JP3710865B2 - 流体圧シリンダ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のピストン孔が設けられた流体圧シリンダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、流体圧シリンダには、シリンダチューブに互いに平行な複数のピストン孔を設け、このシリンダチューブの両端をシリンダカバーにて封止することにより、各ピストン孔をピストン室とするものがある。
【0003】
例えば、図1に示すエアシリンダ100では、シリンダチューブ101に設けられた各ピストン孔102,103は、シリンダチューブ101のヘッド側の端面に固着されるヘッドカバー104、及び、シリンダチューブ101のロッド側の端面に固着されるロッドカバー105にて封止されている。これにより、ピストン孔102には、ピストン106にて区画されるヘッド側ピストン室107及びロッド側ピストン室108が形成されている。又、ピストン孔103には、ピストン109にて区画されるヘッド側ピストン室110及びロッド側ピストン室111が形成されている。
【0004】
このエアシリンダ100では、ヘッド側ポート112は、ヘッド側ピストン室107に連通するように設けられ、ヘッド側ピストン室107とヘッド側ピストン室110とは、シリンダチューブ101の中央部のヘッド側端部に設けられる連通流路113にて連通されている。そして、ヘッド側ポート112に供給されるエアは、先ず、ヘッド側ピストン室107に導入され、ヘッド側ピストン室108から連通流路113を通ってヘッド側ピストン室110に導入される。従って、ヘッド側ポート112にエアが供給されると、両ヘッド側ピストン室107,110に対してエアが導入され、両ピストン106,109が同時的にロッド側に駆動される。
【0005】
同様に、ロッド側ポート114は、ロッド側ピストン室108に連通するように設けられ、両ロッド側ピストン室108,111は、シリンダチューブ101の中央部のロッド側端部に設けられる連通流路115にて連通されている。
【0006】
この各連通流路113,115は、押し出し成形等で形成されたシリンダチューブ101に、フライス加工等の二次加工により形成されている。
又、各連通流路113,115はシリンダチューブ101の両端部に設けられるが、ストロークエンドに移動した各ピストン106,109にて各連通流路113,115が塞がれないように、各ピストン106,109の外周面の各端部には、各連通流路113,115を避けるための段差部116,117が形成されている。
【0007】
この他、エアシリンダには、流路113,115をシリンダチューブ101に設ける代わりに、ヘッドカバー104、ロッドカバー105の内部に連通流路を形成したタイプの流体圧シリンダもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エアシリンダ100では、ポート112から供給されるエアが両ロッド側ピストン室107,110に同じ量だけ導入されるように、又、ポート114供給されるエアが両ヘッド側ピストン室108,111に同じ量だけ導入されるように、各連通流路113,115の流路断面積をできるだけ大きくすることが望ましい。何故なら、両ヘッド側ピストン室107,110、又は、両ロッド側ピストン室108,111に導入されるエアの量に大きな差があると、両方のピストン106,109が同時的に駆動されないため、連結された両ピストンロッド118,119がスムーズに駆動されなくなるからである。
【0009】
ところが、流路断面積を大きくするために各連通流路113,115の内径を大きく形成すると、各ピストン106,109の各段差部116,117の軸線方向の長さを大きくする必要がある。すると、各ピストン106,109の軸線方向の長さが長くなるため、所定のピストンストロークを得るために必要なシリンダチューブ101の長さが長くなる。このため、エアシリンダ100が大型化する問題がある。
【0010】
従って、各連通流路113,115は、内径を小さく、深い孔加工により形成しなければならないため、加工が難しく長い加工時間を必要としている。
各シリンダカバー104,105に連通流路を設けるタイプのエアシリンダにおいても、各シリンダカバー104,105の内部に連通流路を孔あけ加工により形成するため、やはり加工が困難であった。
