JP3700011B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒状の転動可能商品を収納し、販売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種自動販売機として、特開昭62−212894号公報(G07F11/34)には、上部の商品投入口と下部の商品送出口との間に円筒状の商品を転動可能に収納する商品通路を設け、前記投入口及び商品通路に商品の投入を案内する案内装置を設けた自動販売機において、
前記案内装置は、投入する商品を転動可能に案内する傾斜した案内受板と、この案内受板上にて幅方向にスライド移動自在に設けられ、前記投入口の幅を規制する規制部材と、この規制部材の後部に連結され前記商品通路内に延在して商品通路幅を規制する案内側板とを備え、前記規制部材あるいは案内受板の一方にバネ付勢された位置決め球体を設け、他方に該球体を係止する位置決め孔を複数設け、前記規制部材をスライド移動させて前記投入口幅を決定すると共に、同時に前記商品通路幅を設定するようにした自動販売機の商品収納棚装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来技術では、商品をローディングする際、投入口の幅を狭くしてしまうため、商品の投入がやりずらく、ローディングの作業性が悪いという問題がある。
【0004】
更に、商品が変更される毎に設定の変更を行わなければならず、作業が煩雑になると共に、設定の間違いなどにより、案内受板と商品通路との間で商品が詰まってしまった場合、ローディング作業者の手が商品に届きにくいため、ローディング作業性悪化に拍車をかけていた。
【0005】
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、ローディング作業性を向上することを目的とした自動販売機を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段として、本発明の請求項1では、転動可能商品を収納する商品収納部と、この商品収納部に商品を案内し、商品の投入口から商品収納部方向に下方傾斜した導入通路とを設けた自動販売機において、この導入通路の適所に左右方向に並設された複数の規制部材と、この複数の規制部材の内、少なくとも一つ以上の規制部材が商品にて押されない場合、規制部材をロックするロック機構を設けた自動販売機を提供する。
【0007】
この様に、導入通路に設けた複数の規制部材の内、一つ以上の規制部材が商品にて押されない場合、ロック機構にて規制部材がロックされ、商品の転動、導入が規制される。
【0008】
また、請求項2の発明では、規制部材は導入通路のほぼ中間に設けた請求項1記載の自動販売機を提供する。
【0009】
この様に、作業者の手の届きやすい導入通路のほぼ中間に規制部材を設けたため、商品の姿勢が崩れ、商品導入が規制される状態となっても、作業者がすぐに商品姿勢の修正を行う事ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明を具備するカンラックの斜視図、図2は本発明の規制部材を示す要部拡大図、図3は商品ローディングを示す要部拡大図、図4は商品ローディング中に商品が斜めに導入されてしまった状態を示す要部拡大図、図5は規制部材とロック機構の側断面図、図6は商品が規制部材を解除した状態を示す側断面図である。
【0012】
図1における1は転動可能商品2(例えば、缶飲料商品など)を一列に積み上げ収納する商品収納コラムで、左右一対の側板3、4間に円弧状の走行部材5を交互に相対向して設け、かつ上下方向に延在する商品収納部6を形成している。
【0013】
そして、商品収納コラム1の上部には、この商品収納部6に商品2を導入する導入通路7、及びこの導入通路7への投入口8が形成されている。
【0014】
前記導入通路7は前記側板3、4及び案内板9とで画成され、この案内板9は前記商品収納部6方向へ下方傾斜して設けられている。更に、この案内板9は上下に5枚設けられており、上下5列の投入口8を形成する事となっている。そして、この投入口8に対応して、前後に5列の商品収納部6が設けられている。
【0015】
更に、最上段の導入通路7のほぼ中間には本発明の規制装置10が設けられている。
【0016】
以下に本発明の規制装置10に関して図面を参照して説明する。
【0017】
最上段の導入通路7は奥行き方向がもっとも長いため、商品2を転動させる際、もっとも斜めに成り易い。
【0018】
従って、本実施形態では、この最上段の導入通路7にのみ、本発明の規制装置10を設ける事とした。但し、必要に応じて他の下段に設けても良いし、取り付ける位置は中間でなくとも作業者の手が容易に届く範囲であれば問題ない。
【0019】
前記規制装置10は、左右側板3、4間に横貫する支軸11と、この支軸11にて軸支される複数枚(本実施形態では2枚)の規制部材(本実施形態においては板状であるため、以下、規制板と称する)12と、この規制板12の先端から突出する突出部13とよりなるものである。
【0020】
尚、この規制部材は板状に限らず、棒材を用いたものでも良い。この場合、棒材は多数本(3本以上)用意し、棒材間の間隔を少なくとも投入される商品2の直径より小さく形成する事が望ましい。
【0021】
また、前記案内板9には、この突出部13が挿通するため、突出部13より大きく形成した穴14が形成されている。
【0022】
そして、この穴14に対応し、規制板12の自重により規制板12の上方回動を阻止するロック機構15が設けられている。このロック機構15は、案内板9より下方の左右側板3、4間に横貫する回動軸16と、この回動軸16を中心に回動するロック部材17とよりなるものである。
【0023】
