JP3701634B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス天板と、ガラス天板に開設したコンロ開口に臨むガスバーナとを備えるガスコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスコンロでは、熱効率を向上する上ために、五徳を低くして調理容器とガスバーナとの間の距離を短くすることが望まれるが、このままでは燃焼排気の排出抵抗の増加で燃焼不良を生ずるため、送風機により燃焼用空気を強制給気することが必要になり、更に、天板が過熱され易くなるため、天板の冷却も必要になる。
【0003】
そこで、従来、特公平7―96928号公報に見られるように、送風機の作動で空気を強制的に流す通風路を天板の下面に沿わせて設けると共に、ガスバーナに対する燃焼用空気の給気通路を通風路の途中から分岐し、天板の空冷とガスバーナへの燃焼用空気の強制給気とを行うようにしたものが知られている。
【0004】
尚、上記公報のガスコンロは、金属製の天板を用いているが、耐熱ガラスから成るガラス天板を用いたガスコンロも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガラス天板は熱伝導率が低く、上記の如く通風路に流す空気でガラス天板の下面を冷却しても、燃焼排気に晒されるガラス天板の上面の温度は左程低下せず、煮こぼれを生じた場合、煮こぼれがガラス天板の上面にこびり付き易くなる。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、ガラス天板の上面を効果的に冷却できるようにしたガスコンロを提供することをその課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、ガラス天板と、ガラス天板に開設したコンロ開口に臨むガスバーナとを備えるガスコンロであって、ガスバーナの燃焼用空気を送風機により強制給気するようにしたものにおいて、前記コンロ開口内に隙間を存して挿入される筒部と、前記ガラス天板の上面に隙間を存して対向する上端のフランジ部とを有するガイド部材を設けて、該ガイド部材と前記ガラス天板との間に、前記送風機によって送風される空気の一部を前記ガラス天板の上面側に導く導風路を形成している。
【0008】
上記の構成によれば、ガイド部材のフランジ部の外周縁におけるガラス天板との間の隙間を吹き出し口として、導風路内の空気がガラス天板の上面に沿って外方に吹き出される。そのため、ガラス天板の上面に燃焼排気が直接接触せず、上面に沿って流れる空気の空冷作用と相俟って、ガラス天板の上面が効果的に冷却され、煮こぼれのこびり付きは生じない。
【0009】
この場合、フランジ部を径方向外方に向かって下方に傾斜させておけば、フランジ部とガラス天板との間の隙間がフランジ部外周の吹き出し口に向かって狭められることになり、吹き出し口からの空気の吹き出し速度が速められる。そのため、ガラス天板の上面に沿って空気がより遠方まで流れるようになり、冷却範囲が広がる。
【0010】
また、フランジ部に複数の五徳爪を結合し、これら五徳爪とガイド部材とで五徳を構成すれば、部品点数を削減してコストダウンを図ることができ、有利である。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、グリル付きの2口ガスコンロを示している。このガスコンロは、セラミックガラス等の耐熱ガラスから成るガラス天板1を備えている。ガラス天板1には、左右一対のコンロ開口2,2と、後部のグリル用排気口3とが開設されている。各コンロ開口2には、図2に示す如く、コンロ本体内に設けたガスバーナ4を臨ませている。そして、ガラス天板1上に五徳5を介して載置する調理容器Pを、コンロ開口2を通して立ちのぼるガスバーナ4の火炎で加熱するようにしている。尚、ガスバーナ4は、ガラス天板1の下方に配置される、コンロ開口2と同心の環状のバーナヘッド4aに内向きの炎孔4bを多数形成して成る内炎式バーナで構成されている。また、コンロ開口2の開口縁には、割れ防止のための保護部材2aが装着されている。
【0012】
五徳5は、熱効率を向上するため、比較的低く形成されており、これによる燃焼排気の排出抵抗の増加で燃焼不良を生じないように、ガスバーナ4の燃焼用空気(二次空気)を送風機6により強制給気している。これを詳述するに、バーナヘッド4aを収納するケーシング7をガラス天板1の下面にパッキン7aを介して接するように設けて、送風機6からケーシング7内に空気を送風し、炎孔4bからのガス噴出部にバーナヘッド4aの上方と下方とから燃焼用空気を強制的に供給している。また、ケーシング7内の底部に、コンロ開口2から落下する煮こぼれを受ける汁受け皿8をバーナヘッド4aの内周に収まるように配置し、バーナヘッド4aの下方からガス噴出部に向かう空気の流路面積を汁受け皿8とバーナヘッド4aとの間の隙間で絞ることにより空気の流速を速め、火炎が下方にのびることを効果的に防止できるようにしている。
