JP3704534B2 - マスクバーコードを有する写真フィルム - Google Patents

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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真的に露光したマスクバーコードを含む写真フィルムストリップおよびグラフィックを有する写真プリントを提供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真家はたいてい旅行、団体旅行または休日にカメラを携帯し、記念の写真を撮る。しかしながら、カメラは精密機械であり、比較的嵩ばりかつ重いため、時には持ち歩くには不便である。カメラを持ち運ぶことの不便に加えて、写真家はしばしば持って帰るのを忘れる。写真家がカメラを持って行かずに旅行等で写真を撮ろうとする場合、カメラは比較的高価であり、長期使用するものであるので、新しい、高品質カメラを購入することは可能でない。
【0003】
レンズ付き写真フィルムパッケージは市場で入手可能であり、カメラが入手不可能な時にも写真を撮る機会を与える。通常、これらのフィルムパッケージには、レンズ付きフィルムケース、そのフィルムケースに導入された付随する要素を有するフィルム巻取り機構およびシャッター機構を含む露光機構、予めフィルムケース内に包んだフィルムカートリッジを含む。これらのフィルムカートリッジは、フィルムの全フレームの露光後、フィルムを取り出さずに写真仕上げ業者に送られる。そこで、フィルムパッケージを開け、露光フィルムを現像してプリントを作製し、フィルムのないフィルムパッケージを廃棄してもよい。プリントを、現像フィルムと共に写真家に返却する。フィルム装填または取り出しの必要がないため、そのようなフィルムパッケージにより容易に写真を撮り得る。
【0004】
通常、このタイプのレンズ付き写真フィルムパッケージは、135-サイズのフィルムカートリッジを有して提供される。フィルムカートリッジ(例えば、1979年版ISO規格コード1007により定義される写真フィルムカートリッジ)内に含まれる135-サイズのフィルムストリップをそのようなフィルムパッケージ内に導入することにより、現存のフィルム処理システムをレンズ付きフィルムパッケージ用に使用し得る。
【0005】
カートリッジ内に135-サイズのフィルムを有するフィルムパッケージの問題点は、露光時にフィルムをカートリッジから露光毎に1フレームずつ引き出し、フィルムの全フレームの露光後に全フィルムをカートリッジから完全に引き出し、巻戻しはしないので、露光フィルムをフィルムパッケージから暗室中で取り外さなければならないことである。そのような暗室でのフィルムの取扱いは、自動写真仕上所のように、多数のフィルムを一度に処理すべき場合に非常に面倒である。フィルムパッケージが完全に露光したフィルムを巻き戻すように適合され、十分に引き出したフィルムがカートリッジに巻き戻された場合、フィルムを日光下でフィルムパッケージから取り外し得る。しかしながら、露光フィルムをカートリッジに巻き戻すには、製造コストを増加させるフィルム巻戻し機構およびフィルムパッケージからフィルムを取り外す前のフィルムの巻き取り操作の両方が必要である。従って、135-サイズの写真フィルムを有するフィルムパッケージでは、日光下での取扱いが可能となるけれども、全体として取扱効率が低下する。
【0006】
最近、レンズ付き135-サイズフィルムパッケージ(写真フィルム一体化カメラまたは使い捨てカメラとしても公知)が、日光下で露光フィルム容易に取り外し得ると紹介されている。上記フィルムパッケージは、巻いた135-サイズのフィルムストリップおよび空のフィルムカートリッジ(例えば、従来の135-サイズのフィルムカートリッジ)をフィルムパッケージの遮光性ケースに導入し、巻いたフィルムはカートリッジ中に露光毎に1フレームずつ巻き取られる。空のカートリッジのフィルムパッケージの遮光性フィルムケースへ提供することにより、フィルムの全フレームの露光が完了時には、フィルムは完全にカートリッジ内にある。従って、そのカートリッジは、フィルムを巻戻すことなしに、非常に容易に取り出され得る。その露光フィルムはカートリッジから取り外され、現像および処理に関して、従来の135-サイズのフィルムと同様にして取り扱われ、一方、フィルムケースは廃棄される。経済性のため、フィルムロール、カートリッジおよび必要な成分を導入するフィルムケースはプラスチック材料から作製され、できるだけ簡素に構成されている。市販のレンズ付き写真フィルムパッケージは、印刷された装飾用のパターンを有する薄いボール紙またはプラスチック製の外部ケースに囲まれている。レンズ付き135-サイズの写真フィルムパッケージの例が、米国特許第4,758,649号、同4,812,866号、同4,833,495号、同4,855,774号、同4,884,087号、同4,972,649号、同4,827,298号、同4,882,600号および同4,901,097号、欧州特許第527,430号に開示されている。
【0007】
加えて、米国特許第5,268,713号にはレンズ付き写真フィルムユニットが開示されており、それは未露光写真フィルムを前装填されている。露光部はそのフィルムを露光するのに適している。フィルム供給室は、第1のフィルム末端をロール内部に巻いたロールに巻いた未露光フィルムを入れるために、露光部の隣に配置される。巻取り室は、露光室に対して、フィルム供給室の反対側に配置される。スプールが巻き方向に回転する場合、スプールを回転可能に巻取り室に入れ、その入口を通過して、露光フィルムをフィルム巻取り室内に巻き取る。全フィルムをフィルム巻取り室内に巻き取り後、フィルムが巻き方向と逆である巻戻し方向に回転する場合、第1フィルム末端がフィルムユニットの外側に存在するために、外側スロットをフィルム巻取り室と連絡するように形成する。従って、写真カートリッジを有することなしに、露光後に外部操作により、露光フィルムをフィルムユニットの外側に存在させることが可能となる。
【0008】
低価格でレンズ付き使い捨てフィルムパッケージの市場が広く入手可能であるので、製造者は意図した用途により区別されるレンズ付き使い捨てフィルムパッケージの提供を提案する。例えば、市場で、特別な行事(例えば、誕生日、結婚式、記念日、コンテスト、集会等)および/または特別な場所(都市、動物園、レクリエーショングランド、博物館等)用に特別生産されているレンズ付き使い捨てパッケージを買い入れることが可能である。製造者は、前述のボール紙またはプラスチックケースを単に変更するだけで特別生産のレンズ付きフィルムパッケージを提供し得る。
【0009】
