JP3710537B2 - 音声情報発生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は音声情報を待ち行列に登録し順次再生することによりマンマシンインタフェ−スの効率を向上させた音声情報発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、不特定多数の人が集まる会場等で不特定多数の人又は特定の人物に連絡する方法の一つとして、音声情報発生装置を使用して音声で連絡する方法がある。図5はボタン電話装置に、音声を出力するペ−ジングスピ−カ2及び音声信号の増幅と接続を行なうペ−ジング回路1−2からなる音声情報発生装置を設け、電話機3−1、電話機3−2、・・・からダイヤルで指定して接続し使用する装置の構成を示す図である。この機能をペ−ジング機能と云う。
【0003】
ボタン電話装置の主装置1は中央制御部1−1、ペ−ジング回路1−2、通話スイッチ系回路1−3、電話機制御回路1−4及び局線系処理回路1−5を具備し、ペ−ジング回路1−2にはペ−ジングスピ−カ2が接続され、電話機制御回路1−4には複数の電話機3−1、電話機3−2、・・・が接続され、局線系処理回路1−5には局線4が接続されている。
【0004】
中央制御部1−1はCPU(中央処理装置)1−1−1、制御プログラムを格納するROM(リ−ド・オンリ−・メモリ)1−1−2、必要なデ−タを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)1−1−3等を具備している。
【0005】
電話機3−1からダイヤル(図では省略)が押下されるとダイヤル信号は電話機制御回路1−4を通り中央制御部1−1へ送られる。中央制御部1−1ではダイヤル信号を解析し、局線4への信号であれば通話スイッチ系回路1−3を切り替え、局線系処理系回路1−5を介して局線4へ接続し通常の通話が行なわれる。ダイヤルでペ−ジング機能を指定した場合、中央制御部1−1は通話スイッチ系回路1−3を切り替え、ペ−ジング回路1−2を介してペ−ジングスピ−カ2を接続し電話機3−1から使用できる状態にする。
【0006】
上記例は音声情報発生装置をボタン電話装置に組み込んで使用する例であるが、単独で使用する場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の方法ではペ−ジング機能が動作中は他の電話機からペ−ジング操作を行なうことができない。従って、現在使用している人が終了するのを待って改めてペ−ジング操作を行なわなければならないので使い勝手が悪く、マンマシンインタフェ−スの効率が悪いと云う問題があった。
【0008】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点を除去する為に待ち行列を設け、音声デ−タを録音登録し自動的に順次再生する音声情報発生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、音声出力手段、制御手段、複数の音声入力手段を備え、制御手段は音声入力手段から音声出力要求があると当該音声入力手段を音声出力手段に接続すると共に入力された音声信号を増幅して該音声出力手段に供給し、該音声出力手段から音声を出力する音声情報発生装置において、音声入力手段から入力された音声データをID番号を付けて録音する録音手段、及び該ID番号を登録する待ち行列を設け、制御手段が音声入力手段からの音声出力要求の処理中に別の音声入力手段から音声出力要求が発生した場合、その音声データを前記録音手段にID番号を付して順次録音すると共に、該ID番号を待ち行列に順次登録し、音声出力手段からの現在出力中の音声出力が終了すると自動的に待ち行列に登録したID番号を登録順に読み出すと共に録音手段に録音した該ID番号を付した音声データを読み出し、制御手段を介して音声出力手段に供給して録音再生し、該録音再生の終了した音声データを録音手段から順次削除すると共に、待ち行列に登録したID番号を順次削除し、更に音声入力手段からキャンセルのID番号が入力された場合、録音手段から当該ID番号を付した音声データを削除すると共に、待ち行列に登録したID番号を削除する録音再生制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の音声情報発生装置をボタン電話装置に適用した例を示す図である。図示するように、本発明の音声情報発生装置は従来の装置に複数の録音デ−タをID番号を付けて録音できる録音装置1−6を設け、中央制御部1−1のRAM(ランダム・アクセス・メモリ)1−1−3に前記ID番号を登録するキュ−(待ち行列)を設け、CPU1−1−1からコマンドを送り録音及び再生を制御する装置である。同図で図5と同じ符号の回路は従来の技術で説明したので省略する。
【0011】
図2はペ−ジングアクセスの処理フロ−を示す図である。図1及び図2に従ってペ−ジングアクセスの処理を説明する。電話機3−1(又は、電話機3−2・・・)からペ−ジングのダイヤルを行なった場合、中央制御部1−1は電話機制御回路1−4を介して信号を受信し、他の電話機からペ−ジングが行なわれていない状態(ペ−ジング回路1−2が使用可能な状態)であるか否かを判断し(ステップST21)、ペ−ジングが行なわれていない場合は通話スイッチ回路系1−3にコマンドを送り、スイッチを動作させ該電話機をペ−ジング回路1−2を介してペ−ジングスピ−カ2に接続し使用可能な状態にする(ステップST23)。以上は従来の通常処理機能である。
【0012】
前記ステップST21において、他の電話機からペ−ジングが行なわれていてペ−ジング回路1−2が使用中であれば、次に録音装置1−6の全チャンネルが使用中であるか否か(空きチャンネルがあるか否か)を判断し(ステップST22)、通話スイッチ系回路1−3にコマンドを送りスイッチを動作させ該電話機を録音装置1−6に接続しID番号を付けて音声を録音すると共に、RAM1−1−3のキュ−(待ち行列)に該ID番号を登録する(ステップST24)。
【0013】
前記ステップST21において、他の電話機からペ−ジングが行なわれていてペ−ジング回路1−2が使用中で、前記ステップST22で録音装置1−6の全チャンネルが使用中であれば、該電話機へビジ−ト−ンを送出し(ステップST25)、ペ−ジングが使用中(ビジ−)である事を知らせる。
【0014】
図3は音声の再生処理フロ−を示す図である。録音装置1−6から音声を再生するプログラムである。一件のペ−ジングが終了した時点で、なお、キュ−に登録されたID番号が残っているか否かを判断し(ステップST31)、該ID番号が残っていれば、中央制御部1−1は録音装置1−6にコマンドを送り、該ID番号の付けられた音声デ−タを通話スイッチ系回路1−3、ペ−ジング回路1−2を介してペ−ジングスピ−カ2から出力させる(ステップST32)。続いてキュ−の登録から該ID番号を削除する(ステップST33)。
