JP2003258752A - マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置 - Google Patents
マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置Info
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- JP2003258752A JP2003258752A JP2002052010A JP2002052010A JP2003258752A JP 2003258752 A JP2003258752 A JP 2003258752A JP 2002052010 A JP2002052010 A JP 2002052010A JP 2002052010 A JP2002052010 A JP 2002052010A JP 2003258752 A JP2003258752 A JP 2003258752A
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Abstract
系において、要求に応じて無線キャリア数をモジュール
の増減を行うことでフレキシブルに変更可能な送受信装
置を簡易な装置構成で提供する。 【解決手段】 送信側には、互いに重複しない周波数領
域に複数の信号を同時に変調する複数のマルチレートグ
ループ変調回路127〜129を備え、さらに、これら
のマルチレートグループ変調回路127〜129の間の
周波数領域を利用するため、マルチレート変調回路を1
30〜132を備える。受信側も同様に、通信チャネル
の周波数領域が重複していない変調速度可変およびまた
はキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調
するマルチレートグループ復調回路526〜528を備
え、通信チャネルの周波数領域が重複する領域の信号を
復調するためマルチレート復調回路529〜531を備
える。
Description
周波数多重して通信する場合に送信端および受信端でそ
れぞれ用いられるグループ変復調技術に関する。
1(本件出願時未公開)および信学技報RCS2000-75「時
分割処理型マルチキャリア/マルチレートモデム」にお
いて、伝送速度の異なるサービスの混在および伝送レー
トの変更に対応する変復調を行う技術を提案した。この
技術を利用して、FDMA(周波数分割多元接続)を用
いる無線システムにおいて、伝送速度が可変でかつ多地
点と同時通信を行うことができる。
ルチレートグループ送信装置および受信装置を示すブロ
ック構成図であり、ここでは、送信装置および受信装置
がそれぞれ全体でαMHzの帯域を送受信でき、ユーザー
インターフェースを7端子備えた構成例を示す。
置は、マルチレートグループ変調回路1101〜110
5、乗算回路1106〜1110、通過周波数がそれぞ
れ異なるバンドパスフィルタ1111〜1115、加算
回路1116、送信回路1117、それぞれ異なるキャ
リア周波数を出力するシンセサイザー1118〜112
2、スイッチ1123、制御回路1124、およびユー
ザーインターフェース1125〜1131を備える。
1105は、それぞれがスイッチ1123を介して入力
される複数のポートからの伝送速度の異なる信号あるい
は帯域幅の異なる信号をひとつのグループとして一括し
て変調できる回路であり、例えば、上述の特願2000-270
441および信学技報RCS2000-75に示された構成を利用す
ることができる。図11の構成では、このような変調回
路を複数並列に配置し、広帯域化に対応している。すな
わち、マルチレートグループ変調回路1101〜110
5は、接続されるバンドパスフィルタ1111〜111
5によって担当する帯域がそれぞれ異なり、マルチレー
トグループ変調回路1101は0〜α/3MHz、110
2はα/3〜2α/3MHz、1103は2α/3〜αMH
z、1104はα/6〜α/2MHz、1105はα/2〜
5α/6MHzを担当する。特にマルチレートグループ変
調回路1104、1105は、1101と1102およ
び1102と1103にまたがる位置にキャリアを配置
する場合に用いられるマルチレートグループ変調回路で
ある。
31に入力された信号は、スイッチ1123に入力され
る。スイッチ1123に入力された信号は、制御回路1
124で制御されマルチレートグループ変調回路110
1〜1105のいずれか一つに入力される。マルチレー
トグループ変調回路1101〜1105では、入力され
た信号の情報速度に合わせて変調処理が行われ出力され
る。マルチレートグループ変調回路1101〜1105
から出力された信号は、乗算回路1106〜1110に
入力される。乗算回路1106〜1110に入力された
