JP3909935B2 - ポンプ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧走行装置などに用いられる油圧ポンプの吐出量を制御する装置に関する。
【0002】
【従未の技術】
農業用や産業用車両の走行装置として、油圧ポンプとモータから構成される油圧走行装置が知られている。油圧ポンプの吐出量に応じて回転数が制御されるが、油圧ポンプの吐出量を可変的に制御するために、マニュアルのサーボレギュレータが取付けられ、制御レバーの操作角に応じてポンプ吐出量を増減させている。
【0003】
【発明か解決しようとする課題】
ところで、このマニュアルサーボレギュレータの機能として、単に吐出量を制御するだけでなく、走行要素以外の負荷が変動したときなど、ポンプを駆動するエンジンの回転数がダウンしたり、あるいは過大負荷によりエンストすることなどを回避するために、走行速度を落としても、ポンプ負荷を減らすことが要求されている。
【0004】
しかし、通常のマニュアルサーボレギュレータに、外部から負荷制御信号等に応じてポンプ吐出量を変化させる機能を付加することは難しかった。
【0005】
本発明はこのような問題を解決することを目的とし、マニュアルサーボ機能を生かしたまま、負荷制御信号等に応じてもポンプ吐出量を制御可能としたポンプ制御装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記スプールの摺動方向の端面に油室を形成し、この油室に対して制御圧を供給する手段を設け、制御圧の供給時にスプールを移動させ、前記スプールの端面に形成した油室に連通する油圧伝達通路をスプールの内部に設ける一方、スリーブの一部に制御圧ポートを形成し、この制御圧ポートと前記油圧伝達通路を連通させ、制御圧ポートに制御圧の供給時にリターンスプリングに抗してスプールを油室と反対側に移動させるようにした。
【0007】
第2の発明は、前記位相切換部は、スプールの移動により斜板傾転角が減少する方向にバルブ油路が切換えられる。
【0008】
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記位相切換部は、スリーブに対向配置したポートをスプールとの相対軸回転に伴い切換接続するスプールの平行幅面部に、軸心方向を中心に捩った捩り面が形成され、捩り面によりスプール軸方向位置に応じてポート切換が行われるように構成されている。
【0009】
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記平行幅面部の捩り面は、軸方向の中間位置を境にして、両方向へ進むにしたがってポート切換が互いに逆方向となるように捩られている。
【0010】
第5の発明は、前記スプールは、ポンプ斜板の傾転角が所定値以上の領域でのみ軸方向移動する。
【0013】
の発明は、前記制御圧ポートは制御圧が供給される通路に対してスリーブが中立位置から所定の角度だけ軸回転したときに連通するようにした。
【0014】
の発明は、ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記スプールは軸方向の中立位置から両方向に移動するように形成され、前記位相切換部はこれら移動方向に応じてバルブ油路の切換方向が逆になり、かつ斜板の傾転角に対応して中立位置からの移動方向が切換えられるように構成され
【0015】
の発明は、前記スプールの両端面に油室を形成し、かつ両油室にスプールを中立に位置に保持するスプリングを介装し、一方の油室に制御圧を供給する第1の制御圧ポートを設け、他方の油室に制御圧を供給する第2の制御圧ポートを設け、第1、第2の制御圧ポートに作用させる制御圧を変化させてスプールを中立位置から軸方向のいずれかに移動させるようにした。第の発明は、各制御圧を調整する2つの比例電磁弁を備える。第10の発明は、ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記ピストンの動きをフィードバックする手段は、ピストンの動きにしたがって回転軸の回りを回転するレバーと、このレバーの一部を前記制御バルブのスリーブまたはスプールに連係させる手段からなるとともに、前記レバーの回転角が対応する前記ロータリ制御バルブのスリーブまたはスプールの回転角よりも小さくなるように、前記ロータリ制御バルブの回転軸を前記レバーの回転軸から偏心させた。
