JP3702227B2 - 半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入出力端子へデータを出力する出力バッファ回路を有する半導体装置に関わり、特に、出力バッファ回路のインピーダンスを外部インピーダンスに合わせる為の調節機能を備えたメモリなどの半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MPU(マイクロプロセッサ)の性能向上に伴い、記憶装置(メモリ)に要求されるデータ転送速度も高速化の一途を辿り、外部キャッシュメモリなどの動作周波数は数百MHzレベルになっている。このような高い周波数で行われるデータ転送において、MPU及びメモリが実装されるボード上のデータバスにおける信号反射などの影響を無視することはできず、メモリ側の出力バッファ回路とデータバスとのインピーダンス整合が必要となる。動作周波数の増加に伴い、インピーダンス整合の精度も厳しくなっている。そのため、出力バッファ回路を構成するトランジスタのサイズ(駆動力)を回路的に変化させて、出力バッファ回路のインピーダンスを所望の値に合わせ込む機能(プログラマブルインピーダンス制御機能)が用いられるようになっている。
【0003】
プログラマブルインピーダンス制御機能は、ISSCC 96 FA 9.3 :A 300MHz, 3.3V 1Mb SRAM Fabricated in a 0.5um CMOS Process において開示されたプログラマブルインピーダンス回路によって具現化されている。この回路では、合わせ込み対象のデータバスのインピーダンスを特定する為の外部抵抗RQをVZQ端子に外付けする。そして、出力バッファ回路と同様の回路形式を持つ(あるいはサイズが定数倍の)レプリカバッファ回路のトランジスタサイズを変化させて、レプリカバッファ回路のインピーダンスを外部抵抗RQに合わせ込む。そして、レプリカバッファ回路のトランジスタサイズを決定するカウンターの値を出力バッファ回路に反映させることで、抵抗RQに対して出力バッファ回路のインピーダンスを合わせ込むことができる。
【0004】
例えば、同期型の高速SRAMなどの高速メモリに、プログラマブルインピーダンス制御機能を持たせた場合、出力バッファ回路のインピーダンス合わせ込みのために、電源投入後に所定回数のダミーサイクルを入れることが仕様において要求される。つまり、このダミーサイクルの期間を用いて、レプリカバッファ回路のトランジスタサイズを変化させて抵抗RQへ合わせ込み、合わせ込み結果を出力バッファ回路に反映させている。
【0005】
ここで、レプリカバッファ回路がNビット、つまりN個のトランジスタから構成されている場合、レプリカバッファ回路のインピーダンスは2N段階の分解能を持つことになり、カウンターは2N段階の値をとることになる。また、1回のダミーサイクルによって変化するカウンター値は、2N段階の内の1段階である。よって、パワーオン後のレプリカバッファ回路の初期状態が不定であると、最悪 2Nサイクルのダミーサイクルが必要となる。つまり、実際はインピーダンスを最大値に設定しなくてはならないのに、カウンターの初期状態がたまたま最少値になっていると、カウンター値を最小値から最大値まで2Nサイクル掛けて変化させなければならない。
【0006】
さらに、数百MHzレベルの外部クロック信号が入力される高速メモリにおいては、プログラマブルインピーダンス回路をそのような高速に動作させることはできない。なぜなら、1回のダミーサイクルにおいて、トランジスタサイズを変更した後のアナログ回路の安定を待って、外部抵抗RQとレプリカバッファ回路のインピーダンスを比較し、比較結果に基づいてトランジスタサイズを変更するからである。よって、外部クロック信号を内部で分周させてプログラマブルインピーダンス回路の制御に用いなければならない。1回のダミーサイクルに含まれる外部クロック信号のサイクル数を32サイクルとし、N=6とした場合、26サイクルのダミーサイクルに含まれる外部クロック信号のサイクル数は、32×26=2048サイクルとなる。
【0007】
