JP3710567B2 - 光ビーム走査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は複数の光ビームを集めて共通の走査光学系により走査する光ビーム走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のレーザビームなどの光ビームを、共通の走査光学系を用いて記録シート上で走査させ、画像を記録する光ビーム走査装置が従来より考えられている。複数の光ビームを用いることにより画像記録を高速化できるからである(例えば米国特許第5502709号)。
【0003】
【従来技術の問題点】
この場合複数の光ビームは別々の光偏向素子によって独立に偏向され、各光ビームが描く走査線が記録シート上で等間隔な直線になるように制御される。各光ビームは共通の走査光学系を同時に通るから、走査光学系の経時的変化による影響は全ての光ビームに対して同一となるから通常問題ない。
【0004】
しかし各光ビームを合波光学系で合波する前の段階では、各光ビームの光学系は別々に分かれているため、これらの光学系の経時的変化はただちに各光ビーム相互間の位置等に影響する。例えば各光ビームの光学系の温度変化や経時的変化により、各光ビーム間隔が変化したり走査線上の位相が変化する。このため記録した画像の画質が悪くなるという問題が生じる。
【0005】
【発明の目的】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、走査光学系より前の光学系の温度変化や経時変化により複数の光ビーム相互間の位置が変動するのを防ぎ、画質を向上させることができる光ビーム走査装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】
本発明によればこの目的は、複数本の光ビームを合波して共通の走査光学系により走査する光ビーム走査装置において、
複数の光ビームごとに別々に2次元に偏向する複数の光偏向素子と、
この偏向された複数の光ビームを合波する合波光学系と、
この合波した合波ビームを記録シートに導いて走査する走査光学系と、
前記合波ビームを分割するビームスプリッタと、
この分割された光ビームの露光面の共役面上あるいはその付近に配設された4分割光ビーム検出素子からなるビーム位置検出素子と、
このビーム位置検出素子が2次元的に検出した複数のビーム位置のデータと予めメモリした初期設定データとを比較して両データの差を求める演算手段と、
この差を記憶するメモリと、
前記走査光学系に同期して各光ビームに対する前記光偏向素子による偏向を前記差に基づいて2次元的に補正しながら走査する光偏向素子制御手段と、
を備え、前記メモリに記憶される差を適時に入力されるメモリ書換え指令に基づいて書換え可能としたことを特徴とする光ビーム走査装置により達成される。
【0007】
合波ビームの一部を分割してビーム位置検出素子に導くためのビームスプリッタを省き、走査光学系に持つビームスプリッタを利用することも可能である。この場合にはこの走査光学系で合波ビームから一部の光ビームを分割し、これを集光レンズにより集光させて露光面の共役面を作る。そしてこの共役面上にビーム位置検出素子を配設すればよい。
【0008】
ここにビーム位置検出素子は4分割位置検出素子を用いる。走査光学系は円筒内面走査型のものとすることができ、光偏向素子は2次元に偏向できるものであって、例えば2次元音響光学偏向素子を用いることができる。メモリの内容である差は適時に入力される書換え指令によって書き換える。例えば電源投入時、一定時間経過毎、一定ページ数の画像出力毎、オペレータが希望する時などにこの書換え指令を送出すればよい。
【0009】
【作用】
光ビーム走査装置は、各光ビームの相互の最適な位置情報を予め初期設定データとしてメモリしておく。書換え指令が出力されると、光ビーム1本ごとのビーム位置を4分割光ビーム検出素子からなるビーム位置検出素子で2次元的に検出し、そのデータを求めて初期設定データとの差を求める。この差はメモリされる。この差は全ての光ビームに対して同様にして別々にメモリされる。
