JP3710167B2 - プリンタプロセッサ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、プリンタプロセッサに係り、より詳しくは、画像情報をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、大規模現像所では、ネガフィルムをフィルムプロセッサで処理し、得られたネガフィルムの画像をプリンタでペーパーに焼付け、ペーパープロセッサにより焼付けたペーパーを処理液で現像・定着・水洗処理した後乾燥処理して、撮影されたフィルムからプリントを得ている。また、小規模現像所では、プリンタとペーパープロセッサとを結合したプリンタプロセッサが普及している。このプリンタプロセッサは、ネガフィルムを透過した光を測光するスキャナ、スキャナによる測光値から得られる露光条件に基づいて露光フィルタを制御する制御装置、露光されたペーパーを処理するプロセッサ部を備えており、既に処理されたネガフィルムの画像を露光フィルタを制御してペーパーに焼付け、焼付けたペーパーをプロセッサ部の処理液で現像・定着・水洗処理した後乾燥処理して、プリントを得ている。
【0003】
プリンタプロセッサにおけるペーパーの処理は、現像・定着・水洗の各処理毎に専用の処理液を用いて行われ、処理液の性能を保つために補充液が補充されているが、処理液は長時間使用するに従い補充液の過不足や空気酸化、熱劣化、液の蒸発、前工程の液の混入等の影響等により適性な性能を保てなくなる。このためプリントの品質を常に良好にするために、上記処理で用いられる処理液の状態を常に管理する必要がある。
【0004】
このため、従来のプリンタプロセッサでは、複数の露光条件で予め露光して作成した複数の画像コマが形成されたコントロールストリップ(以下、コンストと称す)をペーパープロセッサ部で処理し、処理されたコンストの画像コマの濃度を測定して、測定された濃度と基準濃度とを比較して処理液状態を適切な条件(標準状態)に維持するように管理していた。
【0005】
また、上記のように処理液状態を適切な条件に管理した後、ネガフィルムをネガキャリヤにセットせず、露光フィルタを自動的に数種類のパターンで移動させてペーパーを露光するか、または内蔵された1つの中性濃度フィルタ(Neutral Density filter、以下、NDフィルタと称す)を用いて1条件でペーパーを露光し(富士写真フィルム社製プリンタプロセッサPP−720W(商品名))、処理液で処理して得られたプリント(条件維持プリント)の露光部の濃度を測定し、今回の濃度測定値と前回の濃度測定値と比較し、比較結果に基づいて露光条件等を補正している。この補正により、露光フィルタ補正、ペーパー特性補正及び処理液特性補正を同時に行うことができる。
【0006】
さらに、露光条件をフィルムの特性曲線に適した露光条件に補正するために、プリンタプロセッサ設置時または必要時に、フィルムメーカーから標準状態のフィルム現像液で処理して供給される各種の基準ネガフィルム(目玉ネガフィルム)を用いて露光し、処理液で処理して得られたプリントの濃度を測定して、露光条件を補正(所謂スロープコントロール補正)している。この目玉ネガフィルムは、円形のグレイの被写体を撮影したネガに相当する部分の周囲に黄緑の被写体を撮影したネガに相当する部分を備えたネガフィルムであり、ネガ濃度に応じて標準露光、アンダー露光、オーバー露光及び超オーバーの4種類がある。
【0007】
その他、工場出荷時にはスキャナの校正が行われ、プリンタプロセッサ設置時または必要時に濃度計の校正が行われている。
【0008】
上記のようなコンストや目玉ネガフィルムを用いると、コンストや目玉ネガフィルム等の管理用ツールを、プリンタプロセッサが設置された各拠点のオペレータが保管・管理する必要があるため、予め作成された管理用ツールを用いることなく、処理液状態の管理を行うようにしたプリンタプロセッサが提案されている(特開平6−236018号公報参照)。このプリンタプロセッサは、予め定められた複数のネガ濃度のコマを有する基準露光専用ネガ及び予め定められかつ基準となる光量に設定された基準露光専用光源を備えており、上記基準露光専用ネガ及び基準露光専用光源を用いて基準露光条件(基準ネガ濃度、基準光量)で通常のペーパーを露光することによりコンストに相当するツールを作成し、このコンストに相当するツールに対して処理と濃度測定とを行って、測定された濃度値に基づいて処理液の状態を管理するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この技術では、コンストに相当するツールを作成するにあたり、基準露光条件で露光することに重点が置かれており、通常のペーパーを使用しているため露光されるペーパーの特性の相違及び特性の変動要因については考慮されていない。