JP3700345B2 - ディジタルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタルカメラおよびプリント注文情報受付システムに関し、特に、撮影したディジタル画像情報のプリントアウトに適したディジタルカメラおよびプリント注文情報受付システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタルカメラ等で撮影して得たディジタル画像情報をカラープリンタ等によってプリントすることが近年行われている。
【0003】
また、このディジタル画像情報を基にして、高価な装置を用いて処理したりプリントして高画質なプリントを作成するサービスも提案されている。
そして、注文する内容を店頭で作成するとした場合に要する時間や発生する混雑状況に鑑みて、撮影したディジタル画像情報をコンピュータ等に入力,処理して事前に注文情報を作成し、この注文情報を着脱自在の記録媒体(PCカード、各種メモリカード等)に移してプリント受付に用いることも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コンピュータ等に入力して処理するやり方では、ディジタルカメラ以外にコンピュータを必要とするため、簡易に注文情報を作成することができないという問題を生じる。
【0005】
また、着脱自在の記録媒体に記録したディジタル画像情報を受付装置で受付ける場合には、多数回の受付けを繰り返すことにより、記録媒体もしくは受付装置の接点の磨耗等が発生して正確な受付けが行われなくなる可能性がある。
【0006】
したがって、本発明の目的は、簡易に注文情報を作成することが可能で、正確な受付けを行うことが可能なディジタルカメラおよびプリント注文情報受付システムを実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、撮影結果をディジタル画像情報に変換するディジタルカメラであって、前記ディジタル画像情報を記憶する記憶手段と、前記ディジタル画像情報に基づいた所望のプリントを得るためのプリント情報を作成するプリント情報設定手段と、ディジタルカメラの外部へ信号を送信する送信手段と、前記送信手段に送信を開始させる注文ボタンと、前記プリント情報の作成に応じて、前記プリント情報と前記ディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成して記憶手段に格納しておき、前記注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出した前記注文情報を前記送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とするディジタルカメラである。
また、請求項2に記載の発明は、撮影結果をディジタル画像情報に変換するディジタルカメラであって、前記ディジタル画像情報を記憶する記憶手段と、前記ディジタル画像情報に基づいた所望のプリントを得るためのプリント情報を作成するプリント情報設定手段と、ディジタルカメラの外部へ信号を送信する送信手段と、前記送信手段に送信を開始させる注文ボタンと、前記プリント情報の作成に応じて、前記プリント情報を記憶手段に格納しておき、前記注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出した前記プリント情報と前記ディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成し、前記注文情報を前記送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とするディジタルカメラである。
【0008】
このディジタルカメラでは、プリント情報設定手段にてプリント情報を作成し、注文ボタンの押下に応じて、プリント情報とディジタル画像情報とを対応付けた注文情報をディジタルカメラの外部へ送信するように制御する。
【0009】
したがって、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において簡易に注文情報を作成することが可能であって、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のディジタルカメラにおいて、前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントする画像を指定するプリント指定情報と、プリントするサイズを設定するプリントサイズ情報とを含む、ことを特徴とする。
【0013】
このディジタルカメラでは、プリント指定情報とプリントサイズ情報とを含む情報をプリント情報としているので、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において迅速かつ簡易に注文情報を作成することが可能になり、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントする枚数を設定するプリント枚数情報を含むことを特徴とする。
【0015】