信号は、各乗算回路に接続されたシンセサイザー111
8〜1122から出力される出力キャリア信号と乗算さ
れて、IF周波数帯に変換されて出力される。乗算回路1
106〜1110から出力された信号は、各乗算回路が
接続されたバンドパスフィルタ1111〜1115に入
力され、キャリア周波数と乗算された際に発生するイメ
ージ信号をろ波されて出力される。バンドパスフィルタ
1111〜1115から出力された信号は、加算回路1
116で足し合わされて出力され、送信回路1117に
入力され無線信号として出力される。出力される信号の
一例を図13に示す。
置は、受信回路1201、それぞれ異なる帯域を通過さ
せるせことが可能なバンドパスフィルタ1202〜12
06、乗算回路1207〜1211、キャリア周波数を
出力するシンセサイザー1212〜1216、マルチレ
ートグループ復調回路1217〜1221、スイッチ1
123、制御回路1222、およびユーザーインターフ
ェース1224〜1230を備える。
ンドパスフィルタ1202〜1206に入力されそれぞ
れのバンドパスフィルタの通過域以外の信号が除去され
て出力される。バンドパスフィルタ1202〜1206
でろ波された出力信号は、それぞれが接続される乗算回
路1207〜1211に入力され、シンセサイザー12
12〜1216が出力するキャリア周波数と乗算され、
ベースバンド信号に変換されて出力される。乗算回路1
207〜1211でベースバンドに変換された信号は、
マルチレートグループ復調回路1217〜1221に入
力される。マルチレートグループ復調回路1217〜1
221に入力された信号は、通信チャネル毎に分波され
た後、チャネル毎に復調処理が行われて出力される。マ
ルチレートグループ復調回路1217〜1221から出
力された信号はスイッチ1223に入力される。スイッ
チ1223に入力されたキャリア単位の信号は、制御回
路1222に制御され、キャリア毎にユーザーインター
フェース1224〜1230に入力される。
よびマルチレートをサポートし、広帯域化も可能にな
る。
図12に示した構成では、各マルチレートグループ変調
回路および復調回路がそれぞれ担う領域の中間域を担う
ため、別のマルチレートグループ変調回路および復調回
路が必要となる。このため、回路規模および消費電力が
約2倍に増大する。さらに、各マルチレートグループ変
調回路および復調回路に接続される乗算回路、バンドパ
スフィルタ、シンセサイザーならびに図11、図12で
は省略した各種の回路が必要となり、装置コストも増大
する。
規模および消費電力を抑え、拡張性に優れたマルチレー
トグループモデム、マルチレート送信装置および受信装
置ならびに送受信装置を提供することを目的とする。
数の入力信号を同時に変調して周波数多重された信号を
出力するマルチレートグループモデムであり、複数の信
号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に
変調する第一の変調手段と、この第一の変調手段の出力
と重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の
変調手段が変調する信号数より少ない数の信号を変調す
る第二の変調手段とを備えたことを特徴とするマルチレ
ートグループモデムが提供される。
1および信学技報RCS2000-75に示された変調回路を用い
ることができる。また、第二の変調手段としては、変調
速度が可変のものを用いることが望ましい。
のモジュールに構成されることが望ましく、これによ
り、送信装置内でモジュール単位の増減が可能となり、
送信装置の総帯域幅および総キャリア数をフレキシブル
に変更することができる。
号を同時に復調するマルチレートグループモデムであ
り、変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調さ
れた複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、こ
の第一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波数
領域を中心周波数として前記第一の復調手段が復調する
信号数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段と
を備えたことを特徴とするマルチレートグループモデム
が提供される。
1および信学技報RCS2000-75に示された復調回路を用い
ることができる。また、第二の復調手段として、受信し
た信号に合わせて復調速度が可変のものを用いることが
望ましい。
マルチレートグループモデムを複数用いた送信装置であ
り、それぞれが複数の入力信号を同時に変調速度可変お
よびまたはキャリア数可変に変調する複数のグループ変
調手段と、この複数のグループ変調手段の出力を互いに
