JP3704865B2 - 野菜移植機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部に苗が供給されるカップ状の穴形成具で圃場の表土部に苗移植用の穴を形成し、該穴形成具の下部が開いた際にそこから苗を落下させて苗移植用の穴の中に植付ける野菜移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
下部が開閉するカップ状の穴形成具を圃場の表土部に潜入させて表土部に苗移植用の穴を形成すると共に、その穴形成具の下部が開きながら表土部から抜け出すように構成し、穴形成具の下部が開くタイミングに合わせて穴形成具の内部に苗を供給することにより、開いた穴形成具の下部から苗を下方に落とし、その苗を苗移植用の穴の中に植付ける野菜移植機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記カップ状の穴形成具の下部は、進行方向に対して前側の部材と後側の部材とからなっており、両部材は左右方向の軸を支点にしてそれぞれ前後方向に連動して開閉するようになっている。その開閉は穴形成具全体の上下動に連動して伸縮する開閉ロッドの伸縮動作等によって行うが、このロッドはスプリングにて穴形成具を開かせる方向に伸縮動作させるようになっている。
【0004】
このため、土壌が硬い場合、穴が完全に開けられていない時点で穴形成具の下部の開き作動を開始すると、進行方向前側の部材が受ける土の抵抗により、穴形成具の下部が確実に開ききらないということがある。すると、穴形成具の内部から苗を落ちずに苗の植付けが行われなかったり、苗の植付け姿勢が乱れたりするという不都合が生じる。
【0005】
そこで、硬い土壌でも穴形成具の下部が確実に開くように、穴形成具の下部が開くタイミングを一律に遅らせ上昇行程にはいってから穴形成具の下部が開くようにすることが考えられる。しかしながら、そのようにすると、土壌が柔らかい場合、穴形成具の下部が開いて穴の中に苗が落とされる時には、穴の壁面が崩れて穴を半ば埋めた状態となっているため、正常に苗を植付けられなくなるという不都合が生じる。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、どのような土質でも常に正確に苗を植付けられるようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明にかかる野菜移植機は、間欠的に圃場の表土部に潜入して苗移植用の穴を形成する穴形成具(65)を備えた野菜移植機において、前記穴形成具を下部が開閉するカップ状に形成し、移植時には前記穴形成具が下部を閉じた状態で表土部に潜入したのち、下部を開きながら表土部から抜け出して、穴形成具の内部に供給される苗を開いた下部から下方に供給するように構成し、さらに、前記穴形成具のカップ部材(65b)に開閉アーム(75)を取り付けて、該開閉アームと機体側に回動自在に取り付けた回動アーム(76)とを、開閉アーム側部分(77a)と中央部分(77b)とブラケット側部分(77c)とからなる開閉ロッド(77)を介して連結し、前記中央部分(77b)の両端部を開閉アーム側部分(77a)とブラケット側部分(77c)の筒状部にそれぞれ摺動自在に嵌合し、かつ開閉アーム側部分(77a)と中央部分(77b)とを引き寄せるスプリング(78)を設け、穴形成具(65)が下動する時は、開閉アーム(75)の支点から回動アーム(76)の支点までの距離が短くなり、中央部分(77b)が開閉アーム側部分(77a)に深く嵌合して、穴形成具の下部が閉じた状態となり、下死点を過ぎると開閉アーム(75)の支点から回動アーム(76)の支点までの距離が長くなり、開閉アーム(75)が回動して、穴形成具(65)の下部が開いた状態となるように構成するとともに、土壌の硬軟を検出する硬軟センサ(80)と、該硬軟センサ(80)と前記開閉ロッド(77)の中央部分(77b)に繋着されたワイヤ(81)を設け、土壌が硬い場合は前記ワイヤ(81)により開閉ロッド(77)の中央部分(77b)がブラケット側部分(77c)に押し込まれて開閉アーム(75)が回動するタイミングすなわち穴形成具の下部が開くタイミングが遅くなり、逆に土壌が柔らかい場合は、穴形成具の下部が開くタイミングが早くなるように構成したことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に表されている野菜移植機について説明する。この野菜移植機1は、機体の後方を歩行するオペレータに操縦され、畝を跨いだ状態で機体を進行しながら野菜の苗を畝の上面に植付ける構成となっている。
【0009】
機体の前部にミッションケース2があり、その前側に一体に設けたエンジン台3aの上にエンジン3が搭載されている。エンジン3の上側はボンネット4で覆われている。ミッションケース2の左右側面部から後輪伝動筒5,5が側方に突出しており、その後輪伝動筒に後輪駆動ケース6,6の筒状基部6a,6aが回動自在に嵌合し、後輪駆動ケース6,6の先端部に駆動輪である後輪7,7が軸支されている。また、エンジン台3aの前端部に固着のブラケット9に前輪支持アーム10,10が回動自在に取り付けられ、その前輪支持アームの先端部に前輪11,11が転動自在に支持されている。
