JP3705173B2 - 車両用操舵制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操舵輪を操舵する操舵機構と、運転者により操作されるステアリング操作手段と、が機械的に連結されていない、いわゆる、ステアバイワイヤ装置と呼ばれる車両用操舵制御装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステアリング操作手段としては、主にステアリングホイールが用いられており、このステアリングホイールの回転運動から操舵輪の回転運動への伝達には、回転を伝えるコラムシャフトと、該コラムシャフトの回転を操舵輪の回転運動へと変換するギアもしくはリンク機構といった機械的結合が用いられてきた。しかしながら、機械的な結合を無くした場合には、車両のスペース効率が上がる等といったメリットがあるため、近年はステアリングホイールと操舵輪との間に機械的結合が無い構成の操舵装置が多く提案されている。
【0003】
このような構成の操舵装置としては、例えば、特開平11−78947号公報に記載されているように、ステアリングホイールに回転角やトルクを検知する機構および操舵反力発生装置を設けると共に、モータ等の動力源によって操舵輪の転舵を行う機構を設けた構成が知られている。
【0004】
一般的に、人間が車両を運転する場合、視覚のみならず、触覚情報も活用して状況に適した操作を行っている。特に操舵操作に関しては、ステアリングホイールから伝わる操舵反力が重要な情報となっており、路面インフォメーションや車両運動の状態を操舵反力の形で知り得るものである。従来の機械的結合を保った操舵装置では、ステアリングホイールには、操舵反力が機械的結合を通していわば受動的に伝えられていたが、機械的結合が無い操舵装置の場合には、ステアリングホイールに能動的に適当な操舵反力を発生させる必要がある。
【0005】
ここで、例えば、旋回時等の比較的大きな車両挙動に伴う操舵反力については、車両にヨーレイトセンサや横加速度センサを付加する等して比較的容易に計算できる。しかし、路面の微少な凹凸等の路面インフォメーションに関しては、これが原因となる車両挙動そのものが非常に小さいため、車両挙動を計測して操舵反力を計算することは非常に困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平11−78947号公報に記載されている従来の操舵装置にあっては、操舵輪の転舵を行う操舵機構に、路面からの外乱を直接計測するためのトルクセンサを設ける構成を採用しているため、操舵機構にトルクセンサを設ける構成の場合には、操舵機構の剛性が下がり、制御性が悪化する問題点がある。すなわち、軸のねじり角によりトルクを検出するトルクセンサは、入力トルクに対して軸ねじり量を確保するために、部分的に細い径の軸部を有する構成となる。
【0007】
これを解決するための従来例としては、例えば、特開2000−128002号公報に記載されているように、剛性を損なわない位置センサからの信号に基づいて、線形な形で記述された近似式で操舵反力を計算する手法がある。しかしながら、この例では、そもそも非線形な特性を有する操舵系に対して、線形の近似式を適用していることから、必ずしも正確な路面外乱をステアリングホイールに伝えることができないという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、付加的なセンサを用いることのない路面外乱の推定により、車両挙動を引き起こさないような微小な路面凹凸等の情報を運転者に的確に伝えることができると共に、最終の操舵反力は車両挙動と路面外乱の双方に対応したとなり、的確な操舵反力を運転者に伝えることができる車両用操舵制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、操舵輪を転舵する転舵アクチュエータを有する操舵機構と、運転者により操作されるステアリング操作手段と、が機械的に連結されていない車両用操舵制御装置において、検出された転舵アクチュエータの入力と出力とに基づいて路面外乱を推定する路面外乱推定手段と、推定された路面外乱からステアリング操作手段に加えるべき操舵反力を演算する操舵反力演算手段と、を備え
前記操舵反力演算手段は、路面外乱推定手段からの推定された路面外乱に基づいて路面外乱による第1の操舵反力を演算する第1の操舵反力演算部と、車両挙動情報に基づいて運転者に伝えるべき第2の操舵反力を演算する第2の操舵反力演算部と、第2の操舵反力から第1の操舵反力を差し引くことにより最終の操舵反力を演算する最終操舵反力演算部を有する手段であることを特徴とする
【0010】
【発明の効果】
本発明にあっては、操舵機構とステアリング操作手段とが機械的に連結されていない車両用操舵制御装置において、転舵アクチュエータの入力と出力とに基づいて路面外乱を推定し、推定した路面外乱によりステアリング操作手段に加えるべき操舵反力を演算するようにしたため、付加的なセンサを用いることのない路面外乱の推定により、車両挙動を引き起こさないような微小な路面凹凸等の情報を運転者に的確に伝えることができる。