このため、露光されるペーパーの特性のロット間差やペーパーの経時劣化等による写真特性のばらつきが大きくなり、高価な設備(基準露光専用ネガ及び基準露光専用光源)を装備しても、上記の誤差・ばらつきにより、高い精度の処理液状態の管理を行うことが困難となる、という問題がある。
【0010】
本発明は、上記問題点を解消するために成されたもので、処理液状態の管理を簡便に高精度で行うことができるプリンタプロセッサを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、フィルムやデジタル画像をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサにおいて、ペーパー側に記録されたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取られたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶する記憶手段と、を有し、実際に使用する時にペーパーの処理特性に対して経時変化分を補正して使用することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を、ペーパーを収納したマガジンやペーパーの裏面にバーコード、文字、記号、パンチホール、突起等で記録されたものとしている。
一方、請求項3に記載の発明は、画像情報をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサであって、外部との通信によりペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を取得する通信手段と、前記通信手段により取得されたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶する記憶手段と、を有し、実際に使用する時にペーパーの処理特性に対して経時変化分を補正して使用することを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明において、ペーパーが一定の露光条件で露光され、かつ使用条件下の処理液で処理された後のペーパーの濃度を測定する濃度測定手段と、
前記濃度測定手段により測定されたペーパーの濃度と、前記濃度測定手段により濃度が測定されたペーパーの基準濃度と、を比較する比較手段と、
をさらに有し、
前記ペーパの処理特性に関する情報を、ペーパーが前記一定の露光条件に相当する露光条件で露光され、かつ一定条件の処理液で処理されたときの該ペーパーの濃度とし、
前記記憶手段は、前記ペーパーの処理特性に関する情報としての前記ペーパーの濃度を、特性が同一又は類似のペーパー毎に基準濃度として記憶している。
【0013】
そして、請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、ペーパーを前記一定の露光条件に相当する露光条件で露光するために、透過率の異なるフィルタを複数設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明のプリンタプロセッサは、ペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶する記憶手段を備えている。ペーパーの処理特性に関する情報には、ペーパーが一定の露光条件で露光され、かつ一定条件の処理液で処理されたときのペーパーの基準濃度があり、基準濃度としては最大濃度(従来のコントロールストリップの最大濃度D−MAXに相当する濃度)、ニュートラルグレイ、及び最小濃度(ペーパーの未露光部分に相当する濃度)の少なくとも3つの濃度を使用することが好ましいが、最大濃度と最小濃度、またはニュートラルグレイと最小濃度でもよい。また、経時変化を確認できる情報には、例えば、製造年月日等がある。
これらの情報は、請求項1記載のように、ペーパー側に記録しておき、読み取り手段により読み取るようにしてもよい。
