JP3703245B2 - アウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置 - Google Patents

アウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置に係り、特にラフテレンクレーン、トラッククレーン、または高所作業車等、タイヤ走行式作業車に適用される、アウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業車のジャッキシリンダ制御装置に関する従来技術について、図7に示す「特開平7−137614号公報」により、図1及び図2に示すクレーン車のジャッキシリンダ制御装置を用いて説明する。
図1は本発明の各実施例を適用するクレーン車を示す図で、図1(A)に示すように、自走自在な下部走行体1上に上部旋回体2が旋回自在に設けられており、この上部旋回体2にブーム3や運転室4が設置されている。また下部走行体1の前後には作業時下部走行体1の車体1aを安定させるためのアウトリガ5が設けられている。
【0003】
前記アウトリガ5は、図1(B)に示すように、車体1aの側方へ伸縮するアウトリガアーム6の先端に、各ジャッキシリンダ7が上下方向に固着されており、これらジャッキシリンダ7より下方へ突出したピストンロッド7aの先端にフロート8が揺動自在に取付けられている。各ジャッキシリンダ7には、ジャッキシリンダ7のボトム側、またはボトム側とヘッド側の油圧を検出する油圧センサ17がそれぞれ設けられていて、これら2軸傾斜角センサ15、及び油圧センサ17で検出された信号は図2に示すコントローラ20へ入力されると、自動制御起動スイッチ21、及び自動制御停止スイッチ22からの指令により、前記各センサ15,17の信号に基づいて、図7に示す各ジャッキ個別制御弁11を車体1aが水平になるように制御している。
【0004】
また、車体1aが安定した状態でクレーン作業を行うために、車体1aをアウトリガ5により支持するときには、図7に示す前後、左右、合計四個のアウトリガ5のジャッキシリンダ7に、エンジン9aにより駆動される固定容量の油圧ポンプ9bの吐出する圧油を、各ジャッキ個別制御弁11に供給している。
このようにして、四個のアウトリガ5のいずれか一つのアウトリガが接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になると、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止された後、残りのジャッキシリンダ7に圧油を供給して順次アウトリガが接地状態、あるいはタイヤ浮き状態となるように制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、油圧ポンプ9bの吐出する圧油量は一定で、制御されていないため、四個のアウトリガ5のいずれか一つのアウトリガが接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されると、残りのジャッキシリンダ7一本当たりに供給される圧油量が増加して、ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度が増加する。即ち、油圧ポンプ9bの吐出する圧油量をQとすると、四個のジャッキシリンダ7一本当たりの供給量はQ/4であるが、四個のジャッキシリンダ7のいずれか一つのジャッキ個別制御弁11が閉止されると、三個のジャッキシリンダ7一本当たりの供給量はQ/3となるため、ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度は、(1/3)/(1/4)倍、即ち、4/3倍となる。従って、どちらか一方を適正値にとると、他方を適正値に維持できないため、アウトリガ接地作業、あるいはタイヤ浮き作業を効率的に、正確に、かつ安全に制御できない問題があった。
【0006】
本発明は、前記従来技術の問題点に着目してなされたもので、各ジャッキシリンダのジャッキアップ速度を常に適正値に制御することにより、アウトリガ接地作業やタイヤ浮き作業、あるいはアウトリガ接地作業に続くタイヤ浮き作業を効率よく、正確に、かつ安全に制御できる、アウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用および効果】
上記の目的を達成するために、本発明に係るアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置の第1の発明は、作業車に設置された複数のアウトリガ5の各ジャッキシリンダ7に、油圧ポンプ9bの吐出する圧油を個別に供給する各ジャッキ個別制御弁11と、この各ジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量を切り換える圧油量切換え手段13と、タイヤが地面から実質的に浮いたことを検出するタイヤ浮き検出手段17、あるいはアウトリガが接地したことを検出するアウトリガ接地検出手段17と、これら検出手段17の検出信号を入力して、対応するジャッキ個別制御弁11に供給・閉止信号を出力するコントローラ20とを備えるアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置において、前記コントローラ20は、いずれか一つのアウトリガ5のタイヤ浮き状態が検出された信号、あるいはいずれか一つのアウトリガ5の接地状態が検出された信号を入力して、その他のジャッキシリンダ7に供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段13に出力することを特徴とする。
【0008】
