JPH0519760U - スプールバルブ - Google Patents

スプールバルブ

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JPH0519760U
JPH0519760U JP6867991U JP6867991U JPH0519760U JP H0519760 U JPH0519760 U JP H0519760U JP 6867991 U JP6867991 U JP 6867991U JP 6867991 U JP6867991 U JP 6867991U JP H0519760 U JPH0519760 U JP H0519760U
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
switching valve
valve body
valve
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP6867991U
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English (en)
Inventor
滝沢卓哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化および部品点数を削減すること。 【構成】 切換弁本体1と、この切換弁本体1の軸線方
向に設けられた空所内に、移動可能に配設され、前記切
換弁本体1に設けられたポート11、12、13、1
4、15を開閉して流体流路を切換える主弁2とを具え
たスプールバルブであって、前記主弁2の一端側にピス
トン部8が設けられ、このピストン部8の一端面と前記
切換弁本体1との間に形成されるピストン室5が前記切
換弁本体1に穿設された流路3に連通し、一方、前記主
弁2の他端側と前記切換弁本体1との間に形成されるピ
ストン室6が前記切換弁本体1に穿設された流路4に連
通し、さらに、この流路4が前記ピストン部8の他端面
に形成されるピストン室7に連通するようになってい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスプールバルブに関し、特に、小型化および部品点数の削減したス プールバルブに関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】
従来のスプールバルブとしては、図3、図4に示すようなスプールバルブが知 られていて、このスプールバルブは、切換弁本体31を有し、この切換弁本体3 1に設けられた空所内に主弁32が移動可能に配設され、前記主弁32の両端側 にはピストン室35、36が設けられ、このピストン室35、36内に前記主弁 32の両端に配設されたピストン37、38が位置している。 また、前記ピストン室35、36には流路33、34を介して流体がそれぞれ 供給されるようになっている。
【0003】 上記のように構成されたスプールバルブにあっては、主弁32の両端に設けら れたピストン室35、36に交互に流路33、34を介して流体を供給すること によって、前記主弁32を往復動させ、前記切換弁本体31に設けられたポート 41、42、43、44、45を開閉して流体流路を切換えることができる。 しかしながら、このスプールバルブは主弁32の両端にピストン37、38を 設ける必要があり、全長が長くなるという問題点を有していた。
【0004】 そこで、上記の問題点を改良するものとして、図5、図6に示すようなスプー ルバルブが提案されている。 このスプールバルブは、主弁52の一端側にピストン室55、56が設けられ 、このピストン室55、56に前記主弁52の一端に配設されたピストン57が 位置している。 そして、前記ピストン室55、56はピストン57によって二室に区画され、 一方の室は前記ピストン57の端面と切換弁本体51との間に形成されるピスト ン室56であり、他方の室は前記ピストン57およびこれに連設する主弁52と 切換弁本体51との間に形成されるピストン室55であり、このピストン室55 またはピストン室56に交互に流体を供給することにより、前記主弁52を往復 動させることができる。
【0005】 しかしながら、上記のように構成されたスプールバルブにあっては、ピストン 57の受圧面積に差があるため、主弁52の往復動の応答性に差が生じ、また、 省スペース化が進む中でピストン57の径を小さくすると、受圧面積が充分取れ なくなり、小型化に適さないという問題点を有していた。
【0006】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、主 弁の切換が滑らかに行われ、小型化にも適したスプールバルブを提供することを 目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は切換弁本体と、この切換弁本体の軸 線方向に設けられた空所内に、移動可能に配設され、前記切換弁本体に設けられ たポートを開閉して流体流路を切換える主弁とを具えたスプールバルブであって 、前記主弁の一端側にピストン部が一体に設けられ、このピストン部の一端面と 前記切換弁本体との間に形成されるピストン室が前記切換弁本体に穿設された流 路に連通し、一方、前記主弁の他端側と前記切換弁本体との間に形成されるピス トン室が前記切換弁本体に穿設された流路に連通し、さらに、この流路が前記ピ ストン部の他端面に形成されるピストン室に連通するようにしたという手段を採 用したものである。
【0008】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、受圧面積が同じで差がなく、同 等の力で主弁を往復動させるため、主弁の切替えが滑らかに行われる。 また、ピストン部が一方に設けられ、かつ、ピストン部の外形を従来のものよ り小径にすることができるため、小型化が可能である。 さらに、主弁とピストンとを一体に設けることにより、部品点数を削減するこ とができるとともに、同心度を確保することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1、図2はこの考案によるスプールバルブの主弁を切換えた状態を示す概略 断面図である。 すなわち、同図に示すこの考案によるスプールバルブは、切換弁本体1を有し 、この切換弁本体1にはその軸線方向に空所が設けられ、この空所内に主弁2が 移動可能に配設され、前記主弁2の一端側に前記主弁2より大径となったピスト ン部8が一体に設けられている。 そして、図1に示すように、主弁2を同図右方に位置させた状態においては、 前記ピストン部8の一端面と前記切換弁本体1との間に流体が流入可能であるピ ストン室5が形成され、このピストン室5は前記切換弁本体1に穿設された流路 3に連通している。