【0016】
第11の発明は、前記ロータリ制御バルブの回転軸は、前記レバーの長手方向と直交する方向に向かって偏心している。
【0017】
第1の発明において、ロータリ制御バルブに軸回転入力が入ることにより、バルブ油路が切換えられ、これに応じてピストンの両側の油室に油圧が給排されてピストンが変位し、ポンプ斜板の傾転角が変化する。ピストンの運動はロータリ制御バルブの軸回転方向にフィードバックされるので、軸回転入力に応じた位置でロータリ制御バルブが中立に戻り、その位置にピストンが保持され、その傾転角が保持される。一方、移動手段によりスプールまたはスリーブの一方を移動させると、位相切換部によりバルブの油路切換が行われ、これによりピストンが変位し、斜板の傾転角が変化する。したがって、移動手段がポンプ負荷に応じてスプールまたはスリーブを移動させることにより、斜板の傾転角を調整し、ポンプ負荷に応じた吐出量に制御することが可能となる。また、第1の発明において、スプールは端面の油室へ供給される制御圧に応じて油圧的にスムーズに軸方向に変位し、制御圧を調整することにより、その変位量を自由に制御でき、このため傾転角の調整が微細かつ精度よく行える。
【0018】
第2の発明において、移動手段がスプールを移動させることにより、ポンプ傾転角が減少する方向にピストンが制御され、ポンプ負荷が増加したときなど吐出量を減じて、ポンプの駆動馬力が一定値を越えないように制御することができる。
【0019】
第3、第4の発明において、スプールの平行幅面部に捩り面が形成され、スプールの軸方向への移動により、この捩り面のスリーブのポートに対面する位置が変化する。これにより、スプールとスリーブを相対的に軸回転させなくてもバルブ油路の切換が行われる。したがって、ロータリ制御バルブの機能を損なうことなく、別の負荷制御入力に基づいての、バルブ油路切換が可能となる。
【0020】
第5の発明では、ポンプの斜板傾転角が一定以上の範囲において、位相切換部によるバルブ油路の切換が行われるので、傾転角が中立付近にある場合と異なり、誤って移動入力が入っても、傾転角が逆転することがなく、走行装置として利用するときのフェールセーフの機能が高められる。
【0022】
の発明では、斜板傾転角が所定角以下の領域では、傾転角の調整が禁止されるので、傾転角の中立付近での誤操作による傾転角の逆転を防止できる。
【0023】
の発明では、スプールは軸方向の中立位置から両方向に移動し、バルブ油路の切換方向が逆になるので、傾転角の正転、逆転のいずれにおいても、傾転角を減少方向に制御することができ、ポンプ負荷の過大時に吐出量を減少させられる。
【0024】
、第の発明では、スプールの両面の油室に供給する制御圧をコントロールすることにより、スプールをどちらの方向にも移動させることができ、傾転角の正転、逆転のいずれについても、ポンプ負荷に応じて吐出量の減少制御が可能となる。
【0025】
10の発明では、ロータリバルブのスリーブまたはスプールの回転角に基づいて変位するピストン変位量にしたがって、斜板が傾転し、またレバーが回転するが、この場合、レバーの回転角が対応するロータリ制御バルブのスリーブまたはスプールの回転角よりも小さくなるように、ロータリ制御バルブの回転軸をレバーの回転軸から偏心させているので、結局、ロータリ制御バルブの回転に対する斜板の傾転の割合を小さくすることができる。したがって、本発明のポンプ制御装置を産業用または農業用車両等の油圧走行装置のポンプに適用した場合には、車両の発進時におけるロータリ制御バルブの回転角に対応する斜板の傾転角、すなわちポンプの吐出量が小さくなった分だけ、車両の飛び出し速度を小さくすることができ、車両の微速発進が可能となる。
