JP3641329B2 - 組版方法および組版装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータシステムを用いてチラシ等のような複数の文字列を含む画像の組版方法および組版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、チラシ等の印刷物における組版処理は、コンピュータシステムを利用して行われている。チラシには、複数の「値組み」と呼ばれる組版を行う枠(値組み枠)が設定される。各値組み枠内には、商品名、その商品の説明、値段等の複数の文字列が配置される。
【0003】
チラシ組版技術の一例として特開平7−304148号公報に記載の文字列組版装置がある。これは、値組み枠とされる基本領域、および基本領域内に配置される複数の文字列の配置位置を示す内部領域を、組版領域情報として設定する。また、組版規則情報として、書体や文字サイズ等の情報を別に設定する。文字テキスト情報として、配置される内部領域(詳細は組版領域情報として保存)および組版規則(詳細は組版規則情報として保存)が文字列とともに文字列毎に指定される。文字テキスト情報を実際に配置する際には、組版領域情報および組版規則に基づいて、各内部領域に対応する文字列が、所定の書体、文字サイズ等で実際に配置されるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の組版技術においては、上述のように、文字列の配置位置を文字列毎にすべて指定する必要があり、値組み枠内の詳細な文字配置位置を、実際の配置処理実行前にあらかじめ決定しておかなければならない、という問題があった。また、一度配置した文字列を修正して配置し直すためには、値組み枠内の文字列配置位置をひとつずつ変更しなければならない。従って、文字列が値組み枠内に収まりきらなかった場合等に修正に手間がかかる、という問題があった。一方、一枚のチラシの多くは、その中に表示される複数の「値組み」が非常に簡単な定型的フォーマットで作成されるものがある。このような場合に、従来の組版技術により組版を行うことは、作業効率を考えると問題がある場合も多い。
【0005】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、従来技術に比べて簡易な方法で文字列の組版を実行可能とする技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、第1の発明は、
文字列の配置を決定する組版方法であって、
(1)文字列の配置が実行される枠を作成する工程と、
(2)前記枠内を、少なくとも1組の文字列を配置する第1の領域と、所定の文字列のみを配置する第2の領域と、所定の条件により指示された文字列を配置する第3の領域とに区分する工程と、
(3)前記枠内に配置される複数の文字列を採字する工程と、
(4) 前記複数の文字列のうち前記第2の領域に配置すべき所定の文字列を指定する第1の配置条件と、前記複数の文字列のうち前記所定の文字列以外の文字列に関して、一つの文字列の後ろに連続して配置可能な文字列を指定する第2の配置条件と、前記複数の文字列のうちで前記第1の領域に配置できないときには前記第3の領域に配置することが許容される文字列を指定する第3の配置条件とを指定するとともに、前記複数の文字列の文字属性を指定する工程と、
(5)前記複数の文字列の配置位置を、前記第1ないし第3の配置条件および前記複数の文字列に指定された文字属性に従って決定する工程と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
上記方法によれば、文字列を配置する枠内における詳細な文字列の配置位置をあらかじめ決定しておく必要がなく、枠内に全文字列を収めるための条件を指定するだけでよい。従って、従来技術に比べて簡易な方法でチラシ組版を実行可能とすることができる。
【0008】
上記第1の発明において、
前記工程(5)は、
(a)前記第1の配置条件に従って、前記第2の領域枠内に前記所定の文字列を配置するとともに、前記所定の文字列以外の文字列を前記第1の領域に配置する工程と、
(b)前記工程(a)において、前記枠内に前記複数の文字列が収まらなかった場合に、前記第1の配置条件および前記第2の配置条件、または、前記第1の配置条件および前記第3の配置条件に従って、前記複数の文字列の配置位置を決定する工程と、
(c)前記工程(b)において、更に前記枠内に前記複数の文字列が収まらなかった場合に、前記第1の配置条件ないし前記第3の配置条件に従って、前記複数の文字列の配置位置を決定する工程と、
を備えることが好ましい。
【0009】
上記方法によれば、文字列を配置する枠内における文字列の配置位置を自動的に計算して、文字列を配置することができる。
【0010】
また、上記第1の発明において、
