JP3707172B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に複写機等の画像形成装置において原稿の画像を光学的に走査して読み取るために用いられる固体撮像素子およびこの固体撮像素子を用いた画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記複写機における画像読取装置は、プラテンガラス上に置いた原稿の画像を光学的スキャナによって走査し、その際に発する画像からの反射光である画像の光信号を、レンズによってCCD等の固体撮像素子に結像させ、この固体撮像素子が反射光を走査しながら光電変換を行って画像信号を電荷として出力する形式のものが知られている。固体撮像素子は、複数の感光画素が、前記スキャナの走査方向に直交する主走査方向に点順次に配列されて構成されており、複写機がフルカラー対応型であれば、3色の光元素すなわち赤色、緑色、青色の色分解を各々行う3つの感光画素(R:レッド、G:グリーン、B:ブルー)を1組とした感光画素列が複数配列されている。
【0003】
ところで、このフルカラー対応型の場合、1色当たりの感光画素のサイズが、通常のモノクロ対応型の場合の感光画素に比べると3分の1程度に狭まるため、主走査方向のMTF(Modulation Transfer Function)が高周波まで高くなり、その結果として、モアレ、折り返し歪み、色づき、にじみ等の画質劣化を引き起こすことが知られている。そこで、特開昭59−181568号公報には、感光画素を平行四辺形とすることにより、主走査0度方向のMTFを下げて画質劣化を低減させる技術が記載されている。また、実公平5−5719号公報には、菱形の感光画素を配列した固体撮像素子が開示されている。
【0004】
また、画像読取装置においては、前述の画質劣化を効果的に防止する目的で、レンズとCCDの間に光学的ローパスフィルタ(回折格子)を配置することがなされている。たとえば特開平7−66948号公報には、レンズとCCDの間にリニアパターンを有する複数のローパスフィルタを、リニアパターンが互いに異なる方向に向くように配置し、ローパスフィルタから生じる回折光同士が干渉したときに生じる干渉パターンを除去して高画質な画像を得る技術が提案されている。また、ローパスフィルタを、レンズとCCDの間ではなく、原稿とレンズの間に配置する場合もあり、さらに、ローパスフィルタとして水晶板が用いられる場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開昭59−181568号公報の場合、複写機のように、主走査方向のみならずこの主走査方向に直交する副走査方向にも光信号を走査する画像読取装置では、図28に示すように、読み取り範囲が副走査方向(図で上下方向)に移動し、その積分値が画像データとなる。図28(a)は複写画像が100%時、(b)は複写画像が拡大400%時の積分エリアである。拡大時における各スキャナ11、12の走査距離は反比例して短くなるので、これに伴い副走査方向の走査距離も100%時より短くなる。この場合では、積分エリアが細い平行四辺形となり、前述の如く主走査0度方向のMTFは低減できても、斜辺A−A´方向に直交するC−C´方向のMTFは依然として高いままである。特に、副走査方向の読取倍率の調整(いわゆる画像を縮小/拡大する)をスキャナの走査速度で制御する一般的な複写機の場合、拡大読取時には走査距離が反比例で短くなるため、前記C−C´方向のMTFは著しく高くなる。すなわち、A−A´方向とC−C´方向のMTFが著しく相違することにより、画像の特定方向で画質劣化を引き起こしてしまう。
【0006】
実公平5−5719号公報の場合、画像の特定方向での画質劣化は避けられるものの、感光画素を点順次に配列すると主走査方向の解像度が3分の1に落ちる欠点がある。また、感光画素が副走査方向に2列にずれて配列されるため、副走査方向の補正回路が必要となり、構造を単純化できる点順次配列のメリットが得られない。
【0007】