【0010】
その後このメモリの内容である差を用いて各光ビームに対する光偏向素子の偏向量を2次元的に補正しながら光ビーム走査を行う。すなわち各光ビームに対しては元来所定の偏向を与えるように光偏向素子を駆動するが、この際に前記の差に基づいて補正を加え、各光ビームの相互の位置を適切に制御する。このようにして相互の位置を適切に保った合波ビームは、共通の走査光学系で走査されて記録シート上を走査する。従って画質が良好になる。
【0011】
【実施態様】
図1は本発明の一実施態様である円筒内面走査型光ビーム走査装置を示す概念図、図2ビームスプリッタの説明図、図3は光偏向素子の制御手段を示す図、図4は偏向補正手段を示す図である。
【0012】
これらの図において10(10a、10b、10c)は光ビーム出力手段としての3個のレーザダイオードであり、これらは同一波長かつ同一強度のレーザビームL(La、Lb、Lc)を出力する。これらのレーザビームLa、Lb、Lcはそれぞれ図示しない光学系、光偏向素子としての2次元音響光学偏向素子AOD(AODa、AODb、AODc)を介し、合波光学系12により合波される。
【0013】
AODは後記するように所定周波数の超音波がトランスデューサより発生されることにより駆動され、この時の1次回折光が0次光カット板(図示せず)で選択されるものである。なお2値画像信号がオフの時にはレーザダイオード10の出力がオフとなる。
【0014】
3つのAODは、この実施態様ではそれぞれレーザビームLa、Lb、LcをX軸方向およびY軸方向に2次元的に偏向させるものである。すなわち、AODにより、レーザビームLを互いに直交する2つの方向(X軸方向およびY軸方向)に偏向させ、主走査線の湾曲と間隔と長さとを修正するものである。
【0015】
合波光学系12は、全反射ミラーMと、偏光ビームスプリッタPBSと、ビームスプリッタBSとで形成される。前記レーザダイオード10a、10b、10cは直線偏光のレーザビームを出力し、これらの偏光方向はそれぞれ図1に矢印で示す方向に設定されている。
【0016】
すなわちレーザダイオード10aと10cは、ビームスプリッタBSおよび全反射ミラーMに対する入射平面波の電界の振動面が入射面(入射光と反射光を含む平面)に平行な偏光(P偏光という)となるように、その取付角度が設定されている。またレーザダイオード10bは、偏光ビームスプリッタPBSに対する入射平面波の電界の振動面が入射面に垂直となる偏光(S偏光という)となるように、その取付角度が設定されている。
【0017】
そしてレーザビームLa、Lb、Lcはこの合波光学系12によりほぼ1つのレーザビームすなわち合波ビームLoに合波される。なおこの合波されたビームLoは図2〜4では1本のビームとして表しているが、実際には図1に示すように互いに分かれた3本の共軸ではないビームから成るものである。
【0018】
この合波ビームLoは、さらにビームエキスパンダEXを構成するレンズL1およびL2においてビーム径の拡大・変更が行われる。このビームLoはドラム(円筒)Dの中心軸に沿ってドラムD内に導かれる。ドラムDの中心軸上には、走査光学系を形成する集光レンズL3およびスピナーSPが設けられている。
【0019】
このスピナーSPは中心軸(回転軸)に対して45°の反射面を持ち、モータにより高速回転される。なおこのモータにはロータリーエンコーダENが取付けられ、スピナーSPの回転角(θ=ωt)が検出される。すなわち所定回転角ごとに出力されるパルス信号pと、1回転の基準位置を示す基準位置信号poとが出力される。なおこのスピナーSPに導かれるビームは、回転軸上にあるビームエキスパンダEXおよび集光レンズL3を通って、ドラムDの内周面あるいは記録シートSに合焦する。
【0020】
なおビームキスパンダEXにはビームスプリッタBS1が設けられ、このビームスプリッタBP1は合波ビームLOの一部を分割してレンズL1の焦点面P1と共役な他の焦点面P2に結像する。この焦点面P2上あるいはこれより僅かにずれた位置にはビーム位置検出素子としての4分割位置検出素子14が設けられ、光ビームLa、Lb、Lcのビーム位置が検出される。
