JP3708194B2 - 密閉型回転式圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、HFC−134a或いはCFC対応混合冷媒またはCFC−12を用い、冷凍機油としてそれと相溶性を有するエステルを主成分とする潤滑油または、非相溶性潤滑油を封入された冷凍装置に使用される密閉型回転式圧縮機に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
密閉型回転式圧縮機に用いられるローラーの材料は一般に鉄系鋳物(共晶黒鉛鋳鉄)、合金鋳鉄(モニクロ鋳鉄)などが使われており、ベーン材料としては鋼材(ステレンス系、工具鋼)、焼結合金、アルミニウム複合材が使われている。
【0003】
ローラーの最も重要な特性とした耐摩耗性に優れていることが要求される。ローラーの外周面はベーンと摺動しており、ローラーの外周面が摩耗するとシリンダーとローラーの隙間が大きくなって、潤滑油によるオイルシールが出来なくなり、圧縮性能低下を引き起こすし、発生した摩耗粉が2次的な不良原因につながる。ベーンについてもローラー外周と接触する先端部の形状から集中荷重を受けるため、ベーン自身の耐摩耗性と相手側ローラーへの攻撃性の少ない材料の組み合わせが使われてきた。
【0004】
近年、環境汚染時に、オゾン層の破壊及び地球温暖化の観点から塩素系冷媒(クロロ・フロロ・カーボン、CFCと略称)が使用規制の対象となっており、その製造は1995年末で停止する。規制対象になっているCFCには、冷蔵庫、除湿機、カーエアコン等冷凍機器の冷凍装置に冷媒として専ら使われてきたCFC−12がある。
【0005】
そこで代わりとなる代替冷媒が必要となり、オゾンとの反応性が小さく大気中での分解期間の短い水素化弗化炭素(ハイドロ・フロロ・カーボン、略称HFC)が代替冷媒として開発された。HFC−134aはその代表的冷媒である。
【0006】
HFC−134aはオゾン破壊係数(ODP)がCFC−12(ジクロル・ジフロロ・メタン、CCl23)を1としたとき零、温暖化係数(GWP)がCFC−11を1とした時、0.3以下であり不燃性で、温度−圧力特性等の熱物性がCFC−12と類似しており、従来からCFC−12を用いていた冷蔵庫、除湿機、カーエアコン等冷凍装置や冷媒圧縮機の構造を大幅に変更することなく実用化出来ると言われてきた。
【0007】
しかしながら、HFC−134a(1、1、1、−テトラ・フロロ・エタン、CH21CF3)はその化学構造が特異な為、非常に特徴的な性質を有しており、従来のCFC−12の冷凍装置に使用されて来た鉱油やアルキルベンゼン等の合成油といった冷凍機油では相溶性が劣り問題である。
【0008】
またCFC−12冷媒はその分子に塩素原子を有するため潤滑摺動によりこの分子中の塩素と鉄が化学反応を起こして塩化鉄を生成した。この塩化鉄はそれ自身潤滑性を具備していたのでCFC−12はそれ自身代替冷媒HFC−134aに比べて潤滑摺動には有利であった。
【0009】
この様な状況では、回転式圧縮機の信頼性を高めるため適当な潤滑油を選定することに加えて冷媒自身の潤滑性を補うために耐摩耗性に優れた表面処理が必要である。
【0010】
従来の回転式圧縮機としては特開平5−18357号公報に示されているものがある。ここでは摺動部材の一方が鋳鉄から成り、他方がPVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)とを主成分とする化合物層を表面に有する鉄系金属材から成る。
【0011】
以下図面を参照しながら上記従来の回転式圧縮機の一例について説明する。
図1は従来の回転式圧縮機の縦断面図であり、図2は圧縮機構の横断面図である。
【0012】
図4,図5において、1は密閉ケーシング、2はステーター、3はローター、4はモーター機構でありシャフト8を介してシリンダー10、ローラー13、クランク12、ベーン14、ベアリング9及び11、スプリング15により構成される圧縮機構5と連結している。そして、摺動部材の一方シリンダ10は鋳鉄より成り、他方のベーン14はPVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)とを主成分とする化合物層を表面に有する鉄系金属材から成る。16及び17はシリンダー10内でローラー13とクランク12とベーン14により構成される吸入室と吐出室である。
【0013】
