JP3705773B2 - 断熱用外装材及びこの外装材を用いた外装構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は屋根材や外壁材として経済的に有用な断熱用外装材及びこの外装材を用いた外装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従前、「折板」と称される屋根構造に断熱性能を得るために、金属製折板を二重に敷設し、内部に断熱層を設ける構造の「二重折板」が提案されている。
そして、断熱層を設ける手段としてグラスウール、発泡樹脂ボードを介在させることで行われている。
しかし、上記のようにグラスウール、ボードの敷設は、下側外装材、断熱材、上側外装材と個々に敷設しなければならず、作業性の悪いものであり、また、断熱材が軽量であるが故に、作業中の飛散、破損の恐れもある。
さらに外装材を二重に敷設するため、必然的にコストの上昇を招くという問題もある。
一方で、その他の仕様として、断熱材を表裏の金属材で被覆した外装材の「一体外装材」も提案され、作業性等の面での問題は解消されているが、製造コストの上昇は避けられず、また、接着、溶着で一体化されているためリサイクルにコストがかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、第1には、外装材と断熱部材の一体化のための加工費用を低減乃至不要とした上で、断熱部材が損傷しないように保護されていて、外装材と断熱材の一体化作業が工具を使わずに行え、従前の「二重折板」、「一体外装材」と比して安価であると共に、外装材と断熱材の一体化に接着等の手段を用いずに、部材個々にリサイクルが容易である断熱用外装材を、第2には、さらに、外装材と断熱材との合体強度が高い断熱用外装材を、第3には、断熱部材が損傷しないように保護されていて、しかも、安価であると共に、部材個々にリサイクル可能であるところの資源再利用タイプとして有用な外装構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した課題を達成するため、外装材と、外装材裏面側の断熱材からなる断熱用外装材にあって、前記外装材は、側縁部近傍に被係止部を設け、前記断熱材は、外装材裏面形状に追従して変形可能な断熱部材と、この断熱部材裏側の表被部材からなり、断熱部材と外装材を、表被部材と被係止部との双方にそれぞれ係脱可能に亘る支持部材によって分離可能に一体化したことを特徴とする。また本発明の断熱用外装材では、表被部材に長手方向に沿って補強部材を配し、この補強部材上から表皮部材に支持部材一端の第1係止部が、被係止部に支持部材他端の第2係止部が、それぞれ係止していることを特徴とする。
そして、前記した断熱用外装材を用いた外装構造では、躯体上に配設された保持部材に、前記断熱用外装材の側縁部を保持してあることを特徴とする。
【0005】
本発明における外装材は、チタン合金板、ステンレス鋼板、アルミ合金板、表面化粧板、ラミネート鋼板、メッキ鋼板、銅板、真鍮板、鉛板等の公知の金属素材又は複合材であって、ロール成形等によって成形される適宜断面形状の縦葺外装板、山部と谷部からなる折板等である。外装材の左右立ち上がり部は、略垂直状でも良いし、傾斜状であっても良い。この外装材は左右対称形状であっても、左右非対称であっても良い(例えば、一方の端部に隣接する外装材に重合するカバー部を設けた態様であっても良い)。
外装材裏面形状に追従して変形可能な断熱材は、ロックウール或いはグラスウール等のマット状、発泡樹脂或いはグラスウール等のボード状の不燃性部材が望ましく、グラスウールは、密度8〜24kg/m3のマット状のもの、密度32kg/m3以上のボード状のもので、厚さ50〜100mm程度であれば特に問わない。この断熱材はマット状であれば、施工現場までロール状に巻いてコンパクトに運搬可能で、巻き戻して外装材の裏面形状に追従可能で、外装材裏面に固定されて一体化した状態で薄板状に圧縮してもその圧縮力を除けばマット状に弾性回復可能な変形可能であるものであれば良い。また、断熱材がボート状であれば、外装材の折り曲げ部に対応する切り込み部を設けて、切り込み部から折ることで、外装材裏面形状に追従するように変形可能なものであれば良い。また、断熱部材はマット状であれば外装材との一体化のための加工費用が不要であり、ボード状であれば加工費用は低減されることになる。
表被部材は、外装材及び断熱部材の形状に追従可能な部材、具体的には、プラスチックフィルム、ポリエチレンフィルム、アスファルトクラフト紙、耐火性アルミ箔クラフト紙等からなり、断熱部材の裏面あるいは表裏両面に配されて、断熱部材を片面被覆または両面被覆可能な部材であれば良い。この表被部材は断熱部材と一体(貼着、融着等)または別体のいずれであっても良い。
