JP3714446B2 - 射出溶着用1次成形品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2個あるいはそれ以上に分割されたピース(1次成形品)の接合部を型内において突き合わせ、接合部の周縁に形成した樹脂流路内に溶着用樹脂を射出して接合部を溶着させることによって分割ピース同士を接合し、例えば中空部を有する樹脂製品を成形する射出溶着成形に係わり、さらに詳しくは中空円筒部が並列する形状の樹脂製品を成形するのに用いられる分割ピースの形状、すなわち1次成形品の分割構造に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、自動車用エンジンの吸気パイプ部品のように中空円筒部が並列する形状の部品を射出溶着工法によって製造するに際しては、図4(a)に示すように円筒部の中心C,Cを通る面Pで2分割した分割ピース101,102からなる1次成形品100を用い、図示しない金型内において分割ピース101,102を突き合わせ、各分割ピース101,102の分割位置近傍に設けた溶着フランジ101a,101b,101cと溶着フランジ102a,102b,102cの間に形成される樹脂流路103a,103b,103cに溶着用の樹脂を射出することによって流路103a,103b,103cの周辺部を溶着し、分割ピース101,102を互いに接合するようにしていた。
【0003】
しかし、この場合には、金型の抜き方向が分割面Pに直行する方向に限定されることから、エンジンのインテークマニホールドのようにねじれを伴うパイプ形状が隣接する形状の部品においては、例えば図5に示すように、型抜き性を考慮して一方の分割ピース102の底面を平面とする必要がある。
【0004】
しかしながら、この場合には、型抜き方向の自由度が増すものの、分割ピース102に大きな駄肉が発生して生産性が劣化すると共に、分割ピース102の成形(1次成形)に際して引け巣が発生しやすくなるという問題点があり、このような問題点を解決することが上記のような形状を備えた樹脂製部品を射出溶着工法によって成形する場合の課題となっていた。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、従来の射出溶着成形における上記課題に着目してなされたものであって、3次元的なねじれを伴う中空円筒部が並列するような形状の部品の成形においても、型抜き性を確保することができ、しかも駄肉部分が発生せず、良好な品質と生産性を得ることができる射出溶着用1次成形品を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係わる射出溶着用1次成形品は、型内において分割ピース同士を溶着して円形ないし略円形の中空部を有する円筒部が並列する形状の樹脂製部品を成形するための射出溶着用1次成形品であって、一方の分割ピースの反中空部側外面が平面であると共に、分割ピースの並列する円筒部の中心を通る面から前記分割ピースの反中空部側外面寄りの位置に溶着用の樹脂が射出される樹脂流路が形成してある構成としたことを特徴としており、このような射出溶着用1次成形品の構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0007】
本発明の射出溶着用1次成形品の実施態様として請求項2に係わる1次成形品においては、一方の分割ピースの並列する中空部の間に溝が設けてあると共に、当該溝内に他方の分割ピースに形成した突出部が挿入されており、両者の間に溶着用の樹脂が射出される樹脂流路が形成されている構成とし、同じく実施態様として請求項3に係わる射出溶着用1次成形品においては、他方の分割ピースに形成した突出部の先端が斜めに切断してある構成とし、請求項4に係わる射出溶着用1次成形品においては、中空部内面における分割ピース同士の当接部に分割ピースが互いに噛み合う係合部が設けてある構成とし、請求項5に係わる射出溶着用1次成形品においては、一方の分割ピースの平面状をなす前記反中空部側外面の一端側に、型内に収納された状態において型に形成された凹部に嵌合して分割ピースの型離れを防止する一方、分割ピースの型抜き方向への移動に伴って変位し、上記凹部から離脱して分割ピースの型抜きを許容する保持タグを備えている構成としたことをそれぞれ特徴としている。
