JP3711078B2 - マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置 - Google Patents

マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のキャリアを周波数多重して通信する場合に送信端および受信端でそれぞれ用いられるグループ変復調技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願発明者らは、先に、特願2000-270441(本件出願時未公開)および信学技報SANE2000-75「時分割処理型マルチキャリア/マルチレートモデム」において、伝送速度の異なるサービスの混在および伝送レートの変更に対応する変復調を行う技術を提案した。この技術を利用して、FDMA(周波数分割多元接続)を用いる無線システムにおいて、伝送速度が可変でかつ多地点と同時通信を行うことができる。
【0003】
図11および図12はそれぞれ従来例のマルチレートグループ送信装置および受信装置を示すブロック構成図であり、ここでは、送信装置および受信装置がそれぞれ全体でαMHzの帯域を送受信でき、ユーザーインターフェースを7端子備えた構成例を示す。
【0004】
図11に示すマルチレートグループ送信装置は、マルチレートグループ変調回路1101〜1105、乗算回路1106〜1110、通過周波数がそれぞれ異なるバンドパスフィルタ1111〜1115、加算回路1116、送信回路1117、それぞれ異なるキャリア周波数を出力するシンセサイザー1118〜1122、スイッチ1123、制御回路1124、およびユーザーインターフェース1125〜1131を備える。
【0005】
マルチレートグループ変調回路1101〜1105は、それぞれがスイッチ1123を介して入力される複数のポートからの伝送速度の異なる信号あるいは帯域幅の異なる信号をひとつのグループとして一括して変調できる回路であり、例えば、上述の特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示された構成を利用することができる。図11の構成では、このような変調回路を複数並列に配置し、広帯域化に対応している。すなわち、マルチレートグループ変調回路1101〜1105は、接続されるバンドパスフィルタ1111〜1115によって担当する帯域がそれぞれ異なり、マルチレートグループ変調回路1101は0〜α/3MHz、1102はα/3〜2α/3MHz、1103は2α/3〜αMHz、1104はα/6〜α/2MHz、1105はα/2〜5α/6MHzを担当する。特にマルチレートグループ変調回路1104、1105は、1101と1102および1102と1103にまたがる位置にキャリアを配置する場合に用いられるマルチレートグループ変調回路である。
【0006】
ユーザーインターフェース1125〜1131に入力された信号は、スイッチ1123に入力される。スイッチ1123に入力された信号は、制御回路1124で制御されマルチレートグループ変調回路1101〜1105のいずれか一つに入力される。マルチレートグループ変調回路1101〜1105では、入力された信号の情報速度に合わせて変調処理が行われ出力される。マルチレートグループ変調回路1101〜1105から出力された信号は、乗算回路1106〜1110に入力される。乗算回路1106〜1110に入力された信号は、各乗算回路に接続されたシンセサイザー1118〜1122から出力される出力キャリア信号と乗算されて、IF周波数帯に変換されて出力される。乗算回路1106〜1110から出力された信号は、各乗算回路が接続されたバンドパスフィルタ1111〜1115に入力され、キャリア周波数と乗算された際に発生するイメージ信号をろ波されて出力される。バンドパスフィルタ1111〜1115から出力された信号は、加算回路1116で足し合わされて出力され、送信回路1117に入力され無線信号として出力される。出力される信号の一例を図13に示す。
【0007】
図12に示すマルチレートグループ受信装置は、受信回路1201、それぞれ異なる帯域を通過させるせことが可能なバンドパスフィルタ1202〜1206、乗算回路1207〜1211、キャリア周波数を出力するシンセサイザー1212〜1216、マルチレートグループ復調回路1217〜1221、スイッチ1123、制御回路1222、およびユーザーインターフェース1224〜1230を備える。
【0008】
受信回路1201で受信された信号は、バンドパスフィルタ1202〜1206に入力されそれぞれのバンドパスフィルタの通過域以外の信号が除去されて出力される。バンドパスフィルタ1202〜1206でろ波された出力信号は、それぞれが接続される乗算回路1207〜1211に入力され、シンセサイザー1212〜1216が出力するキャリア周波数と乗算され、ベースバンド信号に変換されて出力される。乗算回路1207〜1211でベースバンドに変換された信号は、マルチレートグループ復調回路1217〜1221に入力される。マルチレートグループ復調回路1217〜1221に入力された信号は、通信チャネル毎に分波された後、チャネル毎に復調処理が行われて出力される。マルチレートグループ復調回路1217〜1221から出力された信号はスイッチ1223に入力される。スイッチ1223に入力されたキャリア単位の信号は、制御回路1222に制御され、キャリア毎にユーザーインターフェース1224〜1230に入力される。
【0009】