また、請求項2記載の発明のように、前記ペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を、ペーパーを収納したマガジンやペーパーの裏面にバーコード、文字、記号、パンチホール、突起等で記録しておき、プリンタプロセッサ側で読み取って記憶手段に記憶することができる。
さらに、請求項3記載の発明のように、通信手段を用いて外部との通信によりペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を取得するようにしてもよい。例えば、外部の管理センタのホストコンピュータから送信して記憶手段に記憶することもできる。なお、この情報はペーパー側に磁気記録層やICチップを設けて磁気情報や電子情報で記憶することもできる。
【0015】
ペーパーの処理特性は、特性が同一又は類似のペーパー毎に微妙に異なり、ペーパー側に記録する場合には、使用するペーパーと処理特性とは一義的に関係づけられるが、外部から入力したり予め記憶する場合には、使用するペーパーと処理特性とは一義的に関係づけられない場合があるので、使用するペーパー毎に処理特性に関する情報を記憶すると共に、ペーパーの種類並びに製造ロット(ロット番号、乳剤番号等)をペーパーに記録し、ペーパーを使用するときに個々に特性情報を読み込んで、使用するペーパーと処理特性とを対応させるのが好ましい。
【0016】
このように、請求項1の発明では、ペーパーの処理特性に関する情報が記憶できるので、ユーザー先で保管されているペーパーを用いた場合でも、上記処理特性に関する情報によってユーザーのペーパーを容易に管理することができ、該ペーパーを用いて処理液の管理を簡便に高精度で行うことができる。
【0018】
また、請求項4記載の発明の記憶手段は、ペーパーが一定の露光条件で露光され、かつ一定条件の処理液で処理されたときのペーパーの濃度を、特性が同一又は類似のペーパー毎に基準濃度として記憶しており、濃度測定手段は、一定の露光条件に相当する露光条件で露光され、かつ使用条件下の処理液で処理された後のペーパーの濃度を測定する。そして、比較手段は、濃度測定手段により測定されたペーパーの濃度と、該ペーパーと特性が同一又は類似のペーパーの前記記憶された基準濃度と、を比較する。処理液の特性が標準状態(適性な状態)であれば、測定濃度と基準濃度との差が所定範囲内の値になるが、処理液の特性が標準状態から変化している場合には、測定濃度と基準濃度との差が所定範囲外の値になるので、比較結果に基づいて貯留された処理液の状態を判定することができる。
【0019】
即ち、ペーパーの特性の相違による影響を減少させた上で、使用条件下の処理液で処理されたペーパーの濃度と、一定条件の処理液で処理されたペーパーの基準濃度とに基づいて、使用条件下の処理液の状態を管理することができ、的確に処理液の状態を把握し、精度の高い処理液管理を実現することができる。
【0020】
また、経時変化を確認できる情報に基づいて基準濃度の経時変化分を補正する。
【0021】
また、請求項5記載のプリンタプロセッサでは、透過率の異なる複数のフィルタが設けられているので、複数のフィルタの各々を介して露光する場合と露光しない場合とを組み合わせると、少なくとも3通りの濃度部を形成することができる。このように、ペーパーの特性の相違による影響を減少させた上で、少なくとも3組の濃度と基準濃度とに基づいて、貯留された処理液の状態を管理することができるので、的確に処理液の状態を把握し、さらに精度の高い処理液管理を実現することができる。
【0022】
なお、本願のプリンタプロセッサは、フィルム画像をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサのみならず、デジタル画像情報をレーザー光線やモニター画像を使用してペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサにも適用できる。
【0023】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明のプリンタプロセッサの実施例を説明する。
【0024】
図1に示すように、プリンタプロセッサ10は、写真感光材料としてのカラーペーパーP1又はP2にネガフィルムNの画像を露光するためのプリンタ部11と、露光されたカラーペーパーP1又はP2に現像・定着・水洗・乾燥の各処理を行うためのプロセサ部21と、を備えている。
【0025】