写真家は、行事および/または場所を思い出させる画像を縁取フレームに含む彼らの写真のプリントを受け取ることを喜ぶ。その用途のために、写真仕上げ業者は、写真プリント工程中に現像画像フレームを好適なプリフォームマスクと接触することにより露光し、縁取フレームを有するプリントを得る。そのような操作は、多数の現像画像フレームを一度にプリントすべき場合には非常に面倒であり、手動および自動写真仕上げ装置における余分な工程に相当し、全体のプリント効率を低下させる。
【0010】
ストリップ中の写真フィルムは写真仕上げ業者に対し、彼らが、低減した経費でフィルムを処理することを可能とする自動的に経費を節減することができるような情報を提供できる。手動写真仕上げ装置では、ストリップフィルムの上部エッジには、オペレーターがフィルムを適切にプリントし得る肉眼で解読し得る情報を含む。例えば、フィルムの上部エッジの肉眼で解読し得る情報には、製造者名、フィルムの種類、フィルム感度、フィルムの種類を表示するフィルム製造者により指定された番号を含む。自動写真仕上げ装置では、所謂「DX」バーコードが、各ハーフフィルム番号の間の底部エッジに沿って提供される。DXバーコードは、これらの番号のそれぞれの間にあり、ナショナル・アソシエーション・オブ・フォトグラフィック・マニュファクチュアーズ(National Association of Photographic Manufactures)(NAPM)番号を特定し、それはフィルムの種類を表示する。自動写真仕上げ装置は、フィルムをプリントする前に、フィルムストリップの底部エッジが光学的バーコード読み取り機を通過するように誘導し、フィルムの種類を決定するのに必要な情報を引き出す。加えて、フレーム番号バーコードが、全フレームでのフレームストリップの上部または底部エッジに沿って含まれてもよく、それはプリントを追加注文するのに用いられる。
【0011】
米国特許第5,343,265号には、異なるフィルムパッケージ、例えば標準タイプ、望遠写真タイプおよびパノラマタイプのフィルムパッケージ作製用のいくつかの標準化パッケージ本体が開示されている。写真フィルムが装填されているフィルムパッケージの写真の種類に従って、写真フィルムをプリントするために、写真フィルムおよび/またはその写真フィルムの入ったフィルムカセットは、付随するフィルムパッケージの写真の種類に関する表示を有して提供される。機械的に検出可能なデータ、例えば機械的に解読可能なパンチコード、または光学的に解読可能なドットパターンが、必要なサイズを有するプリントを得るフィルム上の表示として開示されている。
【0012】
写真フィルムの意図された用途に関する情報を有する写真フィルムストリップを提供することは、本発明の態様である。写真フィルムから作製される写真プリント内にグラフィックを形成する方法を提供することは本発明の別の目的である。
【0013】
【発明を解決するための手段】
本発明には、写真的に記録した潜像マスクバーコードを有する写真フィルムストリップが開示されている。マスクバーコードは写真フィルムの意図された用途を表示する。写真仕上げ装置は、フィルムをプリントする前に、フィルムが光学的バーコード読み取り機を通過するように誘導し、写真フィルムの意図された用途に従って、フィルムをプリントする間に必要なプリントの回りの縁取フレームを決定するのに必要な情報を引き出す。本発明は、特定行事および/または特定場所に用いるために受注生産されるレンズ付き写真フィルムパッケージに用いられるのに特に有用であり、前述の不都合なしにグラフィックを有する写真プリントを提供する。写真的に記録した潜像マスクバーコードは、画像がフィルムの使用中に露光されるフィルム上のフレームに対応しないフィルムの領域内に存在する。そのような画像が露光されるフレームは、初期には潜像を有さず、それはそのような画像的露光まで現像され得ない。
【0014】
1つの態様では、本発明には、写真的に記録した潜像マスクバーコードを有する写真フィルムストリップが開示されている。マスクバーコードは、好ましくは写真フレームストリップの片方の末端、より好ましくは最後の画像フレームおよび写真フィルムストリップの末端の間に存在する。本明細書中で用いられる「マスクバーコード」の語により、写真フィルムの意図された用途に関する情報またはバーコードにより表された肉眼で解読可能な英数字文字のどちらかを表す。
【0015】
当業者に公知のように、様々なバーコードシステムを用いて製品識別または他の目的の項目に分類する。一般に、バーコードシンボルは、要素またはバーとして表される明暗領域の序列から成る。これら要素は通常長方形であり、しばしば様々な幅を有する。要素の配列は、文字を表し、通常「コード」として表される1連の規則性および定義に従って決定される。公知のバーコードシステムの内、例えば、「インターリーブド(Interleaved)2 of 5」、「インダストリアル(Industrial)2 of 5」および「コード(Code)3 of 9」は二段式バーコードシステムを用い、「UPC(Universal Product Code)」等は多段式バーコードシステムを用いる。これらのバーコードシステムの1種を本発明に用いてもよい。本明細書中に開示の態様では、「インターリーブド2 of 5」をマスクバーコードに用いられる。「インターリーブド2 of 5」は、交互に配列される広いおよび狭いバーおよびブランク(空白)から成り;より広いバーまたは空白が2進法数字の1を表し、より狭いバンドまたは空白が2進法数字の0を表す。
【0016】
本発明の1つの態様では、マスクバーコードは135-サイズ27コマの多層ハロゲン化銀カラー写真フィルム上で露光され、それは従来の135-サイズのフィルムカートリッジ内のスプールに巻かれる。フィルム末端上のバーコードを露光するために、フィルムを、そのフィルムの物理的末端に到達するまで、フィルムがカートリッジスプールから分離しないように、カートリッジから引き出す。マスクバーコードを、カートリッジからはみ出したフィルム末端および画像フレーム番号27に対応するフィルム位置の間のフィルム上で露光する。マスクバーコードを用いて、「インターリーブド2 of 5」フォーマットにより番号000000000000010を表す。フィルム上でのマスクバーコードの露光後、フィルムをカートリッジに巻き戻す。続いて、フィルムを従来の写真使い捨てカメラに装填し、それは巻いた135-サイズのフィルムストリップおよび空のフィルムカートリッジを導入し、巻いたフィルムを露光毎に1フレームずつカートリッジ内に巻き取る。その装填したカメラの作動の間に、フィルムは、フレーム番号27がカメラのフィルム平面にあるように配置される。フィルムの全フレームの露光が完結する時、そのフィルムは完全にカートリッジ内にある。その後、フィルムの巻戻しなしに、カートリッジをカメラから容易に取り出す。露光フィルムをカートリッジから取り外し、従来の写真フィルム現像方法に従って処理する。処理フィルムはフレーム27Aにマスクバーコードを有し、フィルムの初めおよびフレーム27の間にがそうフレームを有する。この態様では、2本の長方形の線がフィルム上で露光され、マスクバーコードと平行である。写真仕上げ操作では、これらの2本の線は、自動フィルムノッチング装置により走査されたマスクバーコードが、写真使い捨てカメラの露出となることとして確実に解釈されることを補助する。しかしながら、マスクバーコードのフィルムノッチは、自動プリント装置に用いられて、マスクバーコードを配置する位置および続いて走査されるべき場所を示す。
