JP3704599B2 - ブレーキ倍力装置の反力機構 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は自動車のブレーキ装置に用いられるブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは、その反力機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、ブレーキ倍力装置の反力機構は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイ内に摺動自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上記バルブボデイに基部を摺動自在に嵌合して上記弁プランジャに対向させた出力軸と、この出力軸と弁プランジャおよびバルブボデイとの間に介在させてそれらに当接させた弾性体からなるリアクションディスクとを備えており、上記出力軸に作用するブレーキ反力を上記リアクションディスクによってバルブボデイと弁プランジャとに分配させるようにしている。
上記リアクションディスクを用いた反力機構では、リアクションディスクが弾性体からなっているために、ブレーキペダルの踏込み時と解放時とでブレーキペダルの踏力を同一としても、ブレーキ倍力装置の出力の大きさが異なる現象(ヒステリシス)があること知られている。
そしてヒステリシスがあると、運転者がブレーキペダルの踏力の増大を停止させてから、無意識のうちに僅かにその踏力を減少させても同一のブレーキ力が得られることから、ブレーキの利き方に信頼感を持つようになり、したがって近年では、ヒステリシスをより大きくしようとする試みがなされている。
【0003】
また従来、上述した一般のブレーキ倍力装置の反力機構とは異なる反力機構も知られている(特公昭49−36908号公報)。
この反力機構は、上記リアクションディスクの代わりにボールを用いたもので、該ボールは、出力軸と弁プランジャおよびバルブボデイとの間に介在され、上記出力軸に作用するブレーキ反力をバルブボデイと弁プランジャとに分配させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前者の反力機構は、ヒステリシスがあるという利点があるが、サーボ比を大きくするために弁プランジャのリアクションディスクとの接触面積を小さくすると、リアクションディスクの耐久性が低下するという欠点がある。
他方、後者の反力機構は、剛性を有するボールを用いていることから相対的には耐久性に優れているが、それでもサーボ比を大きくすると一般に合成樹脂で製造されるバルブボデイが摩耗して耐久性が低下してしまい、またヒステリシスが小さいという欠点がある。
本発明はそのような欠点に鑑み、サーボ比が大きくても耐久性に優れ、またヒステリシスを得ることができるブレーキ倍力装置の反力機構を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、後者の反力機構を前提として、すなわちシェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイ内に摺動自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上記バルブボデイに基部を摺動自在に嵌合して上記弁プランジャに対向させた出力軸と、この出力軸と弁プランジャおよびバルブボデイとの間に介在させてそれらに当接させたボールとを備え、上記出力軸に作用するブレーキ反力を上記ボールによってバルブボデイと弁プランジャとに分配させるようにしたブレーキ倍力装置の反力機構において、
上記出力軸とボールとの間にリアクションディスクと反力プレートとを配設し、上記反力プレートをバルブボデイに摺動自在に嵌合してそのリヤ側を上記ボールに当接させ、また上記リアクションディスクのリヤ側の中央部分を上記反力プレートのフロント側に当接させるとともに、該リアクションディスクのリヤ側面の外周部分をバルブボデイに当接させ、さらに該リアクションディスクのフロント側を上記出力軸に当接させたものである。
【0006】
【作用】
上述した構成の反力機構によれば、ブレーキ反力はリアクションディスクにより所定の割合でバルブボデイと反力プレートとに分けて伝達され、また反力プレートに伝達されたブレーキ反力は、ボールにより所定の割合でバルブボデイと弁プランジャとに分けて伝達される。
つまりブレーキ反力は、リアクションディスクとボールとによってそれぞれ所定の割合に分けられて伝達されるので、全体のサーボ比を大きく設定しても各部分におけるサーボ比をそれぞれ小さくすることができる。
したがって、全体のサーボ比が大きくしても、リアクションディスクが反力プレートに接触する接触面積を大きくすることができ、またボールに加わるブレーキ反力も小さくすることができるので、それぞれの耐久性の向上を図ることができる。そしてリアクションディスクを用いているので、ヒステリシスも確保することができる。