また、特開平7−66948号公報の場合、回折格子を製造する際には高い精度が求められ、しかも取付精度も高いものが求められるので、製造コストや組立性に問題があった。また、原稿とレンズの間に回折格子を配置する場合、回折格子の周期を荒く必要があるが、レンズの光束径との関係から十分な周期を得ることができず、満足な性能を得られない。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、モアレ、折り返し歪み、色づき、にじみ等の画質劣化を効果的に低減させて高画質な画像を得ることのできる固体撮像素子および画像読取装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像読取装置は、画像を照明する照明手段と、この照明手段で照明された画像の反射光である光画像信号を結像する結像手段と、この結像手段を通過した光画像信号が入射され、その光画像信号を走査するとともに光電変換する固体撮像素子とを備え、前記画像と前記結像手段との間に、凹部と凸部とが交互に形成された格子パターンを有する回折格子が、前記凸部のうちの1つが、前記画像から前記結像手段に至る前記光画像信号の光路における光軸上に位置する状態で配置されていることを特徴とする。
【0010】
また、画像読取装置は、前記凸部が、前記撮像素子の主走査方向と略平行する方向に配置されていることを特徴とするものでもよい。
あるいは、前記凸部が、前記個体撮像素子の主走査方向と略直交する方向に配置されていることを特徴とするものでもよい。
【0011】
また、この画像読取装置は、前記凸部が、前記固体撮像素子の主走査方向と略平行もしくは略直交する方向に配置された前記回折格子を少なくとも1つ有し、この回折格子が、前記光路に対して進退自在に設けられていることを特徴とするものでもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(1)第1の実施形態
図1は、フルカラー対応型の複写機に備えられる画像読取装置であり、符号1は箱状のフレームである。フレーム1の上には、プラテンガラス2が水平に取り付けられている。このプラテンガラス2の上に、複写すべき画像を下向きにして図示せぬ原稿を載せてセットするようになっている。フレーム1の内部には、図中左右方向に離間して第1および第2のスキャナ11、12が、図示せぬガイドレールに沿って左右方向に移動自在に収納されている。各スキャナ11、12においては、図中実線が待機位置、破線が最も移動したときの位置である。第1のスキャナ11には、プラテンガラス2上の原稿の画像を照明するハロゲンランプ等のランプ(照明手段)13と、原稿からの反射光を受ける第1のミラー14が設けられている。また、第2のスキャナ12には、第1のミラー14の反射光を受ける第2のミラー15と、この第2のミラー15の反射光を受ける第3のミラー16が設けられている。原稿の画像を読み取る場合には、ランプ13で画像を照射しながら第1のスキャナ11が図中右方向に移動すなわち走査し、それに伴って、第2のスキャナ12が第1のスキャナ11の半分の速度で右方向に連動して移動する。原稿の長さ分だけ移動したら、各スキャナ11、12は直ちに待機位置に復帰する。また、フレーム1内の図中右側には、レンズ(結像手段)17と、CCDセンサ18とが配設されている。
【0013】
第1のスキャナ11が原稿の画像を走査するに伴い、ランプ13によって照射された画像からは反射光が生じ、その反射光は、第1のスキャナ11の第1のミラー14、第2のスキャナ12の第2、第3のミラー15、16に順次屈折しながら反射して光軸光束によりレンズ17を通過した後、このレンズ17によりCCDセンサ18に結像する。CCDセンサ18は、反射光の走査と受光器の両機能を備え、走査しながら光電変換を行い、光信号を図示せぬ感光体ドラム等の像担持体に出力する。第1のスキャナ11の移動速度は、回転する像担持体の周速に一致している。
【0014】
CCDセンサ18は、図2に示す第1、第2、第3の感光画素21、22、23を1組とした感光画素列24が、各スキャナ11、12の走査方向に直交する主走査方向(図1で図面の表裏方向)に複数組並列された固体撮像素子25を備えている。1組の感光画素列24は、主走査方向に沿った左から右に各感光画素21、22、23が点順次で配列されて構成されている。この場合、第1、第2の感光画素21、22が同一の形状およびサイズの二等辺三角形で、第3の感光画素23は第1、第2の感光画素21、22と高さが等しい平行四辺形である。第1の感光画素21は底辺を下に配され、その右隣に第2の感光画素22が底辺を上に配され、隣り合う両者の斜辺が相対して接している。第3の感光画素23は、斜辺が第2の感光画素22の斜辺に相対して接している。そして、第1の感光画素21の頂点、第2の感光画素22の底辺および第3の感光画素23の上辺と、第1の感光画素21の底辺、第2の感光画素22の頂点および第3の感光画素23の底辺とは、それぞれ主走査方向に沿って一直線上となっており、感光画素列24全体が平行四辺形である。
【0015】