第1の発明によれば、各アウトリガ5のいずれか一つがアウトリガ接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、残りのジャッキシリンダ7一本当たりに供給される圧油量が増加しないように、圧油量切換え手段13により残りのジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量が減少するように切り換えられる。従って、各アウトリガ5のいずれか一つがアウトリガ接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になっても、ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度が適正な一定値に維持されるため、アウトリガ接地作業、あるいはタイヤ浮き作業を効率よく、正確に、かつ安全に制御することができる。
【0009】
本発明に係るアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置の第2の発明は、作業車に設置された複数のアウトリガ5の各ジャッキシリンダ7に、油圧ポンプ9cの吐出する圧油を個別に供給する各ジャッキ個別制御弁11と、この各ジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量を切り換える圧油量切換え手段13と、アウトリガ5が接地したことを検出するアウトリガ接地検出手段17と、タイヤが地面から実質的に浮いたことを検出するタイヤ浮き検出手段17と、これら各検出手段17の検出信号を入力して、対応するジャッキ個別制御弁11に供給・閉止信号を出力するコントローラ20とを備えるアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置において、
前記コントローラ20は、いずれか一つのアウトリガ5の接地状態が検出された信号を入力すると、その他のジャッキシリンダ7に供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段13に出力し、その後、全てのアウトリガ5が接地された信号を入力すると、各ジャッキシリンダ7に供給する圧油の総量を増加させる信号を前記圧油量切換え手段13に出力し、その後、いずれか一つのアウトリガ5のタイヤ浮き状態が検出された信号を入力すると、その他のジャッキシリンダ7に供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段13に出力することを特徴とする。
【0010】
第2の発明によれば、各アウトリガ5のいずれか一つがアウトリガ接地状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、残りのジャッキシリンダ7一本当たりに供給される圧油量が増加しないように、圧油量切換え手段13により残りのジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量が減少するように切り換えられる。従って、各アウトリガ5のいずれか一つがアウトリガ接地状態になっても、ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度が適正な一定値に維持されるため、アウトリガ接地作業を効率よく、正確に、かつ安全に制御することができる。
【0011】
その後、全部のアウトリガ5が接地すると、その後は全部のアウトリガ5のタイヤ浮き作業に移行するため、全ジャッキシリンダ7への圧油の供給量が元に戻るように増加して、全ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度が減少することなくタイヤ浮き作業が実施される。その後、アウトリガ接地作業と同様に、各アウトリガ5のいずれか一つがタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、残りのジャッキシリンダ7一本当たりに供給される圧油量が増加しないように、圧油量切換え手段13により残りのジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量が減少するように切り換えられる。従って、各アウトリガ5のいずれか一つがタイヤ浮き状態になっても、ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度がほぼ一定に維持されるため、タイヤ浮き作業を効率よく、正確に、かつ安全に制御することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る作業車のアウトリガ自動張出し方法の実施例について、図1〜図6の図面を参照して詳述する。以下の説明において前記従来技術の説明と重複する部分、及び従来技術と同様な部材には同一符号を付しその説明を省略する。
【0013】
図1は、本発明の各実施例を適用するクレーン車を示す図であり、図2は、図1に示すジャッキシリンダの制御ブロック図、図3は図1に示すジャッキシリンダの油圧回路図で、圧油供給量切換え手段の第1実施例を示す図、図4は本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関するアウトリガ接地ルーチンのフローチャート、図5は本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関するタイヤ浮きルーチンのフローチャート、図6は本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関する圧油供給量切換え手段の第2実施例と、第3実施例を示す図である。
【0014】
