JP3708558B2 - 印刷装置及び記録紙制御方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はホストコンピュータに接続されホストコンピュータの指令に基づいて印刷する印刷装置に関し、特に伝票類に印刷可能なPOSプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の印刷装置では、特に単票紙等の挿入に対して、挿入待ち時間に制限はなく、また、記録紙の挿入口にセットされたことを感知するとその直後もしくは一定時間後に記録紙を移送し印刷を開始してしまうのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来技術では、記録紙の挿入をどの程度待つかその最大時間を設けて置かなければ印刷装置から記録紙が挿入されたとの情報を受け取るまでホストコンピュータはいつまでも待ち続け時間のロスを招くことがあった。
【0004】
また、記録紙のセットが既に実施されていても長い時間待たされたり、まだ正しくセットしていないにもかかわらず記録紙を移送してしまったりして不都合な面が多かっただけでなく、キャッシュレジスタ等の印刷装置では作業者の技能、慣れによってこの記録紙セット時間が異なり、熟練度に応じて記録紙をセットする待ち時間を変えてやる必要もあった。
【0005】
本発明はこのような欠点を解決するためになされたものであり、その目的は記録紙の挿入待ち時間を効率化し、また挿入から記録紙の移送開始までの時間をホストコンピュータから任意に設定可能な印刷装置及び印刷装置の記録紙制御の最適な制御方法を提供することにある。
【0006】
また、記録紙挿入待ち時間と記録紙セット時間とを同一のコマンドで設定できるようにし、データ転送の効率化とコマンドの最適化を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷装置は、
(1)記録紙の挿入を検出する記録紙検出センサと、
ホストコンピュータから受信データを受信し解析する解析手段と、
を備えた印刷装置において、
前記解析手段が、前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあると解析したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間を演算する演算手段と、
前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断する判断手段と、
を設け、
前記挿入待ち時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定される構成であることを特徴とする。
(2)記録紙の挿入を検出する記録紙検出センサと、
ホストコンピュータから受信データを受信し解析する解析手段と、
前記記録紙を移送させる移送機構部と、
を備えた印刷装置において、
前記解析手段が、前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあると解析したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間及び記録紙セット時間を演算する演算手段と、
前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断する判断手段と、
前記記録紙の挿入待ち時間内に前記記録紙の挿入検出がなされたと前記判断手段が判断したとき、該判断手段の判断から前記演算手段により演算された記録紙セット時間経過後、前記移送機構部の開閉機構を作動し移送部を閉じるように制御する制御手段と、
を設け、
前記挿入待ち時間と前記記録紙セット時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定される構成であることを特徴とする。
(3)前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされないとき、作業者に通知を行う手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の記録紙制御方法は、
(1)ホストコンピュータから受信データを受信し、
この受信データを解析し、
解析された受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあるかどうか判断し、
前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあると判断したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間を演算し、
前記演算された挿入待ち時間内に、記録紙検出センサによる記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断し、
