JP4809859B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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この発明は、複写機や金融端末装置などの画像読み取りや画像識別に用いる画像読取装置に関するものである。
画像情報を読み取る画像読取装置として、例えば、特開平11−8742号公報図2(特許文献1参照)には、ミラーアレイを用いた読取装置が開示されている。
また、特開2003−331267号公報図2(特許文献2参照)には、実装基板上に存在する複数の被検査部位を一回の主走査で検査するに適したテレセントリック光学系並びに照明系を有する読取装置が開示されている。
また、特開平5−328024号公報図1(特許文献3参照)には、ビ−ムを被読取対象物Gに照射する光源ランプ24と、被読取対象物Gからの光ビ−ムを伝達する光学手段20,30と、この光学手段20,30からの光ビ−ムを、所定距離離れた複数の光束に分割する光学素子44と、この光学素子44により分割された光ビ−ムの各々を受光する位置に、異なる色フィルタを介して設けられた複数の検出部46r,46g,46bを具備した画像読取装置が開示されている。
また、特開昭57−201215号公報図1(参考文献4参照)には、物体面11側から順に遮光板13、第1板状レンズアレイ14および第2板状レンズアレイ15が重ねられて構成した結像光学装置が開示されている。
特開平11−8742号公報(第2図)
特開2003−331267号公報(第2図)
特開平5−328024号公報(第1図)
特開昭57−201215号公報(第1図)
しかし、特許文献1に記載のものは、原稿10からホトセンサアレイ15に至る光路上のミラーアレイが原稿読取部の読取面に対する直角軸と、前記ホトセンサアレイの受光面に対する直角軸が平行になるように第1および第2ミラーアレイの光軸の傾きを決定するように構成されているものの、ミラーアレイの具体的設置位置や光軸の傾きに関する詳細な記載が無い。
特許文献2に記載のものは、落射照明光源1と側面照明光源4を具備し、シリンドリカルレンズからなる第1レンズ9と撮影系の第2レンズ7で構成され、第1レンズ9を被検査基板から50mm以内に近接させ且つ第一レンズ9の後焦点と第2レンズ7の入射瞳位置を一致させることによりコンパクトなテレセントリック光学系を得ているものの、具体的設置位置や走査方法に関する詳細な記載が無い。
また、特許文献3に記載のものは、3ラインCCDセンサ46でRGB画像情報を読み取る焦点距離を可変する集束用光学素子42を必要とするため構造が複雑になるという課題があった。
また、特許文献4に記載のものは、レンズ素子以外の部分から光が入射することを防止する効果はあるが、遮光板13以外にジグザグ形の遮光仕切板16を必要とするのでプラスチックで一体形成する場合、遮光板13の千鳥状の開口17周辺に遮光仕切板16を一体形成する構成は困難と考えられるので結像光学装置の構造が複雑になるという課題があった。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、焦点深度が深く、かつ小型である画像読取装置を提供すると共に簡単な遮光構造で隣接するレンズ素子や外部からの不要な光が入射することによる画像の劣化を防止できる画像読取装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の画像読取装置は、主走査方向に亘って原稿の照射部に光を照射する光源と、原稿で反射した光の散乱光を入射し、副走査方向に反射させるアレイ状に配置した第1ミラーと、この第1ミラーからの光をコリメートし、略平行光線束として反射させるアレイ状に配置した凹形の第1非球面ミラーと、周囲が遮光され、選択的に光を通過させるアレイ状に配置した開口部を介して、前記第1非球面ミラーからの光を反射させるアレイ状に配置したアパーチャミラーと、このアパーチャミラーからの光を入射し、収束光として反射させるアレイ状に配置した凹形の第2非球面ミラーと、この第2非球面ミラーで収束される光の光路上に設けられ、原稿面に対して垂直方向に光を反射するアレイ状に配置した第2ミラーと、この第2ミラーからの光を入射し、前記開口部からの光に対応して結像する受光領域を有するアレイ状に配置した受光部と、少なくとも前記第1非球面ミラーと前記第2非球面ミラーとを副走査方向の一方側に設置し、前記アパーチャミラーを副走査方向の他方側に設置する筐体とを備え、前記第1ミラー、前記第1非球面ミラー、前記アパーチャミラー、前記第2非球面ミラー、前記第2ミラー及び前記受光部は、隣接するアレイ毎に交互にシンメトリー構造で配置され、前記第1ミラーに入射した光は隣接するアレイ毎に異なる副走査方向に前記散乱光を反射させることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明の画像読取装置は、主走査方向に亘って原稿の照射部に光を照射する光源と、原稿で反射した光の散乱光を入射し、副走査方向に反射させるアレイ状に配置した第1ミラーと、この第1ミラーからの光をコリメートし、略平行光線束として反射させるアレイ状に配置した凹形の第1非球面ミラーと、周囲が遮光され、選択的に光を通過させるアレイ状に配置した開口部を介して、前記第1非球面ミラーからの光を反射させるアレイ状に配置したアパーチャミラーと、このアパーチャミラーからの光を入射し、収束光として反射させるアレイ状に配置した凹形の第2非球面ミラーと、この第2非球面ミラーで収束される光の光路上に設けられ、原稿面に対して垂直方向に光を反射するアレイ状に配置した第2ミラーと、この第2ミラーからの光を入射し、前記開口部からの光に対応して結像する受光領域を有する受光部と、少なくとも前記第1非球面ミラーと前記第2非球面ミラーとを副走査方向の一方側に設置し、前記アパーチャミラーを副走査方向の他方側に設置する筐体とを備え、前記第1ミラーに入射した光は隣接するアレイ毎に異なる副走査方向に前記散乱光を反射させ、前記第2非球面ミラーに入反射する光線束の周囲に、隣接するアレイから入射する光を遮光する遮光板を設けたことを特徴とするものである。

この発明に係る画像読取装置によれば、第1非球面ミラーからの光を反射させるアパーチャミラーと、このアパーチャミラーからの光を入射し、収束光として反射させる第2非球面ミラーとを副走査方向の一方側に設置し、アパーチャミラーを副走査方向の他方側に設置したので長い光路長であっても筐体内で折り返し反射させることで被写体深度が深いにも係らずコンパクトな画像読取装置を得ることが可能である。
この発明に係る画像読取装置によれば、第2非球面ミラーに入反射する光線束の周囲に、隣接するアレイから入射する光を遮光する遮光板を設けることで個々のアレイの境界領域画像を忠実に再現できる効果がある。
また、第2非球面ミラーの光路が隣接するアレイの光路とは不連続となり、不連続領域に遮蔽板を設けても良いので、遮光板を構成する部材の厚みや副走査方向に延在させる遮光板のサイズの設計自由度が向上するという利点がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る画像読取装置ついて図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る画像読取装置の断面構成図である。図1において、1は文書やメディアなどの被照射体(原稿とも呼ぶ)、2は被照射体1を支持する天板、3は光を伝搬させる導光体、3aは導光体3の光出射部(出射部)、4は光を通過させる透過体、5は被照射体1に対する光の照射部、6は照射部5からの散乱光を副走査方向に反射させる第1ミラー、7は第1ミラー6からの反射光を受光する凹型の第1レンズミラー(第1レンズ 第1非球面ミラーとも呼ぶ)、8は第1レンズ7からの平行光を受光するアパーチャミラー、9はアパーチャミラー8からの反射光を受光する凹型の第2レンズミラー(第2レンズ 第2非球面ミラーとも呼ぶ)、10は周囲が遮光され、アパーチャミラー8に入反射する光の色収差を緩和するアパーチャミラー8の表面に設けた開口部、11は第2レンズ9からの光を受光し、反射させる第2ミラーである。
12は第2レンズ9からの反射光を受光し、光電変換する光電変換回路及びその駆動部からなるMOS半導体構成のセンサIC、13はセンサIC12を載置するセンサ基板、14はセンサIC12で光電変換された信号を信号処理する信号処理IC(ASIC)、15はセンサ基板13に載置されたコンデンサ、抵抗器などの電子部品、16はセンサ基板13を含み光学系を収納する筐体である。