前記工程(b)は、ユーザが、前記第1の配置条件および前記第2の配置条件、または、前記第1の配置条件および前記第3の配置条件を任意に選択する工程を含むことが好ましい。
【0011】
こうすれば、文字列を配置する枠内における文字列の配置位置を自動的に計算して、文字列を配置する際に、ユーザの好みに応じて任意に選択した配置条件による配置を、優先的に実行することができる。
【0012】
第2の発明は、
文字列の配置を決定する組版装置であって、
文字列の配置が実行される枠を作成する値組み枠作成手段と、
前記枠内に配置される複数の文字列を採字する文字列採字手段と、
前記枠内を、少なくとも1組の文字列を配置する第1の領域と、所定の文字列のみを配置する第2の領域と、所定の条件により指示された文字列のみを配置する第3の領域とに区分し、
前記複数の文字列のうち前記第2の領域に配置すべき所定の文字列を指定する第1の配置条件と、前記複数の文字列のうち前記所定の文字列以外の文字列に関して、一つの文字列の後ろに連続して配置可能な文字列を指定する第2の配置条件と、前記複数の文字列のうちで前記第1の領域に配置できないときには前記第3の領域に配置することが許容される文字列を指定する第3の配置条件とを指定するとともに、前記複数の文字列の文字属性を指定する体裁・配置条件設定手段と、
前記複数の文字列の配置位置を、前記第1ないし第3の配置条件および前記複数の文字列に指定された文字属性に従って決定する配置位置決定手段と、
を備えることを特徴とする。
【0013】
第2の発明も、上記第1の発明と同様の作用・効果を有しており、従来技術に比べて非常に簡易な方法でチラシ組版を実行可能とすることができる。
【0014】
【発明の他の態様】
この発明は、以下のような他の態様も含んでいる。第1の態様は、コンピュータシステムのマイクロプロセッサによって実行されることによって、上記の発明の各工程または各手段を実現するソフトウェアプログラムを格納した携帯型記憶媒体である。
【0015】
第2の態様は、コンピュータシステムのマイクロプロセッサによって実行されることによって、上記の発明の各工程または各手段を実現するソフトウェアプログラムを通信回線を介して供給するプログラム供給装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、この発明の一実施例を適用する組版装置を示すブロック図である。この組版装置は、CPU10と、バスライン12とを備えており、バスライン12には、値組み枠データメモリ14と、採字データメモリ16と、組版情報メモリ18と、体裁・配置条件設定装置20と、配置位置演算装置22と、組版済データメモリ24とが接続されている。また、バスライン12には、入力装置としてキーボード30とマウス32とデジタイザ34とが接続されており、また、出力装置としてカラーCRT36が接続されている。さらに、外部記憶装置としては磁気ディスク38が接続されている。また、この組版装置は、伝送路に接続されて一般的なネットワークシステムを構成するようにしてもよい。なお、この発明における値組み枠作成手段はデジタイザ34あるいはマウス32若しくはキーボード30によって実現される。また、文字列採字手段はキーボード30によって、体裁・配置条件設定手段は体裁・配置条件設定装置20によって、配置位置決定手段は配置位置演算装置22によって実現されている。
【0017】
なお、本発明に示す各部の手段や機能はハードウエア回路だけでなくソフトウェアプログラム(アプリケーションプログラム)によっても実現可能である。また、これらのソフトウエアプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の携帯型記憶媒体(可搬型記憶媒体)からコンピュータシステムのメインメモリまたは外部記憶装置に転送される。あるいは、通信回線を介してプログラム供給装置からコンピュータシステムに供給するようにしてもよい。
【0018】
図2は、この実施例における組版作業の手順を示すフローチャートである。ステップS101では、まずユーザがキーボード30を用いて組版される文字列データ(採字データ)を作成し、採字データメモリ16に登録する。このデータは、あらかじめ作成し磁気ディスク38に保存しておいたデータをロードして採字データメモリ16に格納してもよい。図3は、採字データの一例を示す説明図であり、キーボード30により採字したテキスト画面を示している。採字データは、図示のように、採字した文字列と文字列の間を所定の「区切りコード」で区切って採字される。また、一つの値組み枠に配置される複数の文字列は、「リターンコード」で区切られた文字列群として採字され、複数の値組み枠に配置される文字列群を1つの採字データとして扱われる。図3は、2つの値組み枠に配置される2組の文字列群が入力された状態を示している。各文字列群は、図に示すように、採字NO.1、2、3…のように番号付けされる。
【0019】