感光画素列24においてピッチをPとすると、第1、第2の感光画素21、22の底辺は2P/3、底角α、βが72゜であり、第3の感光画素23の底辺はP/3、全体の傾きαも72゜である。固体撮像素子25は、複数の感光画素列24の隣り合う斜辺同士(この場合第1の感光画素21と第3の感光画素23の斜辺)が相対して接する状態で主走査方向に配列されることにより構成されている。
【0016】
図3に示すように、上記固体撮像素子25の片側(図3で下側)には、第1の感光画素21から発生する電荷を転送するための第1のゲート列31および第1のCCDレジスタ列41が配置されている。第1のゲート列31は、垂直転送用の複数のゲート31aおよびゲート31bが交互に配列されて構成され、第1のCCDレジスタ列41は、水平転送用の複数のCCDレジスタ41aが配列されて構成されている。また、固体撮像素子25の他方側(図3で上側)には、第2の感光画素22に対応して、複数のゲート32aが配列された第2のゲート列32および複数のCCDレジスタ42aが配列された第2のCCDレジスタ列42が配置されている。さらに、第1のCCD列41の外側(図3で下側)には、第3の感光画素23に対応して、複数のゲート33aが配列された第3のゲート列33および複数のCCDレジスタ43aが配列された第3のCCDレジスタ列43が配置されている。各CCDレジスタ列41、42、43には、各感光画素21、22、23から発生する電荷を増幅する増幅器51、52、53がそれぞれ接続されている。
【0017】
上記CCDセンサ18により、原稿の画像は次のようにして読み取られる。画像読取装置のランプ13が原稿の画像を照射し、その反射光がレンズ17を通過して固体撮像素子18の第1〜第3の感光画素21、22、23に入射する。次いで、主走査方向である水平1ライン分の電荷が積分された後、第2のゲート列32のゲート32aと、第1のゲート列31のゲート31bが開かれ、第2の感光画素22の電荷がゲート32aを通過して第2のCCDレジスタ列42のCCDレジスタ42aに、また、第3の感光画素23の電荷がゲート31bを通過して第1のCCDレジスタ列41のCCDレジスタ41aに転送される。次に、第3のゲート列33のゲート33aが開かれ、第3の感光画素23の電荷がゲート33aを通過して第3のCCDレジスタ列43のCCDレジスタ43aに転送される。次に、第1のゲート列31のゲート31aが開かれ、第1の感光画素21の電荷が第1のCCDレジスタ列41のCCDレジスタ41aに転送される。この後、クロックパルスが各CCDレジスタ列41、42、43の各CCDレジスタ41a、42a、43aに印加される。すると、各増幅器51、52、53を介して各感光画素21、22、23の電荷が並列順通りに出力される。
【0018】
一方、各スキャナ11、12による画像走査に伴う副走査方向の読み取りは、図2で上から下の方向である主走査方向と直交する方向になされ、その積分値が画像データとして出力される。図4は、第1の感光画素21を代表とした副走査方向の積分エリアを示しており、(a)は複写画像が100%時、(b)は複写画像が拡大400%時の積分エリアである。拡大時における各スキャナ11、12の走査距離は反比例して短くなるので、これに伴い副走査方向の走査距離も100%時より短くなる。この場合、第1の感光画素21の積分中心が底辺寄りにシフトするため、最もMTFが高くなる角度が図(b)に示すように、A−A´方向に直交する底辺寄りのB−B´となる。このB−B´の画素幅と、図28に示した従来の平行四辺形の感光画素の場合の最もMTFが高くなってしまうC−C´の画素幅と比べると、B−B´の画素幅の方が広く、したがって、見かけのMTFが減衰する。
【0019】
これを、原稿周波数に対するMTF特性で見ると、図5に示すように、最もMTFが低くなる角度A−A´については、従来例と本実施形態ともナイキスト周波数1/Pm(本mm)でMTFが落ちる。これに対し、最もMTFが高くなる方向について、従来型のC−C´方向は画素幅が狭いため、MTFがナイキスト周波数を越えても高く、その傾向は拡大倍率が上がるほど顕著になる。ところが本実施形態の場合のB−B´の画素幅は底辺2P/3の幅に近い長さなので、MTFは減衰してA−A´の特性に近づく。すなわち、特定方向においてMTFが高すぎることが抑制され、その結果、特定方向でのモアレ、折り返し歪み、色づき、にじみ等の画質劣化が防止され、高画質な複写画像を得ることができる。また、各感光画素21、22、23の光電変換すなわち電荷の出力が配列順に行われるので、構造が単純化し、安価に製造できる。
【0020】