このような構成により、マルチキャリアおよびマルチレートをサポートし、広帯域化も可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図11または図12に示した構成では、各マルチレートグループ変調回路および復調回路がそれぞれ担う領域の中間域を担うため、別のマルチレートグループ変調回路および復調回路が必要となる。このため、回路規模および消費電力が約2倍に増大する。さらに、各マルチレートグループ変調回路および復調回路に接続される乗算回路、バンドパスフィルタ、シンセサイザーならびに図11、図12では省略した各種の回路が必要となり、装置コストも増大する。
【0011】
本発明は、このような課題を解決し、装置規模および消費電力を抑え、拡張性に優れたマルチレートグループモデム、マルチレート送信装置および受信装置ならびに送受信装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の観点は複数の入力信号を同時に変調して周波数多重された信号を出力するマルチレートグループモデムであり、複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する第一の変調手段と、この第一の変調手段の出力と重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の変調手段が変調する信号数より少ない数の信号を変調する第二の変調手段とを備えたことを特徴とするマルチレートグループモデムが提供される。
【0013】
第一の変調手段としては、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示された変調回路を用いることができる。また、第二の変調手段としては、変調速度が可変のものを用いることが望ましい。
【0014】
第一の変調手段と第二の変調手段とは一つのモジュールに構成されることが望ましく、これにより、送信装置内でモジュール単位の増減が可能となり、送信装置の総帯域幅および総キャリア数をフレキシブルに変更することができる。
【0015】
本発明の第二の観点は周波数多重された信号を同時に復調するマルチレートグループモデムであり、変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、この第一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の復調手段が復調する信号数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段とを備えたことを特徴とするマルチレートグループモデムが提供される。
【0016】
第一の復調手段としては、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示された復調回路を用いることができる。また、第二の復調手段として、受信した信号に合わせて復調速度が可変のものを用いることが望ましい。
【0017】
本発明の第三の観点は上述の第一の観点のマルチレートグループモデムを複数用いた送信装置であり、それぞれが複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する複数のグループ変調手段と、この複数のグループ変調手段の出力を互いに異なる周波数領域に周波数変換する周波数変換手段と、この周波数変換手段の出力を周波数多重して合波するチャネル合波手段とを備えた、グループ変調手段はそれぞれ、周波数変換手段により他のグループ変調手段とは離れた周波数領域に周波数変換される複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する第一の変調手段と、周波数変換手段により他のグループ変調手段との間の周波数領域に中間周波数が変換される信号を変調する第二の変調手段とを含むことを特徴とする。この構成により、総帯域幅の変更が可能でかつシームレスに周波数を配置することが可能となる。
【0018】
本発明の第四の観点は上述の第二の観点のマルチレートグループモデムを複数用いた受信装置であり、周波数多重された入力信号を通信チャネル毎に分波するチャネル分波手段と、分波された通信チャネル毎の変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調する複数のグループ復調手段とを備え、グループ復調手段はそれぞれ、通信チャネルの周波数領域が他のグループ復調手段と離れた変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、通信チャネルの周波数領域が他のグループ復調手段との間の領域にある信号を復調する第二の復調手段とを含むことを特徴とする。
【0019】
以上説明したマルチレートグループ送信装置とマルチレートグループ受信装置とは、一つにまとめて送受信装置として利用することができる。このような送受信装置は、多地点同時送受信が可能なシステムを容易に構築することが可能であり、さらに、通信衛星を介したメッシュ型ネットワーク用地球局端末や、ハブレスVSATシステムを容易に構築することができる。特に、通信衛星を利用した企業イントラネットを構築する場合、通信地点数をスケーラブルに変更することができ、安価に提供できる。
【0020】
上述した第一の観点または第二の観点に示したマルチレートグループモデムを一つだけ用いた送信装置または受信装置の構成も可能である。
【0021】
