JP3710895B2 - キャッシュメモリ回路および動作方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ処理の分野に関する。特に、本発明は代表的には命令語やデータ語の短期、高速記憶を行うのに使用されるキャッシュメモリ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
添付図の図1にキャッシュメモリ回路を利用したデータ処理システムを示す。集積回路2はとりわけ中央処理装置コア4、キャッシュメモリ回路6およびライトバッフアー8を具備して形成される。集積回路2はシステムの大部分の記憶容量を提供するランダムアクセスメモリ10に接続されている。
【0003】
動作に関して、中央処理装置コア4が要求すると、被処理命令もしくはデータを表すワードがランダムアクセスメモリ10から読み出されてキャッシュメモリ回路6に記憶される。次に、中央処理装置コア4がこれらのワードの1つにアクセスする必要がある場合には、最初にそれがキャッシュメモリ回路6内に存在するかどうかをチェックする。ワードが存在すれば、ランダムアクセスメモリ10への低速オフチップアクセスに頼ることなくこのオンチップキャッシュメモリ回路6から高速でアクセスすることができる。どのワードをキャッシュメモリ回路6内に保持すべきであるかおよび(処理することができる)キャッシュメモリ回路6に記憶されたワードとランダムアクセスメモリ10に記憶された対応するワードとの間でどのような無矛盾性を維持すべきであるかについてはさまざまな方法がある。無矛盾性を維持する1つの方法では、キャッシュメモリ回路はいわゆる“書き戻し”として構成される。
【0004】
このような構造の動作において、中央処理装置コア4が特定のワードへアクセスしたい場合には、キャッシュメモリ回路6内でこのワードがそこに記憶されているかどうかを確認するチェックがなされる。キャッシュメモリ回路6にワードが記憶されておれば、キャッシュヒットが生じている。キャッシュヒットに続いて、そのワードに対する高速リードもしくはライトを行うことができる。ワードに対するライト動作を行う場合には、このステージにおいてこのライト動作をランダムアクセスメモリ10に記憶された対応するワードに対しては行わないことが重要である。したがって、ランダムアクセスメモリ10に記憶されたそのワードのインスタンスは古くなって無効となる。
【0005】
ランダムアクセスメモリ10内の古くなったワードの更新が行われるのはキャッシュメモリ回路6内の対応するワードが高速アクセスを行うのにより望ましい他のワードへ道を譲るために置換されている時である。キャッシュメモリ回路6に記憶されているワードはこのように置換されると、ランダムアクセスメモリ10へ書き戻されてその中に記憶されたワードのインスタンスが更新される。図2にこのプロセスの詳細を示す。
【0006】
ステップ12において、キャッシュミスが生じると、書き戻しプロセスに入る。第1ステージはステップ14において置換すべきキャッシュローを識別することである。どのキャッシュローを置換すべきか(代表的にキャッシュはロー構成とされ、各キャッシュローが複数のワードを記憶している)を確認するのにさまざまな方法を利用することができる。一般的な方法は最も最近アクセス(使用)されたキャッシュローと置換することである。
【0007】
キャッシュローのいわゆる“ダーティフラグ(dirty flag)”はそこに記憶されている任意のワードがランダムアクセスメモリ10から読み出されて以来変化しているかどうかを示す。ダーティフラグがセットされておれば、ステップ16から22において現在選択されたキャッシュローに記憶されている4つのワードが集積回路2の連続クロックサイクル(fclk)中にライトバッファー8へ書き込まれる。図2の例はこのような変化が生じているものと仮定している。
【0008】
古いワードが後でランダムアクセスメモリ10へ記憶し戻すためにライトバッファー8へ安全に書き込まれると、ステップ24において集積回路2のクロック信号はランダムアクセスメモリ10を駆動する外部の低速メモリクロック信号(mclk)と同期化される。クロック信号のこの切り替えは早期に行うこともできるが、できるだけ長く高速クロック信号(fclk)を使用し続けることが最善であるためそれによって全体動作がスローダウンしてしまう。
