JP5310905B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明の一態様による画像読取装置は、原稿の被撮像部に光を照射する光源と、上記被撮像部で反射した散乱光を集光する第1集光光学素子、この第1集光光学素子の後側焦点に配置されたアパーチャ、このアパーチャを抜けた光線を集光する第2集光光学素子を有した上記原稿側にテレセントリックな光学系である第1セルと、この第1セルが主走査方向に所定の隙間を有して複数配列され、上記原稿から各上記第1セルへ向かう光軸が互いに平行であるように各上記第1セルが配置された第1セル列と、上記被撮像部で反射した散乱光を集光する第1集光光学素子、この第1集光光学素子の後側焦点に配置されたアパーチャ、このアパーチャを抜けた光線を集光する第2集光光学素子を有した上記原稿側にテレセントリックな光学系であり、上記第1セルに対して副走査方向にずれて配置された第2セルと、上記第1セル列による上記第1セルの配列に対して千鳥状に上記第2セルが主走査方向に所定の隙間を有して複数配列され、かつ、隣り合う上記第1セルとの画像取得領域が一部重複するように上記第2セルが配列され、上記原稿から各上記第2セルへ向かう光軸が互いに平行であるように配置されると共に、主走査方向から見て上記原稿から各上記第1セルへ向かう光軸と上記原稿から各上記第2セルへ向かう光軸がと互いに平行であるように各上記第2セルが配置された第2セル列と、上記第1セル列の第2集光光学素子及び上記第2セル列の第2集光光学素子を経た光がそれぞれ結像され上記被撮像部の反転画像が撮像される上記各第1セル及び上記各第2セルに対応して配置された複数の撮像素子部と、この複数の撮像素子部に結像され取得した、上記第1セルにおけるセル境界の取得画像及び上記第2セルにおけるセル境界の取得画像を含む上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像を個々に反転させ、反転した上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像の副走査方向において隣り合う上記第1セル及び上記第2セル間での重複した画像取得領域の画像を比較・照合してそれぞれ一致させ、上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像を合成する画像合成処理を行う処理装置と、を備えたことを特徴とする。
したがって上述したように、本発明の一態様による画像読取装置によれば、被写界深度が大きく、かつ小型化を達成することができる。
以下、この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の一例について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態の画像読取装置501は、大きく分けて、結像光学系1と、光源2と、撮像素子部41、42、…と、メモリ5と、処理装置6とを備える。これらの構成部分は、画像の読み取りがなされる被読取物の一例である原稿7の近傍に光源2が配置され、原稿7にて反射した光が入射可能なように結像光学系1が配置され、撮像素子部41等が適宜配置される。このような画像読取装置501は、主走査方向(X方向)211に沿って原稿7の画像を読み取り、さらに主走査方向211に直交する副走査方向(Y方向)212に原稿7をスキャンして、原稿7における全画像の読み取りを行う。尚、原稿7とは、文章、書画、写真などを表示した被読取物や、紙幣等の被読取物であり、印刷するもとになったり、真贋の判定に使用されたり、電子ファイルとして使用されたりするものが相当する。又、図1では、図示の明瞭化のため、原稿7の図示を省略している。
尚、各RGB光源27の光学波長は、受光部402に設けられたRGBフィルタの各RGB色の波長と略一致している。
又、このような光源2の構成は、本実施の形態1のみならず、後述する実施の形態2〜7における画像読取装置においても同じである。
さらに、副走査方向212における各セル11,12間、各セル12,13間、各セル13,14間、…で結像画像が補完可能なように、第1列215及び第2列216の各セル11,12,13,…は、主走査方向211にて千鳥状に配置されている。
図2は、主走査方向211における、第1列215に備わるセル11、13、15、…の結像光学系要素と、主要光路とを示した図である。図3は、副走査方向212におけるセル11とセル12とを重ね書きした状態にて、結像光学系要素と主要光路とを示した図である。
図26は撮像素子部41,42,…を備えた基板4の平面図であり、2aは,照明光源2と、撮像素子基板4のコネクタ400とを電気接続する光源接続部である。
処理装置6は、メモリ5に記憶した画像情報を読み出して、画像に復元して合成し、原稿7における全体の画像を作成する。尚、メモリ5及び処理装置6は、図1では別体にて図示しているが、もちろん同一基板上に設置可能である。
これらのメモリ5及び処理装置6については、以下の動作説明にて詳しく説明する。