このダミーサイクル期間を減らすために、レプリカバッファ回路のトランジスタサイズの初期値はちょうど中間値に設定されている。なぜなら、初期値が中間にあれば、最大値への移行、最小値への移行も、半分のサイクルで済むからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、電源投入について考える。プログラマブルインピーダンス回路には、通常電源(VDD)で駆動される部分と出力バッファ用電源(VDDQ)で駆動される部分とがある。通常の電源が先に投入され、出力バッファ用電源が投入されていない状態では、インピーダンス比較を正常に行うことができず、インピーダンスの合わせ込みは不可能である。
【0009】
ところが、通常電源のみ投入された状態で、外部クロック信号がまだ投入されずにオープンの状態を考える。例えば、High Speed Transistor Logic(HSTL)入力で、外部クロック信号が差動入力(CK、/CK)である場合、CK及び/CKがほぼ同様のレベルにありながらオープン状態ゆえにふらついてしまうと、ノイズなどによる微妙な電位差をセンスアンプが拾って内部クロック信号を発振してしまう可能性がある。
【0010】
すると、プログラマブルインピーダンス回路は、内部クロック信号に従ってインピーダンス合わせ込み動作を開始してしまう。先に述べたように、出力バッファ用電源の投入前はインピーダンス比較が正常に行われず、カウンター値は最少値あるいは最大値へ向けて合わせ込まれてしまう。つまり、パワーオン後に中間値に初期設定されていたカウンター値が、最少あるいは最大値に向かって変動してしまう。従って、出力バッファ用電源が投入され、ユーザがクロック動作を始めたときにはカウンター値が中間値に設定されていない為、必要なダミーサイクルを行っても所望のインピーダンスの合わせ込みが終了していない可能性があり、動作不良となってしまう。
【0011】
このように、通常の電源のほかに出力バッファ用電源の投入タイミングによっては、出力バッファ回路のインピーダンスが初期設定値からずれてしまうことが生じてしまう。
【0012】
本発明はこのような従来技術の問題点を解決するために成されたものであり、その目的は、電源の投入シーケンスに依らず、所定回数のダミーサイクルの間に出力バッファ回路のインピーダンス合わせ込みが正しく行われる半導体装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、差動入力の外部クロック信号を増幅して第1の内部クロック信号を出力するクロック入力回路と、出力バッファ用電源の電圧が印加されている場合に限り、第1の内部クロック信号と実質的に同じ信号サイクルを有する第2の内部クロック信号を出力するクロック制御回路と、並列に接続された複数のトランジスタを有する出力バッファ回路と、第2の内部クロック信号に従って動作し、出力バッファ用電源の電圧を基準にして、出力バッファ回路のインピーダンスを回路的に合わせ込むプログラマブルインピーダンス回路とを有する半導体装置であることである。
【0014】
プログラマブルインピーダンス回路は、出力バッファ用電源の電圧が印加されている場合に限り、第2の内部クロック信号に従って動作する。従って、出力バッファ用電源の電圧を基準としたインピーダンスの合わせ込み動作を正常に行うことができる。換言すれば、出力バッファ用電源が投入されていない状態において、クロック入力回路が第1の内部クロック信号を出力しても、プログラマブルインピーダンス回路はインピーダンスの合わせ込み動作を開始することが無い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは類似部分には同一あるいは類似な符号を付している。
【0016】
<メモリチップ全体の構成>
図5に示すように、本発明の実施の形態に係る半導体装置は、ボード(PCB)1と、ボード1の上に搭載されたメモリチップ2及びMPU3と、メモリチップ2とMPU3とを接続するデータバス4とを有する。データバス4は、メモリチップ2の入出力端子5と、MPU3の入出力端子との間を接続する。メモリチップ2は、所定の機能を実現する内部回路と、内部回路からの出力データを入出力端子5へ出力する出力バッファ回路とを備えている。内部回路は、半導体装置の主要な機能であるメモリ機能を実現するためのメモリ回路である。
【0017】