【0021】
図4において符号16はAOD制御手段であり、このスピナーSPの回転角θに同期してAODを制御する。図3は制御手段16の回路構成例を示す図である。この図3では説明を簡単にするため1つのAODaのみの駆動回路を示すが、実際はこの図と同様な回路が他のAODb、AODcに対して別々に設けられる。
【0022】
この図3において18はクロック回路であり、エンコーダENがスピナーSPの一定回転角度ごとに出力するパルス信号pと基準位置信号poとに基づいて、制御クロック信号を出力する。20は正弦波生成回路、22は余弦波生成回路である。
【0023】
これら正弦波生成回路20と余弦波生成回路22は、それぞれX方向およびY方向の偏向データを出力するものである。これらの偏向データは、主走査線の湾曲と間隔と長さとを修正するために、レーザビームLをX軸方向およびY軸方向に偏位させるためにAODの駆動周波数に付加するものである。
【0024】
なおこれら正弦波生成回路20および余弦波生成回路22には偏向補正手段24から出力される補正データが入力される。これらの回路20、22の出力は、この補正データに基づき補正され、この結果光学系の温度変化や経時時変化などによる各光ビームLa、Lb、Lcの相互の位置ずれを打消すことができる。
【0025】
前記正弦波生成回路20および余弦波生成回路22は、スピナSPの回転角度すなわちクロック回路18が出力するクロック信号に基づいて、所定の振幅と位相とを持った正弦波(Sin)および余弦波(Cos)を出力する。一方偏向補正手段24は、通常これらの正弦波および余弦波の振幅や位相を修正するための補正データを出力する。従ってこれら補正データは通常定数である。
【0026】
26、28は電圧制御発振器(VCO)であり、正弦波および余弦波生成回路20、22の出力電圧変化に対応して周波数が変化する周波数変調信号F(Fx、Fx)を出力する。この信号Fは、それぞれ別々に増幅器(AMP)30、32で増幅された後、対応するAODに導かれ光ビームをX方向およびY方向に偏向させる。
【0027】
34は2値画像信号生成回路であり、図示しない画像処理回路から入力される画像信号に基づいて、3本のレーザビームLで記録する3本の主走査線を書込むための2値画像信号を出力する。これらの2値画像信号はレーザダイオード50(10a、10b,10c)に入力される。この結果各レーザダイオード10は、2値画像信号がオンの時にレーザビームを射出し、各AODは、レーザビームLの一次回折光をX、Y両方向に偏向させる。この結果記録シートSには直線状の3本の主走査線を等間隔に記録させることができる。
【0028】
次に偏向補正手段24を図4に基づいて説明する。36は座標検出回路であり、ここには4分割位置検出素子14の4つの素子の出力がそれぞれの増幅器38を介して入力される。座標検出回路36は4つの素子の出力を比較することにより光ビームの位置を検出する。なお4分割位置検出素子14は焦点面P2上またはこの位置から僅かにづれた位置に設けられ、光ビームの光束が或る程度広がった状態で入射する。このため4つの素子の出力を比較することによって光ビームの位置を2次元的に検出することができる。
【0029】
40は初期設定データを記憶するメモリである。このメモリ40は3つの光ビームLa、Lb、Lcの適切な座標などを示すデータを予め記憶する。例えばスピナーSPの或る角度位置において各光ビームLa、Lb、Lcがそれぞれ位置すべき座標を記憶する。これらのデータはこの光ビーム走査装置の初期設定の際に入力され得るものである。
【0030】
42は演算手段であり、4分割位置検出素子14で検出した1本の光ビームLaの位置を示すデータと、メモリ40に記憶した初期設定データとの差を求める。この差はメモリ44に記憶される。同様に他の光ビームLb、Lcに対してもこの差が求められ、メモリ44に記憶される。
【0031】
なおこの演算手段42による演算とメモリ44の内容の書き換えでは、書換え指令αによって行われる。この書換え指令αは、操作者が適宜入力してもよいが、電源スイッチの投入時や一定時間おきに自動的に出力されるようにしてもよい。また所定ページ数の画像出力が済む度に出力されるようにしてもよい。
