JP3702799B2 - トロイダル型無段変速機の変速制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両などに採用されるトロイダル型無段変速機の変速制御装置の改良に関し、特に、パワーローラの傾転角をフィードバックする機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両に用いられるトロイダル型の無段変速機では、アクチュエータに駆動される変速制御弁と、パワーローラの傾転角を変速制御弁へフィードバックする機構を備えたものが知られており、例えば、特開平10−148244号公報や特開平7−198015号公報等がある。
【0003】
これらは、変速リンクを介してアクチュエータ、変速制御弁、フィードバック機構が連結されており、フィードバック機構は、パワーローラを支持するトラニオンと、このトラニオンに配設されたプリセスカムと、このプリセスカムと摺接するとともに、変速リンクに連結されたフィードバックリンクから構成されている。
【0004】
プリセスカムは所定のリード(傾斜面)で形成されたカム面またはカム溝を備え、このカム面と摺接するフィードバックリンクが、パワーローラの傾転角(軸回り変位)と、トラニオンの軸方向変位を合成して変速リンクを駆動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例では、プリセスカムのリードによってパワーローラの傾転角と、トラニオンの軸方向変位との合成比率が決まり、また、このプリセスカムのリードは、変速指令を与えるアクチュエータの駆動量と傾転角(≒実変速比)の関係も決定している。
【0006】
ここで、油圧シリンダに駆動されるトラニオンの軸方向変位量は、数mm程度の小さい値であり、また、この軸方向変位によって変速速度が決まる。そして、同じ変速速度を得ようとすると、変速比のLo側(大側)になるにつれて、軸方向変位量は大きくなる。これは、変速比のLo側になるほど入力ディスクの周速が低下するため、Hi側(小側)と同等の変速速度を得るには、軸方向変位量を大きくしなければならないからである。
【0007】
そこで、全変速領域で軸方向変位の最適なフィードバックゲインを設定するため、プリセスカムのリード(傾斜面)を傾転角に応じて連続的に変化させるように設定した場合、Lo側ではアクチュエータの駆動量に対する傾転角は小さくなり、Hi側では大きくなって、変速指令を与えるアクチュエータの駆動量と傾転角の関係が非線形となってしまう。
【0008】
すなわち、入力ディスクの周速は、Hi側では大きく、Lo側では小さいため、フィードバック量(フィードバックゲイン)を一定にした場合では、周速の大きなHi側で傾転角制御(変速比制御)の安定性を確保するようリードを設定すると、周速の低いLo側では、フィードバック量が過大になって、トルクシフト量の増大や応答性の低下を招いてしまうため、最適なフィードバックゲインを設定するには、Hi側でのプリセスカムの傾斜を小さくする一方、Lo側でのプリセスカムの傾斜を大きく設定することで、全変速域で傾転角制御を安定して行うことができる。
【0009】
しかしながら、アクチュエータの駆動量と傾転角の関係が非線形になると、変速指令を演算するコントロールユニットで、マップに基づいてこの非線形な特性を補償する必要が生じて、プログラムのサイズが増大し、必要とするメモリ容量も増大して製造コストが上昇するという問題がある。
【0010】
さらに、プリセスカムをトラニオンへ組み付ける際に、軸回り(傾転角方向)の誤差を生じると、コントロールユニットによる上記補償が、全変速域で狂ってしまい変速制御の精度が低下するという問題があった。
【0011】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、アクチュエータの駆動量とパワーローラの傾転角の関係をほぼ一定に保ちながらも、傾転角に応じたトラニオンの軸方向変位のフィードバック量を最適な値に変化させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、入出力ディスクに挟持されて傾転自在なパワーローラを回転自在に支持するとともに、所定の軸まわりに回動可能かつ軸方向へ変位可能なトラニオンと、前記トラニオンを軸方向へ駆動する油圧シリンダへの油圧を制御する変速制御弁と、変速リンクを介して前記変速制御弁を駆動するアクチュエータと、前記トラニオンの軸まわりの変位及び軸方向の変位を、前記変速リンクを介して前記変速制御弁へ伝達するフィードバック手段とを備えたトロイダル型無段変速機の変速制御装置において、
