JP3820085B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像素子で撮像された画像を、カメラ本体に装着された記録媒体又は通信手段を介して画像の記録・管理を行うセンター等に送信して記録することが可能な電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルスチルカメラ(電子カメラ)とラボ店を通信回線で接続し、電子カメラで得られた画像データをラボ店内の大容量メモリに蓄積し、且つプリントアウトできるようにしたプリントシステムが提案されている(特開平9−322114号公報)。このシステムは、被写体を撮像するカメラ本体と、カメラ本体で得られた画像データ及びそれに対応する識別データを転送するデータ通信部と、画像データ及び識別データを受信しこれらを画像データベースで管理すると共に、必要な画像データを読み出してプリントするプリント設備とから構成される。
【0003】
この種のシステムでは、電子カメラで撮像して得られた画像データは、データ通信部によりプリント設備に直ちに転送されるため、カメラには1画像分のバッファメモリしか必要としない。従って、電子カメラに大容量の記録媒体を用意することなく、高画質のハードコピーが得られることになり、カメラの小型化及びローコスト化をはかることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の電子カメラにおいては、次のような問題があった。即ち、電子カメラは、何時でも何処でも簡単に持ち運びができ、誰でも簡単に撮影できることができてこそ価値があるものである。ところが、上記の先行技術に係わる電子カメラは、通信設備の整っていない地域では使用することができないという問題がある。
【0005】
この問題を解決するために、電子カメラに比較的大容量の記録媒体を設け、画像データを電子カメラに装着された記録媒体に記録する第1のモードと、画像データを通信手段を介してラボ店等に設置された大容量メモリに転送する第2のモードとを、撮影者が選択する方法が考えられる。しかしながらこの場合、モード切替のために電子カメラの速写性を損なってしまう。特に、通信設備の整っていない地域において第2モードが選択されていると、撮影の機会を逃してしまうという決定的な問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情を考慮して成されたもので、その目的とするところは、電子カメラの本来の機能を失うことなく、撮像素子で撮像された画像を、通信手段を介して画像の記録・管理を行うためのセンター等に送信することが可能な電子カメラを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(構成)
上記課題を解決するために本発明は次のような構成を採用している。
【0008】
即ち本発明の第1の態様では、撮像素子で撮像された画像を自己の記録媒体、又は通信手段を介して接続されたセンターに備えられたメモリに選択的に記録可能な電子カメラであって、画像を記録するための記録媒体と、前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あるかどうかを判別する判別手段と、この判別手段による判別の結果、前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あると判別した場合は前記センターに前記画像を送信し、前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上ないと判別した場合は、前記画像を前記記録媒体に記録するための制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
(作用)
本発明によれば、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あるかどうかを判別し、この判別の結果、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あると判別したときはセンターに画像を送信し、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上ないと判別したときは画像を電子カメラの記録媒体に記録する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
【0020】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる電子カメラの基本構成を示すブロック図である。
【0021】
