JPH04329166A - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサー等からの電子的データを紙に印
刷する機器において、安価な構成で印刷用紙を容易に正
確に機器に挿入し位置決めをすることを実現することの
できるプリンタに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサーにおいて、そのデータを出力する場合は、通常紙
に印刷するのが一般的である。この印刷時には用紙を所
定の位置に設置するものであるが、従来は用紙を挟み込
むために紙押さえレバーを解除してその隙間に用紙を挿
入し、印刷位置を合わせた上で紙押さえレバーを押圧し
印刷を開始するという手段を取っていた。また高級なも
のでは、用紙を用紙ガイドに設定し、給紙スイッチでプ
リンタに給紙指示を行い、所定の印刷位置まで送り込ん
で印刷を開始する機能を持つものもあった。以下に従来
のプリンタについて説明する。

【０００３】図４は従来のプリンタの給紙構成を示すも
のである。図４において、１は用紙ガイドである。２は
印刷する用紙である。３は用紙検出爪３−ａと用紙検出
スイッチ３−ｂとで構成される用紙挿入検出器である。 ４は用紙を送るための駆動ローラーで、５および６の補
助ローラーを圧接させ用紙を送る。７は給紙動作指示用
スイッチである。図５は従来のプリンタの給紙動作の制
御ブロック図であり、用紙挿入検出器３と給紙指示用ス
イッチ７により用紙を所定の印刷位置まで送るための用
紙送り量カウンタ１０とモータ駆動部１１とを制御する
制御回路部９で構成されている。

【０００４】以上のように構成されたプリンタについて
、以下その動作について図４、図５及び、図６の制御部
の動作フローチャートにそって説明する。まず、用紙２
を用紙ガイド１に設定し、給紙動作指示用スイッチ７を
押すことによって制御回路部９に給紙動作開始を指示す
る。制御回路部９は図６の２１にて、給紙動作指示スイ
ッチが押されるのを待っている。制御回路部９は給紙動
作開始指示を受け図６の２２、２３にて駆動ローラー４
を回転し始め、用紙２が自重により補助ローラー５との
間に引き込まれ、用紙挿入検出器３にて用紙挿入を検出
するまで回転を続ける。用紙の挿入が検出されたら、用
紙送り量のカウンタを２４でＣ３にセットし、２５、２
６、２７で所定の印字開始位置までのカウント量Ｃ３を
引き続き用紙送りし、動作を終了する。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、給紙指示を行うスイッチが特別に必要であ
り、また、用紙を用紙ガイドに設定してから手を離して
給紙指示を行わなくてはならず、用紙の姿勢をしっかり
と固定し、補助ローラーに確実に噛み込む用紙ガイド機
構がないと歪んで給紙されたり印字ローラーからはずれ
て給紙されないという問題点を有していた。

【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、簡単な構成で容易に用紙を所定の印刷開始位置まで
給紙できるプリンタを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のプリンタは、印刷する用紙が当接する駆動
ローラー及び補助ローラーと、用紙が挿入されたことを
検出する用紙挿入検出器と、用紙の挿入を検知してから
一定の保持時間をカウントする時間待ちカウンタと一定
の用紙保持時間後に所定の印刷開始位置までをカウント
する用紙送り量カウンタと駆動ローラー及び補助ローラ
ーによって所定の印刷位置まで用紙を送り込むモータ駆
動部とを制御する制御回路部を備えたものである。

【０００８】

【作用】この構成によって、操作者が用紙を用紙設定基
準位置である駆動ローラー及び補助ローラーとが接する
用紙当接部まで挿入すると、プリンタが用紙挿入検出部
にて用紙が挿入されたことを検知し、用紙設定が完全に
安定し終わるのに十分な時間後に所定量だけ用紙送りを
行い用紙を所定の印刷開始位置まで送り込むことができ
る。

【０００９】

【実施例】以下本発明の一実施例について、以下その構
成について図１（ａ）、（ｂ）、及び図２の制御部のブ
ロック図を参照しながら説明する。

【００１０】図１において、１は用紙ガイドである。２
は印刷する用紙である。３は用紙の挿入を検知する用紙
挿入検出器である。４は用紙を送るための駆動ローラー
で、６の補助ローラーを圧接させ用紙を送る。図２は本
発明の一実施例のプリンタの給紙動作の制御ブロック図
であり、用紙を所定の印刷位置まで送るための用紙送り
量カウンタ１０と用紙挿入検出器３と用紙を検出してか
ら一定の保持時間をカウントする時間待ちカウンタ１２
と駆動ローラー及び補助ローラーによって所定の印刷位
置まで用紙を送り込むモータ駆動部とを制御する制御回
路部で構成されている。