ステップS102では、ユーザがデジタイザ34またはマウス32を用いて値組み枠を作図する。図4は、値組み枠の作図について説明する説明図であり、組版を行う1枚のチラシC上に、複数の値組み枠W1、W2、W3、…を作図し、CRT36に表示した状態を示している。まず、値組み枠W1の左下点P1 および右上点P2 をデジタイザ34またはマウス32を用いて指定することにより、一つの値組み枠W1を作図する。他の値組み枠W2、W3、…については、必要な値組み枠の数(行数と列数)をキーボード30等により設定することにより、値組み枠W1と同じサイズの値組み枠を自動的に作図する。このようにして作図された値組み枠データは、図5に示す値組み枠データメモリ14に登録される。値組み枠データメモリ14には、作図された値組み枠の数と、各値組み枠の左下点および右上点の座標データが記憶される。
【0020】
ステップS103では、体裁・配置条件設定装置20を用いて一つの値組み枠内における文字列の体裁や配置条件を設定する。以下の説明で「体裁」とは、各文字列の書体、文字サイズ、文字列行間等の文字属性をいうこととする。
【0021】
体裁・配置条件設定は、図6に示すような体裁・配置条件設定画面を用いて行う。体裁・配置条件設定画面は、採字データの名称を入力する採字テキスト欄(「採字テキスト:」)、採字データ内の採字番号を示す採字NO.欄(「採字NO.:」)、文字列の行間隔を設定するテキスト間隔設定欄(「テキスト間隔:」)、組版の配置フォーマットを設定する組方向設定欄(「組方向:」)、組版を開始するスタートボタン(「スタート」)を画面の「上段部」に備える。また、画面の右下に、組方向に対応した配置イメージを示す相対位置図を備え、更に、画面中央には、体裁設定表を備え、画面下には、優先処理条件選択欄(「接続指定」/「配置位置指定」)を備える。
【0022】
各体裁設定表は、各文字列の体裁設定、および配置されるべき全文字列が値組み枠内におさまりきらなかった場合に、それらを値組み枠内におさめるために指定する配置条件の設定を行うためのものである。体裁設定表の書体設定欄では文字列の書体を設定し、文字サイズ設定欄では文字列の文字サイズを設定する。配置位置指定欄では、値組み枠内に全文字列が収まりきらなかった場合に「上段部」から「中段部」へ移動してもよいとする文字列の指定と、「価格部」に配置すべき文字列の指定とを行う。接続指定欄では、値組み枠内に全文字列が収まりきらなかった場合に前行の文字列の後ろに接続してもよい文字列の指定を行う。体裁設定表の右端にある上方向スクロールボタンR1 および下方向スクロールボタンR2 は、体裁設定表の表示範囲をスクロールさせる指示ボタンである。表示位置ボタンP1 は体裁設定表の現在表示されている範囲を示しており、このP1 を指示して直接表示範囲を移動させることも可能である。なお、「上段部」は本願発明の第1の領域に相当し、「価格部」が第2の領域に、「中段部」が第3の領域に相当する。
【0023】
優先処理条件選択欄では、配置すべき全文字列が枠内に収まりきらなかった場合に、上述の配置位置指定と接続指定のどちらの処理を優先して実行するかを選択する。
【0024】
画面上段にある組方向設定欄は、図7に示す組版の配置フォーマットを設定するためのものであり、組方向としては、図7(a)に示すように、通常、文字列を配置する「上段部」、価格を表す文字列を配置する「価格部」、「上段部」の文字列を移動可能とする「中段部」で構成される「よこ方向」と、図7(b)に示すように、「右段部」、「中段部」、「価格部」で構成される「たて方向」とを用意する。通常は、「よこ方向」を設定し、組版の内容に応じて「たて方向」に設定する。図6の右下に示す相対位置図は、組方向によって、図7(a)、(b)のどちらかを表示し、体裁・配置条件設定における設定を視覚的に容易にするためのものである。また、組方向を「たて方向」とした場合は、「よこ方向」における「上段部」を「右段部」として扱うこととする。
【0025】
図6に示す体裁・配置条件設定画面の最上段にある採字テキスト欄に、あらかじめ採字しておいた採字データ名を入力すると、図3に示す採字NO.1の採字文字列群が、体裁設定表の採字欄にすべてロードされる。ここでは、図3に示す採字データ名:「スーパー」を入力した場合を示している。ここで、組方向設定欄に、例えば「よこ方向」を設定する(デフォルトを「よこ方向」としておいてもよい)と、画面右下の相対位置図に「よこ方向」における配置イメージが表示される。
【0026】
図6に示す体裁設定表において、各文字列の体裁を設定する。各文字列の書体欄、文字サイズ欄には、デフォルト値あるいは、前回設定時の設定値が設定されたままとなっている。そこで、各文字列の体裁(書体、文字サイズ)を、体裁設定表の「書体」欄、「文字サイズ」欄を選択して、キーボード30により直接入力して設定する。図6は、書体の例として「ゴシック」を、文字サイズおよびテキスト間隔の例として4Q=1mmとする記号「Q」を用いて設定した例を示している。なお、配置文字列は採字データをロードする方法ではなく、体裁設定表の採字欄に直接入力してもよい。