前記フィードバック手段は、トラニオンの軸回りの変位を伝達する第1のフィードバック部と、トラニオンの軸方向変位を伝達する第2のフィードバック部と、これら第1及び第2フィードバック部と連結するとともに、前記変速リンクと連結したフィードバックリンクとから構成され、前記フィードバック部によりフィードバックされるトラニオンの軸方向変位のフィードバックゲインは、トラニオンの軸回り変位に応じて変更される。
【0013】
また、第2の発明は、前記第1の発明において、トラニオンの軸回りの変位に応じてフィードバックリンクへ伝達するフィードバックゲインを、変速比が大きくなるにつれて小さく変更する。
【0014】
また、第3の発明は、前記第2の発明において、前記第1フィードバック部は、トラニオンの軸回り変位に応じて、トラニオンの軸からの距離が変化するようにフィードバックリンクを揺動させる。
【0015】
また、第4の発明は、前記第1の発明において、前記第2フィードバック部は、トラニオンの軸方向で係合するとともに、トラニオンの軸回り変位に応じてレバー比を変更可能なリンクを備え、このリンクの一端で前記フィードバックと連結される。
【0016】
また、第5の発明は、前記第1の発明において、前記第2フィードバック部は、揺動自在に支持されたリンクと、このリンクの一端に設けた球状部とを有し、前記フィードバックリンクは、フィードバックリンクの厚さ方向に沿うように設ける。
【0017】
また、第6の発明は、前記第5の発明において、前記トロイダル型無段変速機は車両に搭載され、前記円筒状部材は、車体上方側に底部を備える。
【0018】
【発明の効果】
したがって、第1の発明は、トラニオンの軸回り変位(変速比)に対するフィードバック量を第1フィードバック部で決定し、トラニオンの軸方向変位(変速速度)に対するフィードバック量を第2フィードバック部で決定して、トラニオンの軸方向変位のフィードバックゲインは、トラニオンの軸回り変位に応じて変更するようにしたため、トラニオンの軸回り変位、軸方向変位に対するフィードバック量をそれぞれ独立して設定することが可能となり、アクチュエータの駆動量に対する傾転角の特性をほぼ線形にすると同時に、変速範囲の全域で軸方向フィードバック量を最適に設定できるため、全変速域で安定性と応答性を確保しつつトルクシフト量を低減できる。
【0019】
また、コントロールユニットは、アクチュエータの駆動量に対する傾転角の非線形性を補償する必要がないため、プログラムサイズ、使用するメモリ容量を縮小するとともに制御ロジックを簡素にすることができ、製造コストの低減も推進できる。
【0020】
また、第2の発明は、第2フィードバック部がトラニオンの軸回りの変位に応じてフィードバックリンクへ伝達するフィードバックゲインを、変速比が大きくなるにつれて小さく変更するようにしたため、軸方向変位に対するフィードバック量は、変速比のLo側で小さく、Hi側で大きく設定でき、アクチュエータの駆動量に対する傾転角の特性をほぼ線形にすると同時に、変速範囲の全域で軸方向フィードバック量を最適に設定できるため、全変速域で安定性と応答性を確保しつつトルクシフト量を低減できる。
【0021】
また、第3の発明は、第1フィードバック部が、トラニオンの軸回り変位に応じて、トラニオンの軸からの距離が変化するようにフィードバックリンクを揺動させることで、例えば、トラニオンの軸方向変位の影響を受けることなく、トラニオンの軸回り変位(変速比)の変化に対するフィードバック量の変化をほぼ一定とすることで、制御の非線形性を抑制することができる。
【0022】
また、第4の発明は、第2フィードバック部が、トラニオンの軸方向で係合するとともに、トラニオンの軸回り変位に応じてレバー比を変更可能なリンクによってフィードバックリンクを揺動させるため、例えば、入力ディスクの周速が大きくなる変速比のHi側では軸方向変位量に対するフィードバック量を大きく設定し、入力ディスクの周速が小さくなる変速比のLo側では軸方向変位量に対するフィードバック量を小さく設定することで、全変速域で応答性と安定性を両立しつつ、トルクシフト量も低減できる。