前記挿入待ち時間は、前記ホストコンピュータから可変に設定されることを特徴とする。
(2)記録紙を移送させる移送機構部を備えた記録紙制御方法において、
ホストコンピュータから受信データを受信し、
この受信データを解析し、
解析された受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあるかどうか判断し、
前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあると判断したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間及び記録紙セット時間を演算し、
前記演算された挿入待ち時間内に、検出センサによる記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断し、
前記記録紙の挿入待ち時間内に前記記録紙の挿入検出がなされたと判断したとき、前記記録紙の挿入検出を判断してから前記演算された前記記録紙セット時間経過後、前記移送機構部の開閉機構を作動し、移送部を閉じ、
前記挿入待ち時間と前記記録紙セット時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定されることを特徴とする。
(3)前記演算された挿入待ち時間内に、前記検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされないとき、作業者に通知を行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本発明の上記の構成によれば、ホストコンピュータに複数台のキャッシュレジスタを接続した場合、ホストコンピュータからそれぞれのキャッシュレジスターに個別に記録紙挿入待ち時間を予め設定することができ、また、それぞれのキャッシュレジスターに個別に記録紙セット時間を予め設定することができる。
【0010】
【実施例】
以下に図面に沿って本発明の実施例を詳しく説明する。
【0011】
図4は本発明の印刷装置の機構部の一実施例の略図である。本実施例はロール紙と単票紙の少なくとも2種類の記録紙に印刷可能な機構部を有している。170は単票紙を171はロ−ル紙をそれぞれ示している。
【0012】
1は印刷ヘッドであり、1aは印字用ワイヤピン、1bはインクリボンを示している。2は印字用ワイヤピンに対向配置されたプラテンであり、支持部5に支持されプランジャ15によって軸5aを中心として矢印A方向B方向に往復回動可能に設置され、これらによって印字部を形成している。3は記録紙駆動ローラであり、4はこれに押圧される補助ローラである。プランジャ15、支持部5を主な構成要素として印字部開閉機構を形成し、これに駆動ローラ3、補助ローラ4を加えて記録紙移送部20を形成している。
【0013】
8は記録紙移送用の記録紙駆動ローラであり、9はこれに対向配置された補助ローラである。この補助ローラは支持アーム10に支持されプランジャ16によって支点10aを中心に矢印C方向に回動可能に設置されている。プランジャ16、支持アーム10を主な構成要素として移送部開閉機構を形成し、又これに駆動ローラ8、補助ローラ9を加えて記録紙移送部30を形成している。11は記録紙案内板であり単票紙170の記録紙経路13を形成している。単票紙は定型で厚紙のバリデーション用紙と複写可能なスリップ紙とに大別される。12はバリデーション用紙をセットするためのフレーム切り欠き部であり一般に定型で厚紙のため印刷装置の横方向から挿入できる構造となっている。
【0014】
6は記録紙の挿入を検出する記録紙検出手段の一種のフォトセンサであり、6aはこの光軸である。7は単票紙挿入時の当接部となるストッパでありプランジャ16に連動して記録紙の経路を開閉可能に設置されている。
【0015】
単票紙170は矢印22Aの方向から挿入され、ストッパ7に押し当てられて記録紙経路22内にセットされる。これがフォトセンサの光軸を遮断することで記録紙のセットが検知され、プランジャ16が吸引されて記録紙移送部が閉じられ、ストッパが記録紙経路を解放し駆動ローラ8によって記録紙170が印刷位置まで移送される。記録紙170は印刷位置まで移送されるとプランジャ15が吸引され駆動ローラ3によって移送可能となる。
【0016】
単票紙は吸引位置であるストッパに正しく押しつけることによって位置決めされ、確実な記録紙の移送が可能となる。この記録紙のセットには既に述べたように熟練度によってセット時間が異なり記録紙挿入の検知後すぐに記録紙の移送を開始しては不都合な場合があり後に述べる印刷装置の制御上の工夫が必要である。
【0017】
41はロ−ル紙171を保持するロ−ル紙ホルダでありロ−ル紙171は点線41Aに沿って矢印41Bの方向に排出される。
【0018】