図中の1は撮影レンズ、2は被写体像を撮像するCCD撮像素子、3は色信号の分離,ゲインコントロール,ガンマ補正等を行うプロセス処理回路、4はA/Dコンバータ、5は画像データを一時的に記憶するためのフレームメモリ、6はLCDドライバ、7は液晶ディスプレイ(LCD)、8は画像データを圧縮したり展開するための符号化/復号化回路、9はデータを送受信するための変復調装置(モデム)、10は送信する画像に関するヘッダ情報を格納したヘッダ情報メモリ、11はコンパクトフラッシュやスマートメディア(登録商標)等の記録媒体、12は各部ロックの制御を統括するコントローラ(CPU)、13は電源のオン/オフ,モード切り替え等の各種操作スイッチ、14は撮影レンズ1を駆動するためのモータを示している。
【0022】
また、15はレリーズスイッチであり、このレリーズスイッチ15はレリーズ第1スイッチ(SW1)とレリーズ第2スイッチ(SW2)から構成されている。SW1,SW2はレリーズ操作に連動して動作するスイッチで、図示しないレリーズ操作釦を軽く押圧することによりまずSW1がオンし、次に強く押圧するとSW2がオンする。そして、SW1のオンにより通信回線への接続が指示され、SW2のオンにより撮影動作が開始されるようになっている。
【0023】
なお、フレームメモリ5に一時的に記憶された画像データは、コントローラ12の制御の下に、符号化/復号化回路8により圧縮されて記録媒体11に記録される第1のモードと、圧縮されずにそのままモデム9を介して外部に送信される第2のモードとの何れかが選択されるようになっている。さらに、外部から通信によりモデム9に入力された画像データはフレームメモリ5に記憶され、LCD7に表示されるようになっている。ここで、外部から入力される画像データは本来の画像を縮小したサムネイル画像データである。
【0024】
また、操作スイッチ13には通常のスイッチ以外に、画像データをカメラ本体に装着された記録媒体11に優先的に記憶するモードと、画像データをセンターに送信しセンターに備えられたメモリに優先的に記憶するモードとを選択するための優先モード選択スイッチが設けられている。
【0025】
図2は、上記の電子カメラを用いたプリントシステムの全体構成を示す図である。画像データを受信して記録,プリントアウトするセンター30は、モデム31,サーバ32,プリンタ33等を備えており、モデム31により電話交換局51に接続されている。センター利用者端末40は、モデム41及びパソコン42等からなり、モデム41により電話交換局51に接続されている。電話交換局51には、公衆電話回線52を介して複数の無線基地局53が接続されている。そして、図1に示した構成の電子カメラ20は無線基地局53と通信可能となっている。
【0026】
ここで、センター30は、複数のユーザーが共用するラボ店であってもよいし、撮影者自身の事務所や自宅でもよい。サーバー32は大容量のメモリを備えており、電子カメラから送信された画像データをユーザーIDで指定されたメモリに記憶したり、要求に応じてプリンタ33などの周辺機器を制御する。
【0027】
図3は、電子カメラ20から送信される送信データの記録フォーマットを示す図である。送信データには、送信先であるセンターの識別番号を表すセンターID、送信者であるユーザーの識別番号を表すユーザーID、Bitmap,TIFF,JPEG等のいずれのフォーマットで記録するかの記録フォーマット(圧縮しない場合は0)、JPEG等のフォーマットを指定した場合の圧縮率を指定するための圧縮率、同時にプリントを実行する場合の指定であるプリント枚数(プリントしない場合は0),サイズ,シャッタスピードや絞り値等を記録する撮影情報、各コマ毎の画像を識別するための画像識別ID(この指定がない場合は送信された時刻で識別する)、及び画像データが含まれている。
【0028】
次に、本実施形態における撮像動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0029】
まず、レリーズスイッチ15のレリーズを判定し(S11)、レリーズすると撮像が行われる(S12)。そして、電子カメラ20の記録媒体11のメモリ残量が検出され、残量が設定量αよりも少ないか否かが判定される(S13)。S13により残量がαよりも少ないと判定された場合、画像データを送信可能であるか否かが判定される(S14)。
【0030】
ここで、S14における送信可能か否かの判別方法として、電子カメラ20からセンター30に所定の信号を送信し、予め定めた信号が返信されるか否かで判断する。具体的には、電子カメラ20からセンター30に向けて通信可能か否かを確認するための信号を送信し、これに対しセンター30では内部に設けられたメモリの使用可能な容量が所定量以上であるか否かを判定する。そして、所定量以上であれば通信可能である旨の応答信号を送信し、これを電子カメラ20側で受信することにより通信可能であるか否かを判別することができる。
【0031】