【0023】
また、第5の発明は、第2フィードバック部とフィードバックリンクの連結位置では、揺動自在に支持されたリンクの一端に設けた球状部が、フィードバックリンクに設けた円筒状部材の内周と摺接して第2フィードバック部の変位をフィードバックリンクへ伝達する。
【0024】
ここで、円筒状部材はフィードバックリンクの厚さ方向に沿うように設けられており、周囲のオイルが球状部と円筒状部材の内周に進入するのを抑制し、オイル中のコンタミナントが球状部と円筒状部材内周との隙間に詰まるのを防止でき、第2フィードバック部とフィードバックリンクの円滑な相対運動を確保して、変速制御の信頼性を確保できるのである。
【0025】
また、第6の発明は、円筒状部材はフィードバックリンクの厚さ方向に沿うように設けられており、かつ、その車体上方側には底部が設けてあるため、上方から滴下されるオイルが球状部と円筒状部材の内周に進入するのを抑制し、オイル中のコンタミナントが球状部と円筒状部材内周との隙間に詰まるのを防止でき、第2フィードバック部とフィードバックリンクの円滑な相対運動を確保して、変速制御の信頼性を確保できるのである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0027】
図1〜図3は、ハーフトロイダル型無段変速機の変速制御装置に、本発明を適用した一例を示し、図示しないコントロールユニットの指令に応じてステップモータ11が変速リンク12を介して変速制御弁100のスプール10を駆動するとともに、パワーローラ20を支持するトラニオン23の軸回り変位(=傾転角)と軸方向変位が、変速リンク12を介してスプール10へフィードバックされるものである。
【0028】
変速リンク12の一端には、減速機構13を介してアクチュエータとしてのステップモータ11により軸方向へ駆動されるスライダ14に突設したピン15と係合する係合部91が形成される。
【0029】
さらに、変速リンク12の途中の所定の位置では、図1、図2に示すように、連結部材16のピン17を介して、変速制御弁100の内周を摺動するスプール10のロッド101が連結される。
【0030】
図2、図3に示すように、変速制御弁100は、トラニオン23を軸方向へ駆動する油圧シリンダ30の油室30Aと連通したポート100Lと、同じく油室30Bと連通したポート100Hと、これらポート100L、100Hの間に形成されて油圧供給源と連通したポート100Pと、ポート100L、100Hの隣にそれぞれ配設されたドレーンポートを備える。
【0031】
スプール10の変位に応じてポート100Pの供給圧を一方の油室へ供給し、他方の油室をドレーンに接続してピストン31の表裏の差圧を変更することで、トラニオン23を軸方向へ駆動し、パワーローラ20を傾転させる。
【0032】
そして、図3のように、対向するトラニオン23、23をそれぞれ駆動する油圧シリンダ30、30の油室30A、30Bの配置は逆転しており、ポート100Lからの油圧Ploが上昇すると、図中左側のトラニオン23は上昇する一方、図中右側のトラニオン23は下降して、入力ディスク21、出力ディスク22に挟持、押圧されたパワーローラ20は、図3のように入力ディスク21が回転する場合、変速比のLo側(大側)に傾転する。
【0033】
逆に、ポート100Hからの油圧Phiが上昇すると、図中左側のトラニオン23は下降する一方、図中右側のトラニオン23は上昇して、パワーローラ20は、変速比のHi側(小側)に傾転する。
【0034】
次に、パワーローラ20の傾転角とトラニオン23の軸方向変位を変速制御弁100へフィードバックするフィードバック機構について説明する。
【0035】
変速リンク12には、ステップモータ11と連結した他端に、フィードバック機構の出力となるフィードバックリンク3の一端に形成したピン9と係合する係合部90が形成される。
【0036】
パワーローラ20を支持する複数のトラニオン23のうち、一つのトラニオン23の下部には、パワーローラ20の傾転角(トラニオン23の軸回り変位=変速比)を、変速制御弁100に伝達するためカムプレート2と、トラニオン23の軸方向変位を変速制御弁100へ伝達するためのアーム6が配設される。