すなわち、本発明の第五の観点はマルチレートグループモデムを一つだけ用いた送信装置であり、複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調して周波数多重された信号を出力するグループ変調手段と、このグループ変調手段の出力を無線周波数に変換する周波数変換手段とを備えたマルチレートグループ送信装置において、前記周波数変換手段が二系統設けられ、前記グループ変調手段は、複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する第一の変調手段と、この第一の変調手段の出力と重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の変調手段が変調する信号数より少ない数の信号を変調する第二の変調手段と、前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段の一方に入力して互いに隣接する周波数領域の無線周波数に変換させるか、前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段に別々に入力して互いに離れた周波数領域の無線周波数に変換させるかを選択する手段とを含むことを特徴とする。
【0022】
前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを互いに隣接させることで、中間域をカバーすることができる。また、前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを別々の周波数領域に変換することもできる。
【0023】
本発明の第六の観点はマルチレートグループモデムを一つだけ用いた受信装置であり、無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換手段と、この周波数変換手段の出力に含まれる周波数多重された信号を同時に復調するグループ復調手段とを備えたマルチレートグループ受信装置において、前記周波数変換手段が二系統設けられ、前記グループ復調手段は、変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、この第一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の復調手段が復調する信号数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段とを含むことを特徴とする。
【0024】
この場合にも、マルチレートグループ送信装置とマルチレートグループ受信装置とを一つにまとめて送受信装置として利用することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第一の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチレートグループ送信装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーインターフェースが7端子の場合の例を示す。
【0026】
この実施形態のマルチレートグループ送信装置は、ユーザーインターフェース101〜107およびスイッチ108を備え、それぞれが複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する複数のグループ変調手段としてマルチキャリア/マルチレート変調モジュール109〜111を備え、マルチキャリア/マルチレート変調モジュール109〜111の出力を互いに異なる周波数領域に周波数変換する周波数変換手段として乗算回路112〜114、バンドパスフィルタ115〜117およびシンセサイザー120〜122を備え、周波数変換出力を周波数多重して合波するチャネル合波手段として加算回路118を備え、送信回路119を備える。
【0027】
マルチレート/マルチキャリア変調モジュール109〜111はそれぞれ、モジュールインターフェース124〜126と、周波数変換により他のマルチレート/マルチキャリア変調モジュールとは離れた周波数領域に周波数変換される複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調するマルチレートグループ変調回路127〜129と、周波数変換により他のマルチレート/マルチキャリア変調モジュールとの間の周波数領域に中間周波数が変換される信号を変調するマルチレート変調回路130〜132と、加算回路133〜135とを備える。
【0028】
この実施形態において、マルチレートグループ変調回路とマルチレート変調回路とをモジュールにしたマルチキャリア/マルチレートモデムモジュール109〜111は、3つのモジュールだけで、図11に示した従来例における5つのマルチレートグループ変調回路1101〜1105と同等の性能を有する。
【0029】
ユーザーインターフェース101〜107に入力された信号は、スイッチ108に入力される。スイッチ108に入力された信号は、制御回路123からの指示で、マルチキャリア/マルチレート変調モジュール109〜111のいずれかに入力される。
【0030】
マルチキャリア/マルチレート変調モジュール109〜111、乗算回路112〜114、バンドパスフィルタ115〜117およびシンセサイザー120〜122の動作を、マルチキャリア/マルチレート変調モジュール109、乗算回路112、バンドパスフィルタ115およびシンセサイザー120を例に説明する。
【0031】