このディジタルカメラでは、プリント枚数情報とプリントサイズ情報とを含む情報をプリント情報としているので、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において迅速かつ簡易に注文情報を作成することが可能になり、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリント仕上げに関するプリント仕上げ情報を含むことを特徴とする。
【0019】
このディジタルカメラでは、プリント情報にプリント仕上げ情報を含むことにより、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において十分な注文情報を作成することが可能になる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、プリント枚数が多いディジタル画像情報から順に注文情報を前記送信手段へ送ることを特徴とする。
【0021】
このディジタルカメラでは、プリント枚数が多いディジタル画像情報から順に注文情報を送信することにより、ラボ側ではプリント枚数の多いディジタル画像情報からプリントを開始するため、ラボ側においてディジタルカメラからの注文情報の送信を待つ状態が削減される。
【0022】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、プリント情報をクリアするプリント情報クリア手段を備えたことを特徴とする。このディジタルカメラでは、プリント情報をクリアすることで、前回の注文情報などが誤って再送されることを防止できる。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のディジタルカメラにおいて、前記プリント情報クリア手段は、注文情報の送信完了後もしくはプリント終了時のいずれかにプリント情報をクリアすることを特徴とする。
【0024】
このディジタルカメラでは、注文情報の送信完了後やプリント終了時にプリント情報をクリアすることで、既に送信した注文情報が誤って再送されることを防止できる。
【0027】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、ディジタル画像情報を削除する機能を備え、該ディジタル画像情報の削除に伴って、プリント情報から該ディジタル画像情報に関する情報を削除することを特徴とする。
【0028】
このディジタルカメラでは、ディジタル画像情報を削除した場合には、この削除に伴ってプリント情報に含まれる関連する情報も削除されるため、削除されて実態のないディジタル画像情報について注文情報を送信することを防止できる。
【0029】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントの依頼者を呼び出すことが可能な情報を含むことを特徴とする。
【0030】
このディジタルカメラでは、プリント情報に付随した情報に基づいてプリント依頼者を呼び出すことが可能であるため、プリント完了時などには迅速に依頼者を呼び出すことができる。
【0033】
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、注文情報の総量を求め、前記注文情報に付加することを特徴とする。
【0034】
このディジタルカメラでは、注文情報の総量に関する情報をも送信しているので、通信に要するおおよその時間をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0035】
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、ディジタルカメラの状態に関する状態情報を生成し、この状態情報を前記注文情報に付加することを特徴とする。
【0036】
このディジタルカメラでは、ディジタルカメラの状態情報をも送信しているので、ディジタルカメラの状態をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0037】
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、注文情報を送信中にディジタルカメラの状態が変化した時点で新たな状態情報を生成し、送信中の注文情報に新たな状態情報を含ませることを特徴とする。
【0038】
このディジタルカメラでは、状態が変化する毎に状態情報を送信しているので、ディジタルカメラの状態をほぼリアルタイムにラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。
したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0039】
請求項14に記載の発明は、請求項12に記載のディジタルカメラにおいて、前記制御手段は、注文情報を送信中の一定時間毎に新たな状態情報を生成し、送信中の注文情報に新たな状態情報を含ませることを特徴とする。
【0040】
このディジタルカメラでは、一定時間毎に状態情報を送信しているので、ディジタルカメラの状態をほぼリアルタイムにラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0041】