図3は前述した印刷装置機構部を制御する制御回路のブロック図であり、100は印刷装置機構部を、101は印刷ヘッドを、102、103はプランジャ15、16を、104は記録紙移送等の動力源となるモータを、105は記録紙検出器をそれぞれ示している。60は印刷装置全体を統括制御するCPUであり、これに印刷装置全体を制御するプログラム等が記憶されているROM61、データの一時記憶に用いられるRAM62、所定の時間を計測するタイマー63、印刷データを受信するインターフェイス64等が接続されている。
【0019】
CPU60のI/Oポートには、ヘッド制御回路71、プランジャ制御回路72、プランジャ制御回路73、モータ制御回路74、クラッチ制御回路75、記録紙の有無等を検出する記録紙検出器に接続された記録紙検出回路76、等が接続されている。
【0020】
CPU60はインターフェイス64からデータを受信し、これを解析しながらデータに基づいて印刷装置機構部100を制御し所定の印字を実行する。
【0021】
図1は本発明の機能を示す機能ブロック図であり、インターフェイス64に入力されたデータはデータ解析手段151によって解析され、解析されたデータはデータ格納手段150によって記憶手段の一種であるRAM62内の所定のエリアに記憶される。また、この中に単票紙セット時間設定コマンドや記録紙挿入待ち時間設定コマンドがあればこの値が一旦RAM62に保存される。データ内に単票紙への印刷データが含まれていると、記録紙の挿入を待つことになるが、この時記録紙の最大待ち時間が設定されていれば、データ格納手段150から所定のパラメータを読みだしこれを演算手段140により時間データに変換し第2の計時手段152を作動する。記録紙検出手段153により第2の計時手段の作動中に記録紙の挿入を待つ。記録紙の挿入が検知されると第1の計時手段154は単票紙セット時間設定コマンドにより設定された時間をデータ格納手段から呼び出し、これを演算手段140により時間データに変換し所定時間を計測する。計時手段は一般に、CPUに内蔵されたタイマーを用いて形成される。この所定時間経過後記録紙セットが正しく実行されたか記録紙セット確認手段155により記録紙のセットを確認し、印刷機構部制御手段156により印刷制御が開始される。印刷機構部制御手段156はその内部に記録紙移送部開閉手段157、記録紙移送手段158、印刷制御手段159が装備され順次単票紙170に印刷が実行される。上記記録紙セット時間のコマンドによる設定がなされていないときはデフォルト値が用いられる。
【0022】
第2の計時手段による計測時間が経過しても記録紙が検出されない場合はエラー処理手段160により、記録紙セットエラーなどの警告表示あるいは警告ブザーなどが発せられる。
【0023】
また、ロール紙171に対しては通常記録紙のセット行程は不要であり、データ解析手段より、印刷制御手段を経て印刷が実行される。
図5は、本発明による印刷装置の制御方法の全体の行程を示すフローチャート図であり、単票紙に印刷する場合の印刷制御方法を示している。
【0024】
ステップ201で印刷指令を受信し同時に印刷データをRAM61に取り込む。ステップ202で印刷装置機構部の初期設定を実行しその中でプランジャ18、28をプッシュ状態とし、印字部と記録紙経路を解放する(ステップ203)。ステップ204で印刷モードすなわち記録紙の選択をする。これが一般的な帳票用紙ならステップ205のスリップモードとなる。又バリデーション用紙ならステップ211のバリデーションモードとなる。
【0025】
スリップモードではまず記録紙がセットされたかどうか検出するため検出器6のレベルをチェックし、OFFするまで待つ。検出器がOFFした後ステップ206ではプランジャ16をプル状態とし記録紙経路を遮断しているフォームストッパを解放し記録紙を移送可能状態とする。ステップ207では記録紙170を印字部まで移送し、記録紙の頭だしをする。次に、ステップ208ではプランジャ28をプル状態とし印字部を閉じ印字可能状態とする。ここからヘッド駆動と記録紙移送をしながら(ステップ209)記録紙170の末端が検出器を通過する位置を確認する(ステップ210)。検出器がONしたら、印字限界までの記録紙移送量をRAM内の所定番地に格納し、記録紙移送に同期して減算しながら印刷データの終了か印刷限界がくるまでヘッド駆動と記録紙移送を繰り返す(ステップ216、217、218)。ステップ219では記録紙を所定量移送し、ステップ220で印刷動作を終了する。
【0026】
バリデーションモードではスリップモードと同様ステップ211で記録紙のセットを待ち、セットされたならステップ212でプランジャ15をプル状態とする。ストッパ7はバリデーション用紙を上部若しくは横方向から挿入したときはこれを規制することなく逃げる様な構造となっていてプランジャ16を吸引しなくてもよい構造が取られている。バリデーションモードでは用紙を切り欠き部12のボトムの位置まで挿入した時にちょうど印刷開始位置が印字ヘッドの位置にくるような寸法になっているため記録紙の頭だし制御は通常必要がなく、印刷データに含まれた記録紙移送コード分だけの移送を実行することになる。ステップ213、ステップ214では検出器がONするまでヘッド駆動と記録紙移送を繰り返し、以下はスリップモードと同じである。