【0032】
AOD制御手段16では、前記正弦波生成回路20および余弦波生成回路22が出力する偏向データを、このメモリ44に記憶した差に基づいて補正する。すなわち差は偏向データに対する補正データとなる。この差から得た補正データは、通常前記した正弦波および余弦波の振幅や位相を修正するための定数である。
【0033】
次にこの実施態様の動作を説明する。書換え指令αが入力されると、1本の光ビームLaだけを出力させてそのビーム位置を4分割位置検出素子14で検出する。そしてその時のスピナーSPの角度位置に対応した初期設定データと比較して両者の差を求め、メモ44に記憶する。同様に他の光ビームLb、Lcに対しても差を求めてメモ44に記憶する。
【0034】
このような準備が終わってから、2値画像信号生成回路34が出力する2値画像信号に基づいてレーザダイオード10a、10b、10cがオン・オフされ、スピナーSPが回転する。またAOD制御手段16の正弦波生成回路20および余弦波生成回路22は、メモリ44の内容により補正された正弦波および余弦波を出力し、これらの正弦波および余弦波に対応した高周波でAODを駆動する。
【0035】
この結果3本の光ビームLa、Lb、LcはそれぞれのAODa、AODb、AODcにより適正に偏向され、相互の距離や位置が適正に保たれる。このように互いにビーム位置が補正された3本の光ビームLa、Lb、Lcは合波光学系12で合波され、ビームエキスパンダEX、走査光学系(L3、SP)を介して記録シートSに導かれる。このため3本の光ビームLa、Lb、Lcにより記録シート上に描かれる3本の走査線を互いに平行な直線とし、それらの長さや位相も揃えることができ、記録画像の画質を向上させることができる。
【0036】
図5は他の実施態様を示す図である。前記図1〜4に示した実施態様ではビームエキスパンダEXにビームスプリッタBS1を設けて合波ビームLOの一部を分割して2つの焦点面P1、P2を形成した。しかしビームスプリッタBS1に代えて図5に示すように合波光学系12のビームスプリッタBSによって合波ビームLOの一部を分割し、集光レンズL4により焦点面P3に結像させてもよい。そしてこの焦点面P3上あるいはこの付近に配設した4分割ビーム位置検出器14Aで各光ビームの位置を検出すればよい。この場合にはこの焦点面P3はエキスパンダEXのレンズL1による焦点面P1と共役とする。
【0037】
以上の実施態様は円筒内面走査型の装置に適用したものであるが、本発明は円筒外面走査型や平面走査型などの装置にも適用でき、これらを含む。光偏向素子は音響光学(AO)素子が望ましいが、他の素子例えば電気光学(EO)素子、ピエゾミラー、ガルバノミラーなどであってもよい。なおメモリ44には差をそのまま記憶してもよいが、この差と実質的に同等なデータを記憶してもよく本発明はこの場合を含む。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明は以上のように、ビームスプリッタにより共役な2つの焦点面を形成し、一方の焦点面上またはこの付近でこの焦点面から僅かにづらせた位置に4分割光ビーム検出素子からなるビーム位置検出素子を設け、この素子で2次元的に検出した光ビームの位置を予め記憶した初期設定データと比較して両者の差を求め、この差を記憶する。そして光偏向素子の制御手段では、この差に基づく補正データによって各光偏向素子を駆動する。
【0039】
従って光学系特に走査光学系よりも上流側の各光ビームごとに分れた光学系に、温度変化や経時的な変化が生じても、記憶する差を適時に書換えることにより、各光ビームによる走査線の直線性や間隔あるいは位相や長さを適切に維持することができる。このため画質の悪化を招くおそれがない。
【0040】
合波ビームの一部を分割するためのビームスプリッタは、合波光学系に有するビームスプリッタを利用してもよい(請求項2)。この場合には分割した光ビームを集光レンズによって集光し、露光面の共役面上あるいはこの付近にビーム検出素子を配設する。