支持部材は、ワイヤー、プレート等の金属或いは樹脂製の部材で良く、外装材の側縁部と断熱材の表被部材とに亘りそれぞれ係脱可能に係止状態に取り付けられて、外装材と断熱材を一体化可能なものであれば良い。この一体化は、リサイクルの観点から、接着、溶着等は不適当であり、爪、折り返し片等による係止関係になる。支持部材は、長手方向に連続する長尺状のものでも良いし、長手方向に適宜間隔毎に設けられるピース状のものであっても良い。この支持部材一端の第1係止部は、必要な接続強度が得られるものであれば表被部材に直接取り付けても(爪或いは折り返し片等による係止関係)良いし、間接部材としての補強部材を介して取り付けても良い。また支持部材他端の第2係止部は、外装材側縁の被係止部に係止可能な態様であれば良い。支持部材は、第1および第2の係止部と、両係止部間の中間部分が同一材(金属或いは樹脂)であっても良いし、第1および第2の係止部を金属製にして、両係止部間の中間部分を樹脂製(プレート状或いは線状)としても良い。
補強部材は、表被部材の表面部(断熱部材と接する側の面)および/または裏面部に長手方向に沿い配設されるもので、金属製或いは樹脂製の線状若しくは帯状の形態のいずれであっても良い。また補強部材は、支持部材との必要な係止強度が得られれば、金属片等に換えて、金属製または樹脂製の線、フィラメントテープ、或いは、アルミ、ステンレス等の単体またはアルミ・ガラスクロス等の複合体からなる各種の金属箔テープやカーボン繊維テープであっても良い。補強部材の配設位置関係は、長手方向に連続するものでも、長手方向に適宜間隔状に配するもののいずれであっても良く、長手方向に沿う側縁部近くに配設されるのが望ましい。
本発明の外装構造における外装材側縁部の保持部材への取り付けは、嵌合によるもの、固着具によるもの、嵌合及び固着具によるもののいずれであっても良い。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1および図2には本発明の断熱用外装材における実施の1形態を例示しており、断熱用外装材1は適宜長さの長尺状のもので、表面側の外装材2と裏面側の断熱材3が分離可能に固定されて一体化した重合構造状に支持部材6で保持して形成してある。
外装材2は適宜の金属板からなり、平坦状の板面部2aの左右側縁をそれぞれ外側斜め上向きに折り曲げて左右の立上り部2bを左右対称状に形成してある。左右の立上り部2bは、上側寄りに被係止凹部2cを後述の屋根構造で説明するカバー部材11の係止縁部11aと係止可能に形成してあると共に、被係止凹部2cと背合せ状の被係合部2dを後述の屋根構造で説明する吊子部材9の左係合部9c或いは右係合部9dと係合可能に形成してある。また、左右の立上り部2bには、同部上端から略水平に近い外側斜め上向きに折り曲げて延設した上縁部2eと、この左右の上縁部2e先端から外側へ略U状に折り曲げて垂設した被係止部2fを、それぞれ形成してあると共に、左右の被係止部2fは、支持部材6の第2係止部6bが、後の屋根構造で説明する保持部材10の係止突部10dが、それぞれ係止可能に形成している。
【0007】
断熱材3は、断熱部材4と、断熱部材4裏面に貼着されている表被部材5からなり、断熱部材4は外装材2の裏面形状に追従して変形可能な所要厚さのグラスウールマット製のもので、表被部材5で裏面側を覆われて支持部材6により外装材2裏面へ一体化された状態で、板面部2a裏面と立上り部2b裏面形状に追従して変形して密接状に重合していると共に、相互に分離自在な合体構造を呈している。この合体構造は、支持部材6による係止関係を強制的に解除することで、金属製外装材2と断熱部材3と金属製支持部材6に分離可能である。また、断熱部材4左右側縁部は、外装材2の左右側縁すなわち被係止部2fよりも若干外側に出ている関係に形成していて、断熱用外装材1同士による並列状態で、左右に隣り合う側縁部分が隙間なく接触する一方で、左右の被係止部2f間に後の屋根構造で説明する固定ボルト13が通る隙間が確保されるようにしてある。
【0008】
表被部材5は、外装材2裏面形状に追従可能で、しかも、爪状の第1係止部6aが食い込み係止可能で且つ当該食い込み部位から他部位へ裂損するようなことがない必要な強度を有する耐火性アルミ箔クラフト紙からなり、この表被部材5は断熱部材4裏面に貼着されていて、同裏面全体を被覆している。
【0009】
支持部材6は金属製の帯板状のもので、下端には折り返し端が爪状の第1係止部6aを表被部材5と係止可能に、上端には折り返し端がフック状の第2係止部6bを外装材2の被係止部2fと係止可能に、それぞれ形成してある。この支持部材6は、上下重合状の外装材2と断熱材3の左右両側縁に沿い長手方向に等間隔状に配設されていて、第1係止部6aは表被部材6裏面に食い込み係止している一方で、第2係止部6bは被係止部2fに係止していて、表被部材5が断熱部材4裏面全体を被覆して、断熱部材4が外装材2裏面に密接して一体化した状態に整えている。
