JP3703704B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、普通図柄表示装置に関連する電動役物と特別図柄表示装置に関連する電動役物とを備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機等の遊技機は、例えば1種パチンコ機の場合、遊技盤面の上部左右に配設されている普通図柄作動ゲートを遊技球が通過すると普通図柄表示装置が図柄変動を開始し、所定時間後に確定した普通図柄が停止表示される。そして、当たり態様の普通図柄が停止表示されると、普通電動役物がソレノイドの駆動により作動して第1種始動口(始動領域)が所定時間開放され、遊技球が入賞し易い状態になる。
【0003】
また、第1種始動口に遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置が図柄変動を開始し、所定時間後に確定した特別図柄を停止表示する。そして、大当たり態様の特別図柄が停止表示されると、特別電動役物がソレノイドの駆動により作動して、大入賞口(特別入賞領域)が所定時間(例えば30秒)開放され、遊技球が入賞し易い状態になる。
【0004】
また、大入賞口の内部には特定領域と一般領域とが設けられている。そして、大当たり態様のなかでも特定の態様が停止表示されると、大入賞口が所定時間(例えば30秒)開放されるとともに、その所定時間が経過するかまたは大入賞口に概ね10個の遊技球が入賞するまでを1ラウンドとして、ラウンド中に特定領域を遊技球が通過した場合に最高例えば16ラウンドまで大当たりが継続して、大入賞口の開放状態が続き、ラウンド中に特定領域を遊技球が通過しなかった場合には、そのラウンドで大当たりが終了し、通常遊技状態に戻る。
【0005】
特定領域を遊技球が通過すると、そのラウンド終了までソレノイドの駆動により特定領域が遮蔽されるなどにより、特定領域を通過する遊技球の数が制限される(特定領域を通過する遊技球の数は、全体の入賞数の数の概ね1/3を越えてはならないとされている)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
普通図柄表示装置に関連する電動役物(普通電動役物)と特別図柄表示装置に関連する電動役物(特別電動役物)とを備えた上記従来の遊技機では、普通電動役物と特別電動役物とが別々に構成されているため、それら普通電動役物と特別電動役物とを遊技領域に配置するために大きなスペースが必要である。
【0007】
しかし、最近の遊技機では、特別図柄表示装置が大型化して、遊技領域の大半を占めるようになっているため、電動役物や他の遊技装置を配置するスペースが限定されている。そして、普通電動役物と特別電動役物の配置に必要なスペースが大きいことが、特別図柄表示装置の更なる大型化を阻害し、他の遊技装置のためのスペースを更に限定することとなっている。
【0008】
この発明はこうした問題点に鑑みてなされたもので、普通電動役物と特別電動役物とが遊技領域で占めるスペースを小さくできるようにすることを目的(課題)とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技媒体が所定の普通図柄作動ゲートを通過したことを契機として図柄変動を開始し所定時間後に確定した普通図柄を停止表示する普通図柄表示装置と、遊技媒体が所定の始動領域を通過したことを契機として図柄変動を開始し所定時間後に確定した特別図柄を停止表示する特別図柄表示装置と、上記普通図柄表示装置が停止表示する普通図柄が所定の当たり図柄となった時に上記始動領域を遊技媒体が通過し易い状態に変換する普通電動役物と、上記特別図柄表示装置が停止表示する特別図柄が所定の大当たり図柄となった時に通常の入賞領域よりも賞媒体数の多い特別入賞領域を遊技媒体が通過し易い状態に変換する特別電動役物とを備えた遊技機において、上記普通電動役物と上記特別電動役物とを兼ねる共通の電動役物として、内部に上記始動領域を設けるとともに上記特別入賞