【0026】
第11の発明では、ロータリ制御バルブの回転軸はレバーの長手方向と直交する方向に向かって偏心しているので、ロータリ制御バルブはレバーの軸方向にはみ出すことなく配置でき、ポンプ制御装置を大型化することなく、コンパクトに構成することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
図面に基づいて本発明の最良の実施形態を説明する。
【0028】
図1、図2において、ポンプケース1の内部にはポンプ軸2を中心に回転するシリンダブロック3が配置され、このシリンダブロック3の回転軸回りに均等に配設したピストン4の先端が斜板5に接し、この斜板5の傾転方向及ぴ傾転角に応じてポンプ吐出方向が可逆的(正転・逆転)、かつ吐出量が可変的に制御される。
【0029】
斜板5の傾転角はトラニオンシャフト6の回転角に応じて変化し、トラニオンシャフト6のボス部6aはポンプケース1に軸受7を介して回転自在に支持される。
【0030】
このトラニオンシャフト6を回転させるために、マニュアルのレギュレータ8が備えられる。レギュレータ8のピストン9がトラニオンシャフト6のボス部6aに固定したレバー10を介して連結し、ピストン9の移動によりトラニオンシャフト6を回転させる。レバー10の基端はトラニオンシャフト6のボス部6aに軸方向から嵌められ、締結ボルト11によりスリットを締め付けて固定される。レバー10の回動先端はスライドメタル12を介してピストン9の軸心と直交する縦溝9aと係含し、ピストン9の移動によりレバー10を左右に回動させる。
【0031】
ピストン9の両側には油室13aと13bが形成され、一方に高圧を導き、他方を低圧に解放することにより、中立スプリング14に抗してピストン9が左右に変位する。これら油室13a,13bの油圧を制御するために、lロータリ型の制御バルブ15が、その軸心がトラニオンシャフト6のボス部6aと同軸上にくるように備えられる。
【0032】
この制御バルプ15は、スリーブ16と、この内部で軸回りに回転かつ摺動可能なスプール17とから構成される。スプール17は同軸的に配置した操作シャフト19と連結し、操作シャフト19の軸回転により回転し、後述するようにバルブ油路の切換えが行われる。また、スリーブ16も軸回りに回転可能であって、前記したレバー10の一部に設けたフィードバックピン10aがスリーブ16に半径方向から嵌まり、レバー10の回動によりスリーブ16を同一方向に軸回転させる。
【0033】
したがってスプール17が軸心回りに回転操作され、バルブ油路が切換わると、前記ピストン9の両側の油室13a,13bの一方に高圧、他方に低圧が導かれ、ピストン9がいずれかの方向に変位し、これに応じてレバー10が回動し、斜板5の傾転角が変化する一方、レバー10の回動によりフィードバックピン10aを介してスリーブ16がスプール17と同一方向に追従回転させられ、これによりスプール17とスリーブ16のバルブ油路の位置関係が中立位置に戻ると、その位置でピストン9の両側の油室13a,13bに対する作動油の給排が停止し、ピストン9がその位置に保持されるのである。
【0034】
前記スプール17の端面の軸穴17cには、操作シャフト19の先端部19aが挿入され、かつ両者は互いに異形嵌合し、軸回転方向には一体となるが、軸方向には相対移動する。スプール17の両端には油室18a,18bが形成され、一方の油室18aはドレンポート20を介してドレーン通路21と接続し、またこの油室18aにはリターンスプリング22が介装され、スプール17を反対側の油室18bに向けて押圧している。
【0035】