請求項15に記載の発明は、請求項12〜14の何れか1項に記載のディジタルカメラにおいて、前記状態情報は、外部電源接続の有無に関する情報,電池の種類に関する情報,電池の本数に関する情報,電池の残量に関する情報,表示手段での表示に関する情報,ディジタルカメラ固有の識別番号に関する情報,使用者の識別番号に関する情報,消費している電力に関する情報,ディジタルカメラでの警告表示に関する情報,最大通信速度に関する情報,動作可能時間に関する情報,のいずれかを含むことを特徴とする。
【0042】
このディジタルカメラでは、ディジタルカメラに関する上述した各種の情報を状態情報に含めてを送信しているので、ディジタルカメラの状態をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を詳細に説明する。なお、本実施の形態例では、注文情報を簡易に作成できるディジタルカメラと、このディジタルカメラからの注文情報を受付ける注文受付装置と、からなるプリント注文情報受付システムについて説明する。
【0049】
<プリント注文情報受付システムの構成>
まず、ここで図1を参照して本実施の形態例で使用するディジタルカメラの構成について説明する。
【0050】
図1は本発明の実施の形態のディジタルカメラの全体の電気的な概略構成を示す機能ブロック図である。
この図1に示すディジタルカメラにおいて、レンズ1,開口絞り2等で構成された光学系を介して得られた光画像は、CCD等の撮像素子3の受光面に結像される。また、このとき、このレンズ1及び開口絞り2は、それぞれフォーカス駆動回路16及び絞り駆動回路15により駆動される。
【0051】
ここで、撮像素子3は受光面に結像された光画像を電荷量に光電変換し、CCD駆動回路19からの転送パルスによってアナログの画像信号を出力する。なお、CCD駆動回路19は撮像素子3を駆動すると共に、シャッタ速度の制御を行うことが可能である。
【0052】
撮像素子3から出力されたアナログの画像信号は、プリプロセス回路4においてCDS(相関二重サンプリング)処理でノイズが低減され、またAGCにより利得の調整が行われ、ダイナミックレンジ拡大のためのニー処理などが行われる。
【0053】
そして、A/D変換器5によってディジタル画像信号に変換された後、信号処理回路6で輝度処理や色処理が施されてディジタルビデオ信号(例えば、輝度信号(Y)と色差信号(Cr,Cb)からなるディジタルデータ)に変換されて、メモリコントローラ7に出力される。
【0054】
また、この信号処理回路6からは画像表示部18にディジタルビデオ信号が出力されており、撮像素子3で撮像している画像や、後述する記憶手段からの再生画像を画像表示部18に画像表示することが可能に構成されている。なお、画像表示部18には、画像の他に、各種情報の表示も行える。
【0055】
これらの機能切り替えは、メインマイコン8とのデータ交換により行なわれ、必要に応じて撮像素子信号の露出情報やフォーカス信号、白バランス情報をメインマイコン8へ出力することもできる。
【0056】
このメインマイコン8は、主として撮影,記録,再生のシーケンスを制御し、さらには必要に応じて撮影画像の圧縮再生や外部機器とのシリアルポート伝送を行なう。
【0057】
ここで、画像記録モードの画像圧縮としてCCITT(当時)とISOで規格化されているJPEG方式(あるいはJBIG方式)を使用するとして説明を行う。
【0058】
そして、メモリコントローラ7では、信号処理回路6から入力されるディジタル画像データをフレームメモリ9に蓄積したり、逆にフレームメモリ9の画像データを信号処理回路6に出力する。
【0059】
フレームメモリ9は、少なくとも1画面以上の画像データを蓄積できる画像メモリであり、例えばVRAM,SRAM,DRAM等が一般に使用されるが、ここではCPUのバスと独立動作可能なVRAMを使用するものとする。
【0060】
ストロボ12は撮影シーケンスを制御するメインマイコン8により発光タイミングが得られるようになっている。
シリアルポートドライバ13は、カメラ本体と外部機器との情報との情報伝送を行なうための信号変換を行なう。シリアル伝送手段としては、RS232Cや、RS422A等のシリアル通信を行う推奨規格があるが、ここではRS232Cを使用している。
【0061】
サブマイコン14は、記録,再生,コマ送りといったスイッチ等のマンマシン・インタフェースを制御し、メインマイコン8に必要に応じて情報伝達を行なうものである。
【0062】
絞り駆動回路15は、例えばオートアイリス等によって構成され、メインマイコン8の制御によって光学的な絞り2の絞り値を変化させる。
フォーカス駆動回路16は、例えばステッピングモータにより構成され、メインマイコン8の制御によってレンズ位置を変化させ、被写体の光学的なピント面を撮像素子3上に適正に合わせるものである。
【0063】
画像記憶部21は記憶手段を構成するもので、メインマイコン8で画像圧縮処理等を施されフレームメモリ9を経由したJPEG形式のディジタルデータが記録される。
【0064】
なお、この画像記憶部21は、本体に対して着脱可能な半導体メモリを使用した記録再生装置や、本体に対して着脱可能なハードディスク装置などが該当する。外部のコンピュータとデータの授受を行う場合には、この静止画像記憶部21の記憶媒体は、PCカードなどと互換性を有する各種半導体メモリであることが好ましい。