領域として賞媒体払い出しに加えて入賞遊技者にとって相対的に有利性の高い特別遊技条件継続の契機となる入賞を定める特定領域と賞媒体払い出しの契機となるだけの入賞を定める一般領域とを設け、それら始動領域、特定領域及び一般領域の配設位置上方を覆う遮蔽部材を設け、該遮蔽部材の左右側方を開閉する左羽根及び右羽根と、それら左羽根及び右羽根の開閉動作に連動するシーソー部材とを設けてなる電動役物を設け、上記特定領域と上記始動領域とを略同じ高さ位置で左右に離して配設し、それら特定領域と始動領域との間で特定領域及び始動領域に対し若干高い位置に上記一般領域を配設し、上記シーソー部材は、上記始動領域、特定領域及び一般領域のそれぞれの配設位置に跨がるよう配置し、中央支点を上下可動に支持し、ウエイトにより重心を上記始動領域側に偏らせて、その 傾動位置により上記始動領域、特定領域及び一般領域に選択的に遊技球を導くよう切替作動可能とし、上記左羽根及び右羽根は、上記シーソー部材の左右端部揺動位置の近傍において左右揺動可能に軸支されて、互いに独立して駆動されるよう配置するとともに、それら左羽根及び右羽根の下端内側に、上記シーソー部材の左右端部に下方から係合するフック部を設けて、それらフック部が係合することにより該左羽根及び右羽根の開閉動作に連動して上記シーソー部材の各端部が持ち上げられ、それら左羽根及び右羽根の作動状態の組み合わせによって上記シーソー部材の傾動位置および上下位置が変わり、上記始動領域、特定領域あるいは一般領域に選択的に遊技球が導かれるようにし、通常遊技中の当たり条件成立時には上記始動領域への遊技媒体の通過を許容し、大当たり条件成立時には上記特定領域あるいは上記一般領域への遊技媒体の通過を許容するよう上記共通の電動役物の作動状態を切り替えるよう構成したものである。
【0010】
この場合、普通電動役物と特別電動役物とを兼ねる共通の電動役物を設けたことにより、普通電動役物と特別電動役物とを別々に構成する従来の遊技機に対して、普通電動役物と特別電動役物とで重複する構成を省いて電動役物全体を小型化でき、配置のための遊技領域に占めるスペースを小さくすることが可能となる。そのため、特別図柄表示装置の大型化によって限定されたスペースへの電動役物の配置が容易となり、ひいては他の遊技装置の配置も容易となる。また、電動役物の配置に必要なスペースを小さくできることにより、特別図柄表示装置の更なる大型化が可能となる。
【0011】
また、普通電動役物及び特別電動役物と、始動領域と、特別入賞領域としての特定領域及び一般領域とを一つの入賞装置にまとめることによって、遊技領域に占めるスペースを一層小さくできる。そして、通常遊技中の当たり条件成立時には遊技媒体を始動領域へ導き、大当たり条件成立時には特定領域あるいは一般領域へ遊技媒体を導くようにできて、遊技媒体が始動領域を通過することによる特別図柄表示装置の図柄変動、大当たり態様の特別図柄が停止表示されることによる特別入賞領域の入賞し易い特別遊技条件(大当たり状態)への変換、遊技媒体が特定領域を通過することによる特別遊技条件の継続等が可能となる。
【0012】
そして、このような始動領域、特定領域及び一般領域を配置し、シーソー部材の利用により、シーソー部材の作動位置を切り替えて遊技媒体を始動領域、特定領域あるいは一般領域へ導くようにできる。
【0013】
そして、このような遮蔽部材及び左右の羽根部材の配置と、それら羽根部材の開閉動作にシーソー部材が連動する構成により、始動領域と特定領域及び一般領域をいずれも遊技媒体から遮断する状態、遊技媒体を始動領域へ導く状態、特定領域へ導く状態及び一般領域へ導く状態に切り替える機構を、簡素で、部品点数が少なく、組み付け作業性に優れたものとすることができる。また、羽根部材と連動してシーソー部材の作動位置が切り替わるよう構成したことにより、従来のような特定領域の遮蔽などのためのソレノイドが不要となる。
【0014】