【0011】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、連通流路の加工が容易な流体圧シリンダ装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、シリンダチューブに複数のピストン孔を互いに平行に設け、各ピストン孔にピストンをそれぞれ配設し、各ピストンに固定したピストンロッド同士を、前記各ピストン孔の上端部側又は下端部側で互いに連結するとともに、前記各ピストン孔の上端部間及び下端部間のうち少なくともいずれか一方を連通する連通流路を設けた流体圧シリンダ装置において、前記連通流路を、前記シリンダチューブの端面と、同端面に直接対応して前記ピストン孔を閉塞する弾性密封部材の内面との間に、同シリンダチューブ及び弾性密封部材によって形成した。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記連通流路を、前記各ピストン孔の上端部側及び下端部側のうち少なくともいずれか一方において各ピストン孔同士を連絡するように前記シリンダチューブの端面に設けた凹部によって形成した。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記連通流路を、前記各ピストン孔の上端部側及び下端部側のうち少なくともいずれか一方において各ピストン孔同士を連絡するように前記端面部材の内面に設けた凹部によって形成した。
【0015】
従って、請求項1に記載の発明によれば、シリンダチューブの端面、及びシリンダチューブ端面に直接対応する弾性密封部材の内面のうち少なくともいずれか一方に対して、複数のピストン孔の上端部間及び下端部間のうち少なくともいずれか一方を連通する連通流路を形成するための加工を施すことにより、同連通流路が形成される。従って、より簡単な加工により、連通流路を形成することができる。
【0016】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シリンダチューブの端面に各ピストン孔同士を連絡する凹部を形成することにより、連通流路を形成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、シリンダチューブの端面に対して直接対応する端面部材の内面に各ピストン孔同士を連絡するための凹部を形成することにより、連通流路を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕
以下、本発明をエアシリンダに実施した第1の実施の形態を図1及び図2に従って説明する。
【0019】
図1に示すように、エアシリンダ1は、シリンダチューブ2を備えている。シリンダチューブ2には、互いに平行な一対のピストン孔3,4が貫通形成されている。図2に示すように、シリンダチューブ2のロッド側(端面)には、両ピストン孔3,4を連絡するように凹部5が形成されている。この凹部5の底面には、両ピストン孔3,4を連絡するように、凹部5よりも幅の狭い連通流路としての凹部6が形成されている。尚、この凹部6は、前記凹部5の幅一杯まで拡張可能である。シリンダチューブ2のヘッド側(端面)にも、同様に、凹部7が形成され、凹部7の底面には連通流路としての凹部8が形成されている。
【0020】
シリンダチューブ2のヘッド側の端部には、ウレタンゴムに形成される端面部材及び弾性密封部材としてのヘッド側シール部材9が配設されている。ヘッド側シール部材9は、前記凹部7内に嵌合する嵌合部10と、嵌合部10にフランジ状に形成され、シリンダチューブ2のヘッド側の端面に沿って配設されるシール部11とから構成されている。ヘッド側シール部材9には、ピストン孔3に連通する流路12が貫通形成されている。
【0021】
シリンダチューブ2のヘッド側の端面には、ヘッドカバー13が固着されている。このヘッドカバー13には、前記ヘッド側シール部材9のシール部11を収容する凹部14が形成されている。ヘッドカバー13にはヘッド側ポート15が設けられ、このヘッド側ポート15にはヘッド側シール部材9の流路12に連通する流路16が形成されている。
【0022】
又、シリンダチューブ2のロッド側の端部には、ウレタンゴムにて形成される端面部材及び弾性密封部材としてのロッド側シール部材17が配設されている。ロッド側シール部材7は、凹部5に嵌合する嵌合部18と、この嵌合部18にフランジ状に形成され、シリンダチューブ2のロッド側の端面に沿って配設されるシール部19とから構成されている。ロッド側シール部材17には一対のロッド孔20,21が形成されている。又、ロッド側シール部材17には、ピストン孔3に連通する流路22が形成されている。