図2は、図1に示した断面図の主走査方向の別の位置から見た図であり、光学系部分は図1と読取位置に対してシンメトリーの構造となっている。図中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。図3は、この発明の実施の形態1に係る画像読取装置に搭載する6mmピッチでアレイ状に設置した光学系の模式平面図であり、主走査方向に延在する読み取りラインを中心に受光ラインが両側に形成され、隣接する各アレイは交互にシンメトリーの構造となっている。アレイ中心で読み取られた画像を形成する光線は、アレイ中央付近を折り返し反射し、アレイ境界付近で読み取られた画像を形成する光線は、アレイ反対方向の受光ラインで受光される。
図4は、光学レンズ系の構成図であり、17は第1レンズ7及び第2レンズ9を一体的に配置するレンズ受け台、18はレンズ受け台17上にアレイ状に設置した第1レンズ7及び第2レンズ9相互の光の干渉を防止する遮光板である。レンズ受け台17、第1レンズ7及び第2レンズ9はアクリル樹脂で構成し、レンズのミラー面を除き黒色遮光材料を塗布している。なお、レンズ受け台17、第1レンズ7及び第2レンズ9はアクリル樹脂で一体成形しても良い。図中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
図5は、光学レンズ系とミラー系を含めた光学系の模式側面図であり、アパーチャミラー8を挟んで対向するように第1ミラー6と第2ミラー11とが隣接するアレイに対して互い違いの構造とし帯状に連続配置される。アパーチャミラー8の表面は黒色樹脂又は金属薄板に孔を設け開口部10を6mmピッチで離散的にアレイ状に設置している。図中、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。
図6は、この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の平面図であり、19は導光体3に光を入射させる光源部、20は画像読取装置を駆動する入出力インターフェース用のコネクタである。
図7はセンサ基板13の平面図であり、19aは光源部19とセンサ基板13のコネクタ20とを電気接続する光源接続部である。
図8はセンサIC12の平面図であり、21は1画素に対して赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)からなるゼラチン材などで構成したRGBフィルタを受光面に配置した受光部(セル)、22はセル21に入射した光をRGBごとに光電変換し、その出力を保持し、駆動する光電変換・RGBシフトレジスタ駆動回路、24はセンサIC12に信号や電源を入出力するワイヤボンディングパッド部である。
図9は導光体3を含む光源部分を説明する図であり、25は導光体3の出射部3aから主走査方向に亘って光を均一に照射させるための光散乱層、26は導光体3の両端に設置した電極部、27は光源であり、それぞれ、赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)波長を発するLEDチップからなる。すなわち、図10に示すように電極部26にはR光源(27R)、B光源(27B)及びG光源(27G)が設置される。また、光散乱層25は光源27が導光体3の両端に設置する場合には、主走査方向の中央を幅広とし、片側設置する場合には、光源27から遠ざかるに連れて幅広とし、出射部3aからの光の放出を均一にする。
なお、各RGB光源27の光学波長は、受光部21に設けられたRGBフィルタの各RGB色の波長と略一致している。図6〜図10中、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
図11は、実施の形態1に係る画像読取装置のブロック構成図であり、30はセンサIC12で光電変換された信号を増幅する増幅器、31は増幅された光電変換出力をアナログ・デジタル変換するアナログデジタル変換器(A/D変換器)、32はRGB各色のデジタル出力を信号処理する信号処理部、33は画像読取装置(CISとも呼ぶ)とシステム側との信号をやりとりするシステムインターフェース、34は各色のイメージ情報を収納するRAM、35はCPU、36は光源駆動回路である。
次にこの発明の実施の形態1に係る画像読取装置の動作について説明する。図11において、システム本体からのシステムコントロール信号(SYC)とシステムクロック信号(SCLK)信号に基づき、システムインターフェース33を経由して信号処理IC(ASIC)14のクロック信号(CLK)とこれに同期したスタート信号(SI)がセンサIC12に出力され、そのタイミングによりセンサIC12から各画素(n)の連続したアナログ信号が読み取りライン(m)毎に出力される。アナログ信号は図12に示す例では7200画素分を順次出力し、図13に示す分割出力とした例では144画素を単位として出力する。