マルチキャリア/マルチレート変調モジュール109に入力された信号は、モジュールインターフェース124に入力される。モジュールインターフェース124に入力された信号は、制御回路123からの指示で、例えば入力された信号の周波数上の出力位置が異なるマルチキャリア/マルチレート変調モジュールの出力位置と重なる場合、マルチレート変調回路130に入力され、それ以外の場合はマルチレートグループ変調回路127に入力される。マルチレートグループ変調回路127に入力された信号は、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示されたと同等の処理が行われた後、出力グループキャリアの中心周波数を微調して出力される。マルチレート変調回路130に入力された信号は、変調処理後、マルチレートグループ変調回路127の出力に重複しない周波数に中心周波数変換されて出力される。マルチレートグループ変調回路127およびマルチレート変調回路130からの出力は加算回路133に入力され、周波数上で加算され出力される。
【0032】
加算回路133から出力された信号は、乗算回路112に入力され、シンセサイザー120から出力されるキャリア周波数と乗算され、そのキャリア周波数を持った無線周波数に変換されて出力される。乗算回路112から出力された信号は、バンドパスフィルタ115に入力され、乗算回路112で無線周波数に変換した場合に発生するイメージ信号および不要波を取り除き出力される。バンドパスフィルタ115からの出力は、加算回路118に入力され、マルチキャリア/マルチレート変調モジュール110および111で同様の処理をされた信号と足し合わされて出力される。加算回路118から出力された信号は、送信回路119に入力され無線信号として出力される。
【0033】
図2、図3に加算回路133からの出力例を示し、図4に、マルチキャリア/マルチレート変調モジュールが3モジュールで構成された出力スペクトラムの例を示す。
【0034】
図5は本発明の第二の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチレートグループ受信装置の構成例を示す。
【0035】
この実施形態のマルチレートグループ受信装置は、受信回路501を備え、周波数多重された入力信号を通信チャネル毎に分波するチャネル分波手段としてバンドパスフィルタ502〜504を備え、分波された各通信チャネルをベースバンド信号に変換する乗算回路505〜507およびシンセサイザー520〜522(乗算回路の出力にはベースバンドフィルタが設けられるが、ここでは説明を省略する)を備え、分波された通信チャネル毎の変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調する複数のグループ復調手段としてマルチキャリア/マルチレート復調モジュール508〜510を備え、スイッチ511およびユーザーインタフェース512〜518を備える。
【0036】
マルチキャリア/マルチレート復調モジュール508〜510はそれぞれ、通信チャネルの周波数領域が他のモジュールと離れた変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調するマルチレートグループ復調回路523〜525と、通信チャネルの周波数領域が他のモジュールとの間の領域にある信号を復調するマルチレート復調回路526〜528と、モジュールインターフェース529〜531とを備える。
【0037】
受信回路501で受信された信号は、バンドパスフィルタ502〜504を通過してそれぞれのフィルタの通過帯域外信号がろ波処理される。バンドパスフィルタ502〜504でろ波された信号は、シンセサイザー520〜522から出力されるキャリア周波数信号と乗算回路505〜507で乗算され、ベースバンド信号に変換され出力される。ベースバンドに変換された信号は、それぞれが接続するマルチキャリア/マルチレート復調モジュール508〜510に入力される。
【0038】
マルチキャリア/マルチレート復調モジュール508〜510の動作をマルチキャリア/マルチレート復調モジュール508を例に説明する。
【0039】
マルチキャリア/マルチレート復調モジュール508に入力された信号は、マルチレートグループ復調回路523およびマルチレート復調回路526に入力される。マルチレートグループ復調回路523に入力された信号は、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示されたと同等の処理が行われて出力される。マルチレート復調回路526に入力された信号は、入力された信号の速度に合わせた復調処理が行われて出力される。マルチレートグループ復調回路523およびマルチレート復調回路526からの出力信号は、制御回路519により制御されたモジュールインターフェース529に入力される。モジュールインターフェース529では、マルチレートグループ復調回路523およびマルチレート復調回路526から入力された復調信号が、その伝送速度に合わせて制御回路519が出力する制御信号のタイミングで、スイッチ511に出力される。
【0040】
スイッチ511に入力された信号は、制御回路519からの制御信号により設定されたユーザーインターフェース512〜518に出力される。
【0041】
図6〜図8に、この受信装置が受信可能な周波数スペクトラムの例を示す。本実施形態の特徴は、モジュール間に渡って出力しなければならないキャリアを処理することであり、またマルチキャリア/マルチレート復調モジュールを受信装置に追加拡張することで、モジュール間に利用できない周波数領域を作らずにシームレスに帯域を拡張し、周波数を有効に利用することが可能になる。
【0042】
図9は本発明の第三の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチキャリア/マルチレート変調モジュールを一つだけ用いたマルチレートグループ送信装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーインターフェースが7端子の場合の例を示す。
【0043】