図6に示すように、メモリチップ2は、行列状に配置された複数のメモリセルを有するメモリアレイ21と、所望のメモリセルを選択するロウデコーダ22及びカラムセレクタ23と、センスアンプ24と、ライトバッファ25と、アドレスデータが入力されるアドレス端子26と、アドレス端子26、ロウデコーダ22、およびカラムセレクタ23にそれぞれ接続されたアドレスバッファ回路27と、データバスに接続された入出力端子5と、入出力端子5に接続された入力バッファ回路28及び出力バッファ回路8と、出力バッファ回路8のインピーダンスを自動調整するプログラマブルインピーダンス回路9と、コントロール端子30と、書き込み時または読み出し時における動作タイミングを制御するタイミングコントロール回路29と、外部クロック信号が入力されるクロック端子31と、外部クロック信号を内部クロック信号(CKin)へ変換するクロック入力回路6とを有する。
【0018】
アドレスデータは、アドレス端子26から入力され、アドレスバッファ回路27を介して、ロウデコーダ22及びカラムセレクタ23へ供給される。アドレスデータにより、メモリアレイ21中の所望の書き込みメモリセルまたは読み出しメモリセルが選択される。
【0019】
なお、図6では説明を簡単にするために、アドレス端子26及びアドレスバッファ回路27を1つづつ示した。しかし実際のアドレスデータは、nビットのロウアドレスデータとmビットのカラムアドレスデータとで構成されている。従って、アドレス端子26はn+m個存在し、アドレスバッファ回路27はn個のロウアドレスバッファ回路とm個のカラムアドレスバッファ回路とから構成される。そして、n個のロウアドレスバッファ回路がロウデコーダ22に接続され、m個のカラムアドレスバッファ回路がカラムセレクタ23に接続される。
【0020】
同様に、図6においては、入出力端子5、入力バッファ回路28、及び出力バッファ回路8を1つづつ示した。しかし実際には、データバスがkビットであるとすると、これに対応して、入出力端子5、入力バッファ回路28、及び出力バッファ回路8はそれぞれk個存在することになる。
【0021】
書き込み時には、入出力端子5から入力された書き込みデータが、入力バッファ回路28を介してライトバッファ25へ与えられ、メモリアレイ21中の所望の書き込みセルに書き込まれる。一方、読み出し時には、選択された読み出しセルから読み出された読み出しデータが、センスアンプ24を介して出力バッファ回路8へ与えられ、出力バッファ回路8から入出力端子5を介してメモリチップ2の外部へ駆動される。
【0022】
なお、コントロール端子30から入力されたタイミング制御信号は、タイミングコントロール回路29からロウデコーダ22、カラムセレクタ23、センスアンプ24、及びライトバッファ25にそれぞれ供給されて、書き込み時または読み出し時における動作タイミングの制御が行われる。
【0023】
プログラマブルインピーダンス回路9は、レプリカバッファ回路と、ZQ端子32とを有する。ZQ端子32には、合わせ込むインピーダンスを指定するための外部抵抗RQが接続されている。外部抵抗RQの他端には接地電位が印加されている。プログラマブルインピーダンス回路9は、レプリカバッファ回路のインピーダンスが外部抵抗RQと等しくなるようなトランジスタサイズを自動的に探す。そして、その結果は出力バッファ回路8に反映される。なお、外部抵抗RQは、ユーザが整合させたいデータバスのインピーダンスと同一或いはその定数倍の抵抗値を有する。
【0024】
クロック端子31には、差動入力の外部クロック信号が入力される。ここで、外部クロック信号のインターフェースはHSTL仕様である。HSTL仕様とは、2つの信号(Vin及びVref)の高低によってクロックレベルを決定する仕様である。クロック入力回路6は、差動入力の外部クロック信号を増幅して第1の内部クロック信号(CKin)を出力する。第1の内部クロック信号(CKin)は、ロウデコーダ22、カラムセレクタ23、センスアンプ24、ライトバッファ25、アドレスバッファ回路27、入力バッファ回路28、出力バッファ回路8、コントロール回路29、及びクロック制御回路10へそれぞれ供給される。これらの回路は、第1の内部クロック信号(CKin)に従って動作する。
【0025】
クロック制御回路10は、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入されている場合に限り、第1の内部クロック信号(CKin)と実質的に同じ信号パターンを有する第2の内部クロック信号(/CKin)を出力する。プログラマブルインピーダンス回路9は、クロック制御回路10から出力された第2の内部クロック信号(/CKin)に従って動作する。クロック制御回路10については、図1乃至図4を参照して後述する。