図3において、エンジン9aにより駆動される可変容量型油圧ポンプ9cの吐出する圧油供給量Qは、図7に示す従来の技術と同様に、前後、左右、合計四個のジャッキシリンダ7に各ジャッキ個別制御弁11を介して、それぞれ、(1/4)Qだけ分配されるように供給される。
その後、アウトリガ5のいずれか一つが接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されると、コントローラ20からの指令により、容量制御装置13は可変容量型油圧ポンプ9cの吐出する圧油供給量を(3/4)Qに減少させる。すると、残りの三個の各ジャッキシリンダ7には各ジャッキ個別制御弁11を介して、それぞれ、(3/4)Q×(1/3)=(1/4)Qの圧油が供給されるが、この圧油供給量は前記四個の全ジャッキシリンダ7に分配される圧油供給量と同量となる。
従って、四個のアウトリガ5のいずれか一つが接地状態、あるいはタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、その前後における各ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度は常に同一になるように制御される。そのため、アウトリガ接地制御、あるいはタイヤ浮き制御を最も適正となるジャッキアップ速度で実施できるため、アウトリガ接地制御、またはタイヤ浮き制御の作業効率、及び安全性を向上させることができる。
【0015】
また、図3において、アウトリガ接地制御が終了した後にタイヤ浮き制御を開始する場合には、四個のアウトリガ5が全部接地すると、その後は四個のアウトリガ5全部のタイヤ浮き制御に移行するため、コントローラ20からの指令により、各ジャッキシリンダ7への圧油供給量が元に戻り、可変容量型油圧ポンプ9cの吐出油量が、(1/4)Q×4=Qまで増加するように圧油供給量切換え手段13が切り換えられる。すると、四個の各ジャッキシリンダ7全てにそれぞれ(1/4)Qの吐出油量が供給されるため、各ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度が減少することなくタイヤ浮き作業が実施される。
【0016】
その後、各アウトリガ5のいずれか一つがタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されると、コントローラ20からの指令により、残りのジャッキ個別制御弁11に供給する圧油の総量が(3/4)Qに減少するように、圧油供給量切換え手段13が切り換えられる。従って、各アウトリガ5のいずれか一つがタイヤ浮き状態になっても、残りの三個の各ジャッキシリンダ7には、それぞれ、(3/4)Q×(1/3)=(1/4)Qの圧油が供給されるが、この圧油供給量は前記四個の全ジャッキシリンダ7に分配される圧油供給量と同量となる。
【0017】
従って、四個のアウトリガ5のいずれか一つが接地状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、その前後における各ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度は常に同一の適正値に制御されると共に、その後の四個のアウトリガ5全てのタイヤ浮き制御、その後、いずれか一つのアウトリガ5のタイヤ浮き制御になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されても、その前後における各ジャッキシリンダ7のジャッキアップ速度も常に同一の適正値に制御される。
そのため、アウトリガ接地制御、及び続いて行われるタイヤ浮き制御を、最も適正となるジャッキアップ速度で実施できるため、アウトリガ接地制御、続いて行われるタイヤ浮き制御の作業効率、及び安全性を向上させることができる。
【0018】
図4はアウトリガ接地ルーチンのフローチャートである。
フローをスタートすると、ステップ101でアウトリガ5が完全に接地されていれば、ステップ103に進み、対応するジャッキ個別制御弁11をOFF(閉止)して次のステップに進む。ステップ101でアウトリガ5が完全に接地されていないために、ジッキシリンダ7の圧力が所定の設定値以上でなければ、ステップ102に進み、圧力の足りないジッキシリンダ7のボトム側に圧油を供給するジャッキ個別制御弁11のSOLを所定時間、励磁して圧油を供給した後、ステップ101に戻る。本フローは右前アウトリガにつき実行するのと同時に平行して、左前、右後、左後のアウトリガについても実行される。
【0019】
図5はタイヤ浮きルーチンのフローチャートである。
フローをスタートすると、ステップ201に進み、コントローラ20の右前タイヤ浮きフラグがOKであれば次のステップに進む。右前タイヤ浮きフラグがOKでなければステップ202へ進み、右前ジッキシリンダボトム側のSOLをONして、ステップ203へ進み、所定時間前のアウトリガ反力と現在のアウトリガ反力との差により、アウトリガ反力の変化率を求める。その後ステップ204へ進み、アウトリガ反力の変化率が設定値以下で、かつアウトリガ反力が設定値以上かどうかが判断され、NOであればステップ201へ戻り、YESであればステップ205へ進み、アウトリガ右前フラグをONし、右前ジッキシリンダボトム側に圧油を供給するジャッキ個別制御弁11のSOLをOFFして次のステップへ進む。同様のフローを右前のアウトリガにつき実行するのと同時に平行して左前、右後、左後のアウトリガについて実行する。
【0020】
図6(A)は圧油供給量切換え手段の第2実施例である合流弁14を示す図で、ジッキシリンダ7以外のアクチュエータに圧油を供給する固定油圧ポンプ9dが未だ使用されていないときに、アウトリガ接地制御、又はタイヤ浮き制御を行うときは、ソレノイド14aを励磁すると、合流弁14はb位置に切り換わり、固定油圧ポンプ9b(圧油供給量(3/4)Q),9d(圧油供給量(1/4)Q)の吐出油が合流弁14で合流して、各ジャッキ個別制御弁11を介して各ジャッキシリンダ7にQの圧油が供給される。
