再編処理は文字列変更であると判断した場合は、続くステップS136で、文字列の変更処理を行なう。即ち、オペレータは、図4に示す採字データ画面をカラーCRT36に表示させた状態にし、当該画面にて変更を所望する文字列をマウス32にて特定しその文字列テキストをキーボード30にて変更する。例えば、図14に示すように、文字列のテキスト「オーストラリア産」をテキスト「国内牛松阪産」と変更したり、「上バラ」を「霜降り」と変更する。或いは、オペレータは、図7の体裁・配置設定画面において、その採字欄における文字列をマウス32にて特定しその文字列をキーボード30にて変更する。この変更に伴い、配置再編装置26(CPU10)は、変更された文字列を組版情報メモリ18に含まれる「採字文字列」のデータとして更新する。上記の場合であれば、第1項目での「採字文字列」におけるテキストデータ(「オーストラリア産」)が「国内牛松阪産」に更新される。この場合、その文字列についての接続選択と配置位置選択と書体と文字サイズとについては、ステップS103で設定済みのデータのままである。
【0067】
こうして文字列自体を変更した後には、体裁・配置設定画面における「再配置ボタン」のオペレータによるマウスクリックを待って、以下の再編処理を行なう。即ち、上記のように更新済みの組版情報メモリ18に基づいて、配置済み文字列を上記の変更済みの文字列に入れ替えて配置する(ステップS138)。これにより、変更後の文字列がそれまでの配置の様子の通りに配置される。このステップS138での文字列配置完了後は、文字列変更は終了し今回の処理での組版結果の再編は不要であるとして、位置固定データは「固定する」旨のデータとされる。その後、本ルーチンを終了する。
【0068】
以上説明したように、本実施例によれば、「値組み」の新規な組版に関して以下の利点がある。図7に示す体裁・配置条件設定画面上において、一つの値組み枠内の体裁や配置条件を設定するだけに過ぎない。よって、簡単に「値組み」の組版処理を実行できる。また、同じ「値組み」形式の複数の組版処理を一括して実行できる。従って、複数の値組み枠を有するチラシの組版作業効率の向上を図ることができる。
【0069】
また、組版結果に関しては、一旦組版した文字列配置を、その文字列の特定やマウスドラッグといった単純な操作で容易に変更し、その多様化を図ることができる(ステップS124)。しかも、このように変更した文字列配置を他の値組み枠についても反映させる場合、この他の値組み枠を特定するだけでよい(ステップS126〜134)。よって、複数の値組み枠の組版結果を容易に再編することができると共に、文字列配置の多様化を図ることができる。更に、一旦組版した配置済み文字列を新たな他の文字列に再編するに当たり、その文字列の特定や文字列テキストの変更といった単純な操作を要するに過ぎない。従って、このような単純な操作で、配置済み文字列を新たな文字列に容易に再編することができる(ステップS136〜138)。これらの結果、組版結果の再編を通してチラシの視覚的効果を効果的に高めて読者の注意を惹くことができる。
【0070】
次に、他の実施例(第2実施例)について説明する。この第2実施例は、上記した組版結果の再編以前の処理が相違する。図15は、第2実施例の組版作業の手順の要部を示すフローチャートである。図示するように、この第2実施例では、上記の実施例(第1実施例)と同様に、採字データの作成(ステップS101)と値組み枠の作図(ステップS102)を実行し、その後は、採字した文字列の書体と文字サイズを設定する(ステップS303)。この設定は、図16に示す設定画面上において行なう。なお、ステップS103と異なり当該設定画面には、テキスト間隔設定欄や接続指定欄、配置位置指定欄等は不要である。ステップS303での書体等設定に続いては、ステップS104と同様に「値組み」を行なう値組み枠を指定して処理を開始する(ステップS304)。
【0071】
その後は、指定した値組み枠について文字列配置を行なう(ステップS305)。即ち、オペレータは、図17に示すように、体裁設定表における採字文字列をマウス32にて一つずつ指定し、その指定した文字列を値組み枠にいわゆるドラッグ&ドロップする。すると、その文字列は、値組み枠においてオペレータが所望する位置に配置される。この場合、配置再編装置26(CPU10)は、文字列ごとに表示枠HWを作成し、ドラッグ&ドロップに合わせてこの表示枠HWを移動・配置する。オペレータは上記のマウス操作を体裁設定表の総ての採字文字列について行なう。
【0072】
こうして総ての採字文字列がドラッグ&ドロップを経て値組み枠の所望する位置に配置されると、配置再編装置26(CPU10)は、この値組み枠について組版情報メモリを作成する。この場合の組版情報メモリは、図9に示す組版情報メモリ18と以下の点で相違する。つまり、組版情報メモリ18に含まれていたヘッダ部分のデータのうち、テキスト間隔と優先処理条件のデータを備えておらず、各項目のデータのうち、接続選択と配置位置選択のデータを備えていない。よって、この第2実施例でも、各項目ごとの項目位置データは蓄積される。なお、この項目位置データは、開始点座標と回転角度で構成されることに変わりはない。
【0073】
こうして指定した値組み枠についての文字列配置が完了すると、他の値組み枠についても上記の処理を繰り返す(ステップS306)。この繰り返しに続いては、図3に示したステップS120以降の処理を実行する。なお、繰り返し完了は、「終了ボタン」等の操作で判断される。
【0074】
以上説明した第2実施例によっても、「値組み」の新規な組版に関しては、配置文字列の書体・サイズの設定と、体裁設定表を見ながらのドラッグ&ドロップという簡単なマウス操作とを必要とするに過ぎない。よって、簡単に「値組み」の組版処理を実行でき、チラシの組版作業効率の向上を図ることができる。しかも、ドラッグ&ドロップで配置位置が定まることから、再編前の文字列配置の多様化を図ることができる。また、組版結果に関しては、上記の第1実施例と同一の効果を奏することができる。
【0075】
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例(第1実施例)を適用する組版装置を示すブロック図。
【図2】この第1実施例における組版作業の前半部分に当たる組版決定処理に関するフローチャート。
【図3】この組版作業の後半部分に当たり、一旦決定した組版結果を再編する処理に関するフローチャート。
【図4】採字データの一例を示す説明図。
【図5】値組み枠の作図について説明する説明図。
【図6】値組み枠データメモリ14に登録される内容を示す説明図。
【図7】体裁・配置条件設定の一例を示す説明図。
【図8】組版の配置フォーマットの例を示す説明図。