上記各感光画素21、22、23は、たとえば、次のように光の3原色の色フィルタを有するものとされる。第1の感光画素21が赤色(レッド:R)、第2の感光画素22が緑色(グリーン:G)、第3の感光画素23が青色(ブルー:B)を読み取るものとして、1組の感光画素列24をRGBの感光画素列とすることができる。なお、第3の感光画素23は平行四辺形なので上述のMTF減衰に関する効果は得られないが、この第3の感光画素23は上記のように青色の画素にすればよい。、青色の補色は黄色であり、青色を読み取ることにより、結果的に黄色を読み取ることができる。黄色は人の目に認識されにくいので、大幅な画質劣化を来さない。言い換えると、本実施形態のように感光画素が2つの二等辺三角形と平行四辺形の組み合わせの場合、平行四辺形の感光画素を青色の画素にすればよい。
【0021】
第1の実施形態の変形例
次に、上記本発明の第1の実施形態の固体撮像素子18の変形例その1〜4を説明する。
・変形例その1(図6)
第1、第2の感光画素21、22は三角形、第3の感光画素23は平行四辺形であり、配列順は上記実施形態と同様であるが、第1、第2の感光画素21、22の底角αおよび感光画素列全体の傾斜角αが45゜と小さくなっている。ピッチPに対する第1、第2の感光画素21、22の底辺の長さおよび第3の感光画素の底辺の長さは、それぞれ2P/3、P/3である。
【0022】
・変形例その2(図7)
上記実施形態の第1、第2の感光画素21、22に相当する感光画素21,22が二等辺三角形に近い台形となっている。感光画素21、22は、同一の形状およびサイズであり、長い方の上底または下底から測った一方の底角αおよび全体の傾斜角αはいずれも同じ72゜である。ピッチPに対して第1の感光画素の上底と下底の長さの合計が2P/3、第3の感光画素の底辺の長さがP/3である。
【0023】
上記変形例その1およびその2に関しては、上記実施形態と同様の作用効果を奏するものである。すなわち、上記実施形態においては、感光画素列24を同一の形状およびサイズの2つの三角形あるいは台形と、これらに応じた1つの平行四辺形との組み合わせであれば、いかなる形態であってもよい。
【0024】
・変形例その3(図8および図9)
変形例その3においては、図8に示すように、1組の感光画素列24が、4つの同一形状およびサイズの二等辺三角形の感光画素の組み合わせでできている。この場合、左側より第1、第2、第3、第2の感光画素21、22、23、22の順で斜辺が相対して接し、全体が平行四辺形となっている。各感光画素21、22、23の底角α、βおよび感光画素列全体の傾斜角αは60゜であり、底辺はピッチPに等しいPに設定されている。図9は各感光画素21、22、23の光電変換の形態を示しており、その動作は図3で示した場合と同様である。この感光画素列24は、第2の感光画素22の解像度が他の感光画素の2倍となる。たとえば、Pが0.01mm、光学倍率mが4.23の場合、第1、第3の感光画素21、23の解像度は300dpi、第2の感光画素22の解像度は300dpiである。この感光画素列24においては、第2の感光画素22を人の目の比視感度が最も高い緑色にするのが有効である。
【0025】
・変形例その4(図10ないし図12)
図10は、変形例その4を示す。この例では、1組の感光画素列24が、3つの同一形状およびサイズの二等辺三角形の感光画素の組み合わせでできている。この場合、左側より第1、第2、第3の感光画素21、22、23の順で斜辺が相対して接し、全体が台形となっている。各感光画素21、22、23の底角α、βおよび感光画素列全体の傾斜角αは60゜であり、底辺はピッチPに等しいPに設定されている。
【0026】
また、第3の感光画素23には、他の1組の感光画素列24の第1の感光画素21が接している。隣り合う二組の感光画素列24では、互いの第1の感光画素21同士が上下逆になっている。このようにして、図11に示すように、左側より感光画素21、22、23、21、22、23・・・の順で並べられた固体撮像素子25が設けられている。従って、この例は、一見、変形例その3と類似しているが、内部の感光画素の配列順序が異なっている。
【0027】
この配置の固体撮像素子25において、底辺が図の上側にある感光画素を第1列とし、図の下側にある感光画素を第2列とすると、第1列では左側より感光画素22、21、23、22、21、23・・・の順で並べられ、第2列では左側より感光画素21、23、22、21、23、22・・・の順で並べられている。上記と同様に、第1の感光画素21は赤色(レッド:R)、第2の感光画素22は緑色(グリーン:G)、第3の感光画素23は青色(ブルー:B)を読み取るものとする。
