JP3709354B2 - 膨張体用固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は膨張体用固定装置に係り、さらに詳しくは、使用されているとき、全体的に次第に膨張する膨張体を、そのままケースに固定しておくのに好適な膨張体用固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
使用されているとき、全体的に次第に膨張する膨張体として、例えばバッテリー等がある。このような膨張体用固定装置としては、種々のものが提案されて実用に供されており、例えば図7および図8に示す技術のものがある。
【0003】
図7に示す膨張体用固定装置は、コ字状に折り曲げられたケース1内に膨張体としてのバッテリー3が収容されたとき、ケース1の開口部に取付けられているバンド2が、バッテリー3の上部を止めることにより、バッテリー3をケース1に固定するようになっている。
バンド2は、例えばベリクロ係合テープのような材質で構成され、その両端部がケース1の開口部にリベット(図示せず)等によって止着されている。そして、ケース1およびバンド2間にバッテリー3が取付けられて使用されたとき、その熱によってバッテリー3が膨張すると、それに応じてバンド2が追従するように緊張するようになっている。
【0004】
図8に示す膨張体用固定装置は、ケース4が合成樹脂によってコの字状に形成されており、そのケース4内にバッテリー3を収納したとき、ケース4の開口周縁部に一体に設けられた四カ所の係止爪4aが、バッテリー3を係止することにより、バッテリー3を固定できるようになっている。そして、使用時、バッテリー3が膨張すると、その膨張に伴ってケース4が自身の弾性力で伸びることにより、バッテリー3の膨張に拘わることなくケース4内にバッテリー3を固定しておくことができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、光通信用の端末装置(ONU)に使用される膨張体としてのバッテリーは、ノートパソコン,ワードプロセッサ等のようなバッテリーに比較すると、消費電力および発熱量が大きいので、膨張力が全体的に大きなものである。そのため、端末装置に備えられている膨張体用固定装置は、バッテリーの膨張力に拘わらずしっかりと安定した状態で固定しておくことが要請されている。
【0006】
しかしながら、図7に示す従来技術は、バッテリー3が、ケース1に取付けられたバンド2によって固定するようにしているので、バンド2では、バッテリー3の膨張力に対しある程度対応できるものの、膨張するまえの時点でケース1を安定した状態に取付けておくことが難しく、バッテリー3が緩い状態に取付けられてしまうので、バッテリー3がケース1から外れてしまう不具合があった。
しかも、バンド2は、ケース1に対し予めリベットによって止着されているので、固定装置としてそれだけ部品点数および製作工数がかさんでしまい、コスト高を招く不具合もあった。
【0007】
一方、図8に示す従来技術では、ケース4が合成樹脂で形成されているので、ケース4を形成するのに金型を製作する必要があるので、それだけコストおよび労力が嵩んでしまうばかりでなく、専用品となってしまうことから、多品種少量生産の固定装置には適さないという問題があった。しかも、合成樹脂製のケース4では、上述したように膨張力の大きなバッテリー3に対処しきれないこと場合もあった。
【0008】
さらに、上記以外の従来技術として図示していないが、例えば、バッテリーの膨張を加味してスポンジ,ゴム等のような弾性を有する部材を用いることが考えられるものの、その部材とケースとの取付部品が必要となってしまう結果、図7に示す従来技術と同様の問題がある。
またさらに、直線的な針金等を用いることによってバッテリーを固定することも考えられるものの、針金では非常に剛性の弱いもの(線径の細い)でないと曲げることができないので、剛性の弱い針金を用いる必要がある。しかしながら、剛性の弱い針金では、バッテリーの着脱に際し針金の弾性領域を超えてしまうので、バッテリーを着脱させることができなくなってしまうばかりでなく、わずかな衝撃力でバッテリーが簡単に外れてしまうおそれがあった。
【0009】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、膨張体の膨張の如何に拘わることなく、膨張体を確実に安定した状態で固定しておくことができ、しかも安価に製作できる膨張体用固定装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にかかる膨張体用固定装置は、内部に膨張体を収納する金属製のケースと、該ケースに膨張体を着脱可能に固定する留め具とを備えた膨張体用固定装置であって、前記ケースは、一方の側壁にヒンジ部を有すると共に、他方の側壁に係止部を有し前記留め具は、両端部に前記ケースの前記ヒンジ部に回動可能に取付けられるヒンジアームをそれぞれ有し、中央部に前記ケースの前記係止部に係止される係止アームを有し、それぞれの前記ヒンジアームおよび前記係止アーム間に前記膨張体を前記ケースに圧接し得る押さえアームを有し、前記押さえアームと前記係止アームとの間に折り曲げ形成され前記押さえアームと前記係止アームとの間に複数連設されたクランク部を有して、一本の線状体により前記膨張体の膨張を吸収し得るよう折り曲げ形成されてなり、該留め具は、前記ケースに対し着脱可能に取付けられていることを特徴とする。