【0027】
次に、文字列の配置条件を設定する。価格を示す文字列には、その配置位置指定欄に「価格」の指定を行う。また、値組み枠内に全文字列が収まりきらなかった場合に「中段部」へ移動してもよいとする文字列には、その配置位置指定欄に「中段」の指定を行う。同様に、前行の文字列の後ろに接続してもよいとする文字列には、その接続指定欄に「接続」の指定(図では○印)を行う。図6は、文字列「158円」の配置位置指定欄に「価格」の指定、文字列「100g当り」に「中段」の指定、文字列「ロース」に「接続」の指定を行った場合を示している。そして、優先処理条件選択欄で、「接続指定」か「配置位置指定」かの選択を行う。この選択は、マウス32により指示するか、キーボード30にあらかじめ割り付けされたキーにより指示を行うことにより実行される。なお、価格を示す文字列の配置位置指定欄に「価格」の指定を行うことは、本願発明の第1の配置条件に相当する。また、値組み枠内に全文字列が収まりきらなかった場合に、前行の文字列の後ろに接続してもよいとする文字列の接続指定欄に「接続」の指定を行うことが、第2の配置条件に、「中段部」へ移動してもよいとする文字列の配置位置指定欄に「中段」の指定を行うことが、第3の配置条件に相当する。
【0028】
このようにして設定された各設定データは、図8に示す組版情報メモリ18に登録される。組版情報メモリ18には、ヘッダ部として採字データ名、テキスト間隔、採字NO.、組方向および優先処理条件が記憶される。各項目には、接続選択、配置位置選択、採字文字列、書体、文字サイズの各データが記憶される。
【0029】
ここで、一つの採字データ内に、複数の値組み枠に対応する文字列群、即ち、図3に示すような複数の採字NO.データを有する場合には、最初の採字NO.データについて設定した体裁条件を、その他の採字NO.データに対しても適用することとする。こうすれば、一枚のチラシ内に同じ形式の複数の「値組み」を配置する場合に、体裁設定を各「値組み」毎に行う必要がなく、作業効率の向上を図ることができる。もちろん、各「値組み」毎に別々に体裁設定を行ってもかまわない。
【0030】
次にステップS104では、ステップS102で作成して値組み枠データメモリ14に登録された値組み枠のなかから、「値組み」を行う値組み枠を選択して、処理をスタートする。値組み枠データの選択は、図4に示すチラシC1上の値組み枠のうち処理を実行したい値組み枠を選択することにより行われる。例えば、マウス32により、選択したい値組み枠を指定する方法や、キーボード30により選択したい値組み枠名を入力する方法等が考えられる。値組み枠名としては、例えば、各枠に採字データ内の採字NO.に対応した番号付け等が考えられる。処理のスタートは、図6に示す体裁・配置設定画面における「スタートボタン」を、マウス32により指示することにより実行される。キーボード30にあらかじめ割り付けられたキーの指示によってもよい。
【0031】
ステップS105〜S111a(S111b)では、ステップS103で設定して組版情報メモリ18に登録されたデータに基づいて、図1に示す配置位置演算装置22を用いて実際に各値組み枠における文字列の配置を実行する。以下、一つの値組み枠に、図6に示す設定条件において、文字列の配置を行う場合を例に説明する。説明の便宜上、各文字列の長さおよび高さは、図9に示す値であるとする。なお、各文字列の長さおよび高さは、図6に示す文字サイズから容易に求めることができる。
【0032】
図10は、組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「接続指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図である。ステップS105において、まず、「価格指定」を除く配置条件(接続指定および配置位置指定)を無視して、図10(a)に示すように、図6の採字欄に示す全文字列を上から順に配置する。ここで、「価格指定」の文字列を除く各文字列のよこ方向の基準配置位置は枠の左端とする。また、「価格指定」の文字列のよこ方向の基準配置位置は枠の右端から文字列の長さだけ左方向に移動した位置とする。
【0033】
ステップS106において、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M1 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0034】
M1 =(h1 +t+h2 +t+h3 +t+h4 +t+h5 +t+h6 )
Y = |P1yP2y|
【0035】
Y≧M1 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M1 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS107に処理を移行する。ステップS107において、優先処理条件が「接続指定」か「配置位置指定」かを判断する。