【0010】
図3および図4には本発明の断熱用外装材における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図1の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違している構成について説明する。
表被部材5裏面の左右側縁近くには長手方向に沿って補強部材7を配してある。この補強部材7は、爪状の第1係止部6aが食い込み係止可能なアルミ箔クラフト紙製の帯状のもので、表被部材5における第1係止部6aの係止部位を特定すると共に強化していて、補強部材7上から表被部材5に第1係止部6aが食い込み係止可能に形成してある。
支持部材6における爪状の第1係止部6aは補強部材7上から表被部材5に、フック状の第2係止部6bは被係止部2fに、それぞれ係脱可能に係止していて、表被部材5が断熱部材4裏面全体を被覆して、断熱部材4が外装材2裏面に密接して一体化した状態に整えている。
【0011】
図5および図6には本発明の断熱用外装材における実施の他の1形態を例示しており、構成は前記した図3の態様のものと基本的に同一であるため、共通している構成の説明は符号を準用して省略し、相違している構成について説明する。
断熱部材4は所要厚さの長尺板状の発泡樹脂製のもので、表面側の板面には外装材2裏面左右の折り曲げ部に対応する切り込み部4aを形成していて、この断熱部材裏面側すなわち表皮部材表面まで達する切り込み部4aから谷折りすることによって、板面部2a裏面に接触可能な中央面部4bと、立上り部2b裏面に接触可能な側方面部4cを有している。断熱部材4における左右の側方面部4cを形成している左右の側部4dの側面部4eは、側方面部4cが立上り部2bに接触した状態で、外装材2の左右側縁すなわち被係止部2fよりも若干外側に出ている関係に形成していて、断熱用外装材1同士による並列状態で左右に隣り合う側面部4eが隙間なく接触する一方で、左右の被係止部2f間に固定ボルト13が通る隙間が確保されるようにしてある。
係る断熱部材4は、裏面側を表被部材5で覆われた状態で、板面部2a裏面と中央面部4bが、立上り部2b裏面と側方面部4cが、それぞれ上下に重合していると共に、相互に分離自在な合体構造を呈している。この合体構造は、支持部材6による係止関係を強制的に解除することで、金属製外装材2と断熱材3と金属製支持部材6に分離可能である。
【0012】
図7および図8には本発明の外装構造における実施の1形態として、前記した図1の態様の断熱用外装材を用いた屋根構造を例示している。
鉄骨等の躯体8上には吊子部材9が断熱用外装材1の幅ピッチ毎に固定されている。この左右の各吊子部材9間には断熱用外装材1が嵌合されて敷設されている。
吊子部材9は、固定部9aから立ち上がる起立部9b上端の前後に左係合部9cと右係合部9dを左右対称状に設けている金属製のピース状のもので、左係合部9cには隣接する左側の断熱用外装材1における被係合部2dが、右係合部9dには隣接する右側の断熱用外装材1における被係合部2dが、それぞれ係合可能に形成してある。この吊子部材9は断熱用外装材1の長手方向に沿い等間隔状に配設されていて、左係合部9cには左側の断熱用外装材1の被係合部2dが係合している一方で、右係合部9dには右側の断熱用外装材1の被係合部2dが係合していて、この嵌合・係合関係により左右の断熱用外装材1を接続状態に固定している。
左右に隙間なく隣り合う断熱用外装材1間には、双方の外装材2の立上り部2b上部に跨る態様の保持部材10を覆設してある。保持部材10は金属製のもので、中央部10aの左右に上押え部10bを上縁部2eに沿うように延設すると共に、左右の上押え部10b先端から外側斜め下方へ伸びる横押え部10cを立上り部2b上部に沿うように延設し、中央部10a左右には係止突部10dを左右平行状に垂設して形成していて、左右平行状の係止突部10dを双方の外装材2の被係止部2fにそれぞれ係止させることで、この保持部材10を経て左右の外装材2を接続している。
そして、吊子部材9で接続・固定されている左右の断熱用外装材1における接続部分には、隣り合う外装材2の被係止凹部2cにカバー部材11両側縁の係止縁部11aを弾性的に係止させて、保持部材10および被係止部2fを含む接続部分間をカバー部材11で覆設している。
【0013】
図9には本発明の外装構造における実施の1形態として、前記した図1の態様の断熱用外装材を用いた屋根構造を例示している。
鉄骨等の躯体8上にはタイトフレーム12が断熱用外装材1の幅ピッチ毎に固定されている。この左右の各タイトフレーム12間には断熱用外装材1を、隣接の左右側縁部がタイトフレーム12に被嵌した状態に敷設している。