【0009】
ステップ26,28,30および32において、連続外部クロックサイクルで新しいワードがランダムアクセスメモリ10からキャッシュローへ読み込まれる。
【0010】
図2から古いワードの書き戻しおよび新しいワードの読込みは(4xfclk)+(4xmclk)を越えて行われることが判る。キャッシュローのワードの書き戻しおよび読込みはキャッシュメモリ回路6内のキャッシュコントロール論理34により制御される。この例はmclk信号とは異なる高速のfclk信号を仮定している。これらの信号は同じでもよい。
【0011】
図3に図2のプロセスを示す。上の4つの図は選択されたキャッシュローからライトバッファーへの連続ワードの保存を示している。下の4つの図はランダムアクセスメモリ10からの4つの連続ワードの連続読出しを示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
キャッシュの性能はそれが組み込まれているデータ処理システムの全体性能に大きなインパクトを及ぼす。キャッシュの性能(例えばその動作速度)を改善する対策をとることが非常に有利である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
1つの局面から見て、本発明によりキャッシュメモリ回路が提供され、それは、
(i) 各々が複数のワードを記憶する複数のキャッシュローと、
(ii) 前記複数のキャッシュローに接続されて前記キャッシュメモリ回路からワードを読み出すリードバスと、
(iii) 前記複数のキャッシュローに接続されて前記キャッシュメモリ回路へワードを書き込むライトバスと、
(iv) 前記複数のキャッシュローの中の1つをアクティブキャッシュローとして選択するローセレクタと、
(v) 前記アクティブキャッシュローから第1のワードを選択してリードバスへの出力ワードを発生するリードマルチプレクサと、
(vi) 前記第1のワードとは異なる第2のワードを前記アクティブキャッシュローから選択してライトバスからの入力ワードを受信するライトマルチプレクサと、
(vii) 前記リードマルチプレクサおよび前記ライトマルチプレクサを制御して前記アクティブローから前記ライトバスを介して前記第2のワードが書き込まれるのと同時に前記アクティブローから前記リードバスを介して前記第1のワードを読み出すことができるようにするマルチプレクサコントローラとを具備している。
【0014】
キャッシュロー内のワードに対して適切に多重化される独立したリードバスおよび独立したライトバスを設けることによりキャッシュローを置換する速度を増大することができるキャッシュメモリ回路が本発明により提供される。このようにして、所与の処理サイクルにおいて、キャッシュロー内の異なるワードについてリード動作およびライト動作の両方を行うことができる。したがって、キャッシュの動作速度が改善される。
【0015】
独立したリードバスおよびライトバスを有するキャッシュメモリ回路はさまざまな構成で有利に使用することができる。しかしながら、前記キャッシュメモリ回路がそれをメインメモリへの書き戻しキャッシュとして作動させるキャッシュコントロール論理を含んでいるような実施例に本発明は特に適している。
【0016】
書き戻しキャッシュとして動作する場合には、キャッシュローの内容を置換したい時に複数のライト動作および複数のリード動作を実施しなければならない。このような動作を少なくとも一部並列に実施する能力によりキャッシュローの内容を置換するための全体時間が短縮されキャッシュ性能が改善される。
【0017】
キャッシュローの内容の置換をトリガーすることができる方法はさまざまである。しかしながら、特定ワードへのアクセスに対してキャッシュミスが生じると、それにトリガーされてキャッシュロー内に記憶された複数の古いワードが前記特定ワードを含む前記メインメモリからの複数の新しいワードと置換されるような実施例に本発明は特に有用である。
【0018】