【0023】
シリンダチューブ2のロッド側の端面には、ロッドカバー23が固着されている。このロッドカバー23には、前記ロッド側シール部材17のシール部19を収容する凹部24(図1に図示)が形成されている。ロッドカバー23には、一対のロッド孔25,26が形成されている。又、ロッドカバー23には、ロッド側ポート27が設けられ、このロッド側ポート27にはロッド側シール部材17の流路22に連通する流路28が形成されている。
【0024】
前記シリンダチューブ2、ヘッドカバー13及びロッドカバー23にて、ピストン孔3にピストン室29が、ピストン孔4にピストン室30がそれぞれ形成されている。
【0025】
図1に示すように、ピストン室29には、ピストン室29をヘッド側ピストン室31及びロッド側ピストン室32に区分するピストン33が配設されている。このピストン33には、前記各ロッド孔20,25を挿通して外部に延出するピストンロッド34が固着されている。又、ピストン33の外周面両端には、各凹部6,8を封止しないための段差部35が形成されている。同様に、ピストン室30には、ピストン室30をへッド側ピストン室36及びロッド側ピストン室37に区分するピストン38が配設されている。このピストン38には前記各ロッド孔21,26を挿通して外部に延出するピストンロッド39が固着されている。又、ピストン38の外周面両端には、各凹部6,8を封止しないための段差部40が形成されている。各ピストンロッド34,39の先端には、各ピストンロッド34,39の各先端部を連結する連結部材41が設けられている。
【0026】
従って、各ヘッド側ピストン室31,36の間には、凹部8及びヘッド側シール部材9にて連通流路が構成されている。同様に、各ロッド側ピストン室32,37の間には、凹部6及びロッド側シール部材17にて連通流路が構成されている。本実施の形態では、各ヘッド側ピストン室31,36にて第1のピストン室が構成され、各ロッド側ピストン室32,37にて第2のピストン室が構成されている。
【0027】
次に、以上のように構成されたエアシリンダ1の作用について説明する。
各ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を形成するには、押し出し成形にて形成されたシリンダチューブ2のヘッド側の端面に凹部8を切削加工にて形成する。又、各ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成するには、シリンダチューブ2のロッド側の端面に凹部6を切削加工にて形成する。従って、シリンダチューブ2又はシリンダカバー13,23に対して径が小さい孔からなる流路を孔あけ加工により形成する場合に比較して、容易に加工形成することが可能になる。又、ピストン孔3,4の軸線に対して垂直方向に拡がるように凹部6,8を形成することができるため、軸線方向の長さが大きくなく流路断面積の大きな連通流路を形成することができる。
【0028】
さて、エアシリンダ1が、図1に示す状態にあるときに、ヘッド側ポート15にエアを供給すると、エアは流路16からヘッド側ピストン室31に導入される。さらに、ヘッド側ピストン室31に導入されたエアは、凹部8及びヘッド側シール部材9にて形成される連通流路を通ってヘッド側ピストン室36に導入される。このとき、連通流路の流路断面積が大きいため、エアが効率良くヘッド側ピストン室36に導入される。
【0029】
その結果、両ヘッド側ピストン室31,36に導入されるエアの量の差が小さくなるため、両ピストン33,38に作用するエアの圧力差が小さくなる。このため、各ピストン33,38に対してヘッド側方向に作用する力の差が小さくなる。
【0030】
両ピストン33,38がヘッド側に駆動されると、ロッド側ピストン室32のエアがロッド側ポート27から排気される。同時に、ロッド側ピストン室37のエアが凹部6及びロッド側シール部材17にて形成される連通流路を通ってヘッド側ピストン室32に排気される。このとき、この連通流路の流路断面積が大きいため、エアが効率良くヘッド側ピストン室32に排気される。
【0031】