【0007】
【実施例】
以下図示実施例に基づいて本発明を説明すると、図1において、フロントシェル1とリヤシェル2から構成した密封容器内は、その中央側に設けたセンタープレート3によって前後のフロント室4とリヤ室5との2室に区画してあり、かつ、上記リヤシェル2およびセンタープレート3の軸部に概略筒状のバルブボデイ6をそれぞれ環状のベアリング7、8によって摺動自在に貫通させるとともに、その部分を環状シール部材9、10によってそれぞれ気密を保持させている。
上記バルブボデイ6には、上記フロント室4とリヤ室5とのそれぞれに収納したフロントパワーピストン12とリヤパワーピストン13とを連結してあり、各パワーピストン12、13の背面にフロントダイアフラム14とリヤダイアフラム15とをそれぞれ張設することにより、フロントダイアフラム14の前後に定圧室Aと変圧室Bとを、またリヤダイアフラム15の前後にも定圧室Cと変圧室Dとを区画形成している。
【0008】
上記バルブボデイ6内には流体回路を切換える弁機構16を収容してあり、この弁機構16は、バルブボデイ6の内周部にリヤ側にむけて形成した環状の第1弁座17と、この環状の第1弁座17よりも内方側でバルブボデイ6内に摺動自在に設けた弁プランジャ18に形成した環状の第2弁座19と、図1の右方からポペットリターンスプリング20の弾発力によって両弁座17、19に着座される弁体21とを備えている。
上記第1弁座17と弁体21とによって構成される真空弁22よりも外周側は、バルブボデイ6に形成した軸方向の定圧通路23を介して定圧室Aに連通し、この定圧室Aは他の定圧通路24を介して定圧室Cに連通している。そして上記定圧室Aは、フロントシェル1に設けた負圧導入管25を介してエンジンのインテークマニホールドに連通している。
また、上記真空弁22よりも内周側で、上記第2弁座19と弁体21とによって構成される大気弁26よりも外周側の空間は、バルブボデイ6に形成した半径方向の変圧通路27を介して変圧室Dに連通しており、さらに変圧室Dはバルブボデイ6の軸方向に形成した変圧通路28を介して変圧室Bに連通している。
さらに、上記第2弁座19と弁体21とが接触する大気弁26よりも内周側は、バルブボデイ6内に形成した大気通路29を介して大気に連通しており、この大気通路29内にフィルタ30を設けている。
【0009】
上記弁機構16の一部を構成する弁プランジャ18は、バルブボデイ6の軸方向に穿設した段付の貫通孔6Aに摺動自在に嵌合してあり、そのリヤ側にブレーキペダルに連動させた入力軸32を枢支連結している。
上記弁プランジャ18は、キー部材33によってバルブボデイ6から抜出るのを防止してある。このキー部材33は、図示しないが、その中央部から先端部にかけて二股状に形成してあり、該キー部材33をバルブボデイ6の直径方向に形成した挿入孔6cに挿入して、その二股状部分の基部を弁プランジャ18の環状溝18aに係合させている。
図2に示すように、上記弁プランジャ18のフロント側はリヤ側に比較して小径に形成してあり、このフロント側の小径部18bを上記貫通孔6Aの中央部における小径孔6aに摺動自在に貫通させて、そのフロント側端面を中径孔6bに臨ませている。この中径孔6b内には反力プレート34を摺動自在に嵌合してあり、この反力プレート34のリヤ側端面と弁プランジャ18の先端面との間に3つのボール35を介在させている。
【0010】
図3、図4に示すように、弁プランジャ18の先端面には円周方向等間隔位置の3か所に、軸方向フロント側に向けて外周面から中心側に向かう傾斜面18cを形成してあり、各傾斜面18cを有する溝のそれぞれを各ボール35のガイド部18dとしている。各ガイド部18dは、各ボール35が上記傾斜面18cに沿って転動するのは許容するが、円周方向に移動するのは阻止するようになっている。
他方、第2図に示すように、上記バルブボデイ6の小径孔6aと中径孔6bとの間の段部6cには、軸方向リヤ側が窄まったテーパ面6dを形成してあり、上記各ボール35は、弁プランジャ18の傾斜面18cと、バルブボデイ6のテーパ面6dと、さらに反力プレート34のリヤ側端面34aとに当接させて、それらの間で保持している。
【0011】
さらに、上記反力プレート34のフロント側端面34bは、フロント側に向けて球状に膨出させてあり、隣接するリアクションディスク36のリヤ側端面に対向させている。
上記リアクションディスク36は、出力軸38の基部に形成した凹陥部38A内に収納してあり、そのリア側中央部が上記反力プレート34のフロント側端面34bに対向し、またリア側外周部がバルブボデイ6に設けた環状突出部6eの端面に当接している。他方、該リアクションディスク36のフロント側端面は、上記凹陥部38Aの底部に当接している。そして倍力装置の非作動状態では、リアクションディスク36のリヤ側端面の中央に設けた突起36aによって反力プレート34をリヤ側に付勢して、上記ボール35を上述した状態に保持している。
上記出力軸38は、図1に示すように、上記凹陥部38Aをバルブボデイ6の環状突出部6eの外周に摺動自在に嵌装してあり、またその左側先端部はフロントシェル1に設けたシール部材39を介して気密を保持して外部に突出させて図示しないマスターシリンダのピストンに連動させている。
また倍力装置の非作動時には、フロントシェル1とバルブボデイ6との間に弾装したリターンスプリング40によりバルブボデイ6を右方に付勢し、キー部材33がリヤシェル2の内壁面に当接する図示非作動位置に保持している。この状態では大気弁26が閉鎖される一方、真空弁22は開放されており、定圧室Aと変圧室Bとが連通して両室A、B内に負圧が導入されている。
【0012】
以上の構成において、図1に示すようにブレーキペダルが踏込まれていない非作動状態では、上述したようにキー部材33がリヤシェル2の内壁面に当接しており、バルブボデイ6および弁プランジャ18はこのキー部材33に当接してその後退が規制されている。
この状態では、キー部材33はバルブボデイ6に対して相対的に前進されており、このキー部材33に連動している弁プランジャ18も前進されて弁機構16の流路を切換える直前の状態となっている。
上記非作動状態からブレーキペダルが踏込まれると、入力軸32および弁プランジャ18が一体的に前進されて、真空弁22が閉鎖されるとともに大気弁26が開放されて両変圧室B、D内に大気が導入される。これによりバルブボデイ6および出力軸38が前進され、さらにマスターシリンダのピストンが前進されてブレーキ作用がなされるようになる。
【0013】
図5に示すサーボバランス状態において、上記マスターシリンダのピストンに作用するブレーキ反力は、出力軸38を介してリアクションディスク36に伝達され、このリアクションディスク36に伝達されたブレーキ反力は、該リアクションディスク36が当接するバルブボデイ6と反力プレート34とで受け止められる。
このとき、反力プレート34に伝達されるブレーキ反力の大きさは、該反力プレート34とリアクションディスク36との接触面積と、バルブボデイ6とリアクションディスク36との接触面積との比に基づいて設定することができる。
さらに、上記反力プレート34に伝達されたブレーキ反力は、ボール35を介してバルブボデイ6と弁プランジャ18とで受け止められる。このとき、弁プランジャ18に伝達されるブレーキ反力の大きさは、上記弁プランジャ18の傾斜面18cの傾斜角度と、バルブボデイ6のテーパ面6dの傾斜角度とに基づいて設定することができる。
そして上記弁プランジャ18に伝達された反力は、入力軸32を介してブレーキペダルへ伝達されるようになる。
【0014】
上述した説明から理解されるように、ブレーキ反力はリアクションディスク36によって所定の割合に分けられた後、さらにボール35に所定の割合に分けられてブレーキペダルへ伝達されるので、全体のサーボ比を大きく設定しても各部分におけるサーボ比は小さく設定することができる。
その結果、リアクションディスク36が反力プレート34に接触する接触面積を大きくすることができるので、該リアクションディスク36の耐久性を高めることができ、またボール35に加わるブレーキ反力は、リアクションディスク36によって分配された後のブレーキ反力なので小さなものとなり、ボール35の耐久性も高めることができる。そしてさらに、リアクションディスク36の弾性により、良好なブレーキフィーリングに必要なヒステリシスも確保することができる。
【0015】
またリアクションディスクを用いた従来のブレーキ倍力装置では、急制動時にはパワーピストン前後の差圧力が大きくなる前に、つまり倍力機能を得る前に弁プランジャが直接リアクションディスクを押圧するため、出力軸からのブレーキ反力が補助動力を得ないままに弁プランジャに伝達されるようになる。
すると上記ブレーキ反力は弁プランジャの前進を阻害するので、それにより弁機構の大気弁の開度が小さくなり、急制動を行なおうとしているのにも拘らず、急制動が行なえなくなるという問題がある。
しかしながら本実施例では、図6に示すように、急制動時に弁プランジャ18が大きく前進されても、リアクションディスク36に接触する反力プレート34はボール35によって弁プランジャ18よりも少ない割合で前進されるので、従来のブレーキ倍力装置に比較して、弁プランジャ18は相対的に大きく前進されるようになり、それによって大気弁26が大きく開かれるので、急制動を得ることが容易となる。
【0016】
図7は本発明の第2実施例を示したもので、第1実施例では弁プランジャ18の傾斜面18cを直線状に形成していたのに対し、本実施例では、弁プランジャ118の傾斜面118cの傾斜角度をフロント側部分118c’とリヤ側部分118c”とで異ならせている。より具体的には、フロント側部分118c’の傾斜角度θ1を、リヤ側部分118c”の傾斜角度θ2よりも大きく設定している。