【0065】
レリーズSW31は画像記録の指示がなされるレリーズスイッチであり、この選択はサブマイコン14に供給される。
プリント情報入力部32はプリント情報(プリントする画像を指定するプリント指定情報と、プリントするサイズを設定するプリントサイズ情報と、プリントする枚数を設定するプリント枚数情報と、プリント仕上げに関するプリント仕上げ情報、など)についての設定と入力とを行うプリント情報設定手段である。
【0066】
注文ボタン33は押下に伴って送信開始信号を発する送信開始手段であり、この送信開始信号によってプリント情報とディジタル画像情報とが、後述するように外部に送信される。
【0067】
40は赤外線や電波などでデータを送受信する送受信ユニットであり、前述した送信開始信号によってプリント情報とディジタル画像情報とを外部に送信し、また、外部からの情報を受信する。
【0068】
なお、図2は上述したディジタルカメラの外観構成を示した斜視図であり、特に背面と上面の様子を示している。上面の右側にはレリーズスイッチ31が配置され、また、上面の左側には注文ボタン33が配置されている。そして、背面にはLCDなどの画像表示部18が配置されており、画像や各種情報を表示可能に構成されている。さらに、画像表示部18の下部には、プリント情報入力部32としての、メニューボタン32a,セレクトボタン32b及び32c,決定ボタン32dなどが配置されている。なお、正面(図示せず)には送受信ユニット40の送受信部が配置されている。
【0069】
ここで、図3を用いて注文受付装置を構成するラボ200について説明する。
このラボ200は、注文の受付けを行う注文カウンタ210と、注文に従ってディジタル画像情報をプリントアウトするプリント装置220とを備えている。
【0070】
ここで、注文カウンタ210は、図1及び図2に示したディジタルカメラ100を載置するテーブルとしての役目を果たしており、ディジタルカメラ100の送受信ユニット40と対向する位置には受注用送受信ユニット211が配置されている。この受注用送受信ユニット211で受信した注文情報はプリント装置220に供給される。プリント装置220は注文情報に従ってプリントを実行するもので、プリントが出力されるプリント出口221を備えている。
【0071】
<プリント注文情報受付システムの動作>
ここでプリント注文情報受付システムの注文受付け動作について説明する。
ディジタルカメラ100により撮影を行って、ラボ200にプリントを依頼しようとするユーザは、まず、ディジタルカメラ100の背面に備え付けられたプリント情報入力部32によりプリント情報を作成する。
【0072】
例えば、メニューボタン32aを押下して画像表示部にプリント情報作成メニューを表示させ、このプリント情報作成メニューを使用して、所望のプリントを得るためのプリント情報を作成する。
【0073】
この場合、項目の選択にはセレクトボタン32b及び32cを使用し、各項目の決定の際には決定ボタン32dを押下する。決定ボタン32dが押下されると、メインマイコン8は作成されたプリント情報とディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成し、この注文情報を画像記憶部21の空きエリアなどに格納しておく。
【0074】
そして、以上の注文情報の作成が完了した後、ユーザがディジタルカメラ100をラボ200に持参し、注文カウンタ210上に載置する。そして、ユーザがディジタルカメラ100の注文ボタン33を押下することで、メインマイコン8は前述した注文情報を読み出して送受信ユニット40に供給する。これにより、送受信ユニット40から受注用送受信ユニット211に向けて注文情報が赤外線などにより自動的に送信される。
【0075】
なお、以上の説明では、注文情報の作成は決定ボタン32dの押下(プリント情報の作成完了のタイミング)で行っていたが、注文ボタン33の押下に応じて注文情報を作成する構成としてもよい。
【0076】
この場合、注文情報がディジタルカメラ100側からラボ200側に送信され終わった時点で、ラボ200からディジタルカメラ100に向かって注文受付完了のデータを送信してもよい。
【0077】
なお、この場合、周知のIrDAなどの規格に基づいたデータの送受信が好ましいが、他の方式(ASK方式)や、可視光や電波など他の電磁波を用いたデータの送受信であってもよい。
【0078】
このようにプリント情報を作成することで、ディジタルカメラのプリント情報入力部32もしくは制御部において簡易な操作で注文情報を作成することが可能になり、ラボ200において注文情報として送信するだけで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0079】
また、ユーザが作成したプリント情報とディジタル画像情報とを含んだ状態の情報を注文情報とすることで、ラボ200において該注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0080】
また、この段階でユーザが作成できるプリント情報としては、プリントする画像を指定するプリント指定情報、プリントするサイズを設定するプリントサイズ情報、プリントする枚数を設定するプリント枚数情報、プリント仕上げに関するプリント仕上げ情報、などが該当する。