【0010】
前記後輪駆動ケースの筒状基部6a,6aに一体の後輪昇降アーム13,13と前記前輪支持アーム10,10の基部に一体の前輪昇降アーム14,14とが連結ロッド15,15を介して連結され、更に後輪昇降アーム13,13とミッションケース2上の油圧ユニット16から後方に向けて設けた昇降シリンダ17のピストンロッドとが機体昇降ロッド18,18等を介して連結されており、昇降シリンダ17のピストンを突出・引込み作動させると、後輪駆動ケース6,6及び前輪支持アーム10,10が上下に回動させられ、それによって機体が昇降するようになっている。昇降シリンダ17は油圧ユニット16内のロータリバルブによって駆動される。
【0011】
ミッションケース2の背面の左右中心より右寄りの位置には、前後伝動軸21aを内包する前後伝動パイプ21の前端部が固着されている。前後伝動パイプ21の後端部にはベベルケース22が設けられ、そのベベルケースの左側面から左右伝動軸23aを内包する左右伝動パイプ23が側方に向けて設けられている。前後伝動軸21aと左右伝動軸23aとは、ベベルケース22内のベベルギヤを介して伝動連結されている。
【0012】
そして、ベベルケース22の右側面に固着した支持パイプ25と前記左右伝動パイプ23の先端部に、平面視でコ字状の機体フレーム26の左右の前端部が一体に取り付けられている。機体フレーム26の左側部分は植付伝動ケース26aとなっており、その内部に左右伝動軸23aの回転動力を後記苗載台30及び植付装置40へ伝達するチエンが内蔵されている。機体フレーム26の後部上面には、各種操作具を取り付けたハンドルフレーム27の基部が固着されている。
【0013】
苗載台30は、前部が上位となるよう若干傾斜した台で、後部が機体フレーム26に固定して設けた左右方向の支持レール31に摺動自在に支持され、かつ前部がボンネット4の上に設けたレール32にローラで支持されている。植付伝動ケース26aの中間部から横送り伝動ケース33を介して伝動されるリードカム軸34の回転により苗載台30が左右に往復動し、支持レール30と一体の苗受枠36に形成されている苗取出口に苗載台上の最後列の苗を一株分づつ順次供給する。苗載台30が左右行程の端部に到達して最後列の苗を全て供給し終わると、苗載台30の底部に設けた苗送りベルト37が適当量移動し、苗載台上の苗群を1列分だけ後方へ移送する。
【0014】
植付装置40は、植付爪41aと苗押出具41bを設けた植付ケース41を備えている。この植付ケース41は植付伝動ケース26aの後端部に設けられた植付駆動アーム42の先端部に取り付けられ、更に植付伝動ケース26aに固着の部材43と植付ケース41に固着の部材44とがリンク45で連結されている。植付駆動アーム42が回転すると、植付爪41aが変形8の字状の先端軌跡Pを描くように植付ケース41が移動し、植付爪41aの先端が前記苗取出口を通過する際に一株分の苗を取り出すと共に、植付爪41aの先端が軌跡の下端部に移動した時に苗押出具41bが突出作動し、保持している苗を後記穴形成カップ65の中に解放する。
【0015】
また、機体フレーム26の内側には、前端部が左右伝動パイプ23と支持パイプ25に回動自在に嵌合する平面視でコ字状の揺動フレーム50が設けられ、これに後記穴形成装置60及び左右一対の鎮圧輪90,90が取り付けられている。この揺動フレーム50の左側前部は穴形成伝動ケース50aとなっており、その内部に左右伝動軸23aの回転動力を穴形成装置60へ伝達するチエンが内蔵されている。
【0016】
揺動フレーム50は、前記左右伝動軸23aを回動支点として上下に揺動自在となっており、その角度が一定となるように前記ロータリバルブを駆動するようになっている。符号51は揺動フレーム50の揺動をロータリバルブ19に伝えるロッド、52は揺動フレーム50を上げ側に付勢するスプリングである。
【0017】
穴形成装置60は、図3及び図4に示すように、穴形成伝動ケース50aに固着のブラケット61に枢着された第一平行リンク62の先端部に中間プレート63を連結し、更に該中間プレートに枢着された第二平行リンク64の先端部に穴形成具である下端が尖ったカップ状の穴形成カップ65を連結してある。穴形成伝動ケース50aの後端から内側に突出する穴形成駆動軸67に一体のクランクアーム68が第二平行リンク64の上側リンク64aの中間部に連結されており、上記クランクアーム68が図3の矢印方向に回転することにより、穴形成カップ65が一定姿勢のまま下端軌跡Cを描きながら上下動する。機体の走行速度を加味した動軌跡はC′のようになる。穴形成カップ65が下死点付近にある時、穴形成カップ65の下部が畝の表土部に潜り込み、表土部に苗移植用穴を形成する。
【0018】
