JP3708614B2 - 手持ちシャワー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は手持ちシャワーに関する。
【0002】
【従来の技術】
既知のシャワーは(a)複数の放水孔を備えたシャワーヘッド、(b)シャワーヘッドに連結され、内部を通じてシャワーヘッドへの給水を行う中空のハンドル、(c)該ハンドルの終端でハンドルに対し相対的に回転自在であり、且つシャワーホースの先端が付設可能になっている連結適合子、及び(d)連結適合子のハンドルに対する相対回転能力を停止させうる、即ち相対回転を阻止しうる装置を有している。
【0003】
この種のシャワーは使用後にその保持具に戻されると、元の位置に対し相対的に回転した新な角位置に転位する事態が起こり得る。このような回転が頻繁に起こると、手持ちシャワーに連結されていたシャワーホースが捩られることになり、これがシャワーホースの機械的負荷、ぶざまな外観及びシャワーホースを通る水の流れを阻害する事態をもたらす。この理由を配慮して、シャワーホースを回転自在の状態で以って手持ちシャワーのハンドルに連結させることは知られている。これは2種の態様で行うことが出来る。
【0004】
第1の態様ではシャワーホースの連結適合子をホースに対し回転自在にすることができる。これは、利用している間に連結適合子よりも一段と傷みやすいシャワーホースが比較的高価で且つ必要ならばシャワーホースと一体に取替えなければならない斯かる厄介な連結適合子を用いることになるという欠点を有している。
【0005】
第2の態様では、手持ちシャワーのハンドルに回転可能連結適合子を配置して、シャワーホースをこのハンドルに回転可能に連結させる。この場合には、連結適合子の自在回転能力がシャワーホースを手持ちシャワーに螺結するために中断されるのを確保することが必要である。それはさもないと、シャワーホースの連結ねじを手持ちシャワーの連結ねじに螺結することが出来ないからである。このため、手持ちシャワーと一体化されている既知の回転可能連結適合子において、スパナーを適用する面をハンドルを越えて軸方向背後へ突出する連結適合子の領域に設ける。しかし、このスパナー面は連結適合子の軸方向突出領域を長尺化し、そしてシャワーホースが適合された後にはハンドルの端面とこの適合されているシャワーホースとの間に明白に目視可能な間隙(ギャップ)を残すことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は冒頭に述べた形式の手持ちシャワーを、見た目に悪いスパナー面を設けることなく、ハンドルに対し連結適合子の相対的な回転能力を停止させることが出来るように手持ちシャワーを改良することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明によれば、(a)複数の放水孔を有するシャワーヘッドと、(b)シャワーヘッドに連結され、内部を通じてシャワーヘッドに給水する中空のハンドルと、(c)該ハンドルの終端でハンドルに対し回転自在である連結適合子であって、シャワーホースの先端を付設可能になっている連結適合子と、(d)ハンドルに対する連結適合子の相対的な回転能力を停止させうる装置と、を含んで成る手持ちシャワーにおいて、該装置(d)は該ハンドルと該連結接合子とに配設されたクラッチ手段を含んで成り、該連結接合子は該ハンドルに、(i)該クラッチ手段が該連結接合子を該ハンドルに対し相対的に回転自在にする第1軸方向位置と、(ii)該クラッチ手段が該連結接合子の自在回転能力を停止させるように作用する第2軸方向位置と、の間で軸方向動可能に装着されていることを特徴とする手持ちシャワーが提供される。
従って、本発明によれば、連結適合子は常態、即ち手持ちシャワーが組立られた状態において、ハンドルに対する相対的回転能力が保証されている第1軸方向位置(i)に配位している。次に、シャワーホースを連結適合子から取外し、或いは連結適合子に対し初めて若しくは交換するために再び連結適合子上に螺結するときに、連結適合子を第2軸方向位置に移動させる。この第2位置では、クラッチ手段は連結適合子がハンドルに対し自在回転可能になる事態を阻止する(特定角度を越えて回転するのを阻止する当該角度を任意的に設定出来る)。シャワーホースの組込み後は、連結適合子は第1軸方向位置に復帰して、螺結固定されているシャワーホースが手持ちシャワーに対し相対的に回転自在になる。
【0008】
好ましくは、連結適合子の第2軸方向位置(ii)は第1位置(i)よりハンドルの軸内方に配位している。従って、連結適合子をハンドルに掛止め(ラッチング)するためには(シャワーハンドルの内部に対し)軸内方向圧力が適合子に作用しなければならない。
【0009】
好ましくは、第1位置に向って連結適合子を付勢する(偏倚する)スプリング装置を設ける。そうすれば連結適合子はその自由回転を保証する軸方向位置に常に自動的に復帰する。
【0010】
好ましくは、スプリング装置は少なくとも1個のスプリングラグによって形成される。このスプリングラグは連結適合子に一体成形されたものであって、ハンドル内側の不動の半径方向面に対し支承(当接)される。このようにすれば、連結適合子が製作されるときに、スプリング装置を同時に費用をかけず(「コストフリー」)に作ることが出来る。これはよくある場合のように、連結適合子の材料がプラスチックである場合に、特に有利に適用される。
【0011】
好ましくは、クラッチ手段(軸継手)は連結適合子の外輪郭から突出する少なくとも1個の回転ストッパと、連結適合子を保持する不動の保持部品の案内孔の輪郭から突出した少なくとも1個の回転ストッパとによって形成されている。
この改良によれば、第2位置(ii)においても連結適合子を協働する回転ストッパが相互に接触するまでハンドルに対する特定の相対的角度だけ回転させ得る。
連結適合子と案内孔の全周に亘って特定の角間隔で分布された複数の回転ストッパが配設されるという事実により、連結適合子が回転しうる角度を特定の範囲内に維持することが出来る。このような第2位置における「残留回転能力」には第2位置まで連結適合子を軸方向に移動させることを容易にするという利点がある。それはこの移動のために連結適合子の正確に規定された角位置を見つけ出す必要がないからである。
【0012】
組立上の理由から、保持部品がハンドルハウジングとは始めは別個の部品であって、後にハンドルハウジングに固定される斯かる部品であるならば有利である。この場合、保持部品と連結適合子がハンドルハウジングの外側で予め、構造ユニットとして組合され、このユニット全体がハンドルハウジング内に単に固定される。
【0013】
これは保持部品がインサートに予め固定され、この状態でインサートがハンドルハウジングの自由端からハウジング内部に導入されて、そこに固定されるという有利な事態を可能にする。
【0014】
インサートをハンドルハウジングの内側に固定することは、本発明の有益な改良態様で実行される。即ち、本発明によれば、少なくとも2個のスプリングラグがインサートに形成されていて、インサートをハンドル内部に導入するとこれらのスプリングラグが始めは圧縮され、そしてインサートの組立位置に達したときに弾力的に拡張して、ハンドルハウジングに掛止(ラッチ)する。インサートと、これに固定されている保持部品並びにハンドルハウジング内側の案内部品の組立が数秒の間に実行可能である。
【0015】
連結適合子を回転可能且つ軸方向動可能に装着することは本発明の次の有利な事例において実行される。即ち、保持部品の案内孔が連結適合子の減径領域の外径に適合する減径を有する領域を有しており、案内孔の当該減径領域の軸方向長が連結適合子の減径領域の軸方向長より短い。2つの軸方向長の差異により、連結適合子を保持部品に対し相対的に移動させることが可能になる。案内孔の内側で連結適合子の回転を案内することは両者の減径領域において実行される。
【0016】
組立上の理由から、保持部品を越えて内方へ突出している連結適合子の拡大領域(増径領域)を直径方向で対立する特定角度のみに亘る2つの円弧(セグメント)部分によって形成して、拡大領域の断面形状が1方向においてのみ保持部品の案内孔の減径領域より大きな寸法を有し、且つハンドル内部にある連結適合子の先端領域がスロットによって分割され、当該スロットが連結適合子の拡大領域の断面形状の最小寸法の方向に配位しているようにするのが好ましい。この場合、連結適合子の最内端の拡大領域の寸法が案内孔の減径領域を通って軸内方へ押され得るように連結適合子のスロット付きの内端領域を弾性圧縮出来るようにすることが出来る。
この案内領域を出てから、適合子の該領域は再び弾力的に拡張し、結果として連結適合子が保持部品に固定され得る。
【0017】
【実施例】
図1には、他の点は従来式である手持ちシャワーのハンドルハウジング(本体)1のシャワーホース端が断面で示されている。既知のもののように、ハンドル1は僅かに湾曲しており、個々の噴流水を出現させるシャワーヘッドが図1の左側の省略部分に連結されるようになっている。入って来た水はハンドル1の内部2を通じてシャワーヘッドに指向される。