この実施形態のマルチレートグループ送信装置は、ユーザーインターフェース901〜907を備え、これらのユーザーインターフェース901〜907からの複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調して周波数多重された信号を出力するグループ変調手段としてマルチキャリア/マルチレート変調モジュール908を備え、このマルチキャリア/マルチレート変調モジュール908の出力を無線周波数に変換する周波数変換手段としてシンセサイザ914、913、乗算回路916、917およびバンドパスフィルタ918、919を備え、さらに、制御回路913、加算回路920および送信回路921を備える。
【0044】
マルチレート/マルチキャリア変調モジュール908は、モジュールインタフェース909と、複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調するマルチレートグループ変調回路910と、このマルチレートグループ変調回路910の出力と重複しない周波数領域を中心周波数としてマルチレートグループ変調回路910が変調する信号数より少ない数の信号を変調するマルチレート変調回路911と、マルチレートグループ変調回路910の出力とマルチレート変調回路911の出力とを乗算回路916に入力して互いに隣接する周波数領域の無線周波数に変換させるか、乗算回路916、917に別々に入力して互いに離れた周波数領域の無線周波数に変換させるかを選択する加算回路912とを備える。
【0045】
ユーザーインターフェース901〜907に入力された信号は、マルチレート/マルチキャリア変調モジュール908のモジュールインタフェース909に入力される。モジュールインターフェース909に入力された信号は、制御回路913からの指示で、マルチレートグループ変調回路910またはマルチレート変調回路911に入力される。例えば、入力された信号の周波数軸上の出力位置がマルチレートグループ変調回路910の出力位置と隣接または離れた周波数領域に出力する必要がある場合には、マルチレート変調回路911に入力される。マルチレートグループ変調回路910に入力された信号は、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示されたと同等の処理が行われた後、出力グループキャリアの中心周波数を微調して出力される。マルチレート変調回路911に入力された信号は、変調処理後、マルチレートグループ変調回路910の出力に重複しない周波数に中心周波数変換されて出力される。マルチレートグループ変調回路127およびマルチレート変調回路130からの出力は加算回路912に入力され、周波数上で加算、またはそれぞれ独立に出力される。加算回路912が入力された二系統の信号を加算して出力するか加算せずに独立に出力するかは、制御回路913からの制御信号により設定される。。
【0046】
加算回路912から出力された信号は、乗算回路916または917に入力され、シンセサイザー914、915から出力されるキャリア周波数と乗算され、無線周波数に変換されて出力される。乗算回路916、917から出力された信号は、バンドパスフィルタ918、919に入力され、乗算回路916、917で無線周波数に変換した場合に発生するイメージ信号および不要波を取り除き出力される。バンドパスフィルタ918、919からの出力は、加算回路920に入力され、バンドパスフィルタ918、919からそれぞれ出力がある場合は、加算回路920で周波数的に加算され出力される。加算回路920から出力された信号は、送信回路912に入力され無線信号として出力される。
【0047】
図10は本発明の第四の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチキャリア/マルチレート復調モジュールを一つだけ用いたマルチレートグループ受信装置信装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーインターフェースが7端子の場合の例を示す。
【0048】
この実施形態のマルチレートグループ受信装置は、受信回路1001と受信信号を周波数毎に分離するフィルタ1002、1003とを備え、無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換手段として乗算回路1004、1005およびシンセサイザ1011を備え(乗算回路の出力に設けられるベースバンドフィルタについてはここでは説明を省略する)、乗算回路1003、1005の出力に含まれる周波数多重された信号を同時に復調するグループ復調手段としてマルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006を備え、制御回路1012、スイッチ1023およびユーザーインタフェース1014〜1030を備える。
【0049】
マルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006は、変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調するマルチレートグループ復調回路1008と、このマルチレートグループ復調回路1008の復調する信号とは重複しない周波数領域を中心周波数としてマルチレートグループ復調回路1008が復調する信号数より少ない数の信号を復調するマルチレート復調回路1009と、モジュールインターフェース1007とを備える。
【0050】
