JP3711622B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙を積層収容したホッパから給紙ローラにより前記用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙を積層収容したホッパから給紙ローラにより前記用紙を1枚ずつ搬送ローラに向けて送り出す給紙装置として、複数枚の用紙を収納したホッパーから、給紙ローラにより、1枚の用紙を送り出し、そして、その用紙の先端が搬送ローラに受け取られるまで前記給紙ローラを回転し、その後は、給紙ローラを停止し、まだホッパに残っている用紙の後半部分を、搬送ローラによって引き出すようにしたものが知られている。
【0003】
かかる給紙装置においては、給紙ローラが搬送ローラに向けて用紙を送り出した後、ホッパ内の用紙が波打っていたり、湾曲していたりすると、用紙が搬送ローラによって引き続いて引き出されるとき、その用紙が給紙ローラに接触して該給紙ローラを回転させるおそれがある。このように、停止状態にある給紙ローラが回転されると、給紙ローラの停止位置がずれて、次の給紙のとき規定量の送り出しができなくなる。
【0004】
そこで、次の用紙が規定量送られなかったり、2枚の用紙が続いて送られることがないように、給紙ローラが一定角度回転された後、一定位置で給紙方向に対して停止位置に固定する固定手段を備える自動給紙装置を、出願人は先に提案している(例えば特開平7ー81786号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような固定手段は、給紙ローラに設けた係合部と、該係合部に係脱するアームとからなり、給紙ローラへの動力伝達の遮断状態にあるとき、前記アームが前記係合部に係合して、給紙ローラが用紙に接触して回転させられる方向に対し、給紙ローラを固定するものであり、係合部とアームとの係合解除方向には給紙ローラの回転が可能である。このため、この給紙装置を備えた機械、例えばプリンタの運転や使用に伴う振動により、給紙ローラがアームとの係合解除方向に回転することがある。また、給紙ローラが円筒形外周の一部を平面によって切除したほぼ半円形をなすものでは、停止状態では切除部を用紙側に向けており、重心位置が給紙ローラの回転中心よりも上に位置しているため、給紙ローラが自重により、アームとの係合解除方向に回転することがある。
【0006】
従って、給紙ローラの停止位置が変化し、給紙ローラによる同じ一回転の送りにしても、用紙の送り量や、動力伝達開始から用紙送り開始までのタイミングにバラツキが生ずる可能性が残されており、給紙ローラによる用紙の送り量を安定させるためには、まだ改善の余地があった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、給紙ローラによる用紙の送り量が安定している給紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、用紙を積層収容したホッパから給紙ローラにより前記用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置を前提とするもので、前記給紙ローラに伝達する駆動力を発生する駆動源と、前記給紙ローラに連結された給紙歯車を有し前記駆動源による駆動力を前記給紙歯車に伝達し又はその伝達を遮断する動力伝達手段と、前記給紙ローラを回転可能に支承するフレームと前記給紙歯車の側面との間に形成される隙間に設けられ、前記給紙ローラ を所定の停止状態に弾性的に保持するよう前記給紙歯車の側面に形成されている係合部に係脱可能な板状のバネ部材とを備える構成とする。
【0009】
請求項1の発明によれば、駆動源による駆動力が、動力伝達手段によって給紙ローラの給紙歯車へ伝達されたり、その伝達が遮断されたりして、用紙を積層収容したホッパから給紙ローラにより前記用紙が1枚ずつ送り出される。そして、前記給紙歯車の側面に形成されている係合部に係脱可能に設けられた板状のバネ部材によって、給紙ローラが所定の停止状態に弾性的に保持され、給紙ローラの回転が規制される。