増幅器30で増幅されたアナログ信号は、A/D変換器31でA/D変換してデジタル信号に変換され、A/D変換後に各画素(ビット)の信号出力をシェーディング補正や全ビット補正を行う補正回路で処理される。この補正は、あらかじめ白原稿などの基準テストチャートで読み込んだデータを均一化処理した補正データを記憶したRAM34から補正データを読み出し、A/D変換されたイメージ情報に相当するデジタル信号を演算加工することにより行う。このような一連の動作はCPU35の制御により行われる。この補正データは、センサIC12の各素子間の感度ばらつきや各光源27の不均一性を補正するためのものである。
次に実施の形態1に係る画像読取装置の駆動タイミングについて図11及び図14を用いて説明する。図11及び図14において、CPU35に連動してASIC14は光源点灯信号(LC)をONし、それを受けて光源駆動回路36は各光源27に所定時間電源を供給することにより、RGB光源27は白色光を発する。連続的に駆動するCLK信号に同期してスタート信号(SI)はセンサIC12のRGB駆動回路を形成する各素子(画素)のシフトレジスタの出力を順次ONし、対応するスイッチ群がSIG(SO)ラインを順次開閉することでCLKに同期したRGBのイメージ情報(画像出力)を得る。この画像出力は前ラインで読み込み蓄積した各イメージの出力である。なお、CNTはカラー/モノクロ切替信号であり、通常、カラーモードの場合はハイレベルとする。1ラインの各色読取り区間にはBLK(ブランキング)時間を設定し、露光時間の設定可変を行う。従ってBLK区間はすべてのSIG(SO)は開放される。
次に順次出力される画像信号SIG(SO)について図15を用いて説明する。図15は主走査方向に対する光の経路を説明する原理図であり、照射部5は被照射体1の厚みにより、搬送面と直角方向に対して変化するが、被照射体1のイメージ情報となる散乱光は副走査方向に反射させる第1ミラーを介して被照射体(原稿)1の面に点光源を仮定したしたときに光をコリメートして、略平行光線束として反射させるレンズに入射する。よって、アレイ状に配列した各レンズからの光は、6mmピッチで離散的に設置したアパーチャー(窓)上には略平行光線束が照射される。さらに窓から放射する光は各アレイごとに光の干渉を防止する遮光板18を設けたレンズを介して光束ごとにセンサIC12に入射するので画像情報はセンサIC12の受光面では倒立像となって結像する。従って、各センサIC12の受光部(画素とも呼ぶ)21に結像される画像情報は原稿など被照射体1に対して逆像となる。SIG(SO)信号はセンサIC12の駆動回路に設けられたシフトレジスタ順次スイッチング信号によりRGBごとに3系列でアナログ信号が同時に出力される。
図16は、アレイ状に配列した光学系の同一副走査方向に光を放射するアレイの主走査方向に対する光の経路を説明する原理図であり、2列に平行に併設されたセンサIC12(12a、12bで表示)に実効入射する光は、隣接するアレイ毎に異なることを示す。
図17は、A/D変換されたRGB信号の逆像データの並べ替えと信号処理を説明する図であり、144ビット毎にデータを並べ替え、その後信号処理を行う場合を示す。図17において、各々のRGB(SO)信号は、シフトレジスタ回路で左シフトさせたデータをシフトレジスタ回路で構成された各セルに収納し、ラッチ(LA)し、その後、ライト信号(WR)で順次、センサIC12の1番目のセルからSIG(SO)として並べ替えたデータをRAM34に収納し、補正演算処理が行われる。本実施の形態1では2系列のセンサIC12a、12bからの信号を信号処理するので、次段の比較・照合・間引・修復回路でさらに信号処理する。
図18は、比較・照合・間引・修復回路を説明するブロック図である。逆像データ並べ替え後、RAM34の一部であるRAM1、RAM2領域に収納したデータを順次出力としてシフトレジスタに入力し、アレイ境界領域のそれぞれのRAM34(RAM1、RAM2)データを比較・照合する。比較・照合は、隣接するアレイ毎に副走査方向に光の経路を反転させているので、同じ側にあるアレイと反対側にあるアレイとの空間や遮光壁となる遮光板18による幾分の不要光による反射などによる主走査方向のゴーストを改善するためであり、シフトレジスタの該当位置にある画素の情報を比較後差分し、画像データ出力の重み付けを行う。最外画素のデータほど重み付けを大きくし、内部画素になるほど重み付けを小さくする。また、内部画素領域では、一方の正規反射された光の領域は正規データとし、正規反射されない光の領域は無効データとする。これらのデータはマルチプレクサ回路でアドレス変換してから出力される。