なお、上記の通信可能であるか否かの判別は、なるべく撮影直前に行うためにレリーズ第1操作(SW1のオン)で検出するとよい。レリーズスイッチ15は先に説明したように押圧レベルにより2段階を検出できるものとし、レリーズ第1操作で上記送信可能か否かの判別や、電子カメラに電源が未だ供給されていない時は電源を投入する等の動作を開始する。そして、レリーズ第2操作(SW2のオン)でレリーズを行う。
【0032】
S14において送信可能と判定された場合は、カメラ本体に“画像送信”の表示が行われ(S15)、これと同時に画像データの送信が行われる(S16)。このとき、電子カメラ20では画像データを圧縮せずにそのままのデータをセンター30に送信する。S14において送信不可能と判定された場合は、カメラ本体に“記録容量無し”の警告表示が行われる(S17)。
【0033】
また、S13によりメモリ残量がα以上と判定された場合は、電子カメラ20の記録媒体11に撮像データが記録される(S18)。このとき、画像データは所定の圧縮率で圧縮された後に記録される。
【0034】
このように本実施形態では、電子カメラ20内の記録媒体11の残量に応じて、撮影した画像データを記録媒体11に記憶する第1のモードと、通信によりセンター30に送信する第2のモードとが自動的に選択される。即ち、記録媒体11の容量が十分残っている場合は第1のモードが自動的に選択され、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。記録媒体11の残り容量が少ない場合には第2のモードが自動的に選択され、撮影した画像が通信手段を介してセンター30に設けられたサーバ32内のメモリに記録されるので、メモリ容量を気にすることなく撮影することができる。
【0035】
従って、通信設備の整っていないところでも、カメラ本体の記録媒体のメモリ残量がある限り、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。そして、通信設備の整っているところでは、メモリ容量を気にすることなく撮影することができる。
【0036】
また、画像データをセンターに送信する場合、該データを圧縮することなくそのまま送信しているので、画像圧縮に要する時間の制約を受けずに高速にデータ転送することができる。このため、電子カメラで、次の撮像に速やかに移ることが可能となる。現状ではデータ転送速度の方が圧縮速度よりも遅いためにこのメリットは少ないが、将来的にデータ転送速度が高速になれば、この効果は極めて大である。
【0037】
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。なお、電子カメラの構成及びプリントシステムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、ここでは省略している。
【0038】
まず、レリーズスイッチ15のレリーズを判定し(S21)、レリーズすると撮像が行われる(S22)。そして、送信可能であるか否かが判定される(S23)。ここで、S23における送信可能か否かの判別方法は、第1の実施形態と同様に行えばよい。
【0039】
S23において送信可能と判定された場合は、カメラ本体に“画像送信”の表示が行われ(S24)、これと同時に画像データの送信が行われる(S25)。S23において送信不可能と判定された場合は、電子カメラ20の記録媒体11のメモリ残量が検出され、残量が設定量αよりも少ないか否かが判定される(S26)。S26によりメモリ残量がα以上と判定された場合は、電子カメラ20の記録媒体11に撮像データが記録される(S27)。S26により残量がαよりも少ないと判定された場合、カメラ本体に“記録容量無し”の警告表示が行われる(S28)。
【0040】
なお、電子カメラ20からセンター30に画像データを送信する場合はデータの圧縮は行わず、記録媒体11に画像データを記録する場合はデータの圧縮を行う点は第1の実施形態と同様である。
【0041】
このように本実施形態では、通信可能か否かに応じて、撮影した画像データを電子カメラ10内の記録媒体11に記憶する第1のモードと、通信によりセンター30に送信する第2のモードとが自動的に選択される。即ち、通信可能な場合は、第2のモードが自動的に選択され、撮影した画像が通信手段を介してセンター30に設けられたサーバ32内のメモリに記録されるので、メモリ容量を気にすることなく撮影することができる。また、通信不可能の場合は、第1のモードが自動的に選択され、記録媒体11の容量が十分残っている限り、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。
【0042】