【0026】
<出力バッファ回路の構成>
次に、メモリチップ2内の出力バッファ回路8の詳細な構成について図7を参照して説明する。出力バッファ回路8は、プルアップ用トランジスタ群と、プルダウン用トランジスタ群とを有する。プルアップ用トランジスタ群は、オフセット用トランジスタP0と、所定の単位チャネル幅の20倍から24倍までのチャネル幅をそれぞれ有する5個のPMOSトランジスタ(P1〜P5)とを有する。各PMOSトランジスタ(P0〜P5)は並列に接続され、電流経路の一端が入出力端子5に接続され、電流経路の他端に高レベル出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)が印加されている。
【0027】
プルダウン用トランジスタ群は、オフセット用トランジスタN0と、所定の単位チャネル幅の20倍から24倍までのチャネル幅をそれぞれ有する5個のNMOSトランジスタ(N1〜N5)とを有する。各NMOSトランジスタ(N0〜N5)は並列に接続され、電流経路の一端が入出力端子5に接続され、電流経路の他端に低レベル出力バッファ用電源電圧(VSSQ)が印加されている。なお以後、低レベル出力バッファ用電源の電圧(VSSQ)を接地電位として、高レベル出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)を、単に「出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)」と呼ぶことにする。
【0028】
各PMOSトランジスタ(P0〜P5)及び各NMOSトランジスタ(N0〜N5)は、プログラマブルインピーダンス回路9内のカウンター(43、44)から出力されるインピーダンス信号によって導通/非導通がそれぞれ制御される。各PMOSトランジスタ(P0〜P5)及び各NMOSトランジスタ(N0〜N5)の導通/非導通によって、出力バッファ回路8のインピーダンス(トランジスタサイズ)が決定される。プログラマブルインピーダンス回路9内のカウンター(43、44)については、図8を参照して後述する。
【0029】
なお、プルアップ用トランジスタ群とプルダウン用トランジスタ群とは、異なるタイプのトランジスタで構成されている為、異なる2つの系統のインピーダンスマッチングを行う必要がある。即ち、1つの出力バッファ回路8に対して、プルアップ制御系及びプルダウン制御系からなる2系統のプログラマブルインピーダンス回路9を用意する必要がある。
【0030】
<プログラマブルインピーダンス回路の構成>
次に、プログラマブルインピーダンス回路9について、図8を参照して説明する。プログラマブルインピーダンス回路9は、並列に接続された複数のトランジスタを有するレプリカバッファ回路(40、41)と、出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)を基準にして、外部抵抗RQとレプリカバッファ回路(40、41)のインピーダンスを比較する比較回路42と、比較回路42の比較結果を用いて、レプリカバッファ回路(40、41)のインピーダンスと外部抵抗RQが整合するようにレプリカバッファ回路(40、41)が有する複数のトランジスタを個別にオンオフ制御するカウンター(43、44)とを具備する。
【0031】
レプリカバッファ回路(40、41)は、出力バッファ回路8と同様な回路構成を有するか、或いは定数倍のトランジスタサイズを持つ回路構成を有する。即ち、並列に接続された複数のトランジスタ(N11〜N15、P11〜P15)は、所定の単位チャネル幅の20倍から24倍までのチャネル幅をそれぞれ有する。また、カウンター(43、44)は、クロック制御回路から出力される第2の内部クロック信号(/CKin)に従って動作する。プログラマブルインピーダンス回路9は、カウンター(43、44)が有する複数のトランジスタのオンオフ情報を用いて出力バッファ回路8のインピーダンスを制御する。
【0032】
なお、プログラマブルインピーダンス回路9は、出力バッファ回路8のプルアップ用トランジスタ群(P0〜P5)のインピーダンスを整合するためのプルアップ制御系と、プルダウン用トランジスタ群(N0〜N5)のインピーダンスを整合するためのプルダウン制御系とを有する。従って、レプリカバッファ回路(40、41)は、プルアップ用レプリカバッファ回路41とプルダウン用レプリカバッファ回路40とを有する。また、カウンター(43、44)は、プルアップ用カウンター44とプルダウン用カウンター43とを有する。