この補正演算処理された画像データは、特開平8−28966号公報図1に示すようにデータ解析、データ修復などを含むカラーマネジメントシステムで色変換及び色管理エンジンなどにより、システムインターフェース33を介してSIG(RGB)カラーデータとして出力される。
図19は副走査方向の光学距離について説明する図であり、第1レンズ7の一方の焦点位置は、変動する被照射体1の照射部5と略一致しており、他方の焦点位置はアパーチャミラー8と一致している。また、第2レンズ9の一方の焦点位置は、アパーチャミラー8と一致しており、他方の焦点位置は受光面と一致している。すなわち、L3=L1+L2、L4=L5+L6、L3=L4+Bの関係がある。図20は光の経路に加えて光束を具現化した模式図であり、アパーチャミラー8には平行光が入反射することを示している。
図21は本実施の形態1における隣接するアレイ状の光学系を合わせた副走査方向の光の経路を具現化したものであり、第1レンズ7から第2レンズ9までの光学距離L3及びL4は略平行光である。なお、第1ミラー6から副走査方向に反射させる散乱光はミラー対象であれば隣接するアレイ毎にどちらの方角に放射しても良く、受光面に設置される受光部21もL4=L5+L6を満足すれば任意の位置でよい。
以上から実施の形態1に係る画像読取装置によれば、第1ミラーに入射した光は互いに隣接するアレイ毎に異なる副走査方向に散乱光を反射させることで、隣接する光学系の光路を互いに副走査方向の反対側に振り分けることになる。従って、第2非球面ミラーに入反射する光線束の周囲に、隣接するアレイから入射する光を遮光する遮光板を設けることで個々のアレイの境界領域画像を忠実に再現できる効果がある。また、第2非球面ミラーの光路が隣接するアレイの光路とは異なるので、遮蔽板は隣接するアレイ側にはみ出して設けても良いので、遮光板を構成する部材の厚みや副走査方向に延在させる遮光板の設計自由度が向上する。
この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の断面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光学系の模式平面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光学レンズ系の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光学レンズ系とミラー系を含めた光学系の模式側面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のセンサ基板の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のセンサICの平面図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光源部分を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光源部分を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のブロック構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のセンサIC同士の結線図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のセンサIC同士の他実施例による結線図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光の経路を説明する原理図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の光の経路を説明する原理図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の逆像データの並べ替え及び信号処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の比較・照合・間引・修復回路を説明するブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の副走査方向の光経路を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の副走査方向の具現化した光経路を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る画像読取装置の副走査方向の具現化した光経路を説明する図である。