【0081】
このような各種情報を含むことで、ディジタルカメラのプリント情報入力部32においてユーザ自らが十分な注文情報を予め作成することが可能になり、ラボ200での注文に要する時間が短縮される。また、店員による伝票の記載が不要になるので、注文カウンタ210を無人化することも可能になる。
【0082】
そして、このようなプリント情報とディジタル画像情報とを、プリント枚数が1以上の画像について注文情報として作成する。すなわち、プリント枚数が0の画像については注文情報を作成しないので、注文情報の送信に要する時間が短縮される。
【0083】
また、メインマイコン8は、プリント情報に含まれるプリント枚数が多いディジタル画像情報から順に並んだ注文情報を作成して、送受信ユニット40からラボ200に送信する。
【0084】
このように、プリント枚数が多いディジタル画像情報から順することで、ラボ200側ではプリント枚数の多いディジタル画像情報から順にプリントを開始するため、プリントを実行している間を利用して注文情報の送信を完了することが可能となる。すなわち、ラボ200でプリント動作を休んでいて注文情報を待っているという状態がなくなるため、ラボ200側での無駄な待ち時間が削減される。
【0085】
また、ディジタルカメラ100において、作成したプリント情報をクリアする手段を設けることが望ましい。すなわち、プリント情報をクリアすることで、前回の注文情報などが誤って再送されることを防止できる。なお、このクリア手段としては、専用のクリア(リセット)ボタンであってもよいし、メニューボタン32aを押下した時点で現れる選択肢であってもよい。
【0086】
また、以上のようなユーザが操作するクリアボタンの代わりに、メインマイコン8が自動的にクリアする手段を用いることも可能である。すなわち、注文情報の送信完了後もしくはラボ200でのプリント終了時のいずれかに、メインマイコン8がプリント情報を自動的にクリアするようにしてもよい。このように自動的にプリント情報をクリアすることで、既に送信した注文情報が誤って再送されることを防止できる。
【0087】
また、ディジタルカメラ100からの注文情報の送信の進行に応じて、メインマイコン8はプリント枚数の設定を順次減じるようにする。なお、この減じ方としては、1枚ずつ、あるいは複数枚毎でもよい。このようにすることで、注文情報の送信が中断した後に再び送信を開始する場合、既に送信した枚数を除いて、未完了の部分の注文情報のみを送信することができる。また、このように減じるのは、メインマイコン8が送受信ユニット40の送信を確認した時点で行うか、または、ラボ200からのプリント終了に対応した返信信号に基づいて行うか、いずれであってもよい。
【0088】
また、一般的なディジタルカメラはディジタル画像情報を削除する機能を備えている。このため、プリント情報を作成した後であってラボ200で注文をするまでの間にディジタル画像情報を削除することもあり得る。このような場合、ラボにおいて、削除した画像についてもプリント情報を送信することは好ましくない。そこで、メインマイコン8は、有効(上述のクリアがなされていない)なプリント情報が存在するときに、ディジタル画像情報の削除が発生した場合には、プリント情報から該当ディジタル画像情報に関する情報を削除する。このようにすることで、ディジタル画像情報を削除したユーザの意志が自動的にプリント情報にも反映され、実態のないディジタル画像情報について注文情報を送信することを防止できる。
【0089】
なお、ディジタルカメラ100に予めユーザ情報の設定がなされている場合にはそのユーザ情報に含まれる電話番号など(プリントの依頼者を呼び出すことが可能な電話番号,ページャ番号などの情報:以下、呼び出し情報と言う)、ディジタルカメラ100にそのような設定がなされていない場合にはプリント情報の作成の際にメニューに従って入力される呼び出し情報を、プリント情報の一部として、注文情報と共にラボ200に送信する。
【0090】
このような呼び出し情報を含むことで、ラボ200での注文の際にこれらの事項を記載する必要がなくなり、必要とされる時間が短縮される。また、店員による伝票の記載が不要になるので、注文カウンタ210を無人化することも可能になる。また、この呼び出し情報を用いることで、ラボ200からプリント依頼者を呼び出すことが可能であるため、プリント完了時,エラー発生時などには、送受信ユニット40,もしくは他の送信手段を用いて、電話,ファクシミリ,電子メールなどによって迅速にプリント依頼者を呼び出すことが可能になる。
【0091】
また、ディジタルカメラ100の画像表示部18を利用して、注文情報をラボ200に送信する際に、送っている注文情報に関連するディジタル画像情報について画像表示を行わせるようにしてもよい。このようにすることにより、注文情報の送信の進行状況の確認や、注文情報の内容の確認などを容易に行える。
【0092】
なお、この画像表示は確認のためであるので、確認が可能な程度に縮小して表示することも可能である。