また、四個のアウトリガ5のいずれか一つが接地状態、又はタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されると、ソレノイド14aを消磁して合流弁14をa位置に切り換えて、固定油圧ポンプ9bだけの吐出油が(3/4)Qだけ、残り三個の各ジャッキ個別制御弁11を介して各ジャッキシリンダ7に供給される。
その他については第1実施例と同様のため説明に省略する。
【0021】
図6(B)は圧油供給量切換え手段の第3実施例であるエンジンのガバナ16を示す図で、エンジン9aの燃料噴射ポンプ9eの噴射量をガバナ16により制御すると、それに応じて変化するエンジン9aの回転数、即ち固定油圧ポンプ9bの圧油供給量が切り換えられる。
即ち、アウトリガ接地制御、又はタイヤ浮き制御において、四個のアウトリガ5の全てに圧油を供給するときには、ガバナ16により固定油圧ポンプ9bの圧油供給量をQにして、四個のアウトリガ5全ての各ジャッキ個別制御弁11を介して各ジャッキシリンダ7に圧油を供給する。
また、四個のアウトリガ5のいずれか一つが接地状態、又はタイヤ浮き状態になり、対応するジャッキ個別制御弁11が閉止されると、ガバナ16により固定油圧ポンプ9bの圧油供給量を(3/4)Qにして、残り三個の各ジャッキ個別制御弁11を介して各ジャッキシリンダ7に圧油を供給する。
その他については第1実施例と同様のため説明に省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施例を適用するクレーン車を示す図で、(A)は側面図、(B)は正面図である。
【図2】図1に示すジャッキシリンダの制御ブロック図である。
【図3】図1に示すジャッキシリンダの油圧回路図で、圧油供給量切換え手段の第1実施例を示す図である。
【図4】本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関するアウトリガ接地ルーチンのフローチャートである。
【図5】本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関するタイヤ浮きルーチンのフローチャートである。
【図6】本発明に係る作業車のジャッキシリンダ制御装置に関する圧油供給量切換え手段の各実施例で、(A)は第2実施例、(B)は第3実施例を示す図である。
【図7】従来技術におけるジャッキシリンダの油圧回路図である。
【符号の説明】
1 下部走行体
1a 車体
2 上部旋回体
3 ブーム
4 運転室
5 アウトリガ
7 ジャッキシリンダ
7a ピストンロッド
8 フロート
9a エンジン
9b 固定油圧ポンプ
9c 可変油圧ポンプ
9d 固定油圧ポンプ
9e 燃料噴射ポンプ
10 アウトリガ
11 ジャッキ個別制御弁
13 容量制御装置(圧油供給量切換え手段)
14 合流弁(圧油供給量切換え手段)
16 ガバナ(圧油供給量切換え手段)
17 油圧センサ
20 コントローラ
21 起動スイッチ
22 停止スイッチ

Claims (2)

  1. 作業車に設置された複数のアウトリガの各ジャッキシリンダに、油圧ポンプの吐出する圧油を個別に供給する各ジャッキ個別制御弁と、この各ジャッキ個別制御弁に供給する圧油の総量を切り換える圧油量切換え手段と、タイヤが地面から実質的に浮いたことを検出するタイヤ浮き検出手段、あるいはアウトリガが接地したことを検出するアウトリガ接地検出手段と、これら検出手段の検出信号を入力して、対応するジャッキ個別制御弁に供給・閉止信号を出力するコントローラとを備えるアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置において、前記コントローラは、いずれか一つのアウトリガの接地状態が検出された信号、あるいはいずれか一つのアウトリガに対するタイヤの浮き状態が検出された信号を入力して、その他のジャッキシリンダに供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段に出力することを特徴とするアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置。
  2. 作業車に設置された複数のアウトリガの各ジャッキシリンダに、油圧ポンプの吐出する圧油を個別に供給する各ジャッキ個別制御弁と、この各ジャッキ個別制御弁に供給する圧油の総量を切り換える圧油量切換え手段と、アウトリガが接地したことを検出するアウトリガ接地検出手段と、タイヤが地面から実質的に浮いたことを検出するタイヤ浮き検出手段と、これら各検出手段の検出信号を入力して、対応するジャッキ個別制御弁に供給・閉止信号を出力するコントローラとを備えるアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置において、前記コントローラは、いずれか一つのアウトリガの接地状態が検出された信号を入力すると、その他のジャッキシリンダに供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段に出力し、その後、全てのアウトリガが接地された信号を入力すると、各ジャッキシリンダに供給する圧油の総量を増加させる信号を前記圧油量切換え手段に出力し、その後、いずれか一つのアウトリガのタイヤ浮き状態が検出された信号を入力すると、その他のジャッキシリンダに供給する圧油の総量を減少させる信号を前記圧油量切換え手段に出力することを特徴とするアウトリガを有する作業車のジャッキシリンダ制御装置。
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