このような状況では特定ワードはシステムの残りにより出来るだけ早く必要とされしかも特定ワードを含むワードにより置換される前にキャッシュローの現在の内容を正しく保存するのに十分な時間がなければならない。
【0019】
実施例では、前記キャッシュミスに続く最初のステップにおいて、前記特定ワードと置換される前記キャッシュローに記憶された前記古いワードは前記リードバスを介して前記キャッシュローから読み出されて前記メインメモリに記憶される。
【0020】
キャッシュロー内の古いワードが置換される前に保存される順序は任意のコースに従うことができるが、キャッシュミスを生じる特定ワードに対応するワードを最初に保存するのが有利である。このようにして、フェッチされる特定ワードに対するスペースがキャッシュメモリ回路内に作られしたがって、中央処理装置コア等の、システムが出来るだけ早く利用することができしかもそれと並列にキャッシュメモリ回路へ供給される。
【0021】
古いキャッシュワードを保存する1つのライト動作が行われる初期サイクルに続いて、次のサイクルでは前記キャッシュミスに続くステップにおいて、前記メインメモリに記憶するために前記キャッシュローから既に読み出されている置換すべき古いワードはまだそうされていないもう1つの古いワードが前記メインメモリへ記憶するために前記リードバスを介して前記キャッシュローから読み出されるのと同時に前記ライトバスを介して書き込まれる前記メインメモリからの新しいワードと置換されることが好ましい。
【0022】
このようにして、古いワードの保存と新しいワードのフェッチングは同時進行させてキャッシュローを置換する全体時間を短縮することができる。
【0023】
容認出来る性能で制御論理を単純化する代替策としてキャッシュローの置換は一端から他端へ進むように行ってキャッシュローから読み出される最初のワードを最初に置換し以下同様とすることができる。
【0024】
新しいワードが前記メインメモリから読み出される間に古いワードが前記キャッシュメモリ回路から前記メインメモリへ戻されるライトバッファーもシステムに含めると有利であることが判っている。
【0025】
ライトバッファーを設けることにより1つのアクセスパス(バス)しかないメインメモリにより本発明の性能利得を達成することができる。本発明のキャッシュメモリ回路はワードを同時に読み出しかつ書込むことができまたライトバッファーを設けることによりメモリは中間でライト要求が完了するのを待つことなく任意所与のサイクルに1回アクセスするだけで全てのリード要求を出来るだけ迅速に満たすことができる。
【0026】
本発明のキャッシュメモリ回路は、恐らくは個別部品により、独立に形成することができるが、中央処理装置コアと一緒に集積回路上に形成するという性能上の最大利点を得ることが極めて望ましい。
【0027】
もう1つの局面から見て、本発明によりキャッシュメモリ回路の動作方法が提供され、それは、
(i) 複数のキャッシュローの各々に複数のワードを記憶するステップと、
(ii) 前記複数のキャッシュローに接続されたリードバスを介して前記キャッシュメモリ回路からワードを読み出すステップと、
(iii) 前記複数のキャッシュローに接続されたライトバスを介して前記キャッシュメモリ回路へワードを書き込むステップと、
(iv) ローセレクタにより前記複数のキャッシュローの中の1つをアクティブキャッシュローとして選択するステップと、
(v) リードマルチプレクサにより前記アクティブキャッシュローから第1のワードを選択してリードバスへの出力ワードを発生するステップと、
(vi) ライトマルチプレクサにより前記アクティブキャッシュローから、前記第1のワードとは異なる、第2のワードを選択してライトバスから入力ワードを受信するステップと、
(vii) マルチプレクサコントローラにより前記リードマルチプレクサおよび前記ライトマルチプレクサを制御して前記アクティブローからの前記第2のワードが前記ライトバスを介して書き込まれるのと同時に前記アクティブローからの前記第1のワードを前記リードバスを介して読み出すことができるようにするステップとからなっている。
【0028】
【発明の実施の形態】