従って、通信設備の整っているところでは、メモリ容量を気にすることなく撮影することができ、通信設備の整っていないところでも、記録媒体の残量がある限り、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。また、画像データをセンターに送信する場合、画像圧縮に要する時間の制約を受けずに高速にデータ転送することができ、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。本実施形態は、ユーザーが第1のモードと第2のモードとの何れを優先するかを選択するものである。なお、電子カメラの構成及びプリントシステムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、ここでは省略している。
【0044】
まず、ユーザーは予め、第1のモードと第2のモードとの何れを優先するのかを選択しておく(S30)。この状態で、レリーズスイッチ15のレリーズを判定し(S31)、レリーズすると撮像が行われる(S32)。そして、先に選択した優先モードが第1のモードであるか第2のモードであるかを判定する(S33)。
【0045】
第1のモードが優先の場合は、第1の実施形態と同様に先に説明したS13〜S18の操作により、電子カメラ20内の記録媒体11の容量が十分残っているときには記録媒体11に画像データが記録され、記録媒体11の残量が少ないときにはサーバ32内のメモリに画像データが記憶される。一方、第2のモードが優先の場合は、第2の実施形態と同様に先に説明したS23〜S28の操作により、通信可能なときにはサーバ32内のメモリに画像データが記憶され、通信不可能のときには記録媒体11に画像データが記録される。
【0046】
このように本実施形態では、第1のモードと第2のモードとの何れを優先するかをユーザーが予め選択しておくことにより、記録媒体11のメモリ容量や通信環境等の状況に応じた最適なデータ記憶が可能となる。そしてこの場合、何れを選択しても第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られ、通信設備の整っているところでは、メモリ容量を気にすることなく撮影することができ、通信設備の整っていないところでも、カメラ本体の記録媒体11の残量がある限り、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。
【0047】
また、仮に記録媒体11の残り容量が所定値より少ない場合に誤って第1のモードを優先設定していたとしても、この場合は第2のモードが自動的に選択されることになるので、誤った設定により撮影機会を逃してしまう不都合はない。同様に、仮に通信設備の整っていないところで誤って第2のモードを優先設定していたとしても、この場合は第1のモードが自動的に選択されることになるので、誤った設定により撮影機会を逃してしまう不都合はない。
【0048】
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャートである。なお、電子カメラの構成及びプリントシステムの構成は、第1の実施形態と同様であるので、ここでは省略している。
【0049】
まず、レリーズ第1スイッチSW1がオンすると(S41)、通信回線の接続を開始する(S42)。次に、レリーズ第2スイッチSW2のオンを判定する(S43)。SW2がオンすると、撮像を行い(S44)、得られた画像データをカメラ本体のフレームメモリ5に一時的に記憶する(S45)。S43においてSW2がオンしてない場合は、SW1がオンしているかを判定し(S46)、SW1がオフの場合は通信回線を遮断した後(S47)、スタートに戻る。SW1がオンの場合はS43に戻り、SW2のオンを待つことになる。
【0050】
既述のようにS45においてフレームメモリ5に画像データが記憶された場合、通信の接続が完了しているかを判定する(S48)。通信回線の接続が完了していると判断された場合は、フレームメモリ5に記憶された画像データを通信回線を介してセンター30に送信する(S49)。S48において通信回線の接続が完了してないと判断された場合、画像データをカメラ本体に装着された記録媒体11に記録する(S51)。画像データを記録媒体11に記録する場合は、例えばTIFFやJPEG等に圧縮する。
【0051】
上記のように処理することにより、電子カメラにより撮像された画像データを優先的にセンター30に送信することができると共に、撮影が完了した時点でも未だ通信回線の接続が完了していない場合は電子カメラ本体の記録媒体11に画像データを記録することができる。このため、次の撮影に迅速に対応することができ、シャッターチャンスを逃すことがない。つまり、電子カメラに要求される速写性,携帯性を満足することができる。
【0052】
次に、上記送信された画像データ又は記録媒体11に記憶された画像データは、サムネイル画像に変換され撮影時刻と共に記録媒体11の所定の領域に記憶される。ここで、このサムネイル画像には、対応する元の画像が送信されたものか又は記録媒体11に記録されたものであるかどうかを識別するための所定のコードを付して記録媒体11に記録するものとする。なお、上記サムネイル画像は、撮影された画像を一時的に確認するものであるので、カメラ本体に着脱可能な不揮発性メモリからなる記録媒体11でなく、カメラ本体に内蔵のRAMに記憶するようにしてもよい。