プリンタ部11の最下部には、カラーペーパーP1がロール状に巻き取られて収納されたペーパーマガジン16及びカラーペーパーP2がロール状に巻き取られて収納されたペーパーマガジン17がセットされている。ペーパーマガジン16、17の各々の側面には、収納されたカラーペーパーP1又はP2に関する後述する各種の情報、即ち基準濃度としての目標処理濃度を表示した図示しないバーコードが記録されており、これらのバーコードで表示された情報を読み取るためのバーコードリーダ86が、ペーパーマガジン16、17のバーコード記録部に対応して設けられている。
【0026】
また、ペーパーマガジンの排出口の近傍には、カラーペーパーP1又はP2を所定の単位に切断するためのカッタ26が設けられている。
【0027】
一方、プリンタ部11の最上部には、露光光を所定方向に射出する光源部12が設けられている。光源部12には、露光のための光源としてのハロゲンランプ72が設けられており、更にハロゲンランプ72から射出された露光光の光路には、C、M、Yフィルターからなる調光フィルタで構成された露光フィルター70、後述する条件維持用フィルタ68及び露光光の射出方向を変更するための反射ミラー66が設けられている。
【0028】
条件維持用フィルタ68には、図2に示すように大径の円板状の基盤68Dが設けられており、基盤68Dには小径の円板状のDmax 用NDフィルタ68A、中濃度用NDフィルタ68B及び通常のプリントを行うときに使用される円孔68Cが設けられている。各NDフィルタは、平均的にどの波長の光でも吸収する、整色性の無い中性灰色のフィルタであり、Dmax 用NDフィルタ68Aの濃度は中濃度用NDフィルタ68Bの濃度よりも低くなっている。Dmax 用フィルタ68Aを用いることによって最大濃度部が得られ、中濃度用NDフィルタ68Bを用いることによってニュートラルグレイが得られ、露光しないことによって未露光部が得られる。
【0029】
基盤68Dの側面にはベルト74が巻かれており、ベルト74の他端はモータ等で構成されたフィルタ駆動装置76に巻かれている。上記のDmax 用NDフィルタ68A、中濃度用NDフィルタ68B及び円孔68Cは、基盤68Dがフィルタ駆動装置76からの駆動力により回転した場合に、これらの各々が順に、光軸Xを中心とした露光光路上に位置するように、基盤68Dの中心軸が光軸Xに対して所定距離偏心した位置に配置されている。なお、円孔68Cを用いて露光することにより、最大濃度部を得るようにしても良い。この場合、Dmax 用フィルタ68Aは必要無く、中濃度用NDフィルタ68Bと円孔68Cのみを用いて、最大濃度部、ニュートラルグレイ及び未露光部を得ることができる。
【0030】
反射ミラー66での露光光の反射方向には、ネガフィルムNを所定の焼付位置に位置決めするためのネガキャリア18が設けられており、ネガキャリア18の下側にはネガフィルムNの画像を倍率を変えてカラーペーパーの露光ステージS1に投影するための投影レンズ14N4が設けられている。
【0031】
投影レンズ14N4の上側には、投影レンズ14N4に入射する露光光を全反射するための移動可能な反射ミラー14N1が設けられており、反射ミラー14N1による露光光の反射方向(図1において左方向)には、イメージセンサ等で構成されたスキャナ14N3及びレンズ14N2が設けられている。なお、スキャナ14N3は工場出荷時に予め校正されており、スキャナ14N3による測定値は正確である。
【0032】
投影レンズ14N4の下側には、カラーペーパーP1に照射される露光光を遮断するためのブラックシャッタ62及びブラックシャッタ62を開閉駆動するブラックシャッタ駆動装置64が設けられており、ブラックシャッタ駆動装置64は後述する制御部60に接続されている。
【0033】
カラーペーパーP1を搬送するローラ対82、84が露光ステージS1を挟むように設けられており、これらローラ対82、84はペーパー搬送装置80(図3参照)により駆動される。また、ローラ対84よりもカラーペーパーの搬送方向下流側には、カラーペーパーをプロセサ部21へ搬送するためのローラ対85、87、89がカラーペーパーの搬送方向に沿って順に設けられている。
【0034】
プロセサ部21には、発色現像処理槽10N1、漂白定着処理槽10N2、リンス処理槽10N3〜10N6、乾燥部10N7及びソーター部10N8が設けられており、発色現像処理槽10N1には発色現像処理液、漂白定着処理槽10N2には漂白定着処理液、リンス処理槽10N3〜10N6の各々にはリンス液(水洗処理液)が貯留されている。これによって、発色現像処理槽10N1で現像されたカラーペーパーは、漂白定着処理槽10N2で定着処理された後リンス処理槽10N3〜10N6で水洗処理され、乾燥部10N7で乾燥処理される。