照明光源2から照射された照明光線201は、天板3上に置かれた原稿7を照射する。まず、原稿7の読み取りライン8に位置する被撮像部31、33,35…が、セル11,13,15…、及び撮像素子部41,43,45…にて撮像される。即ち、被撮像部31、33,35…にて反射し散乱した光線がセル11,13,15…に入射し、基板4上に配置された撮像素子部41,43,45…に結像する。それぞれの撮像素子部41,43,45…から送出される画像信号は、メモリ5に一時的に保存され、その画像信号は、処理装置6にて復元される。
次に、原稿7は副走査方向212にスキャンされて、読み取りライン9に位置する被撮像部32、34、…がセル12,14,…、及び撮像素子部42,44,…にて撮像される。それぞれの撮像素子部42,44,…から送出される画像信号は、メモリ5に一時的に保存され、その画像信号は、処理装置6にて復元される。
第1列215と第2列216とは、副走査方向212において中心間隔217にて離れており、原稿7を副走査方向212にスキャンしていくので、第1列215に配置されるセル11,13…と、第2列216に配置されるセル12,14…とが副走査方向212において原稿7を読み取る位置は異なる。よって、同一時刻に、セル11,13…と、セル12,14…とが撮像する画像は異なる。言い換えると、副走査方向212において同一線上にある画像は、異なる時刻に撮像される。このように、異なる時刻にて撮像された画像から、元の原稿画像を復元するために、撮像素子部41、42、43…で得られた画像は、メモリ5に一時的に保存する。そして、一時保存した各画像を、処理装置6によって元の原稿画像を復元する。図2、図3で示すように反転像が得られる場合において、上記復元を行うための画像処理動作について、図4〜図6を用いて以下に説明する。
このように、セル毎に独立した画像を取得して画像合成をすることは、製造誤差を緩和するという効果がある。
図7に示すように、主走査方向211において、焦点方向(Z方向)の位置が変化する原稿7があるとする。図7の(a)は、第1列215に属するセル11,13、…と、これらのセル11,13、…における光路を示したものであり、図7の(b)は、第2列216に属するセル12,14,…と、これらのセル12,14,…における光路を示したものである。図8は、副走査方向212において、セル13とセル14とを重ね書きしたもので、各セル13,14の結像光学系要素と、主要光路とを示した図である。又、図8は、主走査方向211において、原稿面の焦点方向(Z方向)の位置が変化した場合を図示しており、セル13が読み取る被撮像部33における原稿面の最大高さ位置を「71」にて示し、セル14が読み取る被撮像部34における原稿面の最大高さ位置を「72」にて示している。
この迷光を遮断するためには、遮光部材126を各セル間に挿入すれば良い。その状態を図39の右側の点線領域203の外側に示す。
一方、遮光部材126を設けることで、例えば図中の点Qからの光線は、遮光部材126で遮られてしまう。尚、図39に示す点線の光路は、遮光部材126がない場合の光路を示し、遮光部材126が存在する場合には、この光路は存在しない。
このように、セル11,12,…が千鳥配置ではなく、単に隣接して配置されている場合、遮光部材126をセル間に設けると、隣接セル間の画像信号が得られず、セル境界ごとに画像が欠落してしまうという問題があった。
図9〜図12を参照して、本発明の実施の形態2における画像読取装置502の一例について、説明する。
実施の形態1の画像読取装置501では、第1列215に属するセル11,13、…内、及び、第2列216に属するセル12,14、…内での主光線の内、原稿7から各セル11,13、…、及びセル12,14、…へ向かう光線は、図2に示すように、互いに平行で、かつ、第1列215と第2列216とにおける、セル11,13、…と、セル12,14、…との間でも、図3に示すように、主光線の内、原稿7から各セルへ向かう光線は平行である。尚、本実施形態の一例では、光軸は一直線であるので、主光線の内、原稿7から各セルへ向かう光線という文言は、光軸という用語で置き換えることができる。
図13を参照して、本発明の実施の形態3における画像読取装置503の一例について、説明する。
上述した実施形態1及び実施形態2では、各セル11,12、…の主光線の内、原稿7から各セルへ向かう光線11a,12a…が天板3に対して垂直あるいはわずかに傾斜するように、各セル11,12、…は配置されている。これに対し、本実施の形態3における画像読取装置503では、各セル11,12、…の主光線の内、折曲げミラー111,112後の各光線が天板3に対して平行又はほぼ平行となるように、各セル11,12、…を配置している。
図14〜図16を参照して、本発明の実施の形態4における画像読取装置504の一例について説明する。尚、図14では、図示の煩雑さを避けるため、照明光源2、及び天板3等の図示を省略している。図15は、図14に図示した構成の内、一つのセルの光学要素のみを抜き出して記載した図である。図16は、主走査方向211を紙面に垂直にして、副走査方向212に沿った画像読取装置504の断面における図である。