前記給紙ローラを回転可能に支承するフレームと前記給紙歯車の側面との間に形成される隙間に前記板状のバネ部材が設けられているので、デッドスペース(隙間)を利用して前記板状のバネ部材を設けることができ、コンパクト化が図られる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の給紙装置において、前記給紙ローラが、用紙に接する円弧面を有する給紙部と、用紙に接しない非給紙部とから構成され、該非給紙部が用紙側にある停止状態のとき、バネ部材によりその停止状態に弾性的に保持される。
【0011】
請求項2の発明によれば、給紙ローラの非給紙部が用紙側にある停止状態のとき、自重による回転力に抗して、バネ部材によりその停止状態に弾性的に保持され、給紙歯車を介して給紙ローラの回転が規制される。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2の給紙装置において、前記動力伝達手段が、駆動源によって駆動され給紙歯車との噛み合いにより給紙ローラを回転させる歯車を有し、前記給紙歯車が、周方向において一部の歯部が切除された欠歯部を有し、該欠歯部に前記歯車が対向した位置で、給紙ローラがバネ部材により停止状態に弾性的に保持される。
【0013】
請求項3の発明によれば、駆動源にて駆動され給紙歯車との噛み合いにより給紙ローラを回転させる歯車が、給紙歯車の欠歯部と対向した状態において、給紙ローラがバネ部材により停止状態に弾性的に保持され、給紙ローラの回転が規制される。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの給紙装置において、さらに、給紙ローラにより送り出された用紙を搬送する搬送ローラを備え、前記駆動源が、正回転方向又は逆回転方向のいずれの回転方向の駆動力も発生するものであり、前記動力伝達手段が、搬送ローラに連結され駆動源によって駆動される搬送歯車と、駆動源によって駆動される太陽歯車と、前記太陽歯車に噛み合いつつ前記太陽歯車の周囲を公転するように構成され前記給紙歯車に択一的に連係される1対の遊星歯車とを有し、前記搬送ローラが用紙搬送方向と逆方向に駆動されるとき、一方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させる一方、前記搬送ローラが用紙搬送方向と同一方向に駆動されるとき、他方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させるものである。
【0015】
請求項4の発明によれば、搬送ローラが用紙搬送方向と逆方向に駆動源にて駆動されるとき、一方の遊星歯車が給紙歯車に連係せしめられて給紙ローラを給紙方向に回転させる一方、搬送ローラが用紙搬送方向と同一方向に駆動源にて駆動されるとき、他方の遊星歯車が給紙歯車に連係せしめられて給紙ローラを給紙方向に回転させる。
【0016】
請求項の発明は、請求項の給紙装置において、前記給紙歯車の側面には、係合凹部が形成され、前記バネ部材が、フレームに取付固定された取付基部と、該取付基部に連設され前記係合凹部に係脱可能に係合する係合バネ部とを有するものである。
【0017】
請求項の発明によれば、給紙歯車の側面の係合凹部にバネ部材の係合バネ部が係脱可能に係合せしめられ、それによって給紙ローラがバネ部材(係合バネ部)により停止状態に弾性的に保持され、給紙ローラの回転が規制される。
【0018】
請求項の発明は、請求項の給紙装置において、前記給紙歯車の係合凹部が、一定間隔を存して配置された1対の突条部によって形成され、前記バネ部材の係合バネ部は、一定間隔を存して配置された一対の脚部と、該脚部の間に位置し連接された係合凸部とからなり、前記各脚部は外側縁部分に湾曲形状の案内面が形成されている。
【0019】
請求項の発明によれば、係合凹部を構成する突条部間に係合バネ部の係合凸部が係脱可能に係合され、その係脱は、係合バネ部の脚部における案内面によって案内されて無理なく行われる。
【0020】
請求項の発明は、請求項1の給紙装置において、前記給紙歯車の側面とそれが弾性的に当接する前記バネ部材との間に傾斜面が形成され、該傾斜面に作用するバネ部材の押圧力により、前記所定の停止状態に向け前記給紙歯車を回転させる。
【0021】
請求項の発明によれば、傾斜面が、バネ部材の押圧力によって、給紙歯車を、所定の停止状態となるように回転せしめ、給紙歯車は所定の状態とされる。
【0022】
請求項の発明は、請求項の給紙装置において、前記給紙歯車の側面には、一定間隔を存して配置された1対の突条部によって形成される係合凹部が設けられ、該係合凹部の一方の突条部に前記傾斜面が形成されている。
【0023】