【0027】
図2は本発明の記録紙セット行程のフローチャート図であり、図5で示した全体フローチャートのステップ205、又はステップ211の部分の詳細説明のためのフローチャートを示している。
【0028】
印刷指令の後、印刷装置機構部の初期設定を実行し、記録紙の挿入を待つための最長時間を計測する待ち時間タイマーをスタート(ステップ301)する。記録紙の挿入を検知する検出器のOFFを確認する(ステップ302)。ステップ302内には検出器を一度確認(ステップ303)した後、数ミリ秒程度のディレイタイムを取った後(ステップ304)、再度検出器のOFFを確認する(ステップ305)。これは検出器そのもののチャタリングによる誤動作を防止するものである。検出器のOFFすなわち記録紙の挿入が確認された後、計時手段を作動し(ステップ307)記録紙の再確認動作を実施して記録紙のセットを確定する(ステップ308)。
【0029】
記録紙のセットが終了した後、印刷装置機構部の制御に移行し、先ず記録紙移送部の開閉機構を作動し移送部を閉じ(ステップ309)、記録紙を印刷位置まで移送し記録紙の頭だし行程を実行する(ステップ311)。記録紙の印刷位置へのセットが完了した後、所定の印刷動作を実行する(ステップ311)。バリデーション用紙では上記したように記録紙の頭だし行程(ステップ310)は実施しない。
【0030】
ステップ312で、待ち時間が所定の時間を越えた場合は、印刷処理が不可能となるため、警告表示をするなどしてエラー処理(ステップ312)を実行し、作業者に気づかせる。
【0031】
上記の計時手段の作動中は作業者が記録紙を印刷機構部の所定の記録紙セット位置に正しくセットするための時間を待つための時間となる。この待ち時間は所定のコマンドによって便宜設定可能となっている。
【0032】
図6は本発明に用いるコマンドの実施例の説明図で、記録紙の挿入待ち時間と挿入後の記録紙移送開始もしくは印刷開始までの時間、すなわち記録紙セット時間とを同一コマンドコードで設定するためのコマンドの実施例を示している。コマンドコード401の”ESC f”はコマンドの種類を示しこのコードがコマンド解析手段により読みとられると、記録紙挿入待ち時間及び記録紙セット時間設定コマンドであると解釈される。これに続く少なくとも2バイトのパラメータの内、パラメータ402の”m”は記録紙挿入待ち時間の設定値を示し、一例としてm×1分単位で設定される。パラメータ403の”n”は挿入を検知してから記録紙への移送又は印刷を開始する待ち時間の設定値を示し、一例としてn×0.1秒がその待ち時間となる。
【0033】
これらのパラメータからの実時間はCPUを中心とする演算手段によってあらかじめ決められた基準により求められ、CPUのタイマーを用いて計測される。
デフォルト値はm=0、n=10としている。m=0のときは、待ち時間は無限大となるよう制御される。
【0034】
尚、計時手段はCPU内に内蔵されたタイマーばかりでなく、ソフトウェアを用いたディレイ時間などによっても構成可能であることはいうまでもない。
【0035】
又、上記パラメータはそれぞれ1バイトづつで構成したが必要に応じて2バイト以上であっても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、従来無制限とされていた記録紙挿入待ち時間をホストコンピュータからのコマンドにより設定可能としたので、記録紙の挿入が所定時間実行されない場合はホストコンピュータがいつまでも記録紙挿入を待つことがなく、他の作業に移行できるため1台のホストコンピュータでたくさんのPOS端末を制御しているような場合はコンピュータの作業能率が上がるという効果が期待できる。又、記録紙の挿入が遅い場合など警告を発するなどの処理をさせることができる。
【0037】
また、記録紙セット時間をホストコンピュータからのコマンドにより設定可能としたので、それぞれの現場に応じた記録紙セット時間の管理を集中的に行うことができる。
【0038】
更に、記録紙挿入待ち時間と記録紙セット時間を同一コマンドで設定できるので、ホストコンピュータのプログラム管理上きわめて簡便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機能の一実施例を示す機能図。
【図2】 本発明の記録紙セット行程のフローチャート。
【図3】 本発明の印刷装置の機構部を制御する制御回路のブロック図。
【図4】 本発明の印刷装置の機構部の一実施例の略図。
【図5】 本発明による印刷装置の制御方法の全体の行程を示すフローチャート。
【図6】 本発明に用いるコマンドの実施例の説明図。
【符号の説明】
151・・・データ解析手段
152・・・第2の計時手段
153・・・記録紙検出手段
154・・・第1の計時手段