【0053】
上記サムネイル画像をLCD7に表示する場合、例えば、送信された画像であれば図8(a)のように表示され、カメラ本体に装着された記録媒体11又はカメラ内蔵のRAMに記録された画像である場合は図8(b)のように表示される。これにより、画像データが既に送信されたかどうかを容易に確認することができる。従って、送信された画像とそうでない画像を容易に区別することができると共に、送信された画像に対しては例えば撮影時刻によりLCD7に表示された画像に対応するサムネイル画像をセンター30から電子カメラ20にダウンロードしLCD7に表示することにより、撮影されたかどうかを確実に確認することも可能となる。
【0054】
このように本実施形態では、通信可能か否かに応じて、撮影した画像データを電子カメラ10内の記録媒体11に記憶する第1のモードと、通信によりセンター30に送信する第2のモードとが自動的に選択される。即ち、通信可能な場合は第2のモードが自動的に選択され、通信不可能の場合は第1のモードが自動的に選択されることになり、第2の実施形態と同様の効果が得られる。
【0055】
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。実施形態では、画像データを圧縮せずに送信したが、通信速度が低い場合には、圧縮した後に送信するようにしてもよい。また、圧縮と非圧縮とを適宜切り替えて送信できるようにしてもよい。また、センターからカメラ側に送信する画像は必ずしもサムネイル画像に限るものではなく、縮小前の本来の画像であってもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あるかどうかを判別し、この判別の結果、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あると判別したときはセンターに画像を送信し、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上ないと判別したときは画像を電子カメラの記録媒体に記録することにより、メモリ容量を気にすることなく撮影することが可能となる。また、センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上ないときは、電子カメラの記録媒体の容量が十分残っている限り、通常の電子カメラと同様に撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる電子カメラの基本構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態の電子カメラを用いたプリントシステムの全体構成を示す図。
【図3】電子カメラから送信される送信データの記録フォーマットを示す図。
【図4】第1の実施形態における撮影動作を説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャート。
【図6】第3の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャート。
【図7】第4の実施形態に係わる電子カメラの動作を説明するためのフローチャート。
【図8】送信された画像とそうでない画像の表示例を示す図。
【符号の説明】
1…撮影レンズ
2…CCD撮像素子
3…プロセス処理回路
4…A/Dコンバータ
5…フレームメモリ
6…LCDドライバ
7…LCD
8…符号化/復号化回路
9,32,42…モデム
10…ヘッダ情報メモリ
11…記録媒体
12…コントローラ
13…操作スイッチ
14…モータ
15…レリーズスイッチ
20…電子カメラ
30…センター
32…サーバ
33…プリンタ
40…センター利用者端末
41…パソコン
51…電話交換局
52…公衆電話回線
53…無線基地局
Claims (1)
- 撮像素子で撮像された画像を自己の記録媒体、又は通信手段を介して接続されたセンターに備えられたメモリに選択的に記録可能な電子カメラであって、
画像を記録するための記録媒体と、
前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あるかどうかを判別する判別手段と、
この判別手段による判別の結果、前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上あると判別した場合は前記センターに前記画像を送信し、前記センターのメモリに記憶可能な容量が所定量以上ないと判別した場合は、前記画像を前記記録媒体に記録するための制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子カメラ。
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