6は吸入管でシリンダー10の吸入口を介して吸入室16と連通している。19は吐出口で密閉ケーシング1内に連通している。20はケーシング内の冷凍機油である。
【0014】
7は吐出管、18は吸入管、19は吐出口である。
上記従来の技術はPVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)とを主成分とする化合物層を表面に有する鉄系金属材からなることを特徴としており、クロム(Cr)と窒素(N)を主成分とする化合物が全て耐摩耗性を向上させる物であるとして使われている。
【0015】
PVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)の化合物は多種類の結晶から構成されており結晶の並び方によって耐摩耗性が異なる事が明らかになりつつある。
【0016】
例えば、J.Mater.Res.,Vol.8,No5,May1993のWear resistance of arc ion−plated chromium nitride coartingsによれば図6のファレックスNo2試験で各種結晶の耐摩耗性を比較してライフタイムで示しているのが図7である。
【0017】
ライフタイムが長いものほど、耐摩耗性が優れていることを意味する。CrN(1,1,1)、CrN(2,2,0)は結晶面の相違を示している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、耐摩耗性に効果のあるクロム(Cr)と窒素(N)の化合物が特定されておらずその効果は不明である。
【0019】
PVD法によって形成されるクロム(Cr)と窒素(N)の化合物の各種結晶の並び方を調べるため化合物層をX線解説した一例を図8に示す。
【0020】
図8について若干の説明を加える。縦軸は化合物層に特性X線を照射して反射してきたカウント数、横軸はX線を照射する角度を示している。カウント数の大小はある照射角度にたいして特定のCrNあるいはCr2N結晶面が並んでいる 程度(配向性)の強弱を意味する。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明はPVD法により混合結晶系(CrN+Cr2N)、単独結晶系(CrNまたは 、Cr2N) をそれぞれ主成分とする化合物層を部品表面に形成させた部品を組込んだ回転式圧縮機を組立て、ユニット試験を実施してそれぞれの結晶配向強度比率と回転式圧縮機部品としての耐摩耗性を調べて耐摩耗性の良い結晶系と結晶配向強度比率を特定する。
【0022】
【発明の実施の形態】
上記の課題を解決するため請求項1記載の発明は、冷媒は塩素原子を含まない冷媒であり、ローラーを形成する摺動部材が鋳鉄より成り、ベーンを形成する摺動部材がPVD法により形成されたクロム(Cr)と窒素(N)の化合物層の結晶がCrNとCrNの混合結晶系でX線回析によるCrNに対するCrNの結晶配向強度比率が40%以下の混合結晶である化合物層を表面に有する鉄系材料から成るものである。
【0024】
このことにより、混合結晶系と単独結晶系のCrNとCr2Nについて耐摩耗性はPVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)の化合物層の耐摩耗性がその結晶系とその結晶配向強度比率によって同等でなく異なることが明らかである。
【0025】
また、混合結晶系(CrN+Cr2N)ではその化合物層を構成するクロム( Cr)と窒素(N)の化合物の結晶の中でCr2N配向が強い、即ちCr2N/CrN比率が高い物は、この比率の低い物より耐摩耗性が劣ることになる。
【0026】
【実施例】
以下、本発明による単独結晶系の第一の実施例について(表1)から(表3)と図1,図2を参照しながら説明する。PVD法による化合物層は図4及び図5のベーン14の表面に実施して試験を行った。摺動相手のローラー13には合金鋳鉄材を用いた。
【0027】
【表1】
Figure 0003708194
【0028】
【表2】
Figure 0003708194
【0029】
(表1),(表2)のCとDを比べると、Cは相対比較の摩耗率が最大で耐摩耗性が無いといえる。これは(表1)のCr2NとCrNのトータルカウントを 観るとCrNが零で、両者の比率は∞(無限大)となる。
【0030】
これに対してDは相対比較では試験した4試料の内Aに次ぐ良い耐摩耗性を示している。これは(表1)ではCrNが全てで、耐摩耗性の悪いCr2Nは観ら れない。