図4に中央処理装置コア36、キャッシュメモリ回路38、ライトバッファー40およびマルチプレクサ42を内蔵する集積回路34を示す。ランダムアクセスメモリ44が集積回路34のさまざまな構成要素にマルチプレクサ42を介して接続されている。
【0029】
図5はキャッシュローを置換する場合の図4のシステムの動作ステップを示す。ステップ46において、キャッシュミスが検出される。ステップ48において、公知の1つのロー置換方法に従って置換すべきキャッシュローが識別される。ステップ50において、第1位置からの古いワード(W#0,この場合キャッシュミスを生じる特定ワード)がリードバスを介してキャッシュメモリ回路38から読み出されてライトバッファー40に記憶される。この動作は集積回路32の1高速クロックサイクル(fclk)を要する。
【0030】
ステップ52において、集積回路32はそのクロック信号を変えてランダムアクセスメモリ44のクロック信号(mclk)と同期化させる。
【0031】
この同期化に続く3つのステップ54,56,58において、前のステージで保存されたワードがライトバスを介して書き込まれる間に次に高いアドレスの古いワードがライトバッファー40に保存されランダムアクセスメモリ44から取り出した新しいワードがマルチプレクサ42へ通される。マルチプレクサ42およびキャッシュメモリ回路38の制御はキャッシュコントロール論理62により処理される。
【0032】
最終ステージ60において、古いワードは全てライトバッファー40に保存されておりランダムアクセスメモリ44からキャッシュローへ書き込む必要があるのは最後の新しいワードだけである。
【0033】
この例では、ワードは保存され次に#0,#1,#2および#3の順に書き込まれるのがお判りと思われる。これはランダムアクセスメモリ内の昇ベキアドレス順である。代表的にそうであるように、特定ワードがキャッシュロー内の中途で生じている場合には、保存およびライト動作が行われる順序はこの特定ワードで開始する昇ベキアドレス順となりキャッシュローの終り、すなわち#3、に達した時にキャッシュローの始め、すなわち#0、に重なる。また、常に#0で開始して#3まで進むような置換を行うこともできる。
【0034】
キャッシュコントロール論理62は特定ワードのアドレスに応答してキャッシュロー置換をトリガーし古いワードの保存および新しいワードの読み出しシーケンスを前記した順序に従うように制御する。
【0035】
図5のステップのリードおよびライト動作を図6に示す。
【0036】
ステップAにおいて、最初の古いワードW#0がライトバッファー40に保存される。次のステップBにおいて、次の古いワードW#1がライトバッファー40に保存されるのと同時にランダムアクセスメモリから新しいワードW#0が読み出される。キャッシュローに沿った昇ベキ順でステップCおよびDが同様に進行する。ステップEでは、ランダムアクセスメモリ44からキャッシュローへ最後のワードを書き込むだけでよい。ステップBからEは4mclkサイクルかかるがステップAは1fclkサイクルしかかからないことをお判り願いたい。図5の動作にかかる時間を図2の動作にかかる時間と比較すると、キャッシュローを置換するのにかかる時間はおよそ3xfclkだけ短縮される。キャッシュローが広い(すなわち、より多くのワードを含む)場合には、時間の節減は一層大きくなる。
【0037】
図4のキャッシュメモリ回路38をより詳細に図7に示す。キャッシュメモリ回路38は複数のキャッシュロー64,66,68,70を含み、そのいくつかが図示されている。各キャッシュロー64,66,68,70は、各々が複数ビットからなる、複数のワードを含んでいる。1ビットの記憶セルをボックス72内に示す。記憶セルは2つの絶縁トランジスタ78,80と共に2つのインバータ74,76を含んでいる。ローセレクタ回路82はアクセスされるワードに指定されたアドレスに応答して1本のロー選択線84を使用しキャッシュローの1つをオンとしてそのキャッシュローの絶縁トランジスタ78,80をオンとし他のキャッシュローの絶縁トランジスタ78,80は全てオフのままとされる。
【0038】