異なる周波数領域に周波数変換する周波数変換手段と、
この周波数変換手段の出力を周波数多重して合波するチ
ャネル合波手段とを備えた、グループ変調手段はそれぞ
れ、周波数変換手段により他のグループ変調手段とは離
れた周波数領域に周波数変換される複数の信号を同時に
変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する第
一の変調手段と、周波数変換手段により他のグループ変
調手段との間の周波数領域に中間周波数が変換される信
号を変調する第二の変調手段とを含むことを特徴とす
る。この構成により、総帯域幅の変更が可能でかつシー
ムレスに周波数を配置することが可能となる。
マルチレートグループモデムを複数用いた受信装置であ
り、周波数多重された入力信号を通信チャネル毎に分波
するチャネル分波手段と、分波された通信チャネル毎の
変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された
複数の信号を同時に復調する複数のグループ復調手段と
を備え、グループ復調手段はそれぞれ、通信チャネルの
周波数領域が他のグループ復調手段と離れた変調速度可
変およびまたはキャリア数可変に変調された複数の信号
を同時に復調する第一の復調手段と、通信チャネルの周
波数領域が他のグループ復調手段との間の領域にある信
号を復調する第二の復調手段とを含むことを特徴とす
る。
置とマルチレートグループ受信装置とは、一つにまとめ
て送受信装置として利用することができる。このような
送受信装置は、多地点同時送受信が可能なシステムを容
易に構築することが可能であり、さらに、通信衛星を介
したメッシュ型ネットワーク用地球局端末や、ハブレス
VSATシステムを容易に構築することができる。特
に、通信衛星を利用した企業イントラネットを構築する
場合、通信地点数をスケーラブルに変更することがで
き、安価に提供できる。
したマルチレートグループモデムを一つだけ用いた送信
装置または受信装置の構成も可能である。
ートグループモデムを一つだけ用いた送信装置であり、
複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまたはキャ
リア数可変に変調して周波数多重された信号を出力する
グループ変調手段と、このグループ変調手段の出力を無
線周波数に変換する周波数変換手段とを備えたマルチレ
ートグループ送信装置において、前記周波数変換手段が
二系統設けられ、前記グループ変調手段は、複数の信号
を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変
調する第一の変調手段と、この第一の変調手段の出力と
重複しない周波数領域を中心周波数として前記第一の変
調手段が変調する信号数より少ない数の信号を変調する
第二の変調手段と、前記第一の変調手段の出力と前記第
二の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段の
一方に入力して互いに隣接する周波数領域の無線周波数
に変換させるか、前記第一の変調手段の出力と前記第二
の変調手段の出力とを前記二系統の周波数変換手段に別
々に入力して互いに離れた周波数領域の無線周波数に変
換させるかを選択する手段とを含むことを特徴とする。
調手段の出力とを互いに隣接させることで、中間域をカ
バーすることができる。また、前記第一の変調手段の出
力と前記第二の変調手段の出力とを別々の周波数領域に
変換することもできる。
プモデムを一つだけ用いた受信装置であり、無線周波数
の受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換手
段と、この周波数変換手段の出力に含まれる周波数多重
された信号を同時に復調するグループ復調手段とを備え
たマルチレートグループ受信装置において、前記周波数
変換手段が二系統設けられ、前記グループ復調手段は、
変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された
複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、この第
一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波数領域
を中心周波数として前記第一の復調手段が復調する信号
数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段とを含
むことを特徴とする。
装置とマルチレートグループ受信装置とを一つにまとめ
て送受信装置として利用することができる。
示すブロック構成図であり、マルチレートグループ送信
装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーインターフェ
ースが7端子の場合の例を示す。
装置は、ユーザーインターフェース101〜107およ
びスイッチ108を備え、それぞれが複数の入力信号を
同時に変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調
する複数のグループ変調手段としてマルチキャリア/マ
ルチレート変調モジュール109〜111を備え、マル
チキャリア/マルチレート変調モジュール109〜11
1の出力を互いに異なる周波数領域に周波数変換する周
波数変換手段として乗算回路112〜114、バンドパ
スフィルタ115〜117およびシンセサイザー120
〜122を備え、周波数変換出力を周波数多重して合波
するチャネル合波手段として加算回路118を備え、送
信回路119を備える。
ール109〜111はそれぞれ、モジュールインターフ
ェース124〜126と、周波数変換により他のマルチ
レート/マルチキャリア変調モジュールとは離れた周波
数領域に周波数変換される複数の信号を同時に変調速度
可変およびまたはキャリア数可変に変調するマルチレー
トグループ変調回路127〜129と、周波数変換によ
り他のマルチレート/マルチキャリア変調モジュールと
の間の周波数領域に中間周波数が変換される信号を変調
するマルチレート変調回路130〜132と、加算回路
133〜135とを備える。
ープ変調回路とマルチレート変調回路とをモジュールに
したマルチキャリア/マルチレートモデムモジュール1
09〜111は、3つのモジュールだけで、図11に示
した従来例における5つのマルチレートグループ変調回
路1101〜1105と同等の性能を有する。
に入力された信号は、スイッチ108に入力される。ス
イッチ108に入力された信号は、制御回路123から
の指示で、マルチキャリア/マルチレート変調モジュー
ル109〜111のいずれかに入力される。
ール109〜111、乗算回路112〜114、バンド
パスフィルタ115〜117およびシンセサイザー12
0〜122の動作を、マルチキャリア/マルチレート変
調モジュール109、乗算回路112、バンドパスフィ
ルタ115およびシンセサイザー120を例に説明す
る。
ール109に入力された信号は、モジュールインターフ
ェース124に入力される。モジュールインターフェー
ス124に入力された信号は、制御回路123からの指
示で、例えば入力された信号の周波数上の出力位置が異
なるマルチキャリア/マルチレート変調モジュールの出
力位置と重なる場合、マルチレート変調回路130に入
力され、それ以外の場合はマルチレートグループ変調回
路127に入力される。マルチレートグループ変調回路
127に入力された信号は、特願2000-270441および信
学技報RCS2000-75に示されたと同等の処理が行われた
後、出力グループキャリアの中心周波数を微調して出力
される。マルチレート変調回路130に入力された信号
は、変調処理後、マルチレートグループ変調回路127
の出力に重複しない周波数に中心周波数変換されて出力
される。マルチレートグループ変調回路127およびマ
ルチレート変調回路130からの出力は加算回路133
に入力され、周波数上で加算され出力される。
算回路112に入力され、シンセサイザー120から出
力されるキャリア周波数と乗算され、そのキャリア周波
数を持った無線周波数に変換されて出力される。乗算回
路112から出力された信号は、バンドパスフィルタ1
15に入力され、乗算回路112で無線周波数に変換し
た場合に発生するイメージ信号および不要波を取り除き
出力される。バンドパスフィルタ115からの出力は、
加算回路118に入力され、マルチキャリア/マルチレ
ート変調モジュール110および111で同様の処理を
された信号と足し合わされて出力される。加算回路11
8から出力された信号は、送信回路119に入力され無
線信号として出力される。
を示し、図4に、マルチキャリア/マルチレート変調モ
ジュールが3モジュールで構成された出力スペクトラム
の例を示す。
ック構成図であり、マルチレートグループ受信装置の構
成例を示す。
装置は、受信回路501を備え、周波数多重された入力
信号を通信チャネル毎に分波するチャネル分波手段とし
てバンドパスフィルタ502〜504を備え、分波され
た各通信チャネルをベースバンド信号に変換する乗算回
路505〜507およびシンセサイザー520〜522
(乗算回路の出力にはベースバンドフィルタが設けられ
るが、ここでは説明を省略する)を備え、分波された通
信チャネル毎の変調速度可変およびまたはキャリア数可
変に変調された複数の信号を同時に復調する複数のグル
ープ復調手段としてマルチキャリア/マルチレート復調
モジュール508〜510を備え、スイッチ511およ
びユーザーインタフェース512〜518を備える。
ール508〜510はそれぞれ、通信チャネルの周波数