始動領域と特定領域及び一般領域をいずれも遊技媒体から遮断する状態、遊技媒体を始動領域へ導く状態、特定領域へ導く状態及び一般領域へ導く状態に切り替える機構を、簡素で、部品点数が少ないものとするためには、こうした構成が有利である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本件発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、実施の形態の一例の遊技機の盤面図である。図2〜図5はこの場合の可変入賞装置の構成および動作を示している。
【0017】
図1において、1は遊技盤であり、その盤面にはレール2によって遊技領域3が画定されている。
【0018】
遊技領域3には、その略中央に特別図柄表示装置4が配設され、特別図柄表示装置4の上部中央に隣接して普通図柄表示装置5が配設され、その更に上方に隣接して天入賞口6が配置され、特別図柄表示装置4の下方には始動口7が配置されている。
【0019】
そして、始動口7の下方には、内部に始動領域8を設けるとともに特別入賞領域(大入賞口)としての特定領域9と一般領域10とを設け、それら始動領域8、特定領域9及び一般領域10の配設位置上方を覆う遮蔽部材11を設け、該遮蔽部材11の左右側方を開閉する左羽根12及び右羽根13と、それら左羽根12及び右羽根13の開閉動作に連動するシーソー部材14とからなる電動役物15が配設されている。
【0020】
また、特別図柄表示装置4の左右側方には普通図柄作動左ゲート16および普通図柄作動右ゲート17が配置され、始動口7の左右側方には左袖入賞口18および右袖入賞口19が配置され、電動役物15の左右側方には左下入賞口20および右下入賞口21が配置されている。
【0021】
普通図柄表示装置5は、赤色と緑色の3個のLEDランプを横一列に並べたものである。それらLEDランプは、両側二つが赤色で、中央が緑色である。
【0022】
また、特別図柄表示装置4は、右図柄表示領域、左図柄表示領域、中図柄表示領域の三つの図柄表示領域を有するもので、それら三つの領域に各々0から9までの10種類の特別図柄を表示する。
【0023】
電動役物15の始動領域8、特定領域9及び一般領域10はそれぞれが入賞口を構成するもので、特定領域9と始動領域8とが略同じ高さ位置で左右に離れて配設され、それら特定領域9と始動領域8との間で特定領域9及び始動領域8に対し若干高い位置に一般領域10が配設されている。
【0024】
そして、シーソー部材14は、始動領域8、特定領域9及び一般領域10のそれぞれの配設位置に跨がるよう配置され、中央支点が上下可動に支持されて、その傾動位置により始動領域8、特定領域9及び一般領域10に選択的に遊技球を導くよう切替作動可能とされている。シーソー部材14はウエイト14aにより重心が始動領域8側に偏った構成である。
【0025】
また、左羽根12及び右羽根13は、シーソー部材14の左右端部揺動位置の近傍において左右揺動可能に軸支されて、遊技盤裏面に設置されたソレノイド(図示せず)により互いに独立して駆動されるよう配置されている。また、左羽根12及び右羽根13の下端内側には、シーソー部材14の左右端部に下方から係合するフック部12a、13aが設けられている。それらフック部12a、13aが係合することにより、左羽根12及び右羽根13の開閉動作に連動してシーソー部材14の各端部が持ち上げられる。そして、左羽根12及び右羽根13の作動状態の組み合わせによってシーソー部材14の傾動位置あるいは上下位置が変わり、始動領域8、特定領域9あるいは一般領域10に選択的に遊技球が導かれる。
【0026】
この遊技機では、遊技球の特別入賞領域(特定領域9及び一般領域10)への流入(入賞)が検出された時は、入賞球1個につき例えば15個の遊技球が獲得でき、その以外の入賞口(始動口7及び始動領域8を含む)に入賞した時は例えば5個の遊技球が獲得できる。
【0027】
また、遊技球が普通図柄作動左ゲート16または普通図柄作動右ゲート17を通過すると、その通過を作動契機として、普通図柄表示装置5により表示される普通図柄が赤図柄と緑図柄の2図柄で変動(赤色と緑色の交互点灯)を開始し、所定の停止時間(例えば30秒)が経過すると図柄変動が停止し、確定した普通図柄が停止表示される。
