JP3702608B2 - 押釦装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録再生装置、テープレコーダやテレビ受像機等の音響、映像機器等の電子機器に用いられる、スイッチを操作する押釦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に従来の押釦装置について説明する。
【0003】
図5、図6は、押釦装置を機器へ取り付けた状態を示す図であり、図5は正面図、図6は図5のA−A断面図である。また図7は、押釦装置の動作状態を示す断面図である。
【0004】
図において、6は釦本体、7は前面パネル、8はプリント基板である。押釦本体6は突起6aと取付用フランジ6bを有し、前記取付用フランジ6bは薄肉ヒンジ6cを介し、固定部6dで前面パネル7と連結されている。固定部6dは前面パネル7の突起7aに挿入され、固定されている。その時、押釦本体6は前面パネル7に対し正確に位置決めされている。
【0005】
以上のように構成された従来の押釦装置について、以下その動作について説明する。
【0006】
まず、押釦本体6を矢印B方向へ押圧すると、釦本体6は、2点鎖線で示す様に薄肉ヒンジ部6cの上端を回転支点6fとし、薄肉ヒンジ部6cの変形により、前面パネル7に対して一定の円孤を描く様に変位し、突起6aがスイッチ8aを押圧する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の構成では、押釦本体6が薄肉ヒンジ6cの上端部を回転支点として円弧を描くように回転運動をする為、押釦装置の回転支点6fとスイッチ8aが接近している場合、回転半径が小さくなる。その結果、押釦本体6を押圧した時の押釦本体6の移動変位Aが大きくなり、品格及び操作フィーリングが悪くなるという問題がある。この問題を解決する為には、押釦装置の回転支点6fとスイッチ8aとの距離を長くとり回転半径を大きくし、押釦本体6の回転運動をより直線運動に近くすればよいがスペース的に限界がある。
【0008】
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、押釦装置の復帰動作に半円弧状の薄板ヒンジを用い、限られた狭いスペースの中で、押釦本体のガタツキの小さい品格及び操作フィーリングに優れた押釦装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する為に本発明の押釦装置は、釦本体と、釦本体の押圧復帰方向に垂直な平面内であって、釦本体より両側に伸びた弾性体でないベース板と、ベース板に両端支持され、押圧復帰方向に垂直な平面内であって、そのベース板を介して釦本体を保持する、釦本体を中心とする半円弧状の複数の薄板ヒンジ部と、釦本体の裏面側にスイッチ押圧用の突起とを備え、ベース板の先端部と薄板ヒンジ部の中央部が係合前記押圧復帰方向に垂直な平面に形成された前面パネルのガイド部の穴に、突起をガイド規制するものである。
【0010】
そしてこのような構成によって、押釦装置とスイッチの位置関係に左右されず、狭いスペースの中でヒンジを形成しながら釦本体を直線的に移動させ、スイッチに対し直線的に押圧することが出来る為、釦本体のガタツキを小さくし品格及び操作フィーリングを向上させることが出来る。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、釦本体と、釦本体の左右又は上下方向に伸びたベース板と、そのベース板を介して釦本体を中心とする対角2方向に薄板状のヒンジ部を設け、釦本体の裏面側にスイッチ押圧用の突起を有するものであり、このような構成によって、押釦装置とスイッチの位置関係に左右されず、狭いスペースの中でヒンジを形成しながら釦本体を直線的に移動させ、スイッチに対し直線的に押圧することが出来る為、釦本体のガタツキを小さくし品格及び操作フィーリングを向上させることが出来る。
【0012】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、図2、図3は本発明の実施の形態の押釦装置を機器へ取り付けた状態であり、更に本実施の形態では、押釦装置の釦本体を囲む様な別構造の半球形状の操作釦も取り付けており、図1は正面図、図2は図1のC−Cの断面図、図3は図1のD−Dの断面図である。又図4は押釦装置の動作を示す断面図である。なお、図1は詳しくは別構造の半球形状の操作釦を取り除いた状態を示す正面図である。