請求項の発明によれば、バネ部材と係合凹部との関係で確実に位置決めがなされ、所定状態とされる。
【0024】
請求項の発明は、請求項4〜のいずれかの給紙装置において、前記搬送ローラの用紙搬送方向の下流側に用紙に印字動作を行う印字ヘッドを備える。
【0025】
請求項の発明によれば、搬送ローラの用紙搬送方向の下流側において、上記のように所定量送り出された用紙に対し、印字ヘッドによって印字される。
【0026】
請求項10の発明は、請求項の給紙装置において、前記印字ヘッドが、インク液滴を用紙に向けて噴射するインクジェット式ヘッドである。
【0027】
請求項11の発明によれば、上記のように所定量送り出された用紙の一定位置に対し、インク液滴を噴射して印字される。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
インクジェットプリンタの概略構成を示す図1において、インクジェットプリンタ1は、記録用紙2を積層収容したホッパ3から給紙ローラ4により前記記録用紙2を1枚ずつ搬送ローラ5に向けて送り出す給紙装置6を備える。
【0030】
前記ホッパ3は、プリンタフレーム8の係合凹部8aに着脱可能に装着された給紙カセット7として形成されている。給紙カセット7は、ケーシング7a内に上端部が回転可能に軸支された押上板7bを備え、該押上板7bとケーシング7aとの間にスプリング7cが介装され、該スプリング7cによって押上板7bがその上に積層した記録用紙2を上側に押し上げるように常時付勢されている。
【0031】
また、前記給紙ローラ4は、記録用紙2に接する円弧面4aを有する断面ほぼ半円形状の給紙ローラ部4Aと、記録用紙2に接しない1対の平面4b,4bを有する断面三角形状の非給紙部4Bとから構成され(図7参照)、該給紙ローラ部4Aが記録用紙2の上面に接触して記録用紙2を、搬送手段を構成する搬送ローラ5に向けて、1枚ずつ給紙するように構成されている。給紙ローラ部4Aの円弧面4aの円弧長さは、記録用紙2をホッパ3から搬送ローラ5まで到達させるのに十分な長さに形成されている。
【0032】
また、給紙ローラ4と同軸上に、記録用紙2が非給紙部4Bに接触しないように該記録用紙2と非給紙部4B(平面4b,4b)とが一定の間隔を保持すると共に、記録用紙2が搬送ローラ5によって引き出されるときそれを補助するカラー部材17が自由回転可能なるように設けられている。
【0033】
前記給紙ローラ4は、プリンタフレーム8の左右の側板部9,9間に回転軸4cを介して回転可能に軸支され、前記給紙ローラ4の給紙方向下流側に、前記搬送ローラ5が、記録用紙2がスライドする用紙案内面8bより一部が突出するように回転可能に枢支され、さらに、その下側に排出ローラ(図示せず)が回転可能に軸支され、後述の印字ヘッド15による印字終了後の記録用紙2を排出するようになっている。
【0034】
また、前記搬送ローラ5に対応してその上側に位置するように、従動ローラ10が、複数のくの字形状のアーム部11aを有する支持部材11の該アーム部11aの先端部に回転可能に軸支され、前記各支持部材11は、回転軸11bについて回転可能に支承されている。また、支持部材11のアーム部11aの上端部とプリンタフレーム8のスプリング受部8cとの間にはスプリング12が介装され、該スプリング12によって、支持部材11が図1において時計方向に回転するように常時付勢され、それによって従動ローラ10が搬送ローラ5に押し付けられるようになっている。
【0035】
そして、さらに搬送ローラ5の用紙搬送方向の下流側においては、ガイドレール13に沿ってキャリッジ14が往復移動可能に設けられ、該キャリッジ14には、インク液滴を記録用紙に向けて噴射して印字を行うインクジェット式の印字ヘッド15と共に、該印字ヘッド15に供給するためのインクを収容したインクカートリッジ16が着脱可能に搭載されている。尚、前記キャリッジ14は、例えばタイミングベルトを介してキャリッジモータ(図示せず)等の駆動手段にて駆動されるようになっている。
【0036】
また、前記側板部9,9のうちの一方の側板部9は、その内側の側面に、給紙ローラ4及び搬送ローラ5に伝達する駆動力を発生する駆動源としての搬送モータ(図示せず)が取付固定され、外側の側面に、図2R>2に示すように、前記搬送モータによる回転駆動力を、前記ローラ4,5に伝達し又はその伝達を遮断する動力伝達手段22が配設されている。尚、前記搬送モータは、正逆回転可能なものであり、正回転方向又は逆回転方向のいずれの回転方向の駆動力をも発生する駆動源となっている。