これに対し本実施形態4、及び以下に記述する各実施形態5、7では、画像読取装置の実際の構成に、より即したセル11,12,13,14,…の形態を示している。
照明光源2により照射された原稿7を反射散乱した光線がセル11等に入射する。ここで、まず一つのセルのみ、例えばセル11の光路、構成について、数値も交えて詳細に説明する。一つのセル11の主走査方向211における読み取り幅は10mmである。天板3に対する光軸の副走査方向212における倒れ角は5°である。つまり、原稿面から副走査方向5°の角度の光線を主光線とする光線束が結像に寄与する。この光線束は、第1折曲げミラー111によって光路を曲げられる。図16では、Y軸に対して8°の角度をなす方向に光線が偏向される。
第1列215のセル11,13,…には、原稿面からX軸周りに+5°傾いた光軸が作用し、第2列216のセル12,14,…には、原稿面からX軸周りに−5°傾いた光軸が作用する。k番目とk+1番目の各セルにおける主走査方向211の間隔は、9mmである。又、同一列内でのセル間の距離、つまりk番目とk+2番目の各セルの間隔は、18mmである。1セルの読み取り幅は、10mmであるので、隣接するセル、つまりk番目とk+1番目とのセル間での読み取り領域の重なり幅は、1mmである。主走査方向211に幅1mmで600dpiということは、約24画素ということであり、実施の形態1および2で述べたような隣接セル間での画像の合成に十分な大きさである。
図19〜図21を参照して、本発明の実施の形態5における画像読取装置505の一例について説明する。図19は、画像読取装置505の読み取り光学系部分の内部構造を示している。但し、図19では、図示の煩雑さを避けるため、照明光源2、天板3、撮像素子基板4、メモリ5、処理装置6等の図示を省略している。図20は、主走査方向211を紙面垂直にして、副走査方向212における光路を描いた透視図である。図21は、図19の図示に、遮光部材を取り付けた光学系部を示している。
実施形態4にて、アパーチャ101の開口部に対応する部分が、本実施形態5では反射ミラーにて構成されていることから、副走査方向212において、光学系のサイズをコンパクト化することができる。具体的数値を挙げると、実施の形態4における副走査方向212における光学要素間の距離は、約60mmであったのに対し、実施の形態5における副走査方向212における光学要素間の距離は、約20mmであり、約3分の1に減じている。
図22及び図23を参照して、本発明の実施の形態6における画像読取装置506について説明する。尚、図22では、図示の煩雑さを避けるため、照明光源2及び原稿7の図示を省略している。
上述した2点の相違点を除き、実施形態3の画像読取装置503と、本実施形態6の画像読取装置506とにおいて、構成に変わりはない。したがって、画像読取装置506の構成について、ここでの詳しい説明は省略する。又、実施形態3の画像読取装置503が奏する上述した効果は、本実施形態6の画像読取装置506においても奏することができる。
隣接するセル間のピッチをCと置く。折曲げミラー114は、主走査方向211に隙間なく配列されており、第1反射面114aと第2反射面114bとのピッチもCである。ある一つのセルに着目したとき、その視野範囲は、Cよりも大きいが、その光量は、図24に示すように、視野端に行くに従い減少する。セル同士の境界付近では、隣接するセル同士で光強度を分割しながら、各々のセルで結像がなされる。分割して結像された像の光強度を加えると1になる。例えば、ちょうどセルの境界位置では、隣接するセル同士で光量が2分されるので、セルの中心領域と比較すると0.5の強度である。画像合成の際には、隣接するセル同士で視野が重複する領域の画像を用いれば良い。画像合成の方法は、実施の形態1の説明で述べた方法と同様である。
実施の形態1〜5では、隣接セル間で重複する画像は光強度が低下することはなかったという点が、本実施形態6の場合と異なる。
さらに、一つの読み取りライン上の被撮像部31,32,…の画像を合成するので、メモリ5の容量が小さくて済むという効果もある。
図25を参照して、本発明の実施の形態7における画像読取装置507について説明する。
画像読取装置507は、実施の形態5における画像読取装置505の構造を基本的に採用し、画像読取装置505における第1折曲げミラー111及び第2折曲げミラー112を、実施の形態6にて採用した一つの折曲げミラー114に変更した構成を備える。
図30に示すように、システム本体から供給される、システムコントロール信号(SYC)及びシステムクロック信号(SCLK)信号に基づいて、処理装置6は、システムインターフェース1003を経由して、当該処理装置6のクロック信号(CLK)と、該クロック信号に同期したスタート信号(SI)を撮像素子部41…に出力する。上記クロック信号及びスタート信号によるタイミングにて、各画素(n)の連続したアナログ信号が読み取りライン(m)毎に撮像素子部41…から処理回路6へ出力される。上記アナログ信号について、図31に示す例では7200画素分が順次出力され、図32に示す分割出力とした例では、144画素が一つの単位として出力される。