その結果、両ヘッド側ピストン室32,37から排気されるエア量の差が小さくなるため、両ピストン33,38に作用するエアの圧力差が小さくなる。このため、各ピストン33,38に対してロッド側方向に作用する力の差が小さくなる。従って、各ピストン33,38に作用する駆動力の差が小さいため、両ピストン33,38は同時的にロッド側に駆動される。その結果、連結部材41にて連結された両ピストンロッド34,39がスムーズにロッド側に駆動される。
【0032】
反対に、両ピストン33,38が各ピストン室29,30のロッド側の端部にある状態で、ロッド側ポート27にエアが供給されると、ロッド側ピストン室32に導入されたエアが凹部6とロッド側シール部材17にて構成される連通流路を通ってロッド側ピストン室37に効率良く導入される。一方、ヘッド側ピストン室36のエアが凹部8とヘッド側シール部材9にて構成される連通流路を通ってヘッド側ピストン室31に効率良く排気される。その結果、上記の場合と同様に、両ピストン33,38が同時的にヘッド側に駆動されるため、両ピストンロッド34,39がスムーズにヘッド側に駆動される。
【0033】
以上詳述したように、本実施の形態のエアシリンダ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(a) ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を、ヘッド側の端面に形成した凹部8にて構成した。従って、シリンダチューブ2のヘッド側の端面を切削加工するだけで、両ヘッド側ピストン室31,36の連通流路を形成することができる。同様に、ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を、ロッド側の端面に形成した凹部6にて構成した。従って、シリンダチューブ2のロッド側の端面を切削加工するだけで、両ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成することができる。その結果、各ヘッド側ピストン室31,36間、及び、各ロッド側ピストン室32,37間の各連通流路を容易な加工で形成することができる。
【0034】
(b) 各凹部6,8を、各ピストン孔3,4に対して垂直方向に拡がるように容易に加工することができるため、流路断面積の大きい連通流路を各ピストン孔3,4の軸線方向に拡大することなく形成することができる。その結果、各連通流路の流路断面積を大きくしても、各ピストン33,38の段差部35,40の軸線方向の長さを大きくする必要がない。従って、シリンダチューブ2ひいてはエアシリンダ1の軸線方向の長さを拡大することなく、流路断面積の大きな連通流路を容易に加工形成することができる。
【0035】
(c) エアシリンダ1のヘッド側及びロッド側に、それぞれ流路断面積の大きな連通流路を設けたので、両ピストン33,38をヘッド側からロッド側に、あるいは、ロッド側からヘッド側に駆動する際に、各ピストン33,38に作用する駆動力を一層均等にすることができる。
【0036】
(d) 従来のエアシリンダのように、各ヘッド側ピストン室31,36間、又は、各ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を、シリンダチューブ2への孔あけ加工により形成しないので、シリンダチューブ2の外周側に不要な孔が形成されることはない。このため、孔あけ加工後に、その不要な孔に鋼球を圧入してその孔を封止する必要がなくなる。従って、鋼球の圧入作業を廃止することができるとともに、鋼球を不要にすることができる。
【0037】
〔第2の実施の形態)
次に、本発明の参考例としてのエアシリンダを図3及び図7(a)に従って説明する。尚、本参考例のエアシリンダ1は、前記第1の実施の形態のエアシリンダ1において、シリンダチューブ2をシリンダチューブ50に、シール部材13,17をOリング51,54に、及び、シリンダカバー13,23をシリンダカバー52,55にそれぞれ変更したことのみが、第1の実施の形態と異なる。従って、シリンダチューブ50、Oリング51,54、ヘッドカバー52及びロッドカバー55のみを詳述し、同一の構成についてはその符号を同じにして説明を省略する。
【0038】
図3に示すように、シリンダチューブ50には、ピストン孔3,4のみが形成されている。
図7(a)に示すように、シリンダチューブ50のヘッド側の端面には、ヘッド側Oリング51を介在して、端面部材及びシリンダカバーとしてのヘッドカバー52が固着されている。このヘッドカバー52(内面)には、各ヘッド側ピストン室31,36を連通する連通流路としての凹部53が形成されている。
【0039】