【0037】
具体的には、前記搬送モータ(モータ軸)に連結された駆動ギヤ23が、小径アイドルギヤ24が同軸状に一体に設けられた大径アイドルギヤ25に噛み合っている。そして、小径アイドルギヤ24が、搬送ローラ5に一体的に連結された搬送ローラギヤ26(搬送歯車)に噛み合っている。これによって、搬送ローラ5が駆動ギヤ23(搬送モータ)によって常時回転駆動される。
【0038】
また、前記搬送ローラギヤ26は、大径の中間ギヤ27(太陽歯車)に噛み合い、該中間ギヤ27には、略くの字形状のベースプレート28に回転可能に設けられた第1及び第2遊星ギヤ29,30(遊星歯車)が噛み合い、該第1及び第2遊星ギヤ29,30が中間ギヤ27に噛み合いつつその周囲を回転軸27aを中心に遊星回転(公転)するようになっている。そして、第1及び第2遊星ギヤ29,30が、給紙ローラ4のローラ軸に一体的に連結された給紙ローラギヤ31(給紙歯車)に、中間ギヤ27の回転によって、いずれかの回転方向に遊星回転して、択一的に連係され、給紙ローラ4を給紙方向に回転させるように構成されている。即ち、駆動ギヤ23が搬送ローラギヤ26を用紙搬送方向と同一方向に回転駆動すれば、第1遊星ギヤ29(一方の遊星歯車)が直接に給紙ローラギヤ31と噛み合うか、又は、駆動ギヤ23が搬送ローラギヤ26を搬送方向と逆方向に回転駆動すれば、第2遊星ギヤ30(他方の遊星歯車)が、側板部9側に回転可能に枢支されている補助ギヤ32と噛み合い、給紙ローラギヤ31と間接的に噛み合うようになっている。尚、前記補助ギヤ32は給紙ローラギヤ31に常時噛み合っている。
【0039】
前記給紙ローラギヤ31には、周方向において一部の歯部が切除されてなる欠歯部31aが形成されており、初期状態では第1遊星ギヤ29が前記欠歯部31aに対向しており、そして給紙ローラ4が初期状態から一回転したとき、最終的に第1遊星ギヤ29が欠歯部31aに対向して、給紙ローラ4の回転が停止せしめられ、初期状態に戻されるようになっている。
【0040】
そして、プリンタフレーム8における側板部9と給紙ローラギヤ31におけるプリンタフレーム8側の側面31bとの間には、バネ手段である板状のバネ部材33が介設されている。バネ部材33は、プリンタフレーム8の側板部9にビス34にて取付固定される取付基部33aと、該取付基部33aに連設された係合バネ部33bとを有し、該係合バネ部33bが、前記側板9と給紙ローラギヤ31の側面との間にまで延びている(図3参照)。一方、給紙ローラギヤ31の側面31bには、図4に詳細を示すように、前記バネ部材33の係合バネ部33bが係脱可能に係合する係合凹部31cが形成されている。
【0041】
さらに、具体的に説明すると、前記係合バネ部33bは、バネ部材33の先端部分において一定間隔を存して配置された左右1対の脚部33c,33dと、該脚部33c,33dの間に位置し一方の脚部33cに連接された係合凸部33eとからなり、該係合凸部33eが給紙ローラギヤ31の側面31b側に突出するように屈曲せしめられている。また、前記左右1対の脚部33c,33dは、外側縁部分に湾曲形状の案内面33f,33gが形成されており、係合バネ部33bの脚部33c,33dに後述の突条部31d,31dが当った際(通常では当たらないが当ったとき)に抵抗とならないように構成されている。一方、前記係合凹部31cは、一定間隔を存して配設された断面山形形状の突条部31d,31dによって形成され、一定以上のトルクが給紙ローラギヤ31に作用すると、一方の突条部31dを係合バネ部33bの係合凸部33eが乗り越え、それによって係合凹部31cと係合バネ部33bとが係脱可能に係合したり係合が解除されたりするようになっている。
【0042】
従って、第1遊星ギヤ29が給紙ローラギヤ31の欠歯部31aに対向し非給紙部4bが記録用紙2側にある停止状態(初期状態)においては、給紙ローラギヤ31の側面31bにおける係合凹部31cにバネ部材33の係合バネ部33a(係合凸部33e)が係脱可能に係合し、該バネ部材33のバネ力によって給紙ローラ4がその状態(停止状態)を弾性的に保持するようになっている。
【0043】
このように、バネ部材33によって、給紙ローラギヤ31の側面31bに対して設けられ、給紙ローラ4を所定の停止状態に弾性的に保持するバネ手段が構成される。
【0044】