【0028】
この例では、図中の第1列の感光画素22、21、23、22、21、23・・・で発生する電荷を転送するための第1のゲート列34および第1のCCDレジスタ列44が配置されている。第1のゲート列34は、複数の同一構造のゲート34aを直列することにより構成され、第1のCCDレジスタ列44は、水平転送用の複数のCCDレジスタ44aが配列されて構成されている。また、第2列の感光画素21、23、22、21、23、22・・・で発生する電荷を転送するための第2のゲート列35および第2のCCDレジスタ列45が配置されている。第2のゲート列35も、複数の同一構造のゲート35aを直列することにより構成され、第2のCCDレジスタ列45も、水平転送用の複数のCCDレジスタ45aが配列されて構成されている。
【0029】
第1のCCDレジスタ列44には、第1列の感光画素22、21、23・・・で発生する電荷を増幅する増幅器54が接続され、第2のCCDレジスタ列45には、第2列の感光画素21、23、22・・・で発生する電荷を増幅する増幅器55が接続されている。上記のように、第1の感光画素21がRの光学像を出力し、第2の感光画素22がG、第3の感光画素23がBの光学像を出力するため、第1のCCDレジスタ列44からはアナログ出力が、GRBGRB・・・の順に転送され、第2のCCDレジスタ列45からはRBGRBG・・・の順に転送されてくる。増幅器54,55は、これらのアナログ出力を増幅し、それぞれアナログ信号S1、S2として出力する(図12参照)。
【0030】
アナログ信号S1、S2は、第1のマルチプレクサ56に入力される。マルチプレクサ56には、互いにほぼ半位相ずれた同周期のクロックパルスΦ1、Φ2が供給され、クロックパルスΦ1の供給時にマルチプレクサ56はアナログ信号S1をサンプリングし、クロックパルスΦ2の供給時にアナログ信号S2をサンプリングする。このようにして、マルチプレクサ56は、RGBRGB・・・のシリアル出力であるアナログ信号S12を生成する(図12参照)。
【0031】
アナログ信号S12は第2のマルチプレクサ57に入力される。マルチプレクサ57には、互いに位相が3分の1周期ずれた同周期のクロックパルスΦR、ΦG、ΦBが供給され、クロックパルスΦRの供給時にマルチプレクサ57はアナログ信号S12をサンプリングし、その結果であるアナログ信号SRを出力する。同様に、クロックパルスΦGの供給時のサンプリング結果からアナログ信号SGを出力し、クロックパルスΦBの供給時のサンプリング結果からアナログ信号SBを出力する。このようにして、RGBの各色に対応したパラレルの時系列アナログ信号SR、SG、SBが生成される(図12参照)。これらのアナログ信号SR、SG、SBは、アナログ/ディジタル変換器58により個別にディジタル信号に変換される。
【0032】
以上のように、この例では、水平転送用のCCDレジスタ列44、45の各CCDレジスタ44a、45aに各色の読取に対応した電荷が格納されるから、各CCDレジスタ列44、45には、三色の読取に対応した電荷が混在する。しかし、三色に対応した電荷が混在するアナログ信号を後段の並列処理用の並べ替え回路、特にマルチプレクサ56、57により、各色ごとの信号に分離することが可能である。このため、CCDレジスタ列44、45やゲート34、35を画一化することができる。
【0033】
(2)第2の実施形態
次に、本発明に基づく第2の実施形態を説明する。
図13は上記第1の実施形態とほぼ同様の画像読取装置を示しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。この画像読取装置のCCDセンサ60の構成は次の通りである。
【0034】
CCDセンサ60に備えられる固体撮像素子65は、図15に示すように、同一の形状およびサイズを有する平行四辺形の第1、第2、第3の感光画素61、62、63が主走査方向に点順次で並列されたものが1組の感光画素列64とされ、この感光画素列64が主走査方向に複数並列されている。感光画素列64の主走査方向に対する傾斜角αは任意であり、底辺は1ピッチPと同一のPに設定されている。この場合、第1の感光画素61が赤色(レッド:R)、第2の感光画素62が緑色(グリーン:G)、第3の感光画素63が青色(ブルー:B)として、1組の感光画素列64がRGBの画素列となっている。図16は、各感光画素61、62、63の光電変換の形態を示し、図3で示した場合と同様の動作で光電変換の動作がなされる。そして本実施形態では、図14にも示すように、プラテンガラス2(すなわち原稿)とレンズ17の間であってレンズ17の近傍に、1次元回折格子(ローパスフィルタ)70が配設されている。この回折格子70は、次のような構成である。