155・・・記録紙セット確認手段
157・・・記録紙移送部開閉手段
158・・・記録紙移送手段
159・・・印刷制御手段
Claims (6)
- 記録紙の挿入を検出する記録紙検出センサと、
ホストコンピュータから受信データを受信し解析する解析手段と、
を備えた印刷装置において、
前記解析手段が、前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあると解析したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間を演算する演算手段と、
前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断する判断手段と、
を設け、
前記挿入待ち時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定される構成であることを特徴とする印刷装置。 - 記録紙の挿入を検出する記録紙検出センサと、
ホストコンピュータから受信データを受信し解析する解析手段と、
前記記録紙を移送させる移送機構部と、
を備えた印刷装置において、
前記解析手段が、前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあると解析したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間及び記録紙セット時間を演算する演算手段と、
前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断する判断手段と、
前記記録紙の挿入待ち時間内に前記記録紙の挿入検出がなされたと前記判断手段が判断したとき、該判断手段の判断から前記演算手段により演算された記録紙セット時間経過後、前記移送機構部の開閉機構を作動し移送部を閉じるように制御する制御手段と、
を設け、
前記挿入待ち時間と前記記録紙セット時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定される構成であることを特徴とする印刷装置。 - 前記演算された挿入待ち時間内に、前記記録紙検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされないとき、作業者に通知を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
- ホストコンピュータから受信データを受信し、
この受信データを解析し、
解析された受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあるかどうか判断し、
前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定に関するコマンドがあると判断したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間を演算し、
前記演算された挿入待ち時間内に、記録紙検出センサによる記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断し、
前記挿入待ち時間は、前記ホストコンピュータから可変に設定されることを特徴とする記録紙制御方法。 - 記録紙を移送させる移送機構部を備えた記録紙制御方法において、
ホストコンピュータから受信データを受信し、
この受信データを解析し、
解析された受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあるかどうか判断し、
前記受信データの中に記録紙挿入待ち時間設定及び記録紙セット時間設定に関するコマンドがあると判断したとき、当該コマンドに続くパラメータを用いて挿入待ち時間及び記録紙セット時間を演算し、
前記演算された挿入待ち時間内に、検出センサによる記録紙の挿入検出がなされたか否かを判断し、
前記記録紙の挿入待ち時間内に前記記録紙の挿入検出がなされたと判断したとき、前記記録紙の挿入検出を判断してから前記演算された前記記録紙セット時間経過後、前記移送機構部の開閉機構を作動し、移送部を閉じ、
前記挿入待ち時間と前記記録紙セット時間は、前記ホストコンピュータにより可変に設定されることを特徴とする記録紙制御方法。 - 前記演算された挿入待ち時間内に、前記検出センサによる前記記録紙の挿入検出がなされないとき、作業者に通知を行うことを特徴とする請求項4又は5記載の記録紙制御方法。
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JP4-33411 | 1992-02-20 | ||
JP15508792A JP3708558B2 (ja) | 1991-06-21 | 1992-06-15 | 印刷装置及び記録紙制御方法 |
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