穴形成カップ65は、第二平行リンク64に支持されている基部65aと、該基部の下側に左右方向の回動支点軸70,70にてそれぞれ回動自在に連結されている前カップ部材65b及び後カップ部材65cとからなっている。前カップ部材65bに固着した開閉連動ピン71が後カップ部材65cのガイド溝72に係合しており、後記カップ開閉機構により、前カップ部材65bを前側に回動させるとそれに連動して後カップ部材65cが後側に回動して穴形成カップ65の下部が開き、またその状態から前カップ部材65bを後側に回動させるとそれに連動して後カップ部材65cが前側に回動して穴形成カップ65の下部が閉じるようになっている。
【0019】
カップ開閉機構は以下の構成となっている。すなわち、前カップ部材65bに開閉アーム75が一体に取り付けられ、その開閉アーム75と前記ブラケット61に回動自在に取り付けた回動アーム76とが開閉ロッド77で結ばれている。開閉ロッド77は、開閉アーム側部分77aと中央部分77bとブラケット側部分77cとからなり、中央部分77bの両端部が開閉アーム側部分77aとブラケット側部分77cの筒状部にそれぞれ摺動自在に嵌合している。開閉アーム側部分77aと中央部分77bは、引張りスプリング78によって両者77a,77bを引き寄せる方向に引っ張られている。また、中央部分77bとブラケット側部分77cの間には圧縮スプリング79が介装されており、後述する硬軟センサ80につないだワイヤ81によって上記圧縮スプリング79の張力に抗して両者77b,77cを引き寄せられるようになっている。符号83は前カップ部材65bが一定以上前側に回動しないように規制するストッパ、84は開閉ロッド73が一定以上下側に回動しないように規制する規制ピンである。
【0020】
穴形成カップ65が下動する時には、開閉アーム75の支点から回動アーム76の支点までの距離が短いので、開閉ロッド77の開閉アーム側部分77aと中央部分77bが一番深く嵌合した状態で開閉アーム75を後側に押すことにより、前後のカップ部材65b,65cが閉じた状態となっている。下死点を過ぎると、開閉アーム75の支点から回動アーム76の支点までの距離が長くなるので、開閉アーム75が前側に回動し、前後のカップ部材65b,65cが開く。更に開閉アーム75の支点から回動アーム76の支点までの距離が長くなると、開閉ロッド77の開閉アーム側部分77aと中央部分77bとの嵌合を浅くすることによって、開閉ロッド77の全長を調節する。よって、穴形成カップ65が上動する時には、前後のカップ部材65b,65cが開いた状態となる。この穴形成カップ65が開くタイミングとほぼ同期して前記植付装置40が穴形成カップ65内に苗を解放し、その苗が開いた穴形成カップ65の下部から畝の表土部に形成された苗移植用の穴の中に落とされる。
【0021】
ミッションケース2の下側には、機体の進行と共に無端のベルトが接地状態で回転しながら移動し苗移植前の畝の上面を整地する整地ベルト86が設けられている。そして、この整地ベルト86のフレームに、前記硬軟センサ80の検出アーム80aが土に潜りながら移動する状態で回動自在に取り付けられ、その検出アームの上端に前記ワイヤ81の一端が繋着してある。
【0022】
土質が硬い場合は、硬軟センサ80が土から受ける抵抗が大きいのでワイヤ81が強く引かれ、開閉ロッド77の中央部分77bがブラケット側部分77cに押し込まれる。これにより、開閉アーム75を前側に回動させるタイミングが遅くなり、穴形成カップ64が下死点を過ぎてからカップ部材65b,65cが開くようになる。カップ部材65b,65cの開き動作は引張りスプリング79の張力によって行われるが、土質が硬いと、前カップ部材64bが開く際に受ける抵抗が大きいので、カップ部材65b,65cが開きにくい。そこで、カップ部材65b,65cが開くタイミングを遅らせることにより、苗移植用穴がほぼ完全に開けられてからカップ部材65b,65cが開き動作を開始するようにし、カップ部材65b,65cの開き動作を確実なものとしているのである。
【0023】
逆に土質が柔らかい場合は、カップ部材65b,65cの開くタイミングが早くなり、穴形成カップ64が下死点に至る前に苗が苗移植用穴の中に落とし込まれる。このため、穴形成カップ64が上昇行程にはいって苗移植用穴の壁面が崩落し始めても、既に穴の中に苗を植付けられているので、苗の植付け深さが浅くなり過ぎることがないのである。
【0024】
図示例では、硬軟センサ80の検出結果に基づき穴形成具の下部が開閉するタイミングを自動的に調節する構成としたが、このタイミングを手動で調節するように構成してもよい。
【0025】
また、前記開閉連動ピン71の位置は、前後の回動支点軸70,70の中心位置Aと該中心位置よりも後側の位置Bとに選択的につけ替えることができるようになっている。開閉連動ピン71を位置Aに設けると、前後のカップ部材65b,65cの開閉量が等しくなり、開閉連動ピン71を位置Bに設けると、前カップ部材65bの開閉量θ1よりも後カップ部材65cの開閉量θ2の方が大きくなる(図5参照)。後者のようにすることにより、全体を必要分だけ開口させた場合において、穴形成時に前カップ部材65bが受ける抵抗を少なくできると共に、穴形成後の土の崩れを少なくすることができる。
【0026】
鎮圧輪90,90は、下部ほど互いの間隔が狭くなるように斜めに取り付けられ、苗が植付けされた後の苗移植用穴の周囲の土を崩落させて穴を埋め戻すと共に、その跡を軽く鎮圧するようになっている。