したがって、フルスクリーンで1枚毎に表示をする代わりに、送信中や送信済みのディジタル画像情報をサムネイル画像として並べて表示してもよい。例えば、送信済みはカラー表示,送信中はカラー点滅表示,未送信はモノクロ表示などのようにすることで、進行状況の確認が容易になる。
【0093】
また、上述した注文情報に関し、注文情報の総量(総データ量)に関する情報をメインマイコン8が生成し、この情報を注文情報に含めることができる。このようにすることで、通信に要するおおよその時間をラボ200側が知ることができるようになる。この結果、ディジタルカメラの電池の消耗を予測することができ、ラボ200から警告を発することが可能になる。これにより、電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0094】
また、上述した注文情報に関し、ディジタルカメラの状態に関する状態情報をメインマイコン8が生成し、この情報を注文情報に含めることができる。そして、この状態情報を、ディジタルカメラの状態が変化する毎、一定時間毎などに注文情報に含めて送信する。
【0095】
なお、この状態情報としては、
・外部電源接続の有無に関する情報,
・電池の種類(マンガン,アルカリ,ニッカド,ニッケル水素,リチウムなど)に関する情報,
・電池の本数に関する情報,
・電池の残量に関する情報,
・画像表示部18での表示の有無(オン/オフ)に関する情報,
・ディジタルカメラ固有の識別番号に関する情報,
・使用者の識別番号に関する情報,
・消費している電力に関する情報,
・ディジタルカメラでの警告表示に関する情報,
・最大通信速度に関する情報,
・動作可能時間に関する情報,
のいずれか一つ、または複数の組合わせが考えられる。
【0096】
このようにすることで、通信に要するおおよその時間やディジタルカメラの状態などを、ディジタルカメラの状態が変化する毎や一定時間毎に(リアルタイムに)、ラボ200側が知ることができるようになる。
【0097】
この結果、ディジタルカメラの電池の消耗を予測することができ、ラボ200から警告,電池交換の指示,外部電源使用の指示などを発することが可能になる。これにより、電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。
したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0098】
なお、以上の各実施の形態例の説明では、ディジタルカメラ100側の注文ボタン33を押下することで注文情報を送信する構成になっていたが、注文情報の送信は他のきっかけに基づいてもよい。
【0099】
例えば、ラボ200のオペレータの操作、もしくは注文カウンタ210にディジタルカメラ100が載置されたことをきっかけにして、ラボ200の制御装置(図示せず)が注文受付情報を受注用送受信ユニット211からディジタルカメラ100に向けて送信する。この注文受付情報を受信したディジタルカメラ100側で、メインマイコン8が注文情報を送信するように制御する。
【0100】
このようにラボ200からの注文受付情報に基づいてディジタルカメラ100から注文情報を送信するように構成することで、ユーザがディジタルカメラ100を持参するだけで自動的に注文情報が送信されるので、より正確な受付けが可能になる。
【0101】
【発明の効果】
以上実施の形態例と共に詳細に説明したように、この明細書記載の各発明によれば以下のような効果が得られる。
【0102】
(1)請求項1に記載のディジタルカメラの発明では、プリント情報の作成に応じて、プリント情報とディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成して記憶手段に格納しておき、注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出した注文情報を送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信しているので、ディジタルカメラにおいて簡易に注文情報を作成しておくことが可能であって、以上の注文情報の作成が完了した後、ユーザがディジタルカメラをラボに持参し、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
(2)請求項2に記載のディジタルカメラの発明では、プリント情報の作成に応じて、プリント情報を記憶手段に格納しておき、注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出したプリント情報とディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成し、注文情報を送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信しているので、ディジタルカメラにおいて簡易に注文情報を作成することが可能であって、以上のプリント情報の作成が完了した後、ユーザがディジタルカメラをラボに持参し、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0104】