【0036】
次に、優先処理条件が「接続指定」であるので、以下では、ステップS108a〜S111aを実行する。ここで、優先処理条件が「配置位置指定」であれば、以下では、ステップS108b〜S111bを実行する。ステップS108aでは、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させることとし、図10(b)に示すように、再度全文字列の配置を実行する。なお、「接続指定」の文字列(「ロース」)のよこ方向の基準配置位置は、「接続指定」の文字列が接続される文字列(「カンザスビーフ」)の基準配置位置からその接続される文字列の長さ(l2 )だけ右方向の位置とする。また、たて方向の基準配置位置は、「接続指定」の文字列が接続される文字列の高さの中心位置と「接続指定」の文字列の高さの中心位置が一致する位置とする。あるいは、2つの文字列の下端位置が一致する位置とすることも可能である。
【0037】
ステップS109aにおいて、下式で示す全文字列の高さとテキスト間隔の総和M2 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0038】
M2 =(h1 +t+h2 +t+h4 +t+h5 +t+h6 )
【0039】
ここで、図6に示す文字サイズから明らかなように、接続指定された文字列「ロース」の文字列の高さh3 は、文字列「カンザスビーフ」の文字列の高さh2 より低いため、文字列の高さh3 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M2 は文字列の高さの総和M1 に対して(h3 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを小さくすることができる。
【0040】
Y≧M2 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M2 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS110aに処理を移行する。ステップS110aでは、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させ、更に、配置位置を移動可能な文字列を「中段部」に移動させることとし、図10(c)に示すように、再々度全文字列の配置を実行する。ステップS111aでは、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M3 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0041】
M3 =(h1 +t+h2 +t+h5 +t+h6 )
【0042】
ここで、配置位置指定された文字列「100g当り」の文字列は、「中段部」、即ち「価格部」のよこに配置される。図6に示す文字サイズより明らかなように、その文字列の高さh4 は、価格部に配置される文字列「158円」の高さh6 よりも低いため、文字列の高さh4 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M3 は、文字列の高さの総和M2 に対して、更に(h4 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを、更に小さくすることができる。
【0043】
Y≧M3 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M3 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS103に戻り、体裁・配置条件を設定し直して配置をやり直す。また、配置不可として処理を中止してもよい。
【0044】
ところで、接続指定された文字列「ロース」の長さl3 と前行の文字列「カンザスビーフ」の長さl2 の総和l=l2 +l3 が値組み枠の横方向の長さX= |P1xP2x| の中に収まるか否かが問題となる。もし、l>Xとなり、収まらないような場合は、「文字変形」を行い、枠内に収めるようにしてもよい。「文字変形」としては、組方向が「よこ方向」ならば「長体」、「縦方向」ならば「平体」などがある。「長体」とは、文字のよこサイズのみを縮小する変形をいう。また、「平体」とは、文字のたてサイズのみを縮小する変形をいう。
【0045】
ステップS112では、ステップS104において複数の値組み枠を指示した場合にそれらの組版処理を全て終了したか判断し、終了していなければステップS105に戻り、他の値組み枠に対する処理を繰り返す。以上のようにして実行された「値組み」のデータは、組版済データメモリ24に登録される。
【0046】