他方の油室18bはスプール17の軸心に沿って設けられ、かつ半径方向に分岐する油圧伝達通路23を介して制御圧ポート24に接続する。なお、制御圧ポート24はスプール17の外周に油室18a側に微細な段差をもって形成した所定の長さの小径部17aにおいて開口し、この小径部17aの途中に環状の突起17bが形成され、これにより制御圧ポート24から制御圧が供給されたときに油圧伝達通路23を介して油室18bに制御圧を導き、かつその一部は突起171bの周囲から油室18aにも逃がす。
【0036】
したがって制御圧が供給されたときは、油室18bの圧力が油室18aよりも高くなり、スプール17はリターンスプリング22に抗して油室18a側に移動するのであり、このようにしてスプール移動手段を構成している。
【0037】
図3、図4には制御バルブ15のA−A、B−B断面を示す。
【0038】
図3のように、スリーブ16には各油室13a,13bに連通する一対のポート30a,30bが対向的に形成され、かつこれらに直交してポンプポート31aとドレーンポート31bが形成される。なお、これら各ポートはスリーブ軸方向にある長さをもって形成される。スプール17には両側を平行に切り落とした平行幅面部32が形成され、この平行幅面部32の厚さはポンプポート31aの幅よりもいくらか大きく、したがって制御バルブ15の中立状態では、左右のポート30a,30bとポンプポート31aの連通を遮断する。このようにして、スプール17の軸回りの回転方向により左右のポート30a,30bの一方を選択的にポンプポート31aと連通させ、かつ他方をドレーンポート31bに連通させることにより、ピストン9の両側の油室3a,13bに作動油を選択的に給排する、つまりバルブ油路の切換を行う。
【0039】
なお、ポンプポート31aはポンプ通路33に、またドレーンポート31bは前記したドレーン通路21と接続する。
【0040】
また、図4に示すように、制御圧通路34に対してスリーブ16が初期位置から所定の角度θだけ回転した状態で制御圧ポート24が連通すると、制御圧をスプール17の端部の油室18bに送り、スプール17を軸方向に移動させるが、このスプール17の移動によっても、そのときの状態からピストン9を戻し方向、つまり斜板5の傾転角を減少する方向に動かすように、バルブ油路が切換わるように構成されている。
【0041】
これは、レギュレータ8にポンプ負荷に応じての流量制御機能を付加するためであり、スプール17が軸方向に移動すると、スリーブ16とスプール17との間に相対回転を生じたのと同じ働きを付与し、バルブ油路の切換を行う。
【0042】
このため、前記スプール17の平行幅面部32の両面には、図5に示すように、スプール17の軸方向につき、軸心を中心にして捩った、捩り面32aが形成されていて、初期位置(B−B断面)からスプール17が軸方向に移動したとき(C−C断面)に、ポンプポート31aに対して平行幅面部32の一面において一方のポート30aと連通し、ドレーンポート31bが平行幅面部32の反対面において他方のポート30bと連通するように油路切換が行われる。
【0043】
これにより、ピストン9の両側の油室13a,13bには、ピストン9を初期中立位置に向けて移動させる方向に圧力差が生じ、ピストン9が移動し、ポンプ傾転角を減少させる。同時にピストン9の移動により、スリーブ16が軸回転してポンプポート31aを閉じると、両側の油室13a,13bの圧力差が解消し、ピストン9はその位置に停止する。
【0044】
つまり、スプール17の平行幅面部32に捩り面32aを形成したため、軸方向に移動することにより、スプール17が軸回転したの同じようにバルブ油路が切換わり、ポンプ傾転角を滅少方向に調整し、負荷に対応してポンプ吐出量を減少させることを可能としたのであり、これらによりバルブ油路の位相切換部35が構成される。
【0045】
なお、図4にもあるとおり、スプール17を軸方向に移動させる制御圧の導入は、スリーブ16の回転位置が初期位置(斜板傾転角ゼロ)から所定の角度範囲(θ)までは行われず、ポンプ傾転角が所定値以上のときにのみ、導入可能となっている。
【0046】