【0017】
この態様では、マスクバーコードは、フィルムをカートリッジ内のスプールに巻いた後、写真フィルムストリップ上に写真的に記録される。本発明の別法として、フィルムをカートリッジへ挿入する前に、スプールに巻いている間にマスクバーコードをフィルム上に記録し得る。
【0018】
本発明のマスクバーコードに加えて、写真フィルムストリップには、向かい合った縦方向のエッジに沿って、写真的に記録される情報、例えば各フレーム番号、製造者、製造者のフィルムコード番号、フィルムの種類、フィルム感度、フィルム製造者の世代(generation)を表す肉眼で解読可能なシンボルを含んでもよく、それは自動写真仕上げ装置用のバーコード画像、例えばフィルム種類、フィルム感度等を示すDX2進法バーコードと同様に、人間オペレーターによるフィルムの手動プリントを可能とする。
【0019】
本発明のバーコードシステムは、当業者に公知であるか、または現在開発中のフィルムシステムによる写真フィルムに有用である。例えば、本発明のバーコード法は使い捨てカメラ(当業者にフィルム露光パッケージとしても公知)に有用であり、最近発表されたアドバンスド・フォト・システム(Advanced Photo System)(薄カートリッジ内の薄ポリエチレンナフタレート基材上のアマチュアフィルム用の新しいフォーマット)の明確な潜在用途を有する。
【0020】
本発明の写真フィルムに用いるのに特に好適な写真仕上げ装置は、デジタルプリントシステムを用い、それはほとんどの種類の電子画像操作および写真プリントを可能にする。この装置では、処理写真フィルム上に存在する露光マスクバーコードを走査および使用して、フィルムの意図した用途に従ってプリント上に発現すべきマスクの種類を決定する。また、処理写真フィルム上に存在する画像フレームを走査して電子画像を形成する。有用なスキャナーには、例えばコダック(Kodak)RFS 2035、ポラロイド・スプリント・スキャン(Polaroid Sprint Scan)またはニコン(Nikon)LS3510AFスキャナーがある。メモリー(例えば、RAMまたは他のメモリー、例えばディスク、テープ、CD等)中に各マスクバーコードに対応した予備決定されたマスクを含むPCワークステーションは、選択されたマスクおよび画像フレームの両方の電子画像を取得し、組合せ、操作する。各マスクバーコードに対応した予備決定されたマスクは更にPCワークステーションで作用する演算子により処理され得る。例えば、そのマスクには、画像フレーム周囲に配置されるべき縁取りフレーム、その画像フレーム領域内のグラフィック付加(additions)、またはそれらの組合せを含んでもよい。本発明に用いられるように、「グラフィックス」の語により、そのような予備決定された縁取りフレームおよび/またはその画像フレームへの処理コンピューター発生付加を表す。電子画像信号は、カメラ中で写真家により露光される画像および対応するマスクから成り、続いてプリント装置に移送される。
【0021】
本発明では、電子画像信号からの連続色調フルカラー画像を提供し得る各電子プリントシステム(光学的または熱的のどちらか)が使用され得る。電子光学的プリントシステムの例として、電子画像信号を、陰極線管で光信号に再変換し、まとめてネガを形成し;従来の方法により、この新たに形成したネガを、非常に高い印画紙への光透過能力を有するレンズを通して投影し、それは従来のように処理されて縁取りフレームを有する写真プリントを得る。更に、電子画像信号を用いて、光学的レーザースキャナーを通して、印画紙上の画像を調節し、それを前述のように処理する。光学的電子プリント装置、例えばサンマルコ(SanMarco)DOCSY51プリンター(Printer)およびアグファ(Agfa)DPSカソード・レイ・チューブ・プリンター(Cathode Ray Tube Printer)が市販されており、それらは様々なデジタル画像入力、例えばフォト(Photo)CD、フロッピーディスク、ビデオカメラ、走査プリント/ネガ/透明画等からのプリントを提供する。これらのプリント装置は光学的プリント-電子プリントの組合せも提供し、2種の異なる画像入力(即ち、走査マスクバーコードに対応するマスクにより表されるデジタル入力、および写真フィルムストリップ上の写真画像フィルムにより表される写真入力)を第1デジタル露光および次いで印画紙への光学的露光により、組合せてプリントする。本発明のグラフィックを有するフルカラー画像を得るのに使用され得る写真プリント用媒質として、その他の従来の媒質を従来の湿式処理印画紙、即ち乾式処理によりカラー画像を得るための媒質の代わりに用いられてもよい。熱電子プリントシステムの例として、電子画像信号は、熱染料転写供与材料(「染料ドナー」)を熱染料転写受容材料(「染料受容体」)と接触させ、マスクおよび画像を限定する電子信号に応じて選択的にサーマルプリントヘッドまたはレーザーを用いて加熱される染料拡散熱転写システムを用いるサーマルヘッドまたはレーザーを用いて提供されるサーマルプリンターによりプリントされ得る。染料ドナーの選択的に加熱された領域からの染料は染料受容体に転写され、画像を形成する。電子サーマルプリンター、例えばキョーセラ(Kyocera)KTM 128サーマルプリンター(Thermal Printer)が市販されている。
【0022】
従って、その他の態様では、本発明はグラフィックを有する写真プリントを得る方法に関し、写真フィルムストリップが画像的に露光され、処理されてマスクバーコードおよび整列した画像フレームの連続物を得て、そのマスクバーコードおよび画像フレームはスキャナーにより走査し、検出アナログ信号を処理しアナログ/デジタル変換手段により2進法化して、画像フレームの連続物に対応するデジタル画像の連続物を得て、得られたデジタル情報をホストコンピュータに移送してバーコードに対応するマスクを選択し、マスクを各デジタル画像と組合せ、選択されたマスクおよびデジタル画像を電子プリンターに伝達して、選択されたマスクに対応するグラフィックを有する各デジタル画像の画像プリントを得る。
【0023】
本発明のマスクバーコードを有する写真フィルムは、特定の行事および/または場所用の市場に供給される写真カートリッジに装填された写真フィルムとして有用である。写真カートリッジの例には、110-サイズのフィルムカートリッジ、135-サイズのフィルムカートリッジ、および例えば、米国特許第5,296,886号、同5,296,887号、同5,317,355号および同5,347,334号に開示のフィルムカートリッジを含む。
【0024】