【0033】
まず、プルダウン制御系について説明する。比較回路42は、ZQ端子32に電流経路の一端が接続されたNMOSトランジスタN21と、NMOSトランジスタN21の電流経路の他端に接続されたPMOSトランジスタP21と、PMOSトランジスタP21とゲートを共通にするPMOSトランジスタP23とを備える。PMOSトランジスタ(P21、P23)のドレインには通常電源の電圧(VDD)が印加されている。NMOSトランジスタN21のゲートはオペアンプOP1の出力端子に接続されている。オペアンプOP1の反転入力端子はZQ端子32に接続され、非反転入力端子にはVDDQ/2の電圧レベルが印加されている。従って、NMOSトランジスタN21のゲートレベルは、ZQ端子32の電圧VZQがVDDQ/2になるように、オペアンプOP1によってレベル制御される。
【0034】
PMOSトランジスタP23のソースはオペアンプOP2の反転入力端子に接続され、ノードREFIUにはVDDQ/2が供給される。一方、オペアンプOP2の非反転入力端子には電圧VZQが供給される。カウンター43は、出力データ(D0〜D4)により、プルダウン側レプリカバッファ回路40のNMOSトランジスタ群(N11〜N15)に対して選択的に導通、非導通を制御する。NMOSトランジスタ群(N11〜N15)のドレインは、ノードREFIUを介してオペアンプOP2の反転入力端子に帰還されている。電圧VZQとノードREFIUの電圧は、オペアンプOP2により比較される。比較結果はU/D信号としてカウンター43へ入力される。オペアンプOP2は、VDDQ/2を基準にして電圧比較を行っている。したがって、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入されていない場合、オペアンプOP2は正常に動作することができない。
【0035】
カウンター43は、電圧VZQとノードREFIUの電圧が一致するように、プルダウン側レプリカバッファ回路40を構成する各トランジスタ(N11〜N15)に対して、アップ/ダウンカウントを行う。カウンター43のカウンター値(D0〜D5)は、プルダウン側レプリカバッファ回路40のバッファサイズ(インピーダンス)を示し、出力バッファ回路8に供給される。
【0036】
次に、プルアップ制御系について説明する。比較回路42は、PMOSトランジスタP21とゲートを共通にするPMOSトランジスタP22とを更に備える。PMOSトランジスタP22のドレインには通常電源の電圧(VDD)が印加されている。PMOSトランジスタP22のソースはNMOSトランジスタN23のゲートに接続されている。NMOSトランジスタN23のソースには接地電位が印加され、ドレインはオペアンプOP3の反転入力端子に接続されている。
よって、ノードREFIDにはVDDQ/2が供給される。一方、オペアンプOP3の非反転入力端子には電圧VZQが供給されている。
【0037】
カウンター44は、出力データ(U0〜U4)により、プルアップ側レプリカバッファ回路41のPMOSトランジスタ群(P11〜P15)に対して選択的に導通、非導通を制御する。PMOSトランジスタ群(P11〜P15)のドレインは、ノードREFIDを介してオペアンプOP3の反転入力端子に帰還されている。電圧VZQとノードREFIDの電圧は、オペアンプOP3により比較される。比較結果はU/D信号としてカウンター44へ入力される。オペアンプOP3は、VDDQ/2を基準にして電圧比較を行っている。したがって、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入されていない場合、オペアンプOP3は正常に動作することができない。
【0038】
カウンター44は、電圧VZQとノードREFIDの電圧が一致するように、プルアップ側レプリカバッファ回路41を構成する各トランジスタ(P11〜P15)に対して、アップ/ダウンカウントを行う。カウンター44のカウンター値(U0〜U5)は、プルアップ側レプリカバッファ回路41のバッファサイズ(インピーダンス)を示し、出力バッファ回路8に供給される。
【0039】