【0028】
そして、確定した普通図柄が赤図柄を表示した時は当たりとなり、当該図柄の組み合わせの表示を作動契機として、電動役物15が作動し、遊技球の始動領域8への入賞が可能な状態に移行する。遊技球が引き続いて左ゲート11または右ゲート12を通過したときは、4個までが作動保留球となる。
【0029】
電動役物15は、通常遊技状態時には図2に示すとおりで、左羽根12及び右羽根13が閉位置で、遊技球の流入が不可能な状態に保持され、シーソー部材14は自重により始動領域8側が下がった状態で保持されている。
【0030】
この状態で遊技領域3に打ち出された遊技球が普通図柄作動左ゲート16あるいは普通図柄作動右ゲート17を通過すると、普通図柄表示装置5が図柄変動を開始する。
【0031】
そして、当たり図柄が停止表示されると、図3に示すように左羽根12のみが所定時間(例えば0.3秒)開作動し、遊技球の流入が許容される。また、シーソー部材14は始動領域8側が下がった状態が維持される。この時、始動領域8はシーソー部材14にほぼ接して上方に開口し、特定領域9はシーソー部材14によって塞がれ、一般領域10はシーソー部材14の上方にやや離れている。そして、流入した遊技球がシーソー部材14により始動領域8に導かれる(やや上方に離れているため一般領域10を通過することはない)。
【0032】
こうして始動領域8を遊技球が通過するか、特別図柄表示装置4の下方に設けられた始動口7へ遊技球が入賞すると、特別図柄表示装置4が図柄変動を開始する。所定の停止時間が経過すると、図柄変動が停止する。
【0033】
そして、大当たり図柄が停止表示されると、図4に示すように左羽根12が閉じて、右羽根13が開き、それに連動してシーソー部材14が特定領域9側に傾く。この時、始動領域8はシーソー部材14によって塞がれ、特定領域9はシーソー部材14にほぼ接して上方に開口し、一般領域10はシーソー部材14の上方にやや離れる。そして、流入した遊技球はシーソー部材14により特別領域9に導かれる。
【0034】
こうして特定領域9を遊技球が通過すると、図5に示すように左羽根12及び右羽根13が共に開放され(大当たり)、それに連動してシーソー部材14が上方位置で平行状態に保持される。この時、始動領域8と特定領域9はシーソー部材14によって塞がれ、一般領域10はシーソー部材14にほぼ接して上方に開口する。そして、流入した遊技球はシーソー部材14により一般領域10に導かれる。
【0035】
図5の左羽根12及び右羽根13が共に開放されるとともにシーソー部材14が上方位置で平行状態に保持され状態は、図4に示すように左羽根12が閉じ、右羽根13が開いてから、所定時間(例えば30秒)が経過するかまたは図4あるいは図5の状態で特定領域9あるいは一般領域10を通過した遊技球が概ね10個に達するまでを1ラウンドとして、ラウンド中に特定領域9を遊技球が通過した場合に最高例えば16ラウンドまで大当たりが継続して、左羽根12及び右羽根13が共に開いた大当たりの状態が続き、ラウンド中に特定領域9を遊技球が通過しなかった場合には、そのラウンドで大当たりが終了し、通常遊技状態に戻る。
【0036】
始動口7あるいは電動役物15の始動領域8に入賞した遊技球は、4個までが作動保留球となる。
【0037】
以上、実施の形態として図示の例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の技術思想の範囲で適宜態様を変更して実施できるものである。
【0038】
また、本発明はパチンコ機に限定されるものではなく、スロットマシン、アレンジボール等の他の遊技機にも適用できることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、普通電動役物と特別電動役物とを兼ねる共通の電動役物を設けることにより、電動役物全体を小型化し、遊技領域に占めるスペースを小さくすることが可能で、電動役物の配置ひいては他の遊技装置の配置が容易となり、特別図柄表示装置の更なる大型化が可能となる。