同様に、シリンダチューブ50のロッド側の端面には、ロッド側Oリング54を介在して、端面部材及びシリンダカバーとしてのロッドカバー55が固着されている。このロッドカバー55(内面)には、各ロッド側ピストン室32,37を連通する連通流路としての凹部56が形成されている。
【0040】
さて、このエアシリンダ1において、各ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を形成するには、ヘッドカバー52の端面に凹部53を切削加工にて形成する。同様に、各ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成するには、ロッドカバー55の端面に凹部56を切削加工にて形成する。従って、シリンダチューブ2又はシリンダカバー52,55に対して連通流路を孔あけ加工にて形成する場合に比較して、容易に加工形成することが可能になる。又、各ピストン孔3,4の軸線に対して垂直方向に拡がるように凹部53,56を形成することができるため、軸線方向の長さが大きくなく流路断面積の大きな連通流路を形成することができる。
【0041】
ヘッド側ポート15にエアを供給すると、エアはヘッド側ピストン室31から凹部53及びシリンダチューブ50にて形成される連通流路を通ってヘッド側ピストン室36に効率良く導入される。一方、ロッド側ピストン室37のエアが凹部56及びシリンダチューブ50にて形成される連通流路を通ってロッド側ピストン室32に効率良く排気される。その結果、両ピストン33,38が同時的にロッド側に駆動される。
【0042】
又、ロッド側ポート27にエアを供給すると、エアはロッド側ピストン室32から凹部56及びシリンダチューブ50にて形成される連通流路を通ってロッド側ピストン室37に効率良く導入される。一方、ヘッド側ピストン室36のエアが凹部53及びシリンダチューブ50にて形成される連通流路を通ってヘッド側ピストン室31に効率良く排気される。その結果、両ピストン33,38が同時的にヘッド側に駆動される。
【0043】
以上詳述したように、本参考例のエアシリンダ1によれば、第1の実施の形態の効果(c),(d)の他に、以下の効果を得ることができる。
(a) ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を、ヘッドカバー52に形成した凹部53にて構成した。従って、ヘッドカバー52の端面を切削加工するだけで、両ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を形成することができる。同様に、ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を、ロッドカバー55に形成した凹部56にて構成した。従って、ロッドカバー55の端面を切削加工するだけで、両ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成することができる。その結果、各ヘッド側ピストン室31,36間、及び、各ロッド側ピストン室32,37間の各連通流路を容易な加工で形成することができる。
【0044】
(b) 各凹部53,56を、各ピストン孔3,4の軸線に対して垂直方向に拡がるように容易に加工することができるため、流路断面積の大きい連通流路を各ピストン孔3,4の軸線方向に拡大することなく形成することができる。従って、エアシリンダ1の軸線方向の長さを拡大することなく、流路断面積の大きな連通流路を容易に加工形成することができる。
【0045】
〔第の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第の実施の形態を図4及び図7(b)に従って説明する。尚、本実施の形態のエアシリンダは、前記第1の実施の形態のエアシリンダ1において、シリンダチューブ2をシリンダチューブ60に変更し、ヘッド側シール部材9及びロッド側シール部材17の一部を変更したことのみが、第1の実施の形態と異なる。従って、シリンダチューブ60、ヘッド側シール部材9及びロッド側シール部材17のみを詳述し、同一の構成についてはその符号を同じにして説明を省略する。
【0046】
図4に示すように、シリンダチューブ60のヘッド側の端面には、凹部7のみが形成されている。同様に、シリンダチューブ60のロッド側端面には、凹部5のみが形成されている。
【0047】
図7(b)に示すように、ヘッド側シール部材9の嵌合部10(内面)には、ヘッド側ピストン室31とヘッド側ピストン室36とを連通する連通流路としての凹部61が形成されている。