そして、操舵反力演算手段の第1の操舵反力演算部において、路面外乱推定手段からの推定された路面外乱に基づいて路面外乱による第1の操舵反力が演算され、第2の操舵反力演算部において、車両挙動情報に基づいて運転者に伝えるべき第2の操舵反力が演算され、最終操舵反力演算部において、第2の操舵反力から第1の操舵反力を差し引くことにより最終の操舵反力が演算されることで、最終の操舵反力は車両挙動と路面外乱の双方に対応したとなり、的確な操舵反力を運転者に伝えることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の車両用操舵制御装置を実現する実施の形態を、請求項1に対応する第1実施例と、請求項2に対応する第2実施例と、請求項3に対応する第3実施例とに基づいて説明する。
【0012】
(第1実施例)
まず、構成を説明する。
図1は第1実施例の車両用操舵制御装置の全体構成を示す図であり、図中1はステアリングホイール(ステアリング操作手段)、2は操舵反力アクチュエータ、7は転舵用モータ駆動部(入力検出手段)、9は転舵用モータ(転舵アクチュエータ)、10はステアリングギア(操舵機構)、11はタイロッド、12はエンコーダ(出力検出手段)、14は外乱推定部(路面外乱推定手段)、18は路面外乱操舵反力計算器(第1の操舵反力演算部)、21は車両状態演算部(第2の操舵反力演算部)、22は指令電流計算器(操舵反力制御手段)、28は最終操舵反力計算器(最終操舵反力演算部)である。
【0013】
前記ステアリングホイール1は、運転者が操作するステアリング操作手段であり、このステアリングホイール1を運転者が操作すると、操舵反力アクチュエータ2に内蔵されたトルクセンサ2aによって操作トルク3(T)が検出され、また、同様に、操舵反力アクチュエータ2に内蔵されたエンコーダ2bによって運転者の操作角度4(θ)が検出される。
【0014】
前記転舵用モータ駆動部7は、操作トルク3(T)と操作角度4(θ)に加えて、レイトジャイロ等によって計測された車両のヨーレイト5(γ)、加速度センサ等によって計測された車両の横加速度6(横変位yの二回微分値:2つの点は二回微分を表す記号)、他の車両挙動である例えば車速等の信号24が入力される。そして、これらの入力情報に基づき転舵用モータ9に対する指令電流8(i)を演算し、転舵用モータ9に対して電流を加える。また、この指令電流8(i)は、外乱推定部14にも入力されている。
【0015】
前記転舵用モータ9は、その回転運動がラックアンドピニオン型のステアリングギア10に加えられて、直線運動に変換され、タイロッド11,11を介して図外の操舵輪に伝えられる。
【0016】
前記エンコーダ12は、転舵用モータ9と同軸に設けられており、転舵用モータ9の出力回転角13a(θ)を監視する。この出力回転角13a(θ)の出力は、転舵用モータ駆動部7にフィードバックされ、角度サーボが行われる。また、このこの出力回転角13a(θ)は、外乱推定部14にも入力されている。
【0017】
前記外乱推定部14では、転舵用モータ9に対する指令電流8(i)と、転舵用モータ9の出力回転角13a(θ)が入力される。この2つの入力により路面外乱により発生する外乱トルク推定値17a(外乱トルクTの推定値:^は推定を表す記号)を算出する。この外乱推定部14には、転舵用モータ9に対する指令電流8(i)を入力するブロック15と、転舵用モータ9の出力回転角13a(θ)を入力するブロック16とを有する。
【0018】
前記車両状態演算部21は、操作トルク3(T)、操作角度4(θ)、車両のヨーレイト5(γ)、車両の横加速度6(横変位yの二回微分値)、車速等の信号24、出力回転角13a(θ)が入力される。そして、これらの入力情報に基づき運転者に伝えるべき操舵反力20(T)を計算する。
【0019】
前記路面外乱操舵反力計算器18では、外乱推定部14からの外乱トルク推定値17a(外乱トルクTの推定値)に対して適当なゲインGを乗じて、路面外乱による操舵反力19(T)を計算する。
【0020】
前記最終操舵反力計算器28では、車両状態演算部21により計算した操舵反力20(T)から、路面外乱操舵反力計算器18により計算した操舵反力19(T)を差し引くことにより、最終的な操舵反力(T−T)を計算する。
【0021】
前記指令電流計算器22では、最終的な操舵反力(T−T)に、操舵反力アクチュエータ2のトルク定数KTHの逆数を掛け合わせることで、操舵反力アクチュエータ2への指令電流23(i)を求めて、操舵反力アクチュエータ2を駆動する。
【0022】
次に、作用を説明する。
【0023】
[外乱推定作用]
図2は転舵用モータ9の運動方程式を基に、転舵用モータ9を簡単な形のブロック線図で表したものである。転舵用モータ9に印加される指令電流8(i)は、トルク定数24(K)を乗じることによりトルクTとなり、モータ慣性Jの逆数25(1/J)を乗じることにより、回転速度(θの二回微分値)となる。これをさらに二回積分することにより、出力回転角13a(θ)となる。