受信回路1001で受信された信号は、バンドパスフィルタ1002〜1003を通過して、それぞれのフィルタの通過帯域外信号がろ波処理される。バンドパスフィルタ1002、1003でろ波された信号は、シンセサイザー1010、1011から出力されるキャリア周波数信号と乗算回路1004、1005で乗算され、ベースバンド信号に変換され出力される。ベースバンドに変換された信号は、マルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006に入力される。
【0051】
乗算回路1004の出力はマルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006内のマルチレートグループ復調回路1008に入力され、乗算回路1005の出力はマルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006内のマルチレート復調回路1009に入力される。マルチレートグループ復調回路1008に入力された信号は、特願2000-270441および信学技報SANE2000-75に示されたと同等の処理が行われて出力される。マルチレート復調回路1009に入力された信号は、入力された信号の速度に合わせた復調処理が行われて出力される。マルチレートグループ復調回路1008およびマルチレート復調回路1009からの出力信号はモジュールインターフェース1007に入力され、制御回路1012の制御により、復調された信号の速度に応じてスイッチ1013に出力される。
【0052】
スイッチ1013に入力された信号は、制御回路1012からの制御信号により設定されたユーザーインターフェース1014〜1020に出力される。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数異速度のキャリアを同時に扱う無線通信系において、要求に応じて無線キャリア数をモジュールの増減を行うことでフレキシブルに変更可能な送受信装置を提供できるとともに、モジュール間に渡る無線キャリアについても簡易な装置構成で利用でき、帯域全体をシームレスに利用できることで周波数リソースの有効利用ができる。
【0054】
また、本発明によれば、衛星通信回線を複数送信局で効率的に利用したり、フレキシブルに帯域幅を変更する通信を回路規模の小さい装置で実現でき、使用環境に応じて伝送速度の変更ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチレートグループ送信装置の構成例を示す図。
【図2】マルチキャリア/マルチレート変調モジュールからの出力スペクトラムの一例を示す図。
【図3】マルチキャリア/マルチレート変調モジュールからの出力スペクトラムの別の例を示す図。
【図4】三つのマルチキャリア/マルチレート変調モジュールからの出力スペクトラムの一例を示す図。
【図5】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成図であり、マルチレートグループ受信装置の構成例を示す図。
【図6】受信装置の入力スペクトラムの一例を示す図。
【図7】受信装置の入力スペクトラムの別の例を示す図。
【図8】受信装置の入力スペクトラムのさらに別の例を示す図。
【図9】本発明の第三の実施形態を示すブロック構成図。
【図10】本発明の第四の実施形態を示すブロック構成図。
【図11】従来例のマルチレートグループ送信装置を示すブロック構成図。
【図12】従来例のマルチレートグループ受信装置を示すブロック構成図。
【図13】従来例における出力スペクトラムの一例を示す図。
【符号の説明】
101〜107、512〜518、901〜907、1014〜1020 ユーザーインターフェース
108、511、1013 スイッチ
109〜111、908 マルチキャリア/マルチレート変調モジュール
112〜114、505〜507、916、917、1004、1005 乗算回路
115〜117、502〜507、918、919、1002、1003 バンドパスフィルタ
118、133〜135、920 加算回路
119、921 送信回路
120〜122、520〜522、914、915、1010、1011 シンセサイザー
123、519、913、1012 制御回路
124〜126、529〜531、1007 モジュールインターフェース
127〜129 マルチレートグループ変調回路
130〜132 マルチレート変調回路
501、1001 受信回路
508〜510、1006 マルチキャリア/マルチレート復調モジュール
523〜525、1008 マルチレートグループ復調回路
526〜528、1009 マルチレート復調回路

Claims (8)

  1. 複数の入力信号を同時に変調して周波数多重された信号を出力するマルチレートグループモデムにおいて、
    入力された個々の信号の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定し複数の信号を一括して変調処理する第一の変調手段と、
    この第一の変調手段が変調信号を出力可能な第一の周波数範囲と一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数に変調信号を出力可能であり、前記第一の変調手段が変調する信号数より少ない数の信号をそれらの信号の個々の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定して変調する第二の変調手段と
    を備えたことを特徴とするマルチレートグループモデム。
  2. 周波数多重された信号を同時に復調するマルチレートグループモデムにおいて、
    それぞれの情報速度に合わせて変調速度が可変に設定されて変調処理された複数の信号を一括して復調する第一の復調手段と、