(3)請求項3に記載のディジタルカメラの発明では、プリント指定情報とプリントサイズ情報とを含む情報をプリント情報としているので、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において迅速かつ簡易に注文情報を作成することが可能になり、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0105】
(4)請求項4に記載のディジタルカメラの発明では、プリント枚数情報とプリントサイズ情報とを含む情報をプリント情報としているので、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において迅速かつ簡易に注文情報を作成することが可能になり、この注文情報を送信することで正確な受付けを行うことが可能になる。
【0107】
(5)請求項5に記載のディジタルカメラの発明では、プリント情報にプリント仕上げ情報を含むことにより、ディジタルカメラのプリント情報設定手段において十分な注文情報を作成することが可能になる。
【0108】
(6)請求項6に記載のディジタルカメラの発明では、プリント枚数が多いディジタル画像情報から順に注文情報を送信することにより、ラボ側ではプリント枚数の多いディジタル画像情報からプリントを開始するため、ラボ側においてディジタルカメラからの注文情報の送信を待つ状態が削減される。
【0109】
(7)請求項7に記載のディジタルカメラの発明では、プリント情報をクリアすることで、前回の注文情報などが誤って再送されることを防止できる。
(8)請求項8に記載のディジタルカメラの発明では、注文情報の送信完了後やプリント終了時にプリント情報をクリアすることで、既に送信した注文情報が誤って再送されることを防止できる。
【0111】
(9)請求項9に記載のディジタルカメラの発明では、ディジタル画像情報を削除した場合には、この削除に伴ってプリント情報に含まれる関連する情報も削除されるため、削除されて実態のないディジタル画像情報について注文情報を送信することを防止できる。
【0112】
(10)請求項10に記載のディジタルカメラの発明では、プリント情報に付随した情報に基づいてプリント依頼者を呼び出すことが可能であるため、ラボでの注文に要する時間が短縮され、伝票の記載が不要になる。また、プリント完了時などには迅速に依頼者を呼び出すことができる。
【0114】
(11)請求項11に記載のディジタルカメラの発明では、注文情報の総量に関する情報をも送信しているので、通信に要するおおよその時間をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0115】
(12)請求項12に記載のディジタルカメラの発明では、ディジタルカメラの状態情報をも送信しているので、ディジタルカメラの状態をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0116】
(13)請求項13に記載のディジタルカメラの発明では、状態が変化する毎に状態情報を送信しているので、ディジタルカメラの状態をほぼリアルタイムにラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0117】
(14)請求項14に記載のディジタルカメラの発明では、一定時間毎に状態情報を送信しているので、ディジタルカメラの状態をほぼリアルタイムにラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【0118】
(15)請求項15に記載のディジタルカメラの発明では、状態情報として、外部電源接続の有無に関する情報,電池の種類に関する情報,電池の本数に関する情報,電池の残量に関する情報,表示手段での表示に関する情報,ディジタルカメラ固有の識別番号に関する情報,使用者の識別番号に関する情報,消費している電力に関する情報,ディジタルカメラでの警告表示に関する情報,最大通信速度に関する情報,動作可能時間に関する情報,のいずれかを状態情報に含めてを送信しているので、ディジタルカメラの状態をラボ側が知ることができ、ディジタルカメラの電池切れ等による通信不良を未然に防止することが可能になる。したがって、安定した通信により、注文情報の正確な受付けを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例で使用するディジタルカメラの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例のディジタルカメラの外観を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態例のプリント注文情報受付システムの注文受付装置であるラボの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 レンズ
2 開口絞り
3 撮像素子
4 プリプロセス回路
5 A/D変換器
6 信号処理回路
7 メモリコントローラ
8 メインマイコン
9 フレームメモリ
12 ストロボ
13 シリアルポートドライバ
14 サブマイコン
15 絞り駆動回路
16 フォーカス駆動回路
18 画像表示部
19 CCD駆動回路
21 画像記憶部
31 レリーズSW
32 プリント情報入力部
33 注文ボタン
40 送受信ユニット
Claims (15)