符号の説明
1・・被照射体(原稿) 2・・天板 3・・導光体 3a・・出射部 4・・透過体
5・・照射部 6・・第1ミラー 7・・第1レンズ(第1非球面ミラー)
8・・アパーチャミラー 9・・第2レンズ(第2非球面ミラー) 10・・開口部
11・・第2ミラー 12・・センサIC 13・・センサ基板
14・・信号処理IC(ASIC) 15・・電子部品 16・・筐体
17・・レンズ受け台 18・・遮光板
19・・光源部 19a・・光源接続部
20・・コネクタ 21・・受光部(セル 画素)
22・・光電変換・RGBシフトレジスタ駆動回路
24・・W/Bパッド部 25・・光散乱層 26・・電極部
27・・光源(LEDチップ) 27R・・R光源 27G・・G光源
27B・・B光源 30・・増幅器 31・・A/D変換器 32・・信号処理部
33・・システムインターフェース回路 34・・RAM(ランダムアクセスメモリ)
35・・CPU 36・・光源駆動回路

Claims (2)

  1. 主走査方向に亘って原稿の照射部に光を照射する光源と、
    原稿で反射した光の散乱光を入射し、副走査方向に反射させるアレイ状に配置した第1ミラーと、
    この第1ミラーからの光をコリメートし、略平行光線束として反射させるアレイ状に配置した凹形の第1非球面ミラーと、
    周囲が遮光され、選択的に光を通過させるアレイ状に配置した開口部を介して、前記第1非球面ミラーからの光を反射させるアレイ状に配置したアパーチャミラーと、
    このアパーチャミラーからの光を入射し、収束光として反射させるアレイ状に配置した凹形の第2非球面ミラーと、
    この第2非球面ミラーで収束される光の光路上に設けられ、原稿面に対して垂直方向に光を反射するアレイ状に配置した第2ミラーと、
    この第2ミラーからの光を入射し、前記開口部からの光に対応して結像する受光領域を有するアレイ状に配置した受光部と、
    少なくとも前記第1非球面ミラーと前記第2非球面ミラーとを副走査方向の一方側に設置し、前記アパーチャミラーを副走査方向の他方側に設置する筐体とを備え、
    前記第1ミラー、前記第1非球面ミラー、前記アパーチャミラー、前記第2非球面ミラー、前記第2ミラー及び前記受光部は、隣接するアレイ毎に交互にシンメトリー構造で配置され、
    前記第1ミラーに入射した光は隣接するアレイ毎に異なる副走査方向に前記散乱光を反射させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 主走査方向に亘って原稿の照射部に光を照射する光源と、
    原稿で反射した光の散乱光を入射し、副走査方向に反射させるアレイ状に配置した第1ミラーと、
    この第1ミラーからの光をコリメートし、略平行光線束として反射させるアレイ状に配置した凹形の第1非球面ミラーと、
    周囲が遮光され、選択的に光を通過させるアレイ状に配置した開口部を介して、前記第1非球面ミラーからの光を反射させるアレイ状に配置したアパーチャミラーと、
    このアパーチャミラーからの光を入射し、収束光として反射させるアレイ状に配置した凹形の第2非球面ミラーと、
    この第2非球面ミラーで収束される光の光路上に設けられ、原稿面に対して垂直方向に光を反射するアレイ状に配置した第2ミラーと、
    この第2ミラーからの光を入射し、前記開口部からの光に対応して結像する受光領域を有する受光部と、
    少なくとも前記第1非球面ミラーと前記第2非球面ミラーとを副走査方向の一方側に設置し、前記アパーチャミラーを副走査方向の他方側に設置する筐体とを備え、
    前記第1ミラーに入射した光は隣接するアレイ毎に異なる副走査方向に前記散乱光を反射させ、前記第2非球面ミラーに入反射する光線束の周囲に、隣接するアレイから入射する光を遮光する遮光板を設けたことを特徴とする画像読取装置。
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