    この第一の復調手段が復調可能な第一の周波数範囲と一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数の変調信号を復調可能であり、前記第一の復調手段が復調する信号数より少ない数の信号をその信号に合わせて復調速度を可変に設定して復調する第二の復調手段と
    を備えたことを特徴とするマルチレートグループモデム。
  3. それぞれが複数の入力信号を同時に変調する複数のグループ変調手段と、
    この複数のグループ変調手段の出力を周波数変換する周波数変換手段と、
    この周波数変換手段の出力を周波数多重して合波するチャネル合波手段と
    を備えたマルチレートグループ送信装置において、
    前記複数のグループ変調手段はそれぞれ、
    入力された個々の信号の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定し複数の信号を一括して変調処理する第一の変調手段と、
    この第一の変調手段が変調信号を出力可能な第一の周波数範囲と一部重複し、かつ、前記周波数変換手段により周波数変換されたときの周波数範囲が隣接するグループ変調手段の第一の変調手段から出力されて前記周波数変換手段により周波数変換される周波数範囲と一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数に変調信号を出力可能であり、前記第一の変調手段が変調する信号数より少ない数の信号をそれらの信号の個々の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定して変調する第二の変調手段と
    を含む
    ことを特徴とするマルチレートグループ送信装置。
  4. 周波数多重された入力信号を通信チャネル毎に分波するチャネル分波手段と、
    分波された通信チャネル毎に設けられ、その通信チャネルの複数の信号を同時に復調する複数のグループ復調手段と
    を備えたマルチレートグループ受信装置において、
    前記複数のグループ復調手段はそれぞれ、
    通信チャネルの周波数領域が他のグループ復調手段と離れた、それぞれの情報速度に合わせて変調速度が可変に設定されて変調処理された複数の信号を、一括して復調する第一の復調手段と、
    この第一の復調手段が復調可能な第一の周波数範囲と一部重複し、かつ隣接するグループ復調手段の第一の復調手段が復調可能な周波数範囲とも一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数の変調信号を復調可能であり、前記第一の復調手段が復調する信号数より少ない数の信号をその信号に合わせて復調速度を可変に設定して復調する第二の復調手段と
    を含む
    ことを特徴とするマルチレートグループ受信装置。
  5. 請求項記載のマルチレートグループ送信装置と請求項記載のマルチレートグループ受信装置とを備えたマルチレートグループ送受信装置。
  6. 複数の入力信号を同時に変調して周波数多重された信号を出力するグループ変調手段と、
    このグループ変調手段の出力を無線周波数に変換する周波数変換手段と
    を備えたマルチレートグループ送信装置において、
    前記周波数変換手段が二系統設けられ、
    前記グループ変調手段は、
    入力された個々の信号の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定し複数の信号を一括して変調処理する第一の変調手段と、
    この第一の変調手段が変調信号を出力可能な第一の周波数範囲と一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数に変調信号を出力可能であり、前記第一の変調手段が変調する信号数より少ない数の信号をそれらの信号の個々の情報速度に合わせて変調速度を可変に設定して変調する第二の変調手段と、
    前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段の一方に入力して互いの周波数関係を保ったまま周波数変換させるか、前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段に別々に入力して互いの周波数領域が離れるように周波数変換させるかを選択する手段と
    を含む
    ことを特徴とするマルチレートグループ送信装置。
  7. 無線周波数の受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換手段と、
    この周波数変換手段の出力に含まれる周波数多重された信号を同時に復調するグループ復調手段と
    を備えたマルチレートグループ受信装置において、
    前記周波数変換手段が二系統設けられ、
    前記グループ復調手段は、
    それぞれの情報速度に合わせて変調速度が可変に設定されて変調処理された複数の信号を一括して復調する第一の復調手段と、
    この第一の復調手段が復調可能な第一の周波数範囲と一部重複する第二の周波数範囲に含まれる周波数の変調信号を復調可能であり、前記第一の復調手段が復調する信号数より少ない数の信号をその信号に合わせて復調速度を可変に設定して復調する第二の復調手段と
    を含む
    ことを特徴とするマルチレートグループ受信装置。
  8. 請求項記載のマルチレートグループ送信装置と請求項記載のマルチレートグループ受信装置とを備えたマルチレートグループ送受信装置。
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