請求項2にかかる膨張体用固定装置は、請求項1において、前記膨張体は、光通信用の端末装置に使用されるバッテリーであることを特徴とする。
請求項3にかかる膨張体用固定装置は、請求項1または2において、前記係止部は、前記他方の側壁の一部に、外部に向かって略水平に突出させてなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1〜図5は本発明による固定装置の一実施形態を示している。
本実施形態の膨張体用固定装置10は、図1に示すように、内部に膨張体としてのバッテリー30を収納するケース11と、ケース11にバッテリー30を着脱可能に取付ける留め具20とを備えて構成されている。
【0012】
この膨張体用固定装置10を説明する前に、本例で取り扱うバッテリー30について述べると、このバッテリー30は、例えば光通信用の端末装置(ONU)に使用される箱形形状のものであって、消費電力が大きく、かつ使用されると熱によって全体的に大きく膨張するようになっている。したがって、本実施形態の固定装置は、バッテリー30が膨張しない状態では勿論、膨張してもバッテリー30を常に安定した状態で取付けておくことができるようになっている。
【0013】
そして、膨張体用固定装置10のケース11は、図1に示すように、金属板を折曲加工することによってコ字状に形成されている。ケース11の一方の側壁12には、留め具20を回動可能に取付けるヒンジ部14が適度の間隔をもって形成されている。
【0014】
このヒンジ部14は、ケース11の側壁12の両側の一部を外部側方に向かうように折り曲げて第1折り曲げ片14aを形成する一方、その折り曲げ片14aと隣接する一部を外部側方に若干折り曲げると共に、その先端を上方に向かうように起立させて起立片14bを形成し、さらに、起立片14bと隣接する一部を前記折り曲げ片14aと同様に折り曲げることによって第2折り曲げ片14cを形成している。したがって、これら第1,第2折り曲げ片14a,14cと起立片14bとがケース11の側縁12に二組設けられることにより、ヒンジ部14が形成されている。
【0015】
また、ケース11において側壁12と対向する他方の側壁13には、図1に示すように、係止部15が設けられている。この係止部15は、側壁13の一部の端縁部を略水平に沿い側壁13寄りの外部側方に折り曲げて突出させることにより形成されている。なお、側壁13において、係止部15と係止部15との間には矩形状に切り除かれた切欠16が設けられている。
【0016】
さらに、側壁13において各係止部15より外寄りの位置にはその側壁13の一部を切り除いてガイド切欠17がそれぞれ形成されている。このガイド切欠17は後述する留め具20を挿通し得る程度の幅をもっている。
【0017】
一方、留め具20は、図1〜図3に示すように、適宜の線径を有する一本の針金で構成された線状体であって、その両側にケース11のヒンジ部14に回動可能に取付けられるヒンジアーム21と、中央部にケース11の係止部15に係止される係止アーム22とを有している。
【0018】
ヒンジアーム21は、留め具20の両側にケース11の各ヒンジ部14の第2折り曲げ片14cから起立片14bを経て第1折り曲げ片14aに挿入し得るよう形成されている。
係止アーム22は、ケース11の係止部15に引き掛けることによって係止されるものであり、各ヒンジアーム21と21との間の中央部にヒンジアーム21と平行に折り曲げて形成されている。
【0019】
留め具20についてさらに詳細に述べると、この留め具20は、ヒンジアーム21および係止アーム22間にバッテリー30をケース11に圧接し得る押さえアーム23を有すると共に、その押さえアーム23と係止アーム22との間に折り返しアーム24,クランクアーム25および後部アーム26からなるクランク部を有している。
【0020】
押さえアーム23は、図4に示すように、バッテリー30の上面31をケース11内に圧接するためのものであって、ヒンジアーム21および係止アーム22の間に、ヒンジアーム21の内側端部に延長して形成されることにより、それらヒンジアーム21,係止アーム22と直交する方向に設けられている。
折り返しアーム24は押さえアーム23の内側端部に延長形成され、クランクアーム25は折り返しアーム24の内側端部に延長形成され、後部アーム26は折り返しアーム24と係止アーム22とを連結している。そして、これら折り返しアーム24,クランクアーム25,後部アーム26によりクランク部を構成している。
【0021】
この留め具20は、ケース11内にバッテリー30が収納された状態にあるとき、図4に示すように、ヒンジアーム21の先端側をケース11のヒンジ部14の第2折り曲げ片14c,起立片14b,第1折り曲げ片14a間に挿入することによって各ヒンジアーム21を中心としてケース11に回動可能に取付けられ、その状態にあるとき、中央部の係止アーム22をケース11側に倒して係止部15,15に係止することによってバッテリー30をケース11に取付けることができるようになっている。