【0041】
走査光学系は円筒内面走査型とすることができる(請求項)。2次元に偏向する光偏向素子は2次元音響光学偏向素子とすることにより、各光ビームによる複数の走査線の直線性および間隔と、長さや位相を適正に制御できる(請求項)。
【0042】
メモリに記憶する差は、適時に入力される書換え指令により書き換えるが、この書換え指令は、オペレータが希望する時に入力してもよいし、適時に自動的に入力され、定期的にメモリの内容を更新できるようにしてもよい(請求項)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す概念図
【図2】ビームスプリッタの説明図
【図3】光偏向素子の制御手段を示す図
【図4】偏向補正手段を示す図
【図5】他の実施態様を示す概念図
【符号の説明】
10 レーザダイオード
12 合波光学系
14、14A ビーム位置検出素子としての4分割位置検出素子
16 AOD制御手段
18 クロック回路
20 正弦波生成回路
22 余弦波生成回路
24 偏向補正手段
36 座標検出回路
40 初期設定座標のメモリ
42 演算手段
44 差を記憶するメモリ
AOD 光偏向素子としての2次元音響光学偏向素子
EX ビームエキスパンダ
BS、BS1 ビームスプリッタ
1、P2、P3 焦点面
SP 走査光学系を形成するスピナー
La、Lb、Lc 光ビーム
Lo 合波ビーム
α 書換え指令
4 集光レンズ

Claims (5)

  1. 複数本の光ビームを合波して共通の走査光学系により走査する光ビーム走査装置において、
    複数の光ビームごとに別々に2次元に偏向する複数の光偏向素子と、
    この偏向された複数の光ビームを合波する合波光学系と、
    この合波した合波ビームを記録シートに導いて走査する走査光学系と、
    前記合波ビームを分割するビームスプリッタと、
    この分割された光ビームの露光面の共役面上あるいはその付近に配設された4分割光ビーム検出素子からなるビーム位置検出素子と、
    このビーム位置検出素子が2次元的に検出した複数のビーム位置のデータと予めメモリした初期設定データとを比較して両データの差を求める演算手段と、
    この差を記憶するメモリと、
    前記走査光学系に同期して各光ビームに対する前記光偏向素子による偏向を前記差に基づいて2次元的に補正しながら走査する光偏向素子制御手段と、
    を備え、前記メモリに記憶される差を適時に入力されるメモリ書換え指令に基づいて書換え可能としたことを特徴とする光ビーム走査装置。
  2. 複数本の光ビームを合波して共通の走査光学系により走査する光ビーム走査装置において、
    複数の光ビームごとに別々に2次元的に偏向する複数の光偏向素子と、
    この偏向された複数の光ビームを合波しかつその一部を分割する合波光学系と、
    この合波した合波ビームを記録シートに導いて走査する走査光学系と、
    前記合波光学系で分割された光ビームを集光させ露光面の共役面を作る集光レンズと、前記共役面上あるいはその付近に配設された4分割光ビーム検出素子からなるビーム位置検出素子と、
    このビーム位置検出素子が2次元的に検出した複数のビーム位置のデータと予めメモリした初期設定データとを比較して両データの差を求める演算手段と、
    この差を記憶するメモリと、
    前記走査光学系に同期して各光ビームに対する前記光偏向素子による偏向を前記差に基づいて2次元的に補正しながら走査する光偏向素子制御手段と、
    を備え、前記メモリに記憶される差を適時に入力されるメモリ書換え指令に基づいて書換え可能としたことを特徴とする光ビーム走査装置。
  3. 走査光学系は円筒内面走査型である請求項1または2の光ビーム走査装置。
  4. 光偏向素子は2次元音響光学偏向素子である請求項の光ビーム走査装置。
  5. メモリ書換え指令は適時に自動的に入力される請求項1〜のいずれかの光ビーム走査装置。
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