左右に隙間なく隣り合う断熱用外装材1間には、双方の外装材2の立上り部2b上部に跨る態様の保持部材10を覆設すると共に、保持部材10における左右平行状の係止突部10dを双方の外装材2の被係止部2fにそれぞれ係止させることで、この保持部材10を経て左右の外装材2を接続している。
保持部材10は金属製のもので、固定ボルト13が通る中央部10aの左右に上押え部10bを上縁部2eに沿うように延設すると共に、左右の上押え部10b先端から外側斜め下方へ伸びる横押え部10cを立上り部2b上部に沿うように延設し、そして、中央部10a左右には係止突部10dを左右平行状に垂設して形成している。この保持部材10は、中央部10aの上側から左右の外装材2側縁部間を貫通してタイトフレーム12まで達している固定ボルト13でタイトフレーム12側と一体に取付けられていて、左右の断熱用外装材1を接続状態に固定している。
そして、保持部材10および固定ボルト13で接続・固定されている左右の断熱用外装材1における接続部分には、隣り合う外装材2の被係止凹部2cにカバー部材11両側縁の係止縁部11aを弾性的に係止させて、保持部材10および固定ボルト13頭部を含めて接続部分間をカバー部材11で覆設している。
【0014】
【発明の効果】
A.請求項1により、外装材と断熱部材の一体化のための加工費用を低減乃至不要にすることができる。しかも、断熱部材が表被部材で被覆されて損傷しないように保護されていると共に、外装材と断熱材の一体化作業が工具を使わずに行え、従前の「二重折板」、「一体外装材」と比して安価であるし、外装材と断熱材の一体化に接着等の手段を用いずに、支持部材による外装材と断熱材の係止関係を解除して分解することで、部材個々にリサイクルすることができる。
B.請求項2により、さらに、支持部材による断熱材側の係止部位を補強部材にしたことで、外装材と断熱材との合体強度を高めることができると共に、表被部材は断熱部材を被覆するだけの働きのものにできて部材コストが安価である。C.請求項3により、加工費用が低減されている上で、断熱部材が表被部材で被覆されて損傷しないように保護されていると共に、従前の「二重折板」や「一体外装材」と比して安価であるし、支持部材による外装材と断熱材の係止関係を解除して分解することで、部材個々にリサイクルすることができ、資源再利用タイプの外装構造として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断熱用外装材における実施の1形態を例示している斜視図。
【図2】 断面して示す分解斜視図。
【図3】 本発明の断熱用外装材における実施の他の1形態を例示している斜視図。
【図4】 断面して示す分解斜視図。
【図5】 本発明の断熱用外装材における実施の他の1形態を例示している斜視図。
【図6】 断面して示す分解斜視図。
【図7】 本発明の外装構造における実施の1形態として、屋根構造を例示している縦断面図。
【図8】 吊子部材の拡大斜視図。
【図9】 本発明の外装構造における実施の他の1形態として、他の屋根構造を例示している縦断面図。
【符号の説明】
1 断熱用外装材
2 外装材
2a 板面部
2b 立上り部
2c 被係止凹部
2d 被係合部
2e 上縁部
2f 被係止部
3 断熱材
4 断熱部材
4a 切り込み部
4b 中央面部
4c 側方面部
4d 側部
4e 側面部
5 表被部材
6 支持部材
6a 第1係止部
6b 第2係止部
7 補強部材
7a 固着部
7b 非固着部
7c 被係止帯部
8 躯体
9 吊子部材
9a 固定部
9b 起立部
9c 左係合部
9d 右係合部
10 保持部材
10a 中央部
10b 上押え部
10c 横押え部
10d 係止突部
11 カバー部材
11a 係止縁部
12 タイトフレーム
13 固定ボルト
Claims (3)
- 外装材と、外装材裏面側の断熱材からなる断熱用外装材にあって、前記外装材は、側縁部近傍に被係止部を設け、前記断熱材は、外装材裏面形状に追従して変形可能な断熱部材と、この断熱部材裏側の表被部材からなり、断熱部材と外装材を、表被部材と被係止部との双方にそれぞれ係脱可能に亘る支持部材によって分離可能に一体化したことを特徴とする断熱用外装材。
- 表被部材に長手方向に沿って補強部材を配し、この補強部材上から表皮部材に支持部材一端の第1係止部が、被係止部に支持部材他端の第2係止部が、それぞれ係止していることを特徴とする請求項1記載の断熱用外装材。
- 躯体上に配設された保持部材に、請求項1記載の断熱用外装材の側縁部を保持してあることを特徴とする外装構造。
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