領域が他のモジュールと離れた変調速度可変およびまた
はキャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調
するマルチレートグループ復調回路523〜525と、
通信チャネルの周波数領域が他のモジュールとの間の領
域にある信号を復調するマルチレート復調回路526〜
528と、モジュールインターフェース529〜531
とを備える。
ドパスフィルタ502〜504を通過してそれぞれのフ
ィルタの通過帯域外信号がろ波処理される。バンドパス
フィルタ502〜504でろ波された信号は、シンセサ
イザー520〜522から出力されるキャリア周波数信
号と乗算回路505〜507で乗算され、ベースバンド
信号に変換され出力される。ベースバンドに変換された
信号は、それぞれが接続するマルチキャリア/マルチレ
ート復調モジュール508〜510に入力される。
ール508〜510の動作をマルチキャリア/マルチレ
ート復調モジュール508を例に説明する。
ール508に入力された信号は、マルチレートグループ
復調回路523およびマルチレート復調回路526に入
力される。マルチレートグループ復調回路523に入力
された信号は、特願2000-270441および信学技報RCS2000
-75に示されたと同等の処理が行われて出力される。マ
ルチレート復調回路526に入力された信号は、入力さ
れた信号の速度に合わせた復調処理が行われて出力され
る。マルチレートグループ復調回路523およびマルチ
レート復調回路526からの出力信号は、制御回路51
9により制御されたモジュールインターフェース529
に入力される。モジュールインターフェース529で
は、マルチレートグループ復調回路523およびマルチ
レート復調回路526から入力された復調信号が、その
伝送速度に合わせて制御回路519が出力する制御信号
のタイミングで、スイッチ511に出力される。
回路519からの制御信号により設定されたユーザーイ
ンターフェース512〜518に出力される。
周波数スペクトラムの例を示す。本実施形態の特徴は、
モジュール間に渡って出力しなければならないキャリア
を処理することであり、またマルチキャリア/マルチレ
ート復調モジュールを受信装置に追加拡張することで、
モジュール間に利用できない周波数領域を作らずにシー
ムレスに帯域を拡張し、周波数を有効に利用することが
可能になる。
ック構成図であり、マルチキャリア/マルチレート変調
モジュールを一つだけ用いたマルチレートグループ送信
装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーインターフェ
ースが7端子の場合の例を示す。
装置は、ユーザーインターフェース901〜907を備
え、これらのユーザーインターフェース901〜907
からの複数の入力信号を同時に変調速度可変およびまた
はキャリア数可変に変調して周波数多重された信号を出
力するグループ変調手段としてマルチキャリア/マルチ
レート変調モジュール908を備え、このマルチキャリ
ア/マルチレート変調モジュール908の出力を無線周
波数に変換する周波数変換手段としてシンセサイザ91
4、913、乗算回路916、917およびバンドパス
フィルタ918、919を備え、さらに、制御回路91
3、加算回路920および送信回路921を備える。
ール908は、モジュールインタフェース909と、複
数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア数
可変に変調するマルチレートグループ変調回路910
と、このマルチレートグループ変調回路910の出力と
重複しない周波数領域を中心周波数としてマルチレート
グループ変調回路910が変調する信号数より少ない数
の信号を変調するマルチレート変調回路911と、マル
チレートグループ変調回路910の出力とマルチレート
変調回路911の出力とを乗算回路916に入力して互
いに隣接する周波数領域の無線周波数に変換させるか、
乗算回路916、917に別々に入力して互いに離れた
周波数領域の無線周波数に変換させるかを選択する加算
回路912とを備える。
に入力された信号は、マルチレート/マルチキャリア変
調モジュール908のモジュールインタフェース909
に入力される。モジュールインターフェース909に入
力された信号は、制御回路913からの指示で、マルチ
レートグループ変調回路910またはマルチレート変調
回路911に入力される。例えば、入力された信号の周
波数軸上の出力位置がマルチレートグループ変調回路9
10の出力位置と隣接または離れた周波数領域に出力す
る必要がある場合には、マルチレート変調回路911に
入力される。マルチレートグループ変調回路910に入
力された信号は、特願2000-270441および信学技報RCS20
00-75に示されたと同等の処理が行われた後、出力グル