【0040】
また、電動役物を簡素で、部品点数が少なく、組み付け作業性に優れたものとすることができる。
【0041】
また、羽根部材とシーソー部材とを連動させることにより、従来のような特定領域の遮蔽などのためのソレノイドが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の一例の遊技機の盤面図である。
【図2】 可変入賞装置の通常遊技状態時の内部正面図(A)及び斜視図(B)である。
【図3】 可変入賞装置の当たり状態時の内部正面図(A)及び斜視図(B)である。
【図4】 可変入賞装置の大当たり状態時における特定領域入賞前の内部正面図(A)及び斜視図(B)である。
【図5】 可変入賞装置の大当たり状態時における特定領域入賞後の内部正面図(A)及び斜視図(B)である。
【符号の説明】
1 遊技盤
3 遊技領域
4 特別図柄表示装置
5 普通図柄表示装置
7 始動口
8 始動領域
9 特定領域(特別入賞領域)
10 一般領域(特別入賞領域)
11 遮蔽部材
12 左羽根(羽根部材)
13 右羽根(羽根部材)
14 シーソー部材
15 電動役物
Claims (1)
- 遊技媒体が所定の普通図柄作動ゲートを通過したことを契機として図柄変動を開始し所定時間後に確定した普通図柄を停止表示する普通図柄表示装置と、遊技媒体が所定の始動領域を通過したことを契機として図柄変動を開始し所定時間後に確定した特別図柄を停止表示する特別図柄表示装置と、上記普通図柄表示装置が停止表示する普通図柄が所定の当たり図柄となった時に上記始動領域を遊技媒体が通過し易い状態に変換する普通電動役物と、上記特別図柄表示装置が停止表示する特別図柄が所定の大当たり図柄となった時に通常の入賞領域よりも賞媒体数の多い特別入賞領域を遊技媒体が通過し易い状態に変換する特別電動役物とを備えた遊技機において、
上記普通電動役物と上記特別電動役物とを兼ねる共通の電動役物として、内部に上記始動領域を設けるとともに上記特別入賞領域として賞媒体払い出しに加えて入賞遊技者にとって相対的に有利性の高い特別遊技条件継続の契機となる入賞を定める特定領域と賞媒体払い出しの契機となるだけの入賞を定める一般領域とを設け、それら始動領域、特定領域及び一般領域の配設位置上方を覆う遮蔽部材を設け、該遮蔽部材の左右側方を開閉する左羽根及び右羽根と、それら左羽根及び右羽根の開閉動作に連動するシーソー部材とを設けてなる電動役物を設け、
上記特定領域と上記始動領域とを略同じ高さ位置で左右に離して配設し、それら特定領域と始動領域との間で特定領域及び始動領域に対し若干高い位置に上記一般領域を配設し、
上記シーソー部材は、上記始動領域、特定領域及び一般領域のそれぞれの配設位置に跨がるよう配置し、中央支点を上下可動に支持し、ウエイトにより重心を上記始動領域側に偏らせて、その傾動位置により上記始動領域、特定領域及び一般領域に選択的に遊技球を導くよう切替作動可能とし、
上記左羽根及び右羽根は、上記シーソー部材の左右端部揺動位置の近傍において左右揺動可能に軸支されて、互いに独立して駆動されるよう配置するとともに、それら左羽根及び右羽根の下端内側に、上記シーソー部材の左右端部に下方から係合するフック部を設けて、それらフック部が係合することにより該左羽根及び右羽根の開閉動作に連動して上記シーソー部材の各端部が持ち上げられ、それら左羽根及び右羽根の作動状態の組み合わせによって上記シーソー部材の傾動位置および上下位置が変わり、上記始動領域、特定領域あるいは一般領域に選択的に遊技球が導かれるようにし、
通常遊技中の当たり条件成立時には上記始動領域への遊技媒体の通過を許容し、大当たり条件成立時には上記特定領域あるいは上記一般領域への遊技媒体の通過を許容するよう上記共通の電動役物の作動状態を切り替えるよう構成したことを特徴とする遊技機。
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