【図9】組版情報メモリ18に登録される内容を示す説明図。
【図10】図11および図12の説明に用いられる全文字列の文字列の長さおよび高さの例を示す図。
【図11】組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「接続指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図。
【図12】組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「配置位置指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図。
【図13】組版済みの文字列「先着100名様限り」を値組み枠において右方に位置変更する再編処理を説明する説明図。
【図14】図4に示す採字データの一部の文字列のテキスト「オーストラリア産」をテキスト「国内牛松阪産」と変更したり、「上バラ」を「霜降り」と変更する再編処理を説明する説明図。
【図15】第2実施例の組版作業手順の要部を示すフローチャート。
【図16】この組版作業手順における採字文字列の書体と文字サイズの設定の様子を説明する説明図。
【図17】この組版作業手順における文字列配置の様子を説明する説明図。
【符号の説明】
10…CPU
12…バスライン
14…枠データメモリ
16…採字データメモリ
18…組版情報メモリ
20…配置位置設定装置
22…配置位置演算装置
24…組版済データメモリ
26…配置再編装置
30…キーボード
32…マウス
34…デジタイザ
36…カラーCRT
38…磁気ディスク
100…組版装置

Claims (4)

  1. 所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版とする組版方法であって、
    文字列の配置対象となる枠を複数作成する工程(1)と、
    記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する工程(2)と、
    前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する工程(3)と、
    前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する工程(4)と、
    前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する工程(5)と、
    前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する工程(6)と、
    前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する工程(7)と、
    前記工程(7)にて更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より選択する工程(8)と、
    前記工程(8)で選択された枠に対して前記再編組版結果を適用して、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更する工程(9)と、
    を備えることを特徴とする組版方法。
  2. 請求項1記載の組版方法であって、
    前記工程(4)は、
    前記採字された複数の文字列を前記設定された文字属性に対応付けて表示すると共に、前記文字列の配置対象となる枠を表示する工程と、
    前記表示された複数の文字列のおのおのを前記表示された枠内に移動して配置する工程とを有する、組版方法。
  3. 所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版とする組版装置であって、
    文字列の配置対象となる枠を複数作成する枠作成手段と、
    記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する採字手段と、
    前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する属性設定手段と、
    前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する配置手段と、
    前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する変更内容設定手段と、
    前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する再編手段と、
    前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する更新手段とを備え、
    前記更新手段により更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より選択し、該選択された枠に対して前記再編組版結果を適用することにより、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更することを特徴とする組版装置。
  4. 所定の枠内に複数の文字列を含んだ組版を作成するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    文字列の配置対象となる枠を複数作成する枠作成手段と、
    記複数の枠内にそれぞれ配置される複数の文字列を採字する採字手段と、
    前記採字した複数の文字列について、それぞれ文字属性を設定する属性設定手段と、
    前記文字属性に従った複数の文字列が前記複数の枠にそれぞれ含まれるように各文字列を配置し、前記複数の文字列が前記複数の枠内にそれぞれ配置された組版結果を記憶する配置手段と、
    前記複数の枠のうちの一つを選択して、前記配置された文字列の配置状態が変わるよう前記組版結果の変更内容を設定する変更内容設定手段と、
    前記設定された変更内容に従って前記文字列の配置を再編する再編手段と、
    前記再編された組版結果を、前記組版結果に替わって更新記憶する更新手段とを備え、
    前記更新手段により更新記憶済みの前記再編組版結果を適用する枠を前記複数の枠より 選択し、該選択された枠に対して前記再編組版結果を適用することにより、前記選択された枠内に配置済みの文字列の配置状態を変更する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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