ープキャリアの中心周波数を微調して出力される。マル
チレート変調回路911に入力された信号は、変調処理
後、マルチレートグループ変調回路910の出力に重複
しない周波数に中心周波数変換されて出力される。マル
チレートグループ変調回路127およびマルチレート変
調回路130からの出力は加算回路912に入力され、
周波数上で加算、またはそれぞれ独立に出力される。加
算回路912が入力された二系統の信号を加算して出力
するか加算せずに独立に出力するかは、制御回路913
からの制御信号により設定される。
算回路916または917に入力され、シンセサイザー
914、915から出力されるキャリア周波数と乗算さ
れ、無線周波数に変換されて出力される。乗算回路91
6、917から出力された信号は、バンドパスフィルタ
918、919に入力され、乗算回路916、917で
無線周波数に変換した場合に発生するイメージ信号およ
び不要波を取り除き出力される。バンドパスフィルタ9
18、919からの出力は、加算回路920に入力さ
れ、バンドパスフィルタ918、919からそれぞれ出
力がある場合は、加算回路920で周波数的に加算され
出力される。加算回路920から出力された信号は、送
信回路912に入力され無線信号として出力される。
ロック構成図であり、マルチキャリア/マルチレート復
調モジュールを一つだけ用いたマルチレートグループ受
信装置信装置の構成例を示す。ここでは、ユーザーイン
ターフェースが7端子の場合の例を示す。
装置は、受信回路1001と受信信号を周波数毎に分離
するフィルタ1002、1003とを備え、無線周波数
の受信信号をベースバンド信号に変換する周波数変換手
段として乗算回路1004、1005およびシンセサイ
ザ1011を備え(乗算回路の出力に設けられるベース
バンドフィルタについてはここでは説明を省略する)、
乗算回路1003、1005の出力に含まれる周波数多
重された信号を同時に復調するグループ復調手段として
マルチキャリア/マルチレート復調モジュール1006
を備え、制御回路1012、スイッチ1023およびユ
ーザーインタフェース1014〜1030を備える。
ール1006は、変調速度可変およびまたはキャリア数
可変に変調された複数の信号を同時に復調するマルチレ
ートグループ復調回路1008と、このマルチレートグ
ループ復調回路1008の復調する信号とは重複しない
周波数領域を中心周波数としてマルチレートグループ復
調回路1008が復調する信号数より少ない数の信号を
復調するマルチレート復調回路1009と、モジュール
インターフェース1007とを備える。
ンドパスフィルタ1002〜1003を通過して、それ
ぞれのフィルタの通過帯域外信号がろ波処理される。バ
ンドパスフィルタ1002、1003でろ波された信号
は、シンセサイザー1010、1011から出力される
キャリア周波数信号と乗算回路1004、1005で乗
算され、ベースバンド信号に変換され出力される。ベー
スバンドに変換された信号は、マルチキャリア/マルチ
レート復調モジュール1006に入力される。
/マルチレート復調モジュール1006内のマルチレー
トグループ復調回路1008に入力され、乗算回路10
05の出力はマルチキャリア/マルチレート復調モジュ
ール1006内のマルチレート復調回路1009に入力
される。マルチレートグループ復調回路1008に入力
された信号は、特願2000-270441および信学技報RCS2000
-75に示されたと同等の処理が行われて出力される。マ
ルチレート復調回路1009に入力された信号は、入力
された信号の速度に合わせた復調処理が行われて出力さ
れる。マルチレートグループ復調回路1008およびマ
ルチレート復調回路1009からの出力信号はモジュー
ルインターフェース1007に入力され、制御回路10
12の制御により、復調された信号の速度に応じてスイ
ッチ1013に出力される。
御回路1012からの制御信号により設定されたユーザ
ーインターフェース1014〜1020に出力される。
複数異速度のキャリアを同時に扱う無線通信系におい
て、要求に応じて無線キャリア数をモジュールの増減を
行うことでフレキシブルに変更可能な送受信装置を提供
できるとともに、モジュール間に渡る無線キャリアにつ
いても簡易な装置構成で利用でき、帯域全体をシームレ
スに利用できることで周波数リソースの有効利用ができ
る。
数送信局で効率的に利用したり、フレキシブルに帯域幅
を変更する通信を回路規模の小さい装置で実現でき、使
用環境に応じて伝送速度の変更ができる。
であり、マルチレートグループ送信装置の構成例を示す
図。
からの出力スペクトラムの一例を示す図。
からの出力スペクトラムの別の例を示す図。
ュールからの出力スペクトラムの一例を示す図。
であり、マルチレートグループ受信装置の構成例を示す
図。
図。
示す図。
図。
図。
すブロック構成図。