【0035】
ソーター部10N8には、乾燥処理が終了したカラーペーパーを画像コマ単位に切断するためのカッタ28及び切断された画像コマ単位のカラーペーパーを一時的に溜めておくためのトレイ30が設けられている。
【0036】
また、プロセサ部21には、作成されたカラープリントをソーター部10N8へ搬送する搬送路R1から分岐して設けられた分岐路R2及びカラープリントが分岐路R2へ搬送されるように搬送方向を切り換える切換装置24が設けられている。さらに、分岐路R2の途中には、カラープリントの画像の濃度を測定する濃度計22が設けられている。
【0037】
なお、プリンタプロセッサ10の筐体13の上部には、後述するディスプレイ58及びキーボード56を備えた操作部59が設けられている。
【0038】
また、プリンタプロセッサ10には、処理液管理の全体を制御する装置としての制御部60が設けられており、制御部60は図示しないCPU、RAM、ROM、入出力ポート等で構成されたマイクロコンピュータを備えている。図3に示すように、制御部60には、操作部59を構成するキーボード56とディスプレイ58とが接続されており、オペレータからキーボード56を介して情報やコマンド等を入力することやオペレータ向けに処理液を交換すべき旨を警告するメッセージ等をディスプレイ58に表示することが可能となっている。さらに制御部60には、スキャナ14N3、濃度計22、バーコードリーダ86、フィルタ駆動装置76、ペーパー搬送装置80及びブラックシャッタ駆動装置64が接続されている。
【0039】
また、制御部60には、磁気ディスク装置等で構成された記憶装置88が接続されており、記憶装置88は各種の情報、例えば処理液の状態の判定結果に係る情報等の記憶が可能となっている。また、制御部60は、各地に設置されたプリンタプロセッサの保守や障害等に関する情報を管理する管理センタ95のホストコンピュータ94に通信制御装置90を介して接続されており、後述する処理液管理処理において処理液の異常状態が検知された場合に、制御部60からホストコンピュータ94へ所定の異常状態検知信号を送信し、またホストコンピュータ94からの情報を受信することが可能となっている。
【0040】
なお、前述したペーパーマガジンの側面には、バーコードによって、収納されたカラーペーパーと同じペーパー特性を有するカラーペーパーがDmax 用NDフィルタ68Aの挿入状態で一定の露光時間Tだけ露光され、標準状態の処理液で処理されたときの基準濃度Ds1を示す情報、中濃度用NDフィルタ68Bの挿入状態で一定の露光時間Tだけ露光され標準状態の処理液で処理されたときの基準濃度Ds2を示す情報、及び同じペーパー特性を有するカラーペーパーが露光されずに標準状態の処理液で処理されたときの基準濃度Ds3を示す情報が記録されている。
【0041】
次に、本実施例の作用を説明する。プリンタプロセッサ10の図示しない電源がオンされてから予め設定された時間が経過すると、処理液の温度を所定値に制御するヒートアップが自動的に開始される。処理液の温度が所定の温度に到達し処理液のヒートアップが完了すると、図5に示す処理液管理の制御ルーチンが制御部60によって自動的に開始される。
【0042】
ステップ102では、以下のように光源補正を行う。まず、ネガフィルムをネガキャリア18にセットしない状態で、ハロゲンランプ72に所定の電圧を印加すると共に、露光光を全反射する位置に反射ミラー14N1を移動し、所定位置に露光フィルタ70を移動し、スキャナ14N3により光量を測定し、前回の測定時の測定値と比較する。この比較結果に基づいて、一定のカラーバランスを維持した一定光量の光が得られるように、光源電圧や露光フィルタ70の位置を調整する。これにより、露光フィルタ70やハロゲンランプ72等の光源部12の各機器の汚れや劣化等による条件変動をなくすことができ、一定のカラーバランスを維持した一定光量の光が得られる。なお、スキャナ14N3による光量の測定値が測定限界をオーバーする場合は、条件維持用フィルタ68のNDフィルタを光路中に挿入して減光した状態で上記光源補正を行っても良い。
【0043】