【0037】
カムプレート2には、トラニオン23の軸23Cからの半径方向距離が、傾転角の変化に対応して一定の比率で変化するスリット1(カム溝)が形成され、このスリット1には、フィードバックリンク3の他端に形成したピン4が摺接する。
【0038】
ここで、スリット1の形状は、軸23Cからの半径方向距離が、傾転角の変化に対応して一定の比率で変化するように設定することで、ステップモータ11の駆動量に対する変速リンク12の移動と、傾転角の変化量が比例関係となるように設定される。また、スリット1の形状は、傾転角に代わって、変速比がステップモータ11の駆動量に比例するように設定することも可能である。
【0039】
なお、ピン4はスリット1を貫通するとともに、図示しない抜け止め手段を備えてフィードバックリンク3とカムプレート2を常時連結する。
【0040】
また、フィードバックリンク3の途中(ピン4とピン9の間)には、スリット1による傾転角のみのフィードバックの際に、揺動支点となることが可能な孔部3Aが形成され、この孔部3Aの内周には、トラニオン23の軸方向変位をフィードバックするため、L字状のリンク7(以下、Lリンク7とする)の一端に形成されたボール5が係合する。
【0041】
次に、トラニオン23の軸方向変位をフィードバックするLリンク7は、図1、図3に示すように、トラニオン23の軸23Cとほぼ直交する方向で、フィードバックリンク3の全長方向とほぼ平行するような軸7Aによって、揺動自在に支持される。
【0042】
そして、トラニオン23と対向するLリンク7の側面には、スリット8が貫通形成されて、このスリット8の内周には、トラニオン23の側面から突設されたアーム6がトラニオン23の軸方向で係合し、トラニオン23の軸方向変位に応じて、ボール5を介してフィードバックリンク3を駆動する。
【0043】
ここで、Lリンク7のスリット8は、図1、図4に示すように、全変速範囲でアーム6を係止しないように形成され、傾転角によってレバー比が変化するように構成される。
【0044】
すなわち、傾転角(図中φ)がHi側のときには、図4(A)のように、アーム6は図中左側に位置し、アーム6とスリット8が接する位置から揺動支点7Aまでの距離は短くなってLhとなる。
【0045】
一方、傾転角(図中φ)がLo側のときには、図4(B)のように、アーム6は図中右側に位置し、アーム6とスリット8が接する位置から揺動支点7Aまでの距離は長くなってLlとなる。
【0046】
したがって、傾転角がHi側のときには、トラニオン23の軸方向変位量に対するフィードバックリンク3の変位は大きくなる一方、傾転角がLo側のときには、トラニオン23の軸方向変位量に対するフィードバックリンク3の変位が小さくなる。
【0047】
したがって、Lリンク7のスリット8とアーム6により、傾転角の大きさに応じてフィードバックゲインが変更されることになり、傾転角がHi側のときにはフィードバックゲインは大きく、傾転角がLo側のときにはフィードバックゲインが小さく設定される。
【0048】
そして、カムプレート2に形成されたスリット1と、フィードバックリンク3のピン4により、パワーローラ20の傾転角の変化に対してフィードバックリンク3のピン9は、一定の比率で変位し、図2の位置を図5に示す(B)と等価とすると、駆動側トルク入力の外乱等により図5(B)から傾転角がLo側へ変化すると、図5(A)のように、スリット1に係合したピン4が下方に変位して、Lリンク7のボール5を支点としてフィードバックリンク3が時計回りに変位する。
【0049】
したがって、ボール5は図中B方向へ変位して、図2において、スプール10を上方へ駆動する。これにより、ポート100Pとポート100Hを連通するとともに、ポート100Lをドレーンに連通する。
【0050】
よって、変速比のHi側へ戻る方向の油圧力がトラニオン23に加わり、ステップモータ11で設定した傾転角(変速比)を、ほぼ維持することができるのである。
【0051】
同様に、コーストトルクの入力等により、図5(B)から傾転角がHi側へ変化すると、図5(C)のように、スリット1に係合したピン4が上方に変位して、Lリンク7のボール5を支点としてフィードバックリンク3が反時計回りに変位する。
【0052】