なお、アップ/ダウンカウントは、ダミーサイクル毎に行われる。電源投入直後の所定回数のダミーサイクルの期間、アップ/ダウンカウントを繰り返し行うことによって、レプリカバッファ回路(40、41)のトランジスタサイズを段階的に変化させて抵抗RQへ合わせ込む。また、レプリカバッファ回路(40、41)はそれぞれ5個のトランジスタから構成されている為、カウンター値は25段階の値をとることになる。カウンター値の初期値は、25段階の内のちょうど中間の値に設定されている。
【0040】
<クロック制御回路について>
図1は、クロック制御回路10の機能を説明する為のブロック図である。差動入力の外部クロック信号(CK、/CK)は、クロック入力回路6へ入力される。クロック入力回路6は、差動入力の外部クロック信号(CK、/CK)を増幅して第1の内部クロック信号(CKin)へ変換する差動増幅器である。クロック入力回路6は、差動入力の外部クロック信号(CK、/CK)のレベルを比較し、レベル差を電源電圧レベル(VDD)まで増幅して第1のクロック信号(CKin)を生成する。図6に示したように第1のクロック信号(CKin)は、プログラマブルインピーダンス回路9を除くメモリチップ2内の他の回路7へ供給される。他の回路7は第1のクロック信号(CKin)に従って動作している。また、クロック入力回路6は通常電源(VDD)が投入されていることを条件として動作する回路である。従って、通常電源(VDD)が投入されていれば、出力バッファ用電源(VDDQ)の投入の有無に係らず、第1のクロック信号(CKin)が出力される。他の回路7の1つであるセンスアンプ24から出力された読み出しデータは、出力バッファ回路8によって駆動され、入出力端子5から出力される。
【0041】
一方、プログラマブルインピーダンス回路9には、第1のクロック信号(CKin)は直接入力されていない。クロック制御回路10が、クロック入力回路6とプログラムインピーダンス回路9の間に接続されている。プログラマブルインピーダンス回路9は、クロック制御回路10から出力される第2の内部クロック信号(/CKin’)に従って動作する。第2の内部クロック信号(/CKin’)は、第1のクロック信号(CKin)とほぼ同じ信号パターンを有する。ここで「同じ信号パターン」とは、クロック信号の周期は同じであるパターンの意であり、信号レベルの異同は問わない。
【0042】
クロック制御回路10は、出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)が印加されている場合に限り、第2の内部クロック信号(/CKin’)を出力する。従って、通常電源(VDD)が投入され、且つ出力バッファ用電源(VDDQ)も投入されている場合に限り、第2のクロック信号(/CKin’)が出力される。
即ち、VDD及びVDDQの何れか一方でも投入されていない場合は、第2のクロック信号(/CKin’)は出力されない。
【0043】
図2(a)に示すように、クロック制御回路10として、第1の内部クロック信号(CKin)及び出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)を入力とするNAND回路11を用いることができる。具体的には、図2(b)に示すように、NAND回路11は、並列に接続された2つのPMOSトランジスタ(61、62)と、直列に接続された2つのNMOSトランジスタ(63、64)とを有する。PMOSトランジスタ(61、62)のソースに対して、NMOSトランジスタ63のドレインが接続されている。PMOSトランジスタ(61、62)のドレインに通常の電源電圧(VDD)が印加され、NMOSトランジスタ64のソースに接地電位が印加されている。即ち、NAND回路11は通常の電源電圧(VDD)によって駆動される回路である。
【0044】
第1の内部クロック信号(CKin)は、PMOSトランジスタ61及びNMOSトランジスタ63のゲートにそれぞれ入力されている。出力バッファ用電源電圧(VDDQ)は、PMOSトランジスタ62及びNMOSトランジスタ64のゲートにそれぞれ入力されている。第2のクロック信号(/CKin’)は、PMOSトランジスタ(61、62)のソースから出力される。
【0045】
出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)が投入されずロウレベルにあるときは、第1の内部クロック信号(CKin)が動作しても、第2のクロック信号(/CKin’)はハイレベルに固定される。