【0024】
一方、路面外乱が存在する場合には、図3に示すように、ブロック線図の途中に外乱トルク26(T)を挿入した形で表すことができる。この外乱トルク26(T)の存在のために、例えば、指令電流8(i)に対して転舵用モータ9の出力が過不足する状況が起こる。転舵用モータ9の制御そのものは、出力たる出力回転角13a(θ)をフィードバック制御することにより、指令と出力とは偏差なく行われることが一般的であるが、ここでは、フィードバック制御とは別に、指令電流8(i)と出力回転角13a(θ)により外乱トルク26(T)を推定して、運転者に伝えるべき操舵反力を生成するものである。
【0025】
図4は転舵用モータ9に外乱推定部14を付け加えたブロック線図を示す。外乱推定部14には、転舵用モータ9への指令電流8(i)を利用し、発生するであろうトルクを伝達関数の形で推定するブロック15と、転舵用モータ9の出力回転角13a(θ)を利用し、指令されたであろうトルクを推定するブロック16とを設け、これらの出力の差を取ることによって外乱トルク推定値17a(外乱トルクTの推定値)が求められる。
【0026】
[操舵反力付加作用]
走行中、路面外乱操舵反力計算器18において、外乱推定部14からの外乱トルク推定値17aに対して適当なゲインGを乗じて、路面外乱による操舵反力19(T)が計算される。一方、車両状態演算部21において、車両挙動に関する入力情報に基づき運転者に伝えるべき操舵反力20(T)が計算される。そして、最終操舵反力計算器28において、車両状態演算部21により計算された操舵反力20(T)から路面外乱操舵反力計算器18により計算された操舵反力19(T)を差し引くことにより、最終的な操舵反力(T−T)が計算される。さらに、指令電流計算器22において、最終的な操舵反力(T−T)に、操舵反力アクチュエータ2のトルク定数KTHの逆数を掛け合わせることで、操舵反力アクチュエータ2への指令電流23(i)が求められ、操舵反力アクチュエータ2が駆動される。
【0027】
次に、効果を説明する。
以上説明してきたように、第1実施例の車両用操舵制御装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
【0028】
(1) 転舵用モータ9の入力と出力とに基づいて路面外乱26(T)を推定し、外乱トルク推定値17a(外乱トルクTの推定値)によりステアリングホイール1に加えるべき操舵反力Tを演算するようにしたため、付加的なセンサを用いることのない路面外乱Tの推定により、車両挙動を引き起こさないような微小な路面凹凸等の情報を運転者に的確に伝えることができる。
すなわち、路面外乱については、そもそも操舵輪を操舵する転舵用モータ9の制御に必要なセンサであるエンコーダ12のみを用いて推定しているため、システムの剛性低下や信頼性低下が避けられるものとなっている。
【0029】
(2) 操舵反力演算手段は、路面外乱推定部14からの推定された路面外乱Tに基づいて路面外乱Tによる操舵反力Tを演算する路面外乱操舵反力計算器18と、車両挙動情報に基づいて運転者に伝えるべき操舵反力Tを演算する車両状態演算部21と、操舵反力Tから操舵反力Tを差し引くことにより最終の操舵反力(T−T)を演算する最終操舵反力計算器28を有する手段としているため、最終の操舵反力(T−T)は車両挙動と路面外乱Tの双方に対応したとなり、的確な操舵反力を運転者に伝えることができる。
【0030】
(第2実施例)
第2実施例は、路面外乱推定部14を、転舵用モータ駆動部7からの指令電流8(i)と、エンコーダ12からの出力回転角13a(θ)との2つの信号のうち、出力回転角13a(θ)に関してのみ一次遅れフィルタ27(フィルタ)を通して入力するようにした例である。
【0031】
すなわち、図5は転舵用モータ9に外乱推定部14を付け加えた第2実施例のブロック線図を示すもので、基本的には、第1実施例(図4)と同様に、外乱推定を行うものであるが、出力回転角13a(θ)がブロック16に伝達される経路の途中に一次遅れフィルタ27を挿入し、ブロック16の入力として、一次遅れフィルタ27を通過した出力回転角13a(θ)を用いている。なお、他の構成は第1実施例と同様であるので、図示、並びに、説明を省略する。
【0032】
第2実施例の作用効果を説明すると、運転者が行う操舵操作の極初期においては、転舵用モータ9が出力回転角13a(θ)を発生させるが、この操舵に伴う車両挙動はやや遅れて発生するため、車両挙動や第1実施例の外乱推定部14によっては操舵反力は演算されず、操舵反力が希薄となってしまい、運転者に十分な情報が与えられない。
【0033】
しかし、図5に示すように、路面外乱推定部14を、エンコーダ12からの出力回転角13a(θ)に関してのみ一次遅れフィルタ27を通して入力するようにしたため、僅かに遅れを持ってブロック16に出力回転角13a(θ)が入力されることになり、操舵操作の初期においては外乱をやや大きく見積もることとなるが、結果的に運転者に対しては、より現実的な操舵反力を伝えることができ、車両のステアリング操作性向上が期待できる。