【0022】
その際、留め具20の押さえアーム23がバッテリー30の上面31を弾性力で押さえると共に、それに伴って変形する力が各アーム21〜26によって吸収緩和されることにより、バッテリー30をケース11に対し安定した状態で固定させ、しかも、バッテリー30が膨張した場合であっても、同様の作用がいっそう強く生じることにより、バッテリー30の固定を行えるようになっている。
【0023】
本実施形態の膨張体用固定装置10を取り扱うには、まず、ケース11の側壁12のヒンジ部14に留め具20を取付ける。この場合、留め具20の取付けに際しては、留め具20の両ヒンジアーム21間の間隔を狭めるように押圧し、その状態にて両ヒンジアーム21の先端部をケース11の各ヒンジ部14の第2折り曲げ片14cから起立片14bを経て第1折り曲げ片14aに挿入して釈放することにより、留め具20が両ヒンジアーム21を中心としてケース11に回動可能に取付けられる。
【0024】
このようにしてケース11に留め具20を取付けたとき、留め具20を回動させてケース11に対し開いた状態にしておき、その状態でケース11にバッテリー30を収納させた後、留め具20を、ケース11側に回動させて留め具20の係止アーム22がケース11の両係止部15,15の下をかいくぐる位置まで動かし、両係止部15,15の下に係止アーム22を引き掛けた時点で係止アーム22を釈放することにより、係止部15に係止アーム22が係止される。これにより、バッテリー30が留め具20によってケース11に取付けられることとなる。
【0025】
このようにしてケース11にバッテリー30が取付けられて、かつそのバッテリー30が使用されると、バッテリー30は、消費電力が大きく、また全体的にかなり膨張してしまうことから、留め具20がケース11から外れるおそれがある。
しかしながら、留め具20は、前述したように線状体を折曲げ加工することによって形成されているので、留め具20の各アーム部に曲げ力およびねじれ力が作用することにより、バッテリー30の膨張を吸収することができる。
【0026】
即ち、留め具20は、ケース11にバッテリー30を取付けている状態にあるとき、図5に示す矢印のように、係止アーム22に下方に向かう曲げ力(それと反対方向の反力も含む)F41が作用すると共に、係止アーム22および後部アーム26間に両者を引き離す方向に曲げ力F42が作用し、またその曲げ力F42と同様に、後部アーム26およびクランクアーム25間の曲げ力F43と、クランクアーム25および折り返しアーム24間の曲げ力F44と、折り返しアーム24および押さえアーム23間の曲げ力F45と、押さえアーム23およびヒンジアーム21間の曲げ力F46とがそれぞれ作用する。
【0027】
また、留め具20は、押さえアーム23に図5に示す矢印のようにねじれ力F51が作用するばかりでなく、折り返しアーム24,クランクアーム25,後部アーム26自体にもねじれ力F52〜54がそれぞれ作用する。
【0028】
つまり、留め具20は、ケース11内にバッテリー30を取付けたとき、これを構成する各アームおよび各アーム部間に曲げ力とねじれ力とが図5に示す矢印のように作用して変形し、しかもバッテリー30が膨張すると、それらの曲げ力とねじれ力がさらにいっそう強く作用して変形するので、その変形によりバッテリー30の膨張を確実に吸収することができる。
そのため、バッテリー30が膨張する前は勿論、大きく膨張しても、バッテリー30をケース11に対し安定した状態でしっかりと固定させておくことができる。
【0029】
また、留め具20が針金のような線状体を折曲加工することによって形成しているので、特別な設備投資が不要となり、安価に製作することができる。それに加え、ケース11の一側壁に形成されたヒンジ部14に留め具20のヒンジアーム部21を挿入することによって回動可能に取付けるので、図7に示す従来技術のようにリベットによってバンドをケースに取付けるものに比較すると、留め具20の取付けが簡単となるばかりでなく、取付部品を必要としないので、装置として部品点数および組み付け工数を低減することができ、コストのいっそうの低廉化を図ることもできる。
【0030】
さらに、留め具20は、線状体の折曲加工によりヒンジアーム21と係止アーム22とを有して形成されるので、ケース11に対して確実に取付け,取り外すことができる。
しかも、ヒンジアーム21および係止アーム22間に設けられた押さえアーム23によって、ケース11内にバッテリー30の上面31を圧接させておくことができるので、バッテリー30が膨張するにも拘わらず的確にバッテリー30を固定しておくことができる。
その上、押さえアーム23と係止アーム22との間にクランク部としての折り返しアーム24,クランクアーム25,後部アーム26が設けられ、これらからなるクランク部がヒンジアーム21および係止アーム22と協働して曲げ力F41〜F46,ねじれ力F51〜F54を生じることにより、バッテリー30の膨張力を吸収緩和することができる。またさらに、ケース側壁13に設けられたガイド切欠17に押さえアーム23をガイドさせて挿通するので、バッテリー30の上面31を確実に押さえ、バッテリー30をケース11に的確に圧接させておくことができる。