【0035】
回折格子70は、図14および図17に示すように、レンズ17に面する側に凹部71と凸部72とが交互に形成された平行な格子パターン73が形成されており、この格子パターン73が、主走査方向に対し、感光画素61、62、63の傾斜角αと同一角度で、しかも感光画素61、62、63の傾きと平行になるよう配置されている。回折格子70の配置位置は、次のようにして決定される。
【0036】
図14および図17を参照して、
格子パターン73のピッチ(1組の凹部71と凸部72の幅):d(mm)、
レンズの光学倍率:m、
回折格子70と固体撮像素子65との間の距離:TL(mm)、
(ただし、回折格子70がレンズ17の原稿側に配置される場合は
TL=L−L´/m)
カットオフ周波数:fC(lp/mm)、
格子材料屈折率と空気屈折率の差:n、
波長:λ(mm)、
とすると、次式を満足する位置に回折格子を配置する。
d=8×fC×m×n×λ×TL
【0037】
ここで格子パターン73のピッチdは、性能上レンズ17の瞳径rの1/2以下が望ましい。また、カットオフ周波数fCは、図18に示す1Pm(本/mm)近傍に設定するのが適当である。したがって、たとえば、解像度が400dpi(約15.7本/mm)、光学倍率m=4.5、格子材料屈折率n´=1.5、波長λ=550mm、レンズ17の瞳径r=20mmで、r=1/2dの上限値を選択してd=10mmとした場合、TLは約64.3mmとなる。このように回折格子70の位置は決定されるが、回折格子70は、レンズ17から離れるほど光学エリアが広がり、回折格子70自体の面積を大きくしなければならなくなってコストの上昇を招くので、可能な限りレンズ17に近付けて配置するのが好ましい。また、格子パターン73の角度は、感光画素61、62、63の傾斜角度αに対し概ね±5゜の範囲内が好ましい。
【0038】
回折格子70は、格子パターン73の直交方向に対して入射光に対する複次数(0、1、2、…n次)の回折光を発生する。これは、画像が何重にも結像されることを意味し、必然的にMTFを減衰させる光学的ローパスフィルタの役割を果たす。直交方向以外の光成分には回折光を生じさせないため、格子パターン73の角度を適宜に調節すれば、任意の方向についてMTFを減衰させることができる。本実施形態では、前述した図28に示す積分エリアのC−C´方向のMTFを減衰すべく、格子パターン73の延びる方向の角度を感光画素61、62、63の傾斜角αに一致させているわけである。
【0039】
これを、原稿周波数に対するMTF特性で見ると、図18に示すように、最もMTFが低くなる角度A−A´(図28参照)については、従来例と本実施形態ともナイキスト周波数1/Pm(本mm)でMTFが落ちる。これに対し、最もMTFが高くなる方向について、従来例のC−C´方向は画素幅が狭いため、MTFがナイキスト周波数を越えても高く、その傾向は拡大倍率が上がるほど顕著になる。ところが本実施形態の場合では、回折格子70によりBで示すMTFカーブに減衰させることができ、A−A´の特性に近づく。すなわち、主走査0゜方向のみモアレが防止されていた平行四辺形型の感光画素を用いながら、全原稿角度に対して画質劣化が防止され、高画質な複写画像を得ることができる。
【0040】
なお、本実施形態は、光学的ローパスフィルタとして回折格子70を用いているが、この他に、感光画素61、62、63の傾斜方向と略直交する方向に空間的フィルタリング作用を持つ光学部材を配設しても同様の効果を得ることができる。その光学部材としては、たとえば、異なる結晶方向性を持つ複数の部材を組み合わせた水晶板等の複屈折板が挙げられる。
【0041】
第2の実施形態の変形例
図19は第2の実施形態の変形例を示しており、この場合、回折格子70がレンズ17の固体撮像素子65側に配設されている。回折格子70は、格子パターン73が固体撮像素子65側に向けられ、上記と同様に、格子パターン73が、主走査方向に対し、感光画素61、62、63の傾斜角αと同一角度で、しかも感光画素61、62、63の傾きと平行になるよう配置されている。この場合、前記TLは、TL=Lとなる。このようにレンズ17の手前に回折格子70を配置することにより、回折格子70の精度や取付精度も比較的ラフに済むとともに省スペース化が可能であり、もってコスト低減や組立性の向上が図られる。
【0042】
(3)第3の実施形態
次に、本発明に基づく第3の実施形態を説明する。