【0048】
同様に、ロッド側シール部材17の嵌合部18(内面)には、ロッド側ピストン室32とロッド側ピストン室37とを連通する連通流路としての凹部62が形成されている。
【0049】
さて、このエアシリンダ1において、各ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を形成するには、ヘッド側シール部材9を成形加工する際に、凹部61を同時に成形する。同様に、各ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成するには、ロッド側シール部材17を成形加工する際に、凹部62を同時に成形する。従って、シリンダチューブ60又は各シリンダカバー13,23への二次加工が不要になる。
【0050】
このエアシリンダ1においては、ヘッド側ピストン室31とヘッド側ピストン室36との間におけるエアの給排気が、凹部61及びシリンダチューブ60にて形成される連通流路を介して効率良く行われる。又、ロッド側ピストン室32とロッド側ピストン室37との間におけるエアの給排気が、凹部62及びシリンダチューブ60にて形成される連通流路を介して効率良く行われる。
【0051】
以上詳述したように、本実施の形態のエアシリンダ1によれば、第1の実施の形態の効果(c),(d)の他に、以下の効果を得ることができる。
(a) ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を、シリンダチューブ60とヘッドカバー13との間に介在されるヘッド側シール部材9に形成した凹部61にて構成した。従って、ヘッド側シール部材9の成形時に、凹部61を同時に成形するだけで、両ヘッド側ピストン室31,36間の連通流路を形成することができる。同様に、ロッド側ピストン室32,37間の連通流路を、シリンダチューブ60とロッドカバー23との間に介在されるロッド側シール部材17に形成した凹部62にて構成した。従って、ヘッド側シール部材17の成形時に、凹部62を同時に成形することにより、両ヘッド側ピストン室32,37間の連通流路を形成することができる。その結果、シリンダチューブ60又は各シリンダカバー13,23に切削等の二次加工を行うことなく、各ヘッド側ピストン室31,36間、及び、各ロッド側ピストン室32,37間を連通する流路を形成することができる。
【0052】
(b) 各凹部61,62を、各ピストン孔3,4の軸線に対して垂直方向に拡がるように容易に加工することができるため、流路断面積の大きい連通流路を各ピストン孔3,4の軸線方向に拡大することなく形成することができる。従って、エアシリンダ1の軸線方向の長さを拡大することなく、流路断面積の大きな連通流路を容易に加工形成することができる。
【0053】
尚、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、以下のように構成することもできる。
(1) 図5に示すように、シリンダチューブ70には、そのロッド側の端面及びヘッド側の端面に、両ピストン孔3,4を連絡するようにそれぞれ溝71,72(凹部)を設ける。ロッド側シール部材73には、各ピストン孔3,4及び溝71に嵌合する嵌合部74を設ける。同様に、ヘッド側シール部材75には、各ピストン孔3,4及び溝72に嵌合する嵌合部76を設ける。但し、嵌合部74の厚さは溝71の深さよりも短くし、嵌合部76の厚さは溝72の深さよりも短くする。
【0054】
図8(a)に示すように、このヘッド側シール部材75を、シリンダチューブ70とヘッドカバー78との間に介在させてシリンダチューブ70とヘッドカバー78とを固着することにより、溝72の底部及びヘッド側シール部材75にて構成される連通流路を形成する。同様に、ロッド側シール部材73を、シリンダチューブ70とロッドカバー77との間に介在させてシリンダチューブ70とロッドカバー77とを固着することにより、溝71の底部及びロッド側シール部材73にて構成される連通流路を形成するようにしてもよい。
【0055】
(2) 図6に示すように、シリンダチューブ80には、そのロッド側の端面及びヘッド側に端面に、両ピストン孔3,4を連絡するようにそれぞれ溝81,82(凹部)を設ける。ロッド側シール部材83(端面部材及び弾性密封部材)には、各ピストン孔3,4及び溝81に嵌合する嵌合部84を設ける。但し、嵌合部84の溝81に相対向する部分には、厚さが他の部分よりも薄い肉薄部85(凹部)を形成する。同様に、ヘッド側シール部材86(端面部材及び弾性密封部材)には、各ピストン孔3,4及び溝82に嵌合する嵌合部87を設ける。但し、嵌合部87の溝82に相対向する部分には、厚さが他の部分よりも薄い肉薄部88(凹部)を形成する。