【0046】
VDD>VDDQの場合、図2(a)及び(b)に示したNAND回路11では、VDDQが投入された後に、PMOSトランジスタ62が完全にオフされずに、貫通電流が流されてしまう可能性がある。このような場合は、図3に示すようなインバータ回路12をクロック制御回路10として用いればよい。インバータ回路12は、第1の内部クロック信号(CKin)を入力とし、出力バッファ用電源(VDDQ)で駆動する回路である。出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)が印加されなければ、第2のクロック信号(/CKin’)は、ロウレベルに固定される。また、VDD>VDDQの場合、VDDQが投入された後に貫通電流が流れることも無い。
【0047】
しかし、逆にVDD<VDDQの場合、図3に示したインバータ回路12に貫通電流が流れてしまう可能性がある。このような場合、図4に示すようなレベルシフト回路13をクロック制御回路10として用いればよい。レベルシフト回路13は、第1の内部クロック信号(CKin)の電圧レベルを出力バッファ用電源の電圧レベル(VDDQ)へ変更する回路である。
【0048】
レベルシフト回路13は、2つのPMOSトランジスタ(65、66)と、2つのNMOSトランジスタ(67、68)とを有する。第1の内部クロック信号(CKin)は、NMOSトランジスタ67の電流経路の一端、及びNMOSトランジスタ68のゲートに入力されている。NMOSトランジスタ67の電流経路の他端は、PMOSトランジスタ65のソース、及びPMOSトランジスタ66のゲートにそれぞれ接続されている。PMOSトランジスタ(65、66)のドレインには出力バッファ用電源電圧(VDDQ)が印加されている。PMOSトランジスタのゲート、PMOSトランジスタ66のソース、及びNMOSトランジスタ68のドレインは互いに接続されて、第2の内部クロック信号(/CKin’)が出力される。レベルシフト回路13は、第2の内部クロック信号(/CKin’)をVDDQレベルで出力することができる。
【0049】
以上説明したように、比較回路42は、VDDQ/2を基準にしてインピーダンスを比較している。また、プルアップ側カウンター41及びプルダウン側カウンター40は、第2の内部クロック信号(/CKin’)に従って動作する。第2の内部クロック信号(/CKin’)は、出力バッファ用電源の電圧が印加されている場合に限り、クロック制御回路10から出力される。従って、プログラマブルインピーダンス回路9は、出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)が印加されている場合に限り、第2の内部クロック信号(/CKin’)に従って動作する。よって、出力バッファ用電源の電圧(VDDQ)を基準としたインピーダンスの合わせ込み動作を正常に行うことができる。換言すれば、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入されていない状態において、クロック入力回路6が第1の内部クロック信号(CKin)を出力しても、プログラマブルインピーダンス回路9はインピーダンスの合わせ込み動作を開始することが無い。
【0050】
プログラマブルインピーダンス制御機能を搭載した半導体記憶装置において、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入されない場合には、プログラマブルインピーダンス回路9を制御する第2のクロック信号を固定状態に保つことで、インピーダンス制御機能を非活性化状態に保つことができる。
【0051】
従って、出力バッファ用電源(VDDQ)が投入される前に、プログラマブルインピーダンス回路9が動作を開始して、初期値が中間の値に設定されていたカウンター値を、最少値あるいは最大値へ向けて合わせ込んでしまうことが無くなる。よって、所定回数のダミーサイクルによって、所望のインピーダンスの合わせ込みを確実に終了させることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電源の投入シーケンスに依らず、所定回数のダミーサイクルの間に出力バッファ回路のインピーダンス合わせ込みが正しく行われる半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るクロック制御回路の機能を説明する為のブロック図である。