ところで、印字を行うために記録用紙2を送り出すには、駆動ギヤ23(搬送モータにて駆動される)を図示しない制御手段によって駆動制御することにより行われる。具体的には、例えば、駆動ギヤ23が逆回転され、それによって大径アイドルギヤ25及び小径アイドルギヤ24を介して搬送ローラギヤ26が回転駆動され、搬送ローラ5が記録用紙2を印字ヘッド15へ向けて搬送する用紙搬送方向とは逆方向に回転され、さらに、搬送ローラギヤ26及び中間ギヤ27を介してベースプレート28が時計方向に回転され、その回転の結果、第2遊星ギヤ30が補助ギヤ32に噛み合い、第2遊星ギヤ30が給紙ローラギヤ31に連係されることとなる(図5参照)。そして、該補助ギヤ32に噛み合う給紙ローラギヤ31、従って給紙ローラ4が給紙方向に回転せしめられ、記録用紙2が搬送ローラ5に向けて送り出される(図6参照)。
【0045】
それから、給紙ローラ4が所定角度の回転により記録用紙2が搬送ローラ5に到達するまで送られると(図7参照)、その後、搬送モータの回転方向が変更されて、駆動ギヤ23が正回転され、その結果、搬送ローラ5が用紙搬送方向に回転されると共に、上述した場合とは逆に、ベースプレート28が反時計方向に回転される。それによって、第2遊星ギヤ30と補助ギヤ32との噛み合いが解除され、第1遊星ギヤ29が給紙ローラギヤ31に直接に噛み合い、第1遊星ギヤ29が給紙ローラギヤ31に連係されることになる(図8参照)。この噛み合いにより給紙ローラギヤ31(給紙ローラ4)がさらに回転され、その結果、給紙ローラ4が最終的に一回転され、次の記録用紙2を給紙可能な初期状態に戻される。
【0046】
この初期状態においては、第1遊星ギヤ29が給紙ローラギヤ31の欠歯部31aに対向し第1遊星ギヤ29と給紙ローラギヤ31との噛み合いが解除されているだけではなく、バネ部材33の係合バネ部33b(係合凸部33e)が給紙ローラギヤ31の側面31bにおける係合凹部31cに係脱可能に係合しており、給紙ローラ4が回転を規制されて停止状態を弾性的に保持するようになっている。従って、動力伝達手段22を介して駆動力が作用して第2遊星ギヤ30が補助ギヤ32に噛み合ったときに初めて給紙ローラギヤ31従って給紙ローラ4が回転されることになり、給紙ローラ4は、常に同じ初期状態(停止状態)から回転が開始されることになる。
【0047】
上記の構成によれば、動力伝達手段22の給紙歯車31の側面31bに対して設けられたバネ部材33によって、図1及び図2に示すように、給紙ローラ4が所定の停止状態(即ち給紙ローラ4の非給紙部4Bが記録用紙2側にあり、第1遊星ギヤ29が給紙ローラギヤ31の欠歯部31aとが対向した給紙可能な初期状態)を弾性的に保持するようにしているので、記録用紙2が波打っていたり湾曲していたりしても、記録用紙2が搬送されるときに給紙ローラ4と接触して給紙ローラ4を回転(図において反時計方向)させることがなく、また、ほぼ半円形の給紙ローラ4が停止状態においてその重心を回転中心よりも上に位置しているが、自重により回転(図において時計方向)することもなく、プリンタの運転や使用に伴う振動によっても、給紙ローラ4が回転することもない。従って、給紙ローラ4の初期状態での停止後に、駆動源である搬送モータが駆動されて動力伝達手段22を介して駆動力が給紙ローラ4に伝達されたときに、いつも同じタイミングでもって給紙ローラ4が用紙送りのために駆動されることとなる。よって、給紙ローラ4は、常に同じ初期状態(停止状態)から回転が開始されるので、記録用紙2の送り量のバラツキがなくなり、印字ヘッド15によって記録用紙2の一定位置から印字をすることができる。
【0048】
また、板状のバネ部材33が、プリンタフレーム8(具体的には側板部9)と、給紙ローラギヤ31の側面31bとの間に介設されるようにしているので、プリンタフレーム8の側板部9と給紙ローラギヤ31の側面31bとの間に形成されるデッドスペースである隙間を有効利用することができることとなり、コンパクト化を図る上で有利となる。それに加えて、バネ手段として特に板バネ状のバネ部材33を用いるようにしているので、給紙ローラギヤ31の幅方向においてスペースを要する、従来の如きアーム及び係合ピンからなる固定手段を設ける必要がなくなるだけでなく、プリンタフレーム8の側板部9と給紙ローラギヤ31の側面31bとの間に隙間を従来以上に小さくすることが可能となり、自由端において給紙ローラ4を支持する片持ち梁であるローラ軸4cの撓みを少なくすることできる。