本発明のマスクバーコードを有する写真フィルムは、所謂レンズ付き写真フィルムパッケージに特に有用である。従って、更に別の態様では、本発明は、装填した画像フレームの整列した連続の記録が可能な未露光写真フィルムストリップを有するレンズ付き写真フィルムパッケージに関し、該パッケージには、該フィルムが写真的に露光される露光室を有する遮光性フィルムケース、露光前にはロールの形に巻かれ、フィルム末端が該ロール内部に巻き取られるフィルムストリップを含む該露光室の隣に配置されるフィルム供給室、該露光室の隣に配置され、該フィルム供給室の反対側にあるフィルム巻取り室、およびロールフィルムをフィルム巻取り室に巻き取る外部から操作可能なフィルム巻き取り部材を含み、該写真フィルムストリップが非画像フレーム領域に写真的に記録した潜像マスクバーコードを有する。
【0025】
本発明に特に有用であるレンズ付き写真フィルムパッケージには、露光開口部を有するプラスチック製の遮光性フィルムケース、遮光性フィルムケースの露光開口部を有する1つの面に配置した巻いた写真フィルムストリップ、遮光性フィルムケースの露光開口部の面以外の面に配置したフィルム巻き取りスプールを有する脱着可能な遮光性カートリッジ、および巻いたフィルムを遮光性カートリッジのフィルム巻き取りスプールに巻き取る外部から操作可能なフィルム巻き取り部材を含む。レンズ付き写真フィルムパッケージは、フィルムをカートリッジから引き出す工程、マスクバーコードをフィルム上に写真的に記録する工程、巻いたフィルムおよび遮光性フィルムカートリッジをレンズ付き写真フィルムパッケージ内のそれぞれ異なる受容室に装填する工程、により組み立てられ得る。
【0026】
レンズ付き写真フィルムパッケージのその他の例は、マスクバーコードを有する未露光写真フィルムを前装填されてもよく、フィルムを露光するのに適した露光室、第1のフィルム末端をロール内部に巻いたロールに巻いた未露光フィルムを入れるために、露光部の隣に配置されるフィルム供給室、および露光室に対してフィルム供給室の反対側の隣に配置されるフィルム巻取り室、を含む。スプールが巻き方向に回転する場合、スプールを回転可能に巻取り室に入れ、その入口を通過して、露光フィルムをフィルム巻取り室内に巻き取る。全フィルムをフィルム巻取り室内に巻き取り後、フィルムが巻き方向と逆である巻戻し方向に回転する場合、第1フィルム末端がフィルムユニットに存在するために、外側スロットをフィルム巻取り室と連絡するように形成する。従って、写真カートリッジを有することなしに、露光後に外部操作により、露光フィルムをフィルムユニットの外側に存在させることが可能となる。
【0027】
本発明に使用の写真フィルムは、感光性物質としてのハロゲン化銀を含有する如何なる写真成分であってよい。
【0028】
写真成分に用いられるハロゲン化銀は、親水性バインダー中の塩化銀、臭化銀、塩化臭化銀、ヨウ化臭化銀および塩化ヨウ化臭化銀粒子の微細分散体であってよい。好ましいハロゲン化銀は、ヨウ化銀1〜20モル%を含有するヨウ化臭化銀またはヨウ化臭化塩化銀である。ヨウ化臭化銀エマルジョンまたはヨウ化臭化塩化銀エマルジョンでは、そのヨウ化物はエマルジョン粒子内に均一に分散されてもよく、ヨウ化物含量はその粒子内で変化してもよい。そのハロゲン化銀は均一粒径または広い粒度分布を有してもよい。そのハロゲン化銀粒子は、等軸結晶構造、例えば立方晶、八面体晶および十四面体晶、または球晶または不整結晶構造を有する等軸粒子、または結晶欠陥、例えば双晶面を有するもの、または平板状形を有するもの、またはそれらの組合せであってもよい。
【0029】
平均粒径0.2〜3μm、より好ましくは0.4〜1.5μmを有するハロゲン化銀粒子を用いて、特に良好な結果が得られた。立方晶ヨウ化臭化銀粒子を含むハロゲン化銀エマルジョンの調製が、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)第184巻、18431項;第176巻、17644項;および第308巻、308119項;に開示されている。
【0030】
感光性ハロゲン化銀エマルジョンが、バインダー、好ましくはバインダーとして用いられるゼラチンを含む水性分散媒のハロゲン化銀粒子を沈殿することにより形成され得ることは公知である。
【0031】
ハロゲン化銀粒子を様々な常套の方法により沈殿させてもよい。ハロゲン化銀エマルジョンは、放射線透過写真成分の調製方法として既知の様々な方法により調製し得る。ハロゲン化銀エマルジョンを、シングル・ジェット(single jet)法、ダブル・ジェット(double jet)法、またはこれらの方法の組合せを用いて調製してもよく、また、例えばアンモニア法、中性法または酸性法を用いて生長させてもよく、また、加速または定速沈殿、断続(interrupted)沈殿、沈殿中の遠心分離等を行ってもよい。それらは、トリベリ(Trivelli)およびスミス(Smith)のザ・フォトグラフィック・ジャーナル(The Photographic Journal)、第LXXIX巻、1939年5月、330〜338頁;T.H.ジェイムス(James)のザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The Theory of the Photographic Process)、第4版、第3章;米国特許第2,222,264号、同3,650,757号、同3,917,485号、同3,790,387号、同3,716,276号、同3,979,213号;リサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)、1989年12月、308119項「フォトグラフィック・シルバー・ハライド・エマルジョンズ、プレパレーションズ・アデンダ・プロセッシング・アンド・システムズ(Photographic Silver Halide Emulsions、Preparations、Addenda、Processing and Systems)」、およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)、1976年9月、14987項;に開示されている。
【0032】
1つの一般的技術は、銀塩水溶液およびハロゲン化物塩水溶液を共に分散媒の入った反応容器中に加えるダブル・ジェット(double jet)法として通常表されるバッチ法である。
【0033】
アルカリ性ハロゲン化物溶液および硝酸銀溶液を共にゼラチン溶液に加えるダブル・ジェット法では、生成されたハロゲン化銀粒子の形状およびサイズをゼラチン溶液中に存在する溶媒の種類および濃度により、および添加速度により制御し得る。ダブル・ジェット沈殿法が、例えば英国特許第1,027,146号、同1,302,405号、米国特許第3,801,326号、同4,046,376号、同3,790,386号、同3,897,935号、同4,147,551号および同4,171,224号に開示されている。