【0027】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明にかかる野菜移植機は、穴形成具の下部が開閉するタイミングを土壌の硬軟に対応して自動的に調節するので、例えば硬い土質の場合は穴形成具の下部が開くタイミングを遅らせたり、柔らかい土質の場合は穴形成具の下部が開くタイミングを早めたりすることにより、どのような土質でも常に正確に苗を植付けられるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】野菜移植機の全体側面図である。
【図2】野菜移植機の一部を省略した全体平面図である。
【図3】穴形成装置の側面図である。
【図4】穴形成装置の平面図である。
【図5】前後のカップ部材の開閉量が異なるようにした状態を示す図である。
【符号の説明】
1 野菜移植機
2 ミッションケース
3 エンジン
7 後輪
11 前輪
30 苗載台
40 植付装置
60 穴形成装置
65 穴形成カップ(穴形成具)
65b 前カップ部材
65c 後カップ部材
75 開閉ロッド
80 硬軟センサ(調節手段)
81 ワイヤ(調節手段)
Claims (1)
- 間欠的に圃場の表土部に潜入して苗移植用の穴を形成する穴形成具(65)を備えた野菜移植機において、前記穴形成具を下部が開閉するカップ状に形成し、移植時には前記穴形成具が下部を閉じた状態で表土部に潜入したのち、下部を開きながら表土部から抜け出して、穴形成具の内部に供給される苗を開いた下部から下方に供給するように構成し、さらに、前記穴形成具のカップ部材(65b)に開閉アーム(75)を取り付けて、該開閉アームと機体側に回動自在に取り付けた回動アーム(76)とを、開閉アーム側部分(77a)と中央部分(77b)とブラケット側部分(77c)とからなる開閉ロッド(77)を介して連結し、前記中央部分(77b)の両端部を開閉アーム側部分(77a)とブラケット側部分(77c)の筒状部にそれぞれ摺動自在に嵌合し、かつ開閉アーム側部分(77a)と中央部分(77b)とを引き寄せるスプリング(78)を設け、穴形成具(65)が下動する時は、開閉アーム(75)の支点から回動アーム(76)の支点までの距離が短くなり、中央部分(77b)が開閉アーム側部分(77a)に深く嵌合して、穴形成具の下部が閉じた状態となり、下死点を過ぎると開閉アーム(75)の支点から回動アーム(76)の支点までの距離が長くなり、開閉アーム(75)が回動して、穴形成具(65)の下部が開いた状態となるように構成するとともに、土壌の硬軟を検出する硬軟センサ(80)と、該硬軟センサ(80)と前記開閉ロッド(77)の中央部分(77b)に繋着されたワイヤ(81)を設け、土壌が硬い場合は前記ワイヤ(81)により開閉ロッド(77)の中央部分(77b)がブラケット側部分(77c)に押し込まれて開閉アーム(75)が回動するタイミングすなわち穴形成具の下部が開くタイミングが遅くなり、逆に土壌が柔らかい場合は、穴形成具の下部が開くタイミングが早くなるように構成したことを特徴とする野菜移植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05087097A JP3704865B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 野菜移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP05087097A JP3704865B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 野菜移植機 |
Publications (2)
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JPH10229714A JPH10229714A (ja) | 1998-09-02 |
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Family
ID=12870770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05087097A Expired - Fee Related JP3704865B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 野菜移植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3704865B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP05087097A patent/JP3704865B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10229714A (ja) | 1998-09-02 |
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