図11は、組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「配置位置指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図である。ステップS105において、まず、「価格指定」を除く配置条件(接続指定および配置位置指定)を無視して、図11(a)に示すように、図6の採字欄に示す全文字列を上から順に配置する。ステップS106において、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M1 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0047】
M1 =(h1 +t+h2 +t+h3 +t+h4 +t+h5 +t+h6 )
Y = |P1yP2y|
【0048】
Y≧M1 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M1 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS107に処理を移行する。ステップS107において、優先処理条件が「接続指定」か「配置位置指定」かを判断する。
【0049】
次に、優先処理条件が「配置位置指定」であるので、以下では、ステップS108b〜S111bを実行する。ステップS108bでは、配置位置を移動可能な文字列を「中段部」に移動させることとし、図11(b)に示すように、再度全文字列の配置を実行する。ステップS109bにおいて、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M4 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0050】
M4 =(h1 +t+h2 +t+h3 +t+h5 +t+h6 )
【0051】
ここで、配置位置指定された文字列「100g当り」の文字列は、「中段部」、即ち「価格部」のよこに配置される。図6に示す文字サイズより明らかなように、その文字列の高さh4 は、価格部に配置される文字列「158円」の高さh6 よりも低いため、文字列の高さh4 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M4 は文字列の高さの総和M1 に対して(h4 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを小さくすることができる。
【0052】
Y≧M4 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M4 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS11bに処理を移行する。ステップS110bでは、配置位置を移動可能な文字列を「中段部」に移動させ、更に、前行に配置した文字列の後ろに接続して配置可能な文字列を接続させることとし、図11(c)に示すように、再々度全文字列の配置を実行する。ステップS111bでは、下式で示す全文字列の高さおよびテキスト間隔の総和M5 と値組み枠のたて方向の長さYとの大小関係を比較し、全文字列が配置可能か否かを判断する。
【0053】
M5 =(h1 +t+h2 +t+h5 +t+h6 )
【0054】
ここで、図6に示す文字サイズより明らかなように、接続指定された文字列「ロース」の文字列の高さh3 は、文字列「カンザスビーフ」の文字列の高さh2 より低いため、文字列の高さh3 を無視することができる。従って、文字列の高さの総和M5 は、文字列の高さの総和M4 に対して、更に(h3 +t)だけ小さくすることができ、全文字列の配置に必要な値組み枠のたて方向の長さを、更に小さくすることができる。
【0055】
Y≧M5 ならば全文字列が値組み枠内に収まるので、ステップS112に処理を移行する。Y<M5 ならば値組み枠内に全文字列が収まりきらないので、ステップS103に戻り、体裁・配置条件を設定し直して配置をやり直す。
【0056】
ステップS112では、ステップS104において複数の値組み枠を指示した場合にそれらの組版処理を全て終了したか判断し、終了していなければステップS105に戻り、他の値組み枠に対する処理を繰り返す。以上のようにして実行された「値組み」のデータは、組版済データメモリ24に登録される。
【0057】
組方向を「たて方向」とする場合も、同様に、上述の手順で文字列の配置を実行することができる。
【0058】
本実施例によれば、上述のように、図6に示す体裁・配置条件設定画面上において、一つの値組み枠内の体裁や配置条件を設定するだけで、簡単に「値組み」の組版処理を実行できる。また、同じ「値組み」形式の複数の組版処理を一括して実行できる。従って、従来必要であった詳細な配置位置の設定が不要とすることができ、チラシの組版作業効率の向上を図ることができる。