次のステップ104では図6に詳細を示す露光処理を実行する。図6に示すステップ122では、Dmax 用NDフィルタ68Aを光路に挿入し、露光時間Tだけブラックシャッタ62を開く(ステップ124〜128)。この結果、カラーペーパーに対してDmax 用NDフィルタ68Aにより減光された露光光で一定の露光時間Tの露光が行われ、図4に示すようにカラーペーパーに露光部位A1が形成される。
【0044】
次のステップ130では1コマに相当する搬送量Lだけカラーペーパーを搬送する。次のステップ132ではDmax 用NDフィルタ68Aに代わり中濃度用NDフィルタ68Bを光路に挿入し、露光時間Tだけブラックシャッタ62を開く(ステップ134〜138)。この結果、カラーペーパーに対して中濃度用NDフィルタ68Bにより減光された露光光で一定の露光時間Tの露光が行われ、図4に示すようにカラーペーパーに露光部位A2が形成される。
【0045】
次のステップ140ではカラーペーパーを上記搬送量Lだけ搬送し、露光することなくカラーペーパーをカットする。これにより、図4に示すようにカラーペーパーの露光部位A2の隣に未露光の部位A3が形成される。
【0046】
以上のようなステップ104の露光処理が終了すると、次のステップ106では、カラーペーパーをプロセサ部21の発色現像処理槽10N1、漂白定着処理槽10N2、リンス処理槽10N3〜10N6及び乾燥部10N7に順次搬送する。これにより、カラーペーパーに対し所定の現像・定着・水洗・乾燥処理が行われプリントが作成される。次に、作成されたプリントは切換装置24によって切り換えられた分岐路Rへ搬送され、濃度計22の測定位置に到達する。
【0047】
次のステップ108において、濃度計22により図4に示す露光部位A1、A2、及び未露光部位A3の各々の濃度測定を行う。なお、この濃度測定により得られた露光部位A1、A2、及び未露光部位A3の濃度を、それぞれ濃度D1 、D2 、D3 とする。
【0048】
次のステップ110では図7に詳細を示す判定処理を実行する。図7のステップ162では、上記測定された3つの濃度D1 、D2 、D3 の全てに対し後述する判定処理を行うためのカウンタnを「1」に初期設定する。次のステップ163では、ペーパーマガジンの側面のバーコードを読み取りカラーペーパーの各基準濃度Dsn(Ds1〜Ds3)を入力する。
【0049】
次のステップ164では、濃度D1 と基準濃度Ds1とが等しいか否かを判定する。濃度D1 と基準濃度Ds1とが等しい場合は、処理液は正常であると判断することができるため、後述するステップ172へ進む。濃度D1 と基準濃度Ds1とが等しくない場合は、ステップ165へ進み、判定結果の履歴等を管理するために濃度D1 と基準濃度Ds1との差(D1 −Ds1)を記憶装置88に記憶する。
【0050】
次に、ステップ166へ進み、濃度D1 と基準濃度Ds1との差が予め定められた許容範囲内の値であるか否かを判定する。濃度D1 と基準濃度Ds1との差が許容範囲内の値である場合は、処理液の劣化分はプリンタプロセッサ10におけるネガフィルムの画像の焼付露光量を補正することにより補正できるので、ステップ172へ進む。
【0051】
一方、ステップ166で濃度D1 と基準濃度Ds1との差が許容範囲内の値でない場合は、早急に処理液の交換が必要であると判断できるので、ステップ170へ進み、ディスプレイ58に警告メッセージを表示し、オペレータに処理液の交換を促す。これにより、オペレータは、処理液の交換が必要であることを認識することができ、迅速に処理液を交換することで、処理液の状態を良好な状態に維持することができる。
【0052】
さらにステップ170では、処理液の劣化により濃度D1 と基準濃度Ds1との差が許容範囲外の値になったことを管理センタ95のホストコンピュータ94へ通知する。これにより、ホストコンピュータ94において、本実施例のプリンタプロセッサ10が設置された拠点において処理液の交換が必要な事態が発生したことを記録し、保守情報として管理することができる。
【0053】
その後、次のステップ172、174により、濃度D2 、D3 に対し判定処理が行われるように制御される。即ち、上記ステップ164〜170の処理が、濃度D2 と基準濃度Ds2とを対象として実行され、次に濃度D3 と基準濃度Ds3とを対象として実行される。
【0054】
なお、上記では各濃度Dn と基準濃度Dsnとを比較して処理液状態を判定したが、各濃度Dn の加重平均値等と基準値とを比較して処理液状態を判定するようにしても良い。