【0013】
図において、1は押釦本体、2は別構造の操作釦、3は前面パネル、4はスイッチ、5はプリント基板である。
【0014】
押釦本体1は、釦本体1aより左右の2方向に伸びた弾性体でないベース板1bを有しており、そのベース板1bを介して、釦本体1aの対角線上の上下2方向に半円弧状の薄板ヒンジ部1cを有している。又それら2方向の半円弧状の薄板ヒンジ部1cそれぞれの中央部には固定用爪1dを、更に左右の2方向に伸びた2つのベース板1bの先端部にもそれぞれ固定用爪1fを設けている。釦本体1a、べース板1b、半円弧状の薄板ヒンジ部1cと前面パネル3は、釦本体1aが矢印B方向へ移動することにより、釦本体1aのストローク方向に必要とされるクリアランスFを有しながら、2つの固定用爪1dと固定用爪1fが前面パネル3に形成された固定部3aに係合されることにより釦本体1aは前面パネル3に固定される。又釦本体1aの裏面に有したスイッチ押圧用突起1eが、前面パネル3のガイド部3bにわずかなクリアランスをもちながら挿入されることにより、釦本体1aの位置がガイド規制される。
【0015】
以上のように構成されている押釦装置について以下にその動作について説明する。
【0016】
釦本体1aを矢印Bの方向へ押圧すると、図4に示すように釦本体1aは、二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動する。ここで、薄板ヒンジ部1cの中央部1hは前面パネル3の係止部3eと当接し、矢印B方向の移動が規制される。一方、図3に示すように2つのベース板1bの先端部1gは前面パネル3の係止部3dと隙間Gを有しているため、この隙間Gだけベース板1bと釦本体1aは矢印B方向に移動できることとなる。この時、図4に示すように弾性体である半円弧状薄板ヒンジ1cはたわむよう構成されている。釦本体1aが実線で示す位置に移動すると、釦本体1a裏面のスイッチ押圧用の突起1eは、前面パネル3のガイド部3bにガイド規制されている為、釦本体1aは図4に示す様にB方向へ正確に誘導されスイッチ4を押圧する。
【0017】
釦本体1aを矢印B方向へ移動させた時には、前面パネル3の固定部3aとベース板1bの固定用爪1fとが係合しているため、B方向と逆方向へ釦本体1aが移動することはなく、操作上の違和感が無いものである。
【0018】
以上のように本実施の形態によれば、釦本体1aをベース板1bを介して、弾性体である半円弧状の薄板ヒンジ1cで保持し、前面パネル3のガイド3bに釦本体1aの裏面側の突起1eをガイド規制する為、スイッチ4に対し直線的に押圧することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明は、釦本体及びべース板を薄板状のヒンジで保持している為、スイッチに対し直線的に押圧することが出来、釦本体のガタツキの少ない品格及び操作フィーリングに優れた押釦装置を実現出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における押釦装置を示す正面図
【図2】同実施の形態における図1のC−C断面図
【図3】同実施の形態における図1のD−D断面図
【図4】同実施の形態における押釦装置の動作説明のための断面図
【図5】従来の押釦装置を示す正面図
【図6】図5のA−A断面図
【図7】従来の押釦装置の動作説明のための断面図
【符号の説明】
1a 釦本体
1b ベース板
1c 薄板ヒンジ部
1e 突起

Claims (1)

  1. 釦本体と、前記釦本体の押圧復帰方向に垂直な平面内であって、前記釦本体より両側に伸びた弾性体でないベース板と、前記ベース板に両端支持され、前記押圧復帰方向に垂直な平面内であって、前記ベース板を介して前記釦本体を保持する、前記釦本体を中心とする半円弧状の複数の薄板ヒンジ部と、前記釦本体の裏面側にスイッチ押圧用の突起とを備え、前記ベース板の先端部と前記薄板ヒンジ部の中央部が係合前記押圧復帰方向に垂直な平面に形成された前面パネルのガイド部の穴に、前記突起をガイド規制することを特徴とする押釦装置。
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