【0034】
硝酸銀溶液をハロゲン化物およびゼラチン溶液に加えるシングル・ジェット(single jet)法は、長く写真エマルジョンの製造に用いられている。この方法では、ハロゲン化銀粒子が形成される溶液中のハロゲン化物の濃度変化を決定するため、生成されたハロゲン化銀粒子は異種の形状およびサイズの混合物である。
【0035】
ハロゲン化銀粒子の沈殿は通常2つの別の段階で起こる。第1段階では、成核、微細ハロゲン化銀粒子の形成が起こる。これに続いて第2段階、生長段階が起こり、反応生成物として生成される付加的ハロゲン化銀が初期に形成されるハロゲン化銀粒子上に沈殿し、これらのハロゲン化銀粒子が生長する。バッチ・ダブル・ジェット沈殿法は通常、反応体の高速撹拌条件下で行われ、ハロゲン化銀沈殿および可溶性塩がハロゲン化銀粒子に加えて生成される間に、反応容器内の容積が絶えず増加する。
【0036】
写真材料のエマルジョン層中の可溶性塩が、被覆およびその他の写真または機械的不都合(粘着性、脆性等)後に晶出するのを回避するため、沈殿中に生成される可溶性塩を除去しなければならない。
【0037】
ハロゲン化銀エマルジョンの調製では、様々なハロゲン化銀用親水性分散剤を使用し得る。親水性分散剤として、写真に常套に用いられる如何なる親水性ポリマーも都合よく使用し得、ゼラチン、ゼラチン誘導体、例えばアクリル化ゼラチン、グラフトゼラチン等;アルブミン;アラビアゴム;寒天;セルロース誘導体、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等;合成樹脂、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等を含む。有用であることが当業者に公知のその他の親水性材料が、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308巻、308119項、第IX1節に開示されている。
【0038】
ハロゲン化銀粒子エマルジョンは写真業者に公知の増感剤を用いて化学増感されてもよい。硫黄含有化合物、金および貴金属化合物、およびポリオキシアルキレン化合物が特に好適である。特に、ハロゲン化銀エマルジョンは硫黄増感剤、例えばチオ硫酸ナトリウム、アリルチオシアネート、アリルチオ尿素、チオスルフィン酸およびそのナトリウム塩、スルホン酸およびそのナトリウム塩、アリル-チオカルバミド、チオ尿素、シスチン等;活性または不活性セレン増感剤;還元増感剤、例えば錫塩、ポリアミン等;貴金属増感剤、例えば金増感剤、特に、チオシアン酸第二金(aurithiocyanate)カリウム、クロロ金酸カリウム等;または例えばルテニウム、ロジウム、イリジウム等の水溶性塩、特にアンモニウムクロロパラデート、カリウムクロロプラチネート、ナトリウムクロロパラダイト等;を用いて化学増感されてもよく、それぞれ単独または適当に組合せて用いる。化学増感剤のその他の有用な例が、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)17643項、第III節、1978年およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第III節、1989年に開示されている。
【0039】
ハロゲン化銀エマルジョンを、様々な種類からの染料を用いて分光増感してもよく、その染料にはポリメチン染料種を含み、それらにはシアニン類、メロシアニン類、複合シアニン類およびメロシアニン類、オキソノール類、ヘミオキソノール類、スチリル類およびストレプトシアニンを含む。
【0040】
メチン結合により結合されるシアニン分光増感染料には、2種の塩基性複素環式核、例えばキノリン、ピリミジン、イソキノリン、インドール、ベンズインドール、オキサゾール、チアゾール、セレナゾール、イミダゾール、ベンズオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾセレナゾール、ベンゾイミダゾール、ナフトオキサゾール、ナフトチアゾール、ナフトセレナゾール、テルラゾール、オキサテルラゾールから誘導されるものを含む。
【0041】
メチン結合により結合されるメロシアニン分光増感染料には、シアニン染料タイプの塩基性複素環式核および酸性核を含み、それらはバルビツル酸、2-チオバルビツル酸、ローダニン、ヒダントイン、2-チオヒダントイン、2-ピラゾリン-5-オン、2-イソオキサゾリン-5-オン、インダン-1,3-ジオン、シクロヘキサン-1,3-ジオン、1,3-ジオキサン-4,6-ジオン、ピラゾリン-3,5-ジオン、ペンタン-2,4-ジオン、アルキルスルホニルアセトニトリル、マロノニトリル、イソキノリン-4-オン、クロマン-2,4-ジオン等から誘導され得る。
【0042】
1種以上の分光増感染料を用いてもよい。可視および赤外スペクトルの全体の波長で増感最大を有し、非常に様々な分光感度曲線形状を有する染料が公知である。染料の選択および相対比率は、所望の感度であり、所望の分光感度の形状であるスペクトル領域に依存する。
【0043】
増感染料の例は、ベンカタラマン(Venkataraman)のザ・ケミストリー・オブ・シンセティック・ダイズ(The of Synthetic Dyes)、アカデミック・プレス(Academic Press)、ニューヨーク(New York)、1971年、第V章;ジェイムス(James)のザ・セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(The Theory of the Photographic Process)、第4版、マックミラン(Macmillan)社、1977年、第8章;F.M.ハーマー(Hamer)のシアニン・ダイズ・アンド・リレイティド・コンパウンズ(Cyanune Dyes and Related Compounds)、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(John Wiley and Sons)社、1964年;およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第III節、1989年;に開示されている。
【0044】
ハロゲン化銀エマルジョンには、光学増白剤、かぶり防止剤および安定剤、フィルターおよびハロー防止染料、硬膜剤、被覆助剤、可塑剤および滑剤および他の補助物質を含有してもよく、例えばそれらはリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)17643項、V、VI、VIII、X、XIおよびXII節、1978年;およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第V、VI、VIII、X、XIおよびXII節、1989年に開示されている。
【0045】