これは、もし、斜板5の傾転角がゼロの中立位置付近でも制御圧の導入を可能とすると、この付近で誤って制御圧が導入されたときに、斜板5の傾転角が滅少して逆側に傾転してしまい、走行装置にあっては逆方向に走行するので、このような問題を防ぐためのフェールセーフ機能として、傾転角の小さい領域では負荷制御を禁止するようにしたのである。
【0047】
次に全体の作用について説明する。制御バルブ15の操作シャフト19を中立状態から、右または左回転させると、これに応じてスプール17が軸回転し、図3の中立位置からバルブ油路が切換わり、ポンプポート31aからの作動油がピストン9の油室13a,13bのうち一方に送り込まれ、他方はドレーンポート31bに接続し、ピストン9が移動を開始する。
【0048】
これに伴いレバー10が回動し、トラニオンシャフト6がボス部6aを中心に回転して斜板5の傾転角が変化する。一方、レバー10の回動により、フィードバックピン10aを介してボス部6aと同軸上の制御バルブ15のスリーブ16がスプール17と同方向に追従回転し、これによりバルブ油路が中立位置に復帰すると、前記油室13a,13bに対する油圧の供給が遮断され、ピストン9はその位置に停止する。
【0049】
なお、このとき、制御バルブ15のスリーブ16もスプール17と同じだけ軸回転した位置で停止する。これにより、斜板5の傾転角はその角度に保持され、ポンプ吐出量は傾転角に応じた値、つまり制御バルブ15の操作入力回転量に対応して制御される。
【0050】
いま、斜板傾転角が所定値以上あり、スリーブ16が初期位置からθ以上の回転角度のときに、負荷制御信号があり、つまり制御圧通路34から制御圧ポート24に制御圧が供給されると、圧力伝達通路23を介してスプール17の一方の油室18bに制御圧が導かれ、他方の油室18aとの間に差圧を生じるため、この差圧に応じてスプール17がリターンスプリング22に抗して移動する。
【0051】
スプール17は、図5にも示すように、スリーブ16に対して、例えば、それまでのB−B断面位置からC−C断面位置へと移動し、この結果、図6に示すように、平行幅面部32の捩り面32aにより、B−B断面位置のときには遮断されていたポンプポート31aから一方のポート30aへと作動油が流れ、また、他方のポート30bはドレーンポート31bへ連通する。
【0052】
このため、ビストン9の油室13a,13bのうち一方に高圧が導かれ、他方が低圧に解放され、ピストン9は中立方向に向けて移動し、レバー10が回動して斜板5の傾転角を減少させる。このピストン9の移動によりレバー10を介してスリーブ16が追従回転し、やがてスプール17の平行幅面部32によりポンプポート31aが遮断されると、その位置で油室13a,13bに対する油圧の供給が停止され、ピストン9をそこで停止して斜板5の傾転角をその位置に保持する。
【0053】
このようにして、負荷制御信号に応じて制御バルブ15の油路切換が行われ、ポンプの吐出量を負荷に応じて減少させることができ、ポンプを駆動するエンジンに過大な負荷が作用するのを防止する。スプール17を移動させるための制御圧は、負荷制御信号に基づいて比例電磁弁によりつくるが、この特性については、例えば図7のように、傾転角がθ以上の領域において、傾転角θ2からθ1に戻すようにする。ただし、必ずしもこれに限らず、種々の特性に設定することができる。
【0054】
エンジンの回転数の低下を検出して、これに応じてポンプ吐出量を減少させるようにすると、馬力一定制御も行うことができる。
【0055】
他の実施の形態について説明する。上記の場合、ポンプ傾転角の一方(正転または逆転)についてのみ負荷制御を行ったが、両方向について負荷制御を行うようにしたのが、この実施の形態である。
【0056】
図8に示すように、スプール17の両側の油室18aと18bにスプリング22a,22bを介装し、スプール17を中間位置に保持する一方、制御圧通路34a,34bに作用させる制御圧については、2つの比例電磁弁38a,38bにより調圧し、この制御圧を油室18a,18bに作用させ、スプール17を中間位置から油室18bの方向に移動したり、逆に油室18aの方向に移動させられるようにする。