【0034】
(第3実施例)
第3実施例は、路面外乱操舵反力計算器18を、路面外乱推定部14から二次のフィルタ29(フィルタ)を通した外乱トルク推定値17b(T’の推定値)を入力するようにした例である。
【0035】
すなわち、図6は転舵用モータ9に外乱推定部14を付け加えた第2実施例のブロック線図を示すもので、基本的には、第1実施例(図4)と同様に、外乱推定を行うものであるが、路面外乱推定部14に二次のフィルタ29を追加し、外乱トルク推定値17a(Tの推定値)に対して二次のフィルタ29を掛けて新たな外乱トルク推定値17b(T’の推定値)を出力するようにしている。なお、他の構成は第1実施例と同様であるので、図示、並びに、説明を省略する。
【0036】
第3実施例の作用効果を説明すると、上記のように、二次のフィルタ29を掛けることにより、外乱トルク推定値の周波数特性を適宜コントロールすることができ、特に、高周波数領域で推定値のゲインが小さくなる効果がある。この構成を採用することにより、例えば、悪路を走行する際の不必要なステアリングホイール1の振動を低減することができ、運転者の必要以上の路面インフォメーションが伝わらない。したがって、運転者は的確なステアリング操作ができる上、さらに快適に運転することができるようになる。
【0037】
(他の実施例)
以上、本発明の車両用操舵制御装置を第1実施例〜第3実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これら実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の車両用操舵制御装置を示す全体構成図である。
【図2】第1実施例装置における転舵用モータの基本的なブロック線図である。
【図3】第1実施例装置における路面から外乱が加わった際の転舵用モータのブロック線図である。
【図4】第1実施例装置における転舵用モータおよび路面外乱推定部のブロック線図である。
【図5】第2実施例の車両用操舵制御装置における転舵用モータおよび路面外乱推定部のブロック線図である。
【図6】第3実施例の車両用操舵制御装置における転舵用モータおよび路面外乱推定部のブロック線図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール(ステアリング操作手段)
2 操舵反力アクチュエータ
7 転舵用モータ駆動部(入力検出手段)
9 転舵用モータ(転舵アクチュエータ)
10 ステアリングギア(操舵機構)
11 タイロッド
12 エンコーダ(出力検出手段)
14 外乱推定部(路面外乱推定手段)
18 路面外乱操舵反力計算器(第1の操舵反力演算部)
21 車両状態演算部(第2の操舵反力演算部)
22 指令電流計算器(操舵反力制御手段)
27 一次遅れフィルタ(フィルタ)
28 最終操舵反力計算器(最終操舵反力演算部)
29 二次のフィルタ(フィルタ)

Claims (3)

  1. 操舵輪を転舵する転舵アクチュエータを有する操舵機構と、運転者により操作されるステアリング操作手段と、が機械的に連結されていない車両用操舵制御装置において、
    前記ステアリング操作手段に設けられ、操舵輪の転舵に応じた操舵反力を発生させる操舵反力アクチュエータと
    前記転舵アクチュエータへの入力を検出する入力検出手段と、
    前記転舵アクチュエータからの出力を検出する出力検出手段と、
    検出された転舵アクチュエータの入力と出力とに基づいて路面外乱を推定する路面外乱推定手段と、
    推定された路面外乱から前記ステアリング操作手段に加えるべき操舵反力を演算する操舵反力演算手段と、
    前記操舵反力演算手段により演算された操舵反力演算値を得る指令を前記操舵反力アクチュエータに出力する操舵反力制御手段と、
    を備え
    前記操舵反力演算手段は、路面外乱推定手段からの推定された路面外乱に基づいて路面外乱による第1の操舵反力を演算する第1の操舵反力演算部と、車両挙動情報に基づいて運転者に伝えるべき第2の操舵反力を演算する第2の操舵反力演算部と、第2の操舵反力から第1の操舵反力を差し引くことにより最終の操舵反力を演算する最終操舵反力演算部を有する手段であることを特徴とする車両用操舵制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵制御装置において、
    前記路面外乱推定手段は、前記入力検出手段からの入力検出信号と、前記出力検出手段からの出力検出信号との2つの信号のうち、出力検出信号に関してのみフィルタを通して入力することを特徴とする車両用操舵制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用操舵制御装置において、
    前記操舵反力演算手段は、前記路面外乱推定手段からフィルタを通した推定路面外乱信号を入力することを特徴とする車両用操舵制御装置。
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