これ以外の構成は第1実施例と同一であり、第1実施例と同一の部分には第1実施例で用いた符合に100を加えた番号を付して示してある。
本実施例によれば、ブレーキペダルの踏力が小さいときには、ボール135は弁プランジャ118のフロント側部分118c’と、バルブボデイ106のテーパ面106dと、さらに反力プレート134のリヤ側端面とに当接している。
これに対し、ブレーキペダルの踏力が大きくなると、ボール135は弁プランジャ118のフロント側部分118c’からリヤ側部分118c”に相対的に移動するようになり、それによって弁プランジャ118に伝達されるブレーキ反力の割合が小さくなるのでサーボ比が大きくなり、大出力時の踏力が相対的に軽くなる。
【0017】
図8は本発明の第3実施例を示したものであり、本実施例では弁プランジャ218の傾斜面218cを円弧状に形成したものである。
上記傾斜面218c以外の構成は第1実施例と同一であり、第1実施例と同一の部材には第1実施例で用いた符合に200を加えた番号を付して示してある。
このような第3実施例においても、第2実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0018】
なお、上記実施例ではいずれも弁プランジャ18にガイド部18dを形成しているが、これに限定されるものではなく、バルブボデイ6又は反力プレート34にボール35を円周方向等間隔位置に保持するガイド部を設けてもよく、或いは省略することも可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、高サーボ比を有するブレーキ倍力装置を得てもリアクションディスクやボールの耐久性を確保することができ、またヒステリシスにより良好なブレーキフィーリングを得ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の要部を示す拡大断面図。
【図3】弁プランジャ18の拡大断面図。
【図4】弁プランジャ18の前方側側面図。
【図5】中間負荷状態を示す要部の断面図。
【図6】急作動時の状態を示す要部断面図。
【図7】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図8】本発明の第3実施例を示す断面図。
【符号の説明】
6、106、206…バルブボデイ
6d、106d、206d…テーパ面
16…弁機構
18、118、218…弁プランジャ
18c、118c、218c…傾斜面
18d…ガイド部
32…入力軸
34、134、234…反力プレート
35、135、235…ボール
36…リアクションディスク
38…出力軸
Claims (5)
- シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイ内に摺動自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上記バルブボデイに基部を摺動自在に嵌合して上記弁プランジャに対向させた出力軸と、この出力軸と弁プランジャおよびバルブボデイとの間に介在させてそれらに当接させたボールとを備え、上記出力軸に作用するブレーキ反力を上記ボールによってバルブボデイと弁プランジャとに分配させるようにしたブレーキ倍力装置の反力機構において、
上記出力軸とボールとの間にリアクションディスクと反力プレートとを配設し、上記反力プレートをバルブボデイに摺動自在に嵌合してそのリヤ側を上記ボールに当接させ、また上記リアクションディスクのリヤ側の中央部分を上記反力プレートのフロント側に当接させるとともに、該リアクションディスクのリヤ側面の外周部分をバルブボデイに当接させ、さらに該リアクションディスクのフロント側を上記出力軸に当接させたことを特徴とするブレーキ倍力装置の反力機構。 - 上記ボールは、上記弁プランジャに形成した傾斜面と、バルブボデイに形成したテーパ面と、反力プレートのリヤ側端面とに当接することを特徴とする請求項1に記載のブレーキ倍力装置の反力機構。
- 上記ボールは、上記弁プランジャ、バルブボデイおよび反力プレートのいずれかに設けたガイド部によって円周方向に移動するのが阻止されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブレーキ倍力装置の反力機構。
- 上記弁プランジャの傾斜面は、フロント側部分の傾斜が大きく、リヤ側部分の傾斜が小さく設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のブレーキ倍力装置の反力機構。
- 上記弁プランジャの傾斜面は、円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のブレーキ倍力装置の反力機構。
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