【0018】
手持ちシャワーのハンドルハウジング1の内部2にはその自由端から中空インサート3が挿入される。このインサートの外輪郭はハンドルハウジング1の内部2の内輪郭に適合される。インサート3の周面に設置したO−リング4はハンドルハウジング1からインサートを密封する。
【0019】
中空インサート3は、ハンドルハウジング1の内輪郭に適合するのに必要な変形とは別に、実質的に円筒形でかつハンドルハウジング1の終端で外向きに開いている多段階の軸孔6を有する主部5を含んで成る。
【0020】
2個のスプリングラグ(突出バネ)7,8がインサート1の主部5にフォーク形態で一体に成形されているが、インサート全体が従来通り内部2に挿入出来るように外輪郭が維持されている。スプリングラグ7,8の外面にはハンドルハウジング1の内壁に設けた凹所11,12と協働する掛止ノーズ9,10が配設されている。インサート3をハンドルハウジング1の内部2に挿入すると、スプリングラグ7,8は始めはかるく圧縮されて掛止ノーズ9,10がハンドルハウジング1の内壁に沿って摺動するようにされる。掛止ノーズ9,10がハウジング内側の凹所11,12に達するや、スプリングラグ7,8が弾発して離間し、掛止ノーズ9,10が凹所11,12に係合する。このようにして、ハウジング1の内側にインサート3の軸方向支持位置が決まる。
【0021】
インサート3の主部5の軸孔6はインサートの環状外端面13に対し直角に延在する中心線を有している。従って、手持ちシャワーのハンドルハウジング1に固定されるべきシャワーホースはハウジング1の輪郭を邪魔しない形態で続行している。
【0022】
軸孔6は内側から外側に向けて軸孔領域6a,6b,6c,6d,6eを有し、これらの領域はこの順序で直径が増大している。インサート軸孔のこれらの領域6a〜6eは未だ説明していない方法で、シャワーホースに対する連結適合子として回転可能であるが回動中に保留可能な連結適合子を受容してこれを固定し且つハンドルハウジング1の内部2に水流を指向させるように機能する。
【0023】
連結適合子14は多段階の外輪郭と軸孔15とを有する実質的に円筒形部分であり、この軸孔の中心線はインサート3の軸孔6と共軸的に延在する。
【0024】
連結適合子14は手持ちシャワーのハンドルハウジング1を越えて突出する領域の外側面に固定ねじ16を有し、このねじにシャワーホース(図示省略)が固定される。環状肩部17がインサート3の軸孔6の最外領域6eにその外側面において配置されている。肩部17の軸方向長は領域6eの軸方向長より短く、その結果として連結適合子14は全体的に特定距離Dだけ軸方向に変位可能である。
【0025】
インサート3の軸孔6の領域6dでは、連結適合子14の外輪郭が軸孔領域6dと適合子14の間に環状空間を残すように相対的に小径に設定される。この環状空間には、インサート3の軸孔6から連結適合子14の外輪郭を密封する成形済みのガスケット18を挿入する。
【0026】
連結適合子14の外輪郭は軸内方向へ移行すると更に小さい直径の領域14cに半径方向段差部19を介して絞られている。最内端において、連結適合子14の外輪郭は更に半径方向段差20を介して拡大し、大径の環状カラー21になっている。この環状カラー21は連結適合子の全周に亘って延在するものではなく、対立する両側に特定角度の円周部分だけ夫々延在している。その結果は環状カラーの2個のリングセグメント形或いはシックル(Sickle)形の領域21a,21bとなる。環状カラーのこの分割の意義は以下に示される。
【0027】
連結適合子14にはその内端から周囲の段差部19の略軸方向高さ位置までのスロット22によって分割されることにより対立する二つの半割部が形成され、それによりこれら半割部が互いの方へ弾力的に曲げ得るようにしている。
【0028】
連結適合子14の内端面には2個のスプリングラグ(突起バネ)23(その1個が図面上で見える)が形成されており、これら両ラグはそれらの自由端によってインサート軸孔領域6a,6bの間に形成されているインサート3の半径方向段差部29に対し支承されている。
【0029】
連結適合子14は、軸孔6の領域6cにその外側面において接着や溶接で固定されている環状保持部品24によってインサート3内に回転と軸方向動が出来るように保持される。保持部品24は小径領域25aと大径領域25bを有する軸孔25を有している。半径方向に延在する段差26は保持部品の軸孔領域25a,25bの間に形成されている。保持部品の軸孔領域25aの直径は連結適合子14の軸孔領域14cの外径に適合しており、他方軸孔領域25bの直径は段差部19の軸方向に見て外側の部分の適合子外径に対応している。保持部品24の軸孔領域25aの軸方向長は適合子14の軸孔領域14cの軸方向長より短く、その結果適合子14は保持部品24の軸孔25の内側で特定軸方向距離Dに亘って軸方向に移動可能である。