このような一連の動作は、CPU1005の制御により行われる。
図30及び図33において、CPU1005に連動して、処理装置6は、光源点灯信号(LC)をONする。該光源点灯信号が供給されることで、光源駆動回路1006は、各発光源27に所定時間電源を供給して、RGB発光源27は、白色光を発する。
図35において、A/D変換された各々のRGB(SO)信号は、信号処理部1002に含まれるシフトレジスタ回路にて左シフトされ、シフトレジスタ回路で構成された各格納部に収納され、ラッチ(LA)される。ラッチされたデータは、ライト信号(WR)にて、順次、撮像素子部41…の1番目の格納部からSIG(SO)として並べ替えられ、RAM1004に収納される。そして上述したように、RAM1004に格納された画像データは、信号処理部1002にて補正演算処理が行われる。本実施の形態7の画像読取装置507では、2列の撮像素子部41、43、…と、撮像素子部42、44、…とが出力する両方の信号を処理することから、上記補正演算処理では、信号処理部1002に含まれ図35に示される、次段の、比較・照合・間引・修復回路1002aにて、それぞれの画像データがさらに信号処理される。
逆像データを並べ替えた後、RAM1004の一部であるRAM1に収納された、撮像素子部41、43、…からの画像データと、RAM1004の一部であるRAM2領域に収納された、撮像素子部42、44、…からの画像データとは、順次出力としてそれぞれシフトレジスタに入力される。これにより、図36に示すように、撮像素子部同士の境界領域に対応したRAM1とRAM2との各データが比較、照合される。即ち、隣接する撮像素子部では、副走査方向212において光の経路を反転させているので、一方の列にある撮像素子部のアレイと、他方の列にある撮像素子部のアレイとの隙間や、僅かな不要光の遮光板による反射等による、主走査方向211におけるゴーストを改善するために、比較・照合動作が実行される。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
6 処理装置、7 原稿、8,9 読み取りライン、
11、12、13、14、… セル、31,32,33,34,… 被撮像部、
41、42、43、44、… 撮像素子部、
100 第1レンズ、101 アパーチャ、102 第2レンズ、
111 第1折曲げミラー、112 第2折曲げミラー、113 第3折曲げミラー、
126 遮光部材、
202 遮光光線、203 点線領域、211 主走査方向、
212 副走査方向、215 第1列、216 第2列、
501〜507 画像読取装置。
Claims (1)
- 原稿の被撮像部に光を照射する光源と、
上記被撮像部で反射した散乱光を集光する第1集光光学素子、この第1集光光学素子の後側焦点に配置されたアパーチャ、このアパーチャを抜けた光線を集光する第2集光光学素子を有した上記原稿側にテレセントリックな光学系である第1セルと、
この第1セルが主走査方向に所定の隙間を有して複数配列され、上記原稿から各上記第1セルへ向かう光軸が互いに平行であるように各上記第1セルが配置された第1セル列と、
上記被撮像部で反射した散乱光を集光する第1集光光学素子、この第1集光光学素子の後側焦点に配置されたアパーチャ、このアパーチャを抜けた光線を集光する第2集光光学素子を有した上記原稿側にテレセントリックな光学系であり、上記第1セルに対して副走査方向にずれて配置された第2セルと、
上記第1セル列による上記第1セルの配列に対して千鳥状に上記第2セルが主走査方向に所定の隙間を有して複数配列され、かつ、隣り合う上記第1セルとの画像取得領域が一部重複するように上記第2セルが配列され、上記原稿から各上記第2セルへ向かう光軸が互いに平行であるように配置されると共に、主走査方向から見て上記原稿から各上記第1セルへ向かう光軸と上記原稿から各上記第2セルへ向かう光軸とが互いに平行であるように各上記第2セルが配置された第2セル列と、
上記第1セル列の第2集光光学素子及び上記第2セル列の第2集光光学素子を経た光がそれぞれ結像され上記被撮像部の反転画像が撮像される上記各第1セル及び上記各第2セルに対応して配置された複数の撮像素子部と、
この複数の撮像素子部に結像され取得した、上記第1セルにおけるセル境界の取得画像及び上記第2セルにおけるセル境界の取得画像を含む上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像を個々に反転させ、反転した上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像の副走査方向において隣り合う上記第1セル及び上記第2セル間での重複した画像取得領域の画像を比較・照合してそれぞれ一致させ、上記第1セル列及び上記第2セル列の取得画像を合成する画像合成処理を行う処理装置と、
を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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