- 撮影結果をディジタル画像情報に変換するディジタルカメラであって、
前記ディジタル画像情報を記憶する記憶手段と、
前記ディジタル画像情報に基づいた所望のプリントを得るためのプリント情報を作成するプリント情報設定手段と、
ディジタルカメラの外部へ信号を送信する送信手段と、
前記送信手段に送信を開始させる注文ボタンと、
前記プリント情報の作成に応じて、前記プリント情報と前記ディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成して記憶手段に格納しておき、前記注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出した前記注文情報を前記送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信する制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とするディジタルカメラ。 - 撮影結果をディジタル画像情報に変換するディジタルカメラであって、
前記ディジタル画像情報を記憶する記憶手段と、
前記ディジタル画像情報に基づいた所望のプリントを得るためのプリント情報を作成するプリント情報設定手段と、
ディジタルカメラの外部へ信号を送信する送信手段と、
前記送信手段に送信を開始させる注文ボタンと、
前記プリント情報の作成に応じて、前記プリント情報を記憶手段に格納しておき、前記注文ボタンの押下に応じて、記憶手段から読み出した前記プリント情報と前記ディジタル画像情報とを対応付けた注文情報を生成し、前記注文情報を前記送信手段を介してディジタルカメラの外部に送信する制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とするディジタルカメラ。 - 前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントする画像を指定するプリント指定情報と、プリントするサイズを設定するプリントサイズ情報とを含む、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディジタルカメラ。
- 前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントする枚数を設定するプリント枚数情報を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリント仕上げに関するプリント仕上げ情報を含むことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、プリント枚数が多いディジタル画像情報から順に注文情報を前記送信手段へ送ることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- プリント情報をクリアするプリント情報クリア手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記プリント情報クリア手段は、注文情報の送信完了後もしくはプリント終了時のいずれかにプリント情報をクリアすることを特徴とする請求項7に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、ディジタル画像情報を削除する機能を備え、該ディジタル画像情報の削除に伴って、プリント情報から該ディジタル画像情報に関する情報を削除することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記プリント情報設定手段により作成するプリント情報は、プリントの依頼者を呼び出すことが可能な情報を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、注文情報の総量を求め、前記注文情報に付加することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、ディジタルカメラの状態に関する状態情報を生成し、この状態情報を前記注文情報に付加することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、注文情報を送信中にディジタルカメラの状態が変化した時点で新たな状態情報を生成し、送信中の注文情報に新たな状態情報を含ませることを特徴とする請求項12に記載のディジタルカメラ。
- 前記制御手段は、注文情報を送信中の一定時間毎に新たな状態情報を生成し、送信中の注文情報に新たな状態情報を含ませることを特徴とする請求項12に記載のディジタルカメラ。
- 前記状態情報は、外部電源接続の有無に関する情報,電池の種類に関する情報,電池の本数に関する情報,電池の残量に関する情報,表示手段での表示に関する情報,ディジタルカメラ固有の識別番号に関する情報,使用者の識別番号に関する情報,消費している電力に関する情報,ディジタルカメラでの警告表示に関する情報,最大通信速度に関する情報,動作可能時間に関する情報,のいずれかを含むことを特徴とする請求項12〜14の何れか1項に記載のディジタルカメラ。
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