【0010】 一方、図2に示すように、主弁2を同図左方に位置させた状態においては、前 記主弁2の他端側と前記切換弁本体1との間に流体が流入可能であるピストン室 6が形成され、このピストン室6は前記切換弁本体1に穿設された流路4に連通 している。 さらに、前記主弁2の一端側に設けられたピストン部8の他端面およびこれに 連設する主弁2と、切換弁本体1との間に流体が流入可能である環状のピストン 室7が形成され、このピストン室7は前記流路4に連通している。 また、前記切換弁本体1の側面には、前記空所に連通するポート11、12、 13、14、15が形成されている。
【0011】 上記のように構成されたスプールバルブにあっては、図1に示すように、流路 3からピストン室5に流体を導入すると、主弁2の一端側のピストン部8が押圧 されて、主弁2は切換弁本体1の軸線に沿って移動し、同図右方に位置する。 そして、ポート11が閉塞され、ポート12とポート13との間が連通し、ポ ート14とポート15との間が連通する。 この時、ピストン室6内の流体は主弁2の他端側によって押圧され、流路4を 介して外部に流出する。
【0012】 一方、図2に示すように、流路4からピストン室6およびピストン室7に流体 を導入すると、主弁2の他端側およびピストン部8の他端面が押圧されて、主弁 2は切換弁本体1の軸線に沿って移動し、同図左方に位置する。 そして、ポート11とポート12との間が連通し、ポート13とポート14と の間が連通し、ポート15が閉塞されて流体流路を切換えることができる。 この時、ピストン室5の流体は主弁2の一端側によって押圧され、流路3を介 して外部に流出する。
【0013】 このように、ピストン部8の一端面の面積と、ピストン部8の他端面および主 弁2の他端側の面積とは同じで、受圧面積が同じで差がなく、同等の力で主弁2 を往復動させるため、主弁2の切替えが滑らかに行われる。 また、ピストン部8が一方に設けられ、かつ、ピストン部8の外形を従来のも のより小径にすることができるため、小型化が可能である。
【0014】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、受圧面積が同じで差がなく、同 等の力で主弁を往復動させるため、主弁の切替えが滑らかに行われる。 また、ピストン部が一方に設けられ、かつ、ピストン部の外形を従来のものよ り小径にすることができるため、小型化が可能である。 さらに、主弁とピストンとを一体に設けることにより、部品点数を削減するこ とができるとともに、同心度を確保することができるというすぐれた効果を有す るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるスプールバルブの実施例におい
て、一方側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【図2】この考案によるスプールバルブの実施例におい
て、他方側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【図3】従来のスプールバルブの一の例において、一方
側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【図4】従来のスプールバルブの一の例において、他方
側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【図5】従来のスプールバルブの他の例において、一方
側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【図6】従来のスプールバルブの他の例において、他方
側に作動させた状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、31、51……切換弁本体 2、32、52……主弁 3、4、33、34、53、54……流路 5、6、7、35、36、55、56……ピストン室 8……ピストン部 37、38、57……ピストン 11、12、13、14、15、41、42、43、4
4、45 61、62、63、64、65……ポート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切換弁本体(1)と、該切換弁本体
    (1)の軸線方向に設けられた空所内に、移動可能に配
    設され、前記切換弁本体(1)に設けられたポート(1
    1)(12)(13)(14)(15)を開閉して流体
    流路を切換える主弁(2)とを具えたスプールバルブで
    あって、前記主弁(2)の一端側にピストン部(8)が
    一体に設けられ、該ピストン部(8)の一端面と前記切
    換弁本体(1)との間に形成されるピストン室(5)が
    前記切換弁本体(1)に穿設された流路(3)に連通
    し、一方、前記主弁(2)の他端側と前記切換弁本体
    (1)との間に形成されるピストン室(6)が前記切換
    弁本体(1)に穿設された流路(4)に連通し、さら
    に、該流路(4)が前記ピストン部(8)の他端面に形
    成されるピストン室(7)に連通するようにしたことを
    特徴とするスプールバルブ。
JP6867991U 1991-08-28 1991-08-28 スプールバルブ Pending JPH0519760U (ja)

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JP6867991U JPH0519760U (ja) 1991-08-28 1991-08-28 スプールバルブ

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JP6867991U JPH0519760U (ja) 1991-08-28 1991-08-28 スプールバルブ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006519064A (ja) * 2003-02-26 2006-08-24 メディ−フィジックス・インコーポレイテッド ベンチレータ用mri/nmr適合性超偏極ガス送出しバルブおよび関係するガス送出方法
JP6010192B1 (ja) * 2015-06-30 2016-10-19 株式会社ケーヒン 圧力流体制御装置

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