図20は上面図であり、上記第2の実施形態の変形例と同様に、レンズ17のプラテンガラス2側に回折格子(ローパスフィルタ)80Aが配設されている。なお、CCDセンサ78の固体撮像素子79は、通常のものが用いられている。回折格子80Aは、図21および図22に示すように、凹部81と凸部82が交互に形成された平行な格子パターン83が片面に形成され、この格子パターン83がレンズ717とは逆向きで原稿画像の反射光が入射してくる方向に向けられている。格子パターン83は、凸部82が中央と両端に、それらの間に凹部81が形成されている。そして、中央の凸部82の中心がレンズ17の光軸にほぼ一致し、かつ格子パターン83の延びる方向が主走査方向に直交している。
【0043】
本実施形態によれば、回折格子80Aの格子パターン83における凸部82の中心がレンズ17の光軸にほぼ一致していることにより、ローパスフィルタとしての効果がレンズ17の画角に対してほぼ均一となり、画角に対するMTFが均一化する。また、格子パターン83の延びる方向が主走査方向に直交しているので、主走査方向のMTFが減衰する。図25は、レンズ17の光軸に対する格子パターン83の位置に応じたレンズ17の画角とMTFの関係を示している。この図で明らかなように、▲1▼の凸部82の中心がレンズ17の光軸上にある場合、画角全域でMTFは略均一化している。一方、▲2▼の凹部81の中心がレンズ17の光軸上にある場合と、▲3▼の凹部81と凸部82の境界がレンズ17の光軸上にある場合のいずれの場合も、画角によってMTFの変動が大きく画角全域では均一にならない。したがって、格子パターン83のピッチが充分でない場合(回折格子80がレンズ17の手前にあるとピッチが荒くなる)でも、モアレが効果的に抑制される。また、前述したように、レンズ17の手前に回折格子80Aを配置すると、回折格子80Aの精度や取付精度も比較的ラフに済むとともに省スペース化が可能であり、もってコストの低減および組立性の向上が図られる。
【0044】
次に、上記第3の実施形態を変形例その1、2を説明する。
・変形例その1(図23および図24)
この場合の回折格子(ローパスフィルタ)80Bは、凹部81と凸部82とからなる格子パターン83の延びる方向が、主走査方向と平行になるよう配置されている。中央の凸部82の中心がレンズ17の光軸にほぼ一致しているのは同様である。
この構成によれば、副走査方向のMTFを減衰させることができる。ここで、副走査方向には走査系の振動といったRGBデータをずらす要因があるため、たとえば黒単色の高周波な網点原稿などを読み取ったときに、読取解像度が高いと微少なRGBデータのずれでも画像処理回路上で色と判断され、プリンタ等に出力したとき画質劣化が発現する。ところが、副走査方向のMTFが減衰されることにより、微少なRGBデータのずれでも、それを色情報と誤って判断されにくくなり、よって画質劣化のないプリンタ出力を得ることができる。
【0045】
・変形例その2(図26および図27)
格子パターン83の方向が互いに直交する方向に異なる上記2種類の回折格子80A、80Bが、レンズ17の手前に対して進退自在に設けられ、レンズ17の手前に進出された際には、いずれも中央の凸部82の中心がレンズ17の光軸にほぼ一致するようになっている。各回折格子80A、80Bがレンズ17の手前に進出した場合、双方は光軸方向に互いに重なり、この場合、回折格子80Bがレンズ17側に配置されている。
【0046】
この構成によれば、通常は各回折格子80A、80Bをレンズ17の手前から退かせておき、原稿画像の情報に応じて必要な回折格子80A(80B)をレンズ17の手前に進出させることにより、様々な原稿画像に対して最も有効なMTFの減衰を達成できる。たとえば、網点原稿のときは回折格子80B単独もしくは回折格子80A、80Bの両方を用いる。また、サンプリング周波数と走査系駆動用モータの励磁周波数が一致する倍率のときは回折格子80Bを用いる。また、ジェネレーションコピーのときは回折格子80Aを用いる。このように原稿画像に適合する回折格子80A(80B)を用いることにより、常にMTFの減衰が図れ、モアレ等の画質劣化を抑制することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、特定方向におけるMTFの上昇を効果的に抑制することができるとともに、その特定方向を任意に設定することにより、画像の全方向においてモアレ、折り返し歪み、色づき、にじみ等の画質劣化が防止され、高画質な画像を低コストで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像読取装置の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】 本発明の固体撮像素子の第1の実施形態を構成する感光画素列の正面図である。