【0057】
これはピストン9を同一方向に移動しても、斜板5の一方の傾転側(正転側)では傾転角を滅少させるが、他方の傾転側(逆転側)では傾転角をさらに増大させることになり、傾転角の正転側と逆転側とでは、同じ負荷制御を行うにのに必要なピストン9の移動方向が逆になるためである。
【0058】
このため、図9に示すように、平行幅面部32の捩り面32aについては、中間のB−B断面位置に対して、C−C断面位置では、前記と同じく傾転角を減少させ、D−D断面位置では傾転角を増加させるように、B−B断面位置を基準にしてスプール17のストローク方向によって捩り面32aを対称的に逆方向となるように捩る。
【0059】
図10は、スプール17の位置をB−B断面位置からいずれかの方向にずらせたときの様子を表しているが、C−C断面位置とD−D断面位置とでは、ピストン9の左右の油室13a,13bに対する作動油の供給方向が逆転する。
【0060】
したがって、負荷制御を行うにあたり、例えば傾転角の正転側では、一方のC−C断面位置どすることにより傾転角が減少し、逆転側では、他方のD一D断面位置とすることにより傾転角を減少させられる。したがって、正転側と逆転側とでスプール17の移動方向を逆にするため、2つの比例電磁弁38a,38bにより、スプール17の油室18aと18bに作用させる制御圧を切換え、スプール17を中立位置から右または左に移動させる。なおこの場合、油室18a,18bは共に密閉され、かつ一方の油室18bには前記と同じく油圧伝達通路23を介して制御圧を導くが、他方の油室18aには直接的に比例電磁弁38aからの制御圧を導き、また、一方に制御圧が導かれるときは、他方はドレーン側に解放されるようになっている。
【0061】
図11、12には、本発明のさらに他の実施の形態を示す。
【0062】
この実施の形態では、ロータリ制御バルブ15の回転軸Bを、レバー10の回転軸Aから所定量Lだけ偏心させるようにしている。この場合、回転軸A、Bの偏心量Lは、ロータリ制御バルブ15が回転してレバー10が回転したときに、ロータリ制御バルブ15の回転角Θがレバー10の回転角Фよりも大きくなるようにとる。例えば、本実施の形態では、レバー10とロータリ制御バルブ15のスリーブ16はフィードバックピン10aを介して連係しており、フィードバックピン10aはレバー10の回転により回転軸Aの回りで円軌跡Cを描くのであるが、上述のような回転角Θと回転角Фの関係が得られるように、ロータリ制御バルブ15の回転軸Bが円軌跡Cの内側に収まるように偏心させている。
【0063】
このような構成により、ロータリ制御バルブ15の回転角に対する斜板5の傾転角の変化の割合を小さくすることができ、本発明のポンプ制御装置が、例えばHST(静油圧変速機)のポンプの制御装置など、産業用または農業用車両の油圧走行装置に用いられた場合に、車両の発進時の飛び出し速度を小さくして、車両の微速発進を可能とすることができる。
【0064】
以下、この事情につき説明する。ポンプ制御装置がHSTのポンプの制御装置として用いられる場合には、斜板5の傾転角により決定されるポンプ吐出量にしたがって、HST出力軸の回転数が決定される。
【0065】
すなわち、理論上は、図13に示すように、ロータリ制御バルブ15の回転角(スリーブ16の回転角)Θが、ポンプポート31aの縁部と平行幅面部32とのラップ量を超える回転角Θ0まで達すると、ピストン9の油室13a、13bの一方に高圧、他方に低圧が導かれ、ピストン9が変位し、このピストン9の変位にともなって斜板5が傾き、この斜板5の傾転角にしたがった作動油の吐出がなされ、HSTの出力軸が回転し始める。その後、出力回転数Nは、ロータリ制御バルブ15の回転角Θに線形の特性をもって上昇して行く。
【0066】