【0055】
以上説明した実施例によれば、ペーパーマガジンの側面のバーコードからカラーペーパーの露光部位An(n:1〜3、以下のnについて同様)に対する基準濃度Dsnを読み取ることにより得た基準濃度Dsnを用いて、カラーペーパーの濃度Dn と基準濃度Dsnとが等しいか否かの判定及び濃度Dn と基準濃度Dsnとの差が許容範囲内か否かの判定を行っているので、カラーペーパーの特性のばらつきを考慮した上で処理液の状態を的確に把握し、適切な処理液管理を簡便に行うことができる。
【0056】
なお、本実施例ではDmax 用NDフィルタ68A、中濃度用NDフィルタ68Bが順次露光光路に挿入される例を示したが、Dmax 用NDフィルタ68A及び中濃度用NDフィルタ68Bの各々に相当する部位を備えた1枚のNDフィルタを用いて、露光部位A1、A2及び未露光部位A3に相当する部位を1回の露光で形成しても良い。
【0057】
また、本実施例では、基準濃度Dsnの情報をペーパーマガジンの側面にバーコードで表示した例について説明したが、ペーパーマガジンの側面にバーコードでカラーペーパーのロット番号を表示すると共に記憶装置88に基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報をロット番号毎に予め記憶し、カラーペーパーのロット番号をバーコードから読み取り、読み取ったロット番号に対応する基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報を記憶装置88から読み取るようにしても良い。ここで、ロット番号に代えて乳剤番号を用いるようにしても良い。また、上記の基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報は、プリンタプロセッサ10の設置時や定期保守時等に管理センタ95のホストコンピュータ94からプリンタプロセッサ10へ送信し、記憶装置88に入力するようにしても良い。
【0058】
また、カラーペーパーのロット番号をバーコードから読み取り、読み取ったロット番号に対応する基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報を管理センタ95のホストコンピュータ94に問い合わせることにより、基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報を得るようにしても良い。
【0059】
また、ペーパーマガジンの側面にバーコードでカラーペーパーの製造日付の情報を予め記憶し、ペーパー使用時にそのバーコードから読み取った製造日付の情報に基づいてカラーペーパーの経時を算出し、この経時に応じたペーパー特性の劣化分を補正して処理液の状態を判断しても良い。経時に応じたペーパー特性の劣化情報は、管理センタのホストコンピュータ94に問い合わせることにより得るようにしても良い。
【0060】
また、カラーペーパーに関する情報(例えばロット番号の情報や基準濃度Ds1、Ds2、Ds3の情報等)は、上記のバーコード以外にも記号によって表しても良く、カラーペーパーの裏面に付した記号、文字、数字、又はそれらの組合せによって表しても良い。
【0061】
また、上記実施例では、条件維持用フィルタとしてDmax 用NDフィルタ68Aと中濃度用NDフィルタ68Bとを備え、これらのNDフィルタで減光して2通りの露光光量で露光された露光部位A1、A2及び未露光部位A3の合計3つの濃度の異なる部位の濃度D1 、D2 、D3 を測定する例を示したが、1個のNDフィルタを用いても良く、濃度の異なる3個以上のNDフィルタを用いても良い。1個のNDフィルタを用いる場合は、1個のNDフィルタで減光した露光光で露光された露光部位と未露光部位の2つの濃度の異なる部位の濃度によっても上記のような処理液管理を行うことができる。
【0062】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、読取手段により読み取られたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶できるため、ユーザー先で保管されているペーパーを用いた場合でも、処理液の状態を簡便かつ高精度に管理することができる、という効果が得られる。また、実際に使用する時にペーパーの処理特性に対して経時変化を確認できる情報に基づいて経時変化分を補正して使用するので、ペーパーの処理特性の経時変化にも対応することができる。