ハロゲン化銀エマルジョンを、多層感光性ハロゲン化銀カラー写真成分、例えばカラーネガ写真成分、カラー反転写真成分、カラーポジ写真成分等の製造用に用いられ、好ましいのはカラーネガ写真成分である。
【0046】
支持体上に被覆されるハロゲン化銀多層カラー写真成分には通常、シアン染料形成カラーカプラーと結合する赤感性ハロゲン化銀エマルジョン層、マゼンタ染料形成カラーカプラーと結合する緑感性ハロゲン化銀エマルジョン層およびイエロー染料形成カラーカプラーと結合する青感性ハロゲン化銀エマルジョン層から成る。各層は、可視スペクトルの所定領域に感光性を有する単一エマルジョン層または多層エマルジョン下層から成る。多層材料に、多数の青色、緑色または赤色の下層を含む場合、どんな場合にも比較的速いまたは比較的遅い下層が存在し得る。これらの成分はさらに他の非感光性層、例えば中間層、フィルター層、ハレーション防止層および保護層を含み、従って多層構造を形成する。これらのカラー写真成分は、化学線への画像的露光後、発色剤(chromogenic developer)により処理されて可視カラー画像を得る。その層単位は如何なる常套の順序に被覆されてもよいが、好ましい層配置では赤感性層を支持体の最も近くに被覆して、緑感性層、イエローフィルター層および青感性層によりオーバーコートする。
【0047】
好ましくは好適なカラーカプラーを、拡散防止基、例えば非分離(non-splitting-off)位置にカプラー分子を導入する約8〜32個の炭素原子を有する疎水性有機残基を有する基を有するカプラーから選択する。そのような残基を「バラスト(ballast)基」と呼ぶ。そのバラスト基をカプラー核と直接、またはイミノ、エーテル、カーボンアミド、スルホンアミド、ウレイド、エステル、イミド、カルバモイル、スルファモイル結合等を介して結合する。好適なバラスト基の例が、米国特許第3,892,572号に開示されている。
【0048】
上記非拡散性カプラーを、感光性ハロゲン化銀エマルジョン層またはそれらに隣接する非感光性層に導入する。露光およびカラー現像により、上記カプラーは、そのハロゲン化銀エマルジョン層が感光性を有する光色の補色である色を提供する。結果として、少なくとも1つの非拡散性シアン画像形成カラーカプラー、一般にフェノールまたはα-ナフトール化合物を、赤感性ハロゲン化銀エマルジョン層と結合し;少なくとも1つの非拡散性マゼンタ画像形成カラーカプラー、一般に5-ピラゾロンまたはピラゾロトリアゾール化合物を、緑感性ハロゲン化銀エマルジョン層と結合し;少なくとも1つの非拡散性イエロー画像形成カラーカプラー、一般にアシルアセトアニリド化合物を、青感性ハロゲン化銀エマルジョン層と結合する。
【0049】
上記カラーカプラーは4価および/または2価のカプラーであってもよく、後者によりカラー現像に対してより少量のハロゲン化銀を必要とする。公知のように、2価のカプラーは4価のカプラーから誘導する。なぜなら、その結合位置では、それらは結合反応中に放出される置換基を有する。ハロゲン化銀カラー写真成分に使用され得る2価のカプラーには、実質的に無色のものおよび着色したもの(「マスキングカプラー」)の両方を含む。また、2価のカプラーにはカラー現像剤酸化生成物との反応により染料を形成しない白色カプラーを含む。また、その2価のカプラーには、カラー現像剤酸化生成物との反応により拡散現像抑制化合物を放出し得るDIRカプラーを含む。
【0050】
最も有用なシアン形成カプラーは、常套のフェノール化合物およびα-ナフトール化合物である。シアンカプラーの例を、米国特許第2,369,929号、同2,474,293号、同3,591,383号、同2,895,826号、同3,458,315号、同3,311,476号、同3,419,390号、同3,476,563号および同3,253,924号、および英国特許第1,201,110号およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年;に開示のものから選択し得る。
【0051】
最も有用なマゼンタ形成カプラーは常套のピラゾロンタイプの化合物、インダゾロンタイプの化合物、シアノアセチル化合物、ピラゾロトリアジンタイプの化合物等であり、特に好ましいカプラーはピラゾロンタイプの化合物である。マゼンタ形成カプラーが、例えば米国特許第2,600,788号、同2,983,608号、同3,062,653号、同3,127,269号、同3,311,476号、同3,419,391号、同3,519,429号、同3,558,319号、同3,582,322号、同3,615,506号、同3,834,908号および同3,891,445号、独国特許第1,810,464号、独国特許出願第2,408,665号、同2,417,945号、同2,418,959号および同2,424,467号;特願昭51-20,826号、同昭52-58,922号、同昭49-129,538号、同昭49-74,027号、同昭50-159,336号、同昭52-42,121号、同昭49-74,028号、同昭50-60,233号、同昭51-26,541号および同昭53-55,122号;およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年;に開示されている。
【0052】
最も有用なイエロー形成カプラーは常套の開鎖ケトメチレンタイプのカプラーである。そのようなカプラーの特定例はベンゾイルアセトアニリンタイプおよびピバロイルアセトアニリンタイプの化合物である。使用され得るイエロー形成カプラーは特に、米国特許第2,875,057号、同3,235,924号、3,265,506号、同3,278,658号、同3,369,859号、同3,408,194号、同3,415,652号、同3,528,322号、同3,551,151号、同3,682,322号、同3,725,072号および同3,891,445号、独国特許出願第2,219,917号、同2,261,361号および同2,414,006号、英国特許第1,425,020号;特願昭47-26,133号、同昭48-73,147号、同昭51-102,636号、同昭50-6,341号、同昭50-123,342号、同昭50-130,442号、同昭51-1,827号、同昭50-87,650号、同昭52-82,424号および同昭52-115,219号;およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年;に開示されている。
【0053】