ところが実際には、図14に示すように、ロータリ制御バルブ15の回転角がΘ0に達しても、HSTの摺動部位における静止摩擦などの影響から、HST出力軸は、直ちには回転を始めず、さらに回転角Θ1に達したところで初めて飛び出し回転数N1で回転を始める。すなわち、ロータリ制御バルブ15の回転角Θに対するこのHSTの出力回転数Nの実際の関係は、HSTが停止して行くときには、回転数Nは矢印4、5のように回転角Θと線形の特性となるが、HSTを始動するときには、回転数Nは矢印1、2、3のように変化して、始動初期において回転数NがゼロからN1に急激に跳ね上がるものとなる。このため、例えばHSTを備えた車両を発進させようとしても、静止状態からいきなりHSTの飛び出し回転数N1に相当する速度で発進することになってしまう。
【0067】
これに対して、本実施の形態では、ロータリ制御バルブ15の回転軸Bをレバー10の回転軸Aから所定量Lだけ偏心させた効果により、図15に実線で示すように、ロータリ制御バルブ15の回転角Θの変化に対するレバー10の回転角Ф(すなわち斜板の傾転角)の変化の割合は、一点鎖線で示した偏心がない場合の1対1よりも小さくなっている。すなわち、ロータリ制御バルブ15の回転角Θに対する斜板5の傾転の割合が小さくなっている。
【0068】
したがって、ロータリ制御バルブ15の回転角がΘ1となってHSTの出力軸が回転を始めるときの飛び出し回転数N1は、偏心がない場合に比べて、斜板5の傾転角が小さくポンプ吐出量が小さい分だけ、小さな値とすることができる。よって、HSTを備えた車両の飛び出し速度も小さな値とすることができ、微速発進が可能となる。
【0069】
なお、本実施の形態では、ロータリ制御バルブ15の回転軸Bの偏心は、レバー10の軸の長手方向(ピストン9に向かう方向)であるX軸方向と直交するY軸方向に向かってなされている。これにより、ロータリ制御バルブ15をレバー10の軸方向のピストン9と反対側に飛び出すことなく配置でき、したがって、ロータリ制御バルブ15の回転軸Bとレバー10の回転軸Aとを偏心させる構成をとったにもかかわらず、ポンプ制御装置を大型化することなく、コンパクトに構成することができる。
【0070】
以上の説明においては、スプール17を負荷制御圧に応じて変位させ、スリーブ16にレバー10の動きをフィードバックしているが、これとは逆に、スプール17にレバー10の動きをフィードバックし、スリーブ16を負荷制御圧に応じて変位させるように構成しても、同じ作用効果を生じる。したがってこの場合には、軸方向に摺動するスリーブ16の両側に油室を形成し、かつスリーブ16を操作シャフト19により回転可能に構成し、また、スプール17については、ピストン9の移動に伴いレバー10を介してスリーブ16と同じ方向に追従回転させるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図。
【図2】同しく他の切断面を示す断面図。
【図3】 図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】図1のA−A線に沿う断面図。
【図5】平行幅面部の拡大正面図。
【図6】バルブ油路切換を示す説明図。
【図7】負荷制御特性を示す特性図。
【図8】他の実施の形態を示す断面図。
【図9】同じく平行幅面部の拡大正面図。
【図10】 バルブ油路切換を示す説明図。
【図11】さらに他の実施の形態を示す断面図。
【図12】ロータリ制御バルブの取り付け状態を示す正面図。
【図13】ロータリ制御バルブの回転角とHSTの出力回転数との理論上の関係を示す特性図。
【図14】ロータリ制御バルブの回転角とHSTの出力回転数との実際の関係を示す特性図。
【図15】ロータリ制御バルブの回転角とHSTの出力回転数との関係を示す特性図。
【符号の説明】
5 斜板
9 ピストン
10 レバー
10a フィードバックピン
13a,13b 油室
15 ロータリ型の制御バルブ
16 スリーブ
17 スプール
18a,18b 油室
24 制御圧ポート
30a,30b 作動ポート
31a ポンプポート
31b ドレーンポート