【0031】
図6は本発明による固定装置の他の実施形態を示している。
この実施形態において、前述した一実施形態と異なるのは、留め具20の押さえアーム23と係止アーム22との間に、それぞれ二個のクランク部が連設された点にある。
即ち、留め具20は、押さえアーム23のヒンジアーム21側と反対の端部に、折り返しアーム24,クランクアーム25,後部アーム26からなるクランク部が形成されると共に、その後部アーム26と係止アーム22との間に折り返しアーム24′,クランクアーム25′,後部アーム26′からなるクランク部が形成されている。その場合、後部アーム26と折り返しアーム24′との間に連結アーム27が設けられ、この連結アーム27によって前記各アーム24〜26と24′〜26′とからなる二個のクランク部が連設されている。
【0032】
したがって、押さえアーム23と係止アーム22との間に、二つのクランク部が連設され、これによって各アームに図5にて示した曲げ力,ねじれ力と同様の力が作用することにより、バッテリー30を膨張の如何に拘わることなくケース11に固定しておくことができる。
【0033】
なお、図示実施形態では、バッテリー30として箱形形状でかつ200g程度の重さからなるものを用いた場合、線径が約1mmの針金を用いることにより、前述した特有の作用効果を得た例を示したが、例えば、それよりかなり太い線径の針金を用いると、剛性が大き過ぎて弾性力が発生せず、またそれよりかなり細い線径では剛性力,弾性力が作用しない場合があるので、これに限らず、バッテリー30の仕様によっては線径の大きさを適宜選定すればよく、図示実施形態に限定されるものではない。
また、膨張体としてバッテリー30を用いたが、それ以外の膨張体にも同様に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ケース内に留め具によって取付けられた膨張体が膨張したとき、留め具が弾性変形することによって膨張体の膨張を確実に吸収するように構成したので、膨張体の膨張の如何に拘わることなく膨張体をケースに対し確実に安定した状態で取付けておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による膨張体用固定装置の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】膨張体用固定装置の留め具を示す全体斜視図である。
【図3】同じく膨張体用固定装置の留め具を示す平面図(a),正面図(b)および側面図(c)である。
【図4】膨張体用固定装置に膨張体としてのバッテリーを取付けた状態を示す斜視図である。
【図5】バッテリーを取付けたときの留め具の作用状態を示す破断説明図である。
【図6】本発明による膨張体用固定装置の他の実施形態を示す留め具の全体斜視図である。
【図7】従来の膨張体用固定装置の一構成例を示す斜視図である。
【図8】同じく従来の膨張体用固定装置の他の構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 膨張体用固定装置
11 ケース
12,13 側壁
14 ヒンジ部
14a 第1折り曲げ片
14b 起立片
14c 第2折り曲げ片
15 係止部
16 切欠
17 ガイド切欠
20 留め具
21 ヒンジアーム
22 係止アーム
23 押さえアーム
24,24′ 折り返しアーム
25,25′ クランクアーム
26,26′ 後部アーム
27 連結アーム
30 膨張体としてのバッテリー
31 上面
F41〜F46 曲げ力
F51〜F54 ねじれ力

Claims (3)

  1. 内部に膨張体を収納する金属製のケースと、該ケースに膨張体を着脱可能に固定する留め具とを備えた膨張体用固定装置であって、
    前記ケースは、一方の側壁にヒンジ部を有すると共に、他方の側壁に係止部を有し
    前記留め具は、両端部に前記ケースの前記ヒンジ部に回動可能に取付けられるヒンジアームをそれぞれ有し、中央部に前記ケースの前記係止部に係止される係止アームを有し、それぞれの前記ヒンジアームおよび前記係止アーム間に前記膨張体を前記ケースに圧接し得る押さえアームを有し、前記押さえアームと前記係止アームとの間に折り曲げ形成され前記押さえアームと前記係止アームとの間に複数連設されたクランク部を有して、一本の線状体により前記膨張体の膨張を吸収し得るよう折り曲げ形成されてなり、該留め具は、前記ケースに対し着脱可能に取付けられていることを特徴とする膨張体用固定装置。
  2. 前記膨張体は、光通信用の端末装置に使用されるバッテリーであることを特徴とする請求項1記載の膨張体用固定装置。
  3. 前記係止部は、前記他方の側壁の一部に、外部に向かって略水平に突出させてなることを特徴とする請求項1または2記載の膨張体用固定装置
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