JP3711694B2 - フォークリフト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フォークリフトに関し、特にフォークが取り付けられたリフトブラケットの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来のフォークリフトの側面図である。フォークリフトの車両フレーム1の前部及び後部には、前輪2及び後輪3が設けられており、これら前輪2と後輪3との間に運転席4が位置している。運転席4の前方には、一対のマスト5が設けられ、マスト5にはリフトブラケット6が昇降可能に取り付けられている。リフトブラケット6には、フォーク7が点線で示すように反転可能に取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のフォークリフトにおいては、図6の平面図から分かるようにマスト5の外側に前輪2が位置しているので、フォーク7をマスト5の外側で反転させるようにする場合、下降時のリフトブラケット6の両側部が前輪2と干渉しないよう、リフトブラケット6を前輪2の前方に配置する必要があった。このため、リフトブラケット6の前面から前輪2の中心までの距離(以下、ロストロードと称する)Aが大きくなり、その分フォークリフトの全長が大きくなると共に、フォーク7上に荷物を積んだときのフォークリフト車両の前後方向の安定性を保つために車両後部のカウンタウエイト8を重量の大きなものにしなければならないという問題があった。
【0004】
したがって、本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであり、フォークが反転可能でありながら、ロストロードが小さく、前後方向の安定性に優れたコンパクトなフォークリフトを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明は、リフトブラケットに取り付けられたフォークが直立マストの外側で反転可能なフォークリフトにおいて、リフトブラケットは、一対の前輪の間で昇降可能に直立マストに支持され、リフトブラケットの下端部は、このリフトブラケットを下降したときに前輪の間に位置するように、これら前輪の内側の間隔より狭い幅を有し、リフトブラケットの後面が前輪の最前部より後方に位置している
また、リフトブラケットは、車両の幅方向に延在するバーを備え、このバーにフォークが摺動可能に遊嵌されていてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の一実施形態に係るフォークリフトの側面を示す。車両フレーム11の前後端に、前輪12及び後輪13が設けられている。後輪13の上方には、図示しないドライブユニット、バッテリ及びその他周辺部品を収容する機能品室14が形成されている。機能品室14の前方には、立席タイプの運転席15が形成されている。車両フレーム11の両側には、一対のサイドパネル16が取り付けられている。サイドパネル16上部には、ステアリング17、走行レバー及び荷役レバー18等が設けられたインストルメントパネルが、左右のサイドパネル16に挟まれて設けられている。運転席15の床面19には、踏むとブレーキが解除されるペダル20が設けられている。運転席15の前方には、一対の直立マスト21が設けられており、直立マスト21の上端にヘッドガード22が取り付けられている。
【0007】
図2に示されるように、直立マスト21は、左右の前輪12の間において、車両フレーム11に接合して設けられている。直立マスト21には、一対のフォーク22が取り付けられたリフトブラケット23が昇降可能に支持されている。
【0008】
図3及び図4に示されているように、リフトブラケット23は、一対のサイドプレート24と、左右のサイドプレート24の下端を連結するビーム25とを有しており、サイドプレート24の上部にバックレスト26がボルト27によって固定されている。左右のサイドプレート24の上端部28の間には、フォーク22を支持するためのバー29が取り付けられている。このバー29は、横方向すなわち車両の幅方向に設けられている。フォーク22は、基端部にボス部30を有し、そのボス部30がバー29に遊嵌されている。これにより、フォーク22は、リフトブラケット23において、バー29に沿って横方向に摺動可能であって、フォーク22の間隔が調整できるようになっている。また、フォーク22は、バー29を中心として左右別々に回動(反転)させることができる。
【0009】
各サイドプレート24は、上端部28が下端部31よりも外側に突出するように屈曲している。左右のサイドプレート24の上端部28の間隔Bは、図4に示されるように各フォーク22が直立マスト21の外側において後方へ反転できるように、直立マスト21の外側の間隔Cよりも広くなっており、下端部31の間隔Dは、図3に示されるように左右の前輪12の内側の間隔Eよりも狭くなっている。このような、リフトブラケット23は、下方に降りた際に下端部31が左右の前輪12の間に位置するように、直立マスト21に取り付けられており、図1及び図2に示されるように、車両の長手方向において、リフトブラケット23の後面32が前輪12の最前部33よりも後方となるような配置が可能となっている。したがって、従来のようにリフトブラケットが前輪の前方に配置されている場合に比べ、ロストロードA′は小さくなり、その分、フォークリフトは、フォーク22に荷重が加わったときの前後方向の安定性が良くなる。また、ロストロードが小さくなると、その分、全長も小さくコンパクトになるため、室内の使用にも適したものとなる。
【0010】
以上のように構成されたフォークリフトにおいて、荷物の積み降ろしあるいは運搬といった作業時は、フォーク22をバー29に沿って摺動させて、フォーク22の外幅が前輪12の内側の間隔よりも狭くなるようにする。
一方、フォークリフトを所定の作業場まで移動させる場合は、図1(点線)及び図4に示されるように、フォーク22をバー29の最も外側まで摺動させ、直立マスト21の外側において後方へ反転させる。このため、リフトブラケット23を前輪12の間に配設していながら、フォーク22は反転した際に直立マスト21に干渉することはない。また、ロストロードA′が小さくなっていることから、フォーク22を反転させた際の全長も小さくなり、例えば、室内において使用する場合に、エレベータ等に搭載し得るフォークリフトの実現も可能となる。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、リフトブラケットが一対の前輪の間で昇降可能に直立マストに支持され、このリフトブラケットの下端部は、リフトブラケットを下降したときに前輪の間に位置するように、これら前輪の内側の間隔より狭い幅を有し、リフトブラケットの後面が前輪の最前部より後方に位置するので、フォークを直立マストの外側で反転させることが可能でありながら、ロストロードを小さくすることができ、その分、フォークリフトの前後方向の安定性を向上させ、また、フォークリフトの全長を小さくしてコンパクトにすることができる。
【0012】
さらに、リフトブラケットに車両の幅方向に延在するバーを設け、このバーにフォークが摺動可能に遊嵌されているので、フォークを、反転時はバーの最も外側まで摺動し、作業時は前輪の間に位置するように摺動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るフォークリフトの側面図である。
【図2】実施形態に係るフォークリフトの後部を図示省略した平面図である。
【図3】実施形態に係るフォークリフトの作業時の正面図である。
【図4】実施形態に係るフォークリフトのフォーク反転時の正面図である。
【図5】従来のフォークリフトの側面図である。
【図6】従来のフォークリフトの平面図である。
【符号の説明】
B リフトブラケットの上端部の間隔
C 直立マストの外側の間隔
D リフトブラケットの下端部の間隔
E 前輪の内側の間隔
12 前輪
21 直立マスト
22 フォーク
23 リフトブラケット
24 サイドプレート
29 バー

Claims (2)

  1. リフトブラケットに取り付けられたフォークが直立マストの外側で反転可能なフォークリフトにおいて、
    このリフトブラケットは、一対の前輪の間で昇降可能に直立マストに支持され、このリフトブラケットの下端部は、リフトブラケットを下降したときに前記前輪の間に位置するように、これら前輪の内側の間隔より狭い幅を有し、リフトブラケットの後面が前記前輪の最前部より後方に位置する
    ことを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記リフトブラケットは、車両の幅方向に延在するバーを備え、
    このバーに前記フォークが摺動可能に遊嵌されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
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