すブロック構成図。
す図。
014〜1020 ユーザーインターフェース 108、511、1013 スイッチ 109〜111、908 マルチキャリア/マルチレー
ト変調モジュール 112〜114、505〜507、916、917、1
004、1005 乗算回路 115〜117、502〜507、918、919、1
002、1003 バンドパスフィルタ 118、133〜135、920 加算回路 119、921 送信回路 120〜122、520〜522、914、915、1
010、1011 シンセサイザー 123、519、913、1012 制御回路 124〜126、529〜531、1007 モジュー
ルインターフェース 127〜129 マルチレートグループ変調回路 130〜132 マルチレート変調回路 501、1001 受信回路 508〜510、1006 マルチキャリア/マルチレ
ート復調モジュール 523〜525、1008 マルチレートグループ復調
回路 526〜528、1009 マルチレート復調回路
8)
Claims (14)
- 【請求項1】 複数の入力信号を同時に変調して周波数
多重された信号を出力するマルチレートグループモデム
において、 複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア
数可変に変調する第一の変調手段と、 この第一の変調手段の出力と重複しない周波数領域を中
心周波数として前記第一の変調手段が変調する信号数よ
り少ない数の信号を変調する第二の変調手段とを備えた
ことを特徴とするマルチレートグループモデム。 - 【請求項2】 前記第二の変調手段は変調速度が可変で
ある請求項1記載のマルチレートグループモデム。 - 【請求項3】 周波数多重された信号を同時に復調する
マルチレートグループモデムにおいて、 変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された
複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、 この第一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波
数領域を中心周波数として前記第一の復調手段が復調す
る信号数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段
とを備えたことを特徴すとするマルチレートグループモ
デム。 - 【請求項4】 前記第二の復調手段は受信した信号に合
わせて復調速度が可変である請求項3記載のマルチレー
トグループモデム。 - 【請求項5】 それぞれが複数の入力信号を同時に変調
速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する複数の
グループ変調手段と、 この複数のグループ変調手段の出力を互いに異なる周波
数領域に周波数変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段の出力を周波数多重して合波するチ
ャネル合波手段とを備えたマルチレートグループ送信装
置において、 前記複数のグループ変調手段はそれぞれ、 前記周波数変換手段により他のグループ変調手段とは離
れた周波数領域に周波数変換される複数の信号を同時に
変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調する第
一の変調手段と、 前記周波数変換手段により他のグループ変調手段との間
の周波数領域に中間周波数が変換される信号を変調する
第二の変調手段とを含むことを特徴とするマルチレート
グループ送信装置。 - 【請求項6】 前記第二の変調手段は変調速度が可変で
ある請求項5記載のマルチレートグループ送信装置。 - 【請求項7】 周波数多重された入力信号を通信チャネ
ル毎に分波するチャネル分波手段と、 分波された通信チャネル毎の変調速度可変およびまたは
キャリア数可変に変調された複数の信号を同時に復調す
る複数のグループ復調手段とを備えたマルチレートグル
ープ受信装置において、 前記複数のグループ復調手段はそれぞれ、 通信チャネルの周波数領域が他のグループ復調手段と離
れた変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調さ
れた複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、 通信チャネルの周波数領域が他のグループ復調手段との
間の領域にある信号を復調する第二の復調手段とを含む
ことを特徴とするマルチレートグループ受信装置。 - 【請求項8】 前記第二の復調手段は受信した信号に合
わせて復調速度が可変である請求項7記載のマルチレー
トグループ受信装置。 - 【請求項9】 請求項5または6記載のマルチレートグ