米国特許第3,476,560号、同2,521,908号および同3,034,892号、日本国特許公開昭44-2,016号、同昭38-22,335号、同昭42-11,304号および同昭44-32,461号、日本国特許出願昭51-26,034号および昭52-42,121号、および独国特許出願第2,418,959号に開示されている着色カプラーが使用され得る。感光性ハロゲン化銀カラー写真成分には、高分子量カラーカプラーを含有してもよく、それらは例えば、米国特許第4,080,211号、欧州特許出願第27,284号、独国特許出願第1,297,417号、同2,407,569号、同3,148,125号、同3,217,200号、同3,320,079号、同3,324,932号、同3,331,743号および同3,340,376号、リサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示されている。
【0054】
着色シアンカプラーは米国特許第3,934,802号、同3,386,301号および同2,434,272号に開示のものから選択されてもよく、着色マゼンタカプラーは米国特許第2,434,272号、同3,476,564号および同3,476,560号、および英国特許第1,464,361号に開示されている着色マゼンタカプラーから選択してもよい。無色カプラーは英国特許第861,138号、同914,145号および同1,109,963号、および米国特許第3,580,722号、およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示のものから選択されてもよい。
【0055】
また、拡散性有色染料を提供するカプラーが前述のカプラーと共に粒状性を改善するのに使用されてもよく、これらのカプラーの特定例は米国特許第4,366,237号および英国特許第2,125,570号欧州特許第号に開示されているマゼンタカプラー、および欧州特許第96,873号、独国特許出願第3,324,533号およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示のイエロー、マゼンタおよびシアンカプラーである。
【0056】
また、カラー現像反応により放出されてある一定の写真活性、例えばカラー現像抑制剤または促進剤または漂白促進剤を、直接または最初に放出された基から更に1種以上の基を除去した後のどちらかで提供する基を結合位置に運搬するそれらのカプラーは、2価のカプラー中にある。そのような2価カプラーの例には、公知のDIRカプラー、そしてDAR、FARおよびBARカプラーを含む。上記カプラーの典型的な例が、独国特許出願第2,703,145号、同2,855,697号、同3,105,026号、同3,319,428号、同1,800,420号、同2,015,867号、同2,414,006号、同2,842,063号、同3,427,235号、同3,209,110号および同1,547,640号、英国特許第953,454号および同1,591,641号、欧州特許出願第89,843号、同117,511号、同118,087号、同193,389号および同301,477号、およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示されている。
【0057】
ハロゲン化銀カラー成分に使用され得る非色形成DIR結合化合物の例には、米国特許第3,938,996号、同3,632,345号、同3,639,417号、同3,297,445号および同3,928,041号;独国特許出願第2,405,442号、同2,523,705号、同2,460,202号、同2,529,350号および同2,448,063号;日本国特許出願昭50-143,538号および同昭50-147,716号;および、英国特許第1,423,588号および同1,542,705号および同301,477号、およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示のものを含む。
【0058】
そのカプラーをハロゲン化銀エマルジョン層に導入するために、当業者に公知のいくつかの従来の方法が使用され得る。米国特許第2,322,027号、同2,801,170号、同2,801,171号および同2,991,177号に従って、分散技術によりカプラーをハロゲン化銀エマルジョン層に導入し得、それはカプラーを水-非混和性高沸点有機溶剤中に溶解する工程、続いてそのような溶液を親水性コロイドバインダー中に微小液体粒子の形で分散する工程から成る。いくつかの他の種類のバインダーが使用され得るが、好ましいコロイドバインダーはゼラチンである。
【0059】
ハロゲン化銀エマルジョン層中へのカプラーの別のタイプの導入は、所謂「充填ラテックス技術」から成る。そのような技術の詳細が、ベルギー特許第853,512号および同869,816号、米国特許第4,214,047号および同4,199,363号、欧州特許第14,921号に開示されている。それは、そのカプラーの水混和性有機溶剤溶液を、連続相としての水および分散相としての平均粒径0.02〜0.2μmを有するポリマー粒子から成るポリマーラテックスと混合することから成る。
【0060】
その他の有用な方法はフィッシャー(Fisher)法である。そのような方法に従って、水溶性基、例えばカルボキシル基、ヒドロキシ基、スルホン基またはスルホンアミド基を有するカプラーを写真層に、例えばそれらをアルカリ性水溶液に溶解することにより、加えてもよい。
【0061】
カプラーをハロゲン化銀エマルジョンへ導入する有用な方法が、リサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示されている。
【0062】
写真成分層を様々な支持体、例えば、リサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第VII節、1989年に開示されているような、セルロースエステル支持体(例えば、セルロース三酢酸エステル支持体)、紙支持体、ポリエステルフィルム支持体(例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム支持体またはポリエチレンナフタレートフィルム支持体)等に被覆してもよい。
【0063】
写真成分を、露光後に処理して、現像剤の存在下にハロゲン化銀のアルカリ性水性媒質との会合により可視画像を形成する。写真用カラー現像組成物に用いられる芳香族1級アミンカラー現像剤は、様々なカラー写真処理に広く用いられるp-フェニレンジアミン誘導体の種類の如何なる公知の化合物であってもよい。特に有用なカラー現像剤はp-フェニレンジアミン誘導体、特にアルキル基または芳香族核が置換され得る、または置換され得ないN,N-ジアルキル-p-フェニレンジアミン誘導体である。
【0064】
p-フェニレンジアミン現像剤の例には、N,N-ジエチル-p-フェニレンジアミン、2-アミノ-5-ジエチルアミノ-トルエン、4-アミノ-N-エチル-N-(α-メタンスルホンアミドエチル)-m-トルイジン、4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(α-ヒドロキシ-エチル)-アニリン、4-アミノ-3-(α-メチルスルホンアミドエチル)-N,N-ジエチルアニリン、4-アミノ-N,N-ジエチル-3-(N'-メチル-α-メチルスルホンアミド)-アニリン、N-エチル-N-メトキシ-エチル-3-メチル-p-フェニレンジアミン等;の塩を含み、例えば米国特許第2,552,241号、同2,556,271号、同3,656,950号および同3,658,525号に開示されている。