【0049】
さらに、給紙ローラギヤ31の側面31bにおける係合凹部31cにバネ部材33の係合バネ部33bを係脱可能に係合させるようにしているので、簡単な構造で、給紙ローラ4の回転を正逆いずれの方向にも規制することができ、しかも、その係合凹部31cを1対の突条部31d,31dで構成し、それらの間に係合バネ部31bの係合凸部33eが係脱可能に係合するようにしているので、その係脱のための給紙ローラギヤ31の回転が係合バネ部33eの脚部33c,33dにおける左右の案内面33f,33gによって案内され、係合凹部31cと係合バネ部33bとの係脱が無理なく行われる。
【0050】
また、図4に示すように、係合凸部33eが回転方向(図4の矢印参照)上手側の脚部33cと一体に連接され、下手側の脚部33dとは離れているので、突条部31dは正規の回転方向に乗り越えるときには、バネ部材33の全体が撓み、容易に乗り越えることができる。しかし、その逆方向には係合凸部33eの切り離されている側の面が突条部31dに当たったときに、その係合凸部33eの傾斜面の角度で急にする方向に撓むので、乗り越えにくい。従って、給紙ローラ4が自重により回転する方向に多少の外力が作用しても容易に回転してしまうことがない。
【0051】
前記実施の形態においては、給紙ローラギヤ31の側面に対して、給紙ローラ4を所定の状態に弾性的に保持するバネ手段であるバネ部材33を設けて、給紙ローラ4が所定の状態に弾性的に保持され、給紙ローラ4の回転が規制されるようにしているが、バネ部材33による弾性的な保持だけでは、第1遊星ギヤ29が欠歯部31aに入ったとき、バネ部材33が突条部31dの頂部等に当接していると、給紙ローラギヤ31の位相がずれて停止し、そのずれた状態に保持されることになる。そこで、これを回避して、給紙ローラギヤ31の位相が多少ずれても給紙ローラ4が所定の状態に戻り弾性的に保持されるべく、給紙ローラギヤ31の側面にバネ部材33が弾性的に当接する傾斜面を形成し、該傾斜面をバネ部材33が押圧することにより、前記所定の停止状態に向け前記給紙ローラギヤ31をわずかに回転させ、給紙ローラ4が、欠歯部31aと第1遊星ギヤ29とが対向する所定の状態に戻るようにすることもできる。
【0052】
また、その場合には、前述した実施の形態と同様に、係合凹部を形成し、その一方の突条部に傾斜面を形成するようにすることもできる。即ち、具体的には、図9に示すように、給紙ローラギヤ31の側面に形成する係合凹部31eを、回転し始めに乗り越える突条部31fよりも停止直前に乗り越える突条部31gの高さを高くし、該突条部31gに、給紙ローラギヤ31の位相がずれようとしても、バネ部材33との押圧関係で給紙ローラギヤ31が所定の状態に復帰させる傾斜面31hを形成することもできる。
【0053】
このようにすれば、図8の状態から図2の状態へ向けて給紙ローラギヤ31が回転し、その欠歯部31aが第1遊星ギヤ29と対向し始める位置になり始めると、バネ部材33が高さの高い突条部31gを乗り越え、その傾斜面31hを弾性的に押圧することとなる。その結果、給紙ローラギヤ31をわずかに回転させて、給紙ローラギヤ31の欠歯部31aが第1遊星ギヤ29と完全に対向する所定の停止状態とされる。
【0054】
尚、バネ部材33に傾斜面を形成し、給紙ローラギヤ31側の突条部がその傾斜面に当接するようにしても、同様の効果が得られる。
【0055】
また、前記実施の形態においては、記録用紙2を積層収容したホッパ3を、プリンタフレーム8の係合凹部8aに給紙カセット7を着脱可能に装着することで着脱式に構成しているが、そのような給紙カセットを用いることなく、プリンタフレームに、用紙を積層収容するホッパを直接に形成することにより、固定式に構成することもできる。
【0056】
【発明の効果】
請求項1の発明は、上記のように、駆動源による駆動力を給紙ローラへ伝達し又はその伝達を遮断する動力伝達手段の給紙歯車の側面に形成されている係合部に係脱可能に設けられた板状のバネ部材によって、給紙ローラを所定の停止状態を弾性的に保持するようにしているので、給紙ローラを回転させることなく該給紙ローラを所定の停止状態に弾性的に保持することが可能となり、給紙ローラの所定の停止状態での停止後に、駆動源による駆動力が伝達されたときに、いつも同じタイミングでもって給紙ローラを駆動することが可能となり、用紙の送り量のバラツキがなくなり、用紙の送りが安定する。