32 平行幅面部
32 捩り面
35 位相切換部
A ロータリ制御バルブの回転軸
B レバーの回転軸

Claims (11)

  1. ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記スプールの摺動方向の端面に油室を形成し、この油室に対して制御圧を供給する手段を設け、制御圧の供給時にスプールを移動させ、前記スプールの端面に形成した油室に連通する油圧伝達通路をスプールの内部に設ける一方、スリーブの一部に制御圧ポートを形成し、この制御圧ポートと前記油圧伝達通路を連通させ、制御圧ポートに制御圧の供給時にリターンスプリングに抗してスプールを油室と反対側に移動させるようにしたポンプ制御装置。
  2. 前記位相切換部は、スプールの移動により斜板傾転角が減少する方向にバルブ油路が切換えられる請求項1に記載のポンプ制御装置。
  3. 前記位相切換部は、スリーブに対向配置したポートをスプールとの相対軸回転に伴い切換接続するスプールの平行幅面部に、軸心方向を中心に捩った捩り面が形成され、捩り面によりスプール軸方向位置に応じてポート切換が行われるように構成されている請求項1または2に記載のポンプ制御装置。
  4. 前記平行幅面部の捩り面は、軸方向の中間位置を境にして、両方向へ進むにしたがってポート切換が互いに逆方向となるように捩じられている請求項1〜3のいずれか一つに記載のポンプ制御装置。
  5. 前記スプールは、ポンプ斜板の傾転角が所定値以上の領域でのみ軸方向に移動する請求項1〜4のいずれか一つに記載のポンプ制御装置。
  6. 前記制御圧ポートは制御圧が供給される通路に対してスリーブが中立位置から所定の角度だけ軸回転したときに連通するようにした請求項1〜5のいずれか一つに記載のポンプ制御装置。
  7. ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記スプールは軸方向の中立位置から両方向に移動するように形成され、前記位相切換部はこれら移動方向に応じてバルブ油路の切換方向が逆になり、かつ斜板の傾転角に対応して中立位置からの移動方向が切換えられるように構成されるポンプ制御装置。
  8. 前記スプールの両端面に油室を形成し、かつ両油室にスプールを中立に位置に保持するスプリングを介装し、一方の油室に制御圧を供給する第1の制御圧ポートを設け、他方の油室に制御圧を供給する第2の制御圧ポートを設け、第1、第2の制御圧ポートに作用させる制御圧を変化させてスプールを中立位置から軸方向のいずれかに移動させるようにした請求項に記載のポンプ制御装置。
  9. 各制御圧を調整する2つの比例電磁弁を備える請求項に記載のポンプ制御装置。
  10. ポンプ斜板の傾転角を変化させるピストンと、ピストン両側の油室に作用させる油圧を制御するロ一タリ制御バルブと、ロータリ制御バルブの回転方向にピストンの動きをフィードバックする手段と、前記ロータリ制御バルブを、互いに摺動嵌合するスリーブとスプールとを相対回転させてバルブ油路を切換えるように構成し、かつ前記スプールを軸方向に移動させる手段を設け、この軸方向への移動によってもロータリ制御バルブのバルブ油路が切換えられる位相切換部と、を備えたポンプ制御装置において、前記ピストンの動きをフィードバックする手段は、ピストンの動きにしたがって回転軸の回りを回転するレバーと、このレバーの一部を前記制御バルブのスリーブまたはスプールに連係させる手段からなるとともに、前記レバーの回転角が対応する前記ロータリ制御バルブのスリーブまたはスプールの回転角よりも小さくなるように、前記ロータリ制御バルブの回転軸を前記レバーの回転軸から偏心させたことを特徴とするポンプ制御装置。
  11. 前記ロータリ制御バルブの回転軸は、前記レバーの長手方向と直交する方向に向かって偏心していることを特徴とする請求項10に記載のポンプ制御装置。
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