【００１１】以上のように構成されたプリンタについて
、以下その動作を図１（ａ）、（ｂ）、図２、及び図３
の動作フローチャートにそって説明する。

【００１２】補助ローラー６は駆動ローラー４に圧接し
ており駆動ローラーを回すことによって反対方向に同時
に回転する。まず、図１（ａ）、（ｂ）のように用紙２
を手で用紙ガイド１に沿わしながら駆動ローラー４と補
助ローラー６の接触しているところまでつき当てて設定
する。このとき、用紙の腰の力により用紙挿入検出器３
の用紙挿入検出爪３−ａが動き、用紙検出スイッチ３−
ｂが働き、図３のフローチャートの１３にて図２におけ
る制御回路部９で用紙を挿入されたことを検知する。用
紙を検出するまでは、１３と時間待ちカウンタ１２によ
る時間待ち１４をくり返し、用紙が挿入されるまで待っ
ている。用紙が連続して検出されると、時間待ち１５、
１６にて、一定時間Ｃ１が経過するまで時間待ちを行う
。もし、この状態で用紙を放してしまうと用紙が抜けて
しまい、用紙検出されなくなるので、再度用紙をしっか
りと支えてつき当てるまで時間待ちカウンターは初期値
Ｃ１に設定され続ける。また、検出器３が働いた当初は
手で持った用紙は不安定なため、用紙送りローラーと用
紙が平行に安定するに十分なＣ１時間のあいだ時間待ち
を行う。一定時間が経過すると、用紙送りカウンタ１０
を１７で印字開始位置までの用紙送り量Ｃ２ステップに
セットし、１８、１９、２０にてモータ駆動部１１を動
作させてＣ２ステップの用紙送りを行う。

【００１３】以上のように本実施例によれば、印刷する
用紙を所定の位置に当接する駆動ローラー４と補助ロー
ラー６と、当該用紙が挿入されたことを検出する用紙検
出部３と、一定の時間待ちを行うための時間待ちカウン
タ１２と用紙を送るモータ駆動部１１と一定の量の用紙
送りを行うための用紙送り量カウンタ１０とそれらを制
御する制御回路部９とを設けることにより、用紙を手で
設定するだけで所定の印字開始位置まで用紙を送ること
ができる。

【００１４】

【発明の効果】以上のように本発明は、印刷する用紙が
当接する駆動ローラー及び補助ローラーと、当該用紙が
挿入されたことを検出する検出部と、用紙の挿入を検知
しかつ一定の保持時間後に所定量だけ用紙送りをし所定
の印刷開始位置まで送り込む制御回路部といった簡単な
構成で、手で用紙を設定するだけで容易に用紙を所定の
位置まで給紙できる優れたプリンタを実現できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）本発明の第一の実施例におけるプリンタ
の用紙設定前の図。（ｂ）第一の実施例におけるプリン
タの手で用紙を設定した図。

【図２】第一の実施例におけるプリンタの制御ブロック
図。

【図３】第一の実施例におけるプリンタの制御部の動作
フローチャート。

【図４】従来のプリンタにおける用紙設定図。

【図５】従来のプリンタにおける制御ブロック図。

【図６】従来のプリンタにおける用紙設定制御部の動作
フローチャート。

【符号の説明】

３　　用紙挿入検出器 ３−ａ　　用紙挿入検出爪 ３−ｂ　　用紙検出スイッチ ４　　駆動ローラー ６　　補助ローラー ９　　制御回路部 １０　　用紙送り量カウンタ １１　　時間待ちカウンタ １２　　モータ駆動部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　印刷する用紙が当接する駆動ローラー
   及び補助ローラーと、前記用紙が挿入されたことを検出
   する用紙挿入検出器と、前記用紙の挿入を検知してから
   一定の保持時間をカウントする時間待ちカウンタと前記
   一定の用紙保持時間後に所定の印刷位置までをカウント
   する用紙送り量カウンタと前記駆動ローラー及び補助ロ
   ーラーによって所定の印刷開始位置まで前記用紙を送り
   込むモータ駆動部とを制御する制御回路部を備えたこと
   を特徴とするプリンタ。