特に、前記板状のバネ部材を、給紙ローラを回転可能に支承するフレームと給紙歯車の側面との間に形成される隙間に設けているので、フレームと給紙歯車の側面との間に形成されるデッドスペースである隙間を有効利用して、コンパクト化を図ることができる。それに加えて、板状のバネ部材を用いているので、給紙歯車の幅方向においてスペースを要する、従来の如きアーム及び係合ピンからなる固定手段を設ける必要がなくなり、コンパクト化に有利となるだけでなく、フレームと給紙歯車の側面との間に隙間を小さくすることができ、給紙ローラを支持するローラ軸の撓みを少なくすることも可能となる。
【0057】
請求項2の発明は、給紙ローラの非給紙部が用紙側にある停止状態のとき、バネ部材によりその停止状態に弾性的に保持し、給紙ローラの自重による回転を規制するようにしているので、給紙ローラの所定の停止状態での停止後に、駆動源による駆動力が伝達されたときに、いつも同じタイミングでもって給紙ローラを駆動することが可能となる。
【0058】
請求項3の発明は、駆動源によって駆動され給紙歯車との噛み合いにより給紙ローラを回転させる歯車が給紙歯車の欠歯部と対向した状態で、給紙ローラがバネ部材により停止状態に弾性的に保持し、給紙ローラの回転を規制するようにしているので、給紙ローラを回転させる歯車と給紙歯車との噛み合いを解除させるだけでなくその停止状態を弾性的に保持することができ、駆動源による駆動力が伝達されたときに、いつも同じタイミングでもって給紙ローラを駆動することが可能となる。
【0059】
請求項4の発明は、搬送ローラが用紙搬送方向と逆方向に駆動されるとき、一方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させる一方、前記搬送ローラが用紙搬送方向と同一方向に駆動されるとき、他方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させるようにしているので、簡単な構造で給紙ローラの回転を制御して、給紙をスムーズに無理なく行うことができる。
【0060】
請求項の発明は、給紙歯車の側面の係合凹部にバネ部材の係合バネ部を係脱可能に係合させるようにしているので、簡単な構造で、給紙ローラの回転を規制することができる。
【0061】
請求項の発明は、係合凹部を構成する突条部間に係合バネ部の係合凸部が係脱可能に係合させるようにし、その係脱を係合バネ部の脚部における案内面によって案内させるようにしているので、係合凹部と係合凸部との係脱を無理なく行うことができる。
【0062】
請求項の発明は、給紙歯車の側面とバネ部材の間に傾斜面を設け、該傾斜面に作用するバネ部材の押圧力によって、給紙歯車を、所定の停止状態となるように回転せしめるようにしているので、給紙歯車を所定の状態とすることができる。
【0063】
請求項の発明は、係合凹部とバネ部材との関係で位置決めがなされるので、給紙歯車が確実に所定状態とされる。
【0064】
請求項の発明は、搬送ローラの用紙搬送方向の下流側において、印字ヘッドによって用紙に印字するようにしているので、上記のように所定量送り出された用紙に一定位置から印字することができる。
【0065】
請求項10の発明は、インクジェット式プリンタにおいて、用紙の送りを安定し、印字開始位置が正確な印字動作を実現印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る給紙装置を用いたインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
【図2】 本発明に係る動力伝達手段の説明図である。
【図3】 本発明に係るバネ部材(バネ手段)の取付状態を示す断面図である。
【図4】 本発明に係るバネ部材と給紙ローラギヤ(給紙歯車)との関係を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る紙送り動作の説明図である。
【図6】 本発明に係る紙送り動作の説明図である。
【図7】 本発明に係る紙送り動作の説明図である。
【図8】 本発明に係る紙送り動作の説明図である。
【図9】 他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ
2 記録用紙
3 ホッパ
4 給紙ローラ
4A 給紙ローラ部
4B 非給紙部
5 搬送ローラ
6 給紙装置