【0056】
図8(b)に示すように、このヘッド側シール部材86を、シリンダチューブ80とヘッドカバー90との間に介在させてシリンダチューブ80とヘッドカバー90とを固着することにより、溝82とヘッド側シール部材86にて構成される連通流路を形成する。同様に、ロッド側シール部材83を、シリンダチューブ80とロッドカバー89との間に介在させてシリンダチューブ80とロッドカバー89とを固着することにより、溝81とロッド側シール部材83にて構成される連通流路を形成するようにしてもよい。
【0057】
(3) 参考例で、シリンダカバー52,55に凹部53,56を設ける代わりに、シリンダチューブ50の各端面に、各ピストン孔3,4を連絡する溝を設け、この溝にて連通流路を構成してもよい。
【0058】
又、凹部53,56と上記溝とを双方共に設け、各凹部53,56と各溝とにより連通流路を構成してもよい。
(4) 図9に示すように、シリンダチューブ91のロッド側の端面にロッドカバー92をスタッドボルト93にて固定する場合、シリンダチューブ91のロッド側の端面に、ロッドシール部材73の嵌合部74が嵌合する溝94を形成する。この溝94は、嵌合部74の底面74aが溝94の底面94aに押圧されるように形成する。そして、溝94の底面94aには、スタッドボルト93の雌ねじ孔95の両側に両ピストン孔3,4を連絡する溝96(凹部)を形成する。従って、図10,11に示すように、一対の溝96にて、両ヘッド側ピストン室32,37間の連通流路が形成される。
【0059】
(5) 図12に示すように、シリンダチューブ97に3つのピストン孔98が形成される流体圧シリンダにおいて、隣合うピストン孔98に形成される各ピストン室間の連通流路に実施してもよい。この場合には、各連通流路の流路断面積を大きくすることにより、ポートから最も離れたピストン室に対する流体の給排気を効率良く行うことができる。
【0060】
又、4つ以上のピストン孔が形成される流体圧シリンダに実施してもよい。
(6) シリンダチューブのヘッド側ピストン室31,36及びロッド側ピストン室32,37に対して流体の給排気を行うタイプの流体圧シリンダに限らず、例えば、図13に示すように、各ロッド側ピストン室32,37に復帰用圧縮コイルばね99を配設し、ヘッド側ピストン室31,36に対してのみ流体の給排気を行い、ロッド側ピストン室32,37を大気に開放したタイプの流体圧シリンダに実施してもよい。この構成では、各ロッド側ピストン室32,37間に連通流路を設けず、各ピストン室32,37をそれぞれ大気に開放するように構成してもよい。
【0061】
(7) 上記各実施の形態では、ヘッド側ポート15はヘッド側ピストン室31に連通され、ヘッド側ピストン室36には連通流路を介して連通されるようにした。同様に、ロッド側ポート27はロッド側ピストン室32に連通され、ロッド側ピストン室37には連通流路を介して連通されるようにした。これを、例えば、図1のエアシリンダ1において、ヘッドカバー13の中央に、凹部8にて形成される連通流路に直接連通するようにヘッド側ポート15を設ける。同様に、ロッドカバー23の中央に、凹部6にて形成される連通流路に直接連通するようにロッド側ポート27を設けるようにしてもよい。この構成によれば、両ヘッド側ピストン室31,36又は両ロッド側ピストン室32,37に対して、同じ量のエアの給排気を行うことができるため、両ピストン33,38を高い精度で同時的に駆動することができる。
【0062】
(8) 上記各実施の形態では、シリンダチューブ2,50,60のヘッド側及びロッド側の両端に、それぞれ凹部6,8、53,56、61,62にて連通流路を形成した。これを、ヘッド側又はロッド側のいずれか一方のピストン室間に設け、他方のピストン室にはそれぞれポートを設けた構成としてもよい。
【0063】
(9) エアシリンダ1に実施したが、エア以外の気体にて駆動される流体圧シリンダに実施してもよい。又、油等の液体にて駆動される流体圧シリンダに実施してもよい。
【0064】