したがって、ボール5は図中A方向へ変位して、図2において、スプール10を下方へ駆動する。これにより、ポート100Pとポート100Lが連通され、また、ポート100Hはドレーンに連通する。
【0053】
よって、変速比のLo側へ戻る方向の油圧力がトラニオン23へ加わり、ステップモータ11で設定した傾転角(変速比)をほぼ維持することができるのである。
【0054】
以上のように、図4に示したような、傾転角に応じたレバー比に変化するLリンク7の揺動と、図5に示したような、傾転角の変化に応じたカムプレート2の回動によって、フィードバックリンク3が駆動される為、Lリンク7による傾転角に応じて変化するフィードバック量と、カムプレート2に形成されたスリット1によるステップモータ11の駆動量に比例するフィードバック量を合成することができ、ステップモータ11の駆動量に対するフィードバック量の関係をほぼ一定(比例関係)に保ちながらも、パワーローラ20の傾転角に応じてトラニオン23の軸方向変位に対するフィードバック量を最適な値に変化させることが可能となって、ステップモータ11の駆動量と傾転角の関係をほぼ線形に保ちつつ、全変速域で応答性と安定性を確保し、かつ、トルクシフト量もできる。
【0055】
また、非線形の関係を補償することがなくなって、プログラムサイズを縮小してメモリの必要量を低減することが可能となり、製造コストの低減と、制御ロジックを簡素なものにすることができるのである。
【0056】
図6は、第2の実施形態を示し、前記第1実施形態のフィードバック機構と、ステップモータ11の位置を入れ替えるとともに、フィードバックリンク3を変速リンク12に重ねるように配置し、カムプレート2及びLリンク7を変速リンク12の端部より変速制御弁100側に配設したもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
【0057】
前記第1実施形態では、変速リンク12の端部から延長する方向にフィードバックリンク3を配置していたが、図6に示すように、フィードバックリンク3と変速リンク12の端部をピン9で連結するとともに、フィードバックリンク3を変速リンク12と重ねるように配置することにより、カムプレート2及びLリンク7を変速制御弁100側へ寄せて配置することができる。
【0058】
したがって、変速リンク12の全長に応じたスペースを確保すれば、ステップモータ11、変速制御弁100、フィードバック機構を配置することが可能となって、トロイダル型無段変速機の小型化を推進することが可能となるのである。
【0059】
なお、上記実施形態において、フィードバック機構、ステップモータ11、変速制御弁100の配置は、上記の位置に限定されるものではなく、前記従来例に開示されるように、任意に組み合わせることができる。
【0060】
また、上記実施形態において、フィードバックリンク3の端部にピン4を設ける一方、途中にLリンク7を連結したが、Lリンク7をフィードバックリンク3の端部で連結し、ピン4をフィードバックリンク3の途中に設けてカムプレート2に係合させてもよい。
【0061】
図7〜図9は、第3の実施形態を示し、前記第1実施形態のLリンクのボールとフィードバックリンクの係合を、孔部3Aに代わって有底の円筒状部材で形成されたキャップ130を介して行うようにしたもので、その他の構成は前記第1実施形態とほぼ同様であり、同一のものに同一の符号を付した。
【0062】
図7において、パワーローラ20の傾転角に相当する変位と、トラニオン23の軸方向変位とを合成するフィードバックリンク103には、前記第1実施形態の孔部3Aに代わって、有底の円筒状部材で構成されたキャップ130が、前記孔部3Aの位置で、底部130zを変速機上方(車体上方で図中Z軸方向)に向けた状態でフィードバックリンク103の上面に設けられる。なお、キャップ130は全体的に車体の上下方向(Z軸方向でフィードバックリンクの厚さ方向)に沿うように配設されるが、変速機が搭載される姿勢によっては、車体上下方向に対して傾斜してもよい。
【0063】
そして、図8、図9にも示すように、キャップ130の内周130aでLリンク70に設けたボール5(球状部)が係合し、前記第1実施形態と同様に、トラニオン23の軸方向変位を板状のフィードバックリンク103へ伝達する。
【0064】