【0008】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係わる射出溶着用1次成形品においては、1次成形品を構成する一方の分割ピースの外側面が平面に形成されているので型抜き方向の自由度が増すと共に、分割ピース同士を溶着するための樹脂が射出される樹脂流路がピースの円筒部の中心位置から離れた分割ピースの外側面寄りの位置に形成されているので、円形ないし略円形状の中空部を形成するための駄肉部のボリュームが小さくなって、材料の無駄がなくなり生産性が向上すると共に、引け巣などの成形不良を避けることができ成形歩留が向上する。さらに、溶着樹脂を射出するための樹脂流路を一定断面で設定することができ、しかも樹脂流路が中空部の中心から離れた外側面寄りの位置にあって中空部との間に十分な肉部が介在することになるので、溶着用樹脂の高圧力での射出が可能になり溶着強度を向上させることができ、高圧力射出によっても中空部内に樹脂漏れすることがないという極めて優れた効果がもたらされる。
【0009】
本発明の実施態様として請求項2に係わる射出溶着用1次成形品においては、一方の分割ピースの並列する中空部の間に溝が形成してあり、この溝内に他方の分割ピースに形成した突出部を挿入することによって、溝と突出部の間に溶着用樹脂を射出するための樹脂流路が形成されるようになっているので、分割ピース同士を中空部の中間位置でも溶着することができ、成形品の強度を向上させることができ、同じく実施態様として請求項3に係わる射出溶着用1次成形品においては、他方の分割ピースに形成した突出部の先端が斜めに切断してあるので、溶着用の樹脂との接触面積が増加し、一方の分割ピースに形成した溝の幅が小さくても溶着強度を向上させることができ、並列する中空円筒部間の距離を小さくして無駄なスペースを無くすことができるという優れた効果がもたらされる。
【0010】
また、実施態様として請求項4に係わる射出溶着用1次成形品においては、中空部内面における分割ピース同士の当接部に係合部が形成してあって分割ピースの先端同士が互いに噛み合うようになっているので、当該部分が溶着されていなくても分割ピース同士が分離するようなことがなく、所定の中空部形状を維持することができ、さらに実施態様として請求項5に係わる射出溶着用1次成形品においては、一方の分割ピースに保持タグが設けてあり、このタグが型内に収納された状態(型締め状態)においては、型に形成された凹部に嵌合して、分割ピースを型に保持する一方で、分割ピースの型抜き方向への移動と共に変位し、上記凹部から離脱して分割ピースの型抜きを可能にしているので、分割ピースをその溶着が完了するまで型内にしっかりと保持して製品の寸法精度を向上させることができ、しかも型開きに際しては容易に型抜きすることができるというさらに優れた効果がもたらされる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明する。
【0012】
実施例1
図1は、本発明の一実施例に係わる射出溶着用1次成形品の分割構造を示す断面である。
【0013】
すなわち、図に示すように、射出溶着用1次成形品1は、円形の中空部1b,1bを備えた円筒部1a,1aの中心を通る面で2個の分割ピース2および3に分割されている。
【0014】
一方の分割ピース2は、例えばポリアミド系樹脂からなり、その図中上面側に、円筒部1a,1aの内面となる半円形凹面を形成するための増肉部2a,2b,2c,2dを備え、中央側の増肉部2bおよび2cの間には溝2eが形成されていると共に、その底面部2fは型抜き方向に制約のない平面となっており、任意の方向への型抜きが可能になるようにしてある。さらに当該分割ピース2の両端部には、上記分割位置、すなわち並列する上記円筒部1a,1aの中心を通る面から離れた底面部2f寄りの位置に溶着フランジ2g,2hが形成されている。
【0015】
このような形状を備えた分割ピース2においては、図4(b)に示した従来の分割ピース102の駄肉部に較べて、その増肉部2a,2b,2c,2dの体積を大幅に縮小することができるので、材料の無駄や引け巣などの成形不良が解消され生産性を大幅に向上させることができる。
【0016】