このロック部材17は、前記規制板12の自重にて下方に押され、規制板12が上方回動する事に伴って、上方に回動するべース18と、このベース18の前部に設けられ、前記案内板9の穴14の前縁に当接する事により、ロック部材17の回動を制止するストッパー19と、前記ベース18の後部に設けられ、2枚の規制板12の内、一方の規制板12Aの自重で押されている場合、他方の規制板12Bの上方回動を阻止する断面ほぼL字型の回動阻止板20とよりなるものである。
【0024】
以上の構造にして、本発明の動作を説明する。
【0025】
図2及び図5はローディングしていない状態を示しており、図5に示す如く、規制板12の突出部13が案内板9の穴14を挿通し、前記ロック部材17のベース18の前側を規制板12の自重にて下方に押している。即ち、規制板12にて前記導入通路7を閉塞している。
【0026】
この状態から商品2をローディングすると、図3及び図6に示す如く、規制装置10の2枚の規制板12が共に上方回動し、商品2の転動を許容する。このとき、前記規制板12の自重にて押されていたロック部材17の前側が上方回動し、ストッパー19が前記案内板9の穴14の開口縁に当接してロック部材17の上方回動を制止する。
【0027】
ここで、図4に示す如く商品2が斜めに投入されてしまった場合、一方の規制板12Aは商品2にて押されるが、他方の規制板12Bはそのまま、規制板12Bの自重でロック部材17を押しているため、ロック部材17は回動せず、商品2にて押されている規制板12Aの突出部13が回動阻止板20に引っかかり、規制板12Aの上方回動も阻止される。
【0028】
従って、規制板12A、12Bはいずれも上方回動せず、斜めに投入された商品2は規制装置10の位置で導入が阻止される事となる。このため、例え商品2が斜めに投入されても、導入通路7の中間で確実に止まるため、容易に作業者が手を入れ、その止まった商品2を適正な転動姿勢に戻す事ができる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明によると、導入通路の適所に左右方向に並設された複数の規制部材の内、一つ以上の規制部材が商品にて押されない場合、ロック機構にて規制部材がロックされ、商品の転動、導入が規制される。
【0030】
従って、商品の姿勢が崩れたまま商品収納部に導入され、商品詰まりなどを起こす事を極力防止できる。
【0031】
更に、作業者の手の届きやすい導入通路、特に、ほぼ中間に規制部材を設ける事によって、商品の姿勢が崩れ、商品導入が規制される状態となっても、作業者がすぐに商品姿勢の修正を行う事ができる。
【0032】
以って、ローディング作業の作業性向上を図る事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備するカンラックの斜視図である。
【図2】本発明の規制部材を示す要部拡大図である。
【図3】商品ローディングを示す要部拡大図である。
【図4】商品ローディング中に商品が斜めに導入されてしまった状態を示す要部拡大図である。
【図5】規制部材とロック機構の側断面図である。
【図6】商品が規制部材を解除した状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 商品収納コラム
2 商品
6 商品収納部
7 導入通路
8 投入口
10 規制装置
12 規制部材(規制板)
15 ロック機構
Claims (2)
- 転動可能商品を収納する商品収納部と、この商品収納部に商品を案内し、商品の投入口から商品収納部方向に下方傾斜した導入通路とを設けた自動販売機において、
この導入通路の適所に左右方向に並設された複数の規制部材と、この複数の規制部材の内、少なくとも一つ以上の規制部材が商品にて押されない場合、規制部材をロックするロック機構を設けたことを特徴とする自動販売機。 - 規制部材は導入通路のほぼ中間に設けたことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07972499A JP3700011B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07972499A JP3700011B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 自動販売機 |
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JP2000276646A JP2000276646A (ja) | 2000-10-06 |
JP3700011B2 true JP3700011B2 (ja) | 2005-09-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07972499A Expired - Fee Related JP3700011B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3700011B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP5789474B2 (ja) * | 2011-10-07 | 2015-10-07 | 大豊工業株式会社 | 遊星歯車機構のピニオンギヤ用黒鉛添加樹脂系すべり軸受 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP07972499A patent/JP3700011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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