ここで、円筒状のキャップ内周130aとボール5のクリアランスは、Lリンク70の動きを正確に伝えるため、できるだけ小さくする必要があり、このボール5とキャップ内周130aの間に、オイル中のコンタミナントなどが入り込むと抵抗が増大することになって、Lリンク70とフィードバックリンク103の円滑な動きを阻害することになる。
【0065】
そこで、本実施形態では、キャップ130の底部130zを変速機上方へ向けて取り付け、変速機上方からオイルパン(図示せず)へ向けて滴下するオイルが直接ボール5にかかるのを防ぎ、コンタミナントがボール5と内周130aの間で詰まるのを防ぎ、Lリンク70とフィードバックリンク103の相対的な変位を常にスムーズな状態に維持して変速比の制御精度の向上を進めるものである。
【0066】
なお、図7は、トロイダル型無段変速機のバルブボディ200に配設された変速制御機構を底部(オイルパン側)から見たもので、図中下方が変速機の上方(車体上方)となり、図中X軸方向が車体の前後方向を示し、図中Y軸方向が車幅方向を示している。
【0067】
ここで、Lリンク70及びフィードバックリンク103等は、基本的には前記第1実施形態と同様の構成であるが、その細部については若干異なるため、説明する。
【0068】
トラニオン23とLリンク70の係合は、前記第1実施形態のスリット8に代わって、図7、図8のように円弧状の溝部108が形成され、この溝部108にトラニオン23から外周へ向けて突設されたアーム106の端部が摺接する。
【0069】
なお、アーム106は、図7において、円筒状に形成されたトラニオン23の下端部23Aを直径方向に貫通するように配置されている。
【0070】
溝部108を設けるため、Lリンク70は図7、図8において、Y軸方向に延設された板状部70yと、Z軸方向(車体上方)に突設された棒状部70zを結合し、所定の位置に図中X軸方向に沿った貫通孔71で揺動軸170に支持され、板状部70yの端面は、トラニオン23を取り囲むように形成されて、この端面に上記溝部108が形成される。なお、揺動軸170はバルブボディ200側で支持される。
【0071】
車体上方に延びた棒状部70zの先端にはボール5が固設されて、キャップ130の内周130aに係合し、トラニオン23の軸方向変位がフィードバックリンク103に伝達される。
【0072】
ここで、バルブボディ200の下面には、図7に示すように、フィードバックリンク103のオイルパン側(車体下方)の面と摺接してフィードバックリンク103の自重を支持するスライダ150、151が、フィードバックリンク103とLリンク70の連結位置を挟むように配置される。
【0073】
ここで、内周130aでLリンク70のボール5と摺接するキャップ130の高さ(深さ)は、Lリンク70の揺動範囲に応じて設定すればよい。
【0074】
すなわち、図7〜図9において、Lリンク70は、X軸方向に沿った揺動軸170周りに回動し、ボール5とキャップ130の内周130aの摺接位置は、図中Z軸方向に変化するので、トラニオン23の軸方向変位とLリンク70のレバー比に応じたボール5のZ軸方向変位に応じて、キャップ130の高さが設定される。
【0075】
Lリンク70のボール5と係合するキャップ130は、底部130zを変速機の上方に向けた状態で内周を封止するようにフィードバックリンク103に取り付けられたため、変速機上方からのオイルが、ボール5と内周130aに入り込むのを抑制し、オイル中のコンタミナントがボール5と内周130aの隙間に詰まるのを防いで、フィードバックリンク103及びLリンク70の円滑な作動を保証することができ、変速比制御の非線形性を抑制して、全変速域で応答性と安定性を両立させるのに加え、オイル中のコンタミナントの影響を抑制して信頼性も確保できるのである。
【0076】
なお、ボール5と摺接するキャップ130は、フィードバックリンク103と別体に形成した後、圧入や溶接などによって固設してもよい。
【0077】
例えば、図10に示すように、キャップ130の開口端131側に段部132を形成し、この段部132から開口端131までをフィードバックリンク103に設けた貫通孔103aへ圧入し、さらに、段部132の外周を溶接しビード201を形成することにより、フィードバックリンク103とキャップ130は強固に結合され、キャップ130をフィードバックリンク130と一体で成形する場合に比して製造コストを低減できるのである。