これに対し、他方の分割ピース3は、同じくポリアミド系樹脂からなり二つの半円部が連続する数字の「3」のような断面形状を有し、その両端部には、円筒部1a,1aの中心位置から図中の下方側に離れた位置、すなわち一方の分割ピース2の側に延出した位置に溶着フランジ3a,3bを備えると共に、中央部、すなわち二つの半円部の中間位置には、前記分割ピース2に形成された溝2eに嵌合する突出部3cが形成されている。
【0017】
このような形状を備えた分割ピース2と分割ピース3とは、図示しない金型内で突き合わされ、両者の間に中空部1b,1bが形成されると共に、溶着フランジ3aと2gとの間、および溶着フランジ3bと2hとの間に、溶着用の射出樹脂の通路となる樹脂流路4および5が形成され、さらに分割ピース2の溝2eとこの溝2e内に嵌合された分割ピース3の突出部3cとの間に、同じく溶着用樹脂の射出通路となる樹脂流路6が形成されるようになっている。
【0018】
そして、図示しない射出成形機のノズルから溶着用樹脂を樹脂流路4,5および6内に射出することにより、樹脂流路4,5,6の周縁部において分割ピース2および3が互いに溶着され、中空円筒部1a,1aを備えた目的の樹脂製品Gを得ることができ、図2に示すように自動車用ガソリンエンジンのインテークマニホールドに適用される。
【0019】
このとき、樹脂流路4,5,6は、分割ピース2の増肉部2a,2b,2c,2dに隣接する部位に形成されており、溶着用樹脂の射出圧力を剛性の高い増肉部2a,2b,2c,2dで受けることになることから、射出圧力を高くしても分割ピース2および3が破損するようなことがなく、射出圧力の増加によってより高強度の接合が可能になる。また、一方の分割ピース2の底面部2fが平面となっているので、型抜き方向に対する自由度が増す。
【0020】
なお、隣接する中空部1b,1bの間のシールが必要なく、接合強度もさほど必要でない場合には、分割ピース2の溝2eと分割ピース3の突出部3cとの間に樹脂流路6を設けることなく、突出部3cを溝2e内に嵌合させるだけにしてもよい。また、中空部1b,1bの形状については、円形のみに限定されず、略円形、すなわち楕円形や長円形断面とすることもできる。
【0021】
実施例2
図3(a)ないし(c)は、本発明に係わる射出溶着用1次成形品の第2の実施例を示すものである。
【0022】
この実施例に係わる射出溶着用1次成形品1は、図に示すように細部を除いて、図1に示した第1の実施例と基本的に同様な形状を有しており、ここでは第1の実施例との相違部分について重点的に説明する。
【0023】
すなわち、図に示す射出溶着用1次成形品1は、同様に2個の分割ピース2および3に分割され、一方の分割ピース2は、その図中上面側に増肉部2a,2b,2c,2dを備え、増肉部2bおよび2cの間には、第1の実施例の場合よりも幅の狭い溝2eが形成されている。
【0024】
また、その底面部2fは平面となっているが、図中右側の端部に内側を向いた鉤状の係止片2iを備え、この係止片2iが金型に係止することによって当該分割ピース2が型締め状態において金型から離れないようになっており、型開きに際しては分割ピース2に対して下型を図中の左方向に相対移動させることによって型抜きするようになっている。さらに、底面部2fの図中左側の端部には、略逆梯形断面を有する保持タグ2jが薄肉部2kを介して連設されており、金型に形成した図示しない凹部に嵌合するようになっている。
【0025】
他方の分割ピース3についても、同様に「3」の字状の断面を有し、その両端部に溶着フランジ3a,3bを同様に備えると共に、中央部に分割ピース2に形成された溝2eに嵌合する突出部3cを備え、この突出部3cの先端部は、図3(c)に拡大して示すように、斜めに削ぎ落したくさび形状となっている。
【0026】
さらに、中空部1b,1bの内面における分割ピース2および3の当接部には、図3(b)および(c)に拡大して示すように、一方の分割ピース2の側の先端部がナイフエッジ状に斜め切断されていると共に、他方の分割ピース3には分割ピース2のナイフエッジ状先端部を受け入れるV字状溝が形成されており、係合部7となっている。
【0027】
このような形状を備えた分割ピース2と分割ピース3とは、図示しない金型内で突き合わされ、溶着フランジ3aと2gとの間、溶着フランジ3bと2hとの間に樹脂流路4,5が形成され、さらに分割ピース2の溝2eと分割ピース3の突出部3cとの間に樹脂流路6が形成される。
【0028】