前記実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(1) 体圧シリンダ装置において、シリンダカバー13,23には、前記連通流路に連通するようにポート15,27を設ける。この構成によれば、各ピストン室31,32,36,37に対する流体の給排気量を一層同等にすることができる。
【0065】
(2) 体圧シリンダ装置において、ヘッド側又はロッド側のいずれか一方のピストン室31,36間に連通流路を設け、他方の各ピストン室32,37には、各ピストン33,38を連通流路にて連通される各ピストン室31,36側に付勢する復帰用圧縮コイルばね95を設ける。この構成は、連通流路をシリンダチューブの一方の各ピストン室31,36間に設けただけで、両ピストン33,38を同時的に駆動する場合に効果的なものとなる。
【0066】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜請求項に記載の発明によれば、ピストン室間の連通流路の加工を容易にすることができる。
【0067】
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、シリンダチューブの端面に凹部を切削加工することによって連通流路を形成することができる。
請求項3に記載の発明は、上記効果に加えて、弾性密封部材の内面に凹部を切削加工することによって連通流路を形成することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のエアシリンダの断面図。
【図2】 エアシリンダの分解斜視図。
【図3】 参考例のエアシリンダの分解斜視図。
【図4】 第の実施の形態のエアシリンダの分解斜視図。
【図5】 別例のエアシリンダの分解斜視図。
【図6】 同じくエアシリンダの分解斜視図。
【図7】 (a)エアシリンダの一部の断面図、(b)エアシリンダの一部の断面図。
【図8】 (a)エアシリンダの一部の断面図、(b)エアシリンダの一部の断面図。
【図9】 同じくエアシリンダの分解斜視図。
【図10】 エアシリンダの縦断面図。
【図11】 エアシリンダの平断面図。
【図12】 同じくエアシリンダの分解斜視図。
【図13】 同じくエアシリンダの断面図。
【図14】 従来例のエアシリンダの断面図。
【符号の説明】
2,50,60,70,80,91,97…シリンダチューブ、3,4…ピストン孔、6,8…連通流路としての凹部、9…端面部材及び弾性密封部材としてのヘッド側シール部材、17…端面部材及び弾性密封部材としてのロッド側シール部材、31,36…第1のピストン室としてのヘッド側ピストン室、32,37…第2のピストン室としてのロッド側ピストン室、33,38…ピストン、52…端面部材及びシリンダカバーとしてのヘッドカバー、53,56…連通流路としての凹部、55…端面部材及びシリンダカバーとしてのロッドカバー、61,62…連通流路としての凹部、71,72…連通流路及び凹部としての溝、81,82…連通流路及び凹部としての溝、83…端面部材及び弾性密封部材としてのロッド側シール部材、85,88…連通流路及び凹部としての肉薄部、86…端面部材及び弾性密封部材としてのヘッド側シール部材、96…連通流路及び凹部としての溝、98…ピストン孔

Claims (3)

  1. シリンダチューブ(2,50,60,70,80,91,97)に複数のピストン孔(3,4、98)を互いに平行に設け、各ピストン孔にピストン(33,38)をそれぞれ配設し、各ピストンに固定したピストンロッド(34,39)同士を、前記各ピストン孔の上端部側又は下端部側で互いに連結するとともに、前記各ピストン孔の上端部間及び下端部間のうち少なくともいずれか一方を連通する連通流路を設けた流体圧シリンダ装置において、
    前記連通流路を、前記シリンダチューブの端面と、同端面に直接対応して前記ピストン孔を閉塞する弾性密封部材の内面との間に、同シリンダチューブ及び弾性密封部材によって形成した流体圧シリンダ装置。
  2. 前記連通流路を、前記各ピストン孔の上端部側及び下端部側のうち少なくともいずれか一方において各ピストン孔同士を連絡するように前記シリンダチューブ(2)の端面に設けた凹部によって形成した請求項1に記載の流体圧シリンダ装置。
  3. 前記連通流路を、前記各ピストン孔の上端部側及び下端部側のうち少なくともいずれか一方において各ピストン孔同士を連絡するように前記弾性密封部材の内面に設けた凹部によって形成した請求項1に記載の流体圧シリンダ装置。
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