請求項2記載の発明によれば、ペーパー側に簡易に情報を記録することができると共に、読み取りも容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、通信手段により取得されたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶できるため、ユーザー先で保管されているペーパーを用いた場合でも、処理液の状態を簡便かつ高精度に管理することができる、という効果が得られる。また、ペーパーの処理特性の経時変化にも対応することができる。
【0063】
また、請求項4記載の発明によれば、ペーパーの特性の相違による影響を減少した上で、使用条件下の処理液で処理されたペーパーの濃度と、一定条件で処理されたペーパーの基準濃度と、に基づいて、使用条件下の処理液を管理することができ、精度の高い処理液管理を実現することができる、という効果が得られる。
【0064】
また、請求項5記載の発明によれば、ペーパーの特性の相違による影響を減少した上で、少なくとも3組の濃度と基準濃度とに基づいて貯留された処理液を管理することができ、さらに精度の高い処理液管理を実現することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のプリンタプロセッサの概略構成図である。
【図2】NDフィルタの概略構成図である。
【図3】処理液の管理に係る機器の構成を示すブロック図である。
【図4】複数の露光条件で露光されたペーパーを示す図である。
【図5】実施例における主ルーチンを示す流図である。
【図6】露光処理のサブルーチンを示す流図である。
【図7】判定処理のサブルーチンを示す流図である。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ
22 濃度計(濃度測定手段)
68 条件維持フィルタ
88 記憶装置(記憶手段)
N ネガフィルム
P1、P2 カラーペーパー
Claims (5)
- 画像情報をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサであって、
ペーパー側に記録されたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶する記憶手段と、
を有し、
実際に使用する時にペーパーの処理特性に対して経時変化分を補正して使用することを特徴とするプリンタプロセッサ。 - 前記ペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を、ペーパーを収納したマガジンやペーパーの裏面にバーコード、文字、記号、パンチホール、突起等で記録されたものとした請求項1記載のプリンタプロセッサ。
- 画像情報をペーパーに露光し処理液で処理するプリンタプロセッサであって、
外部との通信によりペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を取得する通信手段と、
前記通信手段により取得されたペーパーの処理特性に関する情報及び経時変化を確認できる情報を記憶する記憶手段と、
を有し、
実際に使用する時にペーパーの処理特性に対して経時変化分を補正して使用することを特徴とするプリンタプロセッサ。 - ペーパーが一定の露光条件で露光され、かつ使用条件下の処理液で処理された後のペーパーの濃度を測定する濃度測定手段と、
前記濃度測定手段により測定されたペーパーの濃度と、前記濃度測定手段により濃度が測定されたペーパーの基準濃度と、を比較する比較手段と、
をさらに有し、
前記ペーパの処理特性に関する情報を、ペーパーが前記一定の露光条件に相当する露光条件で露光され、かつ一定条件の処理液で処理されたときの該ペーパーの濃度とし、
前記記憶手段は、前記ペーパーの処理特性に関する情報としての前記ペーパーの濃度を、特性が同一又は類似のペーパー毎に基準濃度として記憶した請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のプリンタプロセッサ。 - 前記ペーパーを前記一定の露光条件に相当する露光条件で露光するために、透過率の異なるフィルタを複数設けたことを特徴とする請求項4記載のプリンタプロセッサ。
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