所与のキャッシュローが選択されると、それが記憶しているビットは強制的にビット線86に与えられビットの補数は強制的にビット線88に与えられる。
【0039】
リードバス90にはビット線86,88上の信号値から特定の各ビットが認識される速度を加速する各センス増幅器92,94の出力が与えられる。適切に多重化すれば、1組のセンス増幅器により置換されるキャッシュロー内の全てのワードに対処することができる。リードバス90のワード選択線はゲート96と一緒に作用してリードマルチプレクサの役割を果たしキャッシュロー内に記憶された特定の1つのワードがリードバス90を介して読み出される。
【0040】
ライトバス98が各ビットに対するバッファー100およびインバータ102を介して各ビット線86,88に接続されている。ゲート106と連係して作用するライトワード選択線104がライトバス98を介して書き込まれるキャッシュロー内の特別なワードを選択する。
【0041】
図7の回路の全体動作は特別な1つのキャッシュローをオンとし次にそのキャッシュロー内の異なる各ワードを選択してリードバス90およびライトバス98に接続し同時リードおよびライト動作を行うローセレクタとして理解することができる。このようにして、キャッシュ性能、例えばキャッシュローの内容を置換するのに要する時間、を改善することができる。
【0042】
図4のバス構造の代替バス構造を図8に示す。この構造ではキャッシングのライトバッファリングが必要とされない時に使用することができる直接パスがコア36とRAM44との間に設けられている。この実施例はまた置換されているキャッシュロー内の全てのワードをRAM44から最初の新しいワードを回復するのに必要な比較的低速の最初のサイクル中にライトバッファー40に記憶するように動作することができる。
【0043】
添付図を参照して実施例について説明してきたが、本発明はこれらの厳密な実施例に限定されるものではなく、当業者であれば特許請求の範囲に明記された発明の範囲および精神を逸脱することなくさまざまな変更や修正を実施出来ることをご理解願いたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャッシュメモリ回路を組み込んだデータ処理システムの略図。
【図2】書き戻しモードで動作する場合の図1のキャッシュメモリ回路の動作ステップ図。
【図3】図2に従ったリードおよびライト動作を示す図。
【図4】本発明の1実施例に従って修正されたキャッシュメモリ回路を組み込んだデータ処理システムの略図。
【図5】書き戻しモードで動作する場合の図4のキャッシュメモリ回路の動作ステップ図。
【図6】図5のステップに従って動作するキャッシュメモリ回路に生じる同時リードおよびライト動作を示す図。
【図7】図4のキャッシュメモリ回路の一部の詳細図。
【図8】図4のバス構造の代替バス構造。
【符号の説明】
2,34 集積回路
4,36 中央処理装置コア
6,38 キャッシュメモリ回路
8,40 ライトバッファー
10,44 ランダムアクセスメモリ
42 マルチプレクサ
62 キャッシュコントロール論理
64,66,68,70 キャッシュロー
74,76,102 インバータ
78,80 絶縁トランジスタ
82 ローセレクタ回路
84 ロー選択線
86,88 ビット線
90 リードバス
92,94 センス増幅器
96,106 ゲート
98 ライトバス
100 バッファー
104 ライトワード選択線

Claims (5)

  1. キャッシュメモリ回路であって、該回路は、
    (i)各々が複数のワードを記憶する複数のキャッシュローと、
    (ii)前記複数のキャッシュローに接続されて前記キャッシュメモリ回路からワードを読み出すリードバスと、
    (iii)前記複数のキャッシュローに接続されて前記キャッシュメモリ回路へワードを書き込むライトバスと、
    (iv)前記複数のキャッシュローの1つをアクティブキャッシュローとして選択するローセレクタと、
    (v)前記アクティブキャッシュローから第1のワードを選択してリードバスへの出力ワードを発生するリードマルチプレクサと、
