JPH0138321Y2 - - Google Patents

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JPH0138321Y2
JPH0138321Y2 JP871584U JP871584U JPH0138321Y2 JP H0138321 Y2 JPH0138321 Y2 JP H0138321Y2 JP 871584 U JP871584 U JP 871584U JP 871584 U JP871584 U JP 871584U JP H0138321 Y2 JPH0138321 Y2 JP H0138321Y2
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cylinder
double
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switching valve
ports
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複動シリンダ駆動装置の改良に関す
るものである。
例えば実公昭57−34365号公報等によつて知ら
れている公知の複動シリンダ駆動装置では、通
常、複動シリンダが圧力源に対して第1図に示す
ように配管接続されている。第1図において、1
は空気源、2は切換弁、3はヘツド側連結管4に
接続したスピードコントローラ、5はロツド側連
結管6に接続したスピードコントローラ、7は複
動シリンダであり、切換弁2によつてヘツド室8
とロツド室9とをそれぞれ空気源1と大気とに切
換えれば、ピストン10及びロツド11が往復動
するように構成されている。
しかしながら、上記構成の装置においては、ロ
ツド側連結管6とヘツド側連結管4とをそれぞれ
別々に配管接続しなければならず、配管のための
部品数及び工程数が多くなるだけでなく、それら
の配管を敷設するためのスペースが大きくなると
いう難点があつた。
本考案は、複動シリンダ駆動装置における配管
のための部品数及び工程数を少なくすることによ
り、上記配管の作業を簡素化すると同時に、それ
を構造的にも簡素化することを技術的課題とする
ものである。
上記課題を解決するため、本考案の複動シリン
ダ駆動装置は、複動シリンダにおけるシリンダチ
ユーブの一端のカバーと、そのシリンダの駆動を
制御する切換弁を、内部に二つの流路をもつ連結
管により連結し、その際、上記連結管の両端にお
ける各二つの流路を、シリンダの一端のカバーに
設けた二つのポート及び切換弁における一対のシ
リンダポートにそれぞれ連通させた状態で、該連
結管を上記カバー及び切換弁に対し、それぞれ単
一の管継手により連結し、上記カバーにおける二
つのポートをそれぞれ複動シリンダにおけるピス
トンの両側の圧力室に連通させたことを特徴とす
るものである。
上記構成を有する複動シリンダ駆動装置におい
ては、切換弁における一対のシリンダポートと複
動シリンダの各ポートとを単一の連結管とそれを
連結する管継手によつて連通させることができ、
これにより切換弁と複動シリンダとの間の配管が
一つにまとめられるため、配管作業及び配管構造
が著しく簡素化される。
以下に本考案の実施例を図面に参照しながら詳
細に説明する。
第2図に示す本考案の実施例において、16は
空気源、17は切換弁、18は第1の管継手、1
9は連結管、20は第2の管継手、21は複動シ
リンダであり、上記切換弁17を交互に切換えれ
ば、複動シリンダ21における一対の圧力室即ち
ヘツド室22とロツド室23とが空気源16と大
気とに切換連通して、ピストン24及びロツド2
5が往復動するように構成している。
上記切換弁17は、一例として第2図に示すよ
うな4方弁として構成される。この4方弁は、空
気源16に接続する入力ポート27、互いに接近
した位置に開口させた第1、第2シリンダポート
28a,28b及びサイレンサ29a,29bを
備えた排気ポート30a,30bをそれぞれ弁本
体31に形設し、それらの各ポートをスリーブ3
2に穿設した各通孔により弁室33に連通させ、
該弁室33内に軸方向に摺動可能に挿嵌したスプ
ール34を復帰ばね35及び電磁操作部36等に
より駆動して、そのスプール34の切換えにより
第1、第2シリンダポート28a,28bを空気
源16と大気とに切換連通させるように構成して
いる。
上記複動シリンダ21は、第2図及び第3図に
例示するように、引抜き等により中央にピストン
室38を、その外側にバイパス流路39をそれぞ
れ形設したシリンダチユーブ40と、その両端に
配設された第1、第2のカバー41a,41bと
を備えている。上記第1のカバー41aは、互い
に接近した位置に開口する第1、第2ポート42
a,42bを備え、第1ポート42aを第1のカ
バー41a内に組込んだスピードコントローラ4
3aを介してヘツド室22に連通させると共に、
第2ポート42bを上記バイパス流路39に連通
させている。このバイパス流路39は、第2のカ
バー41b内に組込んだスピードコントローラ4
3bを介してロツド室23に連通させたものであ
る。なお、上記バイパス流路39をシリンダチユ
ーブと別体のチユーブによつて構成することもで
きる。
上記連結管19及び第1、第2の管継手18,
20は、切換弁17の第1、第2シリンダポート
28a,28bと複動シリンダ21の第1、第2
ポート42a,42bとを単一の連結管による連
結で互いに連通させるためのもので、連結管19
はその内部に二つの流路46a,46bを備え、
また第1の管継手18には、上記流路46a,4
6bの一端をそれぞれ切換弁17における第1、
第2のシリンダポート28a,28bに連通させ
る流路45a,45bを設け、第2の管継手20
には、上記流路46a,46bの他端側を第1の
カバー41aにおける第1、第2ポート42a,
42bに連通させる流路の47a,47bを設け
ている。
これらの連結管19及び第1、第2の管継手1
8,20としては各種構成のものを採用すること