そして、図示しない射出成形機のノズルから溶着用樹脂を樹脂流路4,5および6内に射出することにより、樹脂流路4,5,6の周縁部において分割ピース2および3が互いに溶着され、同様に中空円筒部1a,1aを備えた目的の樹脂製品Gを得ることができる。
【0029】
このとき、型締め状態において、分割ピース2に設けた鉤状の係止片2iが金型の下型に係止すると共に、保持タグ2jが同じく下型に形成した図示しない凹部に嵌合することから、溶着用樹脂が射出されて溶着が完了するまでの間、分割ピース2が金型に確実に保持され、第1の実施例と同様な効果に加えて、製品の寸法精度を向上させることができるという優れた効果を得ることができる。そして、溶着完了後の型開きに際しては分割ピース2に対して下型を図中の左方向に相対移動させることにより、保持タグ2jが薄肉部2kの変形によって図中に仮想線で示す位置に変位することから、係止片2iが下型から外れ、容易に型抜きすることができる。
【0030】
さらに、分割ピース3の突出部3cの先端部が斜めに切断されてくさび状となっていることから溶射された溶着用樹脂との接触面積が増大し、分割ピース2の溝2eの幅が狭い場合でも接合強度を損なうことがなく、中空円筒部1a,1aの間の距離を縮小することも可能となり、スペース的に有利なものとなる。加えて、中空部1b,1bの内面における分割ピース2および3の当接部には、係合部7が形成されて分割ピース2および3が噛み合うようになっているので、当接部を溶着しなくても分割ピース2の先端部が中空部1b,1bの内側に倒れ込むようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる射出溶着用1次成形品の分割構造を示す断面図である。
【図2】図1に示した1次成形品による射出溶着成形品を自動車用エンジンのインテークマニホールドに適用した状態を示す斜視図である。
【図3】(a) 本発明の第2の実施例に係わる射出溶着用1次成形品の分割構造を示す断面図である。
(b) 図3(a)に示した1次成形品の中空部内面における分割ピース同士の噛み合い形状を示す拡大断面図である。
(c) 図3(a)に示した1次成形品の並列する中空部の間に形成した樹脂流路の形状を示す拡大断面図である。
【図4】(a) 中空円筒部が並列した形状の部品を射出溶着成形するための従来の1次成形品の分割構造を示す断面図である。
(b) 図4(a)に示した1次成形品の型抜き性を改良した従来の1次成形品の分割構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 射出溶着用1次成形品
1a 円筒部
1b 中空部
2 一方の分割ピース
2e 溝
2j 保持タグ
3 他方の分割ピース
3c 突出部
4,5,6 樹脂流路
7 係合部
Claims (5)
- 型内において分割ピース同士を溶着して円形ないし略円形の中空部を有する円筒部が並列する形状の樹脂製部品を成形するための射出溶着用1次成形品であって、
一方の分割ピースの反中空部側外面が平面であると共に、分割ピースの並列する円筒部の中心を通る面から前記分割ピースの反中空部側外面寄りの位置に溶着用の樹脂が射出される樹脂流路が形成してあることを特徴とする射出溶着用1次成形品。 - 一方の分割ピースの並列する中空部の間に溝が設けてあると共に、当該溝内に他方の分割ピースに形成した突出部が挿入されており、両者の間に溶着用の樹脂が射出される樹脂流路が形成されていることを特徴とする請求項1記載の射出溶着用1次成形品。
- 他方の分割ピースに形成した突出部の先端が斜めに切断してあることを特徴とする請求項2記載の射出溶着用1次成形品。
- 中空部内面における分割ピース同士の当接部に分割ピースが互いに噛み合う係合部が設けてあることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の射出溶着用1次成形品。
- 一方の分割ピースの平面状をなす前記反中空部側外面の一端側に、型内に収納された状態において型に形成された凹部に嵌合して分割ピースの型離れを防止する一方、分割ピースの型抜き方向への移動に伴って変位し、上記凹部から離脱して分割ピースの型抜きを許容する保持タグを備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の射出溶着用1次成形品。
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