【0030】
連結接合子14の段差部19から軸内方向に突出した複数個の回転ストッパ28(軸方向に延在する谷と山から成る歯部を構成し、領域14cに対しては半径方向に突出している)が連結適合子14の段差部19の全周に亘って離間配位で形成されている。
これと対応するように、保持部品24の段差部26から軸外方向に突出した複数個の回転ストッパ27(軸孔領域25bに対しては半径方向に突出している)が保持部品24の段差部26の全周に亘って離間配位で形成されている。
【0031】
図3と図4から分るように、本実施例のクラッチ手段は連結接合子14の段差部19に担持されている、即ち一体成形されている、外周上に等間隔で配位された8個の第1の回転ストッパ(歯)28(図3)と、保持部品24の段差部26に担持されている、即ち一体成形されている、外周上に等間隔で配位された4個の第2の回転ストッパ(歯)27(図4)を含んで構成される。
【0032】
上述の手持ちシャワー組立品は以下の通り作動する。
先ず、成形済みのガスケット18を連結適合子14の対応する周域に引き込んで設置する。次に、スロット22によって2個の半割部に分割されている連結適合子14の軸方向内端領域を圧縮して、環状カラーセグメント21a,21bが軸孔25を通ってから再び弾力的に離間出来るようになるまで当該内端領域を適合子の軸孔25に導入しうる。その結果、適合子14は保持部品24にインサートに対し軸方向動と回転が相対的に出来るように固定される。
【0033】
次の段階として、連結適合子14と保持部品24を含む構造ユニットをインサート3に挿入して、固定する。この固定のために、保持部品24がインサート3の軸孔領域6cに単に挿入され、この位置において保持部品24が所定位置に強固に接着或いは溶接される。連結適合子14のスプリングラグ23はその時点で軸孔領域6a,6bの間の段差29に当接して、これに支承されるので、連結適合子14は可能な限り軸外方へ弾力的に押圧されることになる。この位置において、保持部品24と連結適合子14に夫々配設されている回転ストッパ(歯部)27,28は軸方向に図示のように離間している。
【0034】
最終組立段階では、インサート3、保持部品24及び連結適合子14を含む構造ユニット(組立品)が手持ちシャワーのハンドルハウジング1の内部2に挿入され、この位置においてこのユニットが上述のやり方による掛止め(ラッチング)によりハウジングに固定される。
【0035】
連結適合子14の固定ねじ16に対するシャワーホースの組立は次のようにして行われる。
連結適合子14の固定ねじ16と補完関係にあるシャワーホースの連結ねじは適合子14に設置される。適合子14が保持部品24の内側で自在に回転出来ないようにするために(これは回転ストッパ27,28に軸方向距離があるために始めは可能である)、即ちシャワーホースの連結ねじと適合子14の連結ねじ16との間で相対的回転を可能にするために、シャワーホースに適合子14が軸内方へ押込まれるように押圧力を付与する。この付与は適合子14の両スプリングラグ23の同時的弾性変形を伴って発生する。それ故に適合子14の回転ストッパ28が保持部品24の回転ストッパ27の軸方向領域(谷)に移入することにより両種のストッパ27,28が相互に係合し、即ち歯合し、保持部品24に対し、従って手持ちシャワーのハンドルハウジング1に対し、接合子14の相対的回転を停止する。従って、次にシャワーホースの連結ねじを接合子14の固定ねじ16に完全に螺結させることが出来る。一旦螺結されると、シャワーホースはその前記押圧力を解除すれば、適合子14のスプリングラグ23が保持部品24の内側の適合子14を軸外方へ押し戻して回転ストッパ27,28の歯合が解消した図示の位置に移動させる。その結果、接合子14がハンドル、具体的にはハンドルハウジング1に対し所望の態様で相対的に回転自在となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手持ちシャワーのハンドルのホース側端部と、ハンドルとホースを介在連結させるための連結接合子とを示す縦断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2の線III −III における横断面図であり、クラッチ手段の第1回転ストッパの詳細を示している。