ができ、第4図〜第7図にその一例を示す。即
ち、連結管19は、第4図及び第5図に示すよう
に、内管51と外管52とが放射状の支持壁53
によつて一体化された2重管として、内管51内
を第1の流路46aとすると共に、内管51と外
管52との間の間隙を第2の流路46bとするこ
とができる。
上記連結管19を切換弁17の弁本体31に接
続する第1の管継手18は、例えば第5図及び第
6図に示すようなボデイ55、スリーブ56及び
ナツト57によつて構成することができる。上記
ボデイ55は切換弁17の弁本体31に螺着され
るものであり、軸心部分に穿設した第1の流路4
5aとそのまわりの複数の第2流路45bとを備
え、その一端を上記弁本体31の取付穴60内に
シール部材61を介して挿嵌固定できるように形
成すると共に、第1の流路45aを形成する内管
部58の先端に連結管19の内管51に圧入する
凹段部58aを形設し、さらにその外周に上記ナ
ツト57の雌ねじと螺合する雄ねじ59aを刻設
し、該雄ねじ59aの内側に、内端に連結管当接
用の段部59bを有するテーパ部59cを形設し
ている。これにより、上記ボデイ55において
は、第1流路45aが軸方向に開口して切換弁1
7における第1のシリンダポート28aに連通
し、第2流路45bが径方向に開口して切換弁1
7の第2のシリンダポート28bに連通すること
になる。また、上記ナツト57は、その内周に上
記ボデイ55におけるテーパ部59cと対向する
テーパ部57aを備え、それらの一対のテーパ部
59c,57aの間に、両端にテーパ部56a,
56bを形設したスリーブ56を配設している。
上記構成の管継手18は、第5図に示すよう
に、連結管19の先端をボデイ55に挿入して、
連結管19の先端を段部59bに当接させると共
に、連結管19の内管51にボデイ55の内管部
58を圧入し、その状態でナツト57を締付け
て、スリーブ56の両端における内周縁を連結管
19の外周に喰込ませるものである。
上記第2の管継手20は、上記第1の管継手1
8と全く同様に構成することができ、従つてここ
ではその構造についての説明を省略する。
また、上記第1及び第2の管継手18,20
は、第7図に示すように、ボデイ65の一端に第
1及び第2流路47a,47bが共に軸方向に開
口するような構成とすることもできる。この場
合、切換弁17及び複動シリンダ21のカバー4
1aに上記流路47a,47bに対応するポート
を設けることは勿論である。
さらに、上記連結管として、第8図に示すよう
に、第1、第2流路46a,46bを平行に形設
したもの、あるいは第1、第2流路をそれぞれ単
独に有する2本のチユーブを連結一体化したもの
を用いることもできる。
上記構成を有する複動シリンダ駆動装置におい
ては、切換弁17を切換えることにより、空気源
16からの圧縮空気が連結管19における一方の
流路を通して複動シリンダ21における一方の圧
力室に流入し、これと同時に他方の圧力室の空気
が連結管19における他方の流路及び切換弁を通
して大気に排気され、これによりピストン24及
びロツド25が駆動される。また、上記切換弁1
7を他の位置に切換えると、ピストン24及びロ
ツド25は反対の方向に駆動される。これらの駆
動速度は、複動シリンダのカバー内に設けたスピ
ードコントローラ43a,43bにおける絞り弁
の開口量を該カバーから突出させた調節子で調節
可能にすることによつて制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の構成図、第2図は本考案の実
施例の構成図、第3図はシリンダチユーブの横断
面図、第4図は連結管の横断面図、第5図は管継
手の断面図、第6図はそのボデイの連結管接続端
側平面図、第7図は異なる管継手の部分断面図、
第8図は異なる連結管の横断面図である。 17……切換弁、18,20……管継手、19
……連結管、21……複動シリンダ、28a,2
8b……第1、第2シリンダポート、39……バ
イパス流路、42a,42b……第1、第2ポー
ト、46a,46b……流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複動シリンダにおけるシリンダチユーブの一端
    のカバーと、そのシリンダの駆動を制御する切換
    弁を、内部に二つの流路をもつ連結管により連結
    し、その際、上記連結管の両端における各二つの
    流路を、シリンダの一端のカバーに設けた二つの
    ポート及び切換弁における一対のシリンダポート
    にそれぞれ連通させた状態で、該連結管を上記カ
    バー及び切換弁に対し、それぞれ単一の管継手に
    より連結し、上記カバーにおける二つのポートを
    それぞれ複動シリンダにおけるピストンの両側の
    圧力室に連通させたことを特徴とする複動シリン
    ダ駆動装置。
JP871584U 1984-01-25 1984-01-25 複動シリンダ駆動装置 Granted JPS60122004U (ja)

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JP871584U JPS60122004U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 複動シリンダ駆動装置

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JP871584U JPS60122004U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 複動シリンダ駆動装置

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JPS60122004U JPS60122004U (ja) 1985-08-17
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