【0031】
ちなみに、CrNとCr2Nの結晶を比較したものが次の(表3)である。
【0032】
【表3】
Figure 0003708194
【0033】
熱処理された摺動相手材の金属組織であるマルテンサイト(Fe−C)の格子定数はa:0.285,c:0.309である。
【0034】
Cr2Nの格子定数aが鉄の熱処理された組織であるマルテンサイトの格子定数aに近いため固体接触した場合、Cr2Nと相手側のマルテンサイトが凝着し易く、Cr2Nが少ないものほど耐磨耗性が向上すると考えられる。
【0035】
従って、単独結晶系ではCrN結晶のみの化合物層は十分な耐摩耗性を有している事は明らかである。
【0036】
次に、本発明による混合結晶系の第二の実施例について(表1)と図1を参照しながら説明する。
【0037】
図1のAとBを比べるとAの相対摩耗率はCに次ぐ高い値を示している。それに対してBは試験した4試料の内で最良の耐摩耗性を示している。
【0038】
(表1)のCr2NとCrNの比率ではAが44%に対し、Bは14%である 。Cr2NとCrNの結晶配向強度比率が44%の耐摩耗性が悪く、14%のものは 良い事からこの両者の間に境界があることは明らかである。
【0039】
Cr2NとCrNの結晶配向強度比率と耐摩耗性の関係を整理したものが図2である。
【0040】
混合結晶系ではX線回折の精度とバラツキを考慮して、Cr2NとCrNの結 晶配向強度比率が17%以下のPVD法による化合物層は十分な耐摩耗性を有していると考えられる。
【0041】
さらに、冷媒をHFC−134a、潤滑油をエステルオイル(ジャパンエナージ社のエステルオイルで40℃で32cStのものを使用)として、Cr2NとCrNの比率を変えて試験時間を1000時間以上の結果を見てみると(表4)の結果となった。
【0042】
【表4】
Figure 0003708194
【0043】
この結果を長期的信頼性の保証の観点から2500時間以上のデータで評価するとCr2NとCrNの比率が40%以下が優れた結果を出していることが理解できる。
【0044】
従って、単独結晶系のCr2Nは耐磨耗性が無く、混合結晶系でもCr2Nの比率が小さくなることによって摺動相手材のマルテンサイトに近い格子定数aを持つCr2Nとの接触の機会が減少する結果、近似した格子定数aを持つマルテンサイトとCr2Nが凝着する確率が減って、回転式圧縮機の部品としての耐磨耗性が向上することになる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、PVD法によって形成されたクロム(Cr)と窒素(N)の化合物層のCr2NとCrNの単独結晶系と混合結晶系のそれぞれ の結晶系について、Cr2NとCrN結晶配向比率を40%以下することによって回転式圧縮機の摺動部品の耐摩耗性を向上させて、HFC−134a冷媒を用いる冷媒圧縮機の信頼性を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】混合結晶系と単独結晶系の耐摩耗性を示すグラフ
【図2】結晶配向比率と耐摩耗性の関係を示すグラフ
【図3】HFC−134a冷媒とエステルオイルを使用したときの結晶配向強度比率と耐摩耗性の関係を示すグラフ
【図4】一般的な回転式圧縮機の縦断面図
【図5】図1の一般的な圧縮機構の要部断面図
【図6】ファレックス摩耗試験No2試験機の概念図
【図7】ファレックス試験による耐摩耗性比較グラフ
【図8】化合物層をX線回析したグラフ
【符号の説明】
10 シリンダー
12 クランク
13 ローラー
14 ベーン
15 スプリング
16 吸入室
17 吐出室
18 吸入口
19 突出口

Claims (1)

  1. 密閉された容器内に圧縮機構と、冷媒と、冷凍機油とを内装した密閉型回転式圧縮機において、前記冷媒は塩素原子を含まない冷媒であり、前記圧縮機構におけるローラーを形成する摺動部材が鋳鉄より成り、ベーンを形成する摺動部材がPVD法により形成されたクロム(Cr)と窒素(N)の化合物層の結晶がCrNとCr2Nの混合結晶系でX線回析によるCrNに対するCr2Nの結晶配向強度比率が40%以下の混合結晶である化合物層を表面に有する鉄系材料から成ることを特徴とする密閉型回転式圧縮機。
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