    (vi)前記アクティブキャッシュローから、前記アクティブキャッシュロー内の前記第1のワードとは異なる位置にある第2のワードを選択してライトバスから入力ワードを受信するライトマルチプレクサと、
    (vii)前記リードマルチプレクサおよび前記ライトマルチプレクサを制御して、前記アクティブキャッシュローへ前記ライトバスを介して前記第2のワードが書き込まれるのと同時に、前記アクティブキャッシュローから前記リードバスを介して前記第1のワードが読み出されるようにするマルチプレクサコントローラと、
    を具備し、
    更に、前記キャッシュメモリ回路をメインメモリへの書き戻しキャッシュとして動作させるキュッシュコントロール論理を含み、
    特定ワードへのアクセスに対してキャッシュミスが生じると、キャッシュミスに続く最初のステップにおいて、前記特定ワードで置換されるべきキャッシュロー内に記憶された古いワードが前記リードバスを介して前記キャッシュローから読み出されて前記メインメモリに記憶され、前記キャッシュロー内に記憶された複数の古いワードが前記特定ワードを含む前記メインメモリからの複数の新しいワードと置換されるようにトリガーされる、キャッシュメモリ回路。
  2. 請求項記載のキャッシュメモリ回路であって、前記キャッシュミスに続く後のステップにおいて、前記メインメモリに記憶されるために前記キャッシュローから既に読み出されている置換されるべき古いワードが前記ライトバスを介して前記メインメモリからの新しいワードと置換されるのと同時に、まだ前記キャッシュローから読み出されていない古いワードが前記メインメモリに記憶されるために前記リードバスを介して前記キャッシュローから読み出される、キャッシュメモリ回路。
  3. 請求項記載のキャッシュメモリ回路であって、該回路は新しいワードが前記メインメモリから読み出される間に前記キャッシュメモリ回路から前記メインメモリへ戻される古いワードが保持されるライトバッファーを具備するキャッシュメモリ回路。
  4. 請求項1記載のキャッシュメモリ回路であって、該回路は中央処理装置コアと一緒に集積回路上に形成されるキャッシュメモリ回路。
  5. メインメモリへの書き戻しキャッシュとしてのキャッシュメモリ回路の動作方法であって、該方法は、
    (i)複数のワードを複数のキャッシュローの各々に記憶するステップと、
    (ii)前記複数のキャッシュローに接続されたリードバスを介して前記キャッシュメモリ回路からワードを読み出すステップと、
    (iii)前記複数のキャッシュローに接続されたライトバスを介して前記キャッシュメモリ回路へワードを書き込むステップと、
    (iv)ローセレクタにより前記複数のキャッシュローの1つをアクティブキャッシュローとして選択するステップと、
    (v)リードマルチプレクサにより前記アクティブキャッシュローから第1のワードを選択してリードバスへの出力ワードを発生するステップと、
    (vi)ライトマルチプレクサにより前記アクティブキャッシュローから、前記アクティブキャッシュロー内の前記第1のワードとは異なる位置にある第2のワードを選択してライトバスからの入力ワードを受信するステップと、
    (vii)マルチプレクサコントローラにより前記リードマルチプレクサおよび前記ライトマルチプレクサを制御して、前記アクティブキャッシュローへ前記第2のワードが前記ライトバスを介して書き込まれるのと同時に、前記アクティブキャッシュローから前記第1のワード前記リードバスを介して読み出せるようにするステップと、
    (viii)特定ワードへのアクセスに対してキャッシュミスが生じると、キャッシュミスに続く最初のステップにおいて、前記特定ワードと置換されるべき前記キャッシュロー内に記憶された前記古いワードが前記リードバスを介して前記キャッシュローから読み出されて前記メインメモリに記憶されるように、前記キャッシュロー内に記憶された複数の古いワードの前記特定ワードを含む前記メインメモリからの複数の新しいワードによる置換をトリガーするステップ
    からなるキャッシュメモリ回路動作方法。
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