【0065】
通常用いられるp-フェニレンジアミン塩タイプの現像主薬の例には、2-アミノ-5-ジエチルアミノトルエン塩酸塩(一般にCD2として公知であり、カラーポジ写真材料用の現像液に用いられる)、4-アミノ-N-エチル-N-(β-ヒドロキシ-エチル)-アニリンスルフェート(一般にCD3として公知であり、印画紙およびカラー反転材料用の現像液に用いられる)および4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β-ヒドロキシ-エチル)-アニリンスルフェート(一般にCD4として公知であり、カラーネガ写真材料用の現像液に用いられる)がある。
【0066】
上記カラー現像主薬は一般に、写真用カラー現像組成物1リットル当たり、量約0.001〜約0.1モル/リットル、好ましくは約0.0045〜約0.04モル/リットルで用いられる。
【0067】
カラー写真材料の場合、その処理には、少なくとも1種のカラー現像槽および、要すれば、前硬化槽、中和槽、第1(白黒)現像槽等を有する。これらの槽は当業者に公知であり、例えばリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)17643項、1978年、およびリサーチ・ディスクロージャー(Research Disclosure)308119項、第XIX節および第XX節、1989年に開示されている。
【0068】
カラー現像後、画像的に現像した金属銀および残存銀塩は一般にその写真成分から除去されなければならない。これは、別々の漂白槽および定着槽で、または画像を単一工程で漂白および定着するブリックス(blix)と呼ばれる単一槽で行われる。漂白槽はpH5.60を有し、かつ酸化剤、通常、アルカリ金属またはアンモニウムおよび有機酸を有する3価の鉄の錯塩、例えばEDTA.Fe.NH4(ここで、EDTAはエチレンジアミノ四酢酸である)またはPDTA.Fe.NH4(ここで、PDTAはプロピレンジアミノ四酢酸である)を含有する水溶液である。処理の間、この槽には連続的に空気を送り2価の鉄を酸化し、それは銀画像を漂白し再生する間に生成して、当業者に公知のように、漂白有効性を維持する。これらの操作の不適当な作業により、染料のシアン濃度のロスという不利益を生じる。
【0069】
更に前述の酸化剤に関して、ブリックス浴には公知の定着剤、例えばアンモニウムまたはアルカリ金属チオスルフェート類を含有してもよい。漂白および定着槽両方にはその他の添加剤、例えば英国特許第933,008号に開示のように槽の有効性を向上するためにポリアルキレンオキシド化合物を含有してもよく、または漂白促進剤として公知のチオエーテル化合物を含有してもよい。
【0070】
本発明をそれらの好ましい態様の特定の記載により詳細に説明されるが、本発明の意図および範囲を逸脱することなく変形および変更を行ってもよいと解される。

Claims (7)

  1. 非画像フレーム領域に写真的に記録した潜像マスクバーコードを有する、整列した画像フレームの連続の記録が可能な写真フィルムストリップ。
  2. 該マスクバーコードが、最後の画像フレームが露光され得る領域に隣接するフィルムストリップ末端およびそのフィルムの最後の画像フレームの間に存在する請求項1記載の写真フィルムストリップ。
  3. 該写真フィルムが、支持体上に、1種以上のシアンカプラー含有赤感性ハロゲン化銀エマルジョン層、1種以上のマゼンタカプラー含有緑感性ハロゲン化銀エマルジョン層および1種以上のイエローカプラー含有青感性ハロゲン化銀エマルジョン層を有するハロゲン化銀カラー写真成分である請求項1記載の写真フィルムストリップ。
  4. (a)フィルムが写真的に露光される露光室を有する遮光性フィルムケース、
    (b)露光前にはロールの形に巻かれ、第1のフィルム末端が該ロールの内部に巻かれているフィルムストリップを含む該露光室の隣に配置されるフィルム供給室、
    (c)該露光室の隣に配置され、該フィルム供給室の反対側にあるフィルム巻取り室、および
    (d)ロールフィルムをフィルム巻取り室に巻き取る外部から操作可能なフィルム巻き取り部材、
    を含む、画像フレームの整列した連続の記録が可能な未露光写真フィルムストリップを装填したレンズ付き写真フィルムパッケージであって、該写真フィルムストリップが非画像フレーム領域に写真的に記録した潜像マスクバーコードを有するレンズ付き写真フィルムパッケージ。
  5. 該フィルム巻取り室が第2のフィルム末端保持用の巻き取りスプールを有する脱着可能な遮光性カートリッジを含み、該フィルムを露光した後、該フィルムが露光カートリッジ内の該スプールに巻き上げられる請求項4記載のレンズ付き写真フィルムパッケージ。
  6. a)画像的に露光し、写真的に記録した潜像マスクバーコードを処理して、マスクバーコードおよび整列した画像フレームの連続物を得る工程、
    b)マスクバーコードおよび画像フレームをスキャナーにより走査する工程、
    c)検出したアナログ信号を、アナログ/デジタル変換手段により処理および2進法化して、画像フレームの連続物に対応するデジタル画像の連続物を得る工程、
    d)得られたデジタル情報をホストコンピュータに移送して、バーコードに対応するマスクを選択する工程、
    e)そのマスクを各デジタル画像と組合せる工程、および
    f)選択されたマスクおよびデジタル画像を電子プリンターに伝達して、選択されたマスクに対応するグラフィックを有する各デジタル画像の画像プリントを得る工程、
    から成るハロゲン化銀写真フィルムストリップからグラフィックを有する写真プリントを得る方法。
  7. 写真フィルムストリップが画像的に露光されて、該写真フィルムストリップ内のハロゲン化銀エマルジョン層中に潜像マスクバーコードを形成し、該潜像マスクバーコードが写真的に現像されて、画像フレーム内または画像フレームの間に配列された情報の連続物を形成し、マスクバーコードおよび画像フレームをスキャナーにより走査し、検出したアナログ信号を、アナログ/デジタル変換手段により処理および2進法化して、画像フレームの連続物に対応するデジタル画像の連続物を得て、得られたデジタル情報をホストコンピュータに移送してバーコードに対応するマスクを選択し、かつそのマスクを各デジタル画像と組合せ、選択されたマスクおよびデジタル画像を電子プリンターに伝達して、選択されたマスクに対応するグラフィックを有する各デジタル画像の画像プリントを得る、グラフィックを有する写真プリントを得る方法。
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