【図3】 第1の実施形態の固体撮像素子を用いたCCDセンサの正面図である。
【図4】 第1の実施形態の感光画素の副走査方向の読み取りに関する積分エリアを示す図で、(a)は複写画像が100%時の積分エリア、(b)は複写画像が拡大400%時の積分エリアである。
【図5】 感光画素における空間周波数とMTFとの関係を第1の実施形態と従来例とを比較して示す線図である。
【図6】 第1の実施形態の感光画素列の変形例その1の正面図である。
【図7】 第1の実施形態の感光画素列の変形例その2の正面図である。
【図8】 第1の実施形態の感光画素列の変形例その3の正面図である。
【図9】 同変形例その3の感光画素列を用いたCCDセンサの正面図である。
【図10】 第1の実施形態の感光画素列の変形例その4の正面図である。
【図11】 同変形例その4の感光画素列を用いたCCDセンサおよびこれに接続された並べ替え回路を示すブロック図である。
【図12】 同変形例その4のCCDセンサからの出力信号ならびに並べ替え回路の入力パルスおよび出力信号を示すタイムチャートである。
【図13】本発明の画像読取装置の第2の実施形態を示す側面図である。
【図14】第2の実施形態の要部側面図である。
【図15】第2の実施形態に用いられる固体撮像素子を構成する感光画素列の正面図である。
【図16】同感光画素列を用いたCCDセンサの正面図である。
【図17】第2の実施形態に用いられる回折格子の正面図である。
【図18】感光画素における空間周波数とMTFとの関係を第2の実施形態と従来例とを比較して示す線図である。
【図19】第2の実施形態の変形例を示す側面図である。
【図20】本発明の画像読取装置の第3の実施形態の要部を示す側面図である。
【図21】第3の実施形態に用いられる回折格子の正面図である。
【図22】第3の実施形態に用いられる回折格子のレンズに対する配置を示す上面図である。
【図23】第3の実施形態の変形例その1に用いられる回折格子の(a)正面図、(b)側面図である。
【図24】第3の実施形態の変形例その1に用いられる回折格子のレンズに対する配置を示す上面図である。
【図25】レンズの画角とMTFとの関係を回折格子の格子パターンの配置の違いによって表した線図である。
【図26】第3の実施形態の変形例その2の上面図である。
【図27】同正面図である。
【図28】従来の感光画素の副走査方向の読み取りに関する積分エリアを示しており、(a)は複写画像が100%時の積分エリア、(b)は複写画像が拡大400%時の積分エリアである。
【符号の説明】
13…ランプ(照明手段)、17…レンズ(結像手段)、21、61…第1の感光画素、22、62…第2の感光画素、23、63…第3の感光画素、24、64…感光画素列、25、65…固体撮像素子、70、80A、80B…回折格子(ローパスフィルタ)、71、81…凹部、72、82…凸部、73、83…格子パターン。

Claims (4)

  1. 画像を照明する照明手段と、この照明手段で照明された画像の反射光である光画像信号を結像する結像手段と、この結像手段を通過した光画像信号が入射され、その光画像信号を走査するとともに光電変換する固体撮像素子とを備え、
    前記画像と前記結像手段との間に、凹部と凸部とが交互に形成された格子パターンを有する回折格子が、前記凸部のうちの1つが、前記画像から前記結像手段に至る前記光画像信号の光路における光軸上に位置する状態で配置されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記凸部が、前記撮像素子の主走査方向と略平行する方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記凸部が、前記個体撮像素子の主走査方向と略直交する方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記凸部が、前記固体撮像素子の主走査方向と略平行もしくは略直交する方向に配置された前記回折格子を少なくとも1つ有し、この回折格子が、前記光路に対して進退自在に設けられていることを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
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