【0013】
また、五徳5を低くすると、調理容器Pの底面に沿って外方に流れる燃焼排気がガラス天板1の上面に触れて、ガラス天板1の上面が高温になる。そこで、本実施形態では、コンロ開口2内に隙間を存して挿入される筒部9aと、ガラス天板1の上面に隙間を存して対向する上端のフランジ部9bとを有するガイド部材9を設け、このガイド部材9とガラス天板1との間に、送風機6によりケーシング7内に送風された空気の一部をガラス天板1の上面側に導く導風路10を形成している。
【0014】
これによれば、フランジ部9bの外周縁におけるガラス天板1との間の隙間を吹き出し口10aとして、導風路10内の空気がガラス天板1の上面に沿って外方に吹き出し、ガラス天板1の上面を薄膜状に覆う空気流が生成される。そのため、燃焼排気がガラス天板1の上面に接触しなくなり、空気流による空冷作用と相俟って、ガラス天板1の上面が効果的に冷却され、煮こぼれのこびり付きを生じなくなる。
【0015】
また、フランジ部9bは、径方向外方に向かって下方に傾斜しており、そのため、フランジ部9bとガラス天板1との間の隙間が吹き出し口10aに向かって狭められ、吹き出し口10aからの空気の吹き出し速度が速められる。従って、ガラス天板1の上面に沿って空気がより遠方まで流れるようになり、ガラス天板1が広範囲に冷却される。
【0016】
ところで、五徳5は、複数の五徳爪5aと、これら五徳爪5aを相互に連結する五徳枠とで構成されるが、本実施形態では、これら五徳爪5aをガイド部材9のフランジ部9bに結合して、ガイド部材9を五徳枠に兼用している。また、ガイド部材9の筒部9aの周方向複数箇所(例えば120°間隔で3箇所)に、コンロ開口2の開口縁に装着した保護部材2aに当接する凸部9cを形成し、コンロ開口2に対しガイド部材9を介して五徳5を位置決めできるようにしている。
【0017】
尚、上記第1実施形態では、筒部9aの下端をガラス天板1の下方位置で外方に拡開させて、ケーシング7内の空気を導風路10に導入し易くしているが、図3に示す第2実施形態のように、ガラス天板1の下面との間に隙間を存して配置した導入ガイド11を介して導風路10にケーシング7内の空気を導入しても良い。
【0018】
導入ガイド11は、ガスバーナ4の点火プラグ4c等を取り付けるケーシング7内のブラケット12に固定されている。そして、導入ガイド11に、ガイド部材9の筒部9aに遊嵌する筒部11aを形成し、ガイド部材9、即ち、五徳5を導入ガイド11を介して位置決めできるようにしている。
【0019】
尚、第2実施形態のガスバーナ4は、板金製の内炎式バーナで構成されている。また、ガスバーナ4は、バーナヘッドの外周に外向きの炎孔を形成して成る外炎式バーナであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ガスコンロの第1実施形態の平面図。
【図2】図1のII―II線で切断した拡大断面図。
【図3】本発明ガスコンロの第2実施形態の要部の断面図。
【符号の説明】
1…ガラス天板 2…コンロ開口 4…ガスバーナ 5…五徳 5a…五徳爪6…送風機 9…ガイド部材 9a…筒部 9b…フランジ部 10…導風路

Claims (3)

  1. ガラス天板と、ガラス天板に開設したコンロ開口に臨むガスバーナとを備えるガスコンロであって、ガスバーナの燃焼用空気を送風機により強制給気するようにしたものにおいて、
    前記コンロ開口内に隙間を存して挿入される筒部と、前記ガラス天板の上面に隙間を存して対向する上端のフランジ部とを有するガイド部材を設けて、該ガイド部材と前記ガラス天板との間に、前記送風機によって送風される空気の一部を前記ガラス天板の上面側に導く導風路を形成することを特徴とするガスコンロ。
  2. 前記フランジ部を径方向外方に向かって下方に傾斜させることを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記フランジ部に複数の五徳爪を結合し、これら五徳爪と前記ガイド部材とで五徳を構成することを特徴とする請求項1または2に記載のガスコンロ。
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