15 印字ヘッド
23 駆動ギヤ(駆動源)
26 搬送ローラギヤ
27 中間ギヤ(太陽歯車)
29 第1遊星ギヤ
30 第2遊星ギヤ
31 給紙ローラギヤ
31a 欠歯部
31b 側面
31c 係合凹部
31d 突条部
31e 係合凹部
31f 突条部
31g 突条部
31h 傾斜面
33 バネ部材(バネ手段)
33a 取付基部
33b 係合バネ部
33c 脚部
33d 脚部
33e 係合凸部
33f 案内面
33g 案内面

Claims (10)

  1. 用紙を積層収容したホッパから給紙ローラにより前記用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置において、
    前記給紙ローラに伝達する駆動力を発生する駆動源と、
    前記給紙ローラに連結された給紙歯車を有し前記駆動源による駆動力を前記給紙歯車に伝達し又はその伝達を遮断する動力伝達手段と、
    前記給紙ローラを回転可能に支承するフレームと前記給紙歯車の側面との間に形成される隙間に設けられ、前記給紙ローラを所定の停止状態に弾性的に保持するよう前記給紙歯車の側面に形成されている係合部に係脱可能な板状のバネ部材と
    を備えることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記給紙ローラは、用紙に接する円弧面を有する給紙部と、用紙に接しない非給紙部とから構成され、該非給紙部が用紙側にある停止状態のとき、前記バネ部材によりその停止状態に弾性的に保持されるところの請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記動力伝達手段は、駆動源によって駆動され給紙歯車との噛み合いにより給紙ローラを回転させる歯車を有し、
    前記給紙歯車は、周方向において一部の歯部が切除された欠歯部を有し、該欠歯部に前記歯車が対向した位置で、給紙ローラが前記バネ部材により停止状態に弾性的に保持されるところの請求項1又は2記載の給紙装置。
  4. さらに、給紙ローラにより送り出された用紙を搬送する搬送ローラを備え、
    前記駆動源は、正回転方向又は逆回転方向のいずれの回転方向の駆動力も発生するものであり、
    前記動力伝達手段は、搬送ローラに連結され駆動源によって駆動される搬送歯車と、駆動源によって駆動される太陽歯車と、前記太陽歯車に噛み合いつつ前記太陽歯車の周囲を公転するように構成され前記給紙歯車に択一的に連係される1対の遊星歯車とを有し、前記搬送ローラが用紙搬送方向と逆方向に駆動されるとき、一方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させる一方、前記搬送ローラが用紙搬送方向と同一方向に駆動されるとき、他方の遊星歯車を給紙歯車に連係させて給紙ローラを給紙方向に回転させるものであるところの請求項1〜3のいずれかに記載の給紙装置。
  5. 前記給紙歯車の側面には、係合凹部が形成され、前記バネ部材は、フレームに取付固定された取付基部と、該取付基部に連設され前記係合凹部に係脱可能に係合する係合バネ部とを有するところの請求項記載の給紙装置。
  6. 前記給紙歯車の係合凹部は、一定間隔を存して配置された1対の突条部によって形成され、
    前記バネ部材の係合バネ部は、一定間隔を存して配置された一対の脚部と、該脚部の間に位置し連接された係合凸部とからなり、前記各脚部は外側縁部分に湾曲形状の案内面が形成されているところの請求項記載の給紙装置。
  7. 前記給紙歯車の側面とそれに弾性的に当接する前記バネ部材との間には傾斜面が形成され、
    該傾斜面に作用するバネ部材の押圧力により、前記所定の停止状態に向け前記給紙歯車を回転させるところの請求項1記載の給紙装置。
  8. 前記給紙歯車の側面には、一定間隔を存して配置された1対の突条部によって形成される係合凹部が設けられ、
    該係合凹部の一方の突条部に前記傾斜面が形成されているところの請求項記載の給紙装置。
  9. 前記搬送ローラの用紙搬送方向の下流側に用紙に印字動作を行う印字ヘッドを備えるところの請求項4〜のいずれかに記載の給紙装置。
  10. 前記印字ヘッドは、インク液滴を用紙に向けて噴射するインクジェット式ヘッドであるところの請求項記載の給紙装置。
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