【0015】
図4は録音をキャンセルする処理フローを示す図である。電話機からキャンセル音声データのID番号が入力され、キューに該ID番号が残っているか否かを判断し(ステップST41)、該ID番号が残っていなければ既にページングスピーカ2から出力されているので該電話機にビジートーンを送出して知らせる(ステップST44)。該ID番号が残っていれば録音装置1−6から該ID番号の付けられた音声データを削除すると共に(ステップST42)、キューから該ID番号を削除する(ステップST43)。
【0016】
なお、上記実施例は音声情報発生装置をボタン電話装置に適用した例であるが、音声に関連する装置であれば何でもよく、また、単独でも使用できる。
【0017】
以上述べたように、本実施例によれば音声デ−タを録音する録音装置を設け、キュ−(待ち行列)に登録し、自動的に順次再生する手段を設けたので、他の電話機からペ−ジング使用中でもその終了を待たずに音声を送り目的を達成することが出来る。従って、ペ−ジングのマンマシンインタフェ−スの効率を向上させる事が出来る。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、制御手段が音声入力手段からの音声出力要求の処理中に別の音声入力手段から音声出力要求が発生した場合、その音声データを録音手段にID番号を付して順次録音すると共に、ID番号を待ち行列に順次登録し、音声出力手段からの現在出力中の音声出力が終了すると自動的に待ち行列に登録したID番号を登録順に読み出すと共に録音手段に録音した該ID番号を付した音声データを読み出し、制御手段を介して音声出力手段に供給して録音再生し、該録音再生の終了した音声データを録音手段から順次削除すると共に、待ち行列に登録したID番号を順次削除し、更に音声入力手段からキャンセルのID番号が入力された場合、録音手段から当該ID番号を付した音声データを削除すると共に、待ち行列に登録したID番号を削除する録音再生制御手段を設けたので、音声入力手段からの音声出力要求の処理中に別の音声入力手段から音声出力要求が発生した場合、ページング機能の動作が終了するのを待って改めてページング操作を行わなければならない煩わしさを解消することができ、音声情報再生装置のマンマシンインタフェースの効率を向上させることができ、更に一旦録音手段に録音した音声データも音声入力手段からキャンセルのID番号が入力されることにより、当該ID番号を付した音声データは削除されるから不必要になった音声データが音声出力から再生出力されることはないという優れた効果が得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声情報発生装置をボタン電話装置に適用した例を示す図である。
【図2】ペ−ジングアクセスの処理フロ−を示す図である。
【図3】音声の再生処理フロ−を示す図である。
【図4】録音をキャンセルする処理フロ−を示す図である。
【図5】従来の音声情報発生装置をボタン電話装置に適用した例を示す図である。
【符号の説明】
1 主装置
1−1 中央制御部
1−1−1 CPU(中央処理装置)
1−1−2 ROM(リ−ド・オンリ−・メモリ)
1−1−3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
1−2 ペ−ジング回路
1−3 通話スイッチ系回路
1−4 電話機制御回路
1−5 局線系処理回路
2 ペ−ジングスピ−カ
3−1 電話機
3−2 電話機
4 局線
Claims (1)
- 音声出力手段、制御手段、複数の音声入力手段を備え、前記制御手段は前記音声入力手段から音声出力要求があると当該音声入力手段を前記音声出力手段に接続すると共に入力された音声信号を増幅して該音声出力手段に供給し、該音声出力手段から音声を出力する音声情報発生装置において、
前記音声入力手段から入力された音声データをID番号を付けて録音する録音手段、及び該ID番号を登録する待ち行列を設け、
前記制御手段が音声入力手段からの音声出力要求の処理中に別の前記音声入力手段から音声出力要求が発生した場合、その音声データを前記録音手段にID番号を付して順次録音すると共に、該ID番号を前記待ち行列に順次登録し、前記音声出力手段からの現在出力中の音声出力が終了すると自動的に前記待ち行列に登録したID番号を登録順に読み出すと共に前記録音手段に録音した該ID番号を付した音声データを読み出し、前記制御手段を介して前記音声出力手段に供給して録音再生し、該録音再生の終了した前記音声データを前記録音手段から順次削除すると共に、前記待ち行列に登録したID番号を順次削除し、更に前記音声入力手段からキャンセルのID番号が入力された場合、前記録音手段から当該ID番号を付した音声データを削除すると共に、前記待ち行列に登録したID番号を削除する録音再生制御手段を設けたことを特徴とする音声情報再生装置。
Priority Applications (1)
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JP33809995A JP3710537B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 音声情報発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33809995A JP3710537B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 音声情報発生装置 |
Publications (2)
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JPH09153945A JPH09153945A (ja) | 1997-06-10 |
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ID=18314907
Family Applications (1)
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JP4388124B2 (ja) | 2008-04-25 | 2009-12-24 | 株式会社東芝 | サーバ装置、通信システム及びページング実行方法 |
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1995
- 1995-11-30 JP JP33809995A patent/JP3710537B2/ja not_active Expired - Fee Related
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