【0059】
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用する組版装置を示すブロック図。
【図2】この実施例における組版作業の手順を示すフローチャート。
【図3】採字データの一例を示す説明図。
【図4】値組み枠の作図について説明する説明図。
【図5】値組み枠データメモリ14に登録される内容を示す説明図。
【図6】体裁・配置条件設定の一例を示す説明図。
【図7】組版の配置フォーマットの例を示す説明図。
【図8】組版情報メモリ18に登録される内容を示す説明図。
【図9】図10および図11の説明に用いられる全文字列の文字列の長さおよび高さの例を示す図。
【図10】組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「接続指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図。
【図11】組方向を「よこ方向」、優先処理条件を「配置位置指定」とした場合の「値組み」の例を示す説明図。
【符号の説明】
10…CPU
12…バスライン
14…枠データメモリ
16…採字データメモリ
18…組版情報メモリ
20…配置位置設定装置
22…配置位置演算装置
24…組版済データメモリ
30…キーボード
32…マウス
34…デジタイザ
36…カラーCRT
38…磁気ディスク

Claims (4)

  1. 文字列の配置を決定する組版方法であって、
    (1)文字列の配置が実行される枠を作成する工程と、
    (2)前記枠内を、少なくとも1組の文字列を配置する第1の領域と、所定の文字列のみを配置する第2の領域と、所定の条件により指示された文字列を配置する第3の領域とに区分する工程と、
    (3)前記枠内に配置される複数の文字列を採字する工程と、
    (4) 前記複数の文字列のうち前記第2の領域に配置すべき所定の文字列を指定する第1の配置条件と、前記複数の文字列のうち前記所定の文字列以外の文字列に関して、一つの文字列の後ろに連続して配置可能な文字列を指定する第2の配置条件と、前記複数の文字列のうちで前記第1の領域に配置できないときには前記第3の領域に配置することが許容される文字列を指定する第3の配置条件とを指定するとともに、前記複数の文字列の文字属性を指定する工程と、
    (5)前記複数の文字列の配置位置を、前記第1ないし第3の配置条件および前記複数の文字列に指定された文字属性に従って決定する工程と、
    を備えることを特徴とする組版方法。
  2. 請求項1に記載の組版方法であって、
    前記工程(5)は、
    (a)前記第1の配置条件に従って、前記第2の領域枠内に前記所定の文字列を配置するとともに、前記所定の文字列以外の文字列を前記第1の領域に配置する工程と、
    (b)前記工程(a)において、前記枠内に前記複数の文字列が収まらなかった場合に、前記第1の配置条件および前記第2の配置条件、または、前記第1の配置条件および前記第3の配置条件に従って、前記複数の文字列の配置位置を決定する工程と、
    (c)前記工程(b)において、更に前記枠内に前記複数の文字列が収まらなかった場合に、前記第1の配置条件ないし前記第3の配置条件に従って、前記複数の文字列の配置位置を決定する工程と、
    を備えることを特徴とする組版方法。
  3. 請求項2に記載の組版方法であって、
    前記工程(b)は、ユーザが、前記第1の配置条件および前記第2の配置条件、または、前記第1の配置条件および前記第3の配置条件を任意に選択する工程を含むことを特徴とする組版方法。
  4. 文字列の配置を決定する組版装置であって、
    文字列の配置が実行される枠を作成する値組み枠作成手段と、
    前記枠内に配置される複数の文字列を採字する文字列採字手段と、
    前記枠内を、少なくとも1組の文字列を配置する第1の領域と、所定の文字列のみを配置する第2の領域と、所定の条件により指示された文字列のみを配置する第3の領域とに区分し、
    前記複数の文字列のうち前記第2の領域に配置すべき所定の文字列を指定する第1の配置条件と、前記複数の文字列のうち前記所定の文字列以外の文字列に関して、一つの文字列の後ろに連続して配置可能な文字列を指定する第2の配置条件と、前記複数の文字列のうちで前記第1の領域に配置できないときには前記第3の領域に配置することが許容される文字列を指定する第3の配置条件とを指定するとともに、前記複数の文字列の文字属性を指定する体裁・配置条件設定手段と、
    前記複数の文字列の配置位置を、前記第1ないし第3の配置条件および前記複数の文字列に指定された文字属性に従って決定する配置位置決定手段と、
    を備えることを特徴とする組版装置。
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