【0078】
また、キャップ130に底部130zを設けた例を示したが、キャップ130は、底部130zが無い円筒状であってもよく、この場合、周囲からのオイルがボール5と内周130aに入り込むのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すトロイダル型無段変速機の変速制御装置を示す概略斜視図。
【図2】同じく変速制御装置の概略平面図。
【図3】トロイダル型無段変速機の概念図。
【図4】Lリンクの側面図で、(A)は傾転角がHi側のときを、(B)は傾転角がLo側のときをそれぞれ示す。
【図5】カムプレートとフィードバックリンクの関係を示す平面図で、(A)は傾転角がLo側へ変化したときを、(B)は図2と等価な状態を、(C)は傾転角がHiへ変化したときをそれぞれ示す。
【図6】第2の実施形態を示す変速制御装置の概略斜視図。
【図7】第3の実施形態を示す変速制御装置の斜視図で、変速機の底部から見た状態を示す。
【図8】同じく、フィードバックリンクと変速リンクの係合部を示し、斜め上方から見た概略斜視図。
【図9】同じく、フィードバックリンクと変速リンクの係合位置での概略断面図。
【図10】他の実施形態を示し、フィードバックリンクと変速リンクの係合位置での概略断面図。
【符号の説明】
1 スリット
2 カムプレート
3 フィードバックリンク
5 ボール
7 Lリンク
10 スプール
11 ステップモータ
12 変速リンク
20 パワーローラ
23 トラニオン
130 キャップ
Claims (6)
- 入出力ディスクに挟持されて傾転自在なパワーローラを回転自在に支持するとともに、所定の軸まわりに回動可能かつ軸方向へ変位可能なトラニオンと、
前記トラニオンを軸方向へ駆動する油圧シリンダへの油圧を制御する変速制御弁と、
変速リンクを介して前記変速制御弁を駆動するアクチュエータと、
前記トラニオンの軸まわりの変位及び軸方向の変位を、前記変速リンクを介して前記変速制御弁へ伝達するフィードバック手段とを備えたトロイダル型無段変速機の変速制御装置において、
前記フィードバック手段は、トラニオンの軸回りの変位を伝達する第1のフィードバック部と、トラニオンの軸方向変位を伝達する第2のフィードバック部と、これら第1及び第2フィードバック部と連結するとともに、前記変速リンクと連結したフィードバックリンクとから構成され、前記フィードバック部によりフィードバックされるトラニオンの軸方向変位のフィードバックゲインは、トラニオンの軸回り変位に応じて変更されることを特徴とするトロイダル型無段変速機の変速制御装置。 - 前記第2フィードバック部は、トラニオンの軸回りの変位に応じてフィードバックリンクへ伝達するフィードバックゲインを、変速比が大きくなるにつれて小さく変更することを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
- 前記第1フィードバック部は、トラニオンの軸回り変位に応じて、トラニオンの軸からの距離が変化するようにフィードバックリンクを揺動させることを特徴とする請求項2に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
- 前記第2フィードバック部は、トラニオンの軸方向で係合するとともに、トラニオンの軸回り変位に応じてレバー比を変更可能なリンクを備え、このリンクの一端で前記フィードバックと連結されたことを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
- 前記第2フィードバック部は、揺動自在に支持されたリンクと、このリンクの一端に設けた球状部とを有し、
前記フィードバックリンクは、前記リンクの球状部と係合する円筒状部材を、フィードバックリンクの厚さ方向に沿うように設けたことを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御装置。 - 前記トロイダル型無段変速機は車両に搭載され、
前記円筒状部材は、車体上方側に底部を備えたことを特徴とする請求項5に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
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