【図2】図2(a)はクロック制御回路としてのNAND回路を示す論理回路図であり、図2(b)はNAND回路の具体的な回路図である。
【図3】クロック制御回路としてのインバータ回路の回路図である。
【図4】クロック制御回路としてのレベルシフト回路の回路図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る半導体装置の全体構成を示す平面図である。
【図6】半導体装置内のメモリチップの構成を示すブロック図である。
【図7】メモリチップ内の出力バッファ回路の構成を示す回路図である。
【図8】メモリチップ内のプログラマブルインピーダンス回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ボード(PCB)
2 メモリチップ
3 MPU
4 データバス
5 入出力端子
6 クロック入力回路
7 その他の回路
8 出力バッファ回路
9 プログラマブルインピーダンス回路
10 クロック制御回路
11 NAND回路
12 インバータ回路
13 レベルシフト回路
40 プルダウン側レプリカバッファ回路
41 プルアップ側レプリカバッファ回路
42 比較回路
43、44 カウンター
CKin 第1の内部クロック信号
/CKin’ 第2の内部クロック信号
RQ 外部抵抗
VDD 通常電源
VDDQ 出力バッファ用電源
Claims (6)
- 差動入力の外部クロック信号を増幅して第1の内部クロック信号を出力するクロック入力回路と、
出力バッファ用電源の電圧が印加されている場合に限り、前記第1の内部クロック信号と実質的に同じ信号サイクルを有する第2の内部クロック信号を出力するクロック制御回路と、
並列に接続された複数のトランジスタを有する出力バッファ回路と、
前記第2の内部クロック信号に従って動作し、前記出力バッファ用電源の電圧を基準にして、前記出力バッファ回路のインピーダンスを回路的に合わせ込むプログラマブルインピーダンス回路と
を有することを特徴とする半導体装置。 - 前記プログラマブルインピーダンス回路は、
並列に接続された複数のトランジスタを有するレプリカバッファ回路と、
前記出力バッファ用電源の電圧を基準にして、外部抵抗と前記レプリカバッファ回路のインピーダンスを比較する比較回路と、
前記第2の内部クロック信号に従って動作し、当該比較回路の比較結果を用いて、前記レプリカバッファ回路のインピーダンスと前記外部抵抗が整合するように前記レプリカバッファ回路が有する前記複数のトランジスタを個別にオンオフ制御するカウンターと
を具備し、前記カウンターが有する前記複数のトランジスタのオンオフ情報を用いて前記出力バッファ回路のインピーダンスを制御する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 前記クロック制御回路は、前記第1の内部クロック信号及び前記出力バッファ用電源の電圧をそれぞれ入力とするNAND回路を具備し、
前記第2の内部クロック信号は、前記NAND回路からの出力信号である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 前記クロック制御回路は、前記第1の内部クロック信号を入力とし、前記出力バッファ用電源で駆動するインバータ回路を具備し、
前記第2の内部クロック信号は、前記インバータ回路からの出力信号である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 前記クロック制御回路は、前記第1の内部クロック信号の電圧レベルを前記出力バッファ用電源の電圧レベルへ変更するレベルシフト回路を具備し、
前記第2の内部クロック信号は、前記レベルシフト回路からの出力信号である
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。 - 前記外部クロック信号のインターフェースがHSTL仕様であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の半導体装置。
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