ループ送信装置と請求項7または8記載のマルチレート
グループ受信装置とを備えたマルチレートグループ送受
信装置。 - 【請求項10】 複数の入力信号を同時に変調速度可変
およびまたはキャリア数可変に変調して周波数多重され
た信号を出力するグループ変調手段と、 このグループ変調手段の出力を無線周波数に変換する周
波数変換手段とを備えたマルチレートグループ送信装置
において、 前記周波数変換手段が二系統設けられ、 前記グループ変調手段は、 複数の信号を同時に変調速度可変およびまたはキャリア
数可変に変調する第一の変調手段と、 この第一の変調手段の出力と重複しない周波数領域を中
心周波数として前記第一の変調手段が変調する信号数よ
り少ない数の信号を変調する第二の変調手段と、 前記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力
とを前記二系統の周波数変換手段の一方に入力して互い
に隣接する周波数領域の無線周波数に変換させるか、前
記第一の変調手段の出力と前記第二の変調手段の出力と
を前記二系統の周波数変換手段に別々に入力して互いに
離れた周波数領域の無線周波数に変換させるかを選択す
る手段とを含むことを特徴とするマルチレートグループ
送信装置。 - 【請求項11】 前記第二の変調手段は変調速度が可変
である請求項10記載のマルチレートグループ送信装
置。 - 【請求項12】 無線周波数の受信信号をベースバンド
信号に変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段の出力に含まれる周波数多重された
信号を同時に復調するグループ復調手段とを備えたマル
チレートグループ受信装置において、前記周波数変換手
段が二系統設けられ、 前記グループ復調手段は、 変調速度可変およびまたはキャリア数可変に変調された
複数の信号を同時に復調する第一の復調手段と、 この第一の復調手段の復調する信号とは重複しない周波
数領域を中心周波数として前記第一の復調手段が復調す
る信号数より少ない数の信号を復調する第二の復調手段
とを含むことを特徴とするマルチレートグループ受信装
置。 - 【請求項13】 前記第二の復調手段は受信した信号に
合わせて復調速度が可変である請求項12記載のマルチ
レートグループ受信装置。 - 【請求項14】 請求項10または11記載のマルチレ
ートグループ送信装置と請求項12または13記載のマ
ルチレートグループ受信装置とを備えたマルチレートグ
ループ送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002052010A JP3711078B2 (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002052010A JP3711078B2 (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | マルチレートグループモデム、マルチレートグループ送信装置および受信装置ならびに送受信装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003258752A true JP2003258752A (ja) | 2003-09-12 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100740870B1 (ko) | 2005-10-14 | 2007-07-19 | 한국전자통신연구원 | 단일 클럭으로 다중레이트를 지원하기 위한 코덱 장치 및그 방법 |
JP5093358B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2012-12-12 | 富士通株式会社 | 無線基地局および信号処理方法 |
Citations (4)
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JP2001007883A (ja) * | 1998-01-02 | 2001-01-12 | Mitsubishi Electric Inf Technol Center America Inc | 種々の変調フォーマットを有する到来信号の復調方法およびそのシステム |
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-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002052010A patent/JP3711078B2/ja not_active Expired - Lifetime
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