【図4】図2の線IV−IVにおける断面図であり、クラッチ手段の第1回転ストッパと歯合すべき第2回転ストッパの詳細を示している。
【符号の説明】
1…ハンドルハウジング(本体)
2…ハンドルハウジング内部
3…インサート(ハンドル部品)
5…インサート主部
6(6a〜6e)…ハンドルの多段階軸孔
7,8…スプリングラグ
9,10…掛止ノーズ
11,12…凹所
14…連結適合子
14a〜14c…適合子の領域
17…環状肩部
18…ガスケット
19…段差部
21…環状カラー
21a,21b…カラーの領域
22…スロット
23…スプリングラグ
24…環状の保持部品(ハンドル部品)
25…軸孔(案内孔)
25a,25b…軸孔の領域
26…半径方向段差(段差部)
27…回転ストッパ(保持部品の歯部)
28…回転ストッパ(適合子の歯部)
29…半径方向段差(段差部)
Claims (10)
- (a)複数の放水孔を有するシャワーヘッドと、
(b)シャワーヘッドに連結され、内部を通じてシャワーヘッドに給水する中空のハンドルと、
(c)該ハンドルの終端でハンドルに対し回転自在である連結適合子であって、シャワーホースの先端を付設可能になっている連結適合子と、
(d)ハンドルに対する連結適合子の相対的な回転能力を停止させうる装置と、を含んで成る手持ちシャワーにおいて、
該装置(d)は該ハンドルと該連結接合子とに配設されたクラッチ手段を含んで成り、該連結接合子は該ハンドルに、
(i)該クラッチ手段が該連結接合子を該ハンドルに対し相対的に回転自在にする第1軸方向位置と、
( ii )該クラッチ手段が該連結接合子の自在回転能力を停止させるように作用する第2軸方向位置と、
の間で軸方向動可能に装着されていることを特徴とする手持ちシャワー。 - 前記連結適合子の前記第2軸方向位置(ii)が前記第1軸方向位置(i)より一層内側にある、請求項1に記載の手持ちシャワー。
- 前記連結適合子を前記第1軸方向位置(i)の方へ偏倚するスプリング装置が配設されている、請求項1に記載の手持ちシャワー。
- 前記スプリング装置が少なくとも1つのスプリングラグで形成されており、当該ラグが前記連結適合子と一体成形されて、前記ハンドルの内側の不動の半径方向面に支承されている、請求項3に記載の手持ちシャワー。
- 前記ハンドルは案内孔を備えた保持部品を有しており、該案内孔内において前記連結接合子が保持され且つ連結接合子の回転並びに軸方向動が案内され、前記クラッチ手段は該連結接合子の外輪郭から突出するように配設された少なくとも1個の回転ストッパと、該保持部品の該案内孔の輪郭から突出するように配設された少なくとも1個の回転ストッパとを含んで成り、これら回転ストッパが前記第2軸方向位置(ii)で互いに歯合するようになっている、請求項1に記載の手持ちシャワー。
- 前記保持部品が初めは前記ハンドルから分離されており、その後ハンドルに固定される部品である、請求項5に記載の手持ちシャワー。
- 前記ハンドルはハンドルハウジング、前記保持部品及びインサートを含んで成り、該保持部品は該インサートに固定されるものであって、且つ該インサートの自由端からその内部に導入されて所定位置に固定されるものである、請求項6に記載の手持ちシャワー。
- 前記インサートには少なくとも2個のスプリングラグが配設されており、これらラグは該インサートを前記ハンドルハウジングの内部に導入したときに先ず圧縮され、該インサートが組込み位置に配位するに至ったときに弾力的に拡張されて該ハンドルハウジングに掛止する、請求項7に記載の手持ちシャワー。
- 前記保持部品の前記案内孔は減径領域を有し、該減径領域が前記連結適合子の減径領域の外径と適合し、該案内孔の該減径領域の軸方向長が該連結適合子の該減径領域の軸方向長より短い、請求項5に記載の手持ちシャワー。
- 前記保持部品を越えて内方へ突出する前記連結適合子の拡大領域はその断面形状が一方向のみにおいて前記保持部品の前記案内孔の前記減径領域より大きな寸法を有しているように、特定角度に亘ってのみ延在する直径方向に対立する2個のセグメントによって形成されており、前記ハンドルの内部に配位している該連結適合子の端領域がスロットによって分割され、当該スロットが該連結適合子の該拡大領域における断